JPH08155664A - ナットの結合構造及びその結合方法 - Google Patents

ナットの結合構造及びその結合方法

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JPH08155664A
JPH08155664A JP6297558A JP29755894A JPH08155664A JP H08155664 A JPH08155664 A JP H08155664A JP 6297558 A JP6297558 A JP 6297558A JP 29755894 A JP29755894 A JP 29755894A JP H08155664 A JPH08155664 A JP H08155664A
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nut
coupling
insertion portion
projection
plate
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JP6297558A
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Masakiyo Oya
雅清 大矢
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Jtekt Column Systems Corp
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Fuji Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ナットを溶接歪が殆ど発生しないように被結
合部材に溶接したナットの結合構造及びその結合方法を
提供する。 【構成】 この発明に係るナットの結合構造Eは、結合
面側に結合突起11を有するナット10と、このナット
10の結合突起11と対応する位置に結合突起挿入部2
1を有する被結合部材としての板状部材20とからな
り、この板状部材20の結合突起挿入部21とナット1
0の結合突起11とをレーザー溶接により一体化したこ
とを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ナットを被結合部材
に結合するナットの結合構造及びその結合方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図11は従来例に係るナットの結合構造
を示す断面説明図で、ナット1は、例えば断面円形に形
成されており、その結合面側の外周部が被結合部材とし
ての板状部材2にアーク溶接により結合されている。
【0003】なお、図において、1aはナット1のねじ
部である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たアーク溶接によるナットの結合構造及びその結合方法
にあっては、アーク溶接による溶接ビード3が幅広くな
り、このため板状部材2に溶接歪が発生し、板状部材2
の平面度を確保するため旋削加工を必要とする場合があ
り、加工費がかさむという問題があった。
【0005】また、ナット1をアーク溶接するためのナ
ット溶接用治具が必要となり、設備費が高くなるという
問題があった。
【0006】この発明は、上述した従来技術の問題点を
解決すべくなされたもので、ナットを溶接歪が殆ど発生
しないように被結合部材に溶接したナットの結合構造及
びその結合方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る請求項1のナットの結合構造では、
ナットを被結合部材に結合するナットの結合構造であっ
て、結合面側に結合突起を有するナットと、このナット
の結合突起と対応する位置に結合突起挿入部を有する被
結合部材とからなり、この被結合部材の結合突起挿入部
と前記ナットの結合突起とをレーザー溶接により一体化
したことを特徴としている。
【0008】また、請求項2のナットの結合構造では、
被結合部材の結合突起挿入部は、ナットの結合面側に向
って突出するリング状の凸部であることを特徴としてい
る。
【0009】また、請求項3のナットの結合構造では、
被結合部材の結合突起挿入部の外周縁をナットの結合突
起に向ってカシメたことを特徴としている。
【0010】また、請求項4のナットの結合方法では、
結合面側に結合突起を有するナットを被結合部材に結合
するナットの結合方法であって、前記被結合部材のナッ
トの結合突起と対応する位置に結合突起挿入部を成形し
た後、この結合突起挿入部に前記ナットの結合突起を挿
入し、しかる後、この挿入部分外周を前記ナットの軸線
方向に沿ってレーザー溶接することにより、前記ナット
を前記被結合部材に結合するようにしたことを特徴とし
ている。
【0011】また、請求項5のナットの結合方法では、
結合面側に結合突起を有するナットを被結合部材に結合
するナットの結合方法であって、前記被結合部材のナッ
トの結合突起と対応する位置に結合突起挿入部を成形し
た後、この結合突起挿入部に前記ナットの結合突起を挿
