JPH0858229A - 積層型感圧記録シート及びその製造方法 - Google Patents

積層型感圧記録シート及びその製造方法

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JPH0858229A
JPH0858229A JP6198241A JP19824194A JPH0858229A JP H0858229 A JPH0858229 A JP H0858229A JP 6198241 A JP6198241 A JP 6198241A JP 19824194 A JP19824194 A JP 19824194A JP H0858229 A JPH0858229 A JP H0858229A
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JP
Japan
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pressure
sensitive recording
layer
sheet
recording sheet
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Application number
JP6198241A
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English (en)
Inventor
Takaaki Komatsu
孝章 小松
Junji Harada
純二 原田
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 記録内容が隠蔽された積層型感圧記録シート
を提供する。 【構成】 支持体5の片面に双方又は一方がマイクロカ
プセル化されている発色剤又は顕色剤をそれぞれ単独で
積層或は混合して単層の感圧記録層4を設け、更にその
上に熱可塑性樹脂からなる表面ラミネート層3を設けた
ラミネート感圧記録シート7と、被覆用基材1の片面に
熱可塑性樹脂からなる裏面ラミネート層2を設けた不透
明被覆シート6の、該表面ラミネート層3と該裏面ラミ
ネート層2を剥離可能に積層してなる積層型感圧記録シ
ート9及びその製造方法。 【効果】 不透明被覆シート上から加圧することにより
内部の感圧記録部に情報を記録でき、剥離した不透明被
覆シートは再度接着することはない。良好な剥離性を持
ち、さらに透視防止機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層型の感圧記録シー
トに関するもので、支持体上に設けた単一形態の自己発
色性の感圧記録層上に表面ラミネート層を設け、不透明
被覆シートの裏面ラミネート層を介して不透明被覆シー
トと積層した内部発色性の積層型感圧記録シートであ
り、表面ラミネート層と裏面ラミネート層の界面で剥離
性を有し、記録の非露出性、耐水性、耐薬品性、耐油
性、耐擦傷性を有する型の記録シートとして、優れた印
字記録性と透視防止性を有し、再接着防止性、情報保持
性に優れた性能を有する伝票、郵便物、通信文、遊興
品、クリーンルーム用記録用紙として使用できる積層型
感圧記録シートである。
【0002】
【従来の技術】本発明に用いられる感圧記録層は、自己
発色性感圧記録型で、いわゆるノーカーボン複写紙から
発展したものであり、製品形態としては自己発色性感圧
記録シート又はセルフコンティンドペーパーとも呼ばれ
ている。本発明においては、特に明示しない限り自己発
色性感圧記録シートを単に感圧記録シートと称する。
又、本発明においては、特に明示しない限り自己発色性
感圧記録層を単に感圧記録層と称する。その構成は、無
色染料(以下、発色剤と称する)を内包するマイクロカ
プセルの塗料を支持体に塗設する工程と、更にその塗設
上に酸性白土、フェノール樹脂、有機酸性物質等の電子
受容性物質(以下、顕色剤と称する)を塗設する工程と
の都合2工程からなる2層塗布による製造方法(塗布順
序を逆にしたものも含む)や、上記2成分又はいずれか
1成分をマイクロカプセル化して、均一に混合して1層
塗布による製造方法(特公昭47−16096号公報)
が知られている。このような感圧記録シートは、発色剤
と顕色剤が近傍に存在するため、発色濃度の高い印字像
が得られやすいが、製造時や取扱い時の摩擦等による意
図しない不本意な発色汚れが発生しやすいという問題を
有する。なお、発色剤を塗布したシートと、顕色剤を塗
布したシートを重ね合わせて感圧発色させるシステム
は、本発明の自己発色性の感圧記録と区別して、分離型
の感圧記録シートと称する。
【0003】感圧記録シートは、その使用される条件に
おいて、実用上の必要な発色性能と不必要な発色汚れの
抑制とを両立させなければならない宿命にあり、従来か
ら発色性と発色汚れという相反する性質の両方を満足さ
せるための努力が払われている。更に、感圧記録シート
において、感圧記録した情報は、必然的に衆目に晒され
る公開性の高いものであり、情報内容を隠ぺいしたい場
合には、別途袋に入れる等しなければならなかった。
【0004】これまでに、例えば、感圧記録シートの記
録層上に、真空密着法によるラミネート層を設ける方法
(特公昭49−10857号公報)や、溶融ラミネート
法によるプラスチック層を有する記録シート(実開昭5
2−149709号公報)、及びこれらの保護層上に剥
離層を設ける等の例が知られている。しかし、現実的に
は、溶融ラミネートや貼り合わせにより保護層を設けた
場合においては、不必要な発色汚れの防止はできるもの
の、基本的に感圧記録部分が露出することを前提にして
いるため、記録の非公開性という問題は解決し得なかっ
た。
【0005】又、感圧記録シートの記録層上にヒートシ
ール性或は熱可塑性樹脂被覆層を設け、裏面にホットメ
ルトタイプ或は熱可塑性タイプのヒートシール性接着剤
を塗布した不透明被覆シートと重ね合わせ、熱プレスす
ることにより一体化する方法(実開平2−2173号公
報、同3−116974号公報等)があるが、一体化す
るほど熱プレスすると感圧記録層の発色カブリを招き商
品価値がなくなるか、或は接着力よりはるかに弱い粘着
力を持つ樹脂を用い、軽いプレスで粘着力により一体化
を行う以外になかった。このタイプの感圧記録シート
は、記録の隠ぺい性はあるものの、例えば再圧着するの
みで簡単に再接着できるため、記録の秘守性の低いもの
であった。
【0006】更に、近年になって、感圧記録シートと不
透明被覆シートを熱可塑性樹脂により一体化する方法
(特開平5−278175号公報)及び同じく感圧記録
