JPH08165411A - 樹脂組成物の製造方法 - Google Patents
樹脂組成物の製造方法Info
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- JPH08165411A JPH08165411A JP26127495A JP26127495A JPH08165411A JP H08165411 A JPH08165411 A JP H08165411A JP 26127495 A JP26127495 A JP 26127495A JP 26127495 A JP26127495 A JP 26127495A JP H08165411 A JPH08165411 A JP H08165411A
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Abstract
よび成形品外観を備えた耐熱性に優れた樹脂組成物を製
造することを課題とする。 【構成】(A)液晶ポリエステルおよび/または液晶ポ
リエステルアミド100重量部に対して、(B)硫酸、
ハロゲン化水素、硝酸、ホウ酸、リン酸、ピロリン酸、
蟻酸、炭素数1〜10のアルキルカルボン酸、シュウ
酸、炭素数1〜10のアルキレンジカルボン酸、安息香
酸、ベンゼンスルホン酸、炭素数1〜20のアルキルベ
ンゼンスルホン酸から選ばれた少なくとも1種以上の酸
の金属塩であって、かつ、非繊維状の金属塩0.001
〜5重量部を(A)の重合完結後に添加することを特徴
とする樹脂組成物の製造方法。
Description
れ、かつ良好な機械的性質および成形品外観を備えた耐
熱性に優れた樹脂組成物の製造方法に関するものであ
る。
求がますます高まり、種々の新規性能を有するポリマが
数多く開発され、市場に供されているが、中でも分子鎖
の平行な配列を特徴とする光学異方性の液晶ポリマが優
れた成形性と機械的性質を有する点で注目され、機械部
品、電気・電子部品などに用途が拡大されつつある。
シ安息香酸に4,4’−ジヒドロキシビフェニルとテレ
フタル酸、イソフタル酸を共重合した液晶ポリマ(特公
昭57−24407号公報、特開昭60−25046号
公報)、p−ヒドロキシ安息香酸に6−ヒドロキシ−2
−ナフトエ酸を共重合した液晶ポリマ(特開昭54−7
7691号公報)などが知られている。
レンテレフタレートを共重合した液晶ポリマ(特公昭5
6−18016号公報)やp−ヒドロキシ安息香酸に
4,4’−ジヒドロキシビフェニルとt−ブチルハイド
ロキノンとテレフタル酸を共重合した液晶ポリマ(特開
昭62−164719号公報)が提案されている。
フタレートやポリブチレンテレフタレートのような一般
のポリエステルに比べて高い融点を有するため、重合時
および成形時に着色したり、熱劣化して機械的性質が低
下する問題があった。その対策として特開平2−515
24号公報では、重合時に有機リン化合物、ヒンダード
フェノール化合物などの耐熱剤を添加して長期の耐熱性
を向上させる方法が提案されている。
は芳香族ポリエステルのモノマを熱縮合して重合を完結
する前に硫酸カリウムあるいは酢酸塩などの塩を配合
し、熱安定性を向上する方法が挙げられている。
51524号公報に記載されている方法では、液晶ポリ
マの重合時に耐熱剤を添加するため、滞留時の熱安定性
に対する効果が必ずしも十分でないことがわかり、また
特開昭60−120719号公報に記載されている方法
では耐熱性は改善されるものの、得られたポリマの機械
物性が低下することがわかった。
留安定性に優れ、かつ良好な機械的性質および成形品外
観を備えた耐熱性に優れた樹脂組成物を得ることを課題
とする。
(A)液晶ポリエステルおよび/または液晶ポリエステ
