JPH08181586A - パルス発生器および出力パルスを発生する方法 - Google Patents

パルス発生器および出力パルスを発生する方法

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JPH08181586A
JPH08181586A JP7141870A JP14187095A JPH08181586A JP H08181586 A JPH08181586 A JP H08181586A JP 7141870 A JP7141870 A JP 7141870A JP 14187095 A JP14187095 A JP 14187095A JP H08181586 A JPH08181586 A JP H08181586A
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circuit
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delay
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JP7141870A
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Stephen Felix
スティーブン、フェリックス
Russell Edwin Francis
ラッセル、エドウィン、フランシス
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S G S THOMSON MICROELECTRON Ltd
SGS THOMSON MICROELECTRONICS
STMicroelectronics Ltd Great Britain
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S G S THOMSON MICROELECTRON Ltd
SGS THOMSON MICROELECTRONICS
STMicroelectronics Ltd Great Britain
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 クロックパルス発生方法および発生装置を得
る。 【構成】 回路中の種々の場所においてパルスを発生す
るためのパルス発生器が、第1の入力パルスを受けた後
で時間に依存する動作を行う第1の回路501と、第1
のパルスの後の第2の入力パルスを受けた後で時間に依
存する動作を行う第2の回路502とを有する。第1の
回路501の動作の平均動作持続時間と第2の回路50
2の動作の平均動作持続時間に依存する時刻に、第3の
回路503によって出力パルスが発生されるように、第
1の回路501と第2の回路502のおのおのが、それ
ぞれ所定の状態に到達したことに対し第3の回路503
が応答する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルス発生方法および
装置に関するものであり、更に詳しくいえば、それに限
定されるものではないが、クロックパルスの発生方法お
よび装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の回路技術は、回路中のいくつかの
回路場所にクロックパルスを供給することをしばしば求
める。回路が比較的大きい場合には、種々の場所の間で
大きな伝播遅延が生ずることがあり、そのために問題の
クロックパルスの立ち上がり縁部が1つの場所に到達す
る時刻が、その縁部が異なる場所に到達する時刻とは大
きく異なることがある。この現象は「クロック・スキュ
ー」として知られている。
【0003】クロック・スキューを減少するためにいく
つかの対策が一般に用いられている。たとえば、回路が
回路板のシステムの態様を有する場合には、回路板の間
および回路板内部の伝送線遅延が最小にされる。回路が
集積回路、たとえば、VLSI回路、の場合には、技術
者たちはRC相互接続線の固有の遅延を最小にする。い
ずれの状況においても、クロック源と、クロックが求め
られるあらゆる点との間の相互接続の経路長がほぼ同じ
である樹木状相互接続構造に沿ってクロックパルスを送
ることが望ましい。最後に、クロックの送り経路をでき
る限り短くするように、クロック源を設計の物理的中心
のできるだけ近くに配置することが望ましい。
【0004】それらの対策のおのおのは回路に設計上の
制約を追加することになり、それらの制約は回路の他の
諸要求に適合しないことがある。たとえば、樹木状相互
接続構造を使用することは実現がしばしば困難で、過大
な面積を占めることがある。集積回路に小さい遅延の相
互接続を使用することは、より広いトラックを設けるこ
とを意味する。広いトラックは過大な面積を占め、更
に、それらのトラックをドライブするために求められる
電力を増大する。クロック源を設計の物理的中心に配置
することは設計者を通常制約し、更に、集積回路の場合
には、物理的に中心のクロック源によってひき起こされ
る複雑さの増大は非常に望ましくないことがある。
【0005】
