JPH08167930A - ハンドセット収容装置 - Google Patents
ハンドセット収容装置Info
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- JPH08167930A JPH08167930A JP6310826A JP31082694A JPH08167930A JP H08167930 A JPH08167930 A JP H08167930A JP 6310826 A JP6310826 A JP 6310826A JP 31082694 A JP31082694 A JP 31082694A JP H08167930 A JPH08167930 A JP H08167930A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 収容ボックス内にハンドセットがずれ置きさ
れても、ハウリング現象が生じるおそれをなくす。 【構成】 装置本体にハンドセット20を収容するため
の収容凹所22を備えた収容ボックス21を配設する。
収容ボックス21には、ハンドセット20の送話口20
b側の端部と対応する部分に、カールコード25を収容
できるだけの大きさの収容空間24を形成する。ハンド
セット20を収容ボックス21の収容凹所22内に収容
したとき、ハンドセット20が所定位置からずれ置かれ
た状態にあっても、送話口20bと対応する部分に大き
な収容空間24が設けられているので、収容凹所22の
内壁との反響作用がこの収容空間24によって緩和さ
れ、ハウリング現象の発生が防止される。
れても、ハウリング現象が生じるおそれをなくす。 【構成】 装置本体にハンドセット20を収容するため
の収容凹所22を備えた収容ボックス21を配設する。
収容ボックス21には、ハンドセット20の送話口20
b側の端部と対応する部分に、カールコード25を収容
できるだけの大きさの収容空間24を形成する。ハンド
セット20を収容ボックス21の収容凹所22内に収容
したとき、ハンドセット20が所定位置からずれ置かれ
た状態にあっても、送話口20bと対応する部分に大き
な収容空間24が設けられているので、収容凹所22の
内壁との反響作用がこの収容空間24によって緩和さ
れ、ハウリング現象の発生が防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 この発明は、ファクシミリ装置
等に付設されたハンドセットを収容するためのハンドセ
ット収容装置に関するものである。
等に付設されたハンドセットを収容するためのハンドセ
ット収容装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 この種のハンドセット収容装置におい
ては、ファクシミリ装置等の装置本体に、ハンドセット
を収容するための収容部が形成されている。そして、ハ
ンドセットの不使用時には、この収容部内にハンドセッ
トを収容して保管するようになっている。
ては、ファクシミリ装置等の装置本体に、ハンドセット
を収容するための収容部が形成されている。そして、ハ
ンドセットの不使用時には、この収容部内にハンドセッ
トを収容して保管するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 ところが、従来のハ
ンドセット収容装置においては、収容部がハンドセット
の送話口及び受話口を収容するための空間のみを備えた
単純な形状になっている。このため、ハンドセットが収
容部内で少しでもずれ置きされた状態にあると、特に収
容部の送話口側の内壁等との反響作用によりハンウリン
グ現象が生じることがある。また、送話口側の端部から
延びるハンドセットコードが収容部内に配置されると、
そのハンドセットコードがハンドセットの収容に際して
邪魔になり、ハンドセットがずれ置きされて収容部内の
所定位置に正確に収容されず、これによってもハウリン
グ現象が発生し易くなる。
ンドセット収容装置においては、収容部がハンドセット
の送話口及び受話口を収容するための空間のみを備えた
単純な形状になっている。このため、ハンドセットが収
容部内で少しでもずれ置きされた状態にあると、特に収
容部の送話口側の内壁等との反響作用によりハンウリン
グ現象が生じることがある。また、送話口側の端部から
延びるハンドセットコードが収容部内に配置されると、
そのハンドセットコードがハンドセットの収容に際して
