JP2606282Y2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2606282Y2
JP2606282Y2 JP1993013662U JP1366293U JP2606282Y2 JP 2606282 Y2 JP2606282 Y2 JP 2606282Y2 JP 1993013662 U JP1993013662 U JP 1993013662U JP 1366293 U JP1366293 U JP 1366293U JP 2606282 Y2 JP2606282 Y2 JP 2606282Y2
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Funai Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ファクシミリ装置に関
し、例えば、電話回線等を用いて文字、写真、図表等の
原画の送信、受信を行うファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のファクシミリ装置は、例
えば図4に示すように構成されている。図中51は本体
ケースで、その上側には、送信部ケース52と開閉可能
な受信部ケース53とが配設されており、本体ケース5
1の一側には、ホルダを介してハンドセット(共に図示
せず)が装架されている。受信部ケース53の下方に
は、感熱式のロール状記録紙54を収容する記録紙ケー
ス55が配設されており、この記録紙ケース55の前方
(図においては左方)には、受信部ケース53の前端部
の送出口56から記録紙54を送出するプラテンローラ
57が配設されている。そして、記録紙54には、プラ
テンローラ57と相俟って記録紙54を挾持するように
受信部ケース53の下面にシャーシ58を介して取り付
けられたサーマルヘッド59により受信情報が印刷され
るものである。
【0003】一方、送信部ケース52の下方には、原稿
ガイド板60が設けられると共に、この原稿ガイド板6
0の前側に取込みローラ61が介在され、かつ取込ロー
ラ61の上方にペーパーガイド62が配設されている。
また、原稿ガイド板60の中央には、コンタクトガラス
63を嵌め込んだ読取窓64が設けられており、このコ
ンタクトガラス63の上面には原稿ローラ65が回転可
能に当接されている。更に、原稿ガイド板60の後方に
は、送信部ケース52の前側の差込口66から差し込ま
れ、取込ローラ61及び原稿ローラ65によって取り込
まれた原稿紙67を、送信部ケース52の後側の取出口
68から送出する1対の送出ローラ69、70が設けら
れている。
【0004】他方、本体ケース51内には、コンタクト
ガラス63を透過して原稿紙67に投光する冷陰極放電
管等の光源71が読取窓64の近傍に配設されていると
共に、原稿紙67からの反射光を前側に反射させるミラ
ー72が後側下方に配設されており、かつミラー72か
らの反射光を受光して原稿紙67の情報を読み取るべく
凸レンズ73及びCCD(固体撮像素子)74を内蔵し
た読取ヘッド75が前側下方に配設されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファクシミリ装置では、原稿紙67を取り込み、かつ送
出するために原稿ガイド板60及びペーパーガイド62
等を必要とし、部品点数が多くなってコストアップを招
来すると共に、光源71、ミラー72及び読取ヘッド7
5の組込作業が煩雑になりかつ組込誤差に伴ういわゆる
I/O距離である読取位置における原稿とCCD上の像
との距離のばらつきを生ずる不都合があった。
【0006】かかる読取装置の組込作業の容易化等のた
め、図5に示すように、複数のミラー76、凸レンズ7
7及びCCD78を単一のユニットケース79内に組み
込み、このユニットケース79にLEDアレイからなる
光源80をブラケット81を介して位置調整可能に取り
付けるようにすることも考えられている。しかしなが
ら、コンタクトガラス82が嵌め込まれた読取窓83を
有する原稿ガイド板84やペーパーガイド85、両者間
に原稿紙86を取り込む取込ローラ87、複数対の送出
ローラ88が必要となると共に、ユニットケース79及
び光源80の組込み作業が煩雑となりかつ組込誤差が生
ずる不都合があった。図5において89は本体ケース、
90はコントロールパネルである。
【0007】そこで、本考案は読取装置をユニット化
し、かつそのケース自身が原稿紙のガイド曲面となるよ
う、その一部を原稿紙の差込口と取出口まで延ばして形
成することにより、部品点数を削減してコストダウンを
図ると共に、組込誤差に伴うI/0距離のばらつきを低
減し得るファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、キャビネット
内の一側に寄せて読取ユニットが配設されると共に、該
読取ユニットが配設された側のキャビネット外側面に原
稿紙の差込口と取出口とを設けたファクシミリ装置であ
って、前記読取ユニットは、前記差込口と取出口に臨む
側の所要箇所に透明部材を嵌め込んだ読取窓が形成さ
れ、かつ該読取窓の上下に連なる読取ユニットケースに
はそれぞれ前記差込口と取出口にまで延びる原稿ガイド
曲面が一体形成されていることを特徴とするファクシミ
リ装置である。
【0009】
【作用】本考案のファクシミリ装置においては、原稿紙
の差込口から取出口へと到る原稿ガイド曲面が、読取ユ
ニットのケースそのもので形成され、送出ローラ等が不
要となって部品点数が減少する。又、組込誤差に伴うI
/0距離のばらつきを低減しうる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
て説明する。図1、図2及び図3は本考案のファクシミ
リ装置の一実施例の斜視図、断面図である。まず、構成
について説明する。図中1はボトムキャビネットで、そ
の上側には、ハンドセット(送受話機)2が収容される
ハンドセット収容凹部3、ロール状の記録紙4が収容さ
れる記録紙ケース部5、このケース部5から繰り出され
る記録紙4を案内する凹曲面状の記録紙ガイド部6、を
備えたトップキャビネット9が取り付けられている。ト