【発明の概要】本発明は、上記制約を課すことなしにク
ロック・スキューを減少することに使用できる実施例を
提供するものである。
【0006】本発明の実施例は、遅延導入経路に沿う複
数の点に出力パルスを発生する方法であって、経路にパ
ルスを加えることによって、パルスが前記経路に沿って
第1の向きに伝わり、それから前記経路に沿って前記第
1の向きとは逆である第2の向きに伝わる過程と、パル
スが第1の向きに伝わっている間に、前記複数の点にお
けるパルスをそれぞれの順パルスとして受ける過程と、
パルスが第2の向きに伝わっている間に、前記複数の点
におけるパルスをそれぞれの逆パルスとして受ける過程
と、各点ごとに、それぞれの順パルスおよびそれぞれの
逆パルスをその点におけるパルス発生器に加えて、希望
の時刻にそれぞれの出力パルスを発生する過程と、をそ
なえる、遅延導入経路に沿う複数の点に出力パルスを発
生する方法を提供するものである。
【0007】本発明に従って、第1の入力パルスを受
け、出力を有する第1の回路の動作を前記第1の入力パ
ルスに応答して開始させる過程と、前記第1の入力パル
スより遅れた第2の入力パルスを受け、出力を有する第
2の回路の動作を前記第2の入力パルスに応答して開始
させる過程と、前記第1の回路の出力および前記第2の
回路の出力を第3の回路に供給する過程と、前記第1の
回路の動作の妨害されない持続時間および前記第2の回
路の動作の妨害されない持続時間に関連する所定の状態
の発生について第3の回路をモニタする過程と、前記状
態の発生に応答して前記出力パルスを発生する過程と、
をそなえ、前記出力パルスは前記第1の入力パルスと前
記第2の入力パルスの間の時間間隔によって決定される
時刻に生ずる、出力パルスを発生する方法が得られる。
【0008】本発明の第4の態様によれば、第1のパル
ス、およびこの第1のパルスより後で生ずる第2のパル
スとの時間的に隔てられた第1のパルスおよび第2のパ
ルスを受ける第1の入力端子および第2の入力端子と、
第1のパルスによって動作できる第1の回路と、第2の
パルスによって動作できる第2の回路と、第1の回路の
動作の持続時間と第2の回路の動作の持続時間とに応答
して、前記第1のパルスと前記第2のパルスの間の時間
間隔によって決定される時刻に出力パルスを発生する第
3の回路と、を有するパルス発生器が得られる。
【0009】第1の回路の動作と第2の回路の動作との
平均持続時間に依存する時刻に出力パルスが発生される
ことが好ましい。
【0010】第1の回路が所定の第1の電流を発生する
第1の電流源を有し、第2の回路が所定の第2の電流を
発生する第2の電流源を有し、第1の電流源は第1のパ
ルスの第1の縁部に応答して動作でき、第2の電流源は
第2のパルスの第1の縁部に応答して動作でき、第3の
回路は、充電すべき前記第1の電流および前記第2の電
流を受ける第1のコンデンサと、第1のコンデンサの端
子間電圧が所定のレベルに達したことに応答して前記出
力パルスを発生する第1の比較回路とを有すると便利で
ある。
【0011】パルス発生器が、第1のパルスの第2の縁
部に応答して動作させられる、所定の第3の電流を発生
する第3の電流源と、第2のパルスの第2の縁部に応答
して動作させられる、所定の第4の電流を発生する第4
の電流源と、充電すべき前記第3の電流および前記第4
の電流を受ける第2のコンデンサと、第2のコンデンサ
の端子間電圧が所定のレベルに達したことに応答して前
記出力パルスを終了させる第2の比較回路とを有すると
有利である。
【0012】第1のコンデンサと第2のコンデンサはほ
ぼ同じ値を有し、それぞれの電流源によって発生された
各電流は同じ値を有し、所定のレベルは同じであること
が好ましい。
【0013】あるいは、第1の回路が第1の遅延回路を
そなえ、この第1の遅延回路は前記第1の入力端子をそ
れの1つの端部に有し、それによって前記第1の端部に
前記第1のパルスが加えられたのに応答して、第1のパ
ルスが第1の遅延回路に沿って伝わり、前記第2の回路
が第2の遅延回路をそなえ、この第2の遅延回路は前記
第2の入力端子をそれの1つの端部に有し、それによっ
て前記第2の端部に前記第2のパルスが加えられたのに
応答して、前記第2のパルスが前記第2の遅延回路に沿
って伝えさせられ、各遅延回路はそれぞれの入力端子と
遅延回路のそれぞれの端部の間に複数のタップを有し、
前記第3の回路が論理回路をそなえ、この論理回路は第
1の入力端子と第2の入力端子および出力端子を有し、
その第1の入力端子は第1の遅延回路のタップに接続さ
れ、前記第2の入力端子は第2の遅延回路のタップに接
続され、前記出力端子には前記出力パルスが生ずる。
【0014】各遅延線がm個のタップを有し、類似の数
のゲートが設けられ、n番目の論理ゲートの第1の入力
端子が第1の遅延手段のn番目のタップに接続され、n
番目の論理ゲートの第2の入力端子が第2の遅延手段の
(m−n)番目のタップに接続されると便利である。
【0015】
【実施例】図1において、集積回路1は経路2を有す
る。入力バッファ3からのクロックパルスをその経路に
沿って種々のステーションA、B、Cに分配する。バッ
ファ3は集積回路1の外部のクロック源4から供給され