シートと不透明被覆シートとを実質的に2層の熱可塑性
樹脂層により一体化する方法(特開平5−307362
号公報)が開示されている。しかしながら、これらの方
法においては、感圧記録シートと不透明被覆シートをそ
れぞれ異なる接着性で熱可塑性樹脂と接着させねばなら
ず、剥離トラブルが問題となる。ここでいう剥離トラブ
ルとは、熱可塑性樹脂を感圧記録シートに強接着にする
と、不透明被覆シートが剥がし難く、又、弱接着とする
と感圧記録シートとの接着性も弱くなり、不透明被覆シ
ートを剥離しようとすると感圧記録シートからも熱可塑
性樹脂層が無用に剥離する現象や、感圧記録シートと不
透明被覆シートに対する接着バランスがとれた場合で
も、経時によって不透明被覆シートとラミネート層との
剥離性が変わって剥離し難くなったり剥離しなくなった
りする現象を指す。
【0007】本来、生産工程上からみれば、溶融ラミネ
ート時の樹脂温度やプレス圧等は、接着強度を増加させ
たい感圧記録層側と、接着強度を比較的低く保ちたい不
透明被覆シート側で同時に大きく変えることは無理であ
り、基本的には感圧記録層側の接着強度が小さすぎない
ように樹脂温度、プレス圧等を高めに設定せざるを得な
い。このような条件下では、不透明被覆シート側にコロ
ナ処理等の前処理をしない場合でもかなり高い接着強度
となり、不透明被覆シートの剥離が非常に重いとか、不
透明被覆シートを剥離する場合に感圧記録層が発色する
等というトラブルがあった。又、この方法においては、
不透明被覆シートを剥離する場合の剥離性がバラツキや
すいという問題を有していた。これは、多分に不透明被
覆シートが多くの場合にパルプよりなる紙より形成され
るために、熱可塑性樹脂ラミネート層と接する面が一様
でないという理由に基づくものと考えられる。
【0008】特に、不透明被覆シートの熱可塑性樹脂ラ
ミネート層と接する面がパルプを主成分とする紙の場
合、180度剥離試験の平均値は許容範囲に収まるよう
な接着強度であっても、ミクロ的に見るとパルプ繊維の
凹凸による影響と思われるが許容接着強度を上回る部分
がある。このようなミクロな過大接着強度は、不透明被
覆シートの剥離自体にはほとんど影響しないものの、対
応する箇所の感圧記録層を発色させる場合があり、記録
シートとして好ましいものではない。このようなミクロ
な過大接着を避けるために、ラミネート時のプレス圧を
低下させたりすると不透明被覆シートの接着性自体が悪
化し、上紙(不透明被覆シート)剥がれという製品とし
て致命的な欠陥を引き起こすものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、不透明被覆シートを有する感圧記録シートにおいて
その本来の発色性を犠牲にすることなく、情報の非公開
性を有し、一旦剥離した不透明被覆シートは再接着しな
い秘守性を有し、実際の使用に際しては熱可塑性樹脂ラ
ミネート層の感圧記録層或は被覆用基材への接着性が良
好で、記録の改変、汚染を防止し、記録された内容を被
覆用基材を剥離することなく解読することが困難で、且
つ剥離性と接着性のバランスのとれた不透明被覆シート
を有する積層型感圧記録シートを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
について鋭意検討を行った結果、以下の解決法を見いだ
すに至った。
【0011】すなわち、支持体の片面に双方又は一方が
マイクロカプセル化されている発色剤又は顕色剤をそれ
ぞれ単独で積層或は混合して塗設してなる自己発色性の
感圧記録層上に熱可塑性樹脂からなる表面ラミネート層
を設けてなるラミネート感圧記録シートと、被覆用基材
の片面に熱可塑性樹脂からなる裏面ラミネート層を設け
てなる不透明被覆シートとからなり、該感圧記録シート
の表面ラミネート層と該不透明被覆シートの裏面ラミネ
ート層との間の接着強度が該表面ラミネート層と該感圧
記録層の接着強度および該裏面ラミネート層と該被覆用
基材の接着強度よりも小さく、該表面ラミネート層と該
裏面ラミネート層の間で剥離可能に一体化してなる積層
型感圧記録シートの発明である。
【0012】本発明の積層型感圧記録シートを製造する
には、支持体の片面に、双方又は一方がマイクロカプセ
ル化されている発色剤又は顕色剤をそれぞれ単独で積層
或は混合して単層の感圧記録層を設けて感圧記録シート
を作製し、該感圧記録層上に熱可塑性樹脂を溶融押し出
しし、表面ラミネート層を設けてラミネート感圧記録シ
ートとし、該表面ラミネート層を冷却して後に、該ラミ
ネート感圧記録シートの表面ラミネート層側と被覆用基
材との中間に、熱可塑性樹脂を溶融押し出しして、ラミ
ネート感圧記録シートと、被覆用基材と裏面ラミネート
層よりなる不透明被覆シートとを剥離可能に貼り合わせ
て製造する方法をとることができる。
【0013】表面ラミネート層を形成する熱可塑性樹脂
の融点が、被覆用基材に接する熱可塑性樹脂の融点より
5℃以上高いことが好ましい。
【0014】或は、被覆用基材の片面に熱可塑性樹脂を
溶融押し出しし、裏面ラミネート層を設けて不透明被覆
シートとし、該裏面ラミネート層を冷却固化、一方、支
持体の片面に双方又は一方がマイクロカプセル化されて
いる発色剤又は顕色剤をそれぞれ単独で積層或は混合し
て単層の感圧記録層を設けて感圧記録シートとし、該不
透明被覆シートの裏面ラミネート層側と該感圧記録シー
トとの中間に熱可塑性樹脂を溶融押し出しして、熱可塑
性樹脂からなる表面ラミネート層を感圧記録シートに設
けてラミネート感圧記録シートと、該不透明被覆シート
とを剥離可能に貼り合わせて製造する方法をとることが
できる。裏面ラミネート層を形成する熱可塑性樹脂の融
点が、感圧記録層に接する熱可塑性樹脂の融点より5℃
以上高いことが好ましい。
【0015】以下、本発明の詳細を説明する。
【0016】本発明の積層型感圧記録シートにおいて
は、支持体上に自己発色性の感圧記録層を有する感圧記
録シートの記録層側に表面ラミネート層を設けてラミネ
ート感圧記録シートとし、裏面ラミネート層及び被覆用
基材とからなる不透明被覆シートとを剥離可能に積層す
ることにより、透視防止性を有し、且つ感圧記録シート
とも不透明被覆シートとも接着性が良好で、必要時には
不透明被覆シートを容易に剥離することが可能で、剥離
後はラミネート感圧記録シートに印字記録された内容を
容易に判読できる感圧記録性シートを提供するものであ
る。以後、感圧記録シートの表面ラミネート層(以下、
表面ラミネート層と称する)と被覆用基材側の裏面ラミ
ネート層(以下、裏面ラミネート層と称する)を区別し
て呼ぶ場合の他は、両方の総称として熱可塑性樹脂ラミ
