JPH08175000A - 積層感圧記録シート - Google Patents

積層感圧記録シート

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JPH08175000A
JPH08175000A JP6322595A JP32259594A JPH08175000A JP H08175000 A JPH08175000 A JP H08175000A JP 6322595 A JP6322595 A JP 6322595A JP 32259594 A JP32259594 A JP 32259594A JP H08175000 A JPH08175000 A JP H08175000A
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JP
Japan
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sensitive recording
pressure
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sheet
laminate layer
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JP6322595A
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English (en)
Inventor
Takaaki Komatsu
孝章 小松
Akira Ninohira
明 仁ノ平
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】記録内容が良好に隠蔽された積層感圧記録シー
トを提供する。 【構成】支持体5の片面に双方又は一方がマイクロカプ
セル化されている発色剤又は顕色剤をそれぞれ単独で積
層或は混合して単層の感圧記録層4を設け、更にその上
に透明ラミネート層3を設けたラミ感圧記録シート8
と、被覆基材1の片面に着色ラミネート層2を設けた不
透明被覆シート6とを、該透明ラミネート層3と該着色
ラミネート層2が剥離可能に密着されてなり、該不透明
被覆シート6の着色ラミネート面2の色調が、ハンター
のLab空間のL値は50以下且つb値は−40以下で
あり、さらに着色ラミネート層2を設けた不透明被覆シ
ート6と透明ラミネート層3の合計の厚みが110μm
以下である積層感圧記録シート9。 【効果】不透明被覆シート上から加圧することにより内
部の感圧記録部に情報を記録でき、剥離した不透明被覆
シートは再度接着することはない。良好な隠蔽性を持
ち、透視防止用の地紋印刷を行う必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層型の感圧記録シー
トに関するもので、支持体上に設けた単一形態の自己発
色性感圧記録層上に透明ラミネート層を設け、着色ラミ
ネート層を介して不透明被覆シートと一体化した内部発
色性の積層感圧記録シートであり、透明ラミネート層と
着色ラミネート層の界面で剥離性を有し、記録の非露出
性、耐水性、耐薬品性、耐油性、耐擦傷性を有する型の
記録シートとして、優れた印字記録性と透視防止性を有
し、再接着防止性、情報保持性に優れた性能を有する伝
票、郵便物、通信文、遊興品、クリーンルーム用記録用
紙として使用できる積層感圧記録シートである。
【0002】
【従来の技術】本発明に用いられる感圧記録層は、自己
発色性感圧記録型で、いわゆるノーカーボン複写紙から
発展したものであり、製品形態としては自己発色性感圧
記録シート又はセルフコンティンドペーパーとも呼ばれ
ている。その構成は、無色染料(以下、発色剤と称す
る)を内包するマイクロカプセルの塗料を支持体に塗設
する工程と、更にその塗設上に酸性白土、フェノール樹
脂、有機酸性物質等の電子受容性物質(以下、顕色剤と
称する)を塗設する工程との都合2工程からなる2層塗
布による製造方法(塗布順序を逆にしたものも含む)
や、上記2成分、又はいずれか1成分をマイクロカプセ
ル化して、均一に混合して一層塗布による製造方法(特
公昭47−16096号公報)が知られている。このよ
うな自己発色性感圧記録シートは、発色剤と顕色剤が近
傍に存在するため、発色濃度の高い印字像が得られやす
いが、製造時や取扱い時の摩擦等による意図しない不本
意な発色汚れが発生しやすいという問題を有する。
【0003】自己発色性感圧記録シートは、その使用さ
れる条件において、実用上の必要な発色性能と不必要な
発色汚れの抑制とを両立させなければならない宿命にあ
り、従来から発色性と発色汚れという相反する性質の両
方を満足させるための努力が払われている。更に、自己
発色性感圧記録シートにおいて、感圧記録した情報は、
必然的に衆目に晒される公開性の高いものであり、情報
内容を隠ぺいしたい場合には、別途袋に入れる等しなけ
ればならなかった。
【0004】これまでに、例えば、自己発色性感圧記録
シートの記録層上に、真空密着法によるラミネート層を
設ける方法(特公昭49−10857号公報)や、溶融
ラミネート法によるプラスチック層を有する記録シート
(実開昭52−149709号公報)、及びこれらの保
護層上に剥離層を設ける等の例が知られている。しか
し、現実的には溶融ラミネートや貼り合わせにより保護
層を設けた場合においては、不必要な発色汚れの防止は
できるものの、基本的に感圧記録部分が露出することを
前提にしているため、記録の非公開性という問題は解決
し得なかった。
【0005】又、自己発色性感圧記録シートの記録層上
にヒートシール性或は熱可塑性樹脂被覆層を設け、裏面
にホットメルトタイプ或は熱可塑性タイプのヒートシー
ル性接着剤を塗布した不透明被覆シートと重ね合わせ、
熱プレスすることにより一体化する方法(実開平2−2
173号公報、実開平3−116974号公報等)があ
るが、一体化するほど熱プレスすると感圧記録層の発色
カブリを招き商品価値がなくなるか、或は接着力よりは
るかに弱い粘着力を持つ樹脂を用い、軽いプレスで粘着
力により一体化を行う以外になかった。このタイプの感
圧記録シートは、記録の隠ぺい性はあるものの、例えば
再圧着するのみで簡単に再接着できるため、記録の秘守
性の低いものであった。
【0006】更に、近年になって、自己発色性感圧記録
シートと不透明被覆シートを熱可塑性樹脂により一体化
する方法(特開平5−278175号公報)及び同じく
自己発色性感圧記録シートと不透明被覆シートとを実質
的に2層の熱可塑性樹脂層により一体化する方法(特開
平5−307362号公報)が開示されている。しかし
ながら、前者の方法においては自己発色性感圧記録シー
