JPH08181098A - 基板ホルダ - Google Patents

基板ホルダ

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JPH08181098A
JPH08181098A JP18772695A JP18772695A JPH08181098A JP H08181098 A JPH08181098 A JP H08181098A JP 18772695 A JP18772695 A JP 18772695A JP 18772695 A JP18772695 A JP 18772695A JP H08181098 A JPH08181098 A JP H08181098A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエハを高速回転させるためその両表面
に接触せずにウエハを保持すること。 【解決手段】 ウェハ・ホルダは、スピンドル・アセン
ブリに取り付けられる。スピンドル・アセンブリは、ウ
エハのスピンドライするために、それに保持されたウェ
ハを回転させる。ウェハ・ホルダは、ウェハを解放また
は装着するための開放位置と、ウェハを保持するための
閉鎖位置とをとることができる、ウェハ保持バンパを含
み、それらが内側・外側に揺動できるように、ウェハ保
持バンパは2つのアームに連結される。各アームは、往
復運動するための回転ができるようにインサートおよび
スラスト軸受に結合される。ウェハ保持部材が閉鎖位置
にある間にインサートおよびスラスト軸受が所定の死点
位置を越える位置に切り替わった後、さらなる動きが防
止され、ウェハ保持部材は閉鎖位置にロックされる。イ
ンサート部材は、スピンドル内のロッドの上下運動に応
答して回転して、ウェハ保持部材を開閉できるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェハをその縁部
で保持する方法および装置に関し、詳細には、ウェハ・
スクラブ工程の後のスピン・ドライ工程などスピン工程
中にウェハをその縁部で保持する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造時には、プロセス
全体にわたる様々な段階で半導体ウェハなど基板に対し
て多数の湿式洗浄ステップが実施される。いくつかのケ
ースでは、この湿式洗浄ステップには、ウェハをブラシ
でスクラブすることを含めることができ、ウェハが回転
している間に1つまたは複数の洗浄溶液または水、ある
いはその両方をウェハに噴射する1回または複数回のス
ピン・リンスを含めることができる。最終的に、ウェハ
は、通常毎分2500回転ないし5000回転(RP
M)の範囲の高速でスピンドライされる。デバイスを形
成するウェハの前面しか洗浄しない場合には、ウェハの
裏面を真空チャンクによって保持することができる。他
の多くの例では、ウェハの両面を洗浄することが望まし
い。たとえば、半導体基板製造業者は通常、スライス製
造プロセスの完了時には両面をスクラブする。他のプロ
セスでは、両面スクラブが必要になることもある。たと
えば、化学機械研磨(CMP, Chemical Mechanical P
olishing)はスラリで行われる。スラリは、半導体製造
での標準からは極めて汚れた環境である。したがって、
CMP工程の後にウェハの両面をスクラブして、以後の
処理の前にすべての汚染を除去しておかなければならな
い。ウェハの裏面をきれいにしておくことが望ましい場
合たとえば、ウェハの裏面から機器またはプロセス、あ
るいはその両方に導入される汚染物質を低減させること
が望まれる場合に、両面スクラブを使用することができ
る。
【0003】上述の両面スクラブでは、ウェハの裏面も
スピンドライしなければならないので、ウェハの前面し
か洗浄しないときとは異なり、スピン・ドライ工程中に
ウェハの裏面を保持することはできない。裏面と前面を
共にスピンドライできるように、従来技術では、ウェハ
をその縁部でつかむウェハ・ホルダが使用されている。
図1Aを参照すると、従来技術のウェハ・ホルダが示さ
れている。基板105が保持されるネスト101は、そ
