JP2501485Y2 - ファクシミリ - Google Patents
ファクシミリInfo
- Publication number
- JP2501485Y2 JP2501485Y2 JP1991074215U JP7421591U JP2501485Y2 JP 2501485 Y2 JP2501485 Y2 JP 2501485Y2 JP 1991074215 U JP1991074215 U JP 1991074215U JP 7421591 U JP7421591 U JP 7421591U JP 2501485 Y2 JP2501485 Y2 JP 2501485Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording paper
- case
- support case
- support
- facsimile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Unwinding Webs (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は例えば通信回線を用いて
文章などの送信又は受信を行うファクシミリに関する。
文章などの送信又は受信を行うファクシミリに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、本体ケースに支持ケースを内設さ
せ、ロール巻き状の記録紙を支持ケースに収納し、記録
紙を取出し乍ら受信情報を記録させる技術があった。
せ、ロール巻き状の記録紙を支持ケースに収納し、記録
紙を取出し乍ら受信情報を記録させる技術があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来技術は、高分
子ポリエチレンのような摩擦抵抗の小さいテープを支持
ケースの内面に貼付け、記録紙が支持ケース内面に付着
するのを防いでいたから、組立作業性の向上並びに製造
コストの低減などを容易に図り得ない等の問題があっ
た。
子ポリエチレンのような摩擦抵抗の小さいテープを支持
ケースの内面に貼付け、記録紙が支持ケース内面に付着
するのを防いでいたから、組立作業性の向上並びに製造
コストの低減などを容易に図り得ない等の問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本考案は、ロー
ル巻き状の記録紙を収納させる支持ケースを設けるファ
クシミリにおいて、記録紙の巻き方向に延設させる断面
半円形の突条を前記支持ケース内面に形成し、支持ケー
ス内面に対し前記突条を介して記録紙を線接触で持上げ
収納させるように構成したことを特徴とするもので、従
来の付着防止テープを不要にし、しかも、記録紙を面で
支持することなく線(点)で支持して記録紙繰出時の摩
擦抵抗をより小さく押え得、従来に比べて記録紙の繰出
しを構造簡単にしてより円滑に行い得るものである。
ル巻き状の記録紙を収納させる支持ケースを設けるファ
クシミリにおいて、記録紙の巻き方向に延設させる断面
半円形の突条を前記支持ケース内面に形成し、支持ケー
ス内面に対し前記突条を介して記録紙を線接触で持上げ
収納させるように構成したことを特徴とするもので、従
来の付着防止テープを不要にし、しかも、記録紙を面で
支持することなく線(点)で支持して記録紙繰出時の摩
擦抵抗をより小さく押え得、従来に比べて記録紙の繰出
しを構造簡単にしてより円滑に行い得るものである。
【0005】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は要部の説明図、図2は全体の側面図であ
り、ファクシミリの本体ケース(1)上側に送信部ケー
ス(2)と開閉自在な受信部ケース(3)とを配設させ
ると共に、本体ケース(1)内部両側に送信ユニットシ
ャーシ(4)を立設固定させ、該シャーシ(4)上側に
送信部ケース(2)を一体固設させ、また本体ケース
(1)に支軸(5)を介して受信部ケース(3)を取付
けている。
する。図1は要部の説明図、図2は全体の側面図であ
り、ファクシミリの本体ケース(1)上側に送信部ケー
ス(2)と開閉自在な受信部ケース(3)とを配設させ
ると共に、本体ケース(1)内部両側に送信ユニットシ
ャーシ(4)を立設固定させ、該シャーシ(4)上側に
送信部ケース(2)を一体固設させ、また本体ケース
(1)に支軸(5)を介して受信部ケース(3)を取付
けている。
【0006】また、受信部ケース(3)の下方にロール
紙支持ケース(6)を設け、ロール巻き状の記録紙
(7)を支持ケース(6)に載せると共に、受信部ケー
ス(3)前端部の送出口(8)から記録紙(7)を送出
するプラテンローラ(9)を支持ケース(6)前側に備
え、該ローラ(9)の上側で受信部ケース(3)下面に
シャーシ(10)を介して感熱記録ヘッド(11)を取
付けるもので、前記ローラ(9)とヘッド(11)によ
り記録紙(7)を挾持送出し乍らヘッド(11)により
受信情報を記録紙(7)面に印刷するように構成してい
る。
紙支持ケース(6)を設け、ロール巻き状の記録紙
(7)を支持ケース(6)に載せると共に、受信部ケー
ス(3)前端部の送出口(8)から記録紙(7)を送出
するプラテンローラ(9)を支持ケース(6)前側に備
え、該ローラ(9)の上側で受信部ケース(3)下面に
シャーシ(10)を介して感熱記録ヘッド(11)を取
付けるもので、前記ローラ(9)とヘッド(11)によ
り記録紙(7)を挾持送出し乍らヘッド(11)により
受信情報を記録紙(7)面に印刷するように構成してい
る。
【0007】また、送信部ケース(2)の下方に原稿ガ
イド板(12)を設け、このガイド板(12)上面にペ
ーパーガイド(13)を取付け、前記ガイド板(12)
