JPH06335340A - 魚釣用電動リール - Google Patents
魚釣用電動リールInfo
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- JPH06335340A JPH06335340A JP12757093A JP12757093A JPH06335340A JP H06335340 A JPH06335340 A JP H06335340A JP 12757093 A JP12757093 A JP 12757093A JP 12757093 A JP12757093 A JP 12757093A JP H06335340 A JPH06335340 A JP H06335340A
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- JP
- Japan
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- clutch
- signal
- motor
- spool
- state
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シャクリ動作可能な魚釣用電動リールにおい
て、クラッチ作動用モータを正確に動作させ、該モータ
の焼き付きを防止する。 【構成】 制御装置38から、クラッチ作動用モータ3
7をクラッチ解除動作せしめるクラッチ解除動作信号を
発生する。該クラッチ解除動作信号が所定回数発生され
てもクラッチ作動状態検知装置M2 ,44bからクラッ
チ解除状態信号が制御装置38に入力しない場合には、
クラッチ解除動作信号の発生を所定時間停止し、電源電
圧の回復を待つ。電圧回復後、再度クラッチ解除動作信
号を発生して、クラッチ作動用モータ37を正確に動作
させる。
て、クラッチ作動用モータを正確に動作させ、該モータ
の焼き付きを防止する。 【構成】 制御装置38から、クラッチ作動用モータ3
7をクラッチ解除動作せしめるクラッチ解除動作信号を
発生する。該クラッチ解除動作信号が所定回数発生され
てもクラッチ作動状態検知装置M2 ,44bからクラッ
チ解除状態信号が制御装置38に入力しない場合には、
クラッチ解除動作信号の発生を所定時間停止し、電源電
圧の回復を待つ。電圧回復後、再度クラッチ解除動作信
号を発生して、クラッチ作動用モータ37を正確に動作
させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は魚釣用電動リールに係
り、特にシャクリ巻上げが可能な魚釣用電動リールの改
良に関する。
り、特にシャクリ巻上げが可能な魚釣用電動リールの改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】本件出願人は、先にシャクリ巻上げが可
能な魚釣用電動リールを提案した(特願平3−2867
06号)。この提案では、スプールを巻上げ状態または
フリー状態にせしめるためにクラッチ機構が使用され、
該クラッチ機構はクラッチ作動用モータの正転・逆転に
より接続状態(オン状態)または解除状態(オフ状態)
にされる。
能な魚釣用電動リールを提案した(特願平3−2867
06号)。この提案では、スプールを巻上げ状態または
フリー状態にせしめるためにクラッチ機構が使用され、
該クラッチ機構はクラッチ作動用モータの正転・逆転に
より接続状態(オン状態)または解除状態(オフ状態)
にされる。
【0003】そして、前記クラッチ機構の接続または解
除は、図12に示す「釣糸の繰出し開始からシャクリ動
作を経て一連の動作が終了するまでの過程」において、
次に説明する時点〜で行われる。
除は、図12に示す「釣糸の繰出し開始からシャクリ動
作を経て一連の動作が終了するまでの過程」において、
次に説明する時点〜で行われる。
【0004】時点、釣糸の繰出開始信号によりクラッ
チが「解除」されてスプールが自由回転とされ、釣糸が
繰出される。 時点、釣糸が所定水深(棚)まで繰り出された時の所
定水深信号によりクラッチが「接続」されてスプールか
らの釣糸繰出しが停止される。
チが「解除」されてスプールが自由回転とされ、釣糸が
繰出される。 時点、釣糸が所定水深(棚)まで繰り出された時の所
定水深信号によりクラッチが「接続」されてスプールか
らの釣糸繰出しが停止される。
【0005】時点、1回目のシャクリ動作がクラッチ
の「接続」状態で行われた後、該1回目のシャクリ動作
終了時に再度仕掛けを棚に戻すためにクラッチが「解
除」される。
の「接続」状態で行われた後、該1回目のシャクリ動作
終了時に再度仕掛けを棚に戻すためにクラッチが「解
除」される。
【0006】時点、2回目のシャクリ動作が「接続」
状態で行われた後、該2回目のシャクリ動作終了時に再
度仕掛けを棚に戻すためにクラッチが「解除」される。 時点、2回目以降のシャクリ動作期間後であって、所
定時間経過後または所定糸長繰出し完了時の完了信号の
到来時に、クラッチが「接続」されて釣糸繰出しが停止
される。
状態で行われた後、該2回目のシャクリ動作終了時に再
度仕掛けを棚に戻すためにクラッチが「解除」される。 時点、2回目以降のシャクリ動作期間後であって、所
定時間経過後または所定糸長繰出し完了時の完了信号の
到来時に、クラッチが「接続」されて釣糸繰出しが停止
される。
【0007】そして、前記時点,,においては、