る。バッファ3は求められる任意のインピーダンス制約
に整合させるために使用する。各ステーションA、B、
Cにおいてクロックパルスが経路2から入力され、それ
ぞれのステーションと入力バッファの間の距離が異なる
ために、ステーションA、B、Cに到達したクロックパ
ルスは時間的にずれている。
【0016】この効果を図2に示す。図2において、ク
ロックパルスの立ち上がり縁部は、バッファにおいては
時刻t0に生じ、ステーションAにおいては時刻t1に
生じ、ステーションBにおいては時刻t2に生じ、ステ
ーションAにおいては時刻t3に生ずる。波形φ、φ
A、φB、φCはバッファおよびステーションA、B、
C委おけるそれぞれの電圧波形を表す。
【0017】図3において、本発明を実施している集積
回路31が、入力バッファ3から供給されるクロックパ
ルス経路32を有する。経路32は、バッファ3からの
パルスが第1の順方向に伝わる第1の順部分33と、第
1の向きとは逆である第2の逆向きにパルスが伝わる第
2の逆部分34とを有する。図3で見て、逆経路部分3
4は順経路部分3の延長である。2つは経路の端部点3
5において一緒になる。
【0018】逆経路部分34を順経路部分33と平行で
あるとして示しているが、これは説明のためだけであっ
て、任意の便利な構成を選択できる。しかし、本発明の
最も便利な態様は、順経路部分に沿う任意の2つのステ
ーションの間の経路長が、それら2つのステーションの
間の逆経路部分に沿う経路長と同じものである。
【0019】経路部分33と34を1本の伝送線で構成
することも考えられ、パルスはその伝送線の1つの端部
に入力され、伝送線の他端部から反射されて戻る。
【0020】図3に示す集積回路31は、クロックパル
スを求めている3つのステーションP、Q、Rを有す
る。このために各ステーションP、Q、Rはそれぞれの
パルス発生器36、37、38を有する。各パルス発生
器の第1の入力端子が順経路部分33に接続され、第2
の入力端子が逆経路部分34に接続される。参照を容易
にするために、パルス発生器36によって受けられる順
パルスをφFPと記し、パルス発生器36における逆パ
ルスをφRPと記すことにする。
【0021】線が対称的である、すなわち、上で述べた
ように、任意の2点の間の経路長が順経路と逆経路で同
じである、と仮定すると、任意のパルス発生器における
順パルスと逆パルスの間の中間点が、検出回路32に沿
って進むパルスが経路の端の点に達した時刻に一致す
る。したがって、各パルス発生器36〜38が、そのパ
ルス発生器に対するそれぞれの順パルスの検出に応答
し、そのパルス発生器に対するそれぞれの逆パルスの検
出に応答し、2個のパルスの間の中間点の後の同じ期間
にそれぞれの出力パルスを発生するものとすると、出力
パルスは大局的には各パルス発生器に対して同じ時刻に
生ずることになる。
【0022】経路が対称的でない、すなわち、2点の間
の経路長が順経路と逆経路で異なる場合には、経路の端
に順パルスが到達する時刻を決定するものは順パルスと
逆パルスの間の中間点ではなく、2個のパルスの間の何
らかの他の第2の点である。この場合には、パルス発生
器36〜8はそれの出力パルスを、この第2の点の後の
所定の持続時間に対応する希望の時刻にそれの出力パル
スを発生して、同時クロックパルスを発生する。
【0023】次に、図4を参照してパルス関係を説明す
る。パルス発生器36に供給される入力パルス列φFP
は時時刻t1に立上がり縁部を有し、逆パルスφRPは
時刻t2に生ずる立ち上がり縁部を有する。対称的な順
経路および逆経路を有する好適な構成においては、時刻
t1とt2の間の中間時刻t4の後の所定の時間cに生
ずる時刻t3に立上がり縁部を持つ出力パルス0が発生
される。通常は、回路全体にわたって同じ時刻にクロッ
クパルスを発生することが望ましい。この場合には、対
称的な経路状況に対して、時間cは全てのパルス発生器
36〜38に対して同じである。しかし、なんらかの理
由で相対的に所定の分離すなわち所定のスキューをおい
てパルスを発生することを希望したとすると、希望に応
じてパルス発生器ごとに異ならせるように時間cを定め
ることができる。
【0024】次に、図5と図6を参照してパルス発生器
36〜38の第1の実施例について説明する。
【0025】まず図5を参照して、図3に示すシステム
に使用するためのパルス発生器は2つの類似の回路50
1および502で構成される。1つの回路501は加え
られたクロックパルスの立ち上がり縁部に反応し、それ
に応答してRSフリップフロップ503をセットし、回
路502は加えられたクロックパルスの立ち下がり縁部
に反応し、それに応答してRSフリップフロップ503
をリセットする。各パルス発生器は2つの入力端子39
と40を有する。入力端子39は順経路に接続され、入
力端子40は逆経路に接続される。各入力端子は、順経
路と逆経路における電圧値の真値および相補値を発生す
るための回路を含む。
【0026】回路501は第1のANDゲート510を
含み、このANDゲートの入力端子に、順クロックパル
スφFPの補数を表す第1の入力Aと、逆クロックパル
スφRPの補数を表す第1の入力Bが加えられる。ゲー
ト510の出力端子が、まずインバータ511に結合さ
