JPH081666Y2 - 魚釣用電動リール - Google Patents

魚釣用電動リール

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JPH081666Y2
JPH081666Y2 JP11403289U JP11403289U JPH081666Y2 JP H081666 Y2 JPH081666 Y2 JP H081666Y2 JP 11403289 U JP11403289 U JP 11403289U JP 11403289 U JP11403289 U JP 11403289U JP H081666 Y2 JPH081666 Y2 JP H081666Y2
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spool
solenoid
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Inventor
一弥 南部
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ダイワ精工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、魚釣用電動リールに係り、特に船上での海
釣に際し、自動的に棚取り停止ができる魚釣用電動リー
ルに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、魚釣用電動リールに於ける自動棚取り停止装置
としては、特開昭62−248441号公報に開示されるものが
知られている。
この特開昭62−248441号公報に開示された自動棚取り
停止装置は、センサーを介してスプールの回転数をカウ
ントする係数部と、その係数値を記憶する記憶部と、釣
糸の再繰出時の係数値と上記記憶値を比較・処理して両
数値が一致した時、所定の駆動モータ制御信号を出力す
る中央処理部と、その所定の駆動モータ制御信号により
駆動モータを一定量回転させるモータ制御部と、その駆
動モータと連動する駆動軸の回転始動によりクラッチ軸
がスプールと咬合状態に自動復帰するオートリターン式
のクラッチ機構とによって構成されている。
斯くして構成されたこの自動棚取り停止装置によれ
ば、釣糸の巻取時、センサーを介してスプールの回転数
を計算し、これを記憶部に記憶すると共に、釣糸を再度
繰り出す際、スプールのフリー回転の係数値と上記記憶
値を中央処理部で比較し、両数値が一致した時点で出力
されるモータ制御信号により、駆動軸がクラッチ軸を自
動的に復帰させ得る量だけ駆動モータを回転させ、上記
クラッチ軸がスプールに咬合して、そのフリー回転を停
止させることができる。
然し乍ら、この従来の自動棚取り停止装置は、モータ
回転を減速機構を介して解除を行なうようにしたもので
あるから、クラッチのオフからオンまでの伝達時間が長
く掛り、切換ロスが大きく、迅速なクラッチ切換操作が
できないという問題があった。
又、駆動軸が回転するため、手動併用とした場合、ハ
ンドルが回転し、安全面で問題があるため、安全対策と
して、ワンウエイ機構を組み込むことが開示されている
が、コスト高となると共に構成も複雑になるという問題
があった。
本出願人は、先に、かかる問題を有効に解決すること
のできる魚釣用電動リールを考案し、これを、平成1年
7月21日に魚釣用電動リールとして実用新案登録出願し
た。
この魚釣用電動リールは、リール本体に回転可能に支
持されたスプールを、リール本体に装着した直流モータ
により回転して釣糸の巻き上げを行なうようになってい
ると共に、クラッチレバーのON,OFF操作によりクラッチ
機構をON,OFFしスプールを巻取状態及びスプールフリー
状態に切り換える魚釣用電動リールに於て、前記クラッ
チレバーをクラッチOFFにしたことを検知する検知手段
と、前記スプールに捲回された釣糸の繰出及び巻取で回
転する回転体の回転数に基づいて糸長を演算する糸長演
算手段と、この糸長演算手段によって演算された糸長を
表示する表示部と、前記クラッチ機構に連動連結しスプ
ールフリー状態にあるクラッチ機構を、巻取状態に切換
復帰させるソレノイドと、前記検知手段からのクラッチ
OFF信号に基づいてこのソレノイドに作動指令を送出す
る制御手段とを備えたものである。
そして、この魚釣用電動リールでは、クラッチ機構を
オフにしてスプールフリー状態にした後、釣糸を繰り出
すと、それに伴って回転体が回転し、糸長演算手段が糸
長を演算すると共に、その演算された糸長が表示部で表
示されて行く。
そして、所望の長さ繰り出した時点で、モータの駆動