前側に原稿分離ローラ(14)を配設させると共に、前
記ローラ(14)後方のガイド板(12)に読取り窓
(15)を形成し、透明板(16)で窓(15)を閉塞
する。
イド板(12)を設け、このガイド板(12)上面にペ
ーパーガイド(13)を取付け、前記ガイド板(12)
前側に原稿分離ローラ(14)を配設させると共に、前
記ローラ(14)後方のガイド板(12)に読取り窓
(15)を形成し、透明板(16)で窓(15)を閉塞
する。
【0008】そして、透明板(16)上面側にプラテン
ローラ(17)を設け、また透明板(16)下面側に螢
光管(18)を設けると共に、プラテンローラ(17)
後方に上下の送出ローラ(19)(20)を設けるもの
で、送信部ケース(2)前側の差込口(21)から原稿
紙(22)を挿入することにより、透明板(16)とプ
ラテンローラ(17)の間を介し各ローラ(14)(1
7)(19)(20)により送信部ケース(2)後側の
取出口(23)から前記原稿紙(22)を送出するよう
に構成している。
ローラ(17)を設け、また透明板(16)下面側に螢
光管(18)を設けると共に、プラテンローラ(17)
後方に上下の送出ローラ(19)(20)を設けるもの
で、送信部ケース(2)前側の差込口(21)から原稿
紙(22)を挿入することにより、透明板(16)とプ
ラテンローラ(17)の間を介し各ローラ(14)(1
7)(19)(20)により送信部ケース(2)後側の
取出口(23)から前記原稿紙(22)を送出するよう
に構成している。
【0009】また、読取り窓(15)下方の本体ケース
(1)底部に反射鏡(24)を固設させると共に、凸形
レンズ(25)とCCD(固体撮像素子)型受光素子
(26)を内蔵する読取ヘッド(27)を備え、該ヘッ
ド(27)を本体ケース(1)の前部内側に固設させる
もので、螢光管(18)の発光により透明板(16)を
介して原稿紙(22)に照明を当て、透明板(16)及
び反射鏡(24)及びレンズ(25)を介して原稿紙
(22)からの反射光を受光素子(26)に入射させ、
原稿紙(22)の情報を読取らせて送信出力するように
構成している。
(1)底部に反射鏡(24)を固設させると共に、凸形
レンズ(25)とCCD(固体撮像素子)型受光素子
(26)を内蔵する読取ヘッド(27)を備え、該ヘッ
ド(27)を本体ケース(1)の前部内側に固設させる
もので、螢光管(18)の発光により透明板(16)を
介して原稿紙(22)に照明を当て、透明板(16)及
び反射鏡(24)及びレンズ(25)を介して原稿紙
(22)からの反射光を受光素子(26)に入射させ、
原稿紙(22)の情報を読取らせて送信出力するように
構成している。
【0010】さらに、図1及び図3に示す如く、合成樹
脂成形品である前記支持ケース(6)内面に樹脂成形加
工時に突条(28)を一体形成すると共に、記録紙
(7)のロール巻き方向に前記突条(28)を延設さ
せ、支持ケース(6)内面に対し前記突条(28)を介
して記録紙(7)を持上げ収納させ、支持ケース(6)
内面に記録紙(7)が付着するのを防ぐように構成して
いる。
脂成形品である前記支持ケース(6)内面に樹脂成形加
工時に突条(28)を一体形成すると共に、記録紙
(7)のロール巻き方向に前記突条(28)を延設さ
せ、支持ケース(6)内面に対し前記突条(28)を介
して記録紙(7)を持上げ収納させ、支持ケース(6)
内面に記録紙(7)が付着するのを防ぐように構成して
いる。
【0011】また、図1に示す如く、支持ケース(6)
右側部に設けるように幅狭の複数条の突条(28)…を
一組として形成してもよく、支持ケース(6)中央部に
設けるように幅広の1本の突条(28)でもよく、また
支持ケース(6)左側部に設けたように幅狭と幅広の突
条(28)…を組合せてもよく、ロール巻き状の記録紙
(7)の中央及び両側の複数個所を突条(28)によっ
て支えると共に、前記突条(28)の断面端面形状を半
円または円弧形に形成し、記録紙(7)に対し突条(2
8)を送り出し方向に線接触させ、記録紙(7)と突条
(28)の摩擦抵抗を低減させるように構成している。
右側部に設けるように幅狭の複数条の突条(28)…を
一組として形成してもよく、支持ケース(6)中央部に
設けるように幅広の1本の突条(28)でもよく、また
支持ケース(6)左側部に設けたように幅狭と幅広の突
条(28)…を組合せてもよく、ロール巻き状の記録紙
(7)の中央及び両側の複数個所を突条(28)によっ
て支えると共に、前記突条(28)の断面端面形状を半
円または円弧形に形成し、記録紙(7)に対し突条(2
8)を送り出し方向に線接触させ、記録紙(7)と突条
(28)の摩擦抵抗を低減させるように構成している。
【0012】
【考案の効果】以上実施例から明らかなように本考案
は、ロール巻き状の記録紙(7)を収納させる支持ケー
ス(6)を設けるファクシミリにおいて、記録紙(7)
の巻き方向に延設させる断面半円形の突条(28)を前
記支持ケース(6)内面に形成し、支持ケース(6)内
面に対し前記突条(28)を介して記録紙(7)を線接
触で持上げ収納させるように構成したことを特徴とする
もので、従来の付着防止テープを不要にし、しかも、記
録紙(7)を面で支持することなく線(点)で支持して
記録紙繰出時の摩擦抵抗をより小さく押えることがで
き、従来に比べて記録紙(7)の繰出しを構造簡単にし
てより円滑に行うことができるものである。
は、ロール巻き状の記録紙(7)を収納させる支持ケー
ス(6)を設けるファクシミリにおいて、記録紙(7)
の巻き方向に延設させる断面半円形の突条(28)を前
記支持ケース(6)内面に形成し、支持ケース(6)内
面に対し前記突条(28)を介して記録紙(7)を線接
触で持上げ収納させるように構成したことを特徴とする
もので、従来の付着防止テープを不要にし、しかも、記