入し、しかる後、この挿入部分をカシメ、さらに、この
挿入部分外周を前記ナットの軸線方向に沿ってレーザー
溶接することにより、前記ナットを前記被結合部材に結
合するようにしたことを特徴としている。
【0012】
【作用】この発明に係る請求項1、請求項2及び請求項
4のナットの結合構造及びその結合方法によれば、被結
合部材の結合突起挿入部にナットの結合突起を挿入し、
この挿入部分外周をナットの軸線方向に沿ってレーザー
溶接したので、溶接ビードを小さくすることができ、被
結合部材の溶接歪を大幅に減少させることができる。こ
れによって、旋削加工をなくすことができ、加工費を廉
価にすることができる。
【0013】また、ナットの結合突起を被結合部材の結
合突起挿入部に挿入することによりレーザー溶接を行う
ことができるので、ナット溶接治具が不要となり、設備
費を廉価にすることができる。また、被結合部材の結合
突起挿入部によりナットの回転トルクを受けることがで
きるので、ナットの結合強度を向上させることができ
る。
【0014】さらに、請求項3及び請求項5のナットの
結合構造及びその結合方法によれば、カシメによりナッ
トをより強固に被結合部材に結合することができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。
【0016】図1乃至図3は、この発明の第1実施例に
係り、図1はナットの結合構造を示す平面視説明図、図
2は図1のII−II矢視断面説明図、図3はナットの
結合方法を示す工程説明図である。
【0017】図において、Eはナット10を被結合部材
としての板状部材20の結合するナットの結合構造であ
る。
【0018】そして、この発明は、特に、結合面側に結
合突起11を有するナット10と、このナット10の結
合突起11と対応する位置に結合突起挿入部21を有す
る板状部材20とからなり、この板状部材20の結合突
起挿入部21とナット10の結合突起11とをレーザー
溶接により一体化したことを特徴としている。
【0019】さらに、この発明に係る第1実施例の構成
を詳細に説明する。
【0020】ナット10は、例えば断面円形に形成され
ており、結合面側に、外周面から径方向に突出した第1
の凸部11aと、この第1の凸部11aの外周面に連続
して端面から軸方向に突出した第2の凸部11bとから
なる結合突起11が全周にわたって形成されている。第
1の凸部11aの頂面には、カシメ作業を容易にするた
めの上向きの斜面11cが形成されており、また、第2
の凸部11bによりナット10の結合面側に円形の凹部
11dが形成されている。
【0021】なお、図において、10aはナット10の
ねじ部である。
【0022】板状部材20は金属板からなり、ナット1
0の結合突起11と対応する位置にナット10の結合面
側に向って突出する結合突起挿入部としてのリング状の
凸部21が形成されており、この凸部21の内周面及び
外周面にそれぞれ連続してリング状の凹部22,23が
形成されている。凸部21の内周面の直径は、ナット1
0の結合突起11の外周面の直径とほぼ同一に設定され
ており、また、凹溝22の内周面の直径は、ナット11
の凹部11dの直径とほぼ同一に設定されている。
【0023】そして、板状部材20の凸部21の外周縁
をナット10の結合突起11に向ってカシメ、さらに、
このカシメされた部分を全周又は部分的にナット10の
軸線方向に沿ってレーザー溶接し、これにより、ナット
10は板状部材20に一体的に結合されている。
【0024】なお、上記実施例では、結合突起11をナ
ット10の全周にわたって設けたが、部分的に、例えば
90°の間隔をおいて4個設けるようにしてもよい。
【0025】つぎに、第1実施例に係るナット10の結
合方法を図3に基づいて説明する。
【0026】結合面側に結合突起11を有するナット1
0を被結合部材としての板状部材20に結合するナット
10の結合方法は、板状部材20のナット10の結合突
起11と対応する位置に結合突起挿入部としての凸部2
1を成形した後、この凸部21にナット10の結合突起
11を挿入し、しかる後、この挿入部分をカシメ、さら
に、この挿入部分外周をナット10の軸線方向に沿って
レーザー溶接することによりナット10を板状部材20
に結合するようにしたことを特徴としている。
【0027】さらに、ナット10の結合方法を詳細に説
明する。
【0028】まず、図3(a)に示すように、所定の厚
さt及び所定の幅bを有する金属板からなる板状部材2
0を成形する。
【0029】ついで、図3(b)に示すように、板状部
材20をダイ30に載置すると共に、このダイ30と対
応する位置に板状部材20を挟んでパンチ40を配置す
る。
【0030】パンチ40には、凸部21を成形するため
のリング状の凹溝40a及びこの凹溝40aを挟んで両
側に凹溝22,23を成形するためのリング状の凸部4
0b,40cが形成されている。
【0031】ついで、図3(c)に示すように、パンチ
40により板状部材20を押圧し、パンチ40とダイ3
0との協働作用により板状部材20にリング状の凸部2
1及びこの凸部21を挟んで両側にリング状の凹溝2