トと不透明被覆シートをそれぞれ異なる接着性で熱可塑
性樹脂と接着させねばならず、熱可塑性樹脂を強接着
(圧力による接着性制御ができないため、樹脂自体の接
着性制御が主となる)にすると、不透明被覆シートが剥
がしにくく、又、弱接着とすると自己発色性感圧記録シ
ートとの接着性も相対的に弱くなり、不透明被覆シート
を剥離しようとすると自己発色性感圧記録シートからも
熱可塑性樹脂層が剥離してしまい、この際に自己発色性
感圧記録層が不用意に発色カブリを起こす問題があっ
た。
【0007】本来、生産工程上からみれば、溶融ラミネ
ート時の樹脂温度やプレス圧等は、接着強度を増加させ
たい感圧記録層側と、接着強度を比較的低く保ちたい不
透明被覆シート側で同時に大きく変えることは無理であ
り、基本的には感圧記録層側の接着強度が小さすぎない
ように樹脂温度、プレス圧等を高めに設定せざるを得な
い。このような条件下では、不透明被覆シート側にコロ
ナ処理等の前処理をしない場合でもかなり高い接着強度
となり、不透明被覆シートの剥離が非常に重いとか、不
透明被覆シートを剥離する場合に感圧記録層が発色する
等というトラブルがあった。又この方法においては、不
透明被覆シートを剥離する場合の剥離性がバラツキやす
いという問題を有していた。これは、多分に不透明被覆
シートが多くの場合にパルプよりなる紙より形成される
ために、熱可塑性樹脂ラミネート層と接する面が一様で
ないという理由に基づくものと考えられる。
【0008】特に、不透明被覆シートの熱可塑性樹脂ラ
ミネート層と接する面がパルプを主成分とする紙の場
合、180度剥離試験の平均値は許容範囲に収まるよう
な接着強度であっても、ミクロ的に見るとパルプ繊維の
凹凸による影響と思われるが許容接着強度を上回る部分
がある。このようなミクロな過大接着強度は不透明被覆
シートの剥離自体にはほとんど影響しないものの、対応
する箇所の感圧記録層を発色させる場合があり、記録シ
ートとして好ましいものではない。このようなミクロな
過大接着を避けるためにラミネート時のプレス圧を低下
させたりすると不透明被覆シートの接着性自体が悪化
し、上紙(不透明被覆シート)剥がれという製品として
致命的な欠陥を引き起こすものであった。
【0009】実質的に2層の熱可塑性樹脂を用いる後者
の方法においては、元来接着性の異なる2種類の樹脂を
用いることができるため、不透明被覆シートの剥離に関
する問題は解決されるが、熱可塑性樹脂層は2層とも不
透明被覆シート側に残るか、或は2層ともに自己発色性
感圧記録シート側に残るため、以下のような問題があっ
た。即ち、2層とも不透明被覆シート側に残る場合に
は、自己発色性感圧記録層と熱可塑性樹脂層が剥離して
いる場合であり、この剥離の際に自己発色性感圧記録層
で剥離によるカプセル破壊が発生して全面に発色カブリ
を生じ、感圧記録シートとしての用を為さないものであ
った。
【0010】又、2層とも自己発色性感圧記録層上に残
る場合は、熱可塑性樹脂層中は透明でなければ発色した
自己発色性感圧記録層の記録が読めず、この層が不透明
であっては記録シートとして用を為さないため、不透明
性や着色性を付与できず、最終的に一体化された感圧記
録シートは、内部を発色すると不透明被覆シートの上側
から十分にその内容が読みとれるほど透視できるもの
で、秘守性の低いものであった。自己発色性感圧記録層
を用いた親展性の感圧記録シートの最大の特徴は、他の
印字後にラベルを貼る方法や、折り畳んで圧着して一体
化する方法に比べて、親展性の記録シートとした後で親
展記録内容を印字できることにあるが、記録内容が透け
て見えるようであればこの親展性は全く失われることは
自明である。この秘守性の低さを補うために、不透明被
覆シート上のみならず、自己発色性感圧記録シートの支
持体側にも地紋印刷等の透視防止層を設けなければなら
ず、情報を記入できる面積の減少になるばかりでなく、
美観的にも工程的にも問題があるものであった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、不透明被覆シートを有する感圧記録シートにおい
て、その本来の発色性を犠牲にすることなく、情報の非
公開性を有し、一旦剥離した不透明被覆シートは再接着
しない秘守性を有し、記録シートそのものは表裏に十分
な余白或は印刷部分を設けることが可能で、実際の使用
に際してはポリオレフィン樹脂ラミネート層の感圧記録
層或は被覆基材への接着性が良好で、記録の改変、汚染
を防止し、記録された内容を被覆基材を剥離することな
く解読することが困難で、且つ剥離性と接着性のバラン
スのとれた不透明被覆シートを有する積層感圧記録シー
トを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
について鋭意検討を行った結果、以下の解決法を見いだ
すに至った。即ち、支持体の片面に双方又は一方がマイ
クロカプセル化されている発色剤又は顕色剤をそれぞれ
単独で積層或は混合して塗設した感圧記録層を設け、更
にその上にポリオレフィン樹脂からなる透明ラミネート
層を設けたラミ感圧記録シートと、被覆基材の片面にポ
リオレフィン樹脂からなる着色ラミネート層を設けた不
透明被覆シートとを、該透明ラミネート層と該着色ラミ
ネート層が剥離可能に密着するように一体化された積層
感圧記録シートにおいて、該不透明被覆シートの着色ラ
ミネート面の色調が、ハンターのLab空間のL値は5
0以下且つハンターのLab空間のb値は−40以下で
あることを特徴とする積層感圧記録シートであり、好ま
しくは該着色ラミネート層を設けた該不透明被覆シート
と該透明ラミネート層の合計の厚みが110μm以下で
あることを特徴とする積層感圧記録シートの発明であ
る。
【0013】以下、本発明の詳細を説明する。本発明の
積層感圧記録シートにおいては、支持体上に自己発色性
感圧記録層を有する感圧記録シートに透明ラミネート層
を設けてラミ感圧記録シートとし、着色ラミネート層及
び被覆基材とからなる不透明被覆シートとを剥離可能に
一体化することにより、透視防止性が高く、且つ自己発
色性感圧記録シートとも不透明被覆シートとも接着性が
良好で、必要時には着色ラミネート層と共に被覆基材を
容易に剥離することが可能で、自己発色性感圧記録シー
トに印字記録された内容は透明ラミネート層を透して容
易に判読できる感圧記録性シートを提供するものであ
る。以後、透明ラミネート層と着色ラミネート層を区別
して呼ぶ場合の他は、両方の総称としてポリオレフィン
樹脂ラミネート層という表現を用いる。厳密には、ポリ
オレフィン樹脂等を基材上に1層設ける場合はコーティ
ングであるが、便宜上このような場合もすべてラミネー
ト、或はラミネート層と称する。
