JP3211790B2 - 画像記録装置 - Google Patents
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Description
し、特に、記録部のインクカートリッジ交換作業等のた
めに装置本体を開閉する機構に関するものである。
ジスキャナ、コピー等の多くの機能を有する画像記録装
置がある。この種の画像記録装置の外観斜視図を図8
に、この画像記録装置内部の概略構成を示す断面図を図
9に示す。この画像記録装置200は、原稿の画像を読
み取る画像読み取りユニット4、及び画像記録のための
記録部5が内蔵され、装置本体の後部には、記録部5へ
給送する記録紙が積層収納される記録紙カセット6が装
着されている。
ネル7が配置され、画像読み取りユニット4の後部に
は、ファクシミリ原稿やコピー原稿が載置される原稿載
置部9が設けられている。この原稿載置部9は装置手前
側から装置後方側へ回動可能とされ、記録部5の上方を
開放することができるように構成されている。装置本体
前面には原稿排出部10が設けられ、この原稿排出部1
0には原稿排紙トレイ12が設けられている。原稿排出
部10の下方には記録紙排出部13が設けられ、この記
録紙排出部13には記録紙排紙トレイ14が装着されて
いる。このような画像記録装置200では、記録部5の
インクカートリッジ交換は、上記原稿載置部9の回動に
より記録部5上部を開放し、記録部5の上方からインク
カートリッジ交換作業を行う。
ような従来の画像記録装置200では、原稿載置部9を
回動させて記録部5の上方を開放したときに、インクカ
ートリッジの交換作業等を行うための十分なスペースを
確保するために、画像読み取りユニット4を記録部5か
ら離して配置し、記録部5の上方部には何も配置しない
ようにする必要がある。そのため、装置が奥行き方向に
大型化するという問題があった。
になされたものであり、装置を大型化することなく記録
部の上方を開放することができ、インクカートリッジの
交換作業等に十分なスペースを確保することができるこ
とは勿論のこと、排紙トレイを原稿読み取り部に取り付
けたままであっても、原稿読み取り部を十分に回動させ
て記録部の上方を大きく開放することができ、記録部の
メンテナンス時やインクカートリッジの交換時等に排紙
トレイを原稿読み取り部から取り外す必要がない画像記
録装置を提供することを目的とする。
に請求項1に記載の画像記録装置は、記録媒体に対して
画像を記録する記録部と、原稿画像を読み取る原稿読み
取り部とを備えた画像記録装置において、原稿読み取り
部は、その下方に配置され、かつ装置本体に支持された
回動軸を中心として記録部から離れる方向に回動可能で
あり、原稿読み取り部をその回動軸を介して回動させた
ときに、記録部の上方が開放されるように構成され、さ
らに、原稿読み取り部の手前側端部付近に、その原稿読
み取り部から排出される原稿を受ける排紙トレイを着脱
自在に軸支させ、この排紙トレイは通常使用時には所定
の角度姿勢が保持され、かつ原稿読み取り部の回動方向
と反対方向への回動が可能となるように構成されている
ものである。この構成においては、通常使用時には原稿
読み取り部と記録部とを近接した配置としておくこ とが
できるので、装置全体を小型に構成することができ、ま
た、記録部のメンテナンス等を行う場合には、原稿読み
取り部を記録部から離れる方向に回動させることによ
り、メンテナンス等の作業に必要なスペースを確保する
ことができる。
方向に排紙トレイが回動可能とされているため、原稿読
み取り部を回動させることにより、画像記録装置が載置
されている台等に排紙トレイが当たった場合でも、原稿
読み取り部の回動動作が排紙トレイの存在によって抑制
されることがない。これにより、排紙トレイを原稿読み
取り部に取り付けたままであっても、原稿読み取り部を
十分に回動させて記録部の上方を大きく開放することが
できる。よって、記録部のメンテナンス時やインクカー
トリッジの交換時等に、原稿読み取り部を回動操作する
に先立って予め排紙トレイを原稿読み取り部から取り外
しておき、作業後に再び取り付ける操作が不要となる。
請求項1に記載の画像記録装置であって、排紙トレイ及
び原稿読み取り部の排紙トレイ装着部は、排紙トレイが
装着部に対して上方より装着されるように構成されてい
るものである。この構成においては、装着部への排紙ト
レイの装着動作を上方から視認しながら行うことができ
るため、排紙トレイを装着部に容易に装着することがで
きる。
