JPH08163654A - 自動給油口カバー開口装置 - Google Patents

自動給油口カバー開口装置

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JPH08163654A
JPH08163654A JP30587794A JP30587794A JPH08163654A JP H08163654 A JPH08163654 A JP H08163654A JP 30587794 A JP30587794 A JP 30587794A JP 30587794 A JP30587794 A JP 30587794A JP H08163654 A JPH08163654 A JP H08163654A
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JP
Japan
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opening
refueling
lid
vehicle
cover
Prior art date
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JP30587794A
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English (en)
Inventor
Takakazu Mori
孝和 森
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給油装置の給油エリア内に進入した車両に燃
料を給油する際に給油口カバー(リッド)を自動的に開
口する。 【構成】 給油装置からのFM変調波を受信する受信部
と、受信した開口コードと予めROMに記憶した開口コ
ートとを比較判別するコード照合回路と、コードが一致
したときにリッドを開口するリッドソレノイドを駆動す
ためのリッドソレノイド駆動回路と、から基本的に構成
される。給油装置の開口コードと制御部にROMに格納
された自車の開口コードとが一致し(100)、キーが
オフ(102)、車速0(104)のときにリッドを開
口する。給油カバーが自動的に開口するので、ドライバ
が給油口カバーを開口する操作の煩わしさをなくするこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動給油口カバー開口装
置に係り、特に、自車両に給油するために自動的に給油
口カバーを開口する自動給油口カバー開口装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】給油所の給油装置には地上固定式と懸垂
式とがあるが、いずれの方式でも給油所の係員が手で給
油ガン(給油ノズル)を車両の給油口に挿入して給油し
ている。また、給油所にはガソリン、ハイオク、軽油等
の燃料油を各々個別に供給する複数の給油装置が設置さ
れており、給油を希望する車両は自車の油種を給油する
給油装置の給油エリア内に停車して燃料油の給油を受け
る。
【0003】近年、人件費の高騰とリッターあたりの価
格競争の激化等の問題を解消するために、給油所の係員
による給油操作なしで車両に給油できるオートマティッ
ク給油装置が開発されている(特開平3−256898
号公報参照)。
【0004】この給油装置では、ドライバが給油エリア
内に停車させ車内からの操作により給油口カバーを開口
した後、暗証番号、油種、給油口の位置等の各種データ
を記憶させたICカードを給油所のカードリーダに挿入
し、データ入力装置を操作すると、自動的に給油装置が
作動し自車両に給油を受けることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記給
油装置では、データ入力装置の操作前にドライバ自らが
給油口カバーを車内からの操作で開口しなければならな
い、という問題点があった。
【0006】また、通常車両には、各々定められた油種
又はドライバの好みによる油種が給油される。しかし、
ドライバの操作による給油では誤って異なる油種を給油
する、という問題点があった。
【0007】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、ドライバを煩わせることなく給油口
カバーを自動的に開口することができる自動給油口カバ
ー開口装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、給油所の給油装置の給油エリア
内で該給油装置から送信された給油口カバー開口信号を
受信して、自車両の給油口カバーの開口を指示する指示
手段と、前記指示手段からの指示により給油口カバーを
