JPH08157154A - エレベータシステム - Google Patents

エレベータシステム

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JPH08157154A
JPH08157154A JP33126994A JP33126994A JPH08157154A JP H08157154 A JPH08157154 A JP H08157154A JP 33126994 A JP33126994 A JP 33126994A JP 33126994 A JP33126994 A JP 33126994A JP H08157154 A JPH08157154 A JP H08157154A
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明俊 山下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗りかご1内に映像表示装置3を設置したエ
レベータシステムにおいて、VIPの来訪時に、そのV
IPに対する特定の映像を容易且つ確実に表示すること
が出来るエレベータシステムを提供する。 【構成】 VIPの来訪時にON操作すべきVIP運転
ボタン5を具えると共に、映像表示装置3へ映像信号を
供給すべき映像再生装置4は、カレンダー及び時計機能
部10と、各VIPの来訪スケジュール及び各VIPに対
して出力すべき映像データが格納されているデータ記憶
部13と、VIP運転ボタン5からのON信号に応答し
て、データ記憶部13から来訪予定のVIPを認識すると
共に、該VIPに対する映像データを適時に読み出す制
御部9とを具えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗りかご内に映像表示
装置やスピーカ等の出力装置を設置したエレベータシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベータの搭乗者に各種の情報
を伝え、或いは同一の乗りかごに乗り合わせた複数の搭
乗者間の緊張感を和らげることを目的として、乗りかご
内に映像表示装置を設置することが提案されている(実
開平3−49269号、特開平3−182489号)。
【0003】ところで、エレベータの運行においては、
特定の人物、例えば重要人物(VIP)の来訪時に、運転
制御モードをVIP運転モードに切り換えて、通常とは
異なる運行を実施することがある。即ち、VIP運転モ
ードにおいては、各階からの全ての乗りかご呼出し信号
を無視し、VIPが搭乗せんとする階へ乗りかごを直行
させ、扉を開放して待機させる。そして、VIPが乗り
かごに搭乗して、目的の階に到着した後は、通常の運転
モードに復帰するのである。
【0004】一方、乗りかご内に表示装置を設置したエ
レベータシステムにおいて、VIP来訪時に、受付係が
プッシュフォンの操作ボタン(例えば*と番号ボタン)を
操作することによって、該操作信号がエレベータ制御装
置へ送られて、予め登録されている複数種類の言語のメ
ッセージの中から、操作された番号に対応する言語のメ
ッセージが読み出され、表示される表示案内装置が提案
されている(実開平3−49269号)。
【0005】該表示案内装置においては、図6に示す如
く記憶装置(21)内に、複数種類の言語のメッセージが登
録番号と共に登録されており、例えばプッシュフォンの
ボタン“*”と“1”を操作することによって表示モー
ド1が選択される。この場合、図7(a)の如く表示装置
(22)には、日本語のメッセージと、例えば登録番号11
の英語のメッセージが表示される。又、プッシュフォン
のボタン“*”と“2”を操作することによって表示モ
ード2が選択され、図7(b)の如く表示装置(22)には、
日本語のメッセージと、例えば登録番号12の中国語の
メッセージが表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の表示案内装
置を具えたエレベータシステムにおいては、受付係が来
訪者の名前を尋ねることによって、来訪予定のVIPで
あるかどうかを確認し、そのVIPが解読出来る言語を
判断した上で、プッシュフォンを操作し、特定の表示モ
ードを選択する必要がある。しかしながら、VIPの理
解出来る言語を即座に判断することは、必ずしも容易で
はなく、然も、モード選択には、プッシュフォンの複数
のボタンを適確に選択操作する必要がある。従って、操