れ、次にスイッチ513を制御するために結合される。
インバータ511の出力端子は第2のANDゲート51
2へ第1の入力を供給する。スイッチ513は、回路点
514を電源電圧に接続し、回路点514を電源電圧か
ら切り離すために、電源電圧VSと回路点514の間に
接続される。回路点514は比較器515の反転入力端
子を構成し、かつコンデンサ515の1つの端子と2つ
の並列定電流源517、518の1つの端子との接続点
を形成する。定電流源517と518は、それぞれの制
御可能なスイッチ519、520を介して基準点521
に接続される。その基準点には、コンデンサ516の第
2の端子も接続される。したがって、スイッチ519が
閉じられると、第1の電流源517がコンデンサ516
に並列接続され、スイッチ520が閉じられると、第2
の電流源518がコンデンサ516に並列接続される。
スイッチ519は真逆クロックパルスに対応する信号
B′によって制御され、スイッチ520は順クロックパ
ルスφFPの真値に対応する信号A′によって制御され
る。基準電圧Vrefが比較器515の非反転入力端子
に加えられる。
【0027】ここで、図6を参照して図5に示す回路の
動作を説明する。
【0028】時刻T0 において、入力パルスAとBは論
理1にある。したがって、ANDゲート510の出力も
論理1にあり、スイッチ513を閉じて回路点514を
電源電圧VSに接続する。同時に、Aの補数が論理0に
あり、Bの補数もそうであるから、スイッチ519と5
20が開く。したがって、コンデンサ516は電源電圧
VSまで充電されるようになり、比較器515の出力は
低い。そのために、ANDゲート512の入力端子に比
較器515から論理0が加えられ、インバータ511か
ら論理0が加えられる。したがって、ANDゲート51
2の出力は論理0である。
【0029】時刻T1 には入力Aは論理0に低下し、そ
のために入力A′は状態を論理1に変化する。ANDゲ
ート512の出力は低くなり、スイッチ513を開き、
スイッチ520を閉じるから、電流源518はコンデン
サ516を充電する。回路点514における比較器51
5への入力はレベルVrefより高いままであり、比較
器515の出力は低いままである。そうするとインバー
タ511の入力端子には論理0が加えられ、その結果と
してそれの出力端子に論理1を生ずる。ANDゲート5
12の1つの出力端子には論理1が加えられ、他の1つ
の入力端子には論理0が加えられるから、論理0出力を
発生し続ける。
【0030】時刻T2 では入力Bは状態を論理0に変化
し、入力B′は状態を論理1に変化する。その結果、A
NDゲート510は論理0出力の発生を続けて、スイッ
チ513を開いたままにし、インバータ511の出力を
論理1のままにする。スイッチ520は閉じたままであ
るが、スイッチ519は閉じた状態に変化して、電流源
517と518が今はコンデンサ516を充電する。回
路点514における比較器515への入力はレベルVr
efより高いままであり、比較器515の出力は低いま
まである。そうすると、インバータ511の入力端子に
は論理0が加えられ、その結果としてそれの出力端子に
論理1を生ずる。ANDゲート512の1つの出力端子
には論理1が加えられ、他の1つの入力端子には論理0
が加えられるから、論理0出力を発生し続ける。最初
は、回路点514は電位Vrefより高いままであるか
ら、比較器515はそれの論理0出力を保持する。しか
し、時刻T3 においては、2つの電流源517と518
の組み合わされた作用で、回路点514の電位が比較器
515の非反転入力端子における電位と同じ電位になる
まで、コンデンサ516は放電させられる。回路点51
4の電位が比較器515の非反転入力端子における電位
と同じ電位になると、比較器の出力は状態を論理1に変
化する。したがって、ANDゲート512への2つの入
力は今では論理1であって、そのためにANDゲートの
出力が状態を論理1へ変化させられて、パルスtrの立
ち上がり縁部を発生する。このパルスtrは、フリップ
フロップ503のセット入力端子に加えられて、それの
出力端子Qに正へ向かう縁部を生ずる。
【0031】ある時間後の時刻T4 に、入力信号Aとそ
れの補数A′が状態を論理1と論理0にそれぞれ変化す
る。その結果、スイッチ520は開く。さらに後の時刻
T5には、他の入力信号Bと、それの補数B′が状態を
論理1と論理0にそれぞれ変化し、そうするとANDゲ
ート510には2つの論理1入力が再び加えられる。そ
れらの入力は、そのANDゲートの出力を論理1に変化
させる。そのためにスイッチ513が閉じ、インバータ
511からの論理0がANDゲート512の1つの入力
端子に加えられているために、出力パルスtrが終了す
る。それからコンデンサ516が電源電圧VSへ向かっ
て再充電を開始し、サイクルを再び開始できる。
【0032】パルス発生器の第2の回路512は第1の
回路と同様に構成される。この第2の回路は、インバー
タ531に出力を供給する第3のANDゲート530で
構成される。そのインバータの出力は、第4のANDゲ
ート532の1つの入力端子に供給される。第3のAN
Dゲート530の出力端子がスイッチ533に接続され