れぞれ、U字形の支柱107を有する、2つのスライド
部材106で形成される。ウェハ保持バンパ110は、
図の支柱の上部の頂部に配設される。各ウェハ保持バン
パ110は、ウェハ105をその縁部で捕らえる周方向
溝111を有する。スライド部材106は、矢印115
で示したように内方および外方へ移動することができ
る。具体的には、スライド部材106は、外方へ移動し
てネストを開放し、ある種のコンベヤ機構にウェハ10
5を解放する。ネストが開放位置になった後、開放して
いるネストに次のウェハを置くことができる。次いで、
スライド部材106は内方へ移動してこの次のウェハを
つかむ。
【0004】図1Bを参照すると、図1Aに示した構造
の断面図が示されている。図のように、スライド部材1
06はスロット120を備える。カム・ローラ125
は、両方のスロット120に係合する。カム・ローラ1
25は、スピンドル117内に配設されたロッド126
に結合される。ロッド126は、上向きに移動する際、
スライド部材120を外側に前述の開放位置へ押す。ロ
ッド126が下向きに移動すると、カム・ローラ125
はスライド部材120を内方または閉鎖位置へ引っ張
り、ウェハを保持する。ロッド126は、シリンダ13
0によって上下に移動される。動作時には、シリンダ1
30は、シリンダ・ロッド131、コネクタ・バー13
2、およびカラー135を上向きおよび下向きに移動さ
せる。カラー135は、ピン133によってロッド12
6に結合される。ばね137は、停止部材138によっ
て保持され、カラー135を下向きに偏奇させる。
【0005】シリンダ130が、図1のウェハ・ホルダ
を開閉することができるが、すべての工程フェーズ中に
ウェハが破損せずに保持されるようにウェハに対して十
分な力を確実に維持するように働くわけではないことが
理解されよう。これは、ウェハが高速で回転する間、大
きな遠心力が発生し、対応する大きな内側への力または
スライド部材106によってウェハを保持することが必
要になるからである。したがって、部分156で示した
ウェハ・ホルダの遠い端部は、釣り合い重りを備える。
スピン工程時には、遠心力が発生し、そのため、156
にある重りが外側に引っ張られ、それによって、支柱1
07とウェハ保持バンパ110とを有するスライド部材
106の部分が内側に引っ張られてウェハ・ホルダが閉
鎖位置に維持される。この方法には、釣り合い重みの位
置決めが厳密でなく、あるいは釣り合い重みが、指定さ
れた値とは異なる値のものである場合、遠心力が変化す
るという欠点がある。遠心力が大きすぎると、アルミニ
ウムなど屈曲可能な基板が反り、半導体基板など非可と
う性基板が破損する。遠心力が不十分である場合、スピ
ニング工程中にウェハがホルダから外れる可能性があ
る。さらに、釣り合い重みの位置決めおよび重さが仕様
内である場合でも、回転速度が小さいスピニング工程の
始めおよび終りに、それに応じて遠心力が小さくなるこ
とが容易に理解されよう。したがって、この点でウェハ
がウェハ・ホルダから外れる恐れがある。この状況は、
ウェハ・ホルダに作用する力が、工程の段階、すなわ
ち、停止するか、加速するか、高速で回転させるか、減
速させるかに応じて大きく変化することによってさらに
複雑になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、ウェハの頂部
表面または底部表面に接触せずに、回転可能なスピンド
ルにウェハを保持するために使用できるウェハ・ホルダ
が必要である。このホルダは、ウェハを解放し、あるい
は損傷させてはならず、速度の影響を受けてはならず、
誤って開放されることがあってはならない。
【0007】
【発明の概要】好ましくはスピン・ドライ工程中にウェ
ハをその縁部で保持する、改良されたウェハ・ホルダを
開示する。実施の形態では、2つのアームそれぞれの一
端がウェハ保持部材の一端にそれぞれ連結され、ウェハ
保持部材それぞれは2つのウェハ保持バンパを有する。
アームの他端は、ウェハ・ホルダの中心部で軸線の周り
で回転可能なスラスト・ベアリングに連結され、そのス
ラスト・ベアリングの回転によりアームが往復運動する
ようになされる。アームが十分に延びた状態にあるとき