前記クラッチ作動用モータに十分な駆動電圧(電池電
圧)が印加されるので、該モータの回転異常,焼損等が
発生することはない。
前記クラッチ作動用モータに十分な駆動電圧(電池電
圧)が印加されるので、該モータの回転異常,焼損等が
発生することはない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記時
点,においては、その直前の「シャクリ動作期間」
で比較的駆動電力の大きいスプール駆動用モータ(クラ
ッチ作動用モータとは別のモータ)が断続回転され、シ
ャクリ動作を繰返して釣糸が巻き取られる。従って、前
記スプール駆動用モータの電力消費により電池電圧が降
下され、クラッチ作動用モータには十分な電圧印加がさ
れないおそれが生じる。その結果、クラッチの動作不良
のおそれが発生し、また、クラッチが「解除」されるま
で連続してクラッチ解除信号を出力すると、クラッチ作
動用モータの焼付きが発生するおそれがあった。
点,においては、その直前の「シャクリ動作期間」
で比較的駆動電力の大きいスプール駆動用モータ(クラ
ッチ作動用モータとは別のモータ)が断続回転され、シ
ャクリ動作を繰返して釣糸が巻き取られる。従って、前
記スプール駆動用モータの電力消費により電池電圧が降
下され、クラッチ作動用モータには十分な電圧印加がさ
れないおそれが生じる。その結果、クラッチの動作不良
のおそれが発生し、また、クラッチが「解除」されるま
で連続してクラッチ解除信号を出力すると、クラッチ作
動用モータの焼付きが発生するおそれがあった。
【0009】そこで、本発明は上記課題を解決するため
になされたものであり、クラッチが動作不良を起さず、
クラッチ作動用モータが焼付かないようにした魚釣用電
動リールを提供することを目的とする。
になされたものであり、クラッチが動作不良を起さず、
クラッチ作動用モータが焼付かないようにした魚釣用電
動リールを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、クラッチ作動用モータにより動作されるク
ラッチ機構を備え、スプール駆動用モータを断続回転せ
しめてシャクリ動作を行う魚釣用電動リールにおいて、
前記クラッチ機構の接続状態または解除状態を検知する
クラッチ作動状態検知装置と、所定時間を記憶する記憶
部と、前記クラッチ機構の作動状態を制御する制御装置
とを備え、該制御装置は、前記クラッチ機構を解除せし
めるクラッチ解除信号を出力しても前記クラッチ機構が
解除されないときに、前記クラッチ解除動作信号の送出
を前記所定時間だけ停止せしめた後に再度クラッチ解除
信号を出力する制御を行うようにした。
するために、クラッチ作動用モータにより動作されるク
ラッチ機構を備え、スプール駆動用モータを断続回転せ
しめてシャクリ動作を行う魚釣用電動リールにおいて、
前記クラッチ機構の接続状態または解除状態を検知する
クラッチ作動状態検知装置と、所定時間を記憶する記憶
部と、前記クラッチ機構の作動状態を制御する制御装置
とを備え、該制御装置は、前記クラッチ機構を解除せし
めるクラッチ解除信号を出力しても前記クラッチ機構が
解除されないときに、前記クラッチ解除動作信号の送出
を前記所定時間だけ停止せしめた後に再度クラッチ解除
信号を出力する制御を行うようにした。
【0011】
【作用】シャクリ動作中にはクラッチ機構は「接続状
態」にされている。そして、スプール駆動モータの断続
回転により1回目のシャクリ動作が終了すると、制御装
置からクラッチ解除動作信号が出力されクラッチ機構は
「解除状態」になる筈であり、釣糸が再度繰り出される
筈である。
態」にされている。そして、スプール駆動モータの断続
回転により1回目のシャクリ動作が終了すると、制御装
置からクラッチ解除動作信号が出力されクラッチ機構は
「解除状態」になる筈であり、釣糸が再度繰り出される
筈である。
【0012】しかし、前記スプール駆動モータの断続回
転により電源電圧(電池電圧)が降下されるためにクラ
ッチ作動用モータによりクラッチが作動せず、従って、
クラッチ機構が解除されず、クラッチ解除状態信号が制
御装置に入力されない場合がある。かかる場合に制御装
置は、所定時間だけクラッチ解除動作信号の送出を中断
し、前記電池電圧の回復(電圧上昇)を待つ。そして、
電池電圧の回復後、クラッチ解除動作信号を再度出力す
ると、クラッチ作動用モータは動作され、クラッチ機構
が解除状態にされる。
転により電源電圧(電池電圧)が降下されるためにクラ
ッチ作動用モータによりクラッチが作動せず、従って、
クラッチ機構が解除されず、クラッチ解除状態信号が制
御装置に入力されない場合がある。かかる場合に制御装
置は、所定時間だけクラッチ解除動作信号の送出を中断
し、前記電池電圧の回復(電圧上昇)を待つ。そして、
電池電圧の回復後、クラッチ解除動作信号を再度出力す
ると、クラッチ作動用モータは動作され、クラッチ機構
が解除状態にされる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。先ず、本実施例の魚釣用電動リールの構成を説明
する。
する。先ず、本実施例の魚釣用電動リールの構成を説明
する。
【0014】図1に示すように、左右のサイドケース
1,1間にレベルワインド機構Aと、回転体としてのス
プール2とが配設され、右側のサイドケース1の外部に
ドラグ操作具3と、ハンドル4とが配設され、右側のサ