録紙(7)を面で支持することなく線(点)で支持して
記録紙繰出時の摩擦抵抗をより小さく押えることがで
き、従来に比べて記録紙(7)の繰出しを構造簡単にし
てより円滑に行うことができるものである。
【図1】支持ケース部の正面断面図。
【図2】全体の側面図。
【図3】受信部ケース部の側面図。
(6) 支持ケース (7) 記録紙 (28) 突条
Claims (1)
- 【請求項1】 ロール巻き状の記録紙(7)を収納させ
る支持ケース(6)を設けるファクシミリにおいて、記
録紙(7)の巻き方向に延設させる断面半円形の突条
(28)を前記支持ケース(6)内面に形成し、支持ケ
ース(6)内面に対し前記突条(28)を介して記録紙
(7)を線接触で持上げ収納させるように構成したこと
を特徴とするファクシミリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991074215U JP2501485Y2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | ファクシミリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991074215U JP2501485Y2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | ファクシミリ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0516755U JPH0516755U (ja) | 1993-03-02 |
JP2501485Y2 true JP2501485Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=13540754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991074215U Expired - Lifetime JP2501485Y2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | ファクシミリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501485Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011029971A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Kyocera Mita Corp | 原稿搬送ガイド、画像読取装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62153242U (ja) * | 1986-03-18 | 1987-09-29 |
-
1991
- 1991-08-21 JP JP1991074215U patent/JP2501485Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0516755U (ja) | 1993-03-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW384623B (en) | Image reading apparatus | |
US20070177226A1 (en) | Image Scanning Device | |
US7426113B2 (en) | Electronic device | |
EP0529615B1 (en) | Facsimile apparatus | |
JP2501485Y2 (ja) | ファクシミリ | |
JPH0646758B2 (ja) | 小型ファクシミリ装置 | |
JP2606282Y2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2007273663A (ja) | 電子機器 | |
JPS62137969A (ja) | 情報処理装置 | |
JP2516910B2 (ja) | 情報処理装置 | |
JPS6322758Y2 (ja) | ||
JP3424679B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP3639775B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2598115Y2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP3083926B2 (ja) | 画像読取装置 | |
JPH0614550Y2 (ja) | ファクシミリ | |
JP2002057831A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPS6282756A (ja) | 電話機一体型フアクシミリ装置 | |
JPH069252U (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP3792573B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPH0516763U (ja) | フアクシミリ | |
JP3119648B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2994866B2 (ja) | スキャナを備える記録装置 | |
JPS5873275A (ja) | フアクシミリの読取装置 | |
JPH04113762A (ja) | 電話台型ファクシミリ装置 |