開口する開口手段と、を有することを特徴とする。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の指示手段が、前記給油口カバー開口信号に含まれる油
種と予め登録された油種とを比較判別し、一致したとき
に給油口カバーの開口を指示することを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1に記載の自動給油口カバー開口装置に
よれば、指示手段により給油所の給油装置の給油エリア
内で該給油装置から送信された給油口カバー開口信号が
受信され、自車両の給油口カバーの開口が指示される。
開口手段により指示手段の指示で給油口カバーの開口が
なされる。
【0011】このように、給油装置の給油エリア内に進
入した車両に燃料油を給油する際に給油口カバーが自動
的に開口するので、ドライバが給油口カバーを開口する
操作の煩わしさをなくすることができる。
【0012】請求項2に記載の自動給油口カバー開口装
置によれば、請求項1に記載の指示手段により、給油装
置から送信された信号に含まれる油種と予め登録された
油種とが比較判別され、一致したときに給油口カバーの
開口が指示される。
【0013】このように、予め登録された油種と給油装
置の油種とを比較して一致したときのみ給油口カバーを
開口するので、給油時の混油を防止することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る自動給油口カバー開口装
置の第1実施例について、図1乃至図4を参照して説明
する。
【0015】図1(A)に示すように、給油装置20は
地上に固定され、図示しない給油ガン(給油ノズル)を
介して給油エリア内に停車した車両に所定の油種の燃料
油を給油することができる。この給油エリアは給油装置
20の前方約2m程度の限られた領域である。また、給
油装置20にはFM変調波を給油エリア内に常時送信す
る送信器10が設けられている。
【0016】図1(B)に示すように、この送信器10
は、FM変調回路16に接続された搬送波発生回路1
2、コード発生回路14及び送信アンテナ18から構成
されている。送信器10は、搬送波発生回路12で水晶
振動子により作られた例えば約63MHzの安定した搬
送波を、コード発生回路14で発生した車両の給油口カ
バー(以下、リッドという。)を開口するための矩形波
のコードにより、FM変調回路16でFM変調し、フラ
ット状の送信アンテナ18を介して給油エリア内に微弱
電波を出力する。
【0017】一方、図示しない車両には、図2に示す自
動給油口カバー開口装置100が搭載されている。この
自動給油カバー開口装置100は、リッド80を開口制
御するためのリッドコントロール30を有している。リ
ッドコントロール30には、バス74を介して接続され
たCPU34、ROM36、RAM38及びI/Oイン
ターフェイス32が設けられている。
【0018】I/Oインターフェイス32は、リッドソ
レノイド50を駆動するリッドソレノイド駆動回路40
及びブザー52を鳴らすためのブザー回路42に接続さ
れている。リッドソレノイド駆動回路40はリッド80
を磁力で開口するリッドソレノイド80に接続され、ブ
ザー回路42はブザー52に接続されている。
【0019】また、I/Oインターフェイス32は受信
部56に接続されており、上述したCPU34の指示に
より受信部56をオン、オフいずれかの状態に制御可能
である。受信部56は、FM変調波を増幅する増幅回路
24と、増幅回路24に接続されFM変調波から開口コ
ードを復調するFM検波回路26と、FM検波回路に接
続され復調された開口コードの波形を矩形波に整形する
波形整形回路28と、からなる。増幅回路24は受信ア
ンテナ22に接続されている。この受信アンテナ22と
しては、車両のリアウインドウに熱線をプリントしたリ
アウインドウデフォッガを利用することができ、本実施
例ではリアウインドウデフォッガを受信アンテナ22と
している。一方、波形整形回路28は、I/Oインター
フェイス32に接続されている。
【0020】更に、本実施例のI/Oインターフェイス
32には、速度信号を検知するための速度センサ44、
キースイッチのオンオフを検知するためのキーセンサ4
6及びリッド80の開閉状態を検知するためのリッドセ
ンサ48が接続されている。
【0021】なお、I/Oインターフェイス32には、
受信した開口コードとROM36に予め格納されている
開口コードとが一致するか否かを判別するコード照合回
路32及び所定時間をカウントする図示しないタイマ回
路32Bが含まれている。
【0022】次に、本実施例の作用について説明する。
図3はリッド開口処理ルーチンを示したものである。な
お、給油装置20の送信アンテナ18からは、常時、微
弱なFM変調波が送信されており、給油エリア内に車両
が進入すると自動給油口カバー開口装置100はFM変