イドケース1の上側に制御ケース5を備えて魚釣用電動
リールが構成されている。なお、符号32は手動でクラ
ッチ機構を切り替えるクラッチレバーである。また、前
記制御ケース5は、各種表示を行う液晶ディスプレイ3
9と、任意のシャクリ動作のパターンを設定する設定ス
イッチ40a,シャクリ開始スイッチ40b,シャクリ
繰返しスイッチ40c,シャクリ停止スイッチ40d等
を備えている。
1,1間にレベルワインド機構Aと、回転体としてのス
プール2とが配設され、右側のサイドケース1の外部に
ドラグ操作具3と、ハンドル4とが配設され、右側のサ
イドケース1の上側に制御ケース5を備えて魚釣用電動
リールが構成されている。なお、符号32は手動でクラ
ッチ機構を切り替えるクラッチレバーである。また、前
記制御ケース5は、各種表示を行う液晶ディスプレイ3
9と、任意のシャクリ動作のパターンを設定する設定ス
イッチ40a,シャクリ開始スイッチ40b,シャクリ
繰返しスイッチ40c,シャクリ停止スイッチ40d等
を備えている。
【0015】図2に示すように、前記スプール2の内部
にはスプール駆動用のモータ6,遊星減速機構Bが内装
され、該遊星減速機構Bの筒状軸7には右側のサイドケ
ース1の内部に立設された軸体8が挿通され、該軸体8
には筒状体7の端部と係脱自在に回動制御部としてのク
ラッチ部材9が外嵌されている。
にはスプール駆動用のモータ6,遊星減速機構Bが内装
され、該遊星減速機構Bの筒状軸7には右側のサイドケ
ース1の内部に立設された軸体8が挿通され、該軸体8
には筒状体7の端部と係脱自在に回動制御部としてのク
ラッチ部材9が外嵌されている。
【0016】右側のサイドケース1に立設された支軸1
0と同軸状に遊転支承されたハンドル軸11に対して、
前記ドラグ操作具3が螺合されると共に、前記ハンドル
4も固設され、前記ハンドル軸11の内端側にはドラグ
機構12およびラチェット機構Rが備えられている。そ
して、ハンドル4が「巻取方向」に回動操作された場合
には、ハンドル4の回動力はドラグ機構12の出力ギア
12Aを介してクラッチ部材9の入力ギア9Aに伝えら
れ、更に、筒状軸7,遊星減速機構Bを介してスプール
2に伝えられる結果、スプール2が回転される。
0と同軸状に遊転支承されたハンドル軸11に対して、
前記ドラグ操作具3が螺合されると共に、前記ハンドル
4も固設され、前記ハンドル軸11の内端側にはドラグ
機構12およびラチェット機構Rが備えられている。そ
して、ハンドル4が「巻取方向」に回動操作された場合
には、ハンドル4の回動力はドラグ機構12の出力ギア
12Aを介してクラッチ部材9の入力ギア9Aに伝えら
れ、更に、筒状軸7,遊星減速機構Bを介してスプール
2に伝えられる結果、スプール2が回転される。
【0017】なお、前記ドラグ機構12は、ドラグ操作
具3の回転操作によって、その内部の摩擦板同士の圧接
力を調整し得るように構成されている。ラチェット機構
Rは、図3,図4に示すように、ラチェットホイ−ル1
3と、ラチェット爪14と、該ラチェット爪14の姿勢
(係合/離間)を切換操作する切換レバー15(図2)
とにより構成されている。そして、ラチェットホイール
13との「係合」が許されるようにラチェット爪14の
姿勢を設定しておくと、ハンドル4の「巻取方向」のみ
の回動操作が許されると共に、モータ6による「巻取方
向」へのスプール2の駆動が可能とされる。これに対し
て、ラチェット爪14をラチェットホイール13から
「離間」する姿勢に設定すると、スプール2の「自由転
動」が可能になると同時に、モータ6による「巻取方
向」へのスプール2の駆動が不能とされる。
具3の回転操作によって、その内部の摩擦板同士の圧接
力を調整し得るように構成されている。ラチェット機構
Rは、図3,図4に示すように、ラチェットホイ−ル1
3と、ラチェット爪14と、該ラチェット爪14の姿勢
(係合/離間)を切換操作する切換レバー15(図2)
とにより構成されている。そして、ラチェットホイール
13との「係合」が許されるようにラチェット爪14の
姿勢を設定しておくと、ハンドル4の「巻取方向」のみ
の回動操作が許されると共に、モータ6による「巻取方
向」へのスプール2の駆動が可能とされる。これに対し
て、ラチェット爪14をラチェットホイール13から
「離間」する姿勢に設定すると、スプール2の「自由転
動」が可能になると同時に、モータ6による「巻取方
向」へのスプール2の駆動が不能とされる。
【0018】また、遊星減速機構Bは、モータ6の出力
軸6Aに直結された第1太陽ギア16と、これに咬合さ
れた第1遊星ギア17と、該第1遊星ギア17のキャリ
ア18に固設された第2太陽ギア19と、該第2太陽ギ
ア19に咬合された第2遊星ギア20とから構成されて
いる。前記第1,第2太陽ギア17,20はスプール2
の内歯ギア部2Aに咬合され、第2遊星ギア20のキャ
リア部と一体的に前記筒状軸7が形成されている。そし
て、前記遊星減速機構Bでは、ラチェット機構Rが機能
され、筒状軸7の繰出し方向への回転が阻止されている
状態(ハンドル4の巻取方向への回転操作が行われてい
る状態も含む)でモータ6の駆動力によりスプール2が
巻取方向へ回転可能に構成されている。
軸6Aに直結された第1太陽ギア16と、これに咬合さ
れた第1遊星ギア17と、該第1遊星ギア17のキャリ
ア18に固設された第2太陽ギア19と、該第2太陽ギ
