JP2524182Y2 - ファクシミリ - Google Patents
ファクシミリInfo
- Publication number
- JP2524182Y2 JP2524182Y2 JP1991010013U JP1001391U JP2524182Y2 JP 2524182 Y2 JP2524182 Y2 JP 2524182Y2 JP 1991010013 U JP1991010013 U JP 1991010013U JP 1001391 U JP1001391 U JP 1001391U JP 2524182 Y2 JP2524182 Y2 JP 2524182Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back cover
- lead wire
- facsimile
- screws
- body case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Facsimiles In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は例えば電話回線を用いて
文章などの送信又は受信を行うファクシミリに関する。
文章などの送信又は受信を行うファクシミリに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロール巻状の記録紙を送出し乍ら
受信内容を記録紙に書込むと共に、受信終了時に記録紙
の受信記録部分をカッターによって自動的に切断して取
出す技術があった。
受信内容を記録紙に書込むと共に、受信終了時に記録紙
の受信記録部分をカッターによって自動的に切断して取
出す技術があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来技術は、実開
昭64-21559号公報に示す如く、ファクシミリ本体下面に
配線基板を設け、裏蓋を開閉させていたが、開放時に裏
蓋が分離されるから、保守または修理のときに裏蓋を取
外して保管する必要があると共に、裏蓋を固定するビス
本数を容易に削減し得ない等の取扱い上の問題があっ
た。
昭64-21559号公報に示す如く、ファクシミリ本体下面に
配線基板を設け、裏蓋を開閉させていたが、開放時に裏
蓋が分離されるから、保守または修理のときに裏蓋を取
外して保管する必要があると共に、裏蓋を固定するビス
本数を容易に削減し得ない等の取扱い上の問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本考案は、配線
基板を取付ける裏蓋を本体ケースにヒンジを介して開閉
自在に設けたファクシミリにおいて、前記裏蓋を金属で
形成し、該裏蓋と本体ケース間にアース用リード線をビ
ス止めで張設し、リード線により裏蓋を開放姿勢に支持
することを特徴とするもので、裏蓋の取外し保管を不要
とし、裏蓋を固定するビス本数の削減するためのリード
線による裏蓋の開放支持構造が、アースとして機能し、
裏蓋の開放支持構造の多機能化によるコスト低減を図り
得ると共に、リード線の端部固着がビス止めで、且つ、
リード線がアース用で他の導電線より太く、開放姿勢の
裏蓋の上で修理等の作業を行う場合もあるこの裏蓋の開
放支持構造強度を充分に得られるものである。
基板を取付ける裏蓋を本体ケースにヒンジを介して開閉
自在に設けたファクシミリにおいて、前記裏蓋を金属で
形成し、該裏蓋と本体ケース間にアース用リード線をビ
ス止めで張設し、リード線により裏蓋を開放姿勢に支持
することを特徴とするもので、裏蓋の取外し保管を不要
とし、裏蓋を固定するビス本数の削減するためのリード
線による裏蓋の開放支持構造が、アースとして機能し、
裏蓋の開放支持構造の多機能化によるコスト低減を図り
得ると共に、リード線の端部固着がビス止めで、且つ、
リード線がアース用で他の導電線より太く、開放姿勢の
裏蓋の上で修理等の作業を行う場合もあるこの裏蓋の開
放支持構造強度を充分に得られるものである。
【0005】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は要部の展開説明図、図2は全体の側面図で
あり、ファクシミリの合成樹脂製上下本体ケース(1
A)(1B)上側に送信部ケース(2)と受信部ケース
(3)を開閉自在に配設させると共に、本体ケース(1
A)(1B)左側にホルダ(4)を介して送受話器
(5)を装設している。
する。図1は要部の展開説明図、図2は全体の側面図で
あり、ファクシミリの合成樹脂製上下本体ケース(1
A)(1B)上側に送信部ケース(2)と受信部ケース
(3)を開閉自在に配設させると共に、本体ケース(1
A)(1B)左側にホルダ(4)を介して送受話器
(5)を装設している。
【0006】また、受信部ケース(3)の下方にロール
紙支持ケース(6)を設け、ロール巻き状の記録紙
(7)を支持ケース(6)に載せると共に、受信部ケー
ス(3)前側の送出口(8)から記録紙(7)を送出す
るプラテンローラ(9)を支持ケース(6)前側に備
え、該ローラ(9)の上側で受信部ケース(3)下面側
にシャーシ(10)を介して感熱記録ヘッド(11)を
取付けるもので、前記ローラ(9)とヘッド(11)に
より記録紙(7)を挾持送出し乍らヘッド(11)によ
り受信情報を記録紙(7)面に印刷するように構成して
いる。
紙支持ケース(6)を設け、ロール巻き状の記録紙
(7)を支持ケース(6)に載せると共に、受信部ケー