ルアミド100重量部に対して、(B)硫酸、ハロゲン
化水素、硝酸、ホウ酸、リン酸、ピロリン酸、蟻酸、炭
素数1〜10のアルキルカルボン酸、シュウ酸、炭素数
1〜10のアルキレンジカルボン酸、安息香酸、ベンゼ
ンスルホン酸、炭素数1〜20のアルキルベンゼンスル
ホン酸から選ばれた少なくとも1種以上の酸の金属塩で
あって、かつ、非繊維状の金属塩0.001〜5重量部
を(A)の重合完結後に添加することを特徴とする樹脂
組成物の製造方法に関するものである。
は、芳香族オキシカルボニル単位、芳香族ジオキシ単
位、芳香族ジカルボニル単位、エチレンジオキシ単位な
どから選ばれた構造単位からなり、異方性溶融相を形成
するものであり、ポリエステルアミドとは上記構造単位
と芳香族イミノカルボニル単位、芳香族ジイミノ単位、
芳香族イミノオキシ単位などから選ばれた構造単位から
なり、異方性溶融相を形成する液晶ポリエステルアミド
であるが、エチレンジオキシ単位を含有するものが好ま
しく、特に下記構造単位(I) 、(III) 、(IV)または(I)
、(II)、(III) 、(IV)の構造単位からなるポリエステ
ルが好ましく、とりわけ(I) 、(II)、(III) 、(IV)から
なるポリエステルが好ましい。
原子または塩素原子を示し、構造単位[(II)+(III) ]
と構造単位(IV)は実質的に等モルである。)
酸から生成したポリエステルの構造単位であり、構造単
位(II)は4,4´−ジヒドロキシビフェニル、3,3
´,5,5´−テトラメチル−4,4´−ジヒドロキシ
ビフェニル、ハイドロキノン、t−ブチルハイドロキノ
ン、フェニルハイドロキノン、メチルハイドロキノン、
2,6−ジヒドロキシナフタレン、2,7−ジヒドロキ
シナフタレン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパンおよび4,4´−ジヒドロキシジフェニル
エーテルから選ばれた芳香族ジヒドロキシ化合物から生
成した構造単位を、構造単位(III) はエチレングリコー
ルから生成した構造単位を、構造単位(IV)はテレフタル
酸、イソフタル酸、4,4´−ジフェニルジカルボン
酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、1,2−ビス
(フェノキシ)エタン−4,4´−ジカルボン酸、1,
2−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン−4,4´−
ジカルボン酸およびジフェニルエーテルジカルボン酸か
ら選ばれた芳香族ジカルボン酸から生成した構造単位を
各々示す。これらのうちR1 が
V)の共重合量は任意である。しかし、流動性の点から次
の共重合量であることが好ましい。
V)からなる共重合体の場合は、上記構造単位(I) は
[(I) +(III) ]の30〜95モル%が好ましく、40
〜95モル%がより好ましい。また、構造単位(IV)は構
造単位(III) と実質的に等モルである。
(IV)からなる共重合体の場合は、耐熱性、難燃性および
機械的特性の点から上記構造単位[(I) +(II)]は
[(I) +(II)+(III) ]の60〜95モル%が好まし
く、85〜93モル%がより好ましい。また、構造単位
(III) は[(I) +(II)+(III) ]の40〜5モル%が好
ましく、15〜7モル%がより好ましい。また、構造単
位(I) /(II)のモル比は耐熱性と流動性のバランスの点
から好ましくは75/25〜95/5であり、より好ま
しくは78/22〜93/7である。また、構造単位(I
V)は構造単位[(II)+(III) ]と実質的に等モルであ
る。
記構造単位(I) 〜(IV)以外にp−アミノフェノ−ルから