ア19に咬合された第2遊星ギア20とから構成されて
いる。前記第1,第2太陽ギア17,20はスプール2
の内歯ギア部2Aに咬合され、第2遊星ギア20のキャ
リア部と一体的に前記筒状軸7が形成されている。そし
て、前記遊星減速機構Bでは、ラチェット機構Rが機能
され、筒状軸7の繰出し方向への回転が阻止されている
状態(ハンドル4の巻取方向への回転操作が行われてい
る状態も含む)でモータ6の駆動力によりスプール2が
巻取方向へ回転可能に構成されている。
【0019】前記レベルワインド機構Aは、図2,図8
に示すように、螺軸21の回転によりガイド杆(図示せ
ず)に案内される状態で往復移動する糸案内具23を備
え、該レベルワインド機構Aがスプール2の回転に連係
して駆動されるように、螺軸21に入力ギア21Aとス
プール2に一体形成された出力ギア24との間には複数
の中間ギア25が介装されている。
に示すように、螺軸21の回転によりガイド杆(図示せ
ず)に案内される状態で往復移動する糸案内具23を備
え、該レベルワインド機構Aがスプール2の回転に連係
して駆動されるように、螺軸21に入力ギア21Aとス
プール2に一体形成された出力ギア24との間には複数
の中間ギア25が介装されている。
【0020】また、本リールでは筒状軸7の係合部とク
ラッチ部材9とを合わせてクラッチ機構Cと称し、該ク
ラッチ機構Cでは、図2〜図6に示すように、クラッチ
部材9に係合されるシフタ26を有すると共に、該シフ
タ26を介してクラッチ部材9を係合解除方向に操作す
るようにカム面27A,27Aが形成された回転型のカ
ムプレート27を有している。前記シフタ26は、その
両端部が軸28,28にスライド自在に支持されると共
に、該軸28,28に外嵌された圧縮バネ29,29の
付勢力により、クラッチ部材9を「接続位置」に向けて
移動され得るように構成され、ピン30を介してカムプ
レート27を回転操作する扇形のクラッチ切替部材31
を備えている。なお、符号30a,30bは、カムプレ
ート27の回動の位置決め部材である。また、図5は、
入力ギア9Aと軸体8とが接続状態となり、モータ6ま
たはハンドル4の回転によりスプール2が回転される場
合を示し、図6は、入力ギア9Aと軸体8とが解除状態
となり、モータ6またはハンドル4の回転はスプール2
に伝えられない場合を示す。
ラッチ部材9とを合わせてクラッチ機構Cと称し、該ク
ラッチ機構Cでは、図2〜図6に示すように、クラッチ
部材9に係合されるシフタ26を有すると共に、該シフ
タ26を介してクラッチ部材9を係合解除方向に操作す
るようにカム面27A,27Aが形成された回転型のカ
ムプレート27を有している。前記シフタ26は、その
両端部が軸28,28にスライド自在に支持されると共
に、該軸28,28に外嵌された圧縮バネ29,29の
付勢力により、クラッチ部材9を「接続位置」に向けて
移動され得るように構成され、ピン30を介してカムプ
レート27を回転操作する扇形のクラッチ切替部材31
を備えている。なお、符号30a,30bは、カムプレ
ート27の回動の位置決め部材である。また、図5は、
入力ギア9Aと軸体8とが接続状態となり、モータ6ま
たはハンドル4の回転によりスプール2が回転される場
合を示し、図6は、入力ギア9Aと軸体8とが解除状態
となり、モータ6またはハンドル4の回転はスプール2
に伝えられない場合を示す。
【0021】前記クラッチ切替部材31はピン31aを
中心にして回転され、該クラッチ切替部材31の扇形部
は小径のギア51aに噛合され、大径のギア51bはク
ラッチ作動用モータ37(後述する)の出力軸に噛合さ
れている。前記ラチェットホイール13には椄当ピン3
5が立設され、前記カムプレート27には、該椄当ピン
35に押圧される椄当部33Bが形成されている。前記
椄当ピン35,椄当部33B等により形成される操作系
は、スプール2の自由転動により釣糸が繰り出される際
に、釣人がハンドル4を巻取方向に回動操作することに
より、任意のタイミングでクラッチ機構Cを接続操作す
るためのものである。
中心にして回転され、該クラッチ切替部材31の扇形部
は小径のギア51aに噛合され、大径のギア51bはク
ラッチ作動用モータ37(後述する)の出力軸に噛合さ
れている。前記ラチェットホイール13には椄当ピン3
5が立設され、前記カムプレート27には、該椄当ピン
35に押圧される椄当部33Bが形成されている。前記
椄当ピン35,椄当部33B等により形成される操作系
は、スプール2の自由転動により釣糸が繰り出される際
に、釣人がハンドル4を巻取方向に回動操作することに
より、任意のタイミングでクラッチ機構Cを接続操作す
るためのものである。
【0022】また、右側のサイドケース1の内部にはク
ラッチ切替部材31を接続・解除方向に揺動操作するク
ラッチ作動用モータ37が備えられている。そして、図
9に示すように、該クラッチ作動用モータ37はスプー
ル2の自由転動により、該スプール2から繰り出された
釣糸の長さ所定の長さに達した際に、前記制御ケース5
に内装された制御装置38からの信号により「正転」さ
れて、クラッチ機構Cの接続状態への作動を許すため、
正確な棚取あるいはシャクリ中の操作停止を行えるよう
に構成されている。また、クラッチ作動用モータ37
は、シャクリ中のスプール2の回転転動による所定長さ
の巻き取りあるいは仕掛投入時に制御装置38からの信
号により「逆転」してクラッチ機構Cの切り状態への作