る。そのスイッチは電源電圧VSを、比較器535の反
転入力端子を構成する回路点534に接続される。回路
点534と基準電位541の間に、第2のコンデンサ5
36が接続される。電流源537と直列スイッチ539
および電流源538と直列スイッチ540をおのおの含
む2つの直列回路が、コンデンサ536に並列に接続さ
れる。
【0033】第2の回路502はそれぞれの入力パルス
の立ち下がり縁部に応答し、それぞれの点に結合される
入力信号は、第1の回路501中の対応する点に加えら
れる入力信号の補数である。したがって、ANDゲート
530は入力信号A′とB′を受け、スイッチ539と
540は信号BとAをそれぞれ受ける。第2のANDゲ
ート532の出力は、R−Sフリップフロップ503の
リセット出力端子に接続される。
【0034】第2の回路502の動作は、前記第1の回
路501の動作と全体として同じである。
【0035】次に、図3に示すクロック分配装置の動作
を図7を参照して説明する。簡単にするために、経路3
2におけるステーションP、Q、Rの間の順方向と逆方
向における経路遅延が、2単位時間におのおの等しく、
バッファ3の出力端子とステーションPの順経路端末の
間の経路遅延が2単位時間であり、ステーションRの順
経路点と逆経路点の間の遅延が1単位時間であると仮定
する。図7は、図5のパルス発生器からの各パルスの波
形を示す。図において、電流源517、518、53
7、538は同一の電流を生じ、コンデンサ516、5
36の値はほぼ同一で、同じ基準電圧が比較器515と
536の非反転入力端子に加えられる。時刻0におい
て、各パルス発生器における「立上がり縁部」コンデン
サ516が電源電圧VSまで充電される。この時刻に
は、クロックパルスがバッファ3から出る。2単位時間
後に、パルスはステーションPに到達し、そのステーシ
ョンの「順端末」に加えられて、パルス発生器35のス
イッチ513を開き、電流源518を接続してコンデン
サ516を第1の放電率iで放電させる。更に2単位時
間後に、クロックパルスは第2のステーション37の対
応する順端末に到達する。パルス発生器37中のコンデ
ンサ516が、同様にiの放電率で放電を開始する。最
後に、更に2単位時間の後で、クロックパルスはステー
ション38の対応する順端末に到達し、そのステーショ
ンのコンデンサ516がそれに従って放電を開始する。
【0036】しかし、クロックパルスが経路32の端部
を横切った後では、そのクロックパルスは1単位時間の
後で、パルス発生器38の逆端末に到達する。その時に
は、そのパルス発生器の第2の電流源517が動作状態
にされる。時刻7においては、パルス発生器38のコン
デンサ516が2iの放電率で放電を開始する。更に2
単位時間の後に、クロックパルスはパルス発生器37の
逆端末に到達して、パルス発生器37のコンデンサ51
6が2iの放電率で放電を開始する。最後に、更に2単
位時間の後に、ステーション36の逆端末がクロックパ
ルスを受け、そのステーションのコンデンサ516が2
iの放電率で放電を開始する。
【0037】各コンデンサ516における電圧が、この
点から順方向の同じ特性に従うことが図7からわかる。
したがって、同じ基準電圧、たとえば、Vref1、が
各比較器515に加えられるものとすると、パルス発生
器36、37、38は同じ時刻に立ち上がり縁部を生ず
る。この時刻は、選択した基準電圧のレベルによって決
定される。図7を再び参照して、Vref1の値に対し
ては12.5単位時間に、およびVref2の値に対し
ては14単位時間に、立上がり縁部が発生される。図7
を綿密に検討することによって、最後のコンデンサ放電
特性と電源電圧直線との交点が、実効的に経路32を通
るパルスが端末35に到達する点であることがわかる。
更に、基準電圧Vrefの与えられた任意の値に対し
て、各パルス発生器の出力パルスの前縁部の発生時刻
は、クロックパルスが端末35にあった時刻に依存す
る。基準電圧Vrefの値の選択においては、電源電圧
VSを基にして、可能な最長放電時間で達成されるコン
デンサ電圧の最低値より、その基準電圧を低くすること
に注意を払わなければならない。換言すると、図示の例
の場合には、基準電圧Vrefの値は、パルス発生器3
6のコンデンサ516が2iの放電率で放電を開始する
時の電圧より低くなければならない。
【0038】ここで、クロックパルス分配装置の第2の
実施例を示す図8を参照する。この装置は図3に示す装
置にほぼ類似し、希望する数のステーションP、Q、R
を有する。しかし、経路32の端末35に追加のステー
ションSが設けられる。ステーションSのパルス発生器
81は、単一の入力を有する必要があるだけである。経
路32からパルスを受けて所定の遅延後に出力クロック
パルスを発生するようにそのパルス発生器を構成でき
る。この所定の遅延は、時間c(図4参照)と同じであ
るように選択され、それによってパルスが各パルス発生
器によってほぼ同時に発生される。
【0039】次に図9および図10を参照してパルス発
生器の第2の実施例について説明する。
【0040】まず図9を参照して、パルス発生器は第1
のタップ付き遅延器91と、第2の同様なタップ付き遅