【0014】本発明においては、自己発色性の感圧記録
シート或は被覆基材に剥離処理を施すことも、最終的に
得られる積層感圧記録シートに透視防止用の地紋印刷層
を設けることも不要であり、高い生産性、広い記録面
積、及び良好な秘守性を与えるものである。
【0015】本発明の積層感圧記録シートを製造するに
は、支持体の片面に、双方又は一方がマイクロカプセル
化されている発色剤又は顕色剤をそれぞれ単独で積層或
は混合して単層の感圧記録層を設けて感圧記録シートを
作製し、該感圧記録層上に透明ポリオレフィン樹脂を溶
融押し出しし、透明ラミネート層を設けてラミ感圧記録
シートとし、該透明ラミネート層を冷却して後に、該ラ
ミ感圧記録シートの透明ラミネート層側と被覆基材との
中間に、着色ポリオレフィン樹脂を溶融押し出しして、
ラミ感圧記録シートと、被覆基材と着色ラミネート層よ
りなる不透明被覆シートとを剥離可能に貼り合わせて製
造する方法がある。
【0016】或は、被覆基材の片面に着色ポリオレフィ
ン樹脂を溶融押し出しし、着色ラミネート層を設けて不
透明被覆シートとし、該着色ラミネート層を冷却固化、
一方、支持体の片面に双方又は一方がマイクロカプセル
化されている発色剤又は顕色剤をそれぞれ単独で積層或
は混合して単層の感圧記録層を設けて感圧記録シートと
し、該不透明被覆シートの着色ラミネート層側と該感圧
記録シートとの中間に透明ポリオレフィン樹脂を溶融押
し出しして、該透明ポリオレフィン樹脂からなる透明ラ
ミネート層を感圧記録シートに設けてラミ感圧記録シー
トと、該不透明被覆シートとを剥離可能に貼り合わせて
製造する方法をとることができる。
【0017】本発明の着色ラミネート層の色調は、ハン
ターLab空間のL値が50以下且つb値が−40以下
であることが必要である。この範囲内にある場合は、感
圧記録層部の発色色調及び発色濃度に近いと考えられ、
非常に良好な隠蔽性が発現するが、この範囲をはずれる
と、透視防止性が不十分になり、地紋印刷なしで記録内
容を隠蔽することができなくなる。一般的に、感圧記録
材料として広く用いられる色調はブルー、ブラック系で
ある。感圧記録部に発色させた記録内容を良好に隠蔽す
るには、発色と近似した色調で、明度は低い方が好まし
い。ハンターLab空間のL値は明度、a値は赤−緑の
指標、b値は青−黄の指標となるが、発色と近似した色
調で重要になるのはL値とb値の値であって、a値は特
に制限されるものではない。さらに着色ラミネート層を
設けた不透明被覆シートと透明ラミネート層の合計の厚
みは110μm以下であることが好ましい。透視防止性
の見地からいえば、厚みが増すほど有利になるが、着色
ラミネート層の色調が上記の範囲にある限り透視防止性
が優れるため、着色ラミネート層を設けた不透明被覆シ
ートと透明ラミネート層の合計の厚みを薄くして感圧記
録層の発色性を有利に導くことが可能である。着色ラミ
ネート層を設けた不透明被覆シートと透明ラミネート層
の合計の厚みが110μmを越えるような場合は、印字
した際の発色濃度が悪化して好ましくない。
【0018】着色ラミネート層を着色する方法は、染料
或いは顔料を混合したポリオレフィン樹脂によるラミネ
ートを施すことで成し遂げられるが、その際、L値及び
b値は染顔料種、ラミネート層中の染顔料濃度、ラミネ
ート量の影響を受ける。着色ラミネート層を目的の色調
に制御するためには、これらの因子、即ち染顔料種、ラ
ミネート層中の染顔料濃度、ラミネート量を適宜組み合
わせればよい。
【0019】本発明でいう染料或は顔料とは、ポリオレ
フィン樹脂内に安定して分散或は溶融でき、溶融押し出
し温度に耐えるものであれば特に限定されるものではな
いが、目的の色調に制御するには青色系乃至黒色系を示
すものが好ましい。以下に、染料及び顔料の例を示す。
【0020】染料としては、アゾ化合物(ジチゾン、ホ
ルマザン)、キノン系(ナフトキノン、アントラキノ
ン、アクリドン、アントアントロン、インダントレン、
ピレンジオン、ビオラントロン)、キノンイミン(アジ
ン、オキサジン、チアジン)、インジゴ染料(インジル
ビン、オキシインジゴ、チオインジゴ)、硫化染料、ジ
フェニルメタン、トリフェニルメタン(フルオラン、フ
ルオレセイン、ローダミン)、フェロセン、フルオレノ
ン、フルギド、ペリレン、フェナジン、フェノチアジ
ン、ポリエン(カロテン、マレイン酸誘導体、ピロラゾ
ン、スチルベン、スチリル)、ポリメチン(シアニン、
ピリジニウム、ピリリウム、キノリニウム、ローダニ
ン)、キサンテン、アリザリン、アクリジン、アクリジ
ノン、カルボスチリル、クマリン、ジフェニルアミン、
キナクリドン、キノフタロン、フェノキサジン、フタロ
ペリノン、ポルフィン、クロロフィル、フタロシアニン
化合物、クラウン化合物、スクアリリウム、チアフルバ
レン、チアゾール、ニトロ染料、ニトロソ染料、発色後
のロイコ染料等であり、染料の分類でいえば、分散染
料、カチオン染料、塩基性染料、酸性染料、含金属染
料、反応染料、直接染料、硫化染料、硫化建染染料、建
染染料、アゾ染料、媒染染料、酸性媒染染料、複合染
料、有機溶媒溶解染料、ピグメントレジンカラー、等が
挙げられる。
【0021】顔料としては、無機顔料、有機顔料のいず
れでもよく、例えば、ケイソウ土、クレー、焼成クレ
ー、タルク、カオリン、焼成カオリン、ろう石、シリ
カ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、二酸化チタ
ン、二酸化チタン被覆雲母、チタンブラック、チタニウ
ムイエロー、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、水酸
化マグネシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、モ
リブデンホワイト、亜鉛華、リトポン、硫化亜鉛、石
膏、鉛白、群青、紺青、コバルト青、鉄黒、カーボンブ
ラック、酸化亜鉛、酸化コバルト、酸化珪素、水酸化ア
ルミニウム、アゾ顔料、フタロシアニン顔料、染色レー
キ、シリコーン粒子、澱粉粒、スチレンビーズ、尿素−
ホルマリン樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂
等の合成樹脂粒子、等が挙げられる。
【0022】これらの染料或は顔料は、単独で或いは2
種類以上用いることができるが、目的とする色調を達成
することが必要であり、例えば非青色乃至黒色系の染顔
料を単独で或いは組み合わせて使用しても目的とする色
調を得ることは不可能で、敢えてこの様な系で十分な隠
蔽性を発現させるには、自己発色感圧記録層の発色性が
悪くなるほどに着色ラミネート層を厚くせねばならず、
非合理的である。
【0023】着色ラミネート層中の染顔料とポリオレフ