ス(3)前側の送出口(8)から記録紙(7)を送出す
るプラテンローラ(9)を支持ケース(6)前側に備
え、該ローラ(9)の上側で受信部ケース(3)下面側
にシャーシ(10)を介して感熱記録ヘッド(11)を
取付けるもので、前記ローラ(9)とヘッド(11)に
より記録紙(7)を挾持送出し乍らヘッド(11)によ
り受信情報を記録紙(7)面に印刷するように構成して
いる。
【0007】さらに、原稿紙(12)を載せるための原
稿ホルダ(13)を受信部ケース(3)上面側に展開自
在に取付けると共に、送信部ケース(2)の前側に差込
口(14)を、また前記ケース(2)の後側に取出口
(15)を形成している。
稿ホルダ(13)を受信部ケース(3)上面側に展開自
在に取付けると共に、送信部ケース(2)の前側に差込
口(14)を、また前記ケース(2)の後側に取出口
(15)を形成している。
【0008】そして、原稿紙(12)の有無を検出する
センサスイッチ(16)(17)及びセンサローラ(1
8)(19)と、原稿紙(12)を取り入れる取込ロー
ラ(20)(21)と、原稿紙(12)の情報を読取る
読取ヘッド(22)及びプラテンローラ(23)と、原
稿紙(12)を排出させる送出ローラ(24)(25)
とを、差込口(14)と取出口(15)の間に配設させ
ると共に、前低後高に斜設させる原稿ホルダ(26)を
取出口(15)後側の上本体ケース(1A)上面に着脱
自在に立設させるもので、差込口(14)に挿入させる
原稿紙(12)を取出口(15)から自動的に排出さ
せ、読取ヘッド(22)によって読取った原稿紙(1
2)の情報を電話回線を用いて送信するように構成して
いる。
センサスイッチ(16)(17)及びセンサローラ(1
8)(19)と、原稿紙(12)を取り入れる取込ロー
ラ(20)(21)と、原稿紙(12)の情報を読取る
読取ヘッド(22)及びプラテンローラ(23)と、原
稿紙(12)を排出させる送出ローラ(24)(25)
とを、差込口(14)と取出口(15)の間に配設させ
ると共に、前低後高に斜設させる原稿ホルダ(26)を
取出口(15)後側の上本体ケース(1A)上面に着脱
自在に立設させるもので、差込口(14)に挿入させる
原稿紙(12)を取出口(15)から自動的に排出さ
せ、読取ヘッド(22)によって読取った原稿紙(1
2)の情報を電話回線を用いて送信するように構成して
いる。
【0009】さらに、プラテンローラ(9)及び記録ヘ
ッド(11)の記録紙(7)送出側にカッター(27)
と受刃(28)を設け、回転軸(29)にカッター(2
7)を取付け、記録ヘッド(11)からの記録紙(7)
の受信記録部分を受信終了時にカッター(27)によっ
て自動的に切断分離させると共に、前記カッター(2
7)取付部を開閉させる蓋(30)を下本体ケース(1
B)前側に支点軸(31)を介して開閉自在に設け、上
縁開口端を鋭利に形成する送出口(8)を前記蓋(3
0)に開設する。
ッド(11)の記録紙(7)送出側にカッター(27)
と受刃(28)を設け、回転軸(29)にカッター(2
7)を取付け、記録ヘッド(11)からの記録紙(7)
の受信記録部分を受信終了時にカッター(27)によっ
て自動的に切断分離させると共に、前記カッター(2
7)取付部を開閉させる蓋(30)を下本体ケース(1
B)前側に支点軸(31)を介して開閉自在に設け、上
縁開口端を鋭利に形成する送出口(8)を前記蓋(3
0)に開設する。
【0010】さらに、下本体ケース(1B)下面側に鉄
板製の裏蓋(32)を開閉自在に設けるもので、図1に
示す如く、主制御回路用配線基板(33)を裏蓋(3
2)内面に固定するもので、背面を接地させた姿勢で本
体ケース(1A)(1B)を立設させ、2本のビス(3
4)(34)を取外して裏蓋(32)を開放させると共
に、図3に示す如く、裏蓋(32)の背面側端部に膨頭
付のT字形ヒンジ(35)を一体形成し、下本体ケース
(1B)のヒンジ孔(36)にヒンジ(35)を着脱自
在に係入させ、ヒンジ(35)及びヒンジ孔(36)を
介して下本体ケース(1B)に裏蓋(32)を開閉自在
に取付けている。
板製の裏蓋(32)を開閉自在に設けるもので、図1に
示す如く、主制御回路用配線基板(33)を裏蓋(3
2)内面に固定するもので、背面を接地させた姿勢で本
体ケース(1A)(1B)を立設させ、2本のビス(3
4)(34)を取外して裏蓋(32)を開放させると共
に、図3に示す如く、裏蓋(32)の背面側端部に膨頭
付のT字形ヒンジ(35)を一体形成し、下本体ケース
(1B)のヒンジ孔(36)にヒンジ(35)を着脱自
在に係入させ、ヒンジ(35)及びヒンジ孔(36)を
介して下本体ケース(1B)に裏蓋(32)を開閉自在
に取付けている。
【0011】また、図1の如く、下本体ケース(1B)
の左右側部内面と裏蓋(32)の左右側内面の間にアー
ス用リード線(37)(37)をビス(38)…などに
よって連結固定させ、前記リード線(37)によって裏
蓋(32)を略水平に開放支持させ、配線基板(33)
の接続または交換などを行うと共に、図4に示す如く、
プレス加工などによって裏蓋(32)の一部を内面側に
膨出させて受台(39)を一体形成し、前記配線基板
(33)をその受台(39)にビス(40)で固定させ
ている。
の左右側部内面と裏蓋(32)の左右側内面の間にアー
ス用リード線(37)(37)をビス(38)…などに
よって連結固定させ、前記リード線(37)によって裏
蓋(32)を略水平に開放支持させ、配線基板(33)
の接続または交換などを行うと共に、図4に示す如く、