延器92とで構成される。2つの遅延器は電気的に横に
並べて配置されるが、入力端子が両端部に設けられる。
第1のそのゲートの1つの入力端子が第1の遅延器91
の第1のタップに接続され、そのゲートの第2の入力端
子が遅延器94の最後のタップに接続される等々、両方
の遅延器に沿ってゲートの入力端子が遅延器の適切なタ
ップに接続されるように、各遅延器のタップの数と同数
の、複数の第1の2入力ゲート93が遅延器の間に接続
される。図9に示すように、論理ゲート93はNORゲ
ートである。第1の論理ゲート93のおのおのは、OR
ゲート95のそれぞれの入力端子に接続される。このO
Rゲートの入力端子の数は、第1の論理ゲートの数に等
しい。第1のORゲート95の出力端子は、出力パルス
P95を供給する。
【0041】複数の第2の2入力論理ゲート94が、複
数の第1の論理ゲート93に類似するやり方で接続され
る。各論理ゲート94はANDゲートであり、NORゲ
ート93に類似するやり方で、各ANDゲートの入力端
子が遅延器91と92に接続される。第2のORゲート
96が同様な複数の入力端子を有する。各入力端子は、
1つのANDゲート94の出力端子に接続される。OR
ゲート96は、出力パルスP96を発生する。第1の遅
延器91の入力を参照符号Fで示し、第2の遅延器92
の入力を参照符号Rで示す。
【0042】ここで図8および図10を参照して、図9
に示すパルス発生器の動作を更に説明する。
【0043】図10は、図8のステーションP、Q、R
のおのおのにおけるそれぞれの遅延線に沿う順パルスお
よび逆パルスの進行を示す。ここでは、簡単にするため
に、各ステーションは同じ経路遅延だけ、図10には正
方形の水平幅として示している、それぞれの隣接するス
テーションから隔てられている、と仮定する。したがっ
て、ステーションPに対しては、順パルスが時刻T0 に
遅延器91に現れる。そうするとその遅延器はそのパル
スを、クロックパルス経路の経路遅延のために、逆パル
スが第2の遅延器92の入力端子に現れる時刻T4 まで
遅延器に沿って一定の速さでパルスを伝える。順パルス
と逆パルスが時刻T5 において一致するように、逆パル
スは同じ速さで遅延器92に沿って逆向きに動く。
【0044】ここで図9を再び参照して、2つのパルス
の立上がり縁部が両方の遅延器の対応するタップに現れ
ると、それらのタップに結合されているANDゲート9
4が、両方の入力端子に論理1が現れたことを検出し
て、その出力端子に論理1を生ずる。パルスが進行を続
けている間に、NORゲート93が対象とするタップに
おける論理1から論理0への降下遷移を検出し、その遷
移に応答して論理1出力を生ずる。このようにして、出
力端子P96における立ち下がり縁部が、パルスの形で
第1のORゲート96によって検出される。図5を参照
して説明したように、立上がり縁部出力を用いてフリッ
プフロップをセットし、出力端子P95における立ち下
がり縁部を用いてR−Sフリップフロップをリセットす
る。
【0045】再び図10を参照して、ステーションQの
タイミング図を検討すると、順パルスが時刻T1 に現
れ、逆パルスが時刻T3 に現れることがわかる。しか
し、この回路の動作によって、ステーションKの場合と
同じように、時刻T5 に両方のパルスを一致させること
ができる。
【0046】最後に、順パルスおよび逆パルスの2つの
入力が同じ時刻T2 に生ずる場合にも、図9に示す装置
は動作して時刻T5 にパルスを生ずることに気がつくで
あろう。
【0047】遅延器が類似する場合についてこの実施例
を説明してきたが、これは本発明にとっては必須のこと
ではない。たとえば、第1の遅延器は入力端部にタップ
を持たない遅延部分を有することができる。重要な特徴
は順パルスと逆パルスがそれぞれの遅延器の対応するタ
ップに現れるべきことである。
【0048】ここで図11を参照して、図3を参照して
説明した装置を、損失のある線、とくにRC遅延が優勢
であるような線、を使用する装置の変更例について説明
する。集積回路においては、伝送線遅延が通常は比較的
小さいために、RC遅延が優勢であるような線は集積回
路にとってはとくに重要である。したがって、RC遅延
は線の長さに正比例しないから、バッファを導入する必
要があることもある。図11に示す装置は、順経路部分
122と逆経路部分123を有する伝送経路121を有
する。ステーションD、E、F、Gが経路121に沿っ
て配置され、各ステーションには、対象とするステーシ
ョンに順パルスと逆パルスを加えることに関連する所定
の時刻にクロックパルスを発生するために、パルス発生
器124が組合わされる。経路に沿う損失を修正するた
めに、ステーションDの順経路部分122に第1のバッ
ファ125が挿入される。バッファ自体にはいくらかの
遅延をシステムに導入する傾向があるから、ステーショ
ンEの逆経路部分123に類似のバッファ125が挿入
される。再び損失に対処するために、ステーションEの
順経路部分にバッファ126が挿入される。対応する逆
経路部分バッファ126がステーションFに存在する。
最後に、順経路部分バッファ127がステーションFに
挿入され、ステーションGにおいては逆経路部分が一対