ネート層という表現を用いる。厳密には、ポリオレフィ
ン樹脂等を基材上に1層設ける場合はコーティングであ
るが、便宜上このような場合もすべてラミネート、或は
ラミネート層と称する。
【0017】本発明においては、自己発色性の感圧記録
シート或は被覆用基材に剥離処理を施すことは不要であ
り、高い生産性及び秘守性を与えるものである。
【0018】熱可塑性樹脂ラミネート層の厚みが一定範
囲内であり、且つ感圧記録層の発色性が高い感圧記録シ
ートを用いた場合においては、ラミネート層を有する不
透明被覆シートは筆圧をほとんど分散、吸収することな
く伝達するため、感圧記録時において、高い発色濃度が
得られ、印字面の光沢、耐傷性、耐摩擦性に優れ、又、
熱可塑性樹脂ラミネート層の上に不透明被覆シートを有
するために、感圧記録した情報を外部に公開、露出する
ことなく取り扱うことができ、且つ必要に応じて不透明
被覆シートを剥離することにより、内部に感圧記録した
情報を読むことができる。更に、一度開示した情報は、
再度隠蔽できない(再接着防止性)という特徴を有す
る。
【0019】本発明の積層型感圧記録シートは、表面ラ
ミネート層と自己発色性の感圧記録層間、および裏面ラ
ミネート層と被覆用基材間との接着強度より十分に表面
ラミネート層と裏面ラミネート層間の接着強度を小さく
することにより、剥離する場合には表面ラミネート層と
裏面ラミネート層の界面で分離され、ラミネート感圧記
録シートと不透明被覆シートとに剥離できる。表面ラミ
ネート層と裏面ラミネート層間の接着強度は、表面ラミ
ネート層と自己発色性の感圧記録層間、および裏面ラミ
ネート層と被覆用基材間との接着強度よりも小さければ
剥離はラミネート層間でおこるが、テンシロン万能引っ
張り試験機における180度剥離強度において40gf
/30mm以上、好ましくは60gf/30mm以上の
差をもって小さければ、積層型感圧記録シートを剥離す
る場合に問題なく表面ラミネート層と裏面ラミネート層
の間で剥離することが可能である。
【0020】また感圧記録層と表面ラミネート層の接着
強度、或は被覆用基材と裏面ラミネート層の接着強度
は、テンシロン万能引っ張り試験機における180度剥
離試験(剥離速度:300mm/分)において、200
gf/30mm以上の接着強度(剥離強度)であること
が好ましい。熱可塑性樹脂ラミネート層の接着強度がこ
の範囲以下であると、記録、搬送等の途中で剥離トラブ
ルが起こる場合がある。又、この範囲以上であれば、表
面ラミネート層を無理に剥離したような場合でも感圧記
録層が発色し、剥離の事実が判明するため接着強度とし
ては十分である。
【0021】ラミネート層間の接着強度は、原理的には
感圧記録シート側のラミネート層と感圧記録層との接着
強度以下及び被覆用基材側のラミネート層と被覆用基材
の接着強度以下であれば、不透明被覆シートとラミネー
ト感圧記録シートとを剥離できるが、あまりに接着強度
が接近しすぎると感圧記録シート側のラミネート層が感
圧記録層から浮く(部分的に剥離する)というトラブル
が生じたり、不透明被覆シートを剥離する場合に感圧記
録層が発色したり、不透明被覆シートの厚み如何によっ
ては不透明被覆シートが剥離時に破壊したりというトラ
ブルが生じることがある。このようなトラブルは、不透
明被覆シートの厚みや種類、熱可塑性樹脂ラミネート層
の厚み、或は感圧記録層の発色性により発生する接着強
度範囲が異なるが、テンシロン万能引っ張り試験機にお
ける180度剥離試験において、160gf/30mm
より小さい接着強度(剥離強度)であることが好まし
い。
【0022】一般に、熱可塑性樹脂ラミネートを行う場
合に、被着体とポリオレフィン樹脂とは物理的なアンカ
ー効果で、或は弱い水素結合を中心として接着してい
る。当然、被着体へのアンダコート処理、或は反応性ポ
リオレフィン樹脂を用いることにより、ポリオレフィン
樹脂と被着体の間に化学結合の割合を増加させ、接着性
を改良することは可能である。熱可塑性樹脂ラミネート
層と被着体との接着強度は、このようなアンカー効果、
水素結合や化学結合の割合を変化させることにより強め
たり弱めたりすることが可能である。即ち、接着強度を
増加させるには、溶融ラミネート時の樹脂温度や被着体
温度を増加させたり、被着体表面を粗くしたり、ラミネ
ート時のプレス圧を増加してアンカー効果を高めたり、
被着体にコロナ処理、フレーム処理、紫外線照射、オゾ
ン処理等の前処理を行って極性基を導入し、水素結合の
割合を増やすことにより達成される。
【0023】当然のことながら、このようなアンカー効
果、水素結合を減少させることにより接着強度を減少さ
せることができる。例えば、感圧記録シート側のラミネ
ート層にシリコーン等の剥離処理を施し、更に熱可塑性
樹脂ラミネート層を溶融押し出しすると、その2層は簡
単に剥離する。
【0024】このように、熱可塑性樹脂ラミネート層上
に離型処理することが可能であり、剥離処理はいかなる
方法を用いても差し支えないが、例えば、以下のような
方法がある。即ち、感圧記録シート側のラミネート層の
片面或は被覆用基材側のラミネート層の片面に、シリコ
ーン化合物、フッ素化合物、脂肪族炭化水素系滑剤、高
級脂肪族系アルコール系滑剤、高級脂肪酸系滑剤、脂肪
酸アマイド系滑剤、金属石鹸系滑剤、脂肪酸エステル系
滑剤、カチオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、
アニオン系界面活性剤、両性界面活性剤等を塗布、或は
内添、含浸させ、必要であれば乾燥、硬化させて用い
る。これらの剥離剤と共に他のバインダー成分を併用す
ることは何等差支えないが、加熱により実質的な粘着性
や接着性を示さないバインダーを使うことが好ましい。
【0025】単層のラミネート層のみで感圧記録シート
と被覆用基材を積層することは技術的に可能ではある
が、この方法を採った場合、剥離部はラミネート層と感
圧記録層の界面、又はラミネート層と被覆用基材の界面
に位置することになる。このような場合は、剥離不能で
あったり、剥離困難であったりするばかりか、剥離後に
は感圧記録シート上に無用の発色汚れが発生したりす
る。これを避けるためには、例えば、不透明被覆シート
裏面に離型剤処理を施す方法等が考えられるが、剥離性
の制御が困難であったり、工程的に不利であったりす
る。しかしながら、本発明のように剥離部が積層された
2層のラミネートの界面に存在する場合は、剥離が容易
で、剥離後の無用な発色汚れも起こらないという特徴が
ある。
【0026】熱可塑性樹脂ラミネート層を構成する熱可
塑性樹脂としては、ポリエチレン(低密度、中密度、高
