JPH08158472A - Rc構造物の施工法 - Google Patents
Rc構造物の施工法Info
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- JPH08158472A JPH08158472A JP29821494A JP29821494A JPH08158472A JP H08158472 A JPH08158472 A JP H08158472A JP 29821494 A JP29821494 A JP 29821494A JP 29821494 A JP29821494 A JP 29821494A JP H08158472 A JPH08158472 A JP H08158472A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 施工工程のうち、現場作業の配筋から型枠解
体までのコンクリート工事のほとんどを省略し、PC部
材を組立て、隙間における鉄筋の接合とモルタル注入だ
けで一般ビルを施工できる。 【構成】 PC柱部材相互はほぞ接合とするとともに衝
合する埋込み金物2間に外側から継手板22を当て、この
継手板22と埋込み金物2とを通しボルト23とナットによ
り締結し、PC柱部材と第1のPC梁部材、およびPC
柱部材と第2のPC梁部材は、これら第1のPC梁部
材、第2のPC梁部材の端を梁受けブラケット9に載置
し、梁端部の継手筋18と柱からの梁主筋10の端を接合
し、局部型枠をセットして隙間に無収縮モルタル24を充
填し、第1のPC梁部材とPC床版は、スラブ受け金物
の上にPC床版端部を載置し、継手筋同士を接合して、
隙間に無収縮モルタルを充填し、第2のPC梁部材とP
C床版は、受け金物にPC床版端部を載置し、PC床版
の継手筋と前記梁側から突出するスラブ筋とを接合し、
隙間に無収縮モルタルを充填する。
体までのコンクリート工事のほとんどを省略し、PC部
材を組立て、隙間における鉄筋の接合とモルタル注入だ
けで一般ビルを施工できる。 【構成】 PC柱部材相互はほぞ接合とするとともに衝
合する埋込み金物2間に外側から継手板22を当て、この
継手板22と埋込み金物2とを通しボルト23とナットによ
り締結し、PC柱部材と第1のPC梁部材、およびPC
柱部材と第2のPC梁部材は、これら第1のPC梁部
材、第2のPC梁部材の端を梁受けブラケット9に載置
し、梁端部の継手筋18と柱からの梁主筋10の端を接合
し、局部型枠をセットして隙間に無収縮モルタル24を充
填し、第1のPC梁部材とPC床版は、スラブ受け金物
の上にPC床版端部を載置し、継手筋同士を接合して、
隙間に無収縮モルタルを充填し、第2のPC梁部材とP
C床版は、受け金物にPC床版端部を載置し、PC床版
の継手筋と前記梁側から突出するスラブ筋とを接合し、
隙間に無収縮モルタルを充填する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般事務所ビル等のR
C(鉄筋コンクリート)構造物の施工法に関するもので
ある。
C(鉄筋コンクリート)構造物の施工法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般にRC構造物の施工工程は、配筋、
型枠組立て、コンクリート打設、コンクリート養生、そ
して型枠解体へと進む。
型枠組立て、コンクリート打設、コンクリート養生、そ
して型枠解体へと進む。
【0003】このような工程を少なくするため、従来よ
り一般ビル、マンションなどでは、RC構造物の一部に
PC部材やPC版を用いた例は数多くある。
り一般ビル、マンションなどでは、RC構造物の一部に
PC部材やPC版を用いた例は数多くある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらPC部材やPC
版はいずれもRC構造物の一部に補助的に用いられるも
ので、PC床版、梁の一部などに例が見られる。
版はいずれもRC構造物の一部に補助的に用いられるも
ので、PC床版、梁の一部などに例が見られる。
【0005】しかしながら、柱、梁などの主要構造体は
従来のRC構造物となるために、全体工程としては大幅
な工期短縮が図れないのが現状である。
従来のRC構造物となるために、全体工程としては大幅
な工期短縮が図れないのが現状である。
