JPH08176212A - 磁性粒子の表面改質方法 - Google Patents

磁性粒子の表面改質方法

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JPH08176212A
JPH08176212A JP33560894A JP33560894A JPH08176212A JP H08176212 A JPH08176212 A JP H08176212A JP 33560894 A JP33560894 A JP 33560894A JP 33560894 A JP33560894 A JP 33560894A JP H08176212 A JPH08176212 A JP H08176212A
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magnetic
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particle
polymerization
monomer
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JP33560894A
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Kiyoshi Kasai
澄 笠井
Yoshikimi Han
可君 范
Masaaki Kitajima
政明 北島
Akio Hiraharu
晃男 平春
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JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/44Polymerisation in the presence of compounding ingredients, e.g. plasticisers, dyestuffs, fillers

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 診断薬担体、細菌あるいは細胞分離担体、核
酸あるいは蛋白分離精製担体、ドラッグデリバリー担
体、磁性トナー等として有用な表面改質された磁性粒子
の製造方法を提供する。 【構成】 磁性体を1〜80重量%含有する磁性ポリマ
ー粒子の乾燥粉体100重量部に疎水性重合モノマー2
〜200重量部を吸収させ、ついで水中に分散させた
後、油溶性重合開始剤を用いて重合することを特徴とす
る磁性粒子の表面改質方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、診断薬担体、細菌ある
いは細胞分離担体、核酸あるいは蛋白分離精製担体、ド
ラッグデリバリー担体、磁性トナー等として有用な表面
改質された磁性粒子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】磁性
ポリマー粒子は磁力により容易に吸着される特徴によ
り、診断薬担体、細胞、蛋白あるいは核酸の分離精製担
体等において、優れた取り扱い性が得られると期待され
ている。これまで知られている磁性粒子の代表的な合成
法を挙げるとつぎの様なものがある。まず、ポリマー粒
子の内部に磁性体が存在するタイプとしては、特開昭5
9−221302では親油化処理した磁性体を重合性モ
ノマーに分散し、これを懸濁重合する方法が開示されて
いる。特公平4−3088では同じく親油化処理した磁
性体を重合性モノマーに分散し、モホジナイザーで水中
に均質化して重合することにより比較的小粒径の磁性粒
子を得ている。特公平5−10808では、特定の官能
基を有する多孔ポリマー粒子の存在下に鉄化合物を析出
させ酸化することで粒子内部に磁性体が入り、大粒径か
つ均一径の磁性ポリマー粒子が合成されることが示され
ている。一方、粒子表面に磁性体が存在するタイプとし
ては特開平3−115862あるいは特開平5−138
