JP3512986B2 - 魚釣用リール - Google Patents

魚釣用リール

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JP3512986B2 JP20328797A JP20328797A JP3512986B2 JP 3512986 B2 JP3512986 B2 JP 3512986B2 JP 20328797 A JP20328797 A JP 20328797A JP 20328797 A JP20328797 A JP 20328797A JP 3512986 B2 JP3512986 B2 JP 3512986B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、魚釣用リールに係
り、詳しくはスプール駆動モータやスプール駆動系統の
劣化,消耗状態を把握して、的確なメンテナンスを可能
にした魚釣用リールに関する。 【0002】 【従来の技術】釣果の向上を図るため、近年、多くの魚
釣用リールには、特公平4−2211号公報や特開平5
−103567号公報等に開示されるように様々な糸長
計測装置が装着されており、これらの糸長計測装置によ
ってスプールからの釣糸の繰出し量を計測し、所定の棚
に仕掛けを正確に降ろすことができるようになってい
る。 【0003】ところで、魚釣用リールを長期に亘って使
用していくと、スプール駆動系統の軸受部やギヤが磨耗
したりグリースやオイルが劣化し、又、電動の魚釣用リ
ールにあってはスプール駆動モータの性能が次第に低下
していくため、メンテナンスが必要となる。然し、従
来、この種の魚釣用リールは、スプール駆動系統の軸受
部の磨耗状態やグリース,オイルの劣化状態、スプール
駆動モータの使用頻度等が分からないためにメンテナン
スの時期が判断し難く、リール本来の機能を長期に亘っ
て維持,発揮していくことが難しいといった欠点が指摘
されていた。 【0004】又、特開平9−47197号公報には、ス
プール駆動モータの駆動時間やピーク負荷量を夫々計測
して加算,記憶し、これらの加算値が予め設定された限
界使用頻度を越えたとき、これを報知してスプール駆動
モータの劣化状態を認識可能とした魚釣用リールが提案
されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、斯かる従来
例にあっては、店頭や自宅での性能チェック時のスプー
ル駆動モータの操作時間や糸長計測装置の基礎データを
入力する際のスプール駆動モータの操作時間までもが計
測されて加算,記憶されてしまうため、実釣を通したス
プール駆動モータの使用頻度を正確に把握することがで
きない欠点が指摘されていた。 【0006】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、実釣を通したスプール駆動モータの使用頻度を正確
に把握することで、リール本来の機能を長期に亘って維
持,発揮していくことのできる魚釣用リールを提供する
ことを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る魚釣用リールは、リール本体に装着
したスプール駆動モータへの通電時間を計測する計測手
段と、釣糸の繰出し量を計測する糸長計測手段と、実釣
開始と見なして上記計測手段による計測を開始させる条
件として、釣糸の所定繰出し量または前記糸長計測手段
の計測値に基づく船べり自動停止装置の作動を計測開始
条件として記憶した記憶手段と、リール本体に装着した
表示部と、これらを制御する制御手段とを備え、制御手
段は、上記計測開始条件が満たされたか否かを判定し、
釣糸が所定量繰り出され、または前記船べり自動停止装
置が作動したときに実釣開始とみなし、前記計測手段を
作動させてスプール駆動モータへの通電時間の計測を開
始させると共に、計測値を加算,記憶してスプール駆動
モータへの総通電時間を前記表示部に表示させることを
特徴とする。 【0008】 【0009】(作用)請求項1に係る魚釣用リールによ
れば、計測開始条件が満たされたと制御手段が判断する
と、制御手段は実釣開始と見なし、計測手段を作動させ