請求項1又は2に記載の画像記録装置であって、原稿読
み取り部は、記録部よりも装置本体の手前側に設けら
れ、回動軸を中心として装置本体に対して手前側に回動
可能に構成されているものである。この構成において
は、原稿読み取り部の回動方向に記録部が存在しないた
め、記録部が原稿読み取り部の回動動作に支障を与える
ことがない。
請求項1乃至3のいずれかに記載の画像記録装置であっ
て、原稿読み取り部の回動軸は、少なくとも記録部より
も装置本体手前側で、隣接して配置されているものであ
る。この構成においては、通 常使用時では、回動軸と記
録部とが隣接配置されているため装置を小型に構成する
ことができると共に、原稿読み取り部の回転径を小さく
することができるため、回動時に装置の周囲に影響を与
えることがない。さらに、原稿読み取り部を回動させる
際には、小さな回転であっても記録部の上方は大きく開
放させることができ、回動軸がこの開放部に位置してい
ないので、インクカートリッジの交換作業を行う時に邪
魔になることがない。
請求項1乃至4のいずれかに記載の画像記録装置であっ
て、原稿読み取り部は、操作パネルの下面側に配設さ
れ、その操作パネルと共に回動可能であり、操作パネル
の手前側が下に向く方向に回動するものである。この構
成においては、原稿読み取り部を回動させる際には操作
パネルの前端を下側に向けて降ろすように力を作用さ
せ、原稿読み取り部の自重により回転を実現できるた
め、操作が容易となる。また、回動時には操作パネルが
装置本体の手前側に位置するようになるため、操作パネ
ルに配置された表示部の表示を原稿読み取り部の回動時
であっても確認することができる。
請求項1乃至5のいずれかに記載の画像記録装置であっ
て、操作パネルの後方には、原稿読み取り部に搬送され
る原稿を載置するための原稿載置部が延設され、この原
稿載置部は、原稿読み取り部と共に回動可能であり、か
つ非回動時には、記録部の上方を覆うカバーを兼用する
ように構成されるものである。この構成においては、記
録部の上方を覆うカバーを専用に設ける必要がなく、装
置を小型化することができ、従来のように原稿載置部を
回転可能に構成する必要がないため、装置の構成を簡単
化することができる。
請求項1乃至6のいずれかに記載の画像記録装置であっ
て、記録部は、インクジェットプリンタであり、インク
ジェットプリンタに備えられたインクカートリッジは、
原稿読み取り部を回動させることにより、上方向に引き
出し可能に配置されているものである。この構成にお い
ては、原稿読み取り部を回動させることにより、インク
カートリッジの上方を開放して交換作業を行うが、その
際、インクカートリッジを開放部の下方にほぼ真っ直ぐ
に配置しておけば、開放部からインクカートリッジの位
置を容易に確認することができ、また、インクカートリ
ッジの上方には何も配置されていないことから、引き出
して交換する作業を効率良く行うことができる。
請求項1乃至7のいずれかに記載の画像記録装置であっ
て、原稿読み取り部は、記録部の上方の少なくとも一部
を覆うように近接配置されているものである。この構成
においては、原稿読み取り部を記録部の上方に重なり合
うようにして配置することが可能になるので、装置を小
型・省スペースに構成することができる。
画像記録装置について図面を参照して説明する。画像読
み取り装置の一実施形態であるスキャナが搭載された多
機能装置の外観図を図1に示す。この多機能装置1は、
ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能、スキャ
ナ機能等の各種機能を備えている。
れ、その左右両側面は、化粧ケースであるサイドカバー
2,3により覆われている。これらサイドカバー2,3
は、図示しない本体フレームに取り付けられる。特徴的
な構成として、サイドカバー2,3の間に、図示しない
原稿の画像を読み取る画像読み取りユニット(原稿読み
取り部)4が装置本体に対して軸部22(回動軸、図2
参照)の回りに回動自在に設けられている。また、装置
本体内には、画像を記録紙(記録媒体)に記録するため
の記録部5(図2参照)が内蔵され、画像読み取りユニ
ット4は記録部5の手前側でその一部に被さるように上
下重なり合って配置されており、これにより従来と比べ
省スペース化を図っている。装置本体の後部には、記録
紙を積層収納するための記録紙カセット6が装着されて
いる。
ト4の上面には、キー操作部及びLCDディスプレイで
なる表示部を有する操作パネル7が配置されている。こ