009にてポリマー粒子エマルジョンのなかで鉄化合物
を析出させてポリマー粒子の表面をフェライト化する方
法が開示されている。
【0003】これら従来の磁性粒子を診断薬担体等に用
いると、磁性体が内部にあるタイプあるいは表面に存在
するタイプによらず、多くの場合、感度が大幅に低下し
たり、非特異酵素反応を示して良好な実用性能が得られ
ない。これは磁性粒子の表面に磁性体が部分的に露出
し、あるいは表面と内部の磁性体の間にミクロパスが形
成されているため、鉄成分が外部に溶出して実用性能に
悪影響をしているものと考えられている。特開平2-2
86729では磁性体粒子をコアとして疎水性架橋モノ
マーを水中で重合して磁性体を内包した磁性粒子を開示
しているが、これでも十分ではない。また、特公平5−
16164では磁性粒子の表面に非磁性のポリマー層を
形成させた構造が開示されているが、その具体的な方法
は界面重縮合法とスプレードライ噴霧法のみしか示され
ておらず適用範囲が限られている。このため、これまで
の磁性粒子の使用は鉄成分の溶出のため、これが問題な
い分野に限定的に使用されている状況である。磁性粒子
の使用拡大のためには磁性体が完全に内包されている粒
子の合成が求められていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来の磁
性粒子に対しても有効に作用する表面処理法の開発を目
指して鋭意検討を重ねた結果、表面を完全に被覆する表
面改質方法を完成させた。これにより、従来の磁性粒子
に対してもこの表面改質法を用いると鉄成分の溶出のな
い磁性粒子が得られ、磁性粒子の実用性を大幅に高める
ことが可能になった。すなわち、本発明は磁性体を1〜
80重量%含有する磁性ポリマー粒子の乾燥粉体100
重量部に疎水性重合モノマー2〜200重量部を吸収さ
せ、ついで水中に分散させた後、油溶性重合開始剤を用
いて重合することにより得られる表面改質された磁性粒
子を提供する。
【0005】本発明の表面改質された磁性粒子のための
基になる磁性ポリマー粒子としては粒子径0.05μm
〜100μm、好ましくは0.1μm〜15μmであ
る。磁性ポリマー粒子中の磁性体には特に制限はない
が、酸化鉄系磁性体が好適に使用できる。磁性体の粒子
径は小さいほど粒子内部に分散しやすい点から好まし
く、磁性体粒子径20nm以下の超常磁性磁性体が特に
好ましい。また、本発明の磁性ポリマー粒子のポリマー
成分としては、後記する疎水性重合モノマーから選ばれ
る少なくとも一種のモノマーの(共)重合体であり、好
ましくは芳香族ビニル化合物、(メタ)アクリル酸エス
テル、不飽和カルボン酸などのからなるモノマーの
(共)重合体である。本発明で適用できる磁性ポリマー
粒子の合成法には特に制限はなく、親油化処理した磁性
体を重合性モノマーに分散し、これを懸濁重合する方
法、親油化処理した磁性体を重合性モノマーに分散し、
ホモジナイザイーで水中に均質化して重合する方法、官
能基を有する多孔性ポリマー粒子の存在下に鉄化合物を
析出させ酸化する方法、ポリマー粒子エマルジョンの中
で鉄化合物を析出させる方法など、前記従来の技術例示
した合成法で合成された磁性ポリマー粒子が好適に使用
できる。本発明で適用できる磁性ポリマー粒子に含有す
る磁性体の量は1〜80重量%、好ましくは5〜70重
量%、さらに好ましくは10〜60重量%である。磁性
体の量が1重量%より少ないと磁気性能が不足して磁性
ポリマー粒子としての目的を果たさない。また、磁性体
含量が80重量%を越えると磁性体が多すぎポリマー粒
子としての機能がなくなり本発明の磁性粒子の素材とし
て適さない。
【0006】本発明の表面改質を行うには、乾燥した磁
性ポリマー粒子の粉体に対して処理を行う。これまで粒
子を粉体状でモノマー吸収処理し重合すると粒子が融着
してしまうことが常識とされており、これを避けるため
に水分散体状の磁性粒子に対してこれにシード重合を行
なうことが通常であった。シード重合では粒子の表面被