密度、線状低密度ポリエチレン)、ポリプロピレン、ポ
リトリメチルペンテン、ポリブテン、ポリエステル、ポ
リスチレン、ポリアミド、エチレン酢酸ビニル共重合
体、エチレンエチルアクリレート共重合体、エチレンア
クリル酸共重合体、エチレンアクリル酸メチル共重合
体、エチレンビニルアルコール共重合体、エチレンメタ
アクリル酸共重合体又はその塩、塩化ビニル、塩化ビニ
リデン等の汎用溶融押し出し樹脂を単独で、或は混合し
て用いることができる。混合方法には特に制限はなく、
任意の方法を用いることができる。例えば、混練機用押
し出し機、加熱練りロール、バンバリーミキサー、ニー
ダー等を用いて所定量のポリオレフィン樹脂、そして必
要に応じて各種の添加剤(剥離剤、滑り剤、顔料、酸化
防止剤、中和剤等)を加えて溶融混合したのち、その混
合物を粉砕、ペレット化する方法、又は押し出し機にい
わゆる単純ブレンドのままの状態で直接投入して押し出
しコーティングする方法、或は片方のポリオレフィン樹
脂の重合時に他の成分を共重合させて得られた混合樹脂
を使用する方法等を利用することができる。
【0027】表面ラミネート層に用いる熱可塑性樹脂と
裏面ラミネート層に用いる熱可塑性樹脂は同一のもので
あっても構わないが、融点の差が5℃以上ある方が均一
な剥離性を得る上でより好ましい。融点の差が5℃未満
では、高温度でラミネートを行う際に表面ラミネート層
と裏面ラミネート層とが必要以上の接着強さで積層され
る場合があったり、幅方向において剥離強度の強弱が生
じ、剥離感にバラツキが生じる場合がある。熱可塑性樹
脂の融点の差がある場合には、ラミネートの順番は、高
融点の樹脂を先にラミネートし、低融点の樹脂で貼合せ
を行う方が剥離の安定性の面からより好ましい。
【0028】感圧記録シートの表面ラミネート層の厚み
は10〜30μmの範囲とすることにより、感圧記録層
の発色性を低下させることなく印字面の光沢、耐傷性、
耐摩擦性を向上させるばかりでなく、裏面ラミネート層
を有する不透明被覆シートに対して剥離する剥離層とし
て機能する。表面ラミネート層の厚みがこの範囲より薄
いと、不透明被覆シートを剥離した場合に、感圧記録層
から表面ラミネート層が剥離するラミネート層浮きが発
生したり、感圧記録層の地肌カブリが生じたりして記録
の判読が困難となる場合がある。表面ラミネート層の厚
みがこの範囲より厚いと、感圧印字した場合に記録濃度
が低下し記録用シートとして好ましくない。
【0029】被覆用基材の裏面ラミネート層の厚みは、
感圧記録シートの表面ラミネート層の厚みと合計して制
御されるべきものであるが、一般的に裏面ラミネート層
の厚みも6〜30μmが好ましく、この範囲より薄い
と、不透明被覆シートを剥離した場合に不透明被覆シー
トから裏面ラミネート層が剥離するラミネート層浮きが
発生する場合がある。裏面ラミネート層の厚みがこの範
囲より厚いと、感圧印字した場合に記録濃度が低下し記
録用シートとして好ましくない。
【0030】熱可塑性樹脂ラミネート層により感圧記録
シートと被覆用基材を積層するには一般の溶融押し出し
ダイ、Tダイを用いることができる。多層同時押し出し
ダイ(共押し出しTダイ等)を用いてもかまわないが、
表面ラミネート層と裏面ラミネート層とを同時に押し出
すのは両者の接着性が向上しすぎて後の剥離作業上、好
ましくない。溶融押し出しの前処理として、感圧記録層
或は被覆用基材にコロナ処理、フレーム処理、オゾン処
理等公知の接着性改良のための処理を行うことは何等差
し支えない。当然のことながら、貼合せ前のラミネート
層表面にこれらの表面処理を行い、不透明被覆シートの
接着性及び剥離性をコントロールすることができる。溶
融押し出しによる貼り合わせ時に、感圧記録層を有する
支持体及び不透明被覆シートのいずれを冷却ロール側
に、或はプレスロール側に位置させても差支えないが、
特に発色感度の高い感圧記録層を用いる場合において
は、プレスロール側を不透明被覆シートにする方が好ま
しい。
【0031】感圧記録層と表面ラミネート層の間に、必
要であれば接着性改良のためのポリビニルアルコール、
ゼラチン、ポリアクリル酸及びその塩、カゼイン、デン
プン、ゴムラテックス等の各種ラテックス等の水性高分
子中間層を、感圧記録感度が低下しない塗布量範囲で設
けることができる。
【0032】本発明の感圧記録シートに用いられる支持
体、及び不透明被覆シートに用いられる被覆用基材とし
ては、グラシン紙、上質紙、アート紙、コーテッド紙、
キャスト紙等の一般紙を用いることができ、木材パル
プ、合成パルプ、填料、紙力増強剤、サイズ剤、染料
等、通常抄紙で用いられる原材料を必要に応じて使用す
ることが可能である。又、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリ塩
化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリメチルペンテン等
のプラスチックシート、又はこれらの合成繊維からなる
合成紙や不織布、又は合成樹脂を紙に片面にラミネート
したラミネート紙、金属箔、又は金属箔と紙の貼り合わ
せ品、蒸着紙、ホログラム処理を施した不透明シート、
合成樹脂フィルムとの貼り合わせ品、マイカ紙、ガラス
ペーパー等も使用可能である。これらの支持体は、無機
顔料或は有機顔料、インク、トナー等により不透明化す
ることができる。
【0033】本発明の方法において、有利に用いられる
パルプを主成分とする原紙には、各種高分子化合物、添
加剤を含有せしめることができる。例えば、デンプン、
デンプン誘導体(カチオン化デンプン、リン酸エステル
化デンプン、酸化デンプン等)、ポリアクリルアミド、
ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコール誘導体
(完全ケン化、部分ケン化、カルボキシ変性、カチオン
変性、その他の各種変性ポリビニルアルコール)、ゼラ
チン(アルカリ処理、酸処理、各種変性ゼラチン)等の
乾燥紙力増強剤、スターガムやアルギン酸誘導体等の天
然高分子多糖類、高級脂肪酸金属塩、ロジン誘導体、ジ
アルキルケトン、アルケニル又はアルキルコハク酸無水
物、エポキシ化高級脂肪酸アミド、有機フルオロ化合
物、ジアルキルケテンダイマー乳化物等のサイズ剤、ポ
リアミドポリアミンエピクロルヒドリン樹脂、メラミン
樹脂、尿素樹脂、エポキシ化ポリアミド樹脂等の湿潤紙
力増強剤、安定剤、顔料、染料、酸化防止剤、蛍光増白
剤、各種ラテックス、無機電解質(塩化ナトリウム、硫
酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、塩化カルシウム、塩
化リチウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩
化バリウム等)、pH調整剤、硫酸バンドや塩化アルミ
等の定着剤、炭酸カルシウム、カオリン、タルク、クレ
ー等の填料、有機導電剤等の添加剤を適宜組み合わせて
含有せしめることができる。これらの含有物は、抄紙段
階においてパルプスラリー中に分散させてもよいし、抄
紙後タブサイズにおいて添加させてもよく、又、各種コ
ーターで溶液を塗布してもよい。
【0034】本発明に利用し得る感圧記録層について
は、特に制限されることなく、従来から公知のものを使
用できる。例えば、マイクロカプセル化の方法やマイク
ロカプセルの壁材、発色剤や発色剤を溶解する油、或は
顕色剤、電子線硬化性樹脂、マイクロカプセル保護剤等
である。マイクロカプセル化法としては、コアセルベー
ション法(米国特許2800458号明細書等)、界面
重合法(特公昭47−1763号公報等)、インサイチ
ュー重合法(特開昭51−9079号公報等)等が使用
できる。
【0035】マイクロカプセルの壁材としては、ポリウ
レタン、ポリ尿素、エポキシ樹脂、尿素/ホルマリン樹
脂、メラミン/ホルマリン樹脂等が使用できる。
【0036】発色剤としては、トリアリルメタン系化合
物、ジアリールメタン系化合物、キサンテン系化合物、
チアジン系化合物、スピロピラン系化合物等が使用で
き、一般に感圧記録材料や感熱記録材料に用いられてい
るものであれば、特に制限されない。
【0037】発色剤を溶解する油としては、ジアリール
アルカン系、アルキルナフタレン系、アルキル化ビフェ
ニル、水添ターフェニルの如き芳香族合成油、ケロシ
ン、ナフサ、パラフィン油、塩素化パラフィンの如き脂
肪族合成油、綿実油、大豆油、亜麻仁油の如き植物油等
が使用できる。
【0038】マイクロカプセルの保護剤としては、セル
ロース粉末、デンプン粒子、タルク、焼成カオリン、炭
酸カルシウム等が使用できる。
【0039】顕色剤としては、粘土類(例えば、酸性白
土、アタパルジャイト等)、有機酸(例えば、サリチル
酸の如き芳香族カルボキシ化合物、又はこれらの金属塩
等)、有機酸と金属化合物の混合物、酸性重合体(例え
ば、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、サリチル酸系
樹脂、又はこれらの金属塩等)等が使用できる。
【0040】本発明において、感圧記録層の形成に使用
されるバインダーとしては、デンプン類、ヒドロキシエ
チルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース等のセルロース誘導
体、カゼイン、ゼラチン等のプロテイン、酸化デンプ
ン、エステル化合物デンプン等のサッカロースの如き水
性天然高分子化合物、ポリビニルアルコール、変性ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリ
ル酸、ポリアクリル酸ソーダ、アクリル酸アミド/アク
リル酸エステル共重合体、アクリル酸アミド/アクリル
酸エステル/メタクリル酸3元共重合体、スチレン/無
水マレイン酸共重合体のアルカリ塩、ラテックス、ポリ
アクリルアミド、スチレン/無水マレイン酸共重合体等
の如き水溶性合成高分子化合物やラテックス類、エチレ
ン/無水マレイン酸共重合体のアルカリ塩等の水溶性電
子線硬化性樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリ
アクリル酸エステル、スチレン/ブタジエン共重合体、
アクリロニトリル/ブタジエン共重合体、アクリル酸メ
チル/ブタジエン共重合体、アクリロニトリル/ブタジ
エン/アクリル酸共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重
合体等のラテックス等が挙げられる。
【0041】感圧記録層に使用される顔料としては、ケ
イソウ土、タルク、カオリン、焼成カオリン、炭酸カル
シウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸
化ケイ素、水酸化アルミニウム、尿素−ホルマリン樹脂
等が挙げられる。
【0042】その他に、助剤としてステアリン酸亜鉛、
ステアリン酸カルシウム等の高級脂肪酸金属塩、パラフ
ィン、酸化パラフィン、ポリエチレン、酸化ポリエチレ
ン、ステアリン酸アミド、カスターワックス等のワック
ス類、又、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、スル
ホン酸変性ポリビニルアルコール等の分散剤、ベンゾフ
ェノン系、ベンゾトリアゾール系等の紫外線吸収剤、更
に界面活性剤、蛍光染料等が必要に応じて添加される。
【0043】本発明の感圧記録シートにおいて、感圧記
録層の形成方法としては、ブレード塗工法、エアナイフ
塗工法、グラビア塗工法、ロールコーティング塗工法、
バー塗工法、落下カーテン塗工法等の公知の塗工方法が
利用可能である。感圧記録層は平滑化処理をすることが
好ましい。
【0044】更に、カール防止のためにバックコートを
施したり、ジャミング防止のために導電処理を行った
り、支持体と感圧記録層の間にアンダーコート層を設け
る等、感圧記録材料製造分野における各種の公知技術を
必要に応じて付加することができる。
【0045】又、本発明の構成として、高い発色濃度を
得る上で、支持体と感圧記録層との間に、炭酸カルシウ
ム、タルク、シリカ、クレー、硫酸バリウム、炭酸マグ
ネシウム、ケイ酸マグネシウム、硫酸鉛、鉛白、亜鉛
華、硫化亜鉛、サチン白、酸化チタン、酸化アンチモ
ン、雲母、ベントナイト、ケイ酸カルシウム、石膏、水
酸化アルミニウム等の無機顔料、又はポリスチレン、ポ
リビニルトルエン、スチレン/ジビニルベンゼン共重合
体、ポリメタクリル酸メチル、尿素/ホルムアルデヒド
重合体、ポリエチレン等の微粒子状有機顔料を含む下引
き層を設けることは何等差し支えない。
【0046】又、本発明の積層型感圧記録シートは、そ
の表面、感圧記録層面、感圧記録シート側のラミネート
層面、被覆用基材側のラミネート層面、不透明被覆シー
トの表面或は裏面、或は積層型感圧記録シートの裏面
に、感圧記録用の発色剤層又は顕色剤層或はその両方、
保護被覆層、剥離層、印刷層、地紋印刷層、トナー受理
層、インク受理層、感熱記録層、筆記層、磁気記録層等
を単独で、或は同時に設けることができる。又、本発明
の感圧記録シートは、他の感圧記録シートあるいは分離
型の感圧記録シート、裏カーボン複写シート、粘着シー
ト、印刷シート、透明フィルム等と組合わせて一連の複
写シートとして使用できる。本発明の記録シートの一
部、或は全部にダイカット等の加工、一部の不透明被覆
シートの分離、ミシン目、プリンター用送り孔等の加工
を施すことは何等差し支えない。
【0047】
【作用】本発明の積層型感圧記録シートにおいては、ラ
ミネート感圧記録シートと不透明被覆シートが熱可塑性
樹脂ラミネート層により積層され、感圧記録層と感圧記
録シート側のラミネート層、或は被覆用基材と被覆用基
材側のラミネート層は強固に接着しているものの、2層
のラミネート層の界面は剥離可能な接着がなされている
ために、不透明被覆シートを軽い力でラミネート感圧記
録シートから分離(剥離)できる。一旦、不透明被覆シ
ートを熱可塑性樹脂ラミネート層から分離した場合、熱
可塑性樹脂ラミネート層はすでに冷却、固化しているた
め容易に再接着することはない。ラミネート層は、筆圧
をほとんど分散、吸収することなく伝達するため、感圧
記録時において、高い発色濃度が得られ、印字面の光
沢、耐傷性、耐摩擦性に優れ、又、感圧記録した情報を
外部に公開、露出することなく取り扱うことができ、且
つ必要に応じて不透明被覆シートを剥離することによ
り、内部に感圧記録した情報を読むことができる。不透
明被覆シートが積層されている状態では内部の記録を透
視することができず、秘守性が良好である。更に、上に
述べた理由で、一度開示した情報は、再度隠蔽できない
(再接着防止性)という特徴を有する。
【0048】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳しく説明する
が、本発明の内容は、実施例に限られるものではない。
以下に示す部及び%のいずれも重量基準である。又、塗
抹量を示す値は、断わりのない限り乾燥後の塗抹量であ
る。相互の比較のために、被覆用基材には全て市販の感
圧記録用紙の顕色剤層を有する下紙(三菱製紙製、NC
R下N50BCCF、坪量55g/m2)を使用した。な
お、裏面ラミネート層は被覆用基材の非顕色剤層面に設
けられる。
【0049】実施例1 感圧記録シートとして、市販の高感度自己発色性の感圧
記録紙(三菱製紙製、ダイヤセルフ、MCD N10
0、坪量100g/m2)を使用した。感圧記録面にコロナ
処理を行った後、溶融押し出しダイによりポリプロピレ
ン(昭和電工製ショウアロマーLR510 融点159
℃)を厚み13μmでラミネートを行い、感圧記録シー
ト側のラミネート層とした。被覆用基材にコロナ処理を
施し、被覆用基材側のラミネート層として低密度ポリエ
チレン(日本ユニカー製 NUC8004 融点108
℃)を溶融押し出しダイにより13μmの厚みでラミネ
ートしながら、同時に2層のラミネート層が重なり合う
方向にラミネート感圧記録シートを圧着して、ラミネー
ト感圧記録シートと不透明被覆シートを積層して目的の
積層型感圧記録シートを得た。
【0050】実施例2 感圧記録シートとして、実施例1と同様の自己発色性の
感圧記録紙を使用した。感圧記録面にコロナ処理を行っ
た後、溶融押し出しダイにより低密度ポリエチレ(日本
ユニカー製 NUC8004 融点108℃)を厚み1
5μmでラミネートを行い感圧記録シート側のラミネー
ト層とした。被覆用基材にコロナ処理を施し、被覆用基
材側のラミネート層として低密度ポリエチレン(日本ユ
ニカー製NUC8004 融点108℃)を溶融押し出
しダイにより15μmの厚みでラミネートしながら、同
時に2層のラミネート層が重なり合う方向にラミネート
感圧記録シートを圧着して、ラミネート感圧記録シート
と不透明被覆シートを積層して目的の積層型感圧記録シ
ートを得た。
【0051】実施例3 感圧記録シートとして、実施例1と同様の自己発色性の
感圧記録紙を使用した。感圧記録面にコロナ処理を行っ
た後、溶融押し出しダイにより低密度ポリエチレ(日本
ユニカー製 NUC8074 融点110℃)を厚み1
5μmでラミネートを行い感圧記録シート側のラミネー
ト層とした。被覆用基材にコロナ処理を施し、被覆用基
材側のラミネート層として低密度ポリエチレン(日本ユ
ニカー製NUC8004 融点108℃)を溶融押し出
しダイにより15μmの厚みでラミネートしながら、同
時に2層のラミネート層が重なり合う方向にラミネート
感圧記録シートを圧着して、ラミネート感圧記録シート
と不透明被覆シートを積層して目的の積層型感圧記録シ
ートを得た。
【0052】実施例4 感圧記録シートとして、実施例1と同様の自己発色性の
感圧記録紙を使用した。感圧記録面にコロナ処理を行っ
た後、溶融押し出しダイにより低密度ポリエチレ(三菱
化成工業製 ペトロセン205 融点113℃)を厚み
15μmでラミネートを行い感圧記録シート側のラミネ
ート層とした。被覆用基材にコロナ処理を施し、被覆用
基材側のラミネート層として低密度ポリエチレン(日本
ユニカー製 NUC8004 融点108℃)を溶融押
し出しダイにより15μmの厚みでラミネートしなが
ら、同時に2層のラミネート層が重なり合う方向にラミ
ネート感圧記録シートを圧着して、ラミネート感圧記録
シートと不透明被覆シートを積層して目的の積層型感圧
記録シートを得た。
【0053】実施例5 感圧記録シートとして、実施例1と同様の自己発色性の
感圧記録紙を使用した。感圧記録面にコロナ処理を行っ
た後、溶融押し出しダイにより低密度ポリエチレン(日
本ユニカー製 NUC8004 融点108℃)を厚み
15μmでラミネートを行い感圧記録シート側のラミネ
ート層とした。被覆用基材にコロナ処理を施し、被覆用
基材側のラミネート層として低密度ポリエチレン(三菱
化成工業製 ペトロセン205 融点113℃)を溶融
押し出しダイにより15μmの厚みでラミネートしなが
ら、同時に2層のラミネート層が重なり合う方向にラミ
ネート感圧記録シートを圧着して、ラミネート感圧記録
シートと不透明被覆シートを積層して目的の積層型感圧
記録シートを得た。
【0054】実施例6 感圧記録シートとして、実施例1と同様の自己発色性の
感圧記録紙を使用した。感圧記録面にコロナ処理を行っ
た後、溶融押し出しダイにより低密度ポリエチレン(三
菱化成工業製 ペトロセン205 融点113℃)を厚
み15μmでラミネートを行い感圧記録シート側のラミ
ネート層とした。被覆用基材にコロナ処理を施し、被覆
用基材側のラミネート層として低密度ポリエチレン(日
本石油化学製 日石レクスロンL504 融点104
℃)を溶融押し出しダイにより15μmの厚みでラミネ
ートしながら、同時に2層のラミネート層が重なり合う
方向にラミネート感圧記録シートを圧着して、ラミネー
ト感圧記録シートと不透明被覆シートを積層して目的の