である。
【0049】次に図12を参照する。集積回路130
が、クロックパルス伝送経路131を有する。このクロ
ックパルス伝送経路は、第1の順経路部分132と、第
1の逆経路部分133と、第2の順経路部分134と、
第2の逆経路部分135とを含む。図からわかるよう
に、クロックパルス経路は集積回路130の周縁部をほ
ぼ巡って延長する。集積回路130としては、たとえば
大きなVLSIチップとすることができる。クロックパ
ルス伝送経路131には、それぞれの出力端子に同時ク
ロックパルスを生ずるパルス発生器136が組合わされ
る。大きいVLSIチップの周縁部すなわちパッドリン
グの周囲に、同時クロックを供給するのにいくつかの利
点がある。それのうちの2つは、入力パッド/出力パッ
ドをクロックできること、および十分な電力接続を通常
必要とするクロック・バッファがチップのパッドリング
の次、これは良い電力接続が既に存在している場所、に
配置されることである。入力パッド/出力パッドをクロ
ックできることによって、他の装置との高速同期通信を
行うことができる。
【0050】特定の説明がクロックパルスの発生および
分配に関連するものであるが、本発明は他のパルスの発
生および分配に等しく応用できることが分かるであろ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のクロックパルス分配装置の部分回路
図。
【図2】図1の種々の場所に生ずる電圧波形図。
【図3】出力パルスを発生する本発明の装置の第1の実
施例のブロック図。
【図4】図3の1つの場所における波形図。
【図5】図3において使用する本発明のパルス発生器の
第1の実施例を示す回路図。
【図6】図5の回路中に生ずるパルスの波形を示す図。
【図7】図3において使用されている種々のステーショ
ンにおける図5のパルス発生器の電圧波形を示す図。
【図8】図3の装置の変形を示すブロック線図。
【図9】本発明のパルス発生器の第2の実施例を示す回
路図。
【図10】図8の装置で使用する図9のパルス発生器の
動作を示すタイミング図。
【図11】集積回路に使用するために、緩衝される線を
使用する図3に示す装置の変更例を示すブロック線図。
【図12】図3の装置の更に別の変更例のブロック図。
【符号の説明】
2、32、121、131 経路 4 クロック源 33、122、132、134 順経路部分 34、123 逆経路部分 36、37、38、124、133、135 パルス発
生器 91、92、94 遅延器 125、126、127 バッファ 515、535 比較器 517、518、537、538 電流源

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時間的に隔てられた第1のパルスと第2の
    パルスとをそれぞれ受ける第1の入力端子および第2の
    入力端子と、 前記第2の入力端子および前記第2の入力端子にそれぞ
    れ接続され、かつそれぞれの入力パルスを受けた後で状
    態を変化するように構成された第1の回路および第2の
    回路と、 それらの第1の回路および第2の回路に接続され、前記
    第1の回路および前記第2の回路が、前記第1のパルス
    と前記第2のパルスとの間の時間間隔に依存する時刻
    に、所定の関係を持つそれぞれの状態に達したことに応
    答して出力パルスを発生するように構成された出力回路
    と、 をそなえるパルス発生器。
  2. 【請求項2】第1の入力パルスを受け、出力を有する第
    1の回路の動作を前記第1の入力パルスに応答して開始
    させる過程と、 前記第1の入力パルスより遅れた第2の入力パルスを受
    け、出力を有する第2の回路の動作を前記第2の入力パ
    ルスに応答して開始させる過程と、 前記第1の回路の出力および前記第2の回路の出力を第
    3の回路に供給する過程と、 前記第1の回路の動作の妨害されない持続時間、および
    前記第2の回路の動作の妨害されない持続時間に関連す
    る所定の状態の発生について第3の回路をモニタする過
    程と、 前記状態の発生に応答して前記出力パルスを発生する過
    程と、をそなえ、 前記出力パルスは、前記第1の入力パルスと前記第2の
    入力パルスの間の時間間隔によって決定される時刻に生
    ずる、出力パルスを発生する方法。
  3. 【請求項3】第1のパルス、およびこの第1のパルスよ
    り後で生ずる第2のパルスとの、時間的に隔てられた第
    1および第2のパルスを受ける第1の入力端子および第
    2の入力端子と、 第1のパルスによって動作できる第1の回路と、 第2のパルスによって動作できる第2の回路と、 第1の回路の動作の持続時間と第2の回路の動作の持続
    時間とに応答して、前記第1のパルスと前記第2のパル
    スとの間の時間間隔によって決定される時刻に出力パル
    スを発生する第3の回路と、 を有するパルス発生器。
  4. 【請求項4】請求項3記載のパルス発生器において、 第3の回路が、第1の回路の動作と第2の回路の動作と
    の平均持続時間に依存する時刻に出力パルスを発生する