スイッチを押すと、ソレノイドが作動して、スプールフ
リー状態から巻取状態にクラッチ機構を切り換える。こ
の状態で、魚の当たりを待機する。魚の当たりがあった
時点で、その位置を制御手段に記憶させた後、モータ又
はハンドルにて巻取操作を行なう。
再度投入する時には、クラッチ機構をオフにしてスプ
ールフリー状態にした後、釣糸を繰り出すと、それに伴
って回転体が回転し、糸長演算手段が糸長を演算すると
共に、その演算された糸長が表示部で表示されて行く。
そして、制御手段に記憶させた位置に来ると、この制
御手段の作動指令に基づいてソレノイドが作動させられ
て、スプールフリー状態にあるクラッチ機構を、巻取状
態に切換復帰させ、釣糸の繰り出しを停止させることが
できる。
従って、この魚釣用電動リールでは、簡単な構成によ
ってスプールフリー状態から巻取状態への切換が確実且
つ迅速に行なえる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、この魚釣用電動リールでは、ソレノイ
ドが作動し、クラッチ機構が巻取状態になったことを検
出する検知手段がないため、実際にクラッチ機構が巻取
状態になっていない虞があり、この場合には、釣糸を棚
位置で自動停止することができなくなるという問題があ
る。
すなわち、この魚釣用電動リールでは、制御手段から
ソレノイドに作動指令を送出し、ソレノイドを作動さ
せ、スプールフリー状態にあるクラッチ機構を巻取状態
に切換復帰させるが、作動体,クラッチ機構等が複雑な
機構をしているため、これ等に回転あるいは摺動等の不
都合が生じた時には、クラッチ機構が巻取状態にならな
い場合がある。
本考案は斯かる従来の問題点を解決するために為され
たもので、その目的は、簡単な構成によってスプールフ
リー状態から巻取状態への切換が確実且つ迅速に行なえ
るとともに、ソレノイドの不作動を確実に釣人に報知す
ることのできる魚釣用電動リールを提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の魚釣用電動リールは、リール本体に回転可能
に支持されたスプールを巻取状態及びスプールフリー状
態に切り換えるクラッチ機構と、前記スプールのスプー
ルフリー状態を検知しスプールがスプールフリー状態に
ある時にスプールフリー状態信号を出力するスプール状
態検知手段と、前記スプールに捲回された釣糸の繰出及
び巻取で回転する回転体からの繰出回転信号および巻取
回転信号に基づいて糸長を演算する糸長演算手段と、こ
の糸長演算手段によって演算された糸長を表示する表示
部と、前記クラッチ機構に連動連結しスプールフリー状
態にあるクラッチ機構を、巻取状態に切換復帰させるた
めのソレノイドと、前記スプール状態検知手段からのス
プールフリー状態信号の入力時に、前記ソレノイドにソ
レノイド作動信号を出力するソレノイド作動手段と、前
記ソレノイド作動信号を入力し、このソレノイド作動信
号の入力後、所定時間経過後に前記スプールフリー状態
信号が入力されている時に、ソレノイド不作動信号を出
力するソレノイド不作動検知手段と、前記ソレノイド不
作動信号を入力し報知器に報知信号を出力する報知手段
とを備えたものである。
〔作用〕
本考案の魚釣用電動リールに於ては、クラッチ機構を
オフにしてスプールフリー状態にした後、釣糸を繰り出
すと、それに伴って回転体が回転し、糸長演算手段が糸
長を演算すると共に、その演算された糸長が表示部で表
示されて行く。
そして、所望の長さ繰り出した時点で、モータの駆動
スイッチを押すと、ソレノイドが作動して、スプールフ
リー状態から巻取状態にクラッチ機構を切り換える。こ
の状態で、魚の当たりを待機する。魚の当たりがあった
時点で、その位置を制御手段に記憶させた後、モータ又
はハンドルにて巻取操作を行なう。
再度投入する時には、クラッチ機構をオフにしてスプ
ールフリー状態にした後、釣糸を繰り出すと、それに伴
って回転体が回転し、糸長演算手段が糸長を演算すると
共に、その演算された糸長が表示部で表示されて行く。
そして、制御手段に記憶させた位置に来ると、この制
御手段の作動指令に基づいてソレノイドが作動させられ
て、スプールフリー状態にあるクラッチ機構を、巻取状
態に切換復帰させ、釣糸の繰り出しを停止させることが
できる。
さらに、本考案の魚釣用電動リールでは、ソレノイド
作動手段からソレノイド作動信号が出力されたにもかか
わらず、所定時間経過後にクラッチ機構が巻取状態にな
らない時、すなわち、スプールフリー状態信号が出力さ
れている時には、ソレノイド不作動検知手段からソレノ
イド不作動信号が出力され、報知手段から報知器に報知