作ミスが生じ易く、特にVIPを対象とした操作に受付
係の心理的負担が非常に重くなる問題があった。
【0007】本発明の目的は、乗りかご内に映像表示装
置を設置したエレベータシステムにおいて、特定人物の
来訪時に、その特定人物に対する映像を容易且つ確実に
表示することが出来るエレベータシステムを提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決する為の手段】本発明に係るエレベータシ
ステムは、現在の日時を計時する計時手段と、特定の1
或いは複数人の来訪者についての来訪スケジュールと共
に、各来訪者に対して出力すべき映像データ及び/又は
音声データが格納されているデータ格納手段と、乗りか
ごの外部に設置されて、特定の来訪者の来訪時にON操
作すべき操作ボタンと、操作ボタンからのON信号に応
答して、計時手段から現在日時を獲得し、獲得された日
時に基づいて、データ格納手段から来訪予定の来訪者を
認識すると共に、該来訪者に対する映像データ及び/又
は音声データを適時に読出し、出力装置へ供給する制御
手段とを具えている。
【0009】具体的構成においては、データ格納手段に
対し、特定の来訪者についての来訪スケジュールと、映
像データ及び/又は音声データを登録するためのデータ
登録手段を具えている。
【0010】映像データは、具体的には、来訪者に対す
るメッセージを表わす文字データを含んでいる。
【0011】更に具体的構成においては、同一内容の映
像データ及び/又は音声データを出力すべき複数人の来
訪者の人数を登録するための人数登録手段と、登録され
た人数分だけ繰り返し同一内容の映像データ及び/又は
音声データが出力されたとき、該映像データ及び/又は
音声データをデータ格納手段から消去するデータ消去手
段とを具えている。
【0012】
【作用】上記本発明のエレベータシステムにおいては、
予め、特定の来訪者の来訪スケジュールが、例えば来訪
予定日の日付、及び到着予定の時間帯を含むデータとし
て格納されると共に、各来訪者に対するメッセージ等
が、その来訪者の理解出来る言語による映像データ或い
は音声データとして格納されている。特定の来訪者が到
着したとき、受付係は、操作ボタンをON操作する。該
ON信号は計時手段へ送られて、現在日時、即ち来訪者
到着時の日時が獲得される。そして、該日時に基づいて
データ格納手段が検索され、該日時が到着予定日時とし
て登録されている特定の来訪者に対する映像データ及び
/又は音声データの格納アドレスが確定される。その
後、適時に、例えば乗りかごの扉が開くタイミングで、
前記特定の来訪者に対する映像データ及び/又は音声デ
ータが読み出される。該映像データ及び/又は音声デー
タは出力装置へ供給され、映像及び/又は音声として、
乗りかご内の出力装置、即ち映像表示装置に表示され、
或いはスピーカから放音される。
【0013】データ登録手段を具えた具体的構成におい
ては、データ登録手段を操作することによって、データ
格納手段に対し、特定の来訪者についての来訪スケジュ
ールと、その来訪者の理解出来る言語による映像データ
及び/又は音声データを設定登録することが出来る。
【0014】人数登録手段及びデータ消去手段を具えた
具体的構成においては、同じ時間帯に到着する予定の複
数人の来訪者に対しては、同一内容の映像データ及び/
又は音声データを出力することを前提として、その来訪
者の人数を予め登録しておく。そして、その時間帯に次
々と来訪者が到着すると、その都度、操作ボタンが操作
されて、同一内容の映像データ及び/又は音声データが
繰り返し出力されると共に、その出力回数がカウントア
ップされる。その後、そのカウント値が所定の登録され
た人数値に達すると、該映像データ及び/又は音声デー
タがデータ格納手段から自動的に消去される。従って、
当該時間帯において、更に他の予定外の来訪者があった
ときに、操作ボタンが操作されても、その来訪者に対し
て無関係の映像データ及び/又は音声データが出力され
ることはない。
【0015】
【発明の効果】本発明に係るエレベータシステムにおい
ては、特定の来訪者があったときに、例えば受付に設置
された操作ボタンをON操作するだけで、その来訪者に
対する映像及び/又は音声が確実に出力される。例えば
映像として、来訪者の解読出来る言語のメッセージを登
録しておけば、受付係は、その来訪者の理解出来る言語
を判断することなく、単に操作ボタンをON操作するだ
けでよく、心理的負担が大幅に軽減される。
【0016】