スプール駆動モータへの通電時間の計測を開始させる
と共に、この計測値を順次加算,記憶してスプール駆動
モータへの総通電時間をリール本体に装着した表示部に
表示させる。 【0010】 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。 【0012】図1は請求項1に係る魚釣用リールの一実
施形態を示し、図に於て、1はリール本体、3,5はリ
ール本体1のフレーム枠体6に装着した左右の側板、7
は釣糸9が巻回されたスプールで、スプール7は、その
一端が図示しないブラケットを介してリール本体1に回
転可能に支持され、他端はこれに固定したスプールギヤ
11と、リール本体1に取り付けたセットプレート13
の軸受15によって回転可能に支持されている。 【0013】又、スプール7内には、これと軸線を一致
させてスプール駆動モータ(以下、「スプールモータ」
という)17が配置されており、当該スプールモータ1
7の回転軸17aとスプール7間は従来周知の減速歯車
機構19を介して互いに連結されている。そして、リー
ル本体1の上部に装着された制御ユニット21の操作パ
ネル23上に、スプールモータ17を連続運転させるオ
ートスイッチ25とこれを断続運転させるマニュアルス
イッチ27が夫々配置されており、各スイッチ25,2
7の操作でスプールモータ17が回転して、スプール7
に釣糸9が巻回されるようになっている。 【0014】29はスプール巻取り用のハンドルで、当
該ハンドル29は、セットプレート13に回転可能に取
り付けたハンドル軸31の側板5外の突出端に連結され
ている。そして、ハンドル軸31には、スプール逆転止
め用の爪車33が固着されると共にドライブギヤ35が
回転可能に取り付けられており、ドライブギヤ35とハ
ンドル軸31間は、ハンドル軸31に装着したドラグ装
置(図示せず)により摩擦結合されて、ハンドル29の
回転がドライブギヤ35に伝達できるようになってい
る。 【0015】又、図2に於て、37は後述するクラッチ
プレート39を作動させるクラッチ作動プレートを示
し、当該クラッチ作動プレート37はリール本体1の上
部後方から下部前方に亘る長尺部材で、その中央にハン
ドル軸31が挿通する長孔41が形成され、更に、この
長孔41を挟んで2つのカム43が設けられている。
尚、図2中、45はクラッチ作動プレート37のガイド
部材である。 【0016】そして、図2に示すようにリール本体1の
下部前方にはクラッチ駆動モータ(以下、「クラッチモ
ータ」という)47が側板3,5間に装着されており、
当該クラッチモータ47の駆動でクラッチ作動プレート
37を矢印A,B方向へ移動させて、クラッチをON,
OFFに切り換えるようになっている。即ち、クラッチ
モータ47には図示しない減速機が装着されており、当
該減速機のレバー49に取り付くピン51がクラッチ作
動プレート37の後端側に設けた長孔53に係合してい
る。そして、クラッチモータ47は、操作パネル23上
に配設されたクラッチスイッチ55の操作で正逆両方向
へ駆動するようになっており、図2の如きクラッチON
の状態でクラッチスイッチ55を操作すると、クラッチ
モータ47の回転によってレバー49が矢印C方向へ移
動し、これによりクラッチ作動プレート37が矢印A方
向へ移動してクラッチがOFFとなるようになってい
る。 【0017】又、クラッチ作動プレート37の上方の一
側縁部にはマグネット57が装着されており、このマグ
ネット57でON/OFFされるリードスイッチ59,
61が、クラッチのON/OFFに対応してガイド部材
45に配置されている。そして、クラッチスイッチ55
の操作でクラッチ作動プレート37が矢印B方向へ移動
して図2に示すクラッチONの状態になると、リードス
イッチ59がマグネット57によりONとなって、その
信号を入力した後述する制御手段63からの指令でクラ
ッチモータ47が停止するようになっている。 【0018】同様に、クラッチスイッチ55の操作でク
ラッチ作動プレート37が矢印A方向へ移動してクラッ
チがOFFとなると、リードスイッチ61がマグネット
57でONとされて、クラッチモータ47が制御手段6