動を許すことにより正確な糸の繰出しを行うことができ
る。
ラッチ切替部材31を接続・解除方向に揺動操作するク
ラッチ作動用モータ37が備えられている。そして、図
9に示すように、該クラッチ作動用モータ37はスプー
ル2の自由転動により、該スプール2から繰り出された
釣糸の長さ所定の長さに達した際に、前記制御ケース5
に内装された制御装置38からの信号により「正転」さ
れて、クラッチ機構Cの接続状態への作動を許すため、
正確な棚取あるいはシャクリ中の操作停止を行えるよう
に構成されている。また、クラッチ作動用モータ37
は、シャクリ中のスプール2の回転転動による所定長さ
の巻き取りあるいは仕掛投入時に制御装置38からの信
号により「逆転」してクラッチ機構Cの切り状態への作
動を許すことにより正確な糸の繰出しを行うことができ
る。
【0023】なお、図7,図8に示すように、サイドケ
ース1,1間には、前記制御装置38およびスプール2
のマグネットM3 〜M6 の磁気の作用を受ける一対の感
磁センサ44c,44d、アラーム(図示せず)が内装
されている。前記マグネットM3 〜M6 と感磁センサ4
4c,44dとによりスプール2の回転位置,回転数等
が検出される。また、スプール2と連動したギャにマグ
ネットを何個か設け感熱センサを2個設けることでスプ
ールの回転位置,回転数等を検出することもできる(図
示せず)。また、液晶ディスプレイ39(図1)には、
スプール2の回転数に基づいて計測される釣糸の繰出し
量、および棚の深さを示す値をデジタル数字で表示され
るように構成され、前記クラッチ作動用モータ37は、
棚の深さを示す値と、釣糸の繰出し量を示す値とが一致
したタイミングで正転される。また、シャクリの巻取量
を示す値と釣糸の巻取量とが一致したタイミングで逆転
される。
ース1,1間には、前記制御装置38およびスプール2
のマグネットM3 〜M6 の磁気の作用を受ける一対の感
磁センサ44c,44d、アラーム(図示せず)が内装
されている。前記マグネットM3 〜M6 と感磁センサ4
4c,44dとによりスプール2の回転位置,回転数等
が検出される。また、スプール2と連動したギャにマグ
ネットを何個か設け感熱センサを2個設けることでスプ
ールの回転位置,回転数等を検出することもできる(図
示せず)。また、液晶ディスプレイ39(図1)には、
スプール2の回転数に基づいて計測される釣糸の繰出し
量、および棚の深さを示す値をデジタル数字で表示され
るように構成され、前記クラッチ作動用モータ37は、
棚の深さを示す値と、釣糸の繰出し量を示す値とが一致
したタイミングで正転される。また、シャクリの巻取量
を示す値と釣糸の巻取量とが一致したタイミングで逆転
される。
【0024】図3,図4および図8に示すように、前記
クラッチ作動用モータ37とクラッチ切替部材31間の
中間ギア27aにはマグネットM1 ,M2 が設けられる
と共に、該マグネットM1 ,M2 の回転位置に応じてク
ラッチ機構Cの解除/接続状態を判別できるようにリー
ドスイッチあるいはホール素子等からなる感磁センサ4
4a,44bがリール本体の側に設けられている。
クラッチ作動用モータ37とクラッチ切替部材31間の
中間ギア27aにはマグネットM1 ,M2 が設けられる
と共に、該マグネットM1 ,M2 の回転位置に応じてク
ラッチ機構Cの解除/接続状態を判別できるようにリー
ドスイッチあるいはホール素子等からなる感磁センサ4
4a,44bがリール本体の側に設けられている。
【0025】次に、魚釣用電動リールの制御系のブロッ
ク図を図9に基づいて説明する。図9に示すように、制
御装置であるCPU38には、シャクリパターンおよび
魚釣用電動リールの動作プログラムが格納されたROM
39aと、任意のシャクリ動作のパターンを記憶するR
AM39bと、前記設定スイッチ40a,シャクリ開始
スイッチ40b,繰返しシャクリスイッチ40c,シャ
クリ停止スイッチ40dと、第1感磁センサ44a、第
2感磁センサ44bと、クラッチ作動用モータ駆動制御
部38aと、スプール2の駆動用のモータ6とが接続さ
れている。前記クラッチ作動用モータ駆動制御部38a
にはクラッチ作動用モータ37が接続され、該モータ3
7の正逆転に応じてクラッチ機構Cが断続され、該クラ
ッチ機構Cの断続に応じてスプール2がモータ6により
釣糸巻き取り回転可能状態、また、スプール2がフリー
回転可能状態にされる。
ク図を図9に基づいて説明する。図9に示すように、制
御装置であるCPU38には、シャクリパターンおよび
魚釣用電動リールの動作プログラムが格納されたROM
39aと、任意のシャクリ動作のパターンを記憶するR
AM39bと、前記設定スイッチ40a,シャクリ開始
スイッチ40b,繰返しシャクリスイッチ40c,シャ
クリ停止スイッチ40dと、第1感磁センサ44a、第
2感磁センサ44bと、クラッチ作動用モータ駆動制御
部38aと、スプール2の駆動用のモータ6とが接続さ
れている。前記クラッチ作動用モータ駆動制御部38a
にはクラッチ作動用モータ37が接続され、該モータ3
7の正逆転に応じてクラッチ機構Cが断続され、該クラ
ッチ機構Cの断続に応じてスプール2がモータ6により
釣糸巻き取り回転可能状態、また、スプール2がフリー
回転可能状態にされる。
【0026】次に、以上のように構成された魚釣用電動
リールの動作を、図9に示されたブロック図、および図