ウェハ保持部材が基本的に閉鎖位置にあるよう、スラス
ト・ベアリングが2つのアームの中心位置に配設され
る。スラスト・ベアリングが第1の方向に回転すると、
ウェハ保持部材を開放させるのに十分な範囲の動きが与
えられる。スラスト・ベアリングが逆方向に中心位置の
方へ回転すると、ウェハ保持部材は閉鎖する。この逆方
向への動きは、さらに動くことによってウェハ・ホルダ
が開放されないように限られている。ウェハ保持部材を
外側へ広げようとする力ではウェハ保持部材は開放され
ない。というのは、外側への力によって、さらなる動き
が妨げられる方向へアームが押されるからである。した
がって、アームをロック位置にトグルし、ウェハ保持部
材を閉鎖位置に維持して、ウェハを保持することができ
る。このように、ウェハ保持部材に対して作用する力に
よってウェハ・ホルダが誤って開放されることはない。
スラスト・ベアリングの旋回によってウェハ・ホルダ部
材の開放位置と閉鎖位置を切り替えられるようにするロ
ッドを、スピンドル・アセンブリ内に設ける。本発明の
他の特徴および利点は、詳細な説明、図面、および特許
請求の範囲から明らかになろう。
【0008】
【実施の形態】改良された基板ホルダを開示する。以下
の説明では、本発明を十分に理解してもらうために特定
の材料、寸法、構成など多数の特定の詳細について述べ
る。しかし、当業者には、本発明を実施するうえでこれ
らの特定の詳細を使用する必要がないことが明らかにな
ろう。他の例では、本発明を不必要にあいまいにしない
ように周知の材料や方法については詳細に説明していな
い。また、両面スクラブ工程の後で半導体ウェハに対し
て実施されるスピン・ドライ工程に関して本発明を説明
するが、本発明の基板ホルダを使用して、任意の処理工
程中に、特に基板をその前面または裏面に接触せずに回
転させることが必要な場合に、基板を保持できることが
理解されよう。
【0009】図2は、スピンドル・アセンブリ201上
に取り付けられたウェハ・ホルダ200の現在好ましい
実施の形態を示す。スピンドル・アセンブリ201は、
ハウジング202と、カラー203と、ヘッド204と
を備える。ウェハ・ホルダ200は、ハウジング210
と2つのウェハ保持部材211とを備える。ウェハ・ホ
ルダ200は、ハウジング210中の開口部250とヘ
ッド204の開口部(図示せず)を貫通してスピンドル
・アセンブリ201にねじ込まれる、六角ねじ251に
よって、スピンドル・アセンブリ201に取り付けられ
る。各ウェハ保持部材211は、上部にウェハ保持バン
パ216をそれぞれ有する、ほぼL字形の2つの部材2
15を備える。各L字形部材215はさらに、ハウジン
グ210の一部を通って延びるピン218に結合され
る。各ピン218は、旋回アーム217に結合される。
ハウジング210はさらに、(上述のピン218および
旋回アーム217を介して)一方のウェハ保持部材21
1の両方のL字形部材215にそれぞれ結合された、2
つのアーム(図2には図示せず)を備える。これらのア
ームと旋回アーム217との結合状態については、図6
ないし図8を参照して後述する。好ましい実施例では、
ハウジング210、L字形部材215、旋回アーム21
7、ピン218を含め、ウェハ・ホルダ200の大部分
は、陽極酸化アルミニウム製である。部品をまとめて保
持するために使用される様々なねじは、ステンレス鋼製
の六角ねじである。ウェハ・バンパ216は、ヘッド2
04およびカラー203と同様にDelrinTM製であ
る。また、好ましい実施例では、ハウジング202、ス
ピンドル220、ロッド225を含め、スピンドル・ア
センブリ201は、ステンレス鋼製である。ウェハ・ホ
ルダを使用する環境に応じて他の材料を使用できること
が理解されよう。
【0010】通常の使用時には、スピナが置かれたウェ
ハ・スクラブ・システムの本体にハウジング202をか
たく取り付けることによって、スピンドル・アセンブリ
201およびウェハ・ホルダ200を、たとえばシステ
ムのスピン・リンス/ドライ・ステーションに取り付け
る。たとえばベルトを介してスピンドル220にモータ
を連結する。様々なタイプのスピンドルとスピンドル回
転手段とを有する様々なシステムで本発明を使用できる