3の指令で停止するようになっている。一方、図1に於
て、65はドライブギヤ35に噛合するピニオンギヤ
で、当該ピニオンギヤ65はスプール7の軸線上に於
て、ギヤキャリィ67のボス部67aの中心と側板5間
に横架したピニオン軸69に回転可能且つその軸方向へ
移動可能に支持されており、ピニオンギヤ65とこれに
対向するギヤキャリィ67のボス部67a間に、両者の
クラッチ結合を係脱するクラッチプレート39が設けら
れている。 【0019】クラッチプレート39はスプールモータ1
7及びハンドル29の巻取り動力をスプール7に伝達/
遮断させるもので、図2に示すようにコイルバネ71に
よってクラッチ作動プレート37方向へ付勢されてい
る。そして、上述したようにクラッチモータ47によっ
てクラッチ作動プレート37が矢印A,B方向へ移動す
ると、カム43との係脱でクラッチプレート39がピニ
オンギヤ65とボス部67aとのクラッチ結合を係脱さ
せて、スプール7への巻取り動力を遮断又は伝達させる
ようになっている。 【0020】又、図1中、73はスプール7の一側面に
埋設されたマグネット、75は当該マグネット73に対
向して配置されたリードスイッチで、これらはスプール
7の回転を電気信号に変換してその回転速度に比例した
パルスを発生するエンコーダ77を構成するもので、図
3に示すようにこのパルス信号が従来周知の糸長計測装
置を組み込んだ制御手段63に入力,演算されて、その
演算結果が釣糸9の糸長(繰出し量)として操作パネル
23上のデジタル表示部79に表示されるようになって
いる。 【0021】制御手段63は制御ユニット21内に収納
されたマイクロコンピュータからなり、図3に示すよう
にその入力側には、既述したオートスイッチ25やマニ
ュアルスイッチ27,リードスイッチ59,61を始
め、操作パネル23上に配設したメインスイッチ81や
リセットスイッチ83が接続され、又、制御手段63の
出力側にはデジタル表示部79や各モータ17,47の
モータ駆動回路85,87が夫々接続されている。 【0022】そして、制御手段63には、釣糸9の巻取
りに伴う竿先保護を考慮した従来周知の船べり自動停止
装置が組み込まれており、この船べり自動停止装置は上
述した糸長計測装置の計測値を基に、釣糸9が所定の船
べり停止位置(本実施形態では、デジタル表示部79の
糸長表示値「0.0」の手前2メートル)まで巻き取ら
れた処で、制御手段63がスプールモータ17のモータ
駆動回路85に指令を送ってスプールモータ17を自動
的に停止させるようになっている。 【0023】而して、上記船べり停止位置は、工場出荷
段階で予め図3に示す記憶手段93に記憶されている
が、当該記憶手段93には、更に、タイマ95によって
スプールモータ17への通電時間の計測を開始する所定
の計測開始条件が記憶されており、本実施形態では、釣
糸繰出し方向へのスプール7の所定回転数(例えば、1
00回転)を検出したエンコーダ77の信号を制御手段
63が入力し、且つ船べり自動停止装置が作動、即ち、
スプールモータ17により釣糸9が船べり停止位置まで
巻き取られて、制御手段63の指令でモータ駆動回路8
5がスプールモータ17を停止させると、実釣が開始さ
れたとして、制御手段63はタイマ95に指令を送りス
プールモータ17への通電時間の計測を開始させてこの
計測値を入力し、これを順次加算,記憶していくように
なっている。 【0024】又、給電コード97を接続するリール本体
1のコネクタ99には、給電コード97の接続の有無を
検出する接続スイッチ101が装着されており、釣人が
釣りを止めて給電コード97をコネクタ99から外す
と、当該接続スイッチ101の信号を入力した制御手段
63は、タイマ95による通電時間の計測を終了させる
と共に、加算していた通電時間を記憶保持するようにな
っている。 【0025】そして、釣人が再び給電コード97を接続
して釣りを開始し、上記計測開始条件が合致すると、制
御手段63は再びタイマ95によるスプールモータ17
への通電時間の計測を開始して、記憶保持していた総通
電時間を再び加算して記憶するようになっている。又、
既述したようにデジタル表示部79には、糸長計測装置