【実施例】図1は、本発明に係るエレベータシステムの
装置構成を表わしており、映像表示装置(3)が設置され
た乗りかご(1)の運転は、エレベータ制御装置(2)によ
って制御されている。
【0017】エレベータ制御装置(2)には、ビルディン
グ入口の受付けに設置されたVIP運転ボタン(5)が接
続されており、VIP運転ボタン(5)がON操作される
ことによって、該ON信号がエレベータ制御装置(2)へ
供給されて、乗りかご(1)の運行が通常運転モードから
VIP運転モードに切り換わる。VIP運転モードにお
いては、各階からの全ての乗りかご呼出し信号を無視
し、VIPが搭乗せんとする階へ乗りかごを直行させ、
扉を開放して待機させる。そして、VIPが乗りかごに
搭乗して、目的の階に到着した後、通常の運転モードに
復帰させる。
【0018】乗りかご(1)内の映像表示装置(3)には、
映像再生装置(4)が接続されている。映像再生装置(4)
は、エレベータ制御装置(2)からの情報を受けて後述の
所定動作を実行する制御部(9)を具え、該制御部(9)に
は、バスを介して、ビデオメモリ(7)、フォントROM
(8)、カレンダー及び時計機能部(10)、インタフェース
部(12)及びデータ記憶部(13)が連結されている。又、イ
ンタフェース部(12)には、キーボード等からなる操作部
(11)が接続されている。ビデオメモリ(7)は、D/A変
換部(6)を介して乗りかご(1)内の映像表示装置(3)と
接続されている。
【0019】データ記憶部(13)の一般映像記憶領域(16)
には、通常運転モードにて映像表示装置(3)に表示すべ
き映像データが格納されている。該映像データには、乗
りかごの停止位置に応じて表示されるべき階数表示や、
その背景映像のデータが含まれている。
【0020】一方、データ記憶部(13)のVIP表示記憶
領域(15)には、VIP運転モードにて映像表示装置(3)
に表示すべき映像データが格納されている。該映像デー
タには、各種言語によるメッセージや、その背景画の映
像データが含まれている。尚、VIP表示記憶領域(15)
内のメッセージは所定の文字コードを用いて記述されて
おり、VIP表示記憶領域(15)から読み出された文字コ
ードに基づいて、フォントROM(8)から対応する文字
のビットマップデータ(映像データ)が読み出されること
になる。
【0021】又、データ記憶部(13)のスケジュール記憶
領域(14)には、図2(a)の如く、VIP来訪についての
スケジュール登録リストが格納されている。スケジュー
ル登録リストには、登録番号、VIP来訪予定日の日
付、到着予定の時間帯及び背景映像番号が含まれてい
る。図2(a)中のメッセージ内容は、図2(b)の如く登
録番号とVIP表示記憶領域(15)内のメッセージの読み
出し番地とを対応づけるテーブルとして格納されてい
る。又、背景映像も同様に図2(c)の如く、背景映像番
号とVIP表示記憶領域(15)内の背景映像の読み出し番
地とを対応づけるテーブルとして格納されている。
【0022】データ記憶部(13)のスケジュール記憶領域
(14)やVIP表示記憶領域(15)に対するデータの設定登
録は、エレベータ運転開始に際し、図1の映像再生装置
(4)の操作部(11)を操作して行なうことが出来る。
【0023】エレベータ運転開始後、エレベータ制御装
置(2)は、VIP運転ボタン(5)のON/OFF状態を
所定の周期で繰り返し取り込んでおり、VIP運転ボタ
ン(5)がOFFからONとなると、映像再生装置(4)の
制御部(9)へVIPコードを送出する。又、前述の如く
通常運転モードに復帰した後は、制御部(9)へ通常運転
コードを送出する。
【0024】図3は、上記映像再生装置(4)の制御部
(9)が実行する映像表示制御手続きを表わしている。先
ずステップS1にて、エレベータ制御装置(2)から送ら
れてきたコードがVIPコードであるか否かを判断し、
NOの場合はステップS2にて、通常運転モードにおけ
る映像表示動作を実行する。即ち、データ記憶部(13)の
一般映像記憶領域(16)から、そのときの運転状況に応じ
た映像データを読み出し、ビデオメモリ(7)へ転送す
る。
【0025】ビデオメモリ(7)へ転送された1フレーム
分の映像データはD/A変換部(6)を経てアナログ映像
信号に変換され、映像表示装置(3)へ供給される。この
結果、映像表示装置(3)には、階数表示等、エレベータ
の運転状況を表わす映像が表示されることになる。
【0026】一方、図3のステップS1にてVIPコー
