JPH08165749A - 屋根などに用いられる外囲体 - Google Patents
屋根などに用いられる外囲体Info
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- JPH08165749A JPH08165749A JP33209794A JP33209794A JPH08165749A JP H08165749 A JPH08165749 A JP H08165749A JP 33209794 A JP33209794 A JP 33209794A JP 33209794 A JP33209794 A JP 33209794A JP H08165749 A JPH08165749 A JP H08165749A
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Abstract
囲体を提供する。 【構成】 下地材6の空間部8に細長い板受部材10を
固設し、この板受部材10の中央部の引掛爪20に板固
定子26の脚部32を嵌入し、この引掛爪20の逆V字
状の係合溝18と板固定子26の脚部32の係合突起3
0を係合させる。板固定子26の板押面34を板受部材
10に設けられた帯板状の板端受部22上の金属板36
側部の上面に圧接する。金属板36の両側部を下向きに
屈折させて引掛部38を設け、この引掛部38を板端受
部22に係合して、強風などによる金属板36の浮上力
が板固定子26に伝達されることがないようにし、又、
金属板36の表面と板押面34との間に侵入した雨水
を、引掛部38の下向き屈折部分に案内させて板受部材
10の上面に導き、雨水が金属板36の裏面に伝わるこ
とがないようにする。
Description
た、屋根や壁などに用いられる外囲体に関する。
の空間部に板受材を固設し、該板受部材の中央部に形成
された引掛爪に板固定子の脚部を嵌入し、引掛爪の逆V
字状の係合溝と板固定子の脚部の係合突起を係合させ、
板固定子の板押面を板受部材に設けられた帯板状の板端
受部上の屋根板の側部の上面に圧接した屋根が開示され
ている。
の側部が、板受部材の板端受部上面と板固定子の板押面
とによって挾圧支持される構成と成っている。その為、
強風などによって屋根板が吹き上る方向に圧力がかかる
と、この圧力は、板押面を通じて板固定子に伝わり、板
固定子と板受部材との結合部に大きな荷重がかかり、該
結合部が摩耗し易いという問題点があった。又、屋根板
に雨水が吹き付けると、屋根板上面と板押面との間から
侵入した雨水が屋根板の側端から裏面に伝わって、屋根
板の裏面に雨水が侵入してしまうという問題点があっ
た。本発明は上記問題点を解決することを目的とするも
のである。
発明は、下地材6の空間部8に細長い板受部材10を固
設し、該板受部材10の中央部に形成された引掛爪20
に板固定子26の脚部32を嵌入し、前記引掛爪20の
逆V字状の係合溝18と前記脚部32の係合突起30を
係合させ、前記板固定子26の板押面34を前記板受部
材10に設けられた帯板状の板端受部22上の金属板3
6側部の上面に圧接するようにした屋根などに用いられ
る外囲体において、前記金属板36の両側部を下向きに
屈折させて該両側部に前記板端受部22を挾んでこれと
係合する引掛部38を設けたものである。
いるため、金属板36の浮上力は板固定子26に伝達さ
れることがない。又、金属板36の表面と板押面34と
の間に侵入した雨水は、引掛部38の下向き屈折部分に
案内されて板受部材10の上面に導かれるため、雨水が
金属板36の裏面に伝わることがない。
を参照して詳細に説明する。図2において、2は垂木で
あり、梁4の上に並列状に固設されている。これら垂木
2の上には複数の下地材6が配設されている。上記下地
材6の境界には、隣接する垂木2,2間に相当する空間
8が形成されていて、この空間8には板受部材10が配
置されている。前記板受部材10の両側板部12,12
は、下地材6の側部上面に当接配置されている。前記側
板部12,12は、断熱シート材14を介して、釘又は
鋲16によって下地材6の側部上面に固着されている。
状の係合溝18,18が形成された引掛爪20と、屋根
などの金属板を受ける断面T字状の板端受部22,22
と、側板部12,12及び雨水が通る凹溝24,25と
より構成されている。26は板固定子であり、前記引掛
爪20に嵌入するための嵌合凹部28,及び該嵌合凹部
28の下部両側に形成された前記係合溝18に係合する
ための係合突起30を有する脚部32と、金属板36を
押圧すべく端末部34'を湾曲させた板押面34を備え
ている。
ら構成され複数用意されている。各々の金属板36は両
側部がV字状となるように下向き内方向に屈折され、引
掛部38を構成している。金属板36は、両側部が、対
応する板受部材10の板端受部22に位置するように下
地材6上に展開配置され、両側部の引掛部38が板端受
部22の上位水平部の側縁部に係合される。
が塗布された座金であり、釘又は鋲16によって断熱シ
ート14の上から下地材6に固定されている。前記板固
定子26の脚部32は板受部材10の引掛爪20に圧入
され、係合突起30,30が係合溝18,18に係合す
る。該状態において、板固定子26の板押面34,34
は、引掛爪20の両側の板端受部22,22上の金属板
36,36の側部上面に圧着する。