信号が出力される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案に係る魚釣用電動リールに適用され
る制御システムのブロック図、第2図は、第1図の制御
システムを内蔵した魚釣用電動リールの一部を切り欠い
て示す平面図、第3図は、スプールフリー状態を示す第
2図のIII−III線に沿った断面図、第4図は、スプール
巻取状態を示す第2図のIV−IV線に沿った断面図であ
る。
先ず、第2図乃至第4図に於て、1はリール本体2,3
は夫々リール本体1の左右両側に固着したリール側枠、
4は釣糸5を巻回したスプールである。
スプール4の一端が図示しないブラケットによりリー
ル本体1に回転可能に支持され、その他端は、これに固
定したブラケット6とリール本体1に取り付けたセット
プレート7に設けた軸受8によって回転可能に支持され
ている。
9はスプール4内に軸線を一致して配置した直流モー
タで、この直流モータ9の可転軸9aと、スプール4間
は、スプール4内に設けた減速歯車機構10によって互い
に連結され、直流モータ9の回転をスプール4に伝達で
きるようになっている。
又、前記減速歯車機構10を構成するギヤキャリィ11の
ボス部11aはスプール支持用のブラケット6のボス部6a
内に相対回転可能に嵌合されている。
12はスプール巻取回転用の手動ハンドルで、このハン
ドル12は、セットプレート7に回転可能に取り付けたハ
ンドル軸13のリール側枠3外突出端に連結されている。
又、ハンドル軸13には、リール側枠3内に於てスプー
ル逆転止め用爪車14が固着され、更にドライブギヤ15が
回転可能に取り付けられている。
ドライブギヤ15とハンドル軸13間は、ハンドル軸13に
セットしたドラグ装置16により摩擦結合され、これによ
りハンドル12の回転をドライブギヤ15に伝達できるよう
になっている。更に、スプール逆転止め用爪車14には、
スプール4側の壁面にピン14aが取り付けられている。
又、スプール逆転止め用爪車14の爪14bには、ばね19
によって付勢されている係止爪17が当接されている。こ
の係止爪17は、ピン18によって軸支されている。
20はリール側枠3に回動自在に取り付けられ、端部に
偏心ピン21が形成されているクラッチレバーである。
24はクラッチレバー20に連結する摺動板である。この
摺動板24には、一端部に長孔24a、他端部にはカム25、
一側壁に突片26が夫々設けられており、長孔24a内にク
ラッチレバー20の端部に形成された偏心ピン21を嵌入
し、且つ引張ばね27を介してクラッチレバー20方向へ付
勢されている。
28は摺動板24の動きを規制するガイドピンである。28
aはストッパーを兼ねたガイドピンである。
そして、この摺動板24の先端には、マグネット22が配
置され、一方、リール本体1から突出するブラケット23
aには、リードスイッチ23が配置されている。
摺動板24に配置されるマグネット22は、第3図に示す
スプールフリー状態では、リードスイッチ23と所定の間
隔を保っており、リードスイッチ23はOFFとされている
が、第4図に示す巻取状態では、リードスイッチ23に近
接し、リードスイッチ23がONとされる。
29はドライブギヤ15に噛合するピニオンギヤで、この
ピニオンギヤ29は、スプール4の軸線上において、前記
ギヤキャリィ11のボス部11aの中心とリール側枠3間に
横架状態に支持したピニオン軸30に回転可能にかつ軸方
向にスライド可能に支持され、そして、ピニオンギヤ29
とこれを対向するギヤキャリィ11のボス部11a間には、
両者を係脱するクラッチ板31が設けられている。
このクラッチ板31は、第3図及び第4図に示す如く、
コイルばね32によって、摺動板24方向へ付勢されてい
る。
従って、クラッチレバー20を回動操作すると、ピニオ
ンギヤ29がピニオン軸30の軸線方向にスライドされ、ク
ラッチ板31をON,OFFすることになる。
33はオートスイッチ55又はマニアルスイッチ56のプッ
シュ操作及び制御回路70からの作動指令によって起動す
るソレノイド駆動回路64の指令によって作動するソレノ
イドである。
このソレノイド33は、螺子33aによってリール本体1
に固定されている。そして、このソレノイド3の作動棒
34には、作動体35が当接している。
この作動体35は、ソレノイド33の作動棒34に当接する
作動片36と、摺動体24の側壁に設けた突片26に当接する
舌片37と、スプール逆転止め用爪車14の爪14bに当接す
る作動片38とを有し、螺子39によって回動自在に固定さ
ている。
又、この作動体35は、引張ばね40によって、作動片36
がソレノイド33の作動棒34に当接すると共に舌片37が摺