ことが理解されよう。再び図2を参照すると、ロッド2
25は、スピンドル220内に配設され、スピンドル2
20内を上下に移動することができる。ロッド225
は、シリンダ130などの機構や、図1Aおよび図1B
に関して図示し説明した関連構成要素によって上下に移
動される。ロッド225はさらに、ハウジング210中
のアームに結合され、したがって、ロッド225が上下
に移動すると、ウェハ保持部材211が開放位置と閉鎖
位置の間で移動する。たとえば、図2で、ロッド225
は上昇位置にあり、したがって、ウェハ保持部材211
は図の開放位置にある。この位置では、2つのウェハ保
持部材211のL字形部材215は共に、ウェハ・ホル
ダ200の中心から遠ざかるように回転する。ウェハ・
ホルダ200を開閉する際のロッド225の動作につい
ては、図6ないし図8でさらに詳しく説明する。
【0011】ウェハ保持部材211相互間の領域は、
「ネスト」と呼ばれることが多く、ウェハ・ホルダ20
0にウェハを装着できるようにウェハ・ホルダ200に
保持すべきウェハの直径よりも大きな開放位置にある。
たとえば、ベルト・アセンブリ、真空ワンド、またはロ
ボティック・アームは、ウェハ・ホルダ200が、図2
に示した開放位置にあるとき、ウェハ・ホルダ200の
ネストとウェハを心合わせすることができる。ウェハ2
30は、装着時に装着機構(図示せず)がウェハを置
き、かつ取外し時に装着機構がウェハを取り外す位置
で、点線で示されている。
【0012】図3を参照すると、ウェハ・ホルダ200
は閉鎖位置で示されている。この位置では、各L字形部
材215は内側にウェハ・ホルダ200の中心の方へ旋
回している。この位置で、ウェハ保持部材211は、所
与の直径のウェハが、その縁部で4つのバンパ216そ
れぞれのくぼみに位置して、具合良くおさまるよう、位
置決めされる。ここでもウェハ230の位置は、点線で
示されている。図を見ると分かるように、ウェハは、バ
ンパ216中のくぼみに配設される。図のように、ロッ
ド225が下向きに引っ張られ、そのため、各L字形部
材215が図の閉鎖位置に引っ張られている。ロッド2
25の動作は、図6ないし図8を参照してさらに詳しく
述べる。
【0013】図4は、ヘッド204を取り外し、その内
部に配設されたロッド225の上部が見えるようにした
スピンドル・アセンブリ201を示す。図から分かるよ
うに、ロッド225の上部は、現在好ましい実施の形態
はらせん405を備える。図のように、ピン410がロ
ッド225を通って延びる。ピン410は、図5に示し
たヘッド204のスロットにはまる。図2のねじ250
は、ヘッド204およびウェハ・ホルダ200をスピン
ドル・アセンブリ401に取り付けるためにスピンドル
・アセンブリ201の頂部にあるねじ穴450にねじ込
まれる。
【0014】図5を参照すると、スピンドル・アセンブ
リ201が取り外され、かつウェハ・ホルダ200が取
り外された、ヘッド204およびインサート530の分
解図が示されている。スピンドル・アセンブリ201の
頂部にヘッド204を置くと、らせん405が(下か
ら)開口部505に挿入され、同時にピン410がスロ
ット510に挿入される。前述のように、ロッド225
はスピンドル220内で上下に移動してウェハ・ホルダ
200を開閉させる。好ましい実施の形態では、ロッド
225が下降位置にあるとき、図4のらせん405の上
部は開口部505の上部表面よりもわずかな距離だけ上
に延び、図4のピン410はスロット510の下部の近
くに位置する。好ましい実施の形態では、ロッド225
が上昇位置にあるとき、らせん405の上部は開口部5
25のほぼ頂部まで延び、同時に、ピン410はスロッ
ト510内の上部近くに位置した状態になる。好ましい
実施の形態として説明した位置決めの構成要素には、当
業者が多く変形を加え得ることが理解されよう。図から
分かるように、開口部505およびスロット510はヘ
ッド204の下部に位置され、開口部525は上部に位
置されている。
【0015】図5にはインサート530も示されてい
る。図のように、インサート530は、ヘッド204の
開口部525内に配設される。インサート530は、ら