覆の効率が悪く、またその適用範囲が狭いとの問題があ
った。しかし、驚くべきことに、本発明の方法を用いる
と、粉体の磁性ポリマー粒子であっても表面処理を緻密
にかつ強固に行うことが可能になってその効果が大幅に
向上した。本発明での乾燥した磁性ポリマー粒子の乾燥
度は厳密なものでなくともよく、水分含有量5重量%程
度以下であればよい。磁性ポリマー粒子は粒子表面の疎
水化処理をあらかじめ行っておくことが好ましい。疎水
化処理としてはシランカップリング剤あるいはチタンカ
ップリング剤が好ましく、これらを水または溶剤に溶解
して磁性ポリマー粒子に添加して疎水化処理すればよ
い。疎水化処理により本発明の粒子表面改質をさらに強
固に行うことが出来る。
【0007】本発明において乾燥した磁性ポリマー粒子
に吸収させる疎水性重合モノマーとしては20℃での水
への溶解度が1重量%以下のビニル系ラジカル疎水性重
合モノマーである。使用する疎水性重合モノマーは1種
または多種混合して使用できる。疎水性重合モノマー中
では20℃での水への溶解度が1重量%より大きいモノ
マーが存在してもよいが、その量は疎水性重合モノマー
の30重量%以内であり、かつ、水への溶解度の重量加
重平均が1重量%を越えないことが必要である。ここで
水への溶解度が1重量%を越えると磁性ポリマー粒子へ
の表面改質が不十分となり本発明の効果が得られない。
【0008】本発明で使用できる疎水性重合モノマーの
具体的例を挙げると、スチレン、ビニルトルエン、α−
メチルスチレン、ジビニルベンゼンなどの芳香族ビニル
化合物、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル
酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸t−ブチ
ル、(メタ)アクリル酸n−ヘキシル、(メタ)アクリ
ル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘ
キシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリ
ル酸ステアリル、(メタ)アクリル酸ベンジル、(ポ
リ)エチレングリコールのモノあるいはジ(メタ)アク
リレート、(ポリ)プロピレングリコールのモノあるい
はジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールの
モノ−あるいはジ−(メタ)アクリレート、トリメチロ
ールプロパンのモノー、ジ−あるいはトリ−(メタ)ア
クリレートなどの不飽和カルボン酸エステル類、ジアリ
ルフタレート、ジアリルアクリルアミド、トリアリル
(イソ)シアヌレート、トリアリルトリメリテートなど
のアリル化合物;(ポリ)エチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、(ポリ)プロピレングリコールジ
(メタ)アクリレートなどの(ポリ)オキシアルキレン
グリコールジ(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
また、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル
酸、グリシジルメタクリレート、ビニルピリジン、ジエ
チルアミノエチルアクリレート、N−メチルメタクリル
アミド、アクリロニトリルなどの官能基含有モノマーが
挙げられ、好ましいモノマーとしてはスチレン、ジビニ
ルベンゼン、(メタ)アクリル酸などが挙げられる。
【0009】本発明において磁性ポリマー粒子粉体に疎
水性重合モノマーを吸収させるには、該疎水性重合モノ
マーを直接磁性ポリマー粒子粉体に添加し混合すること
ができるが、好ましくは疎水性重合モノマーを有機溶剤
に溶解して添加し、磁性ポリマー粒子粒子とよく混合
後、有機溶剤を蒸発乾燥させることが好ましい。ここで
使用する有機溶剤は低沸点でかつ磁性ポリマー粒子のポ