による計測値が常時表示されているが、釣人が操作パネ
ル23上の表示モード切換えスイッチ103を操作する
と、制御手段63が記憶保持しているスプールモータ1
7への総通電時間が表示されるようになっており、この
表示モード切換えスイッチ103の操作で、糸長と総通
電時間の表示が交互に切り換わるようになっている。 【0026】本実施形態に係る魚釣用リール105はこ
のように構成されているから、魚釣りをするに当たり、
給電コード97をコネクタ99に接続し、メインスイッ
チ81を操作してスプールモータ17やクラッチモータ
47,制御手段63等を起動させた後、クラッチスイッ
チ55を操作すれば、図2に示すようにクラッチモータ
47の矢印C方向への回転でクラッチ作動プレート37
が矢印A方向へ移動してクラッチがOFFとなり、リー
ドスイッチ61がマグネット57でONとされて、その
信号を入力した制御手段63の指令でクラッチモータ4
7が停止する。 【0027】而して、このとき、スプール7はフリーの
状態であるから、釣糸9は仕掛けの重量でスプール7か
ら繰り出され、スプール7の回転はエンコーダ77によ
り釣糸9の繰出し長さに応じたパルスに変換されて制御
手段63に入力,演算され、その演算結果に基づく糸長
がデジタル表示部79に表示されることとなる。そし
て、仕掛けを水面まで繰り出した処でリセットスイッチ
83を操作して、デジタル表示部79の表示値を「0.
0」とする。この後、釣人はデジタル表示部79の表示
を見乍ら、釣糸9を繰り出して予定の棚位置でクラッチ
スイッチ55を再び操作すればよい。すると、制御手段
63からの指令でクラッチモータ47が図2の矢印D方
向へ回転し、これに伴いクラッチ作動プレート37が矢
印B方向へ移動するので、クラッチがONとなってリー
ドスイッチ61がマグネット59でONとされ、その信
号を入力した制御手段63からの指令でクラッチモータ
47が停止する。 【0028】この状態で魚の当たりを待ち、魚の当たり
があった場合或いは空巻き状態でオートスイッチ25や
マニュアルスイッチ27を操作すれば、スプールモータ
17が作動してスプール7に釣糸9が巻き取られること
となる。そして、本実施形態には船べり自動停止装置が
組み込まれているから、釣糸9が船べり停止位置(糸長
表示値「2.0」)まで巻き取られると、制御手段63
の指令でスプールモータ17が停止するので、釣人はハ
ンドル操作で魚を手元に引き寄せて取り込んだ後、再び
クラッチスイッチ55を操作して釣糸9を繰り出せばよ
い。 【0029】又、既述したように本実施形態では、タイ
マ95によるスプールモータ17への通電時間の計測を
開始する所定の計測開始条件が記憶手段93に記憶され
ているから、釣糸9の繰出しに伴いスプール7が所定数
(100回転)回転してエンコーダ77からの信号を制
御手段63が入力した後、上述したように釣糸9が船べ
り停止位置まで巻き取られて制御手段63の指令でモー
タ駆動回路85がスプールモータ17を停止させると、
実釣が開始されたとして、制御手段63はタイマ95に
指令を送りスプールモータ17への通電時間の計測を開
始させて、この計測値を入力し順次加算,記憶してい
く。 【0030】そして、釣人が釣りを止めて給電コード9
7をコネクタ99から外すと、接続スイッチ101の信
号を入力した制御手段63は、タイマ95による通電時
間の計測を終了させると共に、加算していた通電時間を
記憶保持する。そして、この後、釣人が再び給電コード
97を接続して釣りを行い、上記計測開始条件が満たさ
れると、制御手段63は再びタイマ95によるスプール
モータ17への通電時間の計測を開始して、記憶保持し
ていた総通電時間を再び加算して記憶していくこととな
る。そして、制御手段63が記憶保持しているスプール
モータ17への総通電時間は、表示モード切換えスイッ
チ103の操作でデジタル表示部79に表示されること
となる。 【0031】このように、本実施形態は、タイマ95に
よるスプールモータ17への通電時間の計測を開始する
所定の計測開始条件を記憶手段93に記憶させて、斯か
る条件が満たされたとき、実釣が開始されたとしてタイ
マ95によるスプールモータ17への通電時間の計測を