ドが検知されたときは、ステップS4〜S8のVIP運
転モードにおける映像表示動作を実行する。即ち、ステ
ップS4にて、カレンダー及び時計機能部(10)から現在
の日付、時刻を獲得する。次にステップS5にて、獲得
した日時に基づいて図2のスケジュール記憶領域(14)内
のスケジュール登録リストを検索し、該当する日付及び
時間帯が格納されている登録番号を決定する。
【0027】ステップS6では、決定された登録番号に
基づき、メッセージの読み出し番地と、背景映像の読み
出し番地を決定する。その後、ステップS7にてVIP
表示記憶領域(15)から背景映像のデータを読み出し、更
にステップS8にてメッセージの文字コードを読み出
す。尚、ステップS7及びS8におけるデータの読出し
タイミングは、例えばエレベータ制御装置(2)からのコ
ードに基づいて、乗りかご(1)がVIPの搭乗階に到着
し、扉が開いた時点、或いはVIPが乗りかご(1)に乗
り込んで扉が閉じた時点に同期させることが可能であ
る。
【0028】この様にして読み出された背景映像のデー
タは直接にビデオメモリ(7)へ転送される。一方、メッ
セージの文字コードについては、制御部(9)は、文字コ
ードに対応したビットマップデータをフォントROM
(8)から読み出し、ビデオメモリ(7)へ転送する。ビデ
オメモリ(7)では、背景映像上にメッセージ映像がスー
パーインポーズされて合成される。該合成映像データは
D/A変換部(6)にてアナログの合成映像信号に変換さ
れ、映像表示装置(3)へ供給される。この結果、映像表
示装置(3)には、特定の来訪者に対する特定のメッセー
ジ入りの映像が表示されることになる。
【0029】その後、図3のステップS9へ移行して、
通常運転コードが検知されるまで、VIP運転モードに
おける表示状態が継続される。ステップS9にて通常運
転コードが検知されると、ステップS2へ移行して、通
常運転モードにおける表示状態に復帰する。
【0030】図5(a)(b)(c)は、図2のスケジュール
登録が行なわれている場合のメッセージ映像の表示例を
表わしている。例えば1994年12月24日の9時〜
10時の時間帯にVIP運転ボタン(5)がON操作され
た場合、登録番号が“1”と決定され、これに基づいて
メッセージの読み出し番地と背景映像の読み出し番地が
決定される。この結果、映像表示装置(3)には、図5
(a)の如く背景映像I1の上に、メッセージM1が表示
される。
【0031】その後、13時〜13時30分の時間帯に
VIP運転ボタン(5)がON操作されると、登録番号が
“2”と決定され、これに基づいてメッセージの読み出
し番地と背景映像の読み出し番地が決定される。この結
果、映像表示装置(3)には、図5(b)の如く同一の背景
映像I1の上に、異なる言語のメッセージM2が表示さ
れることになる。
【0032】尚、スケジュール登録が為されていない予
定外のVIPが来訪したときにVIP運転ボタン(5)が
ON操作された場合、スケジュール記憶領域(14)には、
該当する時間帯が存在しないことになる。そこで、この
様な場合に対処するべく、図2(a)の如くスケジュール
記憶領域(14)には、登録番号“0”として、デフォルト
のメッセージと背景映像を格納しておくことが可能であ
る。この場合、スケジュール記憶領域(14)を検索したと
きに該当する時間帯が存在しないときには、登録番号を
“0”と決定する。これによって、映像表示装置(3)に
は、図5(c)の如くデフォルトのメッセージと背景映像
が表示されることになる。
【0033】又、同一の時間帯に複数人のVIPが個別
に来訪する場合、その都度、VIP運転ボタン(5)を操
作すれば、これらのVIPに同一内容のメッセージ映像
を表示することが可能であるが、その時間帯に、他の予
定外のVIPが来訪することが考えられる。この場合、
誤ってVIP運転ボタン(5)を操作すると、該VIPに
対して無関係なメッセージを表示することとなって、不
都合である。
【0034】そこで、この様な場合に対処するべく、ス
ケジュール記憶領域(14)には、同一内容のメッセージを
表示すべきVIPの人数を登録すべき人数欄を設け、運
転開始に際して、操作部(11)の操作によって、人数欄に
人数データを登録する。その後、VIP運転モードにお
いて、特定時間帯の登録データが読み出される回数をカ
ウントし、人数欄の人数データの回数だけ同一のメッセ
ージが繰り返し表示されたときは、該時間帯の登録デー
タを全て抹消するのである。従って、予定外のVIPの