生成したp−イミノフェノキシ単位を含有した液晶ポリ
エステルアミドが好ましい。
外に3,3´−ジフェニルジカルボン酸、2,2´−ジ
フェニルジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸、アジ
ピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジオン酸
などの脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸
などの脂環式ジカルボン酸、クロルハイドロキノン、
4,4´−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4´
−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,4´−ジヒ
ドロキシベンゾフェノン等の芳香族ジオール、1,4−
ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペン
チルグリコール、1,4−シクロヘキサンジオール、
1,4−シクロヘキサンジメタノール等の脂肪族、脂環
式ジオールおよびm−ヒドロキシ安息香酸、2,6−ヒ
ドロキシナフトエ酸などの芳香族ヒドロキシカルボン酸
およびp−アミノ安息香酸などを本発明の目的を損なわ
ない程度の少割合の範囲でさらに共重合せしめることが
できる。
または液晶ポリエステルアミドの製造方法は、特に制限
がなく、公知のポリエステルおよび/またはポリエステ
ルアミドの重縮合法に準じて製造できる。
エステルの製造において、次の製造方法が好ましく挙げ
られる。
−ジアセトキシビフェニル、ジアセトキシベンゼンなど
の芳香族ジヒドロキシ化合物のジアシル化物とテレフタ
ル酸などの芳香族ジカルボン酸およびポリエチレンテレ
フタレ―トなどのポリエステルのポリマ、オリゴマまた
はビス(β−ヒドロキシエチル)テレフタレートなど芳
香族ジカルボン酸のビス(β−ヒドロキシエチル)エス
テルから脱酢酸重縮合反応によって製造する方法。
−ジヒドロキシビフェニル、ハイドロキノンなどの芳香
族ジヒドロキシ化合物、無水酢酸、テレフタル酸などの
芳香族ジカルボン酸、ポリエチレンテレフタレ―トなど
のポリエステルのポリマ、オリゴマまたはビス(β−ヒ
ドロキシエチル)テレフタレートなど芳香族ジカルボン
酸のビス(β−ヒドロキシエチル)エステルとを脱酢酸
重縮合反応によって製造する方法。
ポリエステルや液晶ポリエステルアミドの重合触媒とし
て公知のものを使用することができる。
または液晶ポリエステルアミドは、ペンタフルオロフェ
ノール中で対数粘度を測定することが可能なものもあ
り、その際には0.1g/dlの濃度で60℃で測定し
た値で0.3以上が好ましく、0.5〜15.0dl/
gが特に好ましい。
よび/または液晶ポリエステルアミドの溶融粘度は10
〜20,000ポイズが好ましく、特に20〜10,0
00ポイズがより好ましい。
℃の条件で、ずり速度1,000(1/秒)の条件下で
高化式フローテスターによって測定した値である。
おいて、重合を完了したポリマを室温から20℃/mi
nの昇温条件で測定した際に観測される吸熱ピーク温度
(Tm1 )の観測後、Tm1 +20℃の温度で5分間保
持した後、20℃/minの降温条件で室温まで一旦冷
却した後、再度20℃/minの昇温条件で測定した際
に観測される吸熱ピーク温度(Tm2 )を指す。
よび/または液晶ポリエステルアミドの融点は、300
℃以上、350℃以下であることが好ましい。
ン化水素、硝酸、ホウ酸、リン酸、ピロリン酸、蟻酸、
炭素数1〜10のアルキルカルボン酸、シュウ酸、炭素
数1〜10のアルキレンジカルボン酸、安息香酸、ベン