の操作パネル7の後方には、ファクシミリ機能時に相手
ファクシミリ装置に送信されるファクシミリ原稿や、コ
ピー機能時に複写されるコピー原稿が積層載置可能な原
稿載置部9が一体的に設けられている。装置本体前面に
は原稿排出部10が設けられ、この原稿排出部10の装
着部11には原稿排紙トレイ12が装着されている。原
稿排紙トレイ12の装着部11への取り付けは、原稿排
紙トレイ12に設けられている突条の突出片43を、装
着部11に設けられている上方に開いた凹部41にその
上方から嵌め込むことによって行われる。また、原稿排
出部10の下方には記録紙排出部13が設けられ、この
記録紙排出部13には記録紙排紙トレイ14が装着され
ている。
き、以下、構成要素各部を説明する。画像読取りユニッ
ト4はスキャナ15を備え、このスキャナ15は、原稿
載置部9に載置された読み取り原稿を搬送する搬送通路
16に臨んだ、CCD等でなるイメージセンサ17を有
する。搬送通路16には、原稿を分離・給送する分離ロ
ーラ18、原稿を搬送する給紙ローラ19、読み取り後
の原稿を原稿排出部10に排出する排紙ローラ20等が
配置されている。画像読み取りユニット4は、金属材等
で成る本体フレーム側板21に軸部22により軸支さ
れ、操作パネル7及び原稿載置部9と共にその操作パネ
ル7の手前側が下を向く方向に前傾姿勢に回動可能とさ
れており、これにより必要に応じて記録部5の上方を開
放することができるようにしている。この軸部22及び
画像読み取りユニット4は記録部5よりも装置本体手前
側に配置され、軸部22は画像読み取りユニット4の下
方であって、記録部5と隣接する位置に設定されてい
る。これにより、画像読み取りユニット4を装置本体に
対して手前側に回動させるときに、記録部5が動作の支
障となることがなく、また、軸部22及び画像読み取り
ユニット4が記録部5の上方に位置しないため、記録部
5のメンテナンス等を行う場合、これらの部品が作業の
邪魔になることがない。しかも、記録部5と画像読み取
りユニット4とを近接させて配置することにより、装置
を奥行き方向において小型に構成することができる。さ
らに、軸部22を画像読み取りユニット4の下方で、記
録部5に隣接配置するという位置関係としたことで、画
像読み取りユニット4の回転径を小さくすることができ
るため、回動時に装置の周囲に置かれた物等にぶつかる
ことなく、ユーザ自身も無理な姿勢をとることなく操作
することができる。
れ、インク液滴を噴射するインクジェットプリンタの記
録ヘッド25を備え、この記録ヘッド25はキャリッジ
26上にインクカートリッジ27と共にほぼ真っ直ぐな
姿勢で搭載される。キャリッジ26は、キャリッジ軸2
8に案内されて、図示しない駆動機構により記録動作時
に走査移動される。
1、前蓋32、記録紙がセットされスプリングにより付
勢された圧板33、給紙ローラ34等から構成されてい
る。この記録紙カセット6にセットされた記録紙Pが、
給紙ローラ34により搬送通路35に分離・給送され
る。搬送通路35に臨んで、給紙ローラ36、記録ヘッ
ド25に対向するプラテン37、記録後の記録紙Pを記
録紙排出部13に排出する排紙ローラ38等が配置され
ている。なお、各種ローラ等を駆動する駆動機構は図示
を省略している。また、原稿排紙トレイ12には補助ア
ーム12aが設けられており、読み取る原稿のサイズが
原稿排紙トレイ12よりも大きなサイズであっても、こ
の補助アーム12aを広げることによって原稿排紙トレ
イ12上に載置できるようにされている。
りユニット4を回動させた状態を示す図を図3に示す。
上述したように、画像読み取りユニット4は軸部22を
中心として装置本体の手前側に前傾姿勢に回動可能に構
成されており、この画像読み取りユニット4を回動させ
ることにより、記録部5の上方に位置し、記録部5を覆
うカバーとなっていた原稿載置部9が記録部5の前方へ
移動し、記録部5の上方が開放される。これにより、記
録部5のメンテナンスやインクカートリッジ27の交換
が可能となる。また、その際、インクカートリッジ27
は開放部の下方にほぼ真っ直ぐに配置されているので、
開放部からインクカートリッジ27の位置を容易に確認
することができ、引き出して交換する作業も無理なく行
うことができる。さらに、画像読み取りユニット4の回
動に伴って、原稿排紙トレイ12が下方へ移動し、記録
紙排紙トレイ14に当接するに至った場合であっても、
後に詳述するように、原稿排紙トレイ12は画像読み取
りユニット4の回動方向とは逆方向への回動が可能に構