動板24の突片26に当接するように付勢されている。
41は糸長を計測するためのローラで、このローラ41
は、リール本体1の支柱1aにピン42により揺動可能に軸
着したアーム43の揺動先端に回転可能に取り付けられて
いる。
又、ローラ41は、第3図に示す如く、プレート44を介
してピン45に連結された引張ばね46によってスプール4
の釣糸巻回外周面に押圧されるようになっている。
前記支柱1a内には、第2図に示す如く、回転伝達軸47
が支柱1aの長手方向に沿って挿通され、その一端はアー
ム43内に設けた歯車列48を介してローラ41に連結されて
おり、更に左リール側枠2内に突出する回転伝達軸47の
先端には、歯車列49を介して回転板50が連結されてい
る。
回転板50には、マグネット51aが埋設され、このマグ
ネット51aに対向してリードスイッチ(又はホール素
子)51bが配置されている。
マグネット51a及びリードスイッチ51bは、ローラ41の
回転を電気信号に変換してローラ41の回転速度に比例し
たパルスを発生するエンコンーダ51を構成するものであ
る。
52は電動リールの制御ユニットで、リール側枠2と一
体構造の水密収容部53内に装着されてリール本体1に組
み付けられている。
制御ユニット52は操作パネル54を有し、操作パネル54
上には、押釦式のオートスイッチ55と、押釦式のマニア
ルスイッチ56と、糸長と棚を表示するデジタル表示部57
と、押釦式のリセットスイッチ58と、棚取り設定用の棚
スイッチ59と、ブザーからなる報知器65と配設されてい
る。
次に、制御ユニット52の構成を第1図について説明す
る。
図において、制御回路70はマイクロコンピュータから
なり、全体を制御するCPU(中央処理装置)701と、モー
タ制御,表示処理及びリセット,棚取り,報知器作動等
のためのプログラムを格納するROM702と、CPU701での演
算結果等のデータを格納するRAM703と、入力インターフ
ェース704及び出力インターフェース705を備え、これら
はバス706を介してCPU701に接続されている。
前記入力インターフェース704には、エンコーダ51,オ
ートスイッチ55,マニアルスイッチ56,リセットスイッチ
58,棚スイッチ59,リードスイッチ23が夫々接続されてい
る。
又、出力インターフェース705には、表示部駆動回路6
3及びモータ駆動回路60、ソレノイド駆動回路64,報知器
作動回路67が夫々接続されている。
表示部駆動回路63にはデジタル表示部57が、モータ駆
動回路54には直流モータ9が、ソレノイド駆動回路64に
はソレノイド33が、報知器作動回路67には報知器65が、
夫々接続されている。
次に、上記のように構成された本実施例の動作を第5
図のフローチャートを参照して説明する。
100m乃至それ以上の水深に生息する魚を釣る場合は、
図示しない釣竿に装着した電動リール本体にコネクタ61
を介して電源コード62を接続し、かつ電源コード62を鍔
口クリップ等により船上に配置したバッテリ等の直流電
源に接続する。電動リール本体に電源が接続されると、
制御回路70が初期設定される(第5図のステップS1)。
その後、糸長を計測するためのローラ41をスプール4
に巻回された釣糸5の外周面に押圧し、クラッチレバー
20を第3図の2点鎖線で示すクラッチON位置の状態から
矢印方向に回動操作する。
すると、ピニオンギヤ29が第2図に於て、ピニオン軸
30上の右に動作されるため、クラッチ板31が離れて、ク
ラッチOFFとなってスプール4はフリーになる。
そして、仕掛けを所定量(2〜3m)出した後に、リセ
ットスイッチ58を押して、デジタル表示部57の表示を
『0m』にする(第5図のステップS2)。
一方、制御回路70では、第5図のステップS3に進み、
リードスイッチ22の状態を入力インターフェース704を
通してCPU701に取り込む。
そして、次のステップS4に於て、リードスイッチ22が
OFFされたか、即ちクラッチレバー20がクラッチOFF位置
に操作されたかを判定する。
ここで、「NO」の時はステップS3に戻り、「YES」の
場合はステップS5に進む。
そして、釣糸5を竿先から垂らすと、仕掛けの重量に
よって下降すると同時に、スプール4に巻回された釣糸
5がスプール4から順次繰り出され始める。
この時には、クラッチレバー20と、摺動体24と、作動
体35とソレノイド33とは、第3図の如くなっている。
釣糸5の繰出によりスプール4が回転すると、その釣
糸の巻回外周に押圧されているローラ41が回転するた
め、ローラ41の回転は歯車列48,回転軸47及び歯車列49
を介して回転板50に伝達され、回転板50を正回転させ
る。