ゼンスルホン酸、炭素数1〜20のアルキルベンゼンス
ルホン酸から選ばれた少なくとも1種以上の酸の金属塩
であって、かつ、非繊維状の金属塩である。なかでも硫
酸、リン酸、酢酸、安息香酸、ベンゼンスルホン酸の非
繊維状の金属塩が好ましく用いられる。一方、金属種に
ついてはリチウム、ナトリウム、カリウムなどのアルカ
リ金属、マグネシウム、カルシウム、バリウムなどのア
ルカリ土類金属が好ましく、より好ましくはアルカリ土
類金属である。さらに具体的には、硫酸カリウム、硫酸
マグネシウム、硫酸カルシウム、リン酸二水素ナトリウ
ム、リン酸水素ナトリウム、リン酸ナトリウム、酢酸ナ
トリウム、酢酸マグネシウム、安息香酸ナトリウム、安
息香酸マグネシウムなどが挙げられる。これらの金属塩
は実質的に結晶水を含まないことが好ましい。
スカ状でない金属塩のことであり、ここでは繊維状ある
いはウィスカ状とは線状物であって、繊維長/繊維径
(L/d)が約3以上のものをいう。金属塩が繊維状あ
るいはウイスカ状であったりするとポリマ中への分散が
不充分となり、本発明の目的を達成することができな
い。
ステル100重量部当り0.001〜5重量部、好まし
くは0.01〜3重量部であり、0.001重量部未満
では耐熱性を向上させる効果が不十分であり、5重量部
より多いときには機械的特性が低下するため好ましくな
い。
ポリエステルおよび/または液晶ポリエステルアミドの
重合完結後に加えることが必須である。具体的には重合
完結後の反応生成物に添加する方法、あるいは重合した
液晶ポリエステルおよび/またはポリエステルアミドを
反応缶から取り出した後に添加して溶融混練する方法な
どが挙げられる。溶融混練には公知の方法を用いること
ができ、たとえば、バンバリーミキサー、ゴムロール
機、ニーダー、単軸もしくは二軸押出機などを用い、2
00〜370℃の温度で溶融混練して組成物とすること
ができる。
(B)成分の融点以上の温度で液体として加えることが
できる。配合を低い温度で行う場合(B)成分を溶液と
して加えることも可能である。
させるために(C)亜リン酸、次亜リン酸、およびそれ
らの金属塩から選ばれた少なくとも1種以上の化合物を
加えることができる。
次亜リン酸金属塩が好ましく用いられる。なかでも次亜
リン酸金属塩が好ましく用いられる。
の金属種についてはリチウム、ナトリウム、カリウムな
どのアルカリ金属、マグネシウム、カルシウム、バリウ
ムなどのアルカリ土類金属が好ましく、より好ましくは
アルカリ土類金属である。さらに具体的には、次亜リン
酸カルシウム、次亜リン酸マグネシウム、次亜リン酸バ
リウム、次亜リン酸ナトリウム、次亜リン酸カリウムな
どが挙げられる。
ステル100重量部当り0.001〜5重量部、好まし
くは0.01〜3重量部である。
重合完結前でも、完結後でもよく、完結前と完結後の複
数回に分割して添加することもできる。具体的には重合
完結前あるいは完結後の反応生成物に添加することがで
き、また反応缶から取り出した後に溶融混練することも
できる。溶融混練には公知の方法を用いることができ、
たとえば、バンバリーミキサー、ゴムロール機、ニーダ
ー、単軸もしくは二軸押出機などを用い、200〜37
0℃の温度で溶融混練して組成物とすることができる。
でさらに(D)有機臭素化合物を加えることができる。
有機臭素化合物は、分子中に臭素原子を有するものであ
り、特に臭素含量20重量%以上のものが好ましい。具
体的には、デカブロモジフェニルエーテル、エチレンビ
ス−(テトラブロモフタルイミド)などの低分子量有機
臭素化合物、臭素化ポリカーボネート(例えば臭素化ビ
スフェノールAを原料として製造されたポリカーボネー
トオリゴマーあるいはそのビスフェノールAとの共重合