成されているため、原稿排紙トレイ12の画像読み取り
ユニット4に対する姿勢が変化し、画像読み取りユニッ
ト4の回動を妨げないようになっている。
12を取り付ける状態を示す多機能装置1の断面図を図
4に示す。画像読み取りユニット4に対向する原稿排紙
トレイ12の端部付近には、画像読み取りユニット4側
方向に伸びる突出部45(図2)が設けられており、こ
の突出部45が装着部11よりも下方において画像読み
取りユニット4の下面リブ46に掛止されることで、原
稿排紙トレイ12は、図2に示すような所定角度姿勢で
保持される構成となっている。原稿排紙トレイ12の画
像読み取りユニット4への取り付けは、上述したよう
に、原稿排紙トレイ12に設けられている突条の突出片
43を凹部41にその上方から嵌め込み、これと共に、
原稿排紙トレイ12の突出部45を装着部11の下方に
差し入れることによって行われる。
の詳細について説明する。図5は画像読み取りユニット
4の装着部11への原稿排紙トレイ12の取り付け部分
を破断して示した平面図である。上述したように、画像
読み取りユニット4の前端部の装着部11には凹部4
1、原稿排紙トレイ12には突出片43が設けられてい
る。この突出片43の側面には突起44が設けられてお
り、凹部41には、突起44に対応した大きさの孔部4
2が設けられている。この孔部42は、突起44が嵌め
込まれた状態において突起44が回動可能となるように
その大きさが設定されており、突起44が孔部42に嵌
め込まれ回動可能に軸支されることによって、原稿排紙
トレイ12が画像読み取りユニット4に保持される。
トレイ12を画像読み取りユニット4に取り付けるに
は、原稿排紙トレイ12の突出片43を、画像読み取り
ユニット4の装着部11の凹部41に対してその上方か
ら嵌め込み、突起44を孔部42に係合させるようにす
ればよい。また、上述したように、原稿排紙トレイ12
の突出部45は画像読み取りユニット4の下面リブ46
と係合し、これによって、画像読み取りユニット4の回
動方向と反対方向への原稿排紙トレイ12の回動を可能
としながら、原稿排紙トレイ12の画像読み取りユニッ
ト4に対する所定角度姿勢が保たれる。
りユニット4の回動方向と反対方向へ回動することが可
能であるため、記録部5の上方を開放するために画像読
み取りユニット4を前傾姿勢に回動させた場合であって
も、原稿排紙トレイ12が画像読み取りユニット4の回
動動作を抑制することがない。これにより、記録部5の
上方を開放するために、画像読み取りユニット4を回動
させる場合、原稿排紙トレイ12を画像読み取りユニッ
ト4から取り外す必要がなくなる。また、画像読み取り
ユニット4の装着部11への原稿排紙トレイ12の装着
動作を、装着部11の上方から視認しながら行うことが
できるため、原稿排紙トレイ12の装着部11への取り
付けを容易に行うことができる。
装置1によれば、画像読み取りユニット4を軸部22を
中心として記録部5から離れる方向、即ち、装置本体の
手前側に回動可能に構成しているので、通常使用時には
画像読み取りユニット4と記録部5とを近接した配置と
しておき、装置を小型に構成することができ、記録部5
のインクカートリッジ27等の交換を行う場合には、画
像読み取りユニット4を記録部5から離れる方向に回動
させることにより、記録部5の上方を開放し、交換作業
に必要なスペースを確保することができる。また、排紙
トレイ12が画像読み取りユニット4の回動方向と反対
方向へ回動可能に構成されているので、画像読み取りユ
ニット4を回動させた場合でも、排紙トレイ12と記録
紙排紙トレイ14との当接を回避することができ、画像
読み取りユニット4の回動の妨げになることはない。
られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形
態では、原稿排紙トレイ12の画像読み取りユニット4
への取り付けは、原稿排紙トレイ12の突出片43を、
画像読み取りユニット4の装着部11の凹部41に対し
てその上方から嵌め込み、突起44を孔部42に係合さ
せるようにし、さらに、原稿排紙トレイ12の突出部4
5を画像読み取りユニット4の下部46と係合させるこ
とで、原稿排紙トレイ12の所定角度姿勢が保たれるよ
うになっているが、原稿排紙トレイ12が、通常使用時
には所定の角度姿勢が保持され、かつ画像読み取りユニ
ット4の回動方向と反対方向への回動が可能となるよう
に構成されていれば、他の構成によるものであっても構
わない。