【0006】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、施工工程のうち、現場作業の配筋から型枠解体まで
のコンクリート工事のほとんどを省略し、PC部材を組
立て、隙間における鉄筋の接合とモルタル注入だけで一
般ビルを施工できるRC構造物の施工法を提供すること
にある。
し、施工工程のうち、現場作業の配筋から型枠解体まで
のコンクリート工事のほとんどを省略し、PC部材を組
立て、隙間における鉄筋の接合とモルタル注入だけで一
般ビルを施工できるRC構造物の施工法を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、PC柱部材は端部柱周囲に埋込み金物を設
け、主筋端部を外側に折り曲げてこの埋込み金物に溶接
し、上下の接合部分にほぞもしくはほぞ穴を設け、はり
受け個所には埋込み金物およびこれに溶接する梁受けブ
ラケットを設け、さらに、その直上で予め埋設配筋した
梁主筋の端を突出させ、第1のPC梁部材は上面にスラ
ブの一部をすでに取付けたT形梁で、前記スラブの下側
に設けた埋込み金物を延設してスラブ受け金物を構成
し、スラブの一部からは継手筋を突出させ、第2のPC
梁部材は長方形梁で、側面にPC床版の受け金物を設
け、その上に予め埋設配筋したスラブ筋を突出させ、こ
れら第1のPC梁部材および第2のPC梁部材は長さ方
向端部に継手筋を突出させ、PC床版は周囲に継手筋を
突出させ、PC柱部材相互はほぞ接合とするとともに衝
合する埋込み金物間に外側から継手板を当て、この継手
板と埋込み金とを通しボルトとナットにより締結し、P
C柱部材と第1のPC梁部材、およびPC柱部材と第2
のPC梁部材は、これら第1のPC梁部材、第2のPC
梁部材の端を梁受けブラケットに載置し、梁側端部の継
手筋と柱からの梁主筋の端を接合し、局部型枠をセット
して隙間に無収縮モルタルを充填し、第1のPC梁部材
とPC床版は、スラブ受け金物の上にPC床版端部を載
置し、継手筋同士を接合して、隙間に無収縮モルタルを
充填し、第2のPC梁部材とPC床版は、受け金物にP
C床版端部を載置し、PC床版の継手筋と前記梁側から
突出するスラブ筋とを接合し、隙間に無収縮モルタルを
充填することを要旨とするものである。
するため、PC柱部材は端部柱周囲に埋込み金物を設
け、主筋端部を外側に折り曲げてこの埋込み金物に溶接
し、上下の接合部分にほぞもしくはほぞ穴を設け、はり
受け個所には埋込み金物およびこれに溶接する梁受けブ
ラケットを設け、さらに、その直上で予め埋設配筋した
梁主筋の端を突出させ、第1のPC梁部材は上面にスラ
ブの一部をすでに取付けたT形梁で、前記スラブの下側
に設けた埋込み金物を延設してスラブ受け金物を構成
し、スラブの一部からは継手筋を突出させ、第2のPC
梁部材は長方形梁で、側面にPC床版の受け金物を設
け、その上に予め埋設配筋したスラブ筋を突出させ、こ
れら第1のPC梁部材および第2のPC梁部材は長さ方
向端部に継手筋を突出させ、PC床版は周囲に継手筋を
突出させ、PC柱部材相互はほぞ接合とするとともに衝
合する埋込み金物間に外側から継手板を当て、この継手
板と埋込み金とを通しボルトとナットにより締結し、P
C柱部材と第1のPC梁部材、およびPC柱部材と第2
のPC梁部材は、これら第1のPC梁部材、第2のPC
梁部材の端を梁受けブラケットに載置し、梁側端部の継
手筋と柱からの梁主筋の端を接合し、局部型枠をセット
して隙間に無収縮モルタルを充填し、第1のPC梁部材
とPC床版は、スラブ受け金物の上にPC床版端部を載
置し、継手筋同士を接合して、隙間に無収縮モルタルを
充填し、第2のPC梁部材とPC床版は、受け金物にP
C床版端部を載置し、PC床版の継手筋と前記梁側から
突出するスラブ筋とを接合し、隙間に無収縮モルタルを
充填することを要旨とするものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、基礎部は従来のRC構造とす
るが、上部構造の主要構造体の柱、梁、床スラブをPC
部材とし、これらをクレーンで吊り込み、吊り込み、組
立てて、数日間の間に一般事務所ビルの躯体を立ち上げ
ることが可能となる。
るが、上部構造の主要構造体の柱、梁、床スラブをPC
部材とし、これらをクレーンで吊り込み、吊り込み、組
立てて、数日間の間に一般事務所ビルの躯体を立ち上げ
ることが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明のRC構造物の施工法のうち、