せん溝535と開口部540とを備える。ヘッド204
の凹部525内にインサート530を配設すると、らせ
ん溝535がらせん405にかみ合う。ロッド225
が、図3に示したように下降位置にあるとき、らせん4
05の頂部はらせん溝535の下部近くに位置する。ロ
ッド225が図2に示した上昇位置にあるとき、らせん
405の頂部は、インサート530の上部表面とほぼ同
一の平面上に位置する。この点に関して、図4に示した
ピン410が、上下運動の間ずっとスロット510内に
入ったままであることに留意されたい。これによって、
ロッド525が上向きおよび下向きに押されたときに回
転するのが妨げられ、したがって、すべての回転運動は
インサート530に伝達される。したがって、ロッド5
25を上向きに押すと、インサート530が逆時計回り
に回転し、ロッド525を下向きに引っ張ると、インサ
ート530が時計回りに回転する。ねじ251をハウジ
ング210の開口部250、ヘッド204の開口部51
5を通してねじ穴450に挿入することによって、たと
えば、図2および図3に示したように、ウェハ・ホルダ
200およびスピンドル・アセンブリ201にヘッド2
04を結合すると、ウェハ・ホルダ200が、インサー
ト530上に配設されることに留意されたい。これによ
って、ロッド225が上向きに移動するときにインサー
ト530が上向きに移動するのが妨げられ、そのため、
インサート530の上述の回転運動が発生する。以下に
説明するように、インサート530は、ウェハ・ホルダ
200の前述のアームに開口部540を介して結合され
る。インサート530とヘッド204が周囲で摩擦係合
することがほとんどなくなるように、インサート530
が十分なすきまを隔てて凹部525にはまることに留意
されたい。インサート530とヘッド204には最小の
摩擦接触しか発生せず、ヘッド204とウェハ・ホルダ
200の合計重量がインサート530の重量よりもはる
かに大きいので、ヘッド204の回転運動に対する抵抗
は、インサート530の回転運動に対する抵抗よりもず
っと大きく、したがって、ロッド225が上下に移動す
る際に基本的にすべての回転運動がインサート530に
伝達され、ヘッド204/ウェハ・ホルダ200の組合
せにはほとんど伝達されない。
【0016】図6ないし図8は、ウェハ・ホルダ200
の底面を示す。図6ないし図8で、ウェハ・ホルダ20
0は、図2および図3に示した位置に対して逆さまにな
っている。以下では、図6ないし図8に示した構成要素
の様々な運動および移動は、これらの図に現れる運動お
よび移動に関して説明する。このような方向が、図2お
よび図3に示したようにウェハ・ホルダ200を表面を
上にして配設したときに観測される方向の逆の方向であ
ることを理解されたい。たとえば、図5でのインサート
530の時計回りの動きは、図6ないし図8での逆時計
回りの動きに対応し、逆のことについても同様である。
図5までの説明で論じた運動および移動の続きを説明す
る。たとえば、図2および図3のロッド225の上向き
または下向きの動きは、図2および図3に示された向き
における上向きおよび下向きを指す。図のように、ウェ
ハ・ホルダ200は、それぞれ、各ウェハ保持部材21
1の両方の旋回アーム217に連結された、2つのアー
ム601を備える。アーム601はそれぞれ、ピン60
5を介して2つの旋回アーム217に結合される。各ピ
ン605は、アーム601に取り付けられ、図6で下側
に位置する旋回アーム217の開口部(図示せず)を通
り、次いで図6で上側に位置する旋回アーム217の開
口部606を通って延びる。図のように、ピン610
は、アーム601の対向した端部に配設される。ピン6
10は、図において、アーム601から上向きにも下向
きにも延びる。ピン610の上向きに延びた部分は、図
5に示したインサート530の開口部540にはまる。
ピン610の下向きに延びた部分は、ハウジング210
の凹部620内に配設されたスラスト・ベアリング61
5のくぼみにはまる。スラスト・ベアリング615は、
好ましい実施例では、DelrinTM製であり、凹部6
20内で容易に旋回することができる。さらに、スラス
ト・ベアリング615の下側で、点線で示した小さなタ