リマーを溶解しないものである必要がある。具体的には
アセトン、メタノール、イソプロピルアルコール、エチ
ルエーテル、トルエンなどが挙げられ、使用するモノマ
ーおよび磁性ポリマー粒子のポリマー組成に応じて選定
する。なお、このとき疎水性重合モノマーあるいは有機
溶剤に油溶性重合開始剤を添加しておくことができ、各
粒子を均一に重合させるために好ましい。本発明におい
て、有機溶剤としては磁性ポリマー粒子粉体と疎水性重
合モノマーとの混合物がペースト状から流動化する程度
の粘度になる量を加えることが好ましい。具体的には、
磁性ポリマー粒子粉体100重量部に対して疎水性重合
モノマーと有機溶剤の合計が200〜300重量部とな
る程度である。本発明で磁性ポリマー粒子に添加する疎
水性重合モノマーの量は磁性ポリマー粒子100重量部
に対し2〜200重量部、好ましくは10〜150重量
部、さらに好ましくは30〜100重量部である。2重
量部より少ないと本発明の効果が得られず、200重量
部を越えると粒子表面以外での疎水性重合モノマーの重
合の比率が増え磁性粒子を含まない粒子の生成が過多と
なる。
【0010】本発明で疎水性重合モノマーを吸収した磁
性ポリマー粒子を水中には再分散させるために超音波分
散機あるいは高剪断速度の分散機を使用することが好ま
しい。超音波分散機の形式には特に制限はなく、ホーン
型あるいはプレート型の発振子をつけたもの、あるいは
発振部に液を流通させる連続式のものを用いることがで
きる。高剪断速度の分散機としてはホモミキサー、コロ
イドミル、ジェットホモジナイザー、高圧ホモジナイザ
ーなどが挙げられ、これらはいずれも好適に使用でき
る。しかし、試料液にかかる剪断速度が低いと処理効果
がなく、本発明では2000sec-1以上、好ましくは
5000sec-1以上の剪断速度が必要である。本発明
において超音波分散機を使わない、あるいは2000s
ec-1より低い剪断速度での分散機で粒子を水中に再分
散すると、見かけ上は再分散したように見える場合もあ
るが、複数の粒子が互いに凝集付着した状態であり水中
に単一粒子として分散しない。このため、これを重合す
ると融着した粒子しか得られない。粒子を分散する水中
にはあらかじめ界面活性剤あるいは分散剤を添加するこ
とができ、アニオン系界面活性剤、ノニオン界面活性
剤、水溶性高分子が使用される。このうち特にノニオン
界面活性剤あるいはノニオンアニオン型界面活性剤が好
適に使用できる。
【0011】本発明で疎水性重合モノマーを吸収し水中
に再分散した磁性ポリマー粒子を重合するには、油溶性
重合開始剤を用いる。水溶性の重合開始剤を用いると磁
性ポリマー粒子の表面での重合でなく、磁性粒子を含ま
ない疎水性重合重合モノマーのみが重合した新粒子が多
量に生じて本発明の目的を達しなくなる。本発明での油
溶性重合開始剤としては、ベンゾイルペルオキシド、ラ
ウロイルペルオキシド、アゾビスイソブチロニトリル等
の過酸化化合物、アゾ化合物が挙げられる。油溶性重合
開始剤の使用量は疎水性重合モノマーに対して一般的に
は0.5〜5重量%である。油溶性重合開始剤の添加方
法は、磁性ポリマー粒子に疎水性重合モノマーを吸収さ
せるときに疎水性重合モノマーあるいは有機溶剤ととも
に添加することが好ましいが、重合の直前に重合組成液
に直接あるいは少量のアルコール等に溶解して添加する
ことも可能である。本発明の重合には脱酸素し、無酸素
雰囲気下で重合する。重合温度は用いる重合開始剤によ
って定まるが、例えばベンゾイルペルオキシドを用いる
場合は75〜85℃で好適に重合できる。
【0012】
【作 用】本発明の表面改質によれば、表面がポリマー
で強固に密に被覆された磁性粒子が得られる。このため
に本発明により得られる被覆された磁性粒子は粒子内部
の鉄成分の溶出が全くなく、従来の非磁性のポリマー粒
子と同等の粒子の取り扱いができ、性能が得られる。こ
れにより、診断薬として広い範囲の抗原、抗体、蛋白、
核酸等を吸着あるいは化学結合させることが可能になっ
た。また、酵素免疫法の診断薬において鉄塩の溶出によ