PC柱部材相互およびPC柱部材とPC梁部材との接合
を示す縦断側面図、図2は図1のa−a線断面図、図3
はb−b線断面図、図4はc−c線断面図である。
説明する。図1は本発明のRC構造物の施工法のうち、
PC柱部材相互およびPC柱部材とPC梁部材との接合
を示す縦断側面図、図2は図1のa−a線断面図、図3
はb−b線断面図、図4はc−c線断面図である。
【0010】基礎部があるPC柱部材1aと、その他の
PC柱部材1bはいずれも端部柱周囲にアンカー鉄筋を
有する板状の埋込み金物2を設ける。この埋込み金物2
は本実施例では柱周囲を巻回する帯形状のものとした。
そして、柱主筋3の端部を外側に折り曲げてこの埋込み
金物2の裏側面に溶接する。
PC柱部材1bはいずれも端部柱周囲にアンカー鉄筋を
有する板状の埋込み金物2を設ける。この埋込み金物2
は本実施例では柱周囲を巻回する帯形状のものとした。
そして、柱主筋3の端部を外側に折り曲げてこの埋込み
金物2の裏側面に溶接する。
【0011】基礎部があるPC柱部材1aでは下端の前
記埋込み金物2に対し、その下端から直交する外側に底
版4を設け、さらに、これら埋込み金物2と底版4とに
補強用のリブ5を溶接して断面L字形のベース6を形成
する。また、上端にはほぞ穴7aを設ける。
記埋込み金物2に対し、その下端から直交する外側に底
版4を設け、さらに、これら埋込み金物2と底版4とに
補強用のリブ5を溶接して断面L字形のベース6を形成
する。また、上端にはほぞ穴7aを設ける。
【0012】これに加えて、はり受け個所には埋込み金
物8を設けるとともにおよびこれに溶接する水平板と補
強リブとで梁受けブラケット9を設け、さらに、その直
上では予め埋設配筋した梁主筋10の端を突出させた。こ
の埋込み金物8と梁受けブラケット9と梁主筋10はその
他のPC柱部材1bのはり受け個所にも同様に設ける。
物8を設けるとともにおよびこれに溶接する水平板と補
強リブとで梁受けブラケット9を設け、さらに、その直
上では予め埋設配筋した梁主筋10の端を突出させた。こ
の埋込み金物8と梁受けブラケット9と梁主筋10はその
他のPC柱部材1bのはり受け個所にも同様に設ける。
【0013】その他のPC柱部材1bは下端に前記ほぞ
穴7aに嵌合するほぞ7bを、また、図示は省略するが
上端にはほぞ穴7aを設ける。
穴7aに嵌合するほぞ7bを、また、図示は省略するが
上端にはほぞ穴7aを設ける。
【0014】次に、PC梁部材であるが、これは図6、
図8に示すように、第1のPC梁部材11と第2のPC梁
部材12との二つになる。このうち、第1のPC梁部材11
は上面にスラブの一部13をすでに取付けたT形梁で、前
記スラブの一部13の下側に設けた埋込み金物を水平方向
に延設してスラブ受け金物14を構成した。また、スラブ
の一部13からは周端に継手筋15を突出させる。
図8に示すように、第1のPC梁部材11と第2のPC梁
部材12との二つになる。このうち、第1のPC梁部材11
は上面にスラブの一部13をすでに取付けたT形梁で、前
記スラブの一部13の下側に設けた埋込み金物を水平方向
に延設してスラブ受け金物14を構成した。また、スラブ
の一部13からは周端に継手筋15を突出させる。
【0015】第2のPC梁部材12は長方形梁で、側面に
ブラケットとして埋め込み金物、水平板、補強リブによ
るPC床版の受け金物16を設け、その上に予め埋設配筋
したスラブ筋17を突出させた。
ブラケットとして埋め込み金物、水平板、補強リブによ
るPC床版の受け金物16を設け、その上に予め埋設配筋
したスラブ筋17を突出させた。
【0016】また、図1に示すように、これら第1のP
C梁部材11および第2のPC梁部材12は長さ方向端部に
梁主筋の延長である継手筋18を突出させる。
C梁部材11および第2のPC梁部材12は長さ方向端部に
梁主筋の延長である継手筋18を突出させる。
【0017】PC床版19はスラブ筋の延長としての継手
筋20を周囲に突出させた。
筋20を周囲に突出させた。
【0018】次に、これらPC部材の結合について説明
すると、基礎部があるPC柱部材1aは基礎部にすでに
用意されたアンカーボルト21にベース6のボルト穴に合
わせてセットした後、ダブルナットで締め付けて柱脚を
固定する。
すると、基礎部があるPC柱部材1aは基礎部にすでに
用意されたアンカーボルト21にベース6のボルト穴に合
わせてセットした後、ダブルナットで締め付けて柱脚を
固定する。
【0019】一方、PC柱部材1aとPC柱部材1b、
および、その上方のPC柱部材1b相互は、上下階の水
平方向のせん断力を伝達できるように、ほぞ穴7aとほ
ぞ7bを嵌合するほぞ接合とするとともに衝合する埋込
み金物2同士間に外側から継手板22を当て、この継手板
22と埋込み金2とをX・Y両方向に適宜間隔でセットす
る通しボルト23とナットにより締結する。この通しボル
ト23の本数やボルト径は構造計算で定める。
および、その上方のPC柱部材1b相互は、上下階の水
平方向のせん断力を伝達できるように、ほぞ穴7aとほ
ぞ7bを嵌合するほぞ接合とするとともに衝合する埋込
み金物2同士間に外側から継手板22を当て、この継手板
22と埋込み金2とをX・Y両方向に適宜間隔でセットす
る通しボルト23とナットにより締結する。この通しボル
ト23の本数やボルト径は構造計算で定める。
【0020】PC柱部材1aやPC柱部材1bと第1の
PC梁部材11、およびPC柱部材と第2のPC梁部材12
の接合は、図1に示すように、これら第1のPC梁部材
11、第2のPC梁部材12の端を梁受けブラケット9に載
置し、梁端部の継手筋18と柱からの梁主筋10の端を溶接
により接合し、局部型枠をセットしてその周囲である隙
間に無収縮モルタル24を充填する。
PC梁部材11、およびPC柱部材と第2のPC梁部材12
の接合は、図1に示すように、これら第1のPC梁部材
11、第2のPC梁部材12の端を梁受けブラケット9に載
置し、梁端部の継手筋18と柱からの梁主筋10の端を溶接
により接合し、局部型枠をセットしてその周囲である隙
間に無収縮モルタル24を充填する。
【0021】図7に示すように第1のPC梁部材11とP
C床版19は、スラブ受け金物14の上にPC床版19の端部
を載置し、継手筋15と継手筋20同士を溶接で接合して、
隙間に無収縮モルタル24を充填する。
C床版19は、スラブ受け金物14の上にPC床版19の端部
を載置し、継手筋15と継手筋20同士を溶接で接合して、
隙間に無収縮モルタル24を充填する。
【0022】図8に示すように第2のPC梁部材12とP
C床版19は、受け金物16にPC床版19の端部を載置し、
PC床版19の継手筋20と前記梁側から突出するスラブ筋
17とを溶接で接合し、隙間に無収縮モルタル24を充填す
る。
C床版19は、受け金物16にPC床版19の端部を載置し、
PC床版19の継手筋20と前記梁側から突出するスラブ筋
17とを溶接で接合し、隙間に無収縮モルタル24を充填す
る。
【0023】図5に示すようにPC梁部材11とPC梁部
材12を分けたことにより、柱の取付部で、スラブ同士が
干渉することを防止できる。
材12を分けたことにより、柱の取付部で、スラブ同士が
干渉することを防止できる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明のRC構造物の
施工法は、施工工程のうち、現場作業の配筋から型枠解
体までのコンクリート工事のほとんどを省略し、PC部
材を組立て、隙間における鉄筋の接合とモルタル注入だ
けで一般ビルを施工できるものである。
施工法は、施工工程のうち、現場作業の配筋から型枠解
体までのコンクリート工事のほとんどを省略し、PC部
材を組立て、隙間における鉄筋の接合とモルタル注入だ
けで一般ビルを施工できるものである。
【図1】本発明のRC構造物の施工法のうち、PC柱部
材相互およびPC柱部材とPC梁部材との接合を示す縦
断側面図である。
材相互およびPC柱部材とPC梁部材との接合を示す縦
断側面図である。
【図2】図1のa−a線断面図である。
【図3】図1のb−b線断面図である。
【図4】図1のc−c線断面図である。
【図5】本発明のRC構造物の施工法のうち、PC梁部
材とPC床版の接合を示す平面図である。
材とPC床版の接合を示す平面図である。
【図6】図5のd−d断面図で、接合前の断面図であ
る。
る。
【図7】図5のd−d断面図で、接合後の断面図であ
る。
る。
【図8】図5のe−e断面図で、接合前の断面図であ
る。
る。
【図9】図5のe−e断面図で、接合後の断面図であ
る。
る。
1a,1b…PC柱部材 2…埋込み金物 3…柱主筋 4…底版 5…リブ 6…ベース 7a…ほぞ穴 7b…ほぞ 8…埋込み金物 9…梁受けブラ
ケット 10…梁主筋 11…第1のPC
梁部材 12…第2のPC梁部材 13…スラブの一