邪魔になり、ハンドセットがずれ置きされて収容部内の
所定位置に正確に収容されず、これによってもハウリン
グ現象が発生し易くなる。
【0004】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、収容ボックス内にハンドセットがずれ置
きされても、ハウリング現象が生じるおそれがなく、ま
た、送話口側の端部から延びるハンドセットコードが邪
魔になることがなく、ハンドセットを収容ボックスの所
定位置に正確に収容することができるハンドセット収容
装置を提供することにある。
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、収容ボックス内にハンドセットがずれ置
きされても、ハウリング現象が生じるおそれがなく、ま
た、送話口側の端部から延びるハンドセットコードが邪
魔になることがなく、ハンドセットを収容ボックスの所
定位置に正確に収容することができるハンドセット収容
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ために、請求項1に記載の発明によれば、ファクシミリ
装置等の装置本体に、ハンドセットを収容するための収
容ボックスを備えたハンドセット収容装置において、前
記収容ボックスには、ハンドセットの少なくとも送話口
側と対応する部分にハウリングを防止するための空間を
設け、その空間にハンドセットコードを収容するように
構成したものである。
ために、請求項1に記載の発明によれば、ファクシミリ
装置等の装置本体に、ハンドセットを収容するための収
容ボックスを備えたハンドセット収容装置において、前
記収容ボックスには、ハンドセットの少なくとも送話口
側と対応する部分にハウリングを防止するための空間を
設け、その空間にハンドセットコードを収容するように
構成したものである。
【0006】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載のハンドセット収容装置において、前記収容ボッ
クスを装置本体に対して、装置本体内の格納位置と装置
本体外の露出位置とに移動可能に支持し、収容ボックス
を露出位置に配置させた状態において、ハンドセットを
取り出すことができるように構成したものである。
に記載のハンドセット収容装置において、前記収容ボッ
クスを装置本体に対して、装置本体内の格納位置と装置
本体外の露出位置とに移動可能に支持し、収容ボックス
を露出位置に配置させた状態において、ハンドセットを
取り出すことができるように構成したものである。
【0007】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
または請求項2に記載のハンドセット収容装置におい
て、前記収容ボックスには、ハンドセットを収容状態に
おいて保持するためのホルダを配設したものである。
または請求項2に記載のハンドセット収容装置におい
て、前記収容ボックスには、ハンドセットを収容状態に
おいて保持するためのホルダを配設したものである。
【0008】
【作 用】 請求項1に記載のハンドセット収容装置に
おいては、ハンドセットが収容ボックス内にずれ置きさ
れても、少なくとも送話口側と対応する部分に設けられ
た空間により、収容ボックスの内壁等との反響作用によ
るハウリング現象の発生が防止される。また、送話口側
の端部から延びるハンドセットコードが収容ボックスの
空間内に収容される。このため、ハンドセットコードが
邪魔になることがなく、ハンドセットを収容ボックスの
所定位置に正確にセットすることができる。従って、ハ
ンドセットがずれ置きされるおそれがなく、これによっ
てもハウリング現象が発生するおそれを防止することが
できる。
おいては、ハンドセットが収容ボックス内にずれ置きさ
れても、少なくとも送話口側と対応する部分に設けられ
た空間により、収容ボックスの内壁等との反響作用によ
るハウリング現象の発生が防止される。また、送話口側
の端部から延びるハンドセットコードが収容ボックスの
空間内に収容される。このため、ハンドセットコードが
邪魔になることがなく、ハンドセットを収容ボックスの
所定位置に正確にセットすることができる。従って、ハ
ンドセットがずれ置きされるおそれがなく、これによっ
てもハウリング現象が発生するおそれを防止することが
できる。
【0009】請求項2に記載のハンドセット収容装置に