物)、臭素化エポキシ化合物(例えば臭素化ビスフェノ
ールAとエピクロルヒドリンとの反応によって製造され
るジエポキシ化合物や臭素化フェノール類とエピクロル
ヒドリンとの反応によって得られるモノエポキシ化合
物)、ポリ(臭素化ベンジルアクリレート)、臭素化ポ
リフェニレンエーテル、臭素化ビスフェノールA、塩化
シアヌルおよび臭素化フェノールの縮合物、臭素化ポリ
スチレン、架橋臭素化ポリスチレン、架橋臭素化ポリα
−メチルスチレン等のハロゲン化されたポリマーやオリ
ゴマーあるいは、これらの混合物が挙げられ、なかでも
エチレンビス−(テトラブロモフタルイミド)、臭素化
エポキシオリゴマーまたはポリマー、臭素化ポリスチレ
ン、架橋臭素化ポリスチレン、臭素化ポリフェニレンエ
ーテルおよび臭素化ポリカーボネートが好ましく、エチ
レンビス−(テトラブロモフタルイミド)、臭素化ポリ
スチレン、臭素化ポリカーボネートが特に好ましく使用
できる。上記の好ましい有機臭素化合物についてさらに
詳しく述べると、臭素化エポキシポリマーとしては下記
一般式(a)で表わされるものが好ましい。
は15以上、さらに好ましくは50〜80である。ま
た、臭素化ポリスチレンとしてはラジカル重合またはア
ニオン重合によって得られたポリスチレンを臭素化する
ことによって製造された重量平均分子量1×103 〜3
×105 の下記(b)式で表わされるもの、あるいは臭
素化スチレンモノマをラジカル重合またはアニオン重
合、好ましくはラジカル重合によって製造された(b)
または(c)式で表わされる臭素化スチレン単位を有す
るポリ臭素化スチレンなどが挙げられるが、とりわけ臭
素化スチレンモノマから製造した下記(c)式で示され
る構造単位を主要構成成分とする重量平均分子量1×1
03 〜3×105 のポリ臭素化スチレンが好ましい。
レンモノマ1個あたり、その芳香環に約2個の臭素原子
が置換反応により導入されたものが好ましく、二臭素化
スチレンの他に一臭素化スチレン、三臭素化スチレンな
どを含んでいてもよい。上記ポリ臭素化スチレンは二臭
素化スチレン単位を60重量%以上含有しているものが
好ましく、70重量%以上含有しているものがより好ま
しい。二臭素化スチレン以外に一臭素化スチレンおよび
/または三臭素化スチレンを40重量%以下、好ましく
は30重量%以下共重合したポリ臭素化スチレンであっ
てもよい。このポリ臭素化スチレンの重量平均分子量は
1×104 〜1.5×105 がより好ましい。重量平均
分子量が1×103 未満では、成形時の機械的特性、ハ
ンダ耐熱性の低下が大きく、3×105 より大きい場合
には、本願発明の組成物の流動性が不良となる傾向があ
る。なお、この重量平均分子量はゲル浸透クロマトグラ
フを用いて測定した値であり、ポリスチレン分子量基準
の相対値である。また、架橋臭素化ポリスチレンとして
は、ジフェニルベンゼンで架橋された多孔質ポリスチレ
ンを臭素化したポリスチレンが好ましい。臭素化ポリカ
ーボネートとしては、下記一般式(d)で表わされるも
のが好ましい。
し、p−t−フェニル基が最も好ましい。) 上記式(d)中の重合度nとしては4以上のものが好ま
しく、8以上のもの、とりわけ8〜25がより好ましく
使用できる。これらの有機臭素化合物(D)の添加量は
液晶ポリエステル100重量部当り、0.5〜30重量
部、好ましくは1〜20重量部である。
が好ましく、溶融混練には公知の方法を用いることがで
きる。たとえば、バンバリーミキサー、ゴムロール機、
ニーダー、単軸もしくは二軸押出機などを用い、200
〜370℃の温度で溶融混練して組成物とすることがで
きる。
および/または充填剤を添加することにより、機械的特
性、耐熱性をいっそう改善することができる。