ブ625が、下向きにハウジング210の他の凹部へ突
き出ており、スラスト・ベアリング615が旋回する際
に前記ベアリングを所定の位置に保持する。
【0017】ウェハ・ホルダ200は、アーム601が
図6に示した位置にあるとき、開放位置にある。ウェハ
・ホルダ200が、図6に示した位置にあるとき、ロッ
ド225は、図2に示した完全上昇位置にある。図7を
参照すると、図2のロッド225を下向きに引っ張った
とき、インサート530は、図5において逆時計回りに
回転する。上述のように、アーム601およびスラスト
・ベアリング615は、インサート530の開口部54
0に挿入されたピン610によってインサート530に
結合される。このため、スラスト・ベアリング615
と、それに取り付けられたアーム601の端部は、図7
で矢印701,702で示したように時計回りに回転す
る。この回転運動は、アーム601の他端での、矢印7
05で示した基本的に横方向の運動に変換され、そのた
め、アーム601およびピン605は、ピン218の周
りで旋回する両方の旋回アーム217を外側へ押す。各
旋回アーム217がピン218にかたく取り付けられて
いるので、この旋回運動によって、各ピン218が回転
する。さらに、各L字形部材215も同様にピン218
にかたく取り付けられており、そのため、ピン218の
回転によって、L字形部材215が、矢印710で示し
たように旋回する。
【0018】図7に示した位置では、ウェハ・ホルダ2
00が閉鎖位置にあることに留意されたい。この位置で
は、インサート530およびスラスト・ベアリング61
5は2つのアーム601が直線上にある位置に達してお
り、したがって、ウェハ・ホルダ200を開放しようと
する力(結果的に、矢印705で示した方向とは逆の方
向の力をアーム601に与える力)の成分は、回転運動
に変換されないので、インサート530が回転させられ
ることも、スラスト・ベアリング615が回転させられ
ることもない。システムの一部に対するある種の力によ
って、スラスト・ベアリング615/インサート530
およびアーム601が、図7に示した位置から移動でき
ることが理解されよう。したがって、図8を参照する
と、好ましい実施の形態では、完全に下降位置にあるロ
ッド225が、図5のインサート530を回転させ、そ
のため、スラスト軸受615およびアーム601が、矢
印801で示したように移動する。矢印801の方向へ
のアーム601の移動が、点805でのハウジング21
0との接触によって制限されることに留意されたい。し
たがって、スラスト軸受615およびインサート530
が引き続きさらにこの方向へ回転することも、あるいは
アーム601がさらにこの方向へ移動することもできな
い。さらに、図7に示した位置と図8に示した位置の間
のアーム601の位置の横方向の変化が比較的小さく、
したがって、図7に示した位置と図8に示した位置の間
でウェハ保持部材211が、無視できる量しか移動しな
いことに留意されたい。ウェハを保持するのに十分な力
を発生させるウェハ保持部材211の位置の範囲が小さ
いことが理解されよう。言い換えると、ウェハ・ホルダ
200の閉鎖位置は実際には、ある範囲の位置を含む。
ウェハ・ホルダ200は、構成要素が、図7ないし図8
に示した位置内にあるとき、ウェハがウェハ保持部材2
11のすべてのバンパ216によってかたくつかまれる
ように設計される。
【0019】本発明では、誤ってウェハが解放される恐
れもなく、釣り合い重りを使用することもなしに、ウェ
ハをかたく保持することができる。上述のように、図7
に示した位置と図8に示した位置の間のウェハ保持部材
211の動きの量は非常にわずかである。したがって、
図8に示した位置から図7に示した位置への移動では、
ウェハをわずかに圧縮する必要がある。この圧縮のため
に、矢印801とは逆の方向へのインサート530およ
びスラスト・ベアリング615の偶然の動きが抑制され
る。さらに、再び図8を参照して、スピン中の遠心力な
どの外側への力が、L字形部材215を、外側に、矢印
810で示した方向へ押すことに留意されたい。この結
果、矢印815で示した、アーム611に対する内側へ
の力が生じる。この内側への力はさらに、矢印801で