調波を受信することが可能となる。
【0023】まず、ステップ101では、所定周波数の
FM変調波を受信するまで待機し、FM変調波を受信し
たと判断すると、次のステップ102へ進む。ステップ
102では、受信したFM変調波に含まれる開口コード
とROM36に予め格納されている開口コードとが一致
するか否かを判断する。否定判断されたときはステップ
114に進む。一方、肯定判断されたときは、次のステ
ップ104において、車両のキーがオフ状態か否かを判
断する。否定判断されたときは、ステップ114に進
む。一方、肯定判断されたときは、次のステップ106
において、車速が0か否か、すなわち車両が停止してい
るか否かを判断する。肯定判断されたときは、次のステ
ップ108へ進む。これにより、車両が確実に停止して
からリッド80は開口される。一方、否定判断されたと
きは、処理ルーチンによる動作は終了し、再度ステップ
102からの処理ルーチンが開始される。
【0024】次にステップ108では、給油所の係員に
より停車前にリッド80が開口される場合があるので、
リッド80が開口されているか否かを判断する。肯定判
断されたときは、ステップ112に進む。一方、否定判
断されたときは、リッドソレノイド駆動回路40を作動
させる。これにより、リッドソレノイド50が駆動しリ
ッド80が開口する。
【0025】次のステップ112では、受信をオフ状態
にして開口処理ルーチンの動作は終了する。
【0026】ステップ114では、リッド80が閉口さ
れているか否かを判断する。否定判断されたときは、ブ
ザー回路42を駆動しブザー52を鳴らす。これによ
り、コードが照合できなかったとき又はキーがオン状態
のときに、リッド80が開口していることをドライバに
警告することができる。一方、肯定判断されたときは、
処理ルーチンによる動作は終了する。
【0027】次に、給油後の処理ルーチンについて図4
を参照して説明する。なお、リッドは給油後手動で閉口
される。
【0028】まず、ステップ120では、リッド80が
閉口されているか否かを判断する。否定判断されたとき
は、まだ給油中であるので、処理ルーチンの動作は終了
する。一方、肯定判断されたときは、次のステップ12
6において、車両のキーがオフか否かを判断する。肯定
判断されたときは、給油中と判断され、処理ルーチンの
動作は終了する。一方、否定判断されたときは、次のス
テップ128においてタイマを作動させる。このタイマ
の時間としては、車両が給油所を離れるのに十分な時間
が設定される。
【0029】次のステップ130では、受信をオン状態
にして、給油後の処理ルーチンの動作は終了する。
【0030】このように本実施例によれば、給油エリア
内に進入した車両に燃料油を給油する際にリッド80を
自動的に開口することができる。従って、ドライバがリ
ッド80を開口する操作の煩わしさをなくすることがで
きる。また、車両が給油エリア内に停車すると直ちにリ
ッド80が開口するので、給油所での混雑防止に役立
つ。
【0031】また、リアウインドウデフォッガを受信ア
ンテナ22としているので、リアウインドウデフォッガ
とは別に受信アンテナを設ける必要をなくすることがで
きる。
【0032】更に、送信アンテナ18から送信されるF
M変調波は微弱電波であり給油装置の給油エリア内しか
届かないので、隣に設置した別油種の給油装置が送信す
るFM変調波との混信を防止することができる。
【0033】なお、本実施例ではFM電波で送受信を行
ったが、FM電波に代えて超音波、赤外線又は光(例え
ば、直線偏向された光線)等により送受信を行ってもよ
い。
【0034】また、本実施例ではリッド80を開口する
アクチュエータとしてソレノイドを使用したが、ソレノ
イドに代えてリニアモータ等のアクチュエータも使用可
能である。
【0035】更に、地上固定式の給油装置について説明
したが、懸垂式の給油装置でもよい。
【0036】また、送信アンテナ18はフラット状のア
ンテナとしたが、ロッド状のアンテナとしてもよい。
【0037】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。この第2実施例は、給油装置が送信する油種コード
と自車の油種コードとが一致したときに、リッドを開口
するものである。なお、第2実施例の給油装置の構成
は、発振器10のコード発生回路14が給油装置20の
油種コードを発生する点を除き、図1に示したものと同
じである。また、図5に示すように、自動給油口カバー
開口装置の構成は、ROM37に自車の油種コードが格
納されている点、ブザー回路43がブザー52に2種類
のブザー音を鳴らせることができる点及びI/Oインタ
ーフェイス32に、マニュアル操作でリッド80の開口
を許可するリッドオープナスイッチ54が接続され、速
度センサ44は接続されていない点を除き、図2に示し