来訪時にVIP運転ボタン(5)を操作した場合には、デ
フォルトのメッセージと背景映像が表示されることにな
る。
【0035】図1の実施例では、通常運転モードにおけ
る一般映像や、VIP運転モードにおけるメッセージの
背景映像をデジタルデータとしてデータ記憶部(13)に格
納しているが、これらの映像のソースとして、例えばア
ナログ式のVTRやレーザディスクプレーヤを用いるこ
とも可能である。図4は、斯種アナログ式の映像記録装
置(17)を装備した例を表わしている。該エレベータシス
テムにおいては、映像再生装置(4)の出力部にビデオ信
号切り換え部(18)が設けられ、該ビデオ信号切り換え部
(18)によって、映像記録装置(17)から出力される背景映
像と、D/A変換部(6)から出力されるメッセージ映像
が1水平走査線上で切り換えられ、背景映像上にメッセ
ージ映像がスーパーインポーズされる。
【0036】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。例えば、乗りかご(1)内には、映像表示装
置(3)と共に、或いは映像表示装置(3)に替えて、スピ
ーカを設置し、VIP来訪時には、歓迎の音声メッセー
ジを放音することも同様に可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエレベータシステムの構成を示す
ブロック図である。
【図2】スケジュール記憶領域に格納されるスケジュー
ル登録リストを表わす図表である。
【図3】映像表示手続きを表わすフローチャートであ
る。
【図4】エレベータシステムの他の実施例を表わすブロ
ック図である。
【図5】各種のメッセージ表示例を表わす図である。
【図6】従来装置における記憶装置の登録内容を表わす
図表である。
【図7】従来装置におけるメッセージ表示例を表わす図
である。
【符号の説明】
(1) 乗りかご (2) エレベータ制御装置 (3) 映像表示装置 (4) 映像再生装置 (5) VIP運転ボタン (9) 制御部 (10) カレンダー及び時計機能部 (13) データ記憶部 (14) スケジュール記憶領域 (15) VIP表示記憶領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津村 知彦 大阪府茨木市庄1丁目28番10号 株式会社 フジテック技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗りかご内に映像及び/又は音声を出力
    すべき出力装置を設置したエレベータシステムにおい
    て、 現在の日時を計時する計時手段と、 特定の1或いは複数人の来訪者についての来訪スケジュ
    ールと共に、各来訪者に対して出力すべき映像データ及
    び/又は音声データが格納されているデータ格納手段
    と、 乗りかごの外部に設置されて、特定の来訪者の来訪時に
    ON操作すべき操作ボタンと、 操作ボタンからのON信号に応答して、計時手段から現
    在日時を獲得し、獲得された日時に基づいて、データ格
    納手段から来訪予定の来訪者を認識すると共に、該来訪
    者に対する映像データ及び/又は音声データを適時に読
    出し、出力装置へ供給する制御手段とを具えたことを特
    徴とするエレベータシステム。
  2. 【請求項2】 データ格納手段に対し、特定の来訪者に
    ついての来訪スケジュールと、映像データ及び/又は音
    声データを登録するためのデータ登録手段を具えている
    請求項1に記載のエレベータシステム。
  3. 【請求項3】 映像データは、来訪者に対するメッセー
    ジを表わす文字データを含んでいる請求項1又は請求項
    2に記載のエレベータシステム。
  4. 【請求項4】 同一内容の映像データ及び/又は音声デ
    ータを出力すべき複数人の来訪者の人数を登録するため
    の人数登録手段と、登録された人数分だけ繰り返し同一
    内容の映像データ及び/又は音声データが出力されたと
    き、該映像データ及び/又は音声データをデータ格納手
    段から消去するデータ消去手段とを具えている請求項1
    乃至請求項3の何れかに記載のエレベータシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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