10,図11に示されたフローチャートに基づいて説明
する。
リールの動作を、図9に示されたブロック図、および図
10,図11に示されたフローチャートに基づいて説明
する。
【0027】本フローチャートにおいては、既に釣糸が
繰出され仕掛けが棚に到達しているものとする。即ち、
図12において、時点とシャクリ開始信号発生との中
間点の状態にあるとする。
繰出され仕掛けが棚に到達しているものとする。即ち、
図12において、時点とシャクリ開始信号発生との中
間点の状態にあるとする。
【0028】上述の状態で、先ず釣人が、シャクリ開始
スイッチ40bを押下すると(ステップS1)、ROM
39aからシャクリルーチンのデータが読出される(ス
テップS2)。次いで、第1,第2感磁センサ44a,
44bのデータによりクラッチ機構の接続(オン)/解
除(オフ)が検知される(ステップS3)。なお、図3
がクラッチのオン状態(左上に示したマグネットM1 と
感磁センサ44aとが対向した位置)を示し、図4がク
ラッチのオフ状態(左上に示したマグネットM 2 と感磁
センサ44bとが対向した位置)を示す。
スイッチ40bを押下すると(ステップS1)、ROM
39aからシャクリルーチンのデータが読出される(ス
テップS2)。次いで、第1,第2感磁センサ44a,
44bのデータによりクラッチ機構の接続(オン)/解
除(オフ)が検知される(ステップS3)。なお、図3
がクラッチのオン状態(左上に示したマグネットM1 と
感磁センサ44aとが対向した位置)を示し、図4がク
ラッチのオフ状態(左上に示したマグネットM 2 と感磁
センサ44bとが対向した位置)を示す。
【0029】クラッチ機構がオフであれば(ステップS
4;YES)、クラッチ作動用モータ37にクラッチ駆
動オン信号が出力され(ステップS5)、前記モータ3
7が駆動されて(ステップS6)、クラッチ機構がオン
にされ(ステップS7)、次のステップS8でシャクリ
動作が開始される。また、前記ステップS4においてク
ラッチ機構がオンであれば、直ちにステップS8に移行
されてシャクリ動作が開始される。
4;YES)、クラッチ作動用モータ37にクラッチ駆
動オン信号が出力され(ステップS5)、前記モータ3
7が駆動されて(ステップS6)、クラッチ機構がオン
にされ(ステップS7)、次のステップS8でシャクリ
動作が開始される。また、前記ステップS4においてク
ラッチ機構がオンであれば、直ちにステップS8に移行
されてシャクリ動作が開始される。
【0030】ステップS8でシャクリ動作が開始される
と、第1水深(例えば、棚)P1 (図12参照)が記憶
されてタイマーがスタートされ(ステップS9)、前記
ステップS2で読み出されたデータの駆動量,停止時間
と比較されつつシャクリ動作が行われ(ステップS1
0,S11)、前記データと一致した場合には(ステッ
プS11;YES)、繰返しシャクリ動作を行うか否か
が判断される(ステップS12)。繰返しシャクリをし
ない場合には(ステップS12;NO)、シャクリルー
チンが終了され、スプール駆動モータ6が駆動されてシ
ャクリ動作のままの巻上げ、または、シャクリ停止スイ
ッチ40dを押すことによって糸を垂らしたままの状態
が維持される。
と、第1水深(例えば、棚)P1 (図12参照)が記憶
されてタイマーがスタートされ(ステップS9)、前記
ステップS2で読み出されたデータの駆動量,停止時間
と比較されつつシャクリ動作が行われ(ステップS1
0,S11)、前記データと一致した場合には(ステッ
プS11;YES)、繰返しシャクリ動作を行うか否か
が判断される(ステップS12)。繰返しシャクリをし
ない場合には(ステップS12;NO)、シャクリルー
チンが終了され、スプール駆動モータ6が駆動されてシ
ャクリ動作のままの巻上げ、または、シャクリ停止スイ
ッチ40dを押すことによって糸を垂らしたままの状態
が維持される。
【0031】繰返しシャクリの場合は(ステップS1
2;YES)、繰返しシャクリスイッチ40cが押下さ
れた時点で(ステップS13)、第2水深P2 (図12
参照)の記憶とタイマーが停止される(ステップS1
4)。次いで、クラッチ作動用モータ37の駆動オフ信
号が出力され(ステップS15)、クラッチ作動用モー
タ37が駆動され(ステップS16)、第1,第2感磁
センサ44a,44bのデータによりクラッチ機構の接
続(オン)/解除(オフ)が検知される(ステップS1
7)。クラッチ機構がオフであれば(ステップS18;
YES)、ラインが放出され(ステップS19)、先の
シャクリのデータ(ステップS9〜S14までの水深
(距離),時間)と比較され、一致していれば(ステッ
プS20,ステップS21;YES)、ステップS5に
戻りシャクリが繰返される。
2;YES)、繰返しシャクリスイッチ40cが押下さ
れた時点で(ステップS13)、第2水深P2 (図12
参照)の記憶とタイマーが停止される(ステップS1
4)。次いで、クラッチ作動用モータ37の駆動オフ信
号が出力され(ステップS15)、クラッチ作動用モー
タ37が駆動され(ステップS16)、第1,第2感磁
センサ44a,44bのデータによりクラッチ機構の接
続(オン)/解除(オフ)が検知される(ステップS1
7)。クラッチ機構がオフであれば(ステップS18;
YES)、ラインが放出され(ステップS19)、先の
シャクリのデータ(ステップS9〜S14までの水深