おいて、ハンドセットを使用する場合には、収容ボック
スを装置本体外の露出位置に配置させた状態で、その収
容ボックスからハンドセットを容易に取り出すことがで
きる。また、ハンドセットの不使用時には、収容ボック
スにハンドセットを収容した状態で、収容ボックスを装
置本体内の格納位置に移動させれば、ハンドセットを装
置本体内へ非露出状態にすっきりと格納することができ
る。
おいて、ハンドセットを使用する場合には、収容ボック
スを装置本体外の露出位置に配置させた状態で、その収
容ボックスからハンドセットを容易に取り出すことがで
きる。また、ハンドセットの不使用時には、収容ボック
スにハンドセットを収容した状態で、収容ボックスを装
置本体内の格納位置に移動させれば、ハンドセットを装
置本体内へ非露出状態にすっきりと格納することができ
る。
【0010】請求項3に記載のハンドセット収容装置に
おいては、収容ボックスにハンドセットを収容したと
き、ホルダによりハンドセットが保持される。従って、
収容ボックスの移動時等において、ハンドセットが収容
ボックス内でがた付くおそれを防止することができる。
おいては、収容ボックスにハンドセットを収容したと
き、ホルダによりハンドセットが保持される。従って、
収容ボックスの移動時等において、ハンドセットが収容
ボックス内でがた付くおそれを防止することができる。
【0011】
【実施例】 以下、この発明をファクシミリ装置のハン
ドセット収容装置に具体化した一実施例を、図面に基づ
いて詳細に説明する。まず、ファクシミリ装置の全体の
構成について述べると、図2に示すように、装置本体1
は内部に読取装置2及び記録装置3を備えている。読取
装置2においては、原稿支持台4上に支持された原稿5
が送り機構6により1枚ずつ送り込まれ、その原稿5上
の画像が光源7からの光に基づいて読取素子(CCD)
8により読み取られる。そして、読み取り終了後の原稿
5は排紙台9上に排出される。
ドセット収容装置に具体化した一実施例を、図面に基づ
いて詳細に説明する。まず、ファクシミリ装置の全体の
構成について述べると、図2に示すように、装置本体1
は内部に読取装置2及び記録装置3を備えている。読取
装置2においては、原稿支持台4上に支持された原稿5
が送り機構6により1枚ずつ送り込まれ、その原稿5上
の画像が光源7からの光に基づいて読取素子(CCD)
8により読み取られる。そして、読み取り終了後の原稿
5は排紙台9上に排出される。
【0012】記録装置3においては、受信された画デー
タや前記読取装置2にて読み取られた原稿5上の読取画
データに基づき、図示しない記録紙上に印字が行われ
る。図1及び図4に示すように、ハンドセット収容装置
17は、前記読取装置2の下方において装置本体1内に
配設されている。開閉カバー18は支軸19により装置
本体1に回動可能に取り付けられ、その内面にはハンド
セット20を収容するための収容ボックス21が固定さ
れている。そして、開閉カバー18を回動させることに
よって、収容ボックス21を図4に実線で示す装置本体
1内の格納位置と、鎖線で示す装置本体1外の露出位置
とに配置することができる。
タや前記読取装置2にて読み取られた原稿5上の読取画
データに基づき、図示しない記録紙上に印字が行われ
る。図1及び図4に示すように、ハンドセット収容装置
17は、前記読取装置2の下方において装置本体1内に
配設されている。開閉カバー18は支軸19により装置
本体1に回動可能に取り付けられ、その内面にはハンド
セット20を収容するための収容ボックス21が固定さ
れている。そして、開閉カバー18を回動させることに
よって、収容ボックス21を図4に実線で示す装置本体
1内の格納位置と、鎖線で示す装置本体1外の露出位置
とに配置することができる。
【0013】図1及び図3〜図5に示すように、収容凹
所22は前記収容ボックス21の上面中央に同ボックス
21の長手方向へ延長して形成され、この収容凹所22
内にハンドセット20が収容される。平面円形状の受話
口用凹部23は収容凹所22の一端部に形成され、収容
凹所22内にハンドセット20を収容したとき、この凹
部23内にハンドセット20の受話口20aが配置され
る。
所22は前記収容ボックス21の上面中央に同ボックス
21の長手方向へ延長して形成され、この収容凹所22
内にハンドセット20が収容される。平面円形状の受話
口用凹部23は収容凹所22の一端部に形成され、収容
凹所22内にハンドセット20を収容したとき、この凹