ップキャビネット9には、ヘッドスプリング10によっ
て付勢されたサーマルヘッド(感熱記録ヘッド)11を
下面に取り付けたコントロールパネル12が、記録紙ケ
ース部5及び記録紙ガイド部6を覆うようにし、一端を
枢支されて開閉可能に取り付けられている。
【0011】トップキャビネット9のハンドセット収容
凹部3の下方には、2枚のプリント基板15が上下2段
に配設されており、上段のプリント基板15には、電話
回線との接続をオン、オフ操作するフックスイッチ16
が取り付けられている。又、トップキャビネット9にお
ける記録紙ケース部5と記録紙ガイド部6との間には、
サーマルヘッド11と協働して記録紙4を送出するプラ
テンローラ17が配設されており、このプラテンローラ
17は、図示しない減速機構を介して正逆回転可能なモ
ータ18と連動連結されている。更に、トップキャビネ
ット9におけるトレイ枢支部付近には、原稿紙27を差
し込む差込口28が設けられ、かつトレイ枢支部37付
近の側方下部には、原稿紙27の取出口29が設けられ
ている。そして、開閉自在に取付けられた原稿ガイド3
5の下方には、後述する読取ユニットのコンタクトガラ
ス24と協働して原稿紙27を送出する原稿ローラ30
が配設されており、この原稿ローラ30は、図示しない
減速機構を介してモータ31と連動連結されている。
【0012】一方、トップキャビネット9の記録紙ガイ
ド部6の下方には、LEDアレイからなる光源19、複
数(実施例においては3枚)のミラー20、凸レンズ2
1及びCCD(固体撮像素子)22を適宜に内装した読
取ユニットケース23が記録紙ケース部5及び原稿ロー
ラ30に近接させて配設されている。読取ユニットケー
ス23における原稿ローラ30と対応する位置には、原
稿ローラ30と当接されるコンタクトガラス24を嵌め
込んだ読取窓25が形成されており、このコンタクトガ
ラス24の上下両側に連なる読取ユニットケース23に
は、前記差込口28及び取出口29にまで到る凹曲面状
の原稿ガイド面(原稿走行面)26が形成されている。
図3において32は記録紙4の巻きぐせを取るためにコ
ントロールパネル12のシャーシ8の下面に取り付けた
ペーパーガイド、33はコントロールパネル12の開閉
を検出するためにトップキャビネット9に取り付けたカ
バーセンサである。
【0013】次に、作用について説明する。上記構成の
ファクシミリ装置においては、図1に示すように、コン
トロールパネル12を開いてロール状の記録紙4を記録
紙ケース部5に収容してコントロールパネル12を閉じ
ることにより、受信可能な状態となり、受信の開始と同
時にプラテンローラ17によって記録紙4が送出される
一方、サーマルヘッド11によって印刷され、記録紙ガ
イド部6を経て図示矢印のように印刷された記録紙が取
り出される。又、図3において2点鎖線で示すように原
稿トレイ7を起立させ、原稿紙27を差込口28から挿
入し、コントロールパネル12を操作して送信を開始す
ると、原稿ローラ30により原稿紙27が送出される一
方、読取ユニットにより画像情報が読み取られて送信さ
れ、かつ読取ユニットのケース自体で構成された原稿ガ
イド面26に案内されて原稿紙27が取出口29から取
り出される。原稿紙27が前記原稿ガイド面26により
案内されて差込口28から取出口29へと到る間におい
て、原稿ガイド面26は適度な曲率をもち、かつ差込口
28から取出口29まで延びる連続した面に形成してあ
るので、前記原稿ローラ30以外の送りローラを備えず
とも円滑に走行する。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のファクシ
ミリ装置によれば、読取ユニットがケース内に配設され
てユニット化されると共に、この読取ユニットのケース
の一部でもって原稿の差込口から取出口へと到る原稿ガ
イド面が構成されるので、従来必要だった別部材として
の原稿ガイド、送りローラ等が不要となって部品点数を
削減でき、コストを低減できると共に、組込誤差が少な
くなってI/0距離のばらつきを少なくできる。また、
原稿ガイド面は原稿の差込口から取出口まで延びる連続
し、かつ適度な曲率をもった曲面であるので、別部材と
しての原稿ガイド、送りローラなどを備えずとも原稿は
円滑に差込口から取出口まで走行する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のファクシミリ装置のコント
ロ−ルパネルを開いた状態の斜視図である。
【図2】図1のファクシミリ装置の原稿トレイを起立さ
せた状態の斜視図である。
【図3】図1に示すファクシミリ装置の断面図である。
【図4】従来のファクシミリ装置の断面図である。
【図5】従来の他のファクシミリ装置の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
19 光源 20 ミラー 21 凸レンズ 22 CCD(固体撮像素子) 23 読取ユニットケース 24 コンタクトガラス(透明部材) 25 読取窓 26 原稿走行面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/036

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビネット内の一側に寄せて読取ユニッ
    トが配設されると共に、該読取ユニットが配設された側
    のキャビネット外側面に原稿紙の差込口と取出口とを設
    けたファクシミリ装置であって、前記読取ユニットは、
    前記差込口と取出口に臨む側の所要箇所に透明部材を嵌
    め込んだ読取窓が形成され、かつ該読取窓の上下に連な
    読取ユニットケースにはそれぞれ前記差込口と取出口
    にまで延びる原稿ガイド曲面が一体形成されていること
    を特徴とするファクシミリ装置。
JP1993013662U 1993-03-02 1993-03-02 ファクシミリ装置 Expired - Fee Related JP2606282Y2 (ja)

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