開始してこれを順次加算,記憶していくので、店頭や自
宅での性能チェック時のスプールモータ17の操作時間
や糸長計測装置の基礎データを入力する際のスプールモ
ータ17の操作時間が計測されて加算,記憶されること
がなく、この結果、実釣を通したスプールモータ17の
使用頻度を正確に把握することが可能となって、実釣に
於けるスプールモータ17の劣化やスプール駆動系統の
軸受部やギヤの磨耗,グリースやオイルの劣化状態を的
確に把握することができ、リール本来の機能を長期に亘
って維持し発揮していくことが可能となった。 【0032】尚、上記実施形態では、表示モード切換え
スイッチ103の操作で、糸長と総通電時間の表示がデ
ジタル表示部79に交互に切り換わるようにしたが、糸
長と総通電時間の双方を常時デジタル表示部79に表示
させるように構成してもよいし、接続スイッチ101に
代え、メインスイッチ81のOFF操作でタイマ95に
よる通電時間の計測を終了させるように構成してもよ
い。 【0033】又、タイマ95によるスプールモータ17
への通電時間の計測を開始する計測開始条件として、上
述した条件に代え、釣糸の所定繰出し量を計測開始条件
に設定して、既述した糸長計測装置の計測値に基づき釣
糸が所定量繰り出されたときにタイマ95による通電時
間の計測を開始させてもよいし、単に船べり自動停止装
置の作動で通電時間の計測を開始させるようにしてもよ
く、これらの各実施形態によっても、店頭や自宅での性
能チェック時のスプールモータ17の操作時間等が計測
されることがなくなり、実釣に於けるスプールモータ1
7の劣化やスプール駆動系統の軸受部やギヤの磨耗状態
を的確に把握することができ、リール本来の機能を長期
に亘って維持し発揮していくことが可能である。 【0034】 【0035】 【0036】 【0037】 【0038】 【0039】 【0040】 【0041】 【発明の効果】以上述べたように、請求項1に係る魚釣
用リールによれば、スプールモータの総通電時間を基準
にメンテナンスを行うに当たり、店頭や自宅での性能チ
ェック時のスプールモータの操作時間や糸長計測装置の
基礎データを入力する際のスプールモータの操作時間等
が計測されて加算,記憶されることがないので、実釣を
通したスプールモータやスプール駆動系統等の使用頻度
を正確に把握することが可能となって、実釣に於けるス
プールモータの劣化やスプール駆動系統の軸受部やギヤ
の磨耗,グリースやオイルの劣化状態を的確に把握する
ことができ、リール本来の機能を長期に亘って維持し発
揮していくことが可能となった。
【図面の簡単な説明】 【図1】請求項1の一実施形態に係る魚釣用リールの一
部切欠き平面図である。 【図2】図1に示す魚釣用リールの一部切欠き側面図で
ある。 【図3】図1に示す魚釣用リールの制御ブロック図であ
る。 【符号の説明】1 リール本体 7 スプール 9 釣糸 17 スプールモータ 21 制御ユニット 105 魚釣用リール

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 リール本体に装着したスプール駆動モー
    タへの通電時間を計測する計測手段と、 釣糸の繰出し量を計測する糸長計測手段と、 実釣開始と見なして上記計測手段による計測を開始させ
    る条件として、釣糸の所定繰出し量または前記糸長計測
    手段の計測値に基づく船べり自動停止装置の作動を計測
    開始条件として記憶した記憶手段と、 リール本体に装着した表示部と、 これらを制御する制御手段とを備え、 制御手段は、上記計測開始条件が満たされたか否かを判
    定し、釣糸が所定量繰り出され、または前記船べり自動
    停止装置が作動したときに実釣開始とみなし、前記計測
    手段を作動させてスプール駆動モータへの通電時間の計
    測を開始させると共に、計測値を加算,記憶してスプー
    ル駆動モータへの総通電時間を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする魚釣用リール。
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