部23内にハンドセット20の受話口20aが配置され
る。
【0014】収容空間24はハンドセット20の送話口
20b側の端部と対応するように、前記収容凹所22の
中央部から他端部にかけてさらに掘り下げて形成され、
幅広部24a及び幅狭部24bを有している。そして、
収容凹所22内にハンドセット20を収容したとき、こ
の収容空間24の幅広部24a内にハンドセット20の
送話口20bが配置される。このとき、ハンドセット2
0の送話口20b側の端部から延びるハンドセットコー
ドとしてのカールコード25は、収容状態のハンドセッ
ト20と干渉することなく、収容空間24の幅広部24
a内から幅狭部24b内を通って収容される。つまり、
収容空間24を形成したことにより、ハンドセット20
の収容状態において、送話口20bの後方(図1の右
方)及び下方には、カールコード25の通過を許容する
だけの十分な大きさの空間が形成される。
20b側の端部と対応するように、前記収容凹所22の
中央部から他端部にかけてさらに掘り下げて形成され、
幅広部24a及び幅狭部24bを有している。そして、
収容凹所22内にハンドセット20を収容したとき、こ
の収容空間24の幅広部24a内にハンドセット20の
送話口20bが配置される。このとき、ハンドセット2
0の送話口20b側の端部から延びるハンドセットコー
ドとしてのカールコード25は、収容状態のハンドセッ
ト20と干渉することなく、収容空間24の幅広部24
a内から幅狭部24b内を通って収容される。つまり、
収容空間24を形成したことにより、ハンドセット20
の収容状態において、送話口20bの後方(図1の右
方)及び下方には、カールコード25の通過を許容する
だけの十分な大きさの空間が形成される。
【0015】ジャック取付孔26は前記収容空間24の
幅狭部24bの底部端縁に形成され、この取付孔26に
はモジュラージャック27が取り付けられている。そし
て、このモジュラージャック27に対して、カールコー
ド25の先端の接続プラグ28が接続されている。
幅狭部24bの底部端縁に形成され、この取付孔26に
はモジュラージャック27が取り付けられている。そし
て、このモジュラージャック27に対して、カールコー
ド25の先端の接続プラグ28が接続されている。
【0016】複数対のホルダ29は前記収容凹所22の
両側に対応して位置するように、収容ボックス21の上
面に所定間隔をおいて突設されている。そして、収容凹
所22内にハンドセット20を収容したとき、これらの
ホルダ29がハンドセット20の両側面に係合して、収
容ボックス21が格納位置及び露出位置の両位置に配置
された状態及び両位置間の回動時においてハンドセット
20のがた付きが防止される。
両側に対応して位置するように、収容ボックス21の上
面に所定間隔をおいて突設されている。そして、収容凹
所22内にハンドセット20を収容したとき、これらの
ホルダ29がハンドセット20の両側面に係合して、収
容ボックス21が格納位置及び露出位置の両位置に配置
された状態及び両位置間の回動時においてハンドセット
20のがた付きが防止される。
【0017】一対の把持用凹部30は前記収容凹所22
の中間両側に対応して位置するように、収容ボックス2
1の上面に形成されている。そして、収容ボックス21
の収容凹所22内に収容されたハンドセット20を取り
出すときに、この把持用凹部30からハンドセット20
の両側面に指をかけて、ハンドセット20を把持できる
ようになっている。
の中間両側に対応して位置するように、収容ボックス2
1の上面に形成されている。そして、収容ボックス21
の収容凹所22内に収容されたハンドセット20を取り
出すときに、この把持用凹部30からハンドセット20
の両側面に指をかけて、ハンドセット20を把持できる
ようになっている。
【0018】次に、前述したハンドセット収容装置につ
いて動作を説明する。さて、このハンドセット収容装置
17の収容ボックス21に収容されたハンドセット20
を使用する場合には、図4に鎖線で示すように、開閉カ
バー18を開放させると、収容ボックス21が装置本体
1外の露出位置に傾動される。従って、この状態で収容
ボックス21の収容凹所22内からハンドセット20を
取り出して使用することができる。また、このハンドセ
ット20の取り出し時には、把持用凹部30からハンド
セット20の両側面に指をかけて、ハンドセット20を
容易に把持することができる。