ィン樹脂との混合比率は、L値が50以下且つb値が−
40以下の色調が達成される限り、いかなる比率で用い
ることも可能であり、着色ラミネート層中の染顔料濃度
が高いほど隠蔽力が向上することはいうまでもないが、
着色ラミネート層中の染顔料濃度が50重量%を越える
と、着色ラミネート層の透明ラミネート層への接着力が
悪くなって不透明被覆シートが不必要に剥離する恐れを
生じたり、ラミネーターが汚れ易くなって生産上問題と
なる恐れを生じるので、染顔料濃度は50重量%以下が
好ましい。
【0024】着色ラミネート層の厚みは、透明ラミネー
ト層及び不透明被覆シート用基材の厚みと合計して制御
されるべきものであるが、一般的に着色ラミネート層の
厚みは10μm以上が好ましく、この範囲より薄いと、
不透明被覆シートを剥離した場合に不透明被覆シートか
ら着色ラミネート層が剥離するラミネート層浮きが発生
する場合がある。また、着色ラミネート層単独の厚みの
上限は特に規制されるものではないが、着色ラミネート
層を設けた不透明被覆シートと透明ラミネート層の合計
の厚みが110μmを越えると、感圧印字した場合に記
録濃度が低下するので、記録用シートとして好ましくな
い。さらに着色ラミネート層は、透視防止性を堅持する
ために、ハンターのLab空間のL値が50以下且つb
値が−40以下という色調が達成されるだけの厚み(使
用する染顔料によって必要最小限の厚みは異なる)を有
さなければならない。
【0025】透明ラミネート層は、印字面の光沢、耐傷
性、耐摩擦性を向上させるばかりでなく、着色ラミネー
ト層を有する不透明被覆シートに対して剥離する剥離層
として機能し、厚みは10μm以上であることが好まし
い。透明ラミネート層の厚みがこの範囲より薄いと、不
透明被覆シートを剥離した場合に、感圧記録層からポリ
オレフィン樹脂ラミネート層が剥離するラミネート層浮
きが発生したり、感圧記録層の地肌カブリが生じたりし
て記録の判読が困難となる場合がある。また、透明ラミ
ネート層単独の厚みの上限は特に規制されるものではな
いが、着色ラミネート層を設けた不透明被覆シートと透
明ラミネート層の合計の厚みが110μm以下であるこ
とが好ましいことは既に述べたとおりである。
【0026】ラミネート層を構成するポリオレフィン樹
脂としては、例えば、以下の物質が挙げられる。高密度
ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレ
ン、直鎖状低密度ポリエチレン等のポリエチレン;アイ
ソタクチック、シンジオタクチック、アタクチック、そ
れらの混合物、エチレンとのランダム共重合体又はブロ
ック共重合体等のポリプロピレン;その他ポリ−3−メ
チルペンテン−1、等を単独或は混合して使用できる。
【0027】ポリオレフィン樹脂ラミネート層により感
圧記録シートと被覆基材を一体化するには一般の溶融押
し出しダイ、Tダイを用いることができる。多層同時押
し出しダイ(共押し出しTダイ等)を用いてもかまわな
いが、透明ラミネート層と着色ラミネート層とを同時に
押し出すのは両者の接着性が向上しすぎて後の剥離作業
上、好ましくない。溶融押し出しの前処理として、自己
発色性の感圧記録層或は被覆基材にコロナ処理、フレー
ム処理、オゾン処理等公知の接着性改良のための処理を
行うことは何等差し支えない。当然のことながら、貼合
せ前のラミネート層表面にこれらの表面処理を行い、不
透明被覆シートの接着性及び剥離性をコントロールする
ことができる。溶融押し出しによる貼り合わせ時に、感
圧記録層を有する支持体及び不透明被覆シートのいずれ
を冷却ロール側に、或はプレスロール側に位置させても
さしつかえないが、特に発色感度の高い感圧記録層を用
いる場合においては、プレスロール側を不透明被覆シー
トにする方が好ましい。
【0028】感圧記録層と透明ラミネート層の間に、必
要であれば接着性改良のためのポリビニルアルコール、
ゼラチン、ポリアクリル酸及びその塩、カゼイン、デン
プン、ゴムラテックス等の各種ラテックス等の水性高分
子中間層を、感圧記録感度が低下しない塗布量範囲で設
けることができる。
【0029】感圧記録層と透明ラミネート層の接着強
度、或は被覆基材と着色ラミネート層の接着強度はテン
シロン万能引っ張り試験機における180度剥離試験に
おいて、200gf/30mm以上の接着強度(剥離強
度)であることが好ましい。ポリオレフィン樹脂ラミネ
ート層の接着強度がこの範囲以下であると、記録、搬送
等の途中で剥離トラブルが起こる場合がある。又、この
範囲以上であれば透明ラミネート層を無理に剥離したよ
うな場合でも感圧記録層が発色するため接着強度として
は十分である。
【0030】透明ラミネート層と着色ラミネート層との
接着強度は、原理的には透明ラミネート層と感圧記録層
との接着強度以下及び着色ラミネート層と被覆基材の接
着強度以下であれば不透明被覆シートとラミ感圧記録シ
ートとを剥離できるが、あまりに接着強度が接近しすぎ
ると透明ラミネート層が感圧記録層から浮く(部分的に
剥離する)というトラブルが生じたり、不透明被覆シー
トを剥離する場合に感圧記録層が発色したり、不透明被
覆シートの厚みいかんによっては不透明被覆シートが剥
離時に破壊したりというトラブルが生じることがある。
このようなトラブルは、不透明被覆シートの厚みや種
類、ポリオレフィン樹脂ラミネート層の厚み、或は感圧
記録層の発色性により発生する接着強度範囲が異なる
が、テンシロン万能引っ張り試験機における180度剥
離試験において、160gf/30mmより小さい接着
強度(剥離強度)であることが好ましい。
【0031】本発明の感圧記録シートに用いられる支持
体、及び不透明被覆シートに用いられる被覆基材として
は、グラシン紙、上質紙、アート紙、コーテッド紙、キ
ャスト紙等の一般紙を用いることができ、木材パルプ、
合成パルプ、填料、サイズ剤、紙力増強剤、染料等、通
常抄紙で用いられる原材料を必要に応じて使用すること
が可能である。又、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリメチルペンテン等のプラ
スチックシート、及びこれらの合成繊維からなる合成紙
や不織布、又は合成樹脂を紙に片面にラミネートしたラ
ミネート紙、金属箔、又は金属箔と紙の貼り合わせ品、
蒸着紙、ホログラム処理を施した不透明シート、合成樹
脂フィルムとの貼り合わせ品、マイカ紙、ガラスペーパ
ー等も使用可能である。これらの支持体は無機或は有機
顔料、インク、トナー等により迷彩化或いは不透明化す
ることができる。
【0032】又、不透明被覆シートの非貼り合わせ面或
は感圧記録層を有さない側の支持体面に、感圧記録層或
はその一部(顕色剤層或は発色剤層)や感熱層、磁気記