たものと同じである。
【0038】次に、本実施例の作用について説明する。
図6は第2実施例のリッド開口処理ルーチンを示したも
のである。なお、送信アンテナ18からは、常時、微弱
なFM変調波が送信されており、給油エリア内に車両が
進入すると給油口カバー開口装置はFM変調波を受信す
ることが可能となる。
【0039】まず、ステップ139では、所定周波数の
FM変調波を受信するまで待機し、FM変調波を受信し
たと判断すると、次のステップ140へ進む。ステップ
140では、リッドオープナスイッチ54がオンか否か
を判断する。否定判断されたときは、リッド80の開口
許可がないので、そのまま開口処理ルーチンの動作は終
了する。これにより、給油エリア内に車両が進入しても
ドライバが希望しないときはリッド80を閉口状態のま
まにすることができる。一方、肯定判断されたときは、
次のステップ142において、給油装置の油種コードと
自車の油種コードが一致するか否かを判断する。否定判
断されたときは、ステップ154でブザー52を鳴ら
す。このブザー音は例えばピー、ピー、ピーと長めのも
のであり、油種が異なることをドライバに報知すること
ができる。一方、ステップ142で肯定判断されたとき
は、次のステップ144において自車のキーがオフ状態
か否かを判断する。否定判断されたときは、ステップ1
56に進む。一方、肯定判断されたときは、次のステッ
プ146において、リッド80が開口しているか否かを
判断する。肯定判断されたときは、ステップ150に進
む。一方、否定判断されたときは、次のステップ148
においてリッド80を開口するためにリッドソレノイド
駆動回路40を駆動する。次にステップ150において
受信をオフ状態にして、本処理ルーチンの動作は終了す
る。
【0040】ステップ156では、リッド80が閉口し
ているか否かを判断する。肯定判断されたときは、その
まま処理ルーチンの動作は終了する。一方、否定判断さ
れたときは、次のステップ158でブザー52を鳴らし
処理ルーチンの動作は終了する。このブザー音は例えば
ピィ、ピィ、ピィと短めのものであり、キーオン状態で
リッド82が開口していることをドライバに警告するこ
とができる。
【0041】なお、給油後の処理ルーチンは、図4に示
したものと同じである。このように第2実施例によれ
ば、給油装置の油種とROM37に格納された自車の油
種とが一致したときのみリッド80を開口するので、給
油時の混油を防止することができる。
【0042】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。この第3実施例は、車両のマスターキー自体が送信
器でありマスターキーが送信する油種コードと給油装置
の油種コードとが一致したときに、給油装置の給油ガン
のロックを解除するものである。
【0043】図7に示したように、マスターキー82は
キー部82Aとグリップ部82Bとからなる。グリップ
部82BにはFM変調波を送信するための送信スイッチ
73が設けられており、送信スイッチ73が押下された
ときのみ自車両の油種コードの送信が可能である。
【0044】図8に示すように、マスターキー82のグ
リップ部82B内には、水晶振動子により例えば約63
MHzの安定した搬送波を作り出す搬送波発生回路94
と、自車の油種コードを発生するコード発生回路92
と、搬送波発生回路94とコード発生回路92とに接続
されコード発生回路92で発生したコードを搬送波発生
回路92で発生した搬送波に乗せてFM変調するFM変
調回路96と、が設けられ、FM変調回路96は送信ア
ンテナとしてのキー部82Aに接続されている。
【0045】一方、給油装置58には、給油ガンをロッ
ク又はロックを解除するための給油ガンロック・アンロ
ック装置90とコントロール60とが設けられている。
【0046】図9に示すように、コントロール60は、
マスターキー82からのFM変調波を受信し給油ガンロ
ック・アンロック装置90のロックを解除するためのロ
ックコントロール部72と、車両のリッドを開口するた
めの開口コードを送信する送信部71と、から構成され
ている。
【0047】ロックコントロール部72は、マスターキ
ー82から送信されたFM変調波を受信するためのフラ
ット状の受信アンテナ23と、受信アンテナ23に接続
され受信したFM変調波を増幅する増幅回路24と、増
幅回路24に接続されFM変調波から油種コードを復調
するFM検波回路26と、FM検波回路26に接続され
復調された油種コードの波形を矩形波に整形する波形整
形回路28と、を含む。
【0048】また、ロックコントロール部72は、波形
整形回路28から出力された油種コードと自車の油種コ
ードとを比較するコード比較回路62(CPU、ROM
等を含む。)と、コード比較回路62から一致信号が出
力されたときに給油ガン・ロックアンロック・ソレノイ