いて動作を説明する。さて、このハンドセット収容装置
17の収容ボックス21に収容されたハンドセット20
を使用する場合には、図4に鎖線で示すように、開閉カ
バー18を開放させると、収容ボックス21が装置本体
1外の露出位置に傾動される。従って、この状態で収容
ボックス21の収容凹所22内からハンドセット20を
取り出して使用することができる。また、このハンドセ
ット20の取り出し時には、把持用凹部30からハンド
セット20の両側面に指をかけて、ハンドセット20を
容易に把持することができる。
【0019】一方、ハンドセット20の不使用時には、
ハンドセット20を収容ボックス21の収容凹所22内
に収容する。このとき、ハンドセット20が所定位置か
らずれ置かれた状態にあっても、送話口20bと対応す
る部分に大きな収容空間24が設けられているので、収
容凹所22の内壁との反響作用がこの収容空間24によ
って緩和され、ハウリング現象の発生が防止される。ま
た、送話口20b側の端部から延びるカールコード25
は、ハンドセット20と干渉することなく、収容空間2
4内に引き込み収容される。このため、ハンドセット2
0の収容に際して、カールコード25が邪魔になること
がなく、ハンドセット20を収容凹所22内の所定位置
に正確にセットすることができる。従って、カールコー
ド25の干渉によるハンドセット20の所定位置からの
ずれ置きが防止される。
ハンドセット20を収容ボックス21の収容凹所22内
に収容する。このとき、ハンドセット20が所定位置か
らずれ置かれた状態にあっても、送話口20bと対応す
る部分に大きな収容空間24が設けられているので、収
容凹所22の内壁との反響作用がこの収容空間24によ
って緩和され、ハウリング現象の発生が防止される。ま
た、送話口20b側の端部から延びるカールコード25
は、ハンドセット20と干渉することなく、収容空間2
4内に引き込み収容される。このため、ハンドセット2
0の収容に際して、カールコード25が邪魔になること
がなく、ハンドセット20を収容凹所22内の所定位置
に正確にセットすることができる。従って、カールコー
ド25の干渉によるハンドセット20の所定位置からの
ずれ置きが防止される。
【0020】その後、図4に実線で示すように、開閉カ
バー18を閉鎖すると、収容ボックス21が装置本体1
内の格納位置に配置されて、ハンドセット20が装置本
体1内へ非露出状態に格納される。従って、ハンドセッ
ト20が不使用時に装置本体1の外面に露出することは
なく、装置本体1の外観をシンプルな見栄えのよいもの
とすることができる。
バー18を閉鎖すると、収容ボックス21が装置本体1
内の格納位置に配置されて、ハンドセット20が装置本
体1内へ非露出状態に格納される。従って、ハンドセッ
ト20が不使用時に装置本体1の外面に露出することは
なく、装置本体1の外観をシンプルな見栄えのよいもの
とすることができる。
【0021】さらに、本実施例では、ホルダ29がハン
ドセット20の両側面に係合して、ハンドセット20が
所定位置に保持される。従って、収容ボックス21が格
納位置と露出位置との間で回動される際等において、ハ
ンドセット20が収容凹所22内でがた付くおそれを防
止することができる。このため、ハンドセット20が所
定の収容位置からずれるのをより確実に防止することが
でき、ハウリング現象の発生をより確実に防止できる。
ドセット20の両側面に係合して、ハンドセット20が
所定位置に保持される。従って、収容ボックス21が格
納位置と露出位置との間で回動される際等において、ハ
ンドセット20が収容凹所22内でがた付くおそれを防
止することができる。このため、ハンドセット20が所
定の収容位置からずれるのをより確実に防止することが
でき、ハウリング現象の発生をより確実に防止できる。
【0022】なお、この発明は、次のように変更して具
体化することも可能である。 (1)収容ボックス21の形状を適宜に変更して構成す
ること。例えば、収容ボックス21と開閉カバー18と
を一体形成すること。
体化することも可能である。 (1)収容ボックス21の形状を適宜に変更して構成す
ること。例えば、収容ボックス21と開閉カバー18と
を一体形成すること。
【0023】(2)この発明のハンドセット収容装置1
7を、実施例のファクシミリ装置とは異なった装置、例
えばテレビ電話機等の通信端末装置に具体化すること。 (3)収容ボックス21を格納位置と露出位置との間で