合、その添加量は液晶ポリエステル100重量部に対し
て200重量部以下が好ましく、15〜150重量部が
特に好ましい。
および/または充填剤としては、ガラス繊維、炭素繊
維、芳香族ポリアミド繊維、チタン酸カリウム繊維、石
膏繊維、黄銅繊維、ステンレス繊維、スチール繊維、セ
ラミック繊維、ボロンウィスカー繊維、アスベスト繊
維、グラファイト、マイカ、タルク、シリカ、炭酸カル
シウム、ガラスビーズ、ガラスフレーク、ガラスマイク
ロバルーン、クレー、ワラステナイト、酸化チタン、二
硫化モリブデン等の繊維状、粉状、粒状あるいは板状の
無機フィラーが挙げられる。又、これらの強化剤および
/または充填剤についてもシラン系、チタネート系など
のカップリング剤、その他の表面処理剤で処理されたも
のを用いてもよい。
成物には、本発明の目的を損なわない程度の範囲で、酸
化防止剤および熱安定剤(たとえばヒンダードフェノー
ル、ヒドロキノン、亜リン酸エステル類およびこれらの
置換体など)、紫外線吸収剤(たとえばレゾルシノー
ル、サリシレート、ベンゾトリアゾール、ベンゾフェノ
ンなど)、滑剤および離型剤(モンタン酸およびその
塩、そのエステル、そのハーフエステル、ステアリルア
ルコール、ステアラミドおよびポリエチレンなど)、染
料(たとえばニトロシンなど)および顔料(たとえば硫
化カドミウム、フタロシアニン、カーボンブラックな
ど)を含む着色剤、可塑剤、帯電防止剤などの通常の添
加剤や他の熱可塑性樹脂を添加して、所定の特性を付与
することができる。
が好ましく、溶融混練には公知の方法を用いることがで
きる。たとえば、バンバリーミキサー、ゴムロール機、
ニーダー、単軸もしくは二軸押出機などを用い、200
〜370℃の温度で溶融混練して組成物とすることがで
きる。
押出成形、圧縮成形などの通常の成形に供することがで
き、各種成形品として電気・電子部品、精密部品、自動
車部品、具体的には、各種ギヤー、各種ケース、センサ
ー、LEDランプ、コネクター、ソケット、抵抗器、リ
レーケーススイッチコイルボビン、コンデンサー、バリ
コンケース、光ピックアップ、発振子、各種端子板、変
成器、プラグ、プリント配線板、チューナー、スピーカ
ー、マイクロフォン、ヘッドフォン、小型モーター、磁
気ヘッドベース、パワーモジュール、ハウジング、半導
体、液晶ディスプレー部品、FDDキャリッジ、FDD
シャーシ、HDD部品、モーターブラッシュホルダー、
パラボラアンテナ、コンピューター関連部品などに代表
される電気・電子部品;VTR部品、テレビ部品、アイ
ロン、ヘアードライヤー、炊飯器部品、電子レンジ部
品、音響部品、オーディオ・レーザーディスク・コンパ
クトディスクなどの音声機器部品、照明部品、冷蔵庫部
品、エアコン部品、タイプライター部品、ワードプロセ
ッサー部品などに代表される家庭、事務電気製品部品、
オフィスコンピューター関連部品、電話機関連部品、フ
ァクシミリ関連部品、複写機関連部品、洗浄用治具、オ
イルレス軸受、船尾軸受、水中軸受、などの各種軸受、
モーター部品、ライター、タイプライターなどに代表さ
れる機械関連部品、顕微鏡、双眼鏡、カメラ、時計など
に代表される光学機器、精密機械関連部品;オルタネー
ターターミナル、オルタネーターコネクター、ICレギ
ュレーター、ライトディヤー用ポテンショメーターベー
ス、排気ガスバルブなどの各種バルブ、燃料関係・排気
系・吸気系各種パイプ、エアーインテークノズルスノー
ケル、インテークマニホールド、燃料ポンプ、エンジン
冷却水ジョイント、キャブレターメインボディー、キャ
ブレタースペーサー、排気ガスセンサー、冷却水センサ
ー、油温センサー、ブレーキパットウェアーセンサー、
スロットルポジションセンサー、クランクシャフトポジ