る非特異発色が抑えられ、診断薬としての実用性が高ま
った。本発明の方法により表面改質された磁性粒子は表
面に磁性体の露出が全くないため、磁性トナーとして有
用である。従来、磁性トナーは表面の磁性体の存在のた
めにトナー使用時の温度湿度によりトナー性能が変化す
るとの問題があった。本発明の表面改質された磁性粒子
はトナーの使用環境条件による性能変化が少ない特徴が
ある。
【0013】
【実施例】本発明を実施例によってさらに詳しく説明す
る。本実施例において「%」は「重量%」を「部」は
「重量部」を表す。 実施例1 (1)磁性ポリマー粒子の製造 超常磁性フェライト(平均粒子径10nm)20gを
0.005モル/リットルの塩化第二鉄水溶液60g中
に分散してフェライト粒子の表面に正の電荷を与えた。
次にこの水溶液に濃度10%のオレイン酸ナトリウム水
溶液40gを加えて温度30℃で60分間にわたり攪拌
を行った。次にこれにスチレン15gおよびジビニルベ
ンゼン5gを加え、希塩酸を用いて混合液をpH6〜7
に調製した。(スチレンとジビニルベンゼンの水溶解度
の加重平均は0.5%) このとき、フェライトの粒子表面はオレイン酸が吸着さ
れて親油化処理されたものとなり、このフェライトは水
相からスチレン相に移動し沈澱するので水相を除去して
水洗を充分に行った。次にスチレン相にベンゾイルパー
オキサイド1gを溶解したスチレン15gを加えて親油
化処理されたマグネタイト1gを分散した。次に、この
スチレン相をポリビニルアルコール「ゴーセノールGH
17」(日本合成化学株式会社製)の2%水溶液200
g中に加え、直径5cmのプロペラ型攪拌翼を用いて回
転数5000rpmで10分間攪拌を行い、マグネタイ
トを含有するスチレンの油適を分散してその粒子径を
0.1〜4μmにした。このようにして得られた懸濁液
を容量500ミリリットルのセパラブルフラスコに移
し、窒素雰囲気下において回転数120rpmで攪拌し
ながら濃度80℃で6時間にわたり懸濁重合を行い、磁
性ポリマー粒子を得た。この磁性ポリマー粒子の主体粒
子径は1.4μm、粒子径分布が0.5〜7μm、磁性
体含量49%、固形分濃度19%の分散体であった。こ
の粒子をベース磁性粒子(1)とした。
【0014】(2) 上記のベース磁性粒子(1)水分
散体を乾燥した粉体10gをアセトン100ミリリット
ルに分散し、チタンカップリング剤(プレンアクトKR
−TTS)0.2gを加え、アセトンの蒸発後一夜乾燥
後させた。乾燥粒子をよくほぐし、モノマーとして、ス
チレン4g、ジビニルベンゼン0.5g、メチルメタク
リレート0.5g、重合開始剤としてベンゾイルペルオ
キシド0.1g、有機溶剤アセトン10gの混合物を加
え、よく混合した後、常温にて解放状態で一夜放置して
アセトンを蒸発させるとともに磁性ポリマー粒子にモノ
マーを吸収させた。
【0015】上記粒子を再度ほぐし、ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテルの0.5%水溶液1リットル
に加え、剪断速度12000cm-1であるホモミキサー
を用いて10分間の高剪断速度での分散を行った。この
とき光学顕微鏡で観察したところ粒子は単一で分散して
おり、凝集粒子は存在しない状態であった。つぎに、上
記分散液の窒素置換した後、80℃で8時間の重合を行
った。重合後、重合液には凝集物はなく、ガスクロ分析
では残存モノマーはほぼゼロであった。光学顕微鏡及び
電子顕微鏡観察では凝集した粒子、融合した粒子は見ら
れなかった。電子顕微鏡での平均粒子径は1.5μm、
粒径分布はベース磁性粒子(1)とほぼ同等であった。
これを実施例1の磁性粒子とした。
【0016】比較例1〜および実施例2および3 粒子分散の際の剪断速度の影響を知るために、実施例1
でのホモミキサーでの粒子分散のところを剪断力の異な
る分散機、攪拌機をもちいて試作し、比較例1、2、実
施例2、3、4とした。なお、実施例4では槽型超音波