水平方向へスライド移動させるように構成すること。
7を、実施例のファクシミリ装置とは異なった装置、例
えばテレビ電話機等の通信端末装置に具体化すること。 (3)収容ボックス21を格納位置と露出位置との間で
水平方向へスライド移動させるように構成すること。
【0024】(4)前記収容空間24に加えて、ハンド
セット20の受話口20aと対応する部分にもハウリン
グ現象を防止するための空間を設けること。 (5)ハンドセット20の送話口20b側の端部から延
びるコードはカールコード25でなくとも良く、カール
していない直線状のコードでもよい。
セット20の受話口20aと対応する部分にもハウリン
グ現象を防止するための空間を設けること。 (5)ハンドセット20の送話口20b側の端部から延
びるコードはカールコード25でなくとも良く、カール
していない直線状のコードでもよい。
【0025】上記の実施例から把握できる請求項以外の
技術的思想について、以下にその効果とともに記載す
る。 (1)前記収容ボックスの上面には、ハンドセットの両
側に対応するように把持用凹部を形成した請求項1に記
載のハンドセット収容装置。
技術的思想について、以下にその効果とともに記載す
る。 (1)前記収容ボックスの上面には、ハンドセットの両
側に対応するように把持用凹部を形成した請求項1に記
載のハンドセット収容装置。
【0026】このように構成すれば、把持用凹部からハ
ンドセットの両側面に指をかけて、ハンドセットを収容
ボックス上から容易に取り出すことができる。 (2)前記収容空間の底部には、カールコードを接続す
るためのモジュラージャックを配設した請求項1に記載
のハンドセット収容装置。
ンドセットの両側面に指をかけて、ハンドセットを収容
ボックス上から容易に取り出すことができる。 (2)前記収容空間の底部には、カールコードを接続す
るためのモジュラージャックを配設した請求項1に記載
のハンドセット収容装置。
【0027】このように構成すれば、モジュラージャッ
クを外部から見えない位置に配置することができる。 (3)前記装置本体に開閉カバーを傾動可能に取着し、
その開閉カバーの内面に収容ボックスを固定した請求項
2に記載のハンドセット収容装置。
クを外部から見えない位置に配置することができる。 (3)前記装置本体に開閉カバーを傾動可能に取着し、
その開閉カバーの内面に収容ボックスを固定した請求項
2に記載のハンドセット収容装置。
【0028】このように構成すれば、開閉カバーの開閉
操作により、収容ボックスを装置本体内の格納位置と装
置本体外の露出位置とに容易に傾動させることができ
る。
操作により、収容ボックスを装置本体内の格納位置と装
置本体外の露出位置とに容易に傾動させることができ
る。
【0029】
【発明の効果】 この発明は、以上のように構成されて
いるため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の
発明によれば、ハンドセットが収容ボックス内にずれ置
きされても、少なくとも送話口側と対応する部分に設け
られた空間により、収容ボックスの内壁等との反響作用
によるハウリング現象の発生が防止される。また、送話
口側の端部から延びるハンドセットコードが邪魔になる
ことがなく、ハンドセットを収容ボックスの所定位置に
正確に収容することができる。従って、ハンドセットの
所定位置からのずれ置きを防止して、これによってもハ
ウリング現象が発生するおそれを防止することができ
る。
いるため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の
発明によれば、ハンドセットが収容ボックス内にずれ置
きされても、少なくとも送話口側と対応する部分に設け
られた空間により、収容ボックスの内壁等との反響作用
によるハウリング現象の発生が防止される。また、送話
口側の端部から延びるハンドセットコードが邪魔になる
ことがなく、ハンドセットを収容ボックスの所定位置に
正確に収容することができる。従って、ハンドセットの
所定位置からのずれ置きを防止して、これによってもハ
ウリング現象が発生するおそれを防止することができ
る。
【0030】請求項2に記載の発明によれば、ハンドセ
ットの不使用時に、そのハンドセットをファクシミリ装
置等の装置本体内に格納することができて、装置本体の
外観をシンプルな見栄えのよいものとすることができ
る。