ションセンサー、エアーフローメーター、ブレーキバッ
ト磨耗センサー、エアコン用サーモスタットベース、暖
房温風フローコントロールバルブ、ラジエーターモータ
ー用ブラッシュホルダー、ウォーターポンプインペラ
ー、タービンべイン、ワイパーモーター関係部品、デュ
ストリビュター、スタータースィッチ、スターターリレ
ー、トランスミッション用ワイヤーハーネス、ウィンド
ウオッシャーノズル、エアコンパネルスィッチ基板、燃
料関係電磁気弁用コイル、ヒューズ用コネクター、ホー
ンターミナル、電装部品絶縁板、ステップモーターロー
ター、ランプソケット、ランプリフレクター、ランプハ
ウジング、ブレーキピストン、ソレノイドボビン、エン
ジンオイルフィルター、点火装置ケースなどの自動車・
車両関連部品、その他各種用途に有用である。
る。
ドロキシビフェニル126重量部、テレフタル酸112
重量部、固有粘度が約0.6dl/gのポリエチレンテ
レフタレ−ト216重量部、無水酢酸960重量部を撹
拌翼、留出管を備えた反応容器に仕込み、次の条件で脱
酢酸重合を行った。
℃で5時間、250〜300℃で1.5時間反応させた
後、315℃、1時間で0.5mmHgに減圧し、更に1.
25時間反応させ、重縮合を完結させたところ、ほぼ理
論量の酢酸が留出し、下記の理論構造式を有する液晶ポ
リエステルを得た。
の試料台にのせ、昇温して光学異方性の確認を行った結
果、液晶開始温度は、293℃であり、良好な光学異方
性を示した。また、融点(Tm)は314℃であった。
この液晶ポリエステルの対数粘度(0.1g/dlの濃
度でペンタフルオロフェノ−ル中、60℃で測定)は
1.98dl/gであり、324℃、ずり速度1000
/秒での溶融粘度は780ポイズであった。
ン酸二水素ナトリウム0.5重量部、二臭素化ポリスチ
レンモノマを重合したポリ二臭素化スチレン(臭素含量
59%)10重量部および平均径10μm、平均長30
00μmのガラス繊維45重量部をリボンブレンダーで
混合後、30mmφの2軸押出機を用いて310℃で溶
融混練後ペレット化した。これを、住友ネスタール射出
成形機プロマット40/25(住友重機械工業(株)
製)に供し、シリンダー温度340℃で4分および30
分滞留させ、金型温度90℃の条件で曲げ試験片(1/
8”×1/2”×5”)を成形し、曲げ強度を測定し
た。また、これらの試験片をペンタフルオロフェノール
に溶解させ、不溶分をろ過した後、0.1g/dlの濃
度とし、60℃で対数粘度を測定した。これらの結果を
あわせて表1に示す。
酸カリウムを用いたこと以外は実施例1と同様に溶融混
練、成形し、曲げ強度および対数粘度の測定を行った。
これらの結果をあわせて表1に示す。
ロリン酸亜鉛を用いたこと以外は実施例1と同様に溶融
混練、成形し、曲げ強度および対数粘度の測定を行っ
た。これらの結果をあわせて表1に示す。
酸ナトリウムを用いたこと以外は実施例1と同様に溶融
混練、成形し、曲げ強度および対数粘度の測定を行っ
た、これらの結果をあわせて表1に示す。
重量部加えたこと以外は実施例1と同様に溶融混練、成
形し、曲げ強度および対数粘度の測定を行った。これら
の結果をあわせて表1に示す。
たこと以外は実施例1と同様に溶融混練、成形し、曲げ
強度および対数粘度の測定を行った。これらの結果をあ
わせて表1に示す。
に、さらにリン酸二水素ナトリウム6.4g(生成する
液晶ポリエステル100重量部に対して0.5重量部)
を加えたこと以外は同様に脱酢酸重合を行った。得られ
た液晶ポリエステルを比較例1と同様に溶融混練、成形
し、曲げ強度および対数粘度の測定を行った。これらの
結果をあわせて表1に示す。
膏繊維(硫酸カルシウム:L/d=30)を用いた以外
は実施例1と同様に溶融混練し、成形し、曲げ強度およ