    ように構成されるパルス発生器。
  5. 【請求項5】請求項3または4記載のパルス発生器にお
    いて、 第1の回路が所定の第1の電流を発生する第1の電流源
    を有し、 第2の回路が所定の第2の電流を発生する第2の電流源
    を有し、 第1の電流源は第1のパルスの第1の縁部に応答して動
    作でき、 第2の電流源は第2のパルスの第1の縁部に応答して動
    作でき、 第3の回路が、 充電すべき前記第1の電流および前記第2の電流を受け
    る第1のコンデンサと、 第1のコンデンサの端子間電圧が所定のレベルに達した
    ことに応答して前記出力パルスを発生する第1の比較手
    段と、 を有するパルス発生器。
  6. 【請求項6】請求項5記載のパルス発生器において、 パルス発生器が、 第1のパルスの第2の縁部に応答して動作させられて、
    所定の第3の電流を発生する第3の電流源と、 第2のパルスの第2の縁部に応答して動作させられて、
    所定の第4の電流を発生する第4の電流源と、 充電すべき前記第3の電流および前記第4の電流を受け
    る第2のコンデンサと、 第2のコンデンサの端子間電圧が所定のレベルに達した
    ことに応答して前記出力パルスを終了させる第2の比較
    手段と、 をさらに有するパルス発生器。
  7. 【請求項7】請求項6記載のパルス発生器において、 第1のコンデンサと第2のコンデンサとがほぼ同じ値を
    有し、それぞれの電流源によって発生された各電流が同
    じ値を有し、所定のレベルが同じであるパルス発生器。
  8. 【請求項8】請求項3または4記載のパルス発生器にお
    いて、 第1の回路が第1の遅延回路をそなえ、 この第1の遅延回路は、前記第1の入力端子をそれの1
    つの端部に有し、それによって前記第1の端部に前記第
    1のパルスが加えられたことに応答して、第1のパルス
    が第1の遅延回路に沿って伝わり、 前記第2の回路が第2の遅延回路をそなえ、 この第2の遅延回路は、前記第2の入力端子をそれの1
    つの端部に有し、それによって前記第2の端部に前記第
    2のパルスが加えられたことに応答して、前記第2のパ
    ルスが前記第2の遅延回路に沿って伝えさせられ、 各遅延回路は、それぞれの入力端子と遅延回路のそれぞ
    れの端部の間に複数のタップを有し、 前記第3の回路が論理回路をそなえ、 この論理回路は、第1の入力端子と第2の入力端子およ
    び出力端子を有し、 その第1の入力端子は第1の遅延回路のタップに接続さ
    れ、前記第2の入力端子は第2の遅延回路のタップに接
    続され、前記出力端子には前記出力パルスが生ずるパル
    ス発生器。
  9. 【請求項9】請求項5記載のパルス発生器において、 各遅延線はm個のタップおよび類似の数のゲートが設け
    られ、 n番目の論理ゲートの第1の入力端子が第1の遅延手段
    のn番目のタップに接続され、n番目の論理ゲートの第
    2の入力端子が第2の遅延手段の(m−n)番目のタッ
    プに接続されるパルス発生器。
  10. 【請求項10】遅延導入経路に沿う複数の点に出力パル
    スを発生する装置であって、 パルスを受ける入力端子を有し、前記経路を構成する回
    路と、 それぞれ請求項3に記載のパルス発生器である複数のパ
    ルス発生器と、を有し、 前記パルスは、前記入力端子から前記経路に沿って第1
    の向きに前記経路の端まで伝わり、それから前記経路に
    沿って前記第1の向きとは逆である第2の向きに伝わる
    ことができ、 前記パルス発生器の各々は各点に配置され、前記点にお
    いて前記回路に接続され、 各パルス発生器は、 前記パルスが前記第1の向きに伝わっている間に、前記
    回路上の前記パルスを受ける第1の入力端子と、 前記パルスが前記第2の向きに伝わっている間に前記回
    路上の前記パルスを受ける第2の入力端子と、 希望の時刻に出力パルスを供給する出力端子とを有す
    る、 遅延導入経路に沿う複数の点に出力パルスを発生する装
    置。
  11. 【請求項11】遅延導入経路に沿う複数の点に出力パル
    スを発生する方法であって、 経路にパルスを加えることによって、パルスが前記経路
    に沿って第1の向きに伝わり、それから前記経路に沿っ
    て前記第1の向きとは逆である第2の向きに伝わる過程
    と、 パルスが第1の向きに伝わっている間に、前記複数の点
    におけるパルスをそれぞれの順パルスとして受ける過程
    と、 パルスが第2の向きに伝わっている間に、前記複数の点
    におけるパルスをそれぞれの逆パルスとして受ける過程
    と、 各点ごとにそれぞれの順パルスおよびそれぞれの逆パル
    スをその点におけるパルス発生器に加えて、希望の時刻
    にそれぞれの出力パルスを発生する過程と、をそなえ、 各前記パルス発生器は、請求項2の方法に従って出力パ
    ルスを発生する、遅延導入経路に沿う複数の点に出力パ
    ルスを発生する方法。
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