回転板50の回転はエンコーダ51により釣糸5の繰出長
さに応じたパルスに変換され、繰出回転信号または巻取
回転信号として入力インターフェース704を通してCPU70
1に取り込まれると共に、ステップS6に於てアップカウ
ントされ繰出糸長に演算される。
そして、その演算結果は1m単位毎に出力インターフェ
ース705を介して表示駆動回路63に出力され、デジタル
表示部57に表示される。
そして、仕掛けの沈降に伴い釣糸5が順次繰り出され
ると、その繰出量に応じた糸長がデジタル表示部57に表
示されるから、この表示内容を見ながら予め魚信探知器
により計測された水深或いは船頭から指示された水深,
即ち棚まで降下させる。
例えばデジタル表示部57の表示内容が123mになったな
らば、オートスイッチ55又はマニアルスイッチ56を押す
(ステップS7)。
オートスイッチ55又はマニアルスイッチ56を押すと、
第4図に示す如く、ソレノイド33が起動し、その作動棒
34が突出して、作動体35の作動片36を押し出す。
そのため、作動体35の舌片37と摺動体24の突片26との
係合状態が解除され、摺動体24は引張ばね27の戻り力に
よってクラッチレバー20方向へ押され、その力によって
クラッチレバー20は偏心ピン21を支点として矢印方向へ
回動し、クラッチレバー20はクラッチON位置に戻される
(ステップS8)。
すると、ピニオンギヤ29とギヤキャリィ11とを結合
し、スプール4にドラグ装置16のドラグ力が作用するよ
うにする。これによりスプール4の繰出回転は停止し、
釣糸5の繰出も停止する(ステップS9)。
同時に、リードスイッチ22がONされるため、これを検
知した制御回路70はモータ駆動回路60にモータ9を停止
させる指令を出し、モータ9は停止する(ステップS1
0)。
この状態で、魚の当たりを待つ。
そして、魚の当たりがあった場合には、棚スイッチ59
を押して、その信号を入力インターフェース704を通し
てCPU701に取り込み、これにより『123』の演算データ
をRAM703に格納する(ステップS11)。
これによって、表示部57のデジタル表示部57には、
『棚123』が表示される。同時に、オートスイッチ55又
はマニアルスイッチ56をプッシュ操作する(ステップS1
2)。
オートスイッチ55がプッシュ操作されると、このオー
トスイッチ55はON状態にインターロックされ、このON信
号が制御回路70に取り込まれると、制御回路70は起動指
令をモータ駆動回路60に出力し、直流モータ9を糸巻取
り方向に連続回転させ、釣糸5をスプール4に順次巻き
取ることになる(ステップS13)。
この釣糸5の巻取時には、棚位置まで降下された糸長
から巻取糸長が順次減算され、その演算結果はデジタル
表示部57に表示される。
そして、所定の位置まで来ると、制御回路70からの指
令によって、モータ停止指令をモータ駆動回路60に出力
し、モータ9が停止する(ステップS14)。
尚、釣糸5の巻取時に、オートスイッチ55を再びプッ
シュ操作するとOFFされ、直流モータ9は停止する。
又、マニアルスイッチ56がプッシュ操作され、そのプ
ッシュ状態を保持すると、直流モータ9は糸巻取方向に
連続回転され、マニアルスイッチ56から押圧力を除去す
ればOFFされ、直流モータ9は直ちに停止する。
次に、再度投入する時の手順を説明する。
再び、クラッチレバー20を第3図の2点鎖線で示すク
ラッチON位置の状態から矢印方向に回動操作し(ステッ
プS15)、スプール4をフリーにする。
そして、ステップS3及びS4と同様にクラッチレバー20
がOFF位置に来ているか否かの判断をする(ステップS16
及びS17)。
次いで、ステップS5及びS6と同様に、釣糸5を竿先か
ら垂らして、仕掛けの重量によって下降すると同時に、
スプール4に巻回された釣糸5がスプール4から順次繰
り出し、その釣糸の繰出量を制御回路70に於いて演算す
る(ステップS18及び19)。
このステップS19に於ける演算結果は1m単位毎に出力
インターフェース705を介して表示駆動回路63に出力さ
れ、デジタル表示部57に表示される。
同時に、制御回路70では、この釣糸5の繰出が、設定
された棚位置『123m』になったか否かの判断をする(ス
テップS20)。
そして、ステップS20での判断が、「NO」の場合に
は、ステップS19に戻り、「YES」の場合には、ステップ
S21に進む。
ステップS21では、制御回路70からソレノイド駆動回
路64に作動指令を出し、ソレノイド駆動回路64がソレノ
イド33を作動させる。ソレノイド33が作動すると、第4
図に示す如く、その作動棒34が突出して、作動体35の作
動片36を押し出す。