び対数粘度の測定を行なった。これらの結果をあわせて
表1に示す。
造方法により得られた樹脂組成物は良好な機械的性質を
示し、滞留時の機械物性および対数粘度の低下が少なく
滞留安定性に優れている。また、実施例5より次亜リン
酸を添加することにより、さらに滞留安定性が向上して
いることがわかる。これに対して、比較例1の何も加え
なかったものは滞留安定性に劣っており、また比較例2
の重合完結前に(B)成分を加えたものについては初期
の機械物性が低下していることがわかる。
たものは滞留安定性が向上していないことがわかる。
れ、かつ良好な機械的性質および成形品外観を備えた耐
熱性に優れた樹脂組成物を得ることができる。
Claims (6)
- 【請求項1】(A)液晶ポリエステルおよび/または液
晶ポリエステルアミド100重量部に対して、(B)硫
酸、ハロゲン化水素、硝酸、ホウ酸、リン酸、ピロリン
酸、蟻酸、炭素数1〜10のアルキルカルボン酸、シュ
ウ酸、炭素数1〜10のアルキレンジカルボン酸、安息
香酸、ベンゼンスルホン酸、炭素数1〜20のアルキル
ベンゼンスルホン酸から選ばれた少なくとも1種以上の
酸の金属塩であって、かつ、非繊維状の金属塩0.00
1〜5重量部を(A)の重合完結後に添加することを特
徴とする樹脂組成物の製造方法。 - 【請求項2】樹脂組成物が、さらに(B)亜リン酸、次
亜リン酸、およびそれらの金属塩から選ばれた少なくと
も1種以上の化合物を、(A)液晶ポリエステルおよび
/または液晶ポリエステルアミド100重量部に対し
て、0.001〜5重量部含有するものであることを特
徴とする請求項1記載の樹脂組成物の製造方法。 - 【請求項3】樹脂組成物が、さらに(C)有機臭素化合
物を、(A)液晶ポリエステルおよび/または液晶ポリ
エステルアミド100重量部に対して、0.5〜30重
量部含有するものであることを特徴とする請求項1また
は2記載の樹脂組成物の製造方法。 - 【請求項4】樹脂組成物が、さらに強化剤および/また
は充填剤を、(A)液晶ポリエステルおよび/または液
晶ポリエステルアミド100重量部に対して、200重
量部以下含有するものであることを特徴とする請求項1
〜3のいずれか記載の樹脂組成物の製造方法。 - 【請求項5】(A)液晶ポリエステルおよび/または液
晶ポリエステルアミドがエチレンジオキシ単位を必須成
分として含有するものであることを特徴とする請求項1
〜4のいずれか記載の樹脂組成物の製造方法。 - 【請求項6】液晶ポリエステルが下記構造単位(I) 、(I
I)、(III) および (IV)からなり、構造単位[(I) +(I
I)]が[(I) +(II)+(III) ]の60〜95モル%、構
造単位(III) が[(I) +(II)+(III) ]の40〜5モル
%であり、構造単位(I)/(II)のモル比が75/25〜9
5/5であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
記載の樹脂組成物の製造方法。 【化1】 (ただし式中のR1 は 【化2】 から選ばれた1種以上の基を示し、R2 は 【化3】 から選ばれた1種以上の基を示す。ただし式中Xは水素
原子または塩素原子を示す。また構造単位(IV)は構造単
位[(II)+(III) ]と実質的に等モルである。)
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- 1995-10-09 JP JP26127495A patent/JP3564824B2/ja not_active Expired - Fee Related
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