プレス加工などによって裏蓋(32)の一部を内面側に
膨出させて受台(39)を一体形成し、前記配線基板
(33)をその受台(39)にビス(40)で固定させ
ている。
【0012】なお、上記実施例では裏蓋(32)にリー
ド線(37)の一端をビス(38)止め固定させたが、
配線基板(33)を固定するビス(40)によってリー
ド線(37)の一端を連結固定し、配線基板(33)の
プリントアース部にリード線(37)を接続固定するこ
とも行える。
ド線(37)の一端をビス(38)止め固定させたが、
配線基板(33)を固定するビス(40)によってリー
ド線(37)の一端を連結固定し、配線基板(33)の
プリントアース部にリード線(37)を接続固定するこ
とも行える。
【0013】
【考案の効果】以上実施例から明らかなように本考案
は、配線基板(33)を取付ける裏蓋(32)を本体ケ
ース(1B)にヒンジ(35)を介して開閉自在に設け
たファクシミリにおいて、前記裏蓋(32)を金属で形
成し、該裏蓋(32)と本体ケース(1B)間にアース
用リード線(37)をビス止めで張設し、リード線(3
7)により裏蓋(32)を開放姿勢に支持することを特
徴とするもので、裏蓋(32)の取外し保管を不要と
し、裏蓋(32)を固定するビス本数の削減するための
リード線(37)による裏蓋(32)の開放支持構造
が、アースとして機能し、裏蓋(32)の開放支持構造
の多機能化によるコスト低減を図ることができると共
に、リード線(37)の端部固着がビス止めで、且つ、
リード線(37)がアース用で他の導電線より太く、開
放姿勢の裏蓋(32)の上で修理等の作業を行う場合も
あるこの裏蓋(32)の開放支持構造強度を充分に得る
ことができるものである。
は、配線基板(33)を取付ける裏蓋(32)を本体ケ
ース(1B)にヒンジ(35)を介して開閉自在に設け
たファクシミリにおいて、前記裏蓋(32)を金属で形
成し、該裏蓋(32)と本体ケース(1B)間にアース
用リード線(37)をビス止めで張設し、リード線(3
7)により裏蓋(32)を開放姿勢に支持することを特
徴とするもので、裏蓋(32)の取外し保管を不要と
し、裏蓋(32)を固定するビス本数の削減するための
リード線(37)による裏蓋(32)の開放支持構造
が、アースとして機能し、裏蓋(32)の開放支持構造
の多機能化によるコスト低減を図ることができると共
に、リード線(37)の端部固着がビス止めで、且つ、
リード線(37)がアース用で他の導電線より太く、開
放姿勢の裏蓋(32)の上で修理等の作業を行う場合も
あるこの裏蓋(32)の開放支持構造強度を充分に得る
ことができるものである。
【図1】要部の展開説明図。
【図2】ファクシミリの側面図。
【図3】ヒンジ部の斜視図。
【図4】配線基板取付説明図。
(32) 裏蓋 (33) 配線基板 (35) ヒンジ (37) リード線
Claims (1)
- 【請求項1】 配線基板(33)を取付ける裏蓋(3
2)を本体ケース(1B)にヒンジ(35)を介して開
閉自在に設けたファクシミリにおいて、前記裏蓋(3
2)を金属で形成し、該裏蓋(32)と本体ケース(1
B)間にアース用リード線(37)をビス止めで張設
し、リード線(37)により裏蓋(32)を開放姿勢に
支持することを特徴とするファクシミリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991010013U JP2524182Y2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | ファクシミリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991010013U JP2524182Y2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | ファクシミリ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04110051U JPH04110051U (ja) | 1992-09-24 |
JP2524182Y2 true JP2524182Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=31900100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991010013U Expired - Fee Related JP2524182Y2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | ファクシミリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524182Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0195402A (ja) * | 1987-10-07 | 1989-04-13 | Komatsu Ltd | 低温焼成セラミック基板 |
-
1991
- 1991-02-01 JP JP1991010013U patent/JP2524182Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04110051U (ja) | 1992-09-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |