JPH0815890B2 - 選果施設における秤量箱詰部への果実供給装置 - Google Patents

選果施設における秤量箱詰部への果実供給装置

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JPH0815890B2
JPH0815890B2 JP1113504A JP11350489A JPH0815890B2 JP H0815890 B2 JPH0815890 B2 JP H0815890B2 JP 1113504 A JP1113504 A JP 1113504A JP 11350489 A JP11350489 A JP 11350489A JP H0815890 B2 JPH0815890 B2 JP H0815890B2
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belt conveyor
belt
conveyor
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fruit
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瑛 田中
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、選果施設における秤量箱詰部への果実供
給装置に関する。
〔従来技術及び発明が解決しようとする課題〕
選果施設において、選別果実を所定重量毎に空ダンボ
ール箱に詰めるために、秤量機上の当該空箱への供給コ
ンベアとして、巾広の大出し用ベルトコンベアと、巾狭
の小出し用ベルトコンベアとを並設して、所定重量近く
までは(例えば15kg詰めにおいて14.5kg)、両ベルトコ
ンベアで果実を供給し、残り僅かの分は大出し用ベルト
コンベアによる供給を遮断して、小出し用ベルトコンベ
アのみの供給によって、微量供給に切替えるものとして
いる。
ところが、このような形態では、一時期に選別果実の
量が集中したときには、小出しベルトコンベアによる微
量供給を統制できないで、規定重量を超えて箱詰めされ
ること、即ち、精度のばらつきを生じ易い。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、選別コンベア4からの分級果実を受けて
秤量箱詰部19へ向けて移送する左右の引出ベルトコンベ
ア9a,9bの終端側に、これらの引出ベルトコンベア9a,9b
に対して略直交する方向に方向変換して移送すべく搬送
方向上手に小出し用ベルトコンベア10aを、搬送方向下
手に大出し用ベルトコンベア10bを設け、小出し用ベル
トコンベア10aが上位で大出し用ベルトコンベア10bが下
位となり、かつこれらの終端部が秤量箱詰部19の空箱上
にのぞむよう配設し、上記引出ベルトコンベアの一方9a
と大出し用ベルトコンベア10bとを停止させて微量供給
状態に移る切替手段を有する選果施設における秤量箱詰
部への果実供給装置の構成とする。
〔発明の作用及び効果〕
引出ベルトコンベア9a,9bの終端部から供給される分
級後の被選別物は、そのすべて又はその一部が、一旦小
出し用ベルトコンベア10a上に載り、この小出し用ベル
トコンベア10aに載りきらない過剰のものは小出し用ベ
ルトコンベア10aを横切ってやや低い位置にある大出し
用ベルトコンベア10b面に達して移送されることとな
る。
そして、いずれのベルトコンベア10a、10bに載せられ
た被選別物もその移送作用を受けて案内シュート等を経
て秤量箱詰部19で待機する箱内に供給されることとな
る。
秤量箱詰部19からの計量信号によって、計量値が予め
設定した所定値になると、引出コンベアのうちの一方の
ベルトコンベア9a、及び大出し用ベルトコンベア10bが
停止し、被選別物の箱内への供給が微量供給状態に切替
られる。即ち、引出ベルトコンベアのうち他方のベルト
コンベア9bが駆動されるのみであるから、この引出ベル
トコンベアで引き出される被選別物は半減し、然も、小
出ベルトコンベア10a面を越えてそれより低い位置の大
出ベルトコンベア10bに面に達した過剰の被選別物は停
止している大出ベルトコンベア10b面で待機し、小出し
ベルトコンベア10aのみからの供給によって箱内への供
給が行われるものであるから、被選別物の1個宛供給も
可能となって重量の変動が徐々であり、規定重量計量の
ばらつきを少なくさせることができる。
特にこの発明では、小出し用ベルトコンベア10aが搬
送方向上手にあり、大出し用ベルトコンベア10bが搬送
方向下手にあるために、微量供給状態時にあっても被選
別物は小出し用ベルトコンベア10bに確実に受け継がれ
ることになる。
〔実施例〕
この発明の一実施例を図面に基づき説明する。
図は例えば被選別物としての馬鈴薯の選別施設を示
し、第1図において、1は荷受部、2は等級評価員によ
る等級選別部、3は整列供給部、4は選別コンベアであ
る。この選別コンベア4の始端側には、CCDカメラのよ
うな形状検出器6を設け、かつこのコンベア4の途中部
から排出部にわたり分級排出部としての引出移送コンベ
ア7,7…を配設している。
上記引出移送コンベア7は、分級排出される被選別物
の全部を受けて移送する第1のベルトコンベア8と、こ
れらを振り分けて移送すべく左右略同巾に構成する第2
のベルトコンベア9a,9bとからなる。この引出ベルトコ
ンベア9a,9bは、夫々別の駆動モータ(図示せず)によ
って駆動される構成であり、一方のベルトコンベア9a
は、後記のように選別作業途中で駆動・停止制御される
構成である。
上記の引出ベルトコンベア9a,9bの移送終端部側に
は、これらベルトコンベア9a,9bに対して略直交する方
向に方向変換して移送すべく前後に小出し用ベルトコン
ベアと大出し用ベルトコンベア10a,10bを設ける。これ
らは中間部下面にラグ11を形成した平ベルト形態の無端
帯12a,12bで構成され、前後のプーリ13a,13b,14a,14b、
駆動モータ15a乃至15bの出力プーリ16a,16bに連動連結
する駆動プーリ17a,17b、及びテンションプーリ18a,18b
の間に巻き掛けされるものであり、小出し用ベルトコン
ベア10aの移送面は引出ベルトコンベア9a,9bの移送面よ
り高さLだけ低く、かつ大出し用ベルトコンベア10bの
移送面はこの小出し用ベルトコンベア10aの移送面より
もやや低くl(l<L、例えばlは約40〜50mm)設定さ
れるものである。
又、小出し用ベルトコンベア10aの移送速度は、大出
し用ベルトコンベア10bのそれよりも遅い速さに設定さ
れて、両者は略同巾でありながら単位時間当りの移送量
が異なるように構成している。
19は上記ベルトコンベア10a,10bの終端側に設ける秤
量箱詰部であって、台秤20と、空箱を受ける姿勢と被選
物別物の供給を受ける傾斜姿勢とに上部支点Pまわりに
回動すべく切り替わるL時箱支持枠21等からなる。上記
ベルトコンベア10a,10bの終端部側には案内シュート22
を有し、フラップの起立した空箱が傾斜上昇すると箱内
空間にのぞみうる構成としている。
23は配函コンベアで、空箱を順次移送し、計量箱詰部
19の箱への規定量(例えば15kg)充填の計量信号を受け
ることによる押出アーム24の作動によってこの計量箱詰
部19側に順次繰出すものであり、被選別物を規定量充填
された箱は空箱の押出作用を受けて搬出コンベア25側に
送り出される。26,26は転回用ローラ、27は製品コンベ
アである。
28はコントローラで、前記形状検出器6の検出情報を
受けて検出選別物が予め設定した階級のうちいずれの階
級に属するかを比較判定しながら、所定階級に移行する
と、分級部の作動機構に分級指令信号を送出し、又、こ
のコントローラ28は秤量箱詰部19からの計量信号を受け
るもので、規定箱詰重量よりも僅かに少ない充填重量を
もって微量供給切替えすべく、微量切替え信号を出力
し、引出ベルトコンベア9a及び大出し用ベルトコンベア
10bを停止状態とさせる構成である。尚、予め設定した
規定重量に達すると、第1の引出ベルトコンベア8を残
して他のベルトコンベア9a,9b及び10a,10bは一時停止制
御される構成である。又、この規定重量信号を受けて、
秤量箱詰部19のL型箱支持枠21の箱が次の空箱との連携
動作によって繰出制御される構成としている。
上例の作用について説明する。
荷受された馬鈴薯は、等級選別部2において等級評価
員により外観検査され秀・優等の等級別に選り分けられ
る。この分けられた状態を維持しながら次段の整列供給
部3では一列に揃えられる。
上記の馬鈴薯は選別コンベア4に供給されるが、その
始端側にある形状検出器6によって外径形状が検出され
る。各馬鈴薯毎に検出された検出信号は図外のコントロ
ーラ28に入力され、どの分級排出部に動作信号を出力す
べきかを演算し、選別コンベア4からの排出機構を動作
させる。
選別コンベア4からの馬鈴薯は、第1の引出ベルトコ
ンベア8に受けられて移送され、略同量が左右の第2ベ
ルトコンベア9a,9bに受け継がれる。秤量箱詰部19に傾
斜姿勢で待機する箱内に、予め設定した所定重量(例え
ば14.5kg)の馬鈴薯が投入されていない場合には、これ
らベルトコンベア9a,9bを各別に駆動する図外の駆動モ
ータの両方は、駆動信号を継続して受け、ベルトコンベ
ア9a,9bの両者は馬鈴薯を移送しうる。
上記所定重量に達しないままでの間は、駆動モータ15
a及び15bの両方も駆動状態にあり、小出し用ベルトコン
ベア10a及び大出し用ベルトコンベア10bも共に駆動され
ている。従って、第2の引出ベルトコンベア9a,9b終端
部から供給される馬鈴薯はそのすべてが一旦小出し用ベ
ルトコンベア10a上に至って移送されようとし、過剰の
ものは該コンベア10aを横切ってやや低い位置にある大