録層、印刷層を設けることもできる。
【0033】本発明の方法において、有利に用いられる
パルプを主成分とする原紙には、各種高分子化合物、添
加剤を含有せしめることができる。例えば、デンプン、
デンプン誘導体(カチオン化デンプン、リン酸エステル
化デンプン、酸化デンプン等)、ポリアクリルアミド、
ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコール誘導体
(完全ケン化、部分ケン化、カルボキシ変性、カチオン
変性、その他の各種変性ポリビニルアルコール)、ゼラ
チン(アルカリ処理、酸処理、各種変性ゼラチン)等の
乾燥紙力増強剤、スターガムやアルギン酸誘導体等の天
然高分子多糖類、高級脂肪酸金属塩、ロジン誘導体、ジ
アルキルケトン、アルケニル又はアルキルコハク酸無水
物、エポキシ化高級脂肪酸アミド、有機フルオロ化合
物、ジアルキルケテンダイマー乳化物等のサイズ剤、ポ
リアミドポリアミンエピクロルヒドリン樹脂、メラミン
樹脂、尿素樹脂、エポキシ化ポリアミド樹脂等の湿潤紙
力増強剤、安定剤、顔料、染料、酸化防止剤、蛍光増白
剤、各種ラテックス、無機電解質(塩化ナトリウム、硫
酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、塩化カルシウム、塩
化リチウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩
化バリウム等)、pH調整剤、硫酸バンドや塩化アルミ
等の定着剤、炭酸カルシウム、カオリン、タルク、クレ
ー等の填料、有機導電剤等の添加剤を適宜組み合わせて
含有せしめることができる。これらの含有物は、抄紙段
階においてパルプスラリー中に分散させてもよいし、抄
紙後タブサイズにおいて添加させてもよく、又、各種コ
ーターで溶液を塗布してもよい。
【0034】本発明に利用し得る感圧記録層について
は、特に制限されることなく、従来から公知のものを使
用できる。例えば、マイクロカプセル化の方法やマイク
ロカプセルの壁材、発色剤や発色剤を溶解する油、或は
顕色剤、電子線硬化性樹脂、マイクロカプセル保護剤等
である。マイクロカプセル化法としては、コアセルベー
ション法(米国特許2800458号明細書等)、界面
重合法(特公昭47−1763号公報等)、インサイチ
ュー重合法(特開昭51−9079号公報等)等が使用
できる。
【0035】マイクロカプセルの壁材としては、ポリウ
レタン、ポリ尿素、エポキシ樹脂、尿素/ホルマリン樹
脂、メラミン/ホルマリン樹脂等が使用できる。
【0036】発色剤としては、トリアリルメタン系化合
物、ジアリールメタン系化合物、キサンテン系化合物、
チアジン系化合物、スピロピラン系化合物等が使用で
き、一般に感圧記録材料や感熱記録材料に用いられてい
るものであれば、特に制限されない。
【0037】発色剤を溶解する油としては、ジアリール
アルカン系、アルキルナフタレン系、アルキル化ビフェ
ニル、水添ターフェニルの如き芳香族合成油、ケロシ
ン、ナフサ、パラフィン油、塩素化パラフィンの如き脂
肪族合成油、綿実油、大豆油、亜麻仁油の如き植物油等
が使用できる。
【0038】マイクロカプセルの保護剤としては、セル
ロース粉末、デンプン粒子、タルク、焼成カオリン、炭
酸カルシウム等が使用できる。
【0039】顕色剤としては、粘土類(例えば、酸性白
土、アタパルジャイト等)、有機酸(例えば、サリチル
酸の如き芳香族カルボキシ化合物、又はこれらの金属塩
等)、有機酸と金属化合物の混合物、酸性重合体(例え
ば、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、サリチル酸系
樹脂、又はこれらの金属塩等)等が使用できる。
【0040】本発明において、感圧記録層の形成に使用
されるバインダーとしては、デンプン類、ヒドロキシエ
チルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース等のセルロース誘導
体、カゼイン、ゼラチン等のプロテイン、酸化デンプ
ン、エステル化合物デンプン等のサッカロースの如き水
性天然高分子化合物、ポリビニルアルコール、変性ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリ
ル酸、ポリアクリル酸ソーダ、アクリル酸アミド/アク
リル酸エステル共重合体、アクリル酸アミド/アクリル
酸エステル/メタクリル酸3元共重合体、スチレン/無
水マレイン酸共重合体のアルカリ塩、ラテックス、ポリ
アクリルアミド、スチレン/無水マレイン酸共重合体等
の如き水溶性合成高分子化合物やラテックス類、エチレ
ン/無水マレイン酸共重合体のアルカリ塩等の水溶性電
子線硬化性樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリ
アクリル酸エステル、スチレン/ブタジエン共重合体、
アクリロニトリル/ブタジエン共重合体、アクリル酸メ
チル/ブタジエン共重合体、アクリロニトリル/ブタジ
エン/アクリル酸共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重
合体等のラテックス等が挙げられる。
【0041】感圧記録層に使用される顔料としては、ケ
イソウ土、タルク、カオリン、焼成カオリン、炭酸カル
シウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸
化ケイ素、水酸化アルミニウム、尿素−ホルマリン樹脂
等が挙げられる。
【0042】その他に、助剤としてステアリン酸亜鉛、
ステアリン酸カルシウム等の高級脂肪酸金属塩、パラフ
ィン、酸化パラフィン、ポリエチレン、酸化ポリエチレ
ン、ステアリン酸アミド、カスターワックス等のワック
ス類、又、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、スル
ホン酸変性ポリビニルアルコール等の分散剤、ベンゾフ
ェノン系、ベンゾトリアゾール系等の紫外線吸収剤、更
に界面活性剤、蛍光染料等が必要に応じて添加される。
【0043】本発明の感圧記録シートにおいて、感圧記
録層の形成方法としては、ブレード塗工法、エアナイフ
塗工法、グラビア塗工法、ロールコーティング塗工法、
バー塗工法、落下カーテン塗工法等の公知の塗工方法が
利用可能である。感圧記録層は平滑化処理をすることが
好ましい。
【0044】更に、カール防止のためにバックコートを
施したり、ジャミング防止のために導電処理を行った
り、支持体と感圧記録層の間にアンダーコート層を設け
る等、感圧記録材料製造分野における各種の公知技術を
必要に応じて付加することができる。
【0045】又、本発明の構成として、高い発色濃度を