そのため、作動体35の舌片37と摺動体24の突片26との
係合状態が解除され、摺動体24は引張ばね27の戻り力に
よってクラッチレバー20方向へ押され、その力によって
クラッチレバー20は偏心ピン21を支点として矢印方向へ
回動し、クラッチレバー20はクラッチON位置に戻される
(ステップS22)。
すると、ピニオンギヤ29とギヤキャリィ11とが結合
し、スプール4にドラグ装置16のドラグ力が作用するよ
うにする。これによりスプール4の繰出回転は停止し、
釣糸5の繰出も停止する(ステップS23)。
この状態で、魚の当たりを待つ。
そして、魚の当たりがあった場合には、オートスイッ
チ55又はマニアルスイッチ56をプッシュ操作する(ステ
ップS24)。
オートスイッチ55がプッシュ操作されると、このオー
トスイッチ55はON状態にインターロックされ、このON信
号が制御回路70に取り込まれると、制御回路70は起動指
令をモータ駆動回路60に出力し、直流モータ9を糸巻取
り方向に連続回転させ、釣糸5をスプール4に順次巻き
取ることになる(ステップS25)。
この釣糸5の巻取時には、棚位置まで降下された糸長
から巻取糸長が順次減算され、その演算結果はデジタル
表示部57に表示される。
そして、所定の位置まで来ると、制御回路70からの指
令によって、モータ停止指令をモータ駆動回路60に出力
し、モータ9が停止する(ステップS26)。
更に、釣を続ける場合には、クラッチレバー20をOFF
にして、ステップS15に戻ることになる。
そして、この魚釣用電動リールでは、第6図に示すよ
うに、ソレノイド作動手段73からソレノイド作動信号が
出力されたにもかかわらず、所定時間経過後にクラッチ
機構が巻取状態にならない時、すなわち、スプールフリ
ー状態信号が出力されている時には、ソレノイド不作動
検知手段75からソレノイド不作動信号が出力され、報知
手段77から報知器65に報知信号が出力される。
すなわち、第6図において符号79は、スプール4のス
プールフリー状態を検知しスプール4がスプールフリー
状態にある時にスプールフリー状態信号を出力するスプ
ール状態検知手段である。
このスプールフリー状態検知手段79は、第3図に示す
ように、リードスイッチ23がOFF状態にある時に、スプ
ールフリー状態信号を出力する。
符号73は、スプール状態検知手段79からのスプールフ
リー状態信号の入力時に、ソレノイド33にソレノイド作
動信号を出力するソレノイド作動手段である。
このソレノイド作動手段73は、ソレノイド作動信号が
入力されると、例えば、ソレノイド33に0.1秒通電した
後、0.1秒経過後に、再び0.1秒通電する。
符号75は、ソレノイド作動信号を入力し、このソレノ
イド作動信号の入力後、所定時間経過後にスプールフリ
ー状態信号が入力されている時に、ソレノイド不作動信
号を出力するソレノイド不作動検知手段である。
すなわち、このソレノイド不作動検知手段75は、タイ
マーを備えており、ソレノイド作動信号の入力後、例え
ば、0.4秒経過後にスプールフリー状態信号が入力され
ている時に、ソレノイド不作動信号を出力する。
符号77は、ソレノイド不作動信号を入力し、ブザーか
らなる報知器65に報知信号を出力する報知手段である。
このような構成において、第6図に示すように、ソレ
ノイド作動手段73からソレノイド不作動検知手段75に、
ソレノイド作動信号が出力されたにもかかわらず、ソレ
ノイド作動信号の出力時から所定時間経過後に、スプー
ルフリー状態信号が入力されている時には、ソレノイド
不作動検知手段75からソレノイド不作動信号が出力さ
れ、この結果、報知手段77から報知器65に報知信号が出
力される。
これにより、ソレノイド33の不作動が釣人に報知さ
れ、釣人は、ハンドル12を回動等することにより、クラ
ッチ機構を巻取状態に復帰することが可能となる。
以上の如く、本実施例によれば、初回の釣に於ける棚
位置を入力すれば、次回からは、釣糸5の繰出量を検知
し、その位置まで繰り出された時に制御回路70から、ソ
レノイド33を作動させる指令が発せられ、その指令に基
づいてソレノイド33が作動し、作動体35を介して摺動体
24を復帰させると共に、ピニオンギヤ29とギヤキャリィ
11とを結合させてクラッチをONにすることができる。
従って、スプール4には、ドラグ装置16のドラグ力が
作用し、これによってスプール4の繰出回転を停止さ
せ、釣糸5の繰出も停止する。同時に、摺動体24の移動
に伴ってクラッチレバー20をOFF位置からON位置に戻す
ことになる。
本実施例によれば、釣糸5が下降すると、その繰出量
を検知している糸長演算手段からの指令を制御回路が時
々刻々演算し、設定された棚位置に来ると、ソレノイド