積層型感圧記録シートを得た。
【0055】実施例7 感圧記録シートとして、実施例1と同様の自己発色性の
感圧記録紙を使用した。
【0056】被覆用基材にコロナ処理を施し、被覆用基
材側のラミネート層として低密度ポリエチレン(日本ユ
ニカー製 NUC8004 融点108℃)を溶融押し
出しダイにより12μmの厚みでラミネートし不透明被
覆シートとした。感圧記録シートとして、実施例1と同
様の自己発色性の感圧記録紙を使用した。感圧記録面に
コロナ処理を行った後、感圧記録シート側のラミネート
層として溶融押し出しダイにより低密度ポリエチレン
(日本ユニカー製 NUC8004 融点108℃)を
厚み14μmでラミネートを行うと同時に2層のラミネ
ート層が重なり合う方向に不透明被覆シートを圧着し
て、ラミネート感圧記録シートと不透明被覆シートを積
層して目的の積層型感圧記録シートを得た。
【0057】実施例8 感圧記録シートとして、実施例1と同様の自己発色性の
感圧記録紙を使用した。被覆用基材にコロナ処理を行っ
た後、溶融押し出しダイにより低密度ポリエチレ(三菱
化成工業製 ペトロセン205 融点113℃)を厚み
15μmでラミネートを行い裏面ラミネート層として、
不透明被覆シートを作製した。感圧記録面にコロナ処理
を施し、表面ラミネート層として低密度ポリエチレン
(日本ユニカー製 NUC8004 融点108℃)を
溶融押し出しダイにより15μmの厚みでラミネートし
ながら、同時に2層のラミネート層が重なり合う方向に
不透明被覆シートを圧着して、ラミネート感圧記録シー
トと不透明被覆シートを積層して目的の積層型感圧記録
シートを得た。
【0058】実施例9 感圧記録シートとして、実施例1と同様の自己発色性の
感圧記録紙を使用した。被覆用基材にコロナ処理を行っ
た後、溶融押し出しダイにより低密度ポリエチレン(日
本ユニカー製 NUC8004 融点108℃)を厚み
15μmでラミネートを行い裏面ラミネート層として、
不透明被覆シートを作製した。感圧記録面にコロナ処理
を施し、表面ラミネート層として低密度ポリエチレン
(三菱化成工業製 ペトロセン205 融点113℃)
を溶融押し出しダイにより15μmの厚みでラミネート
しながら、同時に2層のラミネート層が重なり合う方向
に不透明被覆シートを圧着して、ラミネート感圧記録シ
ートと不透明被覆シートを積層して目的の積層型感圧記
録シートを得た。
【0059】比較例1 感圧記録シートとして、実施例1と同様の自己発色性の
感圧記録紙を使用した。感圧記録面にコロナ処理を行
い、ラミネート層として溶融押し出しダイを用いて低密
度ポリエチレン(日本ユニカー製 NUC8004 融
点108℃)を15μmとなるようにラミネートを行い
ながら、被覆用基材の非顕色剤層面がラミネート層と重
なり合うように圧着して、感圧記録シートと不透明被覆
シートを積層して積層型感圧記録シートを得た。
【0060】比較例2 感圧記録シートとして、実施例1と同様の自己発色性の
感圧記録紙を使用した。被覆用基材の裏面に予め離型剤
としてシリコーンエマルジョン(信越化学製、X−52
−550B)を固形分量で0.8g/m2塗布し、加熱乾燥
した。感圧記録面にコロナ処理を行い、ラミネート層と
して溶融押し出しダイを用いて低密度ポリエチレン(日
本ユニカー製 NUC8004 融点108℃)を15
μmとなるようにラミネートを行いながら、被覆用基材
の非顕色剤層面がラミネート層と重なり合うように圧着
して、感圧記録シートと不透明被覆シートを積層して積
層型感圧記録シートを得た。
【0061】比較例3 感圧記録シートとして、実施例1と同様の自己発色性の
感圧記録紙を使用した。ラミネート層として溶融共押し
出しダイを用いて低密度ポリエチレン(日本ユニカー製
NUC8004 融点108℃)を15μmとポリプ
ロピレンを15μmを同時に溶融押し出しし、低密度ポ
リエチレンが感圧記録層に接するように、ポリプロピレ
ンが被覆用基材と接するように、溶融した熱可塑性樹脂
の両側から挟み込むように圧着して、感圧記録シートと
不透明被覆シートを積層して積層型感圧記録シートを得
た。このサンプルのみ、剥離はポリオレフィン樹脂の界
面ではなく、ポリプロピレンと被覆用基材の界面で剥離
した。
【0062】実施例および比較例により得られたサンプ
ルに対して、以下の試験を行った。結果を表1および表
2に示す。
【0063】[発色性]それぞれの積層型感圧記録シー
トの発色濃度は、不透明被覆シートの上に更に1枚の感
圧上用紙(三菱製紙製、NCR上用紙CBN50)を重
ね合わせてからインパクトプリンターにより一定加重を
加えて印字し、その後不透明被覆シートを剥離して発色
印字面を露出させ、発色濃度をマクベス反射濃度計で測
定した。結果はラミネート前の自己発色性の感圧記録紙
の発色濃度を基準に相対的な百分率で示した。
【0064】[地肌カブリ]それぞれの積層型感圧記録
シートの地肌カブリは、不透明被覆シートを剥離して
熱可塑性樹脂ラミネート層を露出させ、地肌の光学濃度
をマクベス反射濃度計で測定した。積層せずにラミネー
トのみ施した自己発色性の感圧記録紙の地肌の光学濃度
を基準にして、何ポイント変化(増加)したか、一定
面積中(5cm角とした)に発生した無用な点状発色汚
れの個数、で評価した。
【0065】[剥離性]それぞれの積層型感圧記録シー
トの剥離性は、不透明被覆シートを剥離する際の180
度動剥離強度(サンプル幅30mm、剥離速度300m
m/分)をテンシロン万能試験機にて100サンプル測
定し、その平均値とした。
【0066】[剥離安定性]剥離性の試験において求め
た180度動剥離強度の標準偏差を求め、剥離安定性の
評価とした。標準偏差が小さいほど、剥離安定性は高
い。
【0067】[経時剥離性]温度20℃、相対湿度65
%の環境に12カ月保存したサンプルを[剥離性]で述
べたのと同様に試験した。
【0068】[ラミネート層接着強度]それぞれの積層
型感圧記録シートの表面ラミネート層と感圧記録層間の
接着強度、および裏面ラミネート層と被覆用基材間の接
着強度は、それぞれのラミネート層を剥離する際の18
0度動剥離強度(サンプル幅30mm、剥離速度300
mm/分)をテンシロン万能試験機にて100サンプル
測定し、その平均値とした。それぞれ表面ラミネート層
接着強度、裏面ラミネート層接着強度とした。表中の項
目では簡単に表接着強度、裏接着強度と表す。ラミネー
ト層の接着強度が強すぎて剥離できない場合は、>25
0gf/30mmとして表示した。
【0069】
【表1】
【0070】
【表2】 上記表1および表2において、実施例で作製した積層型