(距離),時間)と比較され、一致していれば(ステッ
プS20,ステップS21;YES)、ステップS5に
戻りシャクリが繰返される。
【0032】前記ステップS18でクラッチがオフでな
ければ(即ち、クラッチがオン状態)、再度ステップS
22,S23でクラッチ作動用モータ駆動オフ信号が出
力されてクラッチがオフになるようにされる。そして、
ステップS24でクラッチのオン/オフが検知され、ク
ラッチがオフになっていればステップS19へ戻る。ス
テップS24でクラッチがオフになっていなければ、ス
テップS26(図11)に移行され、クラッチ作動用モ
ータ駆動オフ信号の出力回数が4回未満の場合はステッ
プS22に戻り再度クラッチ作動用モータ駆動オフ信号
が出力される。
ければ(即ち、クラッチがオン状態)、再度ステップS
22,S23でクラッチ作動用モータ駆動オフ信号が出
力されてクラッチがオフになるようにされる。そして、
ステップS24でクラッチのオン/オフが検知され、ク
ラッチがオフになっていればステップS19へ戻る。ス
テップS24でクラッチがオフになっていなければ、ス
テップS26(図11)に移行され、クラッチ作動用モ
ータ駆動オフ信号の出力回数が4回未満の場合はステッ
プS22に戻り再度クラッチ作動用モータ駆動オフ信号
が出力される。
【0033】前記ステップS26において、前記駆動オ
フ信号が4回されてもクラッチオフにならない場合に
は、6秒間だけ前記駆動オフ信号の出力が停止される
(ステップS27)。この6秒間のクラッチ駆動信号の
停止によりクラッチ駆動モータの連続駆動トライが中断
されるので、6秒間の間に電源(電池)電圧が回復・上
昇される。ステップS27で6秒停止後、ステップS2
8〜S31でクラッチのオン/オフが確認され、クラッ
チがオンであり(ステップS31;NO)、更に駆動オ
フ信号が4回出力されている場合には(ステップS3
2;YES)、負荷が過大であると判断されクラッチ作
動用モータ37の保護のためシャクリ動作停止信号が出
力され(ステップS33)、シャクリ動作が停止される
(ステップS34)。ステップS34でシャクリ動作が
停止された場合には、シャクリルーチンが終了され、ス
プール駆動モータ6が駆動されての巻上げ、または、糸
を垂らしたままの状態が維持される。
フ信号が4回されてもクラッチオフにならない場合に
は、6秒間だけ前記駆動オフ信号の出力が停止される
(ステップS27)。この6秒間のクラッチ駆動信号の
停止によりクラッチ駆動モータの連続駆動トライが中断
されるので、6秒間の間に電源(電池)電圧が回復・上
昇される。ステップS27で6秒停止後、ステップS2
8〜S31でクラッチのオン/オフが確認され、クラッ
チがオンであり(ステップS31;NO)、更に駆動オ
フ信号が4回出力されている場合には(ステップS3
2;YES)、負荷が過大であると判断されクラッチ作
動用モータ37の保護のためシャクリ動作停止信号が出
力され(ステップS33)、シャクリ動作が停止される
(ステップS34)。ステップS34でシャクリ動作が
停止された場合には、シャクリルーチンが終了され、ス
プール駆動モータ6が駆動されての巻上げ、または、糸
を垂らしたままの状態が維持される。
【0034】なお、本実施例ではマグネットを中間ギア
に備え、該マグネットに感磁センサを対向配置した場合
を示したが、次のようにしてもよい。即ち、その1は、
図5に示すように、延長されたシフタ26の先端下面に
マグネットMaを設け、該マグネットMaの回転対向位
置に感磁センサ44f,44gを配設してもよい。
に備え、該マグネットに感磁センサを対向配置した場合
を示したが、次のようにしてもよい。即ち、その1は、
図5に示すように、延長されたシフタ26の先端下面に
マグネットMaを設け、該マグネットMaの回転対向位
置に感磁センサ44f,44gを配設してもよい。
【0035】また、カムプレート27(図3)にマグネ
ットを配設し、該マグネットの回転対向部に感磁センサ
を配設してもよい。また、クラッチのオン/オフ動作に
より作動されるカムプレート27,シフタ26等の作動
にてオン/オフされるリードスイッチを設けても良い。
ットを配設し、該マグネットの回転対向部に感磁センサ
を配設してもよい。また、クラッチのオン/オフ動作に
より作動されるカムプレート27,シフタ26等の作動
にてオン/オフされるリードスイッチを設けても良い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ク
ラッチ作動状態検知装置が設けられて、クラッチの接続
状態または解除状態に応じた制御信号が発生される。そ
して、クラッチ解除動作信号を出力しても、クラッチ解
除状態信号が入力されない場合には制御装置は、クラッ
チ解除動作信号を所定時間だけ停止するようにしている
ので、この停止時間の間に電池電圧が回復し、次にクラ
ッチ解除動作信号を再度出力した場合にクラッチ作動用
モータは確実に動作される。従って、クラッチ作動用モ
ータが焼付けを起すことがない。
ラッチ作動状態検知装置が設けられて、クラッチの接続
状態または解除状態に応じた制御信号が発生される。そ
して、クラッチ解除動作信号を出力しても、クラッチ解
除状態信号が入力されない場合には制御装置は、クラッ
チ解除動作信号を所定時間だけ停止するようにしている
ので、この停止時間の間に電池電圧が回復し、次にクラ
ッチ解除動作信号を再度出力した場合にクラッチ作動用