部 14…スラブ受け金物 15…継手筋 16…受け金物 17…スラブ筋 18…継手筋 19…PC床版 20…継手筋 21…アンカーボ
ルト 22…継手板 23…通しボルト 24…無収縮モルタル
ケット 10…梁主筋 11…第1のPC
梁部材 12…第2のPC梁部材 13…スラブの一
部 14…スラブ受け金物 15…継手筋 16…受け金物 17…スラブ筋 18…継手筋 19…PC床版 20…継手筋 21…アンカーボ
ルト 22…継手板 23…通しボルト 24…無収縮モルタル
Claims (1)
- 【請求項1】 PC柱部材は端部柱周囲に埋込み金物を
設け、主筋端部を外側に折り曲げてこの埋込み金物に溶
接し、上下の接合部分にほぞもしくはほぞ穴を設け、は
り受け個所には埋込み金物およびこれに溶接する梁受け
ブラケットを設け、さらに、その直上で予め埋設配筋し
た梁主筋の端を突出させ、 第1のPC梁部材は上面にスラブの一部をすでに取付け
たT形梁で、前記スラブの下側に設けた埋込み金物を延
設してスラブ受け金物を構成し、スラブの一部からは継
手筋を突出させ、 第2のPC梁部材は長方形梁で、側面にPC床版の受け
金物を設け、その上に予め埋設配筋したスラブ筋を突出
させ、 これら第1のPC梁部材および第2のPC梁部材は長さ
方向端部に継手筋を突出させ、 PC床版は周囲に継手筋を突出させ、 PC柱部材相互はほぞ接合とするとともに衝合する埋込
み金物間に外側から継手板を当て、この継手板と埋込み
金とを通しボルトとナットにより締結し、 PC柱部材と第1のPC梁部材、およびPC柱部材と第
2のPC梁部材は、これら第1のPC梁部材、第2のP
C梁部材の端を梁受けブラケットに載置し、梁側端部の
継手筋と柱からの梁主筋の端を接合し、局部型枠をセッ
トして隙間に無収縮モルタルを充填し、 第1のPC梁部材とPC床版は、スラブ受け金物の上に
PC床版端部を載置し、継手筋同士を接合して、隙間に
無収縮モルタルを充填し、 第2のPC梁部材とPC床版は、受け金物にPC床版端
部を載置し、PC床版の継手筋と前記梁側から突出する
スラブ筋とを接合し、隙間に無収縮モルタルを充填する
ことを特徴としたRC構造物の施工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29821494A JPH08158472A (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | Rc構造物の施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29821494A JPH08158472A (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | Rc構造物の施工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08158472A true JPH08158472A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17856700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29821494A Pending JPH08158472A (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | Rc構造物の施工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08158472A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006144535A (ja) * | 2004-10-21 | 2006-06-08 | Shimizu Corp | 柱と梁の接合構造 |
-
1994
- 1994-12-01 JP JP29821494A patent/JPH08158472A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006144535A (ja) * | 2004-10-21 | 2006-06-08 | Shimizu Corp | 柱と梁の接合構造 |
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