ド66を駆動するための給油ガン・ロックアンロック・
ソレノイド駆動回路64と、を有する。給油ガンロック
・アンロック・ソレノイド駆動回路64は給油ガン・ロ
ックアンロック・ソレノイド66に接続されており、給
油ガンロック・アンロック装置90は給油ガン・ロック
アンロック・ソレノイド66が駆動することによりロッ
クが解除され給油可能な状態となる。また、給油ガンロ
ック・アンロック装置90はロック状態を検出するため
のロックセンサ68を備え、ロックセンサ68はコード
比較回路62に接続されている。
【0049】なお、コントロール60の送信部71は、
図1(B)に示した構成と同じである。
【0050】一方、車両の自動給油口カバー開口装置の
構成は図2に示したものと同じである。なお、マスター
キー82から送信されるFM変調波の波長と送信部71
から送信されるFM変調波の波長は異なり、マスターキ
ー82から送信されたFM変調波を給油口カバー開口装
置が受信したり、送信部71から送信されたFM変調波
をロックコントロール72が受信しないようになってい
る。
【0051】上記構成によれば、ドライバは給油装置5
8の給油エリア内に車両を停車させてキーをオフ状態に
した後、マスターキー82を引き抜きコントロール60
に向けて送信スイッチ72を押下することにより、給油
ガンロック・アンロック装置90のロックを解除するこ
とができる。一方、給油装置58の油種と自車の油種が
一致しないときには、給油ガンロック・アンロック装置
90のロックは解除されない。このため、給油時の混油
を避けることができる。
【0052】このように第3実施例によれば、自車の油
種と一致する油種を供給する給油装置のみ給油ガンロッ
ク・アンロック装置のロックが解除されるので、異なる
油種の給油を防止することができる。
【0053】なお、送信部71及び自動給油口カバー開
口装置を第2実施例と同じにすれば、油種が異なるとき
はリッド80も開口しないので、確実に給油時の混油を
防止することが可能となる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、給油装置の給油エリア内に進入した車両に燃料
油を給油する際に給油口カバーが自動的に開口するの
で、ドライバが給油口カバーを開口する操作の煩わしさ
をなくすることができる、という効果を得ることができ
る。
【0055】また、請求項2の発明によれば、予め登録
された油種と給油装置の油種とを比較して一致したとき
のみ給油口カバーを開口するので、給油時の混油を防止
することができる、という効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は第1実施例の給油装置の概念を示す概
念図、(B)は給油装置に設けられた送信器の回路構成
を示すブロック図である。
【図2】第1実施例の自動給油口カバー開口装置のブロ
ック図である。
【図3】第1実施例のリッドを開口する動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】第1実施例の給油後の動作を示すフローチャー
トである。
【図5】第2実施例の自動給油口カバー開口装置のブロ
ック図である。
【図6】第2実施例のリッドを開口する動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】第3実施例の給油装置及びマスターキーの概念
を示す概念図である。
【図8】第3実施例のマスターキーの回路構成を示すブ
ロック図である。
【図9】第3実施例のコントロールのブロック図であ
る。
【符号の説明】
34 CPU(指示手段) 40 リッドソレノイド駆動回路(開口手段) 50 リッドソレノイド(開口手段) 56 受信部(指示手段) 80 リッド(給油口カバー)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給油所の給油装置の給油エリア内で該給
    油装置から送信された給油口カバー開口信号を受信し
    て、自車両の給油口カバーの開口を指示する指示手段
    と、 前記指示手段からの指示により給油口カバーを開口する
    開口手段と、 を有することを特徴とする自動給油口カバー開口装置。
  2. 【請求項2】 前記指示手段は、前記給油口カバー開口
    信号に含まれる油種と予め登録された油種とを比較判別
    し、一致したときに給油口カバーの開口を指示すること
    を特徴とする請求項1に記載の自動給油口カバー開口装
    置。
JP30587794A 1994-12-09 1994-12-09 自動給油口カバー開口装置 Pending JPH08163654A (ja)

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