感圧記録シートは、感圧記録シート側のラミネート層は
感圧記録層に十分に接着し、剥離時において不透明被覆
シートのみがきれいに剥離し、且つ不透明被覆シートは
均一で良好な剥離性および剥離安定性を有した。中でも
表裏面のラミネート層を構成する熱可塑性樹脂の融点が
5℃以上あり、且つ高融点の樹脂が先にラミネートされ
た積層型感圧記録シートの剥離安定性は非常に均一で、
良好な剥離特性を有していた。感圧記録層はいずれも発
色性が良好で、不透明被覆シートを剥離した場合の地肌
カブリや無用の点状発色汚れもなく、一度剥離して情報
を開示すると、再度接着しない秘守特性を有するもので
あった。又、経時変化も少なく、長期間に渡って良好な
剥離特性が維持できるものであった。表面ラミネート層
と感圧記録層間、および裏面ラミネート層と被覆用基材
間の接着強度に比べ、ラミネート層間の接着強度(剥離
強度)が小さくしてあるので、剥離はラミネート層間で
問題なく行えた。
【0071】これに対して、比較例1で作製した積層型
感圧記録シートは、不透明被覆シートと感圧記録シート
とが剥離不能に接着した。比較例2、3は発色性こそ実
施例と同程度であったが、比較例2では剥離強度が軽
く、経時によってさらに軽剥離になって、取扱中に不透
明被覆シートが無用な剥がれが生じる場合が認められ、
実用に適さない。又、比較例3は剥離強度が重く、不透
明被覆シートを剥離し難いことに加えて、剥離感が不均
一で、部分的により重剥離の部位が存在し剥離の安定性
が良くなかった。又、剥離が重いためか、実施例に比べ
て若干の地肌の光学濃度アップが認められた他、無用な
点状発色汚れの個数も多いものとなった。
【0072】
【発明の効果】本発明の積層型感圧記録シートにおいて
は、感圧記録層と不透明被覆シートが熱可塑性樹脂ラミ
ネート層により積層され、不透明被覆シートを軽い力で
感圧記録シート側のラミネート層及び感圧記録層を有す
る支持体と分離(剥離)できる。剥離性は均一で、経時
によってもほとんど変化しない良好な接着・剥離特性を
与える。感圧記録した情報を外部に公開、露出すること
なく取り扱うことができ、且つ必要に応じて不透明被覆
シートを剥離することにより、内部に感圧記録した情報
を読むことができる。不透明被覆シートが積層されてい
る状態では、不透明性を有するため内部の記録を透視す
ることができず、秘守性が良好である。更に、一度開示
した情報は、再度隠蔽できない(再接着防止性)という
特徴を有し、連続伝票用、貼り付け伝票、ラベル、葉書
等の通信文、記録用、無塵記録紙等多くの用途にもちい
ることができる実用的意義の大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感圧記録シートの断面図
【符号の説明】
1 被覆用基材 2 被覆用基材の裏面ラミネート層 3 感圧記録シートの表面ラミネート層 4 感圧記録層 5 支持体 6 不透明被覆シート 7 感圧記録シート 8 ラミネート感圧記録シート 9 積層型感圧記録シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B42D 15/02 501 B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体の片面に双方又は一方がマイクロ
    カプセル化されている発色剤又は顕色剤をそれぞれ単独
    で積層或は混合して塗設してなる自己発色性の感圧記録
    層上に熱可塑性樹脂からなる表面ラミネート層を設けて
    なるラミネート感圧記録シートと、被覆用基材の片面に
    熱可塑性樹脂からなる裏面ラミネート層を設けてなる不
    透明被覆シートとからなり、該感圧記録シートの表面ラ
    ミネート層と該不透明被覆シートの裏面ラミネート層と
    の間の接着強度が該表面ラミネート層と該感圧記録層の
    接着強度および該裏面ラミネート層と該被覆用基材の接
    着強度よりも小さく、該表面ラミネート層と該裏面ラミ
    ネート層の間で剥離可能に一体化してなる積層型感圧記
    録シート。
  2. 【請求項2】 支持体の片面に、双方又は一方がマイク
    ロカプセル化されている発色剤又は顕色剤をそれぞれ単
    独で積層或は混合して単層の自己発色性の感圧記録層を
    設けて自己発色性の感圧記録シートを作製し、該感圧記
    録層上に熱可塑性樹脂を溶融押し出しし、表面ラミネー
    ト層を設けてラミネート感圧記録シートとし、該感圧記
    録シートの表面ラミネート層を冷却固化して後に、該感
    圧記録シートの表面ラミネート層側と被覆用基材との中
    間に熱可塑性樹脂を溶融押し出しし、一体化させて製造
    することを特徴とする積層型感圧記録シートの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 表面ラミネート層を形成する熱可塑性樹
    脂の融点が、被覆用基材に接する熱可塑性樹脂の融点よ
    り5℃以上高いことを特徴とする請求項2記載の積層型
    感圧記録シートの製造方法。
  4. 【請求項4】 被覆用基材の片面に熱可塑性樹脂を溶融
    押し出しした後に冷却固化して裏面ラミネート層を設け
    た不透明被覆シートを形成し、一方、支持体の片面に双
    方又は一方がマイクロカプセル化されている発色剤又は
    顕色剤をそれぞれ単独で積層或は混合して単層の自己発
    色性の感圧記録層を設けて感圧記録シートとし、該不透
    明被覆シートの裏面ラミネート層側と該感圧記録シート
    の感圧記録層側との中間に熱可塑性樹脂を溶融押し出し
    し、一体化させて製造することを特徴とする積層型感圧
    記録シートの製造方法。
  5. 【請求項5】 裏面ラミネート層を形成する熱可塑性樹
    脂の融点が、感圧記録層に接する熱可塑性樹脂の融点よ
    り5℃以上高いことを特徴とする請求項4記載の積層型
    感圧記録シートの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007216537A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Fujicopian Co Ltd 固定シートの貼付方法
JP2007216589A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Fujicopian Co Ltd 固定シート

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