得る上で、支持体と感圧記録層との間に、炭酸カルシウ
ム、タルク、シリカ、クレー、硫酸バリウム、炭酸マグ
ネシウム、ケイ酸マグネシウム、硫酸鉛、鉛白、亜鉛
華、硫化亜鉛、サチン白、酸化チタン、酸化アンチモ
ン、雲母、ベントナイト、ケイ酸カルシウム、石膏、水
酸化アルミニウム等の無機顔料、又はポリスチレン、ポ
リビニルトルエン、スチレン/ジビニルベンゼン共重合
体、ポリメタクリル酸メチル、尿素/ホルムアルデヒド
重合体、ポリエチレン等の微紛有機顔料を含む下引き層
を設けることは何等差し支えない。
【0046】又、本発明の積層感圧記録シートは、感圧
記録層面、透明ラミネート層面、着色ラミネート層面、
不透明被覆シートの表面或は裏面、或は積層感圧記録シ
ートの裏面に、感圧記録用の発色剤層又は顕色剤層或は
その両方、保護被覆層、剥離層、印刷層、地紋印刷層、
トナー受理層、インク受理層、感熱記録層、筆記層、磁
気記録層等を単独で、或は同時に設けることができる。
又、本発明の感圧記録シートは、他の感圧記録シート、
裏カーボン複写シート、粘着シート、印刷シート、透明
フィルム等と組合わせて一連の複写シートとして使用で
きる。本発明の記録シートの一部、或は全部にダイカッ
ト等の加工、一部の不透明被覆シートの分離、ミシン
目、プリンター用送り孔等の加工を施すことは何等差し
支えない。
【0047】
【作用】本発明の積層感圧記録シートにおいては、ラミ
感圧記録シートと不透明被覆シートがポリオレフィン樹
脂ラミネート層により一体化され、感圧記録層と透明ラ
ミネート層、或は被覆基材と着色ラミネート層は強固に
接着しているものの、透明ラミネート層と着色ラミネー
ト層の界面は剥離可能な接着がなされているために、不
透明被覆シートを軽い力でラミ感圧記録シートから分離
(剥離)できる。一旦、不透明被覆シートをポリオレフ
ィン樹脂ラミネート層から分離した場合、ポリオレフィ
ン樹脂ラミネート層はすでに冷却、固化しているため容
易に再接着することはない。無機顔料や有機顔料を含有
する着色ラミネート層は、筆圧をあまり分散、吸収する
ことなく伝達するため、感圧記録時において、高い発色
濃度が得られ、印字面の光沢、耐傷性、耐摩擦性に優
れ、又、着色ラミネート層により、感圧記録した情報を
外部に公開、露出することなく取り扱うことができ、且
つ必要に応じて不透明被覆シートを剥離することによ
り、内部に感圧記録した情報を読むことができる。不透
明被覆シートが積層されている状態では、特定の色調を
有する着色ラミネート層の持つ優れた隠ぺい性によって
内部の記録を透視することができず、秘守性が良好であ
る。このため、記録シートの表裏等に透視防止用の地紋
印刷等を設けずに済み、美麗であるばかりでなく、情報
伝達面積を大きくとれる。また、不透明被覆シートの透
視防止効果の大きさ故に、積層感圧記録シート全体の厚
みを薄くすることが出来、発色性には有利になる。更
に、上に述べた理由で、一度開示した情報は、再度隠蔽
できない(再接着防止性)という特徴を有する。
【0048】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳しく説明する
が、本発明の内容は、実施例に限られるものではない。
以下に示す部及び%のいずれも重量基準である。又、塗
抹量を示す値は、断わりのない限り乾燥後の塗抹量であ
る。被覆基材には全て市販の感圧記録用紙の顕色剤層を
有する下紙(三菱製紙製、NCR下用紙BCCF)を使
用した。なお、被覆基材の非顕色剤層面は、着色ラミネ
ート層と接する構成である。
【0049】実施例1 感圧記録紙として、市販の高感度自己発色性感圧記録紙
(三菱製紙製、ダイヤセルフ、MCD−S N100、
坪量107g/m2)を使用した。感圧記録面にコロナ処理
を行った後、溶融押し出しダイによりポリプロピレンを
厚み15μmでラミネートを行い、透明ラミネート層と
した。被覆基材には、市販の感圧記録用紙の顕色剤層を
有する下紙(三菱製紙製、NCR下用紙N50BCC
F、坪量61g/m2)を使用した。被覆基材の非顕色剤面
にコロナ処理を施し、着色ラミネート層としてフタロシ
アニンブルーを5重量%含む低密度ポリエチレンを溶融
押し出しダイにより25μmの厚みでラミネートしなが
ら、同時に透明ラミネート層が着色ラミネート層に重な
り合う方向にラミ感圧記録シートを圧着して、ラミ感圧
記録シートと不透明被覆シートを一体化して目的の積層
感圧記録シートを得た。着色ラミネート面のL値は2
5、b値は−50、着色ラミネート層を設けた不透明被
覆シートと透明ラミネート層の合計の厚みは108μm
であった。
【0050】実施例2 感圧記録紙として、実施例1と同様の自己発色性感圧記
録紙を使用した。感圧記録面にコロナ処理を行った後、
溶融押し出しダイにより低密度ポリエチレンを厚み15
μmでラミネートを行い透明ラミネート層とした。実施
例1と同様の被覆基材にコロナ処理を施し、着色ラミネ
ート層として群青5重量%及び酸化チタンを5重量%含
む低密度ポリエチレンを溶融押し出しダイにより20μ
mの厚みでラミネートしながら、同時に透明ラミネート
層が着色ラミネート層に重なり合う方向にラミ感圧記録
シートを圧着して、ラミ感圧記録シートと不透明被覆シ
ートを一体化して目的の積層感圧記録シートを得た。着
色ラミネート面のL値は48、b値は−43、着色ラミ
ネート層を設けた不透明被覆シートと透明ラミネート層
の合計の厚みは102μmであった。
【0051】実施例3 実施例1と同様の被覆基材にコロナ処理を施し、着色ラ
ミネート層として青染料(日本化薬製 カヤセットブル
ー)を10重量%含む低密度ポリエチレンを溶融押し出
しダイにより15μmの厚みでラミネートし不透明被覆
シートとした。感圧記録紙として、実施例1と同様の自
己発色性感圧記録紙を使用した。感圧記録面にコロナ処
理を行った後、透明ラミネート層として溶融押し出しダ
イにより低密度ポリエチレンを厚み15μmでラミネー
トを行うと同時に着色ラミネート層が透明ラミネート層
に重なり合う方向に不透明被覆シートを圧着して、ラミ
感圧記録シートと不透明被覆シートを一体化して目的の
積層感圧記録シートを得た。着色ラミネート面のL値は
39、b値は−54、着色ラミネート層を設けた不透明
被覆シートと透明ラミネート層の合計の厚みは97μm
であった。
【0052】実施例4 感圧記録紙として、実施例1と同様の自己発色性感圧記
録紙を使用した。感圧記録面にコロナ処理を行った後、
溶融押し出しダイにより低密度ポリエチレンと高密度ポ
リエチレンの等量混合物を厚み15μmでラミネートを
行い、透明ラミネート層とした。被覆基材には、市販の
感圧記録用紙の顕色剤層を有する下紙(三菱製紙製、N
CR下用紙N40BCCF、坪量56g/m2)を使用し