7を参照して説明する。図6は画像読み取り装置の他の
形態である多機能装置の外観図である。前述の多機能装
置1では、画像読み取りユニット4が回動した時、原稿
排紙トレイ12が画像読み取りユニット4の回動方向と
は反対方向へ回動するように構成されたものを示した
が、図6及び図7に示す多機能装置100においては、
原稿排紙トレイ12はこのような回動を行わず、所定の
角度姿勢で固定されたものである。この多機能装置10
0の場合、原稿排紙トレイ12は、その突出片53の突
起54が画像読み取りユニット4の下面リブ51に設け
られた孔部と係合することによって、画像読み取りユニ
ット4に取り付けられる。さらに、突出片53の上端縁
部が画像読み取りユニット4の下面リブ51に掛止され
ることで、所定角度の姿勢が保持されるようになってい
る。
れば、記録部5の上方を開放するために画像読み取りユ
ニット4を回動させたとき、画像読み取りユニット4の
回動 と共に原稿排紙トレイ12も連動して、原稿排紙ト
レイ12が記録紙排紙トレイ14に当たってしまい、画
像読み取りユニット4の回動動作が制約される。このた
め、原稿排紙トレイ12を画像読み取りユニット4に取
り付けた状態では、記録部5の上方が十分に開放される
ように画像読み取りユニット4を回動させることができ
ず、画像読み取りユニット4を記録部5の上方が十分に
開放されるように回動させるためには、原稿排紙トレイ
12を画像読み取りユニット4からその都度、外さなけ
ればならず、手間を要する。
係る画像記録装置によれば、通常使用時には原稿読み取
り部と記録部とを近接した配置としておくことができる
ので、装置全体を小型に構成することができ、また、記
録部のメンテナンス等を行う場合には、原稿読み取り部
を記録部から離れる方向に回動させることにより、メン
テナンス等の作業に必要なスペースを確保することがで
きる。
方向に排紙トレイが回動可能とされているため、原稿読
み取り部を回動させることにより、画像記録装置が載置
される台等に排紙トレイが当たった場合でも、原稿読み
取り部の回動動作が排紙トレイの存在によって抑制され
ることがない。これにより、排紙トレイを原稿読み取り
部に取り付けたままであっても、原稿読み取り部を十分
に回動させて記録部の上方を大きく開放することができ
る。よって、記録部のメンテナンス時やインクカートリ
ッジの交換時等に、原稿読み取り部を回動操作するに先
立って予め排紙トレイを原稿読み取り部から取り外して
おき、作業後に再び取り付ける操作が不要となる。
録装置によれば、装着部への排紙トレイの装着動作を上
方から視認しながら行うことができるため、排紙トレイ
を装着部に容易に装着することができる。
原稿読み取り部の回動方向に記録部が存在しないため、
記録部が原稿読み取り部の回動動作に支障を与えること
がない。
録装置によれば、通常時に回動軸と記録部とが隣接配置
されているため、装置を小型に構成することができると
共に、原稿読み取り部の回転径が小さくなるので、回動
時に装置の周囲に影響を与えることがない。さらに、原
稿読み取り部を回動させる際には、小さな回転であって
も記録部の上方を大きく開放させることができ、回動軸
はこの開放部に位置しないので、インクカートリッジの
交換作業を行う時に回動軸が邪魔になることがない。
録装置によれば、操作パネルの前端に下側方向の力を加
えると、原稿読み取り部は自重により回転するため、原
稿読み取り部を回動させる操作を容易に行うことができ
る。また、回動時には操作パネルが装置本体の手前側に
位置するので、回動時であっても表示部の表示を確認す
ることができる。
録装置によれば、原稿読み取り部の非回動時には原稿載
置部が記録部の上方を覆うため、記録部の上方を覆うカ
バーを専用に設ける必要がなく、その分だけ装置を小型
化することができる。また、、原稿載置部は原稿読み取
り部と共に回動するため、従来のように原稿載置部を単
独で回転可能に構成する必要がなく、装置の構成を簡単
化することができる。
録装置によれば、インクカートリッジを開放部の下方に
ほぼ真っ直ぐに配置しておけば、インクカートリッジ交
換作業時に開放部からインクカートリッジの位置を容易
に確認することができる。また、インクカートリッジの
上方には何も配置されていないことから、引き出して交
換する作業を効率良く行うことができる。
録装置によれば、原稿読み取り部を記録部の上方に重ね
て配置することが可能になるので、装置を小型・省スペ
ースに構成することができる。
スキャナが搭載された多機能装置の外観図である。