示した方向へアーム601を押す。アームが点805で
ハウジング210に接触するので、この力によってウェ
ハ保持部材211を動かすことも、あるいは開放するこ
ともできない。したがって、インサート530およびス
ラスト・ベアリング615を、図7に示した位置へ切り
替え、あるいはそれを越える位置へ切り替えることによ
り、加速によって生じたものであれ、減速によって生じ
たものであれ、その他の原因で生じたものであれ、アー
ムまたはウェハ保持部材に対する力によってウェハ・ホ
ルダ200のネストを開放することはできない。したが
って、ウェハ・ホルダは、図7に示した位置での閉鎖位
置、またはそれを越えた位置での閉鎖位置でロックされ
る。好ましい実施の形態では、ロッド225を上下に移
動させる機構によって、ウェハ処理時にわずかな下向き
の力が維持され、ウェハ保持部材のロック性がさらに強
化される。
【0020】ウェハを解放するには、ロッド225を上
向きに押す。これによって、インサート530が図5に
おける時計方向に回転し、そのため、アーム601およ
びスラスト・ベアリング615が、図6ないし図8にお
ける逆時計回りに、すなわち、図6ないし図8のシーケ
ンスで示した方向の逆の方向へ回転する。これによっ
て、ウェハ保持部材211は、図8に示した閉鎖位置か
ら図6に示した開放位置へ移動する。もちろん、使用時
には、ウェハ・ホルダ200が開放されるのは、スピン
ドル・アセンブリがすべてのスピン運動を停止し、必要
に応じて、ウェハの平面を所定の位置に位置決めした後
と、前述のようなある種の移送機構が所定の位置へ移動
してウェハ・ホルダ200からウェハを取り外した後だ
けである。
【0021】本発明を実施するうえで、本明細書で図示
し説明した特定の実施例を使用する必要がないことが理
解されよう。たとえば、様々なピンおよびアームを介し
てアーム601に結合された2つのL字形部材215を
有するものとして各ウェハ保持部材211を示したが、
他のウェハ保持手段またはウェハ保持部材を使用するこ
とができる。たとえば、ウェハ保持機構は、図1Aおよ
び図1Bの部材107に類似の2つのウェハ保持バンパ
を有する単一のU字形部材を備えることができる。上述
の実施例のように、スラスト・ベアリングまたは類似の
機構が死点またはそれを越える位置にトグルし、ウェハ
・ホルダを閉鎖位置にロックした後、アーム601の動
きを妨げるべきである。この点に関して、本発明の実施
例では、上記で図示し説明したハウジングの構成によっ
てアームの動きを制限する必要はなく、留めねじ、タブ
など他の方法または装置によって制限できることに留意
されたい。アームの動きをアーム自体どうしの直接的な
接触によって制限する必要もないことが理解されよう。
その代わり、アームの移動は、上述の方法または装置に
類似の方法または装置でインサート530またはスラス
ト・ベアリング615のさらなる回転を制限することに
よって制限することができる。ある種の実施例では、ア
ームが載る表面のために、アームがインサート530な
どの部材で旋回させられたときに自由に移動することが
できる場合、スラスト・ベアリング615などのスラス
ト・ベアリングが必要とされないことも理解されよう。
さらに、他の代替実施例を使用することができる。たと
えば、好ましい実施例は、スピンドルの内部でロッドを
使用して、アームを回転運動させるが、アームを回転運
動させるロッドまたはシャフト内にスピンドルを配設す
ることができる。他の代替例として、インサート530
が、下向きに突き出る(おす)らせん部材を備え、ロッ
ドが、インサートが回転運動できるようにするらせん溝
を備えることができる。らせんおよびらせん溝の代わり
に、スラスト・ベアリング615などのスラスト・ベア
リングを旋回させ、あるいはスラスト・ベアリングに結
合できるインサート530などのインサートを旋回させ
る位置に、ロッド225などのロッドに結合されたベル
・クランクまたは類似の部材を配設することもできる。
他の代替例として、他の手段を使用して、上述の回転運
動を与えることができる。たとえば、ロッド225を上
向きおよび下向きに移動させるのではなく、旋回させて
アーム601を回転させることができる。そのような実