33がクラッチを瞬時にOFFからONにするため、クラッチ
の切換動作を確実に且つ迅速に行なうことができる。
そして、この魚釣用電動リールでは、ソレノイド作動
手段73からソレノイド作動信号が出力されたにもかかわ
らず、所定時間経過後にクラッチ機構が巻取状態になら
ない時には、ソレノイド不作動検知手段75からソレノイ
ド不作動信号が出力され、報知手段77から報知器65に報
知信号が出力されるため、ソレノイド33の不作動を確実
に釣人に報知することが可能となり、釣時におけるトラ
ブルを解消することが可能となる。
尚、上記実施例では、ステップ9に於ける釣糸5の停
止を、オートスイッチ55又はマニアルスイッチ56を操作
することによって行なう場合について説明したが、手動
ハンドル12を巻取方向へ回すことによっても達成でき
る。
この場合には、手動ハンドル12を巻取方向へ回転する
と、スプール逆転防止爪車14は矢印方向へ回転し、その
ピン14aが作動体35の作動片38を押し、それによって作
動体35は、第4図と同様に、回動し、摺動体24との係合
を解除し、クラッチOFFからONに切り換えることができ
る。
又、釣糸5の巻取についても、オートスイッチ55又は
マニアルスイッチ56によって行なう場合について説明し
たが、ハンドル12によって行っても良い。
又、ローラ41を圧接することによって糸長を計測する
場合について説明したが、上記実施例の方式のものに限
らず、スプール4の回転を検知する方式,捲回ローラ方
式等によって計測するように構成しても良い。
更に、直流モータ9をスプール4に内蔵した場合につ
いて説明したが、上記実施例の方式に限らず、例えばリ
ール側枠内に設けるとか、リール枠本体に取り付ける等
の方式によっても良い。
更に又、クラッチレバー20のクラッチOFF位置を検知
する手段は、上記実施例に示すようなリードスイッチを
マグネットからなるものに限らず、マイクロスイッチ等
を利用することも可能である。
又、手動ハンドル12を取り付けた場合について説明し
たが、手動ハンドル12を用いない魚釣用電動リールとし
ても良い。
更に、上記実施例では、一度釣糸を繰り出し、魚の当
たりによって棚位置を設定し、次回からはその棚位置で
釣糸を停止させるようにしたが、操作パネル54上にテン
・キーを設け、棚位置を事前に設定するようにしても良
い。
なお、以上述べた実施例では、報知器65にブザーを使
用した例について述べたが、本考案は、かかる実施例に
限定されるものではなく、例えば、ランプ等の発光体を
使用しても良いことは勿論である。
又、以上述べた実施例では、リードスイッチ23がOFF
の時に、スプールフリー状態検知手段79からスプールフ
リー状態信号を出力するように構成した例について述べ
たが、本考案は、かかる実施例に限定されるものではな
く、例えば、リードスイッチとマグネットとの相対位置
を変更し、リードスイッチがONの時にスプールフリー状
態信号を出力するように構成しても良いことは勿論であ
る。
第8図は、本考案の別の実施例を示すものである。
この実施例では、第3図に示したマグネット22及びリ
ードスイッチ23に換えて、作動体35の作動片36近傍にマ
グネット81が配置され、リール本体1にリードスイッチ
83が配置されている。
すなわち、ソレノイド33が作動し、作動体35がクラッ
チ機構を巻取状態にする方向に移動すると、マグネット
81がリードスイッチ83に近接するため、リードスイッチ
83がONとされる。
以上のように構成された魚釣用電動リールに於ても第
2図に示した実施例とほぼ同様の効果を得ることができ
る。
第9図は、本考案の更に他の実施例を示すものであ
る。
この実施例では、第3図に示したマグネット22及びリ
ードスイッチ23に換えて、摺動板24の前方に所定間隔を
置いてスイッチ85が配置されている。
すなわち、ソレノイド33が作動し、摺動板24がクラッ
チ機構を巻取状態にする方向に移動すると、摺動板24の
前面87がスイッチ85のノブ89を押圧するため、スイッチ
85がONにされる。
以上のように構成された魚釣用電動リールに於ても第
2図に示した実施例とほぼ同様の効果を得ることができ
る。
第10図は、本考案の更に他の実施例を示すものであ
る。
この実施例では、第3図に示したマグネット22及びリ
ードスイッチ23に換えて、クラッチ板31の側面にマグネ
ット91が配置され、クラッチ板31の側方にリードスイッ
チ93が配置されている。
すなわち、ソレノイド33が作動し、クラッチ板31が図
の二点鎖線で示すOFF状態から、実線で示すON状態に移
動すると、マグネット91がリードスイッチ93に近接し、
リードスイッチ93がONとされる。