分散機(周波数28KHz、出力80W)で30分間処
理した。 実験No 装 置 剪断速度(sec-1) 重合後の粒子の状 況 比較例1 プロペラ攪拌機( 200RPM) 55 凝集、融着粒子 比較例2 ホモミキサー( 1000RPM) 1500 凝集粒子が多い 実施例2 ホモミキサー( 1500RPM) 2200 ほぼ単一粒子 実施例1 ホモミキサー(10000RPM) 12000 単一粒子 実施例3 高圧ホモシ゛ナイサ゛ー(200気圧) 1×106 単一粒子 実施例4 超音波分散機(80W,30分) − 単一粒子
【0017】実施例5 (1)磁性ポリマー粒子の製造 脱イオン水600ミリリットル、スチレン6ミリリット
ルおよび平均粒径0.8μm以下のフェライトを8.6
%含有する懸濁液80ミリリットルの混合物をシールし
たビンへ入れた。ビンを脱気し、55℃のオーブン中1
時間で約66rpmで回転した。この混合物へ過硫酸カ
リウム12gと平均粒径4μmのポリスチレン粒子を5
%含有する懸濁液850ミリリットルを添加した。ビン
を再シールし、脱気し、1時間回転後、2%ドデシル硫
酸ナトリウム50ミリリットルを加えた。さらに5時間
後、スチレン6ミリリットルと過硫酸カリウム10gを
混合物へ加えた。混合物をさらに15時間回転し、ろ過
し、磁気分離し、そして上清が透明になるまで脱イオン
水で数回洗浄した。得られる磁性粒子を脱イオン水で
1.6リットルに再懸濁し、磁性体含有量11%、平均
粒子型4.3μmの磁性ポリマー粒子(これをベース磁
性粒子(2)とする。)を25%含有する懸濁液を得
た。 (2)実施例1(2)においてベース磁性粒子(1)の
代わりにベース磁性粒子(2)を用いた以外は実施例1
(2)と同一の操作を行い、表面改質された磁性粒子を
得た。得られた磁性粒子は粒子凝集、粒子融合がなく、
平均粒子径4.3μmであった。
【0018】比較例3〜5 乾燥させた磁性粒子を使用せずにシード重合法でポリマ
ー被覆すべく試みた。ベース磁性粒子(1)の水分散体
1リットル(固形分量10g)、ポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテル1gを四ツ口フラスコに入れ、モ
ノマーとしてスチレン5gを加え12時間にわたって攪
拌して磁性粒子にモノマーを吸収させた後、窒素置換
し、水溶性開始剤として過硫酸カリウム0.5g(比較
例3)あるいはベンゾイルペルオキシド0.5g(比較
例4)を加えて80℃で8時間の重合を行なった。どち
らも重合は完全に行われたが、得られた粒子の電子顕微
鏡観察では磁性粒子を含まない新粒子が多量に生成して
いた。また、比較例3において、重合前に粒子にあらか
じめモノマーを全量吸収させるのではなく、1/5量を
先に吸収させて重合を開始し、残量を4時間にわたって
連続的に添加しつつ重合を行った。これを比較例5とし
た。比較例5でも比較例3と同じく磁性粒子を含まない
新粒子が多量に生成した。
【0019】実施例6〜9および比較例6〜7 磁性粒子100部に対して吸収させるスチレン/ジビニ
ルベンゼン/メチルメタクリレート=8/1/1(重量
比)からなる疎水性重合モノマーの量を1(比較例
7)、3(実施例6)、10(実施例7)、100(実
施例8)、200(実施例9)、300部(比較例7)
(モノマー混合物の組成は)とした以外は、実施例1と
同一の操作を行った。実施例6〜9は単一粒子で新粒子
の発生が認められなかった。比較例6は単一粒子である
が、ポリマー被覆が不十分で後記の診断薬としての評価
で実用性能の上で使えないものであった。比較例7は吸
収させるモノマーが多く、吸収しきれないモノマーが磁
性粒子の外で重合して新粒子が大量に発生した。
【0020】試験例 免疫診断薬担体粒子としての評価(1) 蛋白飽和吸着
量の測定 ポリマーで表面改質された磁性粒子を免疫診断薬担体粒
子として評価するために、まず磁性粒子の蛋白飽和吸着
量を測定した。磁性粒子の水分散体を固形分で各々5m
gとり、磁性粒子を磁気分離しpH7.5のリン酸生理