施例では、ロッド225を、直接アーム601に結合す
ることも、あるいは親ねじと親ナットの組合せを介して
結合することもできる。そのような実施例では、旋回運
動を与えるために、モータをベルトを介してロッド22
5に結合することができる。しかし、上下運動が回転運
動に変換される実施例の方が一般に実施が容易である。
この点に関して、上述の実施例のウェハ・ホルダは、ロ
ッドが上昇位置にあるときに開放され、ロッドが下降位
置にあるときに閉鎖されるが、必要に応じて、本発明の
実施例で、ロッドが下降位置にあるときにウェハ・ホル
ダを開放し、ロッドが上昇位置にあるときにウェハ・ホ
ルダを閉鎖することができることが理解されよう。最後
に、当業者には、構成要素の他の多数の修正および置換
が明らかになろう。
【0022】改良されたウェハ・ホルダについて説明し
た。特定の装置、構成、方法、材料を含め、特定の実施
の形態および実施例について説明したが、当業者には、
本開示を読んだ後に、様々な修正を加えられることが明
らかになろう。したがって、それらによって、広範囲な
本発明を制限するものではなく、かつ本発明が、図示し
説明した特定の実施例に制限されないことを理解された
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術のスピンドル・アセンブリおよびウ
ェハ・ホルダを示す図およびその断面図である。
【図2】 開放位置にある本発明の現在好ましい実施の
形態のスピンドル・アセンブリおよびウェハ・ホルダを
示す図である。
【図3】 閉鎖位置にある本発明の現在好ましい実施の
形態のウェハ・ホルダおよびスピンドル・アセンブリを
示す図である。
【図4】 本発明の現在好ましい実施の形態の基板ホル
ダおよびスピンドル・アセンブリの内部機構の一部を示
す図である。
【図5】 本発明の現在好ましい実施の形態の基板ホル
ダおよびスピンドル・アセンブリの他の内部を示す図で
ある。
【図6】 開放位置にある本発明の現在好ましい実施の
形態の基板ホルダの下側を示す図である。
【図7】 閉鎖位置にある本発明の現在好ましい実施の
形態の基板ホルダの下側を示す図である。
【図8】閉鎖位置にある本発明の現在好ましい実施の形
態の基板ホルダの下側を示す図である。
【符号の説明】
200 ウェハ・ホルダ 201 スピンドル・アセンブリ 202 ハウジング 204 ヘッド 211 ウェハ保持部材 215 L字形部材 216 ウェハ保持バンパ 217 旋回アーム 218 ピン 220 スピンドル 225 ロッド 230 ウェハ 250 開口部 251 六角ねじ 405 らせん 450 ねじ穴 510 スロット 530 インサート 535 らせん溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開放位置および基板を保持する閉鎖位置
    を有する基板保持部材にそれぞれ結合された、第1およ
    び第2のアームと、 前記第1および第2のアームそれぞれに連結され、前記
    基板保持部材を前記開放位置および前記閉鎖位置に位置
    決めするため、前記第1および第2のアームを移動させ
    るよう動くことができるアーム位置決め部材とを備え、
    前記第1および第2のアームは前記基板保持部材が前記
    閉鎖位置にあるときにロック位置を有することを特徴と
    する基板ホルダ。
  2. 【請求項2】 軸の周りで回転することができるスピン
    ドルと、 シャフトであって、前記スピンドルとシャフト自体のう
    ちの一方が前記スピンドルと前記シャフトのうちの他方
    内に配設される、シャフトと、 前記シャフトに結合されたアーム位置決め部材と、 アームであって、その第1の位置にて前記アーム位置決
    め部材に結合されたアームと、 前記アームの第2の位置にて前記アームに結合された基
    板保持部材とを備え、 前記アーム位置決め部材の回転運動によって、前記基板
    保持部材が開放位置と閉鎖位置の間で移動することを特
    徴とする基板ホルダ。
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