出し用ベルトコンベア10b面に達して移送されることと
なる。いずれのコンベア10a,10b面に乗せられた馬鈴薯
もその移送作用を受け、やがては案内シュート22を経て
待機する箱内に供給されることとなる。
秤量箱詰部19からの計量信号は随時コントローラ28に
出力されており、この計量値が予め設定した所定値14.5
kgを出力すると、第2引出コンベアのうちのベルトコン
ベア9a、及び大出し用ベルトコンベア10bが停止し、馬
鈴薯の箱内への供給は微量供給状態に切り替わる。即
ち、第2の引出ベルトコンベアのうちベルトコンベア9b
が駆動されるのみであるから、引き出される馬鈴薯は半
減し、然も移送速度の遅い小出しベルトコンベア10aか
らの供給によって箱内供給を行わせるものとなるから、
馬鈴薯の1個宛供給も可能となって重量の変動が徐々で
あり、規定重量15kgのばらつきを少なくさせる。尚、小
出しベルトコンベア10a面を超えて低い位置の大出しベ
ルトコンベア10b面に達した過剰物は、当該ベルトコン
ベア10b面で待機するものである。
上記の規定重量15kgに達すると、秤量箱詰部19の箱支
持枠21は元の位置に復帰し、この規定量に馬鈴薯を充填
した箱は押出アーム24の作用によって繰り出される空箱
に押されて搬出コンベア25上に移される。次の空箱は箱
支持枠21に設置され傾斜姿勢となって待機するものであ
る。
第8図〜第10図は別実施例を示し、このうち第8図
(イ)(ロ)は、引出ベルトコンベア9aで移送される被
選別物の全部及び9bで移送されるものの一部を受けて大
出し用ベルトコンベア10bに案内する案内シュート29を
設けたもので、小出し用ベルトコンベア10aに乗る被選
別物の量を少なくし、該コンベア10aによる微量供給を
確実ならしめて秤量精度の向上をはかるものである。
第9図(イ)(ロ)は、小出しベルトコンベア10aの
ベルト巾を大出し用ベルトコンベア10bのベルト巾に比
して巾狭に構成したもので、被選別物が偏平の場合に適
用できる。即ち、偏平果実等は転動し難く引出ベルトコ
ンベア9a,9bから小出し用ベルトコンベア10aに移るもそ
の転動によって過剰果実等の大出し用ベルトコンベア10
b側への移行が円滑でないが、上記構成によって、当該
移行を多くし、小出し用ベルトコンベア10a面での停滞
による微量供給の増大を防止できるものである。
第10図(イ)(ロ)は、引出ベルトコンベア9aと大出
し用ベルトコンベア10b,引出ベルトコンベア9bと小出し
用ベルトコンベア10aを夫々対応させた構成とし、引出
ベルトコンベア9aからの小出し用ベルトコンベア10aへ
の乗り移りをなくして該コンベア10aによる移送量の増
大をなくするものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示し、第1図乃至第7図は第1
実施例を示すもので、第1図は全体平面図、第2図はそ
の一部の平面図、第3図はその正面図、第4図はその側
面図、第5図は要部の拡大側面図、第6図は要部の拡大
正断面図、第7図(イ)(ロ)は作用の概要を示す平面
図及び側面図、第8図は第2実施例を示す平面図及び側
面図、第9図(イ)(ロ)は第3実施例を示す平面図及
び側面図、第10図(イ)(ロ)は第4実施例を示す平面
図及び側面図である。 図中、1は荷受部、2は等級選別部、3は整列供給部、
4は選別コンベア、6は形状検出器、7は引出移送コン
ベア、8は第1のベルトコンベア、9a,9bは第2のベル
トコンベア、10aは小出し用ベルトコンベア、10bは大出
し用ベルコンベア、19は秤量箱詰部、20は台秤、23は配
函コンベア、25は搬出コンベア、27は製品コンベア、28
はコントローラを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】選別コンベア4からの分級果実を受けて秤
    量箱詰部19へ向けて移送する左右の引出ベルトコンベア
    9a,9bの終端側に、これらの引出ベルトコンベア9a,9bに
    対して略直交する方向に方向変換して移送すべく搬送方
    向上手に小出し用ベルトコンベア10aを、搬送方向下手
    に大出し用ベルトコンベア10bを設け、小出し用ベルト
    コンベア10aが上位で大出し用ベルトコンベア10bが下位
    となり、かつこれらの終端部が秤量箱詰部19の空箱上に
    のぞむよう配設し、上記引出ベルトコンベアの一方9aと
    大出し用ベルトコンベア10bとを停止させて微量供給状
    態に移る切替手段を有する選果施設における秤量箱詰部
    への果実供給装置。
JP1113504A 1989-05-01 1989-05-01 選果施設における秤量箱詰部への果実供給装置 Expired - Lifetime JPH0815890B2 (ja)

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