ットの不使用時に、そのハンドセットをファクシミリ装
置等の装置本体内に格納することができて、装置本体の
外観をシンプルな見栄えのよいものとすることができ
る。
【0031】請求項3に記載の発明によれば、収容ボッ
クスの移動時等において、ハンドセットが収容ボックス
内でがた付くおそれを防止することができる。
クスの移動時等において、ハンドセットが収容ボックス
内でがた付くおそれを防止することができる。
【図1】 実施例を示すもので、図2のI−I線におけ
る部分拡大断面図。
る部分拡大断面図。
【図2】 実施例のファクシミリ装置を示す部分破断正
面図。
面図。
【図3】 ハンドセット収容装置を拡大して示す部分平
面図。
面図。
【図4】 図3のIV−IV線において断面にした部分拡大
断面図。
断面図。
【図5】 図3のV−V線における部分拡大断面図。
1…装置本体、17…ハンドセット収容装置、18…開
閉カバー、20…ハンドセット、20b…送話口、21
…収容ボックス、22…収容凹所、24…収容空間、2
5…ハンドセットコードとしてのカールコード、27…
モジュラージャック、29…ホルダ、30…把持用凹
部。
閉カバー、20…ハンドセット、20b…送話口、21
…収容ボックス、22…収容凹所、24…収容空間、2
5…ハンドセットコードとしてのカールコード、27…
モジュラージャック、29…ホルダ、30…把持用凹
部。
Claims (3)
- 【請求項1】 ファクシミリ装置等の装置本体に、ハン
ドセットを収容するための収容ボックスを備えたハンド
セット収容装置において、前記収容ボックスには、ハン
ドセットの少なくとも送話口側と対応する部分にハウリ
ングを防止するための空間を設け、その空間にハンドセ
ットコードを収容するように構成したハンドセット収容
装置。 - 【請求項2】 前記収容ボックスを装置本体に対して、
装置本体内の格納位置と装置本体外の露出位置とに移動
可能に支持し、収容ボックスを露出位置に配置させた状
態において、ハンドセットを取り出すことができるよう
に構成した請求項1に記載のハンドセット収容装置。 - 【請求項3】 前記収容ボックスには、ハンドセットを
収容状態において保持するためのホルダを配設した請求
項1または請求項2に記載のハンドセット収容装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6310826A JPH08167930A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | ハンドセット収容装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6310826A JPH08167930A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | ハンドセット収容装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08167930A true JPH08167930A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=18009879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6310826A Pending JPH08167930A (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | ハンドセット収容装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08167930A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017196873A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
-
1994
- 1994-12-14 JP JP6310826A patent/JPH08167930A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017196873A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
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