食塩水緩衝液1mlに分散することを2回繰り返して粒
子の洗浄を行った。次に各粒子にRabbit IgG
抗体を10、25、50、100μgずつ添加し37℃
で30分間ゆるく振盪した。ついで、磁気分離し上澄み
を280nmでの吸光度測定して残存IgGをはかり、
磁性粒子に吸着したIgGの量を求めた。結果を表1に
示す。実施例1〜9で得られた磁性粒子はきれいな飽和
吸着曲線をしめしたが、比較例1〜7で得られた磁性粒
子、ベース磁性粒子(1)、(2)は一定の吸着量を示
さず、診断薬の担体粒子としては問題があった。
【0021】免疫診断薬担体粒子としての評価(2)
酵素免疫法の担体としての評価 磁性ポリマー粒子の水分散体を固形分で各々10mg取
り、磁性粒子を磁気分離で分離しpH7.5のリン酸生
理食塩水緩衝液1mlに分散した。ついで200μgの
抗ヒトIgM抗体を加え室温で1時間ゆるく振盪して磁
性粒子に抗体を吸着させ感作操作をした。感作後、磁石
で磁性粒子を分離し、上澄みを280nmでの吸光度測
定して吸着されない残存抗体量を測定したところ、いず
れも残存抗体がなくすべての抗体が吸着していた。次に
磁気分離した磁性粒子に0.5%の牛血清アルブミンと
0.1%のポリエチレングリコールを含むpH7.5の
リン酸生理食塩水緩衝液溶液1mlを加え、バイブレー
ターでよく分散し、室温で30分間ゆるく振盪して残り
の粒子表面をアルブミンでブロッキング処理して酵素免
疫法(EIA法)の診断薬粒子を調整した。
【0022】ヒトIgM抗原を0,50,100,50
0ng/mlを含むリン酸生理食塩水緩衝液をそれぞれ
100μl調整し、前記の抗ヒトIgM抗体感作粒子を
含む分散液20μlを加えて室温で30分間静置した。
続いて磁気分離した粒子にアセチルコリンエステラーゼ
を結合した抗ヒトIgM抗体100μgを含む溶液20
0μlずつ添加しバイブレータで振動分散させ、25℃
で1時間静置した。つぎに、アセチルコリンエステラー
ゼの基質であるEllman’s試薬(Cayman社
製)を100μl加え、室温で10分間ゆるく振盪して
酵素反応発色させ、反応停止液である2N硫酸を50μ
l加えてから、412nmの吸光度を測定した。なお、
コントロールとして感作していない粒子にも同様な操作
をした。結果を表2に示す。実施例の磁性粒子は、抗ヒ
トIgM抗体で感作しない未感作状態では発色がほとん
どなく、かつ感作すると抗原量にほぼ比例した酵素発色
が生じて良好な酵素免疫法の診断薬粒子であった。これ
に対し、ベース磁性粒子および比較例1〜7の磁性粒子
は未感作状態での酵素発色が高く、非特異発色性が著し
いため診断薬としては使えない粒子であった。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【発明の効果】本発明の方法により表面改質された磁性
粒子は、磁性ポリマー粒子の表面に完全にポリマーを被
覆し、強固な緻密な被覆層を有する。これにより、本発
明の方法により表面改質された磁性粒子は吸着性能が良
好な診断薬担体、細菌あるいは細胞分離担体、核酸ある
いは蛋白分離精製担体として好適に使用できる。また、
副作用の少ないドラッグデリバリー担体としてあるい
は、耐環境性の優れた磁性トナーとして有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G01N 33/553 (72)発明者 平春 晃男 東京都中央区築地2丁目11番24号 日本合 成ゴム株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体を1〜80重量%含有する磁性ポ
    リマー粒子の乾燥粉体100重量部に疎水性重合モノマ
    ー2〜200重量部を吸収させ、ついで水中に分散させ
    た後、油溶性重合開始剤を用いて重合することを特徴と
    する磁性粒子の表面改質方法。
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