た。被覆基材の非顕色剤面にコロナ処理を施し、着色ラ
ミネート層としてフタロシアニンブルーを10重量%含
む低密度ポリエチレンを溶融押し出しダイにより22μ
mの厚みでラミネートしながら、同時に透明ラミネート
層が着色ラミネート層に重なり合う方向にラミ感圧記録
シートを圧着して、ラミ感圧記録シートと不透明被覆シ
ートを一体化して目的の積層感圧記録シートを得た。着
色ラミネート面のL値は28、b値は−62、着色ラミ
ネート層を設けた不透明被覆シートと透明ラミネート層
の合計の厚みは98μmであった。
【0053】比較例1 感圧記録シートとして、実施例1と同様の市販の高感度
自己発色性感圧記録紙にコロナ処理を行い、溶融押し出
しダイにより低密度ポリエチレンを厚み15μmでラミ
ネートを行い、透明ラミネート層とした。実施例1と同
様の被覆基材にコロナ処理を施し、着色ラミネート層の
代わりに、染顔料を混合しない透明な低密度ポリエチレ
ンを溶融押し出しダイにより25μmの厚みでラミネー
トしながら、同時に2つのラミネート層が重なり合う方
向にラミ感圧記録シートを圧着して、ラミ感圧記録シー
トと不透明被覆シートを一体化して積層感圧記録シート
を得た。不透明被覆シート側ラミネート面のL値は9
1、b値は5、非着色ラミネート層を設けた不透明被覆
シートと透明ラミネート層の合計の厚みは107μmで
あった。
【0054】比較例2 着色ラミネート層のラミネート厚みを25μmから32
μmに変えた他は実施例1と同様に作製して積層感圧記
録シートを得た。着色ラミネート面のL値は22、b値
は−49、着色ラミネート層を設けた不透明被覆シート
と透明ラミネート層の合計の厚みは114μmであっ
た。
【0055】比較例3 感圧記録シートとして、実施例1と同様の市販の高感度
自己発色性感圧記録紙にコロナ処理を行い、溶融押し出
しダイにより低密度ポリエチレンを厚み15μmでラミ
ネートを行い、透明ラミネート層とした。実施例1と同
様の被覆基材にコロナ処理を施し、着色ラミネート層と
して群青1重量%及び酸化チタン15重量%を含有する
低密度ポリエチレンを溶融押し出しダイにより20μm
の厚みでラミネートしながら、同時に透明ラミネート層
が着色ラミネート層に重なり合う方向にラミ感圧記録シ
ートを圧着して、ラミ感圧記録シートと不透明被覆シー
トを一体化して積層感圧記録シートを得た。着色ラミネ
ート面のL値は85、b値は−9、着色ラミネート層を
設けた不透明被覆シートと透明ラミネート層の合計の厚
みは103μmであった。
【0056】比較例4 感圧記録シートとして、実施例1と同様の市販の高感度
自己発色性感圧記録紙にコロナ処理を行い、溶融押し出
しダイにより低密度ポリプロピレンを厚み15μmでラ
ミネートを行い、透明ラミネート層とした。実施例1と
同様の被覆基材にコロナ処理を施し、着色ラミネート層
としてフタロシアニンブルー1.5重量%を含有する低
密度ポリエチレンを溶融押し出しダイにより19μmの
厚みでラミネートしながら、同時に透明ラミネート層が
着色ラミネート層に重なり合う方向にラミ感圧記録シー
トを圧着して、ラミ感圧記録シートと不透明被覆シート
を一体化して積層感圧記録シートを得た。着色ラミネー
ト面のL値は53、b値は−49、着色ラミネート層を
設けた不透明被覆シートと透明ラミネート層の合計の厚
みは102μmであった。
【0057】比較例5 感圧記録シートとして、実施例1と同様の市販の高感度
自己発色性感圧記録紙にコロナ処理を行い、溶融押し出
しダイにより低密度ポリエチレンを厚み15μmでラミ
ネートを行い、透明ラミネート層とした。実施例1と同
様の被覆基材にコロナ処理を施し、着色ラミネート層と
してフタロシアニンブルー1.5重量%及び炭酸カルシ
ウム8重量%を含有する低密度ポリエチレンを溶融押し
出しダイにより20μmの厚みでラミネートしながら、
同時に透明ラミネート層が着色ラミネート層に重なり合
う方向にラミ感圧記録シートを圧着して、ラミ感圧記録
シートと不透明被覆シートを一体化して積層感圧記録シ
ートを得た。着色ラミネート面のL値は45、b値は−
38、着色ラミネート層を設けた不透明被覆シートと透
明ラミネート層の合計の厚みは104μmであった。
【0058】比較例6 感圧記録シートとして、実施例1と同様の市販の高感度
自己発色性感圧記録紙を用いた。また、被覆基材として
は、上質紙(坪量75g/m2)を用いた。感圧記録シート
にコロナ処理を行い、溶融押し出しダイにより低密度ポ
リエチレンを厚み20μmでラミネートを行うと同時
に、被覆基材とラミ感圧記録シートを圧着して積層感圧
記録シートを得た。ラミネート樹脂を押し出す際に、ラ
ミネート樹脂の感圧記録シートと接する側にはオゾン処
理を施した。本例では、ラミネート層は単層となり、剥
離部位はラミネート層と不透明被覆シートの界面にな
る。不透明被覆シート剥離面のL値は92、b値は2、
不透明被覆シートと透明ラミネート層の合計の厚みは1
00μmであった。
【0059】比較例7 ラミネート方法を、多層同時押し出しダイによる低密度
ポリエチレンとオレイン酸アミドを250ppm添加し
たポリプロピレンの共押し出しラミネート(厚み25μ
m)に替えた他は比較例6と同様にして積層感圧記録シ
ートを得た。感圧記録シート側に低密度ポリエチレン、
不透明被覆シート側にオレイン酸アミド入りのポリプロ
ピレンを配置した。本例でも、剥離部位はラミネート層
と不透明被覆シートの界面になる。不透明被覆シート剥
離面のL値は92、b値は2、不透明被覆シートと透明
ラミネート層の合計の厚みは105μmであった。
【0060】比較例8 感圧記録シートとして、実施例1と同様の市販の高感度
自己発色性感圧記録紙にコロナ処理を行い、溶融押し出
しダイにより低密度ポリエチレンを厚み15μmでラミ
ネートを行い、透明ラミネート層とした。被覆基材に厚
手の片面キャスト紙(坪量156g/m2)を用い、キャス
ト面側にコロナ処理を施し、着色ラミネート層の代わり
に、染顔料を混合しない透明な低密度ポリエチレンを溶
融押し出しダイにより25μmの厚みでラミネートしな
がら、同時に2つのラミネート層が重なり合う方向にラ
ミ感圧記録シートを圧着して、ラミ感圧記録シートと不
透明被覆シートを一体化して積層感圧記録シートを得
た。不透明被覆シート側ラミネート面のL値は91、b
値は2、非着色ラミネート層を設けた不透明被覆シート
と透明ラミネート層の合計の厚みは165μmであっ
た。
【0061】[色調]不透明被覆シートを剥離し、着色
ラミネート面のL値及びb値を日本電色工業社製の色差
計で測定した。任意の10カ所の平均を、小数点一桁を
四捨五入して評価値とした。
【0062】[厚み]積層感圧記録から剥離した不透明