る多機能装置の断面図である。
付ける様子を示す多機能装置の断面図である。
レイの取り付け部分を破断して示した多機能装置の平面
図である。
る。
る。
断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 記録媒体に対して画像を記録する記録部
と、原稿画像を読み取る原稿読み取り部とを備えた画像
記録装置において、前記原稿読み取り部は、その下方に
配置され、かつ装置本体に支持された回動軸を中心とし
て前記記録部から離れる方向に回動可能であり、原稿読
み取り部をその回動軸を介して回動させたときに、前記
記録部の上方が開放されるように構成され、さらに、前
記原稿読み取り部の手前側端部付近に、その原稿読み取
り部から排出される原稿を受ける排紙トレイを着脱自在
に軸支させ、この排紙トレイは通常使用時には所定の角
度姿勢が保持され、かつ該原稿読み取り部の回動方向と
反対方向への回動が可能となるように構成されているこ
とを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項2】 前記排紙トレイ及び前記原稿読み取り部
の排紙トレイ装着部は、該排紙トレイが該装着部に対し
て上方より装着されるように構成されていることを特徴
とする請求項1に記載の画像記録装置。 - 【請求項3】 前記原稿読み取り部は、前記記録部より
も装置本体の手前側に設けられ、前記回動軸を中心とし
て装置本体に対して手前側に回動可能に構成されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像記録装
置。 - 【請求項4】 前記原稿読み取り部の回動軸は、前記記
録部よりも装置本体手前側で、隣接して配置されている
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画
像記録装置。 - 【請求項5】 前記原稿読み取り部は、操作パネルの下
面側に配設され、その操作パネルと共に回動可能であ
り、操作パネルの手前側が下に向く方向に回動すること
を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像記
録装置。 - 【請求項6】 前記操作パネルの後方には、前記原稿読
み取り部に搬送される原稿を載置するための原稿載置部
が延設され、この原稿載置部は、前記原稿読み取り部と
共に回動可能であり、かつ非回動時には、前記記録部の
上方を覆うカバーを兼用することを特徴とする請求項1
乃至5のいずれかに記載の画像記録装置。 - 【請求項7】 前記記録部は、インクジェットプリンタ
であり、前記インクジェットプリンタに備えられたイン
クカートリッジは、前記原稿読み取り部を回動させるこ
とにより、上方向に引き出し可能に配置されていること
を特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像記
録装置。 - 【請求項8】 前記原稿読み取り部は、前記記録部の上
方の少なくとも一部を覆うように近接配置されているこ
とを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の画像
記録装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34046598A JP3211790B2 (ja) | 1998-01-08 | 1998-11-30 | 画像記録装置 |
US09/226,107 US6961152B1 (en) | 1998-01-08 | 1999-01-07 | Multi-functional device having vertically arranged scanner and printer sections |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-2585 | 1998-01-08 | ||
JP258598 | 1998-01-08 | ||
JP34046598A JP3211790B2 (ja) | 1998-01-08 | 1998-11-30 | 画像記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11258870A JPH11258870A (ja) | 1999-09-24 |
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