状はV字状に特に限定されるものではなく、図4に示す
ように、金属板36の本体平板部に対して略90度下向
きに屈折された垂下部42と、この垂下部42に対して
略V字状に内側上向きに屈折された折り返し部44とに
よって引掛部38を構成しても良い。この引掛部38の
折り返し部44は、引掛部38を板端受部22の側縁に
嵌合すると、先端44aが板端受部22の下面に圧接
し、金属板36の浮き上りを阻止する。
材の板端受部に係合する引掛部を設けたので、風圧によ
る金属板の浮き上りを防止することができる。その為、
風圧によって板固定子にかかる荷重を軽減でき、板固定
子の耐久性を向上させることができる。また、引掛部は
下向きに屈折されているので、金属板の側端縁から裏面
に雨水が侵入するのを防止することができる。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 下地材(6)の空間部(8)に細長い板
受部材(10)を固設し、該板受部材(10)の中央部
に形成された引掛爪(20)に板固定子(26)の脚部
(32)を嵌入し、前記引掛爪(20)の逆V字状の係
合溝(18)と前記脚部(32)の係合突起(30)を
係合させ、前記板固定子(26)の板押面(34)を前
記板受部材(10)に設けられた帯板状の板端受部(2
2)上の金属板(36)側部の上面に圧接するようにし
た屋根などに用いられる外囲体において、前記金属板
(36)の両側部を下向きに屈折させて該両側部に前記
板端受部(22)を挾んでこれと係合する引掛部(3
8)を設けたことを特徴とする屋根などに用いられる外
囲体。 - 【請求項2】 前記引掛部(38)を、V字状の屈折部
により構成したことを特徴とする請求項1に記載の屋根
などに用いられる外囲体。 - 【請求項3】 前記引掛部(38)を、略90度下向き
に屈折された垂下部(42)と、この垂下部(42)に
対して略V字状に内側上向きに屈折され先端部が前記板
端受部(22)の下面に圧接する折り返し部(44)と
で構成したことを特徴とする請求項1に記載の屋根など
に用いられる外囲体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33209794A JP3250066B2 (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 外囲体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33209794A JP3250066B2 (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 外囲体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08165749A true JPH08165749A (ja) | 1996-06-25 |
JP3250066B2 JP3250066B2 (ja) | 2002-01-28 |
Family
ID=18251118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33209794A Expired - Fee Related JP3250066B2 (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 外囲体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3250066B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002309723A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-23 | Hideo Fujita | 外囲体 |
JP2016035183A (ja) * | 2014-08-04 | 2016-03-17 | 利高工業株式会社 | 建築構造体 |
JP2021075867A (ja) * | 2019-11-07 | 2021-05-20 | 元旦ビューティ工業株式会社 | 縦葺屋根の施工法、及び縦葺屋根 |
-
1994
- 1994-12-12 JP JP33209794A patent/JP3250066B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002309723A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-23 | Hideo Fujita | 外囲体 |
JP2016035183A (ja) * | 2014-08-04 | 2016-03-17 | 利高工業株式会社 | 建築構造体 |
JP2021075867A (ja) * | 2019-11-07 | 2021-05-20 | 元旦ビューティ工業株式会社 | 縦葺屋根の施工法、及び縦葺屋根 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3250066B2 (ja) | 2002-01-28 |
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