被覆シートの厚みと、ラミ感圧記録シートから次亜塩素
酸ナトリウム水溶液を用いて単離したラミネート層の厚
みを、それぞれマイクロメーターで測定し、その合計の
値として表した。
【0063】[発色性]それぞれの感圧記録シートの発
色濃度は、不透明被覆シートの上に更に1枚の感圧上用
紙(三菱製紙製、NCR上用紙N50)を重ね合わせて
からインパクトプリンターにより一定加重を加えて印字
し、その後不透明被覆シートを剥離して発色印字面を露
出させ、発色濃度をマクベスRD919反射濃度計で測
定した。
【0064】[秘守性]それぞれの感圧記録シートの不
透明被覆シートの上に更に1枚の感圧上用紙(三菱製紙
製、NCR上用紙CBN50)を重ね合わせてからイン
パクトプリンターにより平均3mm角の文字を1000
文字印字し、その後不透明被覆シートを剥離しないまま
で内部発色文字の解読を行った。解読率を総印字文字数
に対する解読可能な文字数(%表示)で表した。解読率
は低いほど良好な秘守性を持っている。
【0065】[剥離性]それぞれの感圧記録シートの剥
離性は、30mm幅に裁断したサンプルの不透明被覆シ
ートのみにカットをいれ、不透明被覆シートを透明ラミ
ネート層から剥離する際の、テンシロン万能試験機によ
る180度動剥離強度(剥離速度300mm/分)で評
価を行った。
【0066】
【表1】
【0067】評価:上記表1において、実施例1〜4で
作製した積層感圧記録シートは、透明ラミネート層は感
圧記録層に十分に接着し、剥離時において不透明被覆シ
ートのみがきれいに剥離し、且つ不透明被覆シートは均
一で良好な剥離性を有し、着色ラミネート層は被覆基材
に接着したままであった。感圧記録層はいずれも発色性
が良好で、一度剥離して情報を開示すると、再度接着し
ない秘守特性を有するものであった。積層感圧記録シー
トは、その表面(被覆基材側)、裏面(感圧記録シート
の非感圧記録層側)に地紋印刷等の目隠しを設けなくて
も不透明被覆シートを剥離するまでは、内部の記録が着
色ラミネート層の効果により透視防止ができ、内部の記
録を解読することはできなかった。このため、積層感圧
記録シートの表面、裏面は地紋印刷の必要がなく、見苦
しくないばかりか情報の書き込みが可能である。
【0068】これに対して、比較例1で作製した積層感
圧記録シートは、着色ラミネート層を使用しない透明ラ
ミネート層のみで被覆基材と感圧記録層を接着した場合
であり、被覆基材を積層してあっても感圧記録層の発色
が透けて内部の記録が見えるという秘守性の低いもので
あった。被覆基材の片面に地紋印刷すればかなりな透視
防止の効果が得られるが、見苦しいばかりでなく、積層
感圧記録シートの表裏の情報記録面が無くなってしま
い、情報伝達量が著しく減少するものであった。比較例
2は、秘守性は高いものの、積層感圧記録シートの厚み
が厚いために、発色性が劣るものであった。比較例3
は、着色ラミネート層の着色が不足したために秘守性が
低いものであった。比較例4はL値が大きめであり、比
較例5はb値が大きめであるため、秘守性がやや劣る結
果となった。比較例6、7は、ラミ感圧記録シートのラ
ミネート層と被覆基材の界面で剥離するタイプであり、
着色ラミネートを施していないため、比較例1の場合と
同様に秘守性が劣るものであった。比較例8は、厚みの
大きい被覆基材を使用しているために秘守性は良好にな
るものの、発色性はかなり劣るものとなった。
【0069】
【発明の効果】本発明の感圧記録シートにおいては、感
圧記録層と不透明被覆シートがポリオレフィン樹脂ラミ
ネート層により一体化され、不透明被覆シートを軽い力
で透明ラミネート層及び感圧記録層を有する支持体と分
離(剥離)できる。感圧記録した情報を外部に公開、露
出することなく取り扱うことができ、且つ必要に応じて
不透明被覆シートを剥離することにより、内部に感圧記
録した情報を読むことができる。不透明被覆シートが積
層されている状態では、高い隠蔽性を有するため内部の
記録を透視することができず、秘守性が良好である。こ
のため、記録シートの表裏等に透視防止用の地紋印刷等
を設けずに済み、美麗であるばかりでなく、情報伝達面
積を大きくとれる。更に、一度開示した情報は、再度隠
蔽できない(再接着防止性)という特徴を有し、連続伝
票用、貼り付け伝票、ラベル、葉書等の通信文、記録
用、無塵記録紙等多くの用途にもちいることができる実
用的意義の大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感圧記録シートの断面図
【符号の説明】
1 被覆基材 2 着色ラミネート層 3 透明ラミネート層 4 自己発色性感圧記録層 5 支持体 6 不透明被覆シート 7 感圧記録シート 8 ラミ感圧記録シート 9 積層感圧記録シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体の片面に双方又は一方がマイクロ
    カプセル化されている発色剤又は顕色剤をそれぞれ単独
    で積層或は混合して塗設した感圧記録層を設け、更にそ
    の上にポリオレフィン樹脂からなる透明ラミネート層を
    設けたラミ感圧記録シートと、被覆基材の片面にポリオ
    レフィン樹脂からなる着色ラミネート層を設けた不透明
    被覆シートとを、該透明ラミネート層と該着色ラミネー
    ト層が剥離可能に密着するように一体化された積層感圧
    記録シートにおいて、該不透明被覆シートの着色ラミネ
    ート面の色調が、ハンターのLab空間のL値は50以
    下且つハンターのLab空間のb値は−40以下である
    ことを特徴とする積層感圧記録シート。
  2. 【請求項2】 着色ラミネート層を設けた不透明被覆シ
    ートと透明ラミネート層の合計の厚みが110μm以下
    であることを特徴とする請求項1記載の積層感圧記録シ
    ート。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005023170A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Toppan Forms Co Ltd 隠蔽性能に優れた感圧接着剤組成物およびそれを用いたシート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005023170A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Toppan Forms Co Ltd 隠蔽性能に優れた感圧接着剤組成物およびそれを用いたシート

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