以上のように構成された魚釣用電動リールに於ても第
2図に示した実施例とほぼ同様の効果を得ることができ
る。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案の魚釣用電動リールによれば、ス
プールフリー状態(クラッチOFF)から巻取状態(クラ
ッチON)への切換操作が、制御手段からの指令によって
ソレノイドが駆動して、クラッチ機構をOFFからONにす
るようにしたので、構造が簡単となると共に、その作動
も確実で、而も迅速且つ容易に行なえる。
又、スプールフリー状態(クラッチOFF)の時だけに
ソレノイドが作動するようにしたので、魚釣操作中に、
モータ駆動スイッチを押しても、ソレノイドへの通電が
遮断され、ソレノイドの故障の防止及び無駄な電力の消
費が避けられる。
そして、本考案の魚釣用電動リールでは、ソレノイド
作動手段からソレノイド作動信号が出力されたにもかか
わらず、所定時間経過後にクラッチ機構が巻取状態にな
らない時には、ソレノイド不作動検知手段からソレノイ
ド不作動信号が出力され、報知手段から報知器に報知信
号が出力されるため、ソレノイドの不作動を確実に釣人
に報知することが可能となり、釣時におけるトラブルを
解消することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る魚釣用電動リールの一実施例に於
ける制御回路である。 第2図は第1図の制御回路を備えた魚釣用電動リールの
一部切欠きの平面図である。 第3図はスプールフリー状態を示す第2図のIII−III線
に沿った断面図である。 第4図はスプール巻取状態を示す第2図のIV−IV線に沿
った断面図である。 第5図は本実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。 第6図は本実施例の制御回路の要部を示すブロック図で
ある。 第7図は本実施例の要部の動作を説明するためのフロー
チャートである。 第8図は作動体にリードスイッチを配置した魚釣用電動
リールの断面図である。 第9図は摺動板にリードスイッチを配置した別の魚釣用
電動リールの断面図である。 第10図はクラッチ板にリードスイッチを配置した別の魚
釣用電動リールの断面図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 1……リール本体 4……スプール 5……釣糸 20……クラッチレバー 33……ソレノイド 51……エンコーダ 57……表示部 65……報知器 70……制御回路 73……ソレノイド作動手段 75……ソレノイド不作動検知手段 77……報知手段 79……スプール状態検知手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リール本体に回転可能に支持されたスプー
    ルを巻取状態及びスプールフリー状態に切り換えるクラ
    ッチ機構と、 前記スプールのスプールフリー状態を検知しスプールが
    スプールフリー状態にある時にスプールフリー状態信号
    を出力するスプール状態検知手段と、 前記スプールに捲回された釣糸の繰出及び巻取で回転す
    る回転体からの繰出回転信号および巻取回転信号に基づ
    いて糸長を演算する糸長演算手段と、 この糸長演算手段によって演算された糸長を表示する表
    示部と、 前記クラッチ機構に連動連結しスプールフリー状態にあ
    るクラッチ機構を、巻取状態に切換復帰させるためのソ
    レノイドと、 前記スプール状態検知手段からのスプールフリー状態信
    号の入力時に、前記ソレノイドにソレノイド作動信号を
    出力するソレノイド作動手段と、 前記ソレノイド作動信号を入力し、このソレノイド作動
    信号の入力後、所定時間経過後に前記スプールフリー状
    態信号が入力されている時に、ソレノイド不作動信号を
    出力するソレノイド不作動検知手段と、 前記ソレノイド不作動信号を入力し報知器に報知信号を
    出力する報知手段と を備えたことを特徴とする魚釣用電動リール。
JP11403289U 1989-09-28 1989-09-28 魚釣用電動リール Expired - Lifetime JPH081666Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11395480B2 (en) 2020-03-24 2022-07-26 Globeride, Inc. Fishing reel

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