モータは確実に動作される。従って、クラッチ作動用モ
ータが焼付けを起すことがない。
【図1】本発明の実施例の魚釣用電動リールの正面図で
ある。
ある。
【図2】前記実施例の右側部の断面図である。
【図3】前記実施例におけるクラッチ機構の接続状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図4】前記実施例におけるクラッチ機構の解除状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図5】前記実施例におけるカムプレートの接続状態を
示す図であって、(A)は斜視図、(B)は断面図であ
る。
示す図であって、(A)は斜視図、(B)は断面図であ
る。
【図6】前記実施例におけるカムプレートの解除状態を
示す図であって、(A)は斜視図、(B)は断面図であ
る。
示す図であって、(A)は斜視図、(B)は断面図であ
る。
【図7】前記実施例における感磁センサの配置を示す断
面図である。
面図である。
【図8】前記実施例における感磁センサの配置を示す側
面図である。
面図である。
【図9】前記実施例の制御系のブロック図である。
【図10】前記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図11】図10に示すフローチャートの続きである。
【図12】従来例の不都合を説明するタイミングチャー
トである。
トである。
C…クラッチ機構 M1 ,M2 …マグネット(クラッチ作動状態検知装置) 2…スプール 5…制御ケース 6…スプール駆動用のモータ 26…シフタ 27…カムプレート 27a…中間ギア(クラッチ作動状態検知装置) 31…クラッチ切替部材 37…クラッチ作動用モータ 38…CPU(制御装置) 40b…シャクリ開始スイッチ 40c…繰返しシャクリスイッチ 40d…シャクリ停止スイッチ 44a,44b…感磁センサ(クラッチ作動状態検知装
置)
置)
Claims (1)
- 【請求項1】 クラッチ作動用モータにより動作される
クラッチ機構を備え、スプール駆動用モータを断続回転
せしめてシャクリ動作を行う魚釣用電動リールにおい
て、 前記クラッチ機構の接続状態または解除状態を検知する
クラッチ作動状態検知装置と、 所定時間を記憶する記憶部と、 前記クラッチ機構の作動状態を制御する制御装置とを備
え、該制御装置は、前記クラッチ機構を解除せしめるク
ラッチ解除信号を出力しても前記クラッチ機構が解除さ
れないときに、前記クラッチ解除動作信号の送出を前記
所定時間だけ停止せしめた後に再度クラッチ解除信号を
出力する制御を行うことを特徴とする魚釣用電動リー
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12757093A JPH06335340A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 魚釣用電動リール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12757093A JPH06335340A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 魚釣用電動リール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06335340A true JPH06335340A (ja) | 1994-12-06 |
Family
ID=14963316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12757093A Pending JPH06335340A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 魚釣用電動リール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06335340A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002247804A (ja) * | 2001-02-16 | 2002-08-30 | Nakagawa Electric Ind Co Ltd | ギヤードモータ |
JP2015154761A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-08-27 | 株式会社ミヤマエ | 魚釣用リール |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP12757093A patent/JPH06335340A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002247804A (ja) * | 2001-02-16 | 2002-08-30 | Nakagawa Electric Ind Co Ltd | ギヤードモータ |
JP2015154761A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-08-27 | 株式会社ミヤマエ | 魚釣用リール |
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