2,23を成形する。
【0032】ついで、図3(d)に示すように、板状部
材20の凸部21にナット10の結合突起11を挿入
し、しかる後、カシメパンチ41により凸部21の外周
縁を結合突起11に向ってカシメる。
【0033】ついで、図3(e)に示すように、レーザ
ーガン50により挿入部分外周を全周又は部分的にナッ
ト10の軸線方向に沿ってレーザー溶接することにより
ナット10が板状部材20に結合される。
【0034】図4乃至図6は、この発明の第2実施例に
係り、図4はナットの結合構造を示す平面視説明図、図
5は図4のV−V矢視断面説明図、図6はナットの結合
方法を示す工程説明図である。
【0035】この第2実施例に係る板状部材20Aに
は、ナット10の結合突起11と対応する位置に結合突
起挿入部としてのリング状の凹溝24が形成されてお
り、この凹溝24の外側に凹溝24を形成するためのリ
ング状の凹溝25が形成されている。また、図におい
て、24a,25aは凹溝24,25を形成するため
に、板状部材20Aの反結合面から突出したリング状の
凸部である。
【0036】凹溝24の外周面の直径は、ナット10の
結合突起11の外周面の直径とほぼ同一に設定されてお
り、また、凹溝24の内周面の直径は、ナット10の凹
部11dの直径とほぼ同一に設定されている。
【0037】そして、ナット10の結合突起11と板状
部材20Aの凹溝24との各外周面を全周又は部分的に
ナット10の軸線方向に沿ってレーザー溶接し、これに
より、ナット10は板状部材20Aに一体的に結合され
ている。
【0038】つぎに、第2実施例に係るナット10の結
合方法を図6に基づいて説明する。
【0039】この第2実施例では、第1実施例における
カシメ工程を削除しており、以下、その詳細を説明す
る。
【0040】まず、図6(a)に示すように、所定の厚
さt及び所定の幅bを有する金属板からなる板状部材2
0Aを成形する。
【0041】ついで、図6(b)に示すように、板状部
材20Aをダイ32に載置すると共に、このダイ32と
対応する位置に板状部材20Aを挟んでパンチ42を配
置する。
【0042】ダイ32には、凸部24a,25aを成形
するためのリング状の凹部32a,32bが形成されて
いる。また、パンチ42には、凹溝24,25を成形す
るためのリング状の凸部42a,42bが形成されてい
る。
【0043】ついで、図6(c)に示すように、パンチ
42により板状部材20Aを押圧し、パンチ42とダイ
32の協働作用により板状部材20Aにリング状の凹溝
24,25を成形する。
【0044】ついで、図6(d)に示すように、板状部
材20Aの凹溝24にナット10の結合突起11を挿入
し、この挿入部分をレーザーガン50によりナット10
の軸線方向に沿ってレーザー溶接することにより、ナッ
ト10が板状部材20Aに結合される。
【0045】図7乃至図9は、この発明の第3実施例に
係り、図7はナットの結合構造を示す説明図、図8は図
7のVIII−VIII矢視断面説明図、図9はナット
の結合方法を示す工程説明図である。
【0046】この第3実施例に係る板状部材20Bに
は、ナット10の結合突起11と対応する位置に結合突
起挿入部としてのリング状の凸部26が形成されてお
り、この凸部26の内側に内周面に連続してリング状の
凹溝27が形成されている。また、板状部材20Bの反
結合面には、凸部26を形成するためのリング状の凹溝
28が形成されている。
【0047】凸部26の内周面の直径は、ナット10の
結合突起11の外周面の直径とほぼ同一に設定されてお
り、また、凹溝27の内周面の直径は、ナット10の凹
部11dの直径とほぼ同一に設定されている。
【0048】そして、ナット10の結合突起11外周面
と板状部材20Bの凸部26内周面を全周又は部分的に
ナット10の軸線方向に沿ってレーザー溶接し、これに
よりナット10は板状部材20Bに一体的に結合されて
いる。
【0049】つぎに、第3実施例に係るナット10の結
合方法を図9に基づいて説明する。
【0050】この第3実施例では、第2実施例と同様、
第1実施例におけるカシメ工程を削除しており、以下、
その詳細を説明する。
【0051】まず、図9(a)に示すように、所定の厚
さt及び所定の幅bを有する金属板からなる板状部材2
0Bを成形する。
【0052】ついで、図9(b)に示すように、板状部
材20Bをダイ33に載置すると共に、このダイ33と
対応する位置に板状部材20Bを挟んでパンチ43を配
置する。
【0053】ダイ33には、凹溝28を成形するための
リング状の凸部33aが形成されている。また、パンチ
43には、凸部26及び凹溝27を成形するためのリン
グ状の凹溝43a及び凸部43bが形成されている。
【0054】ついで、図9(c)に示すように、パンチ
43により板状部材20Bを押圧し、パンチ43とダイ
33との協働作用により板状部材20Bにリング状の凸
部26及び凹溝27を成形する。
【0055】ついで、図9(d)に示すように、板状部
材20Bの凸部26及び凹溝27にナット10の結合突
起11を挿入し、この挿入部分外周をレーザーガン50
によりナット10の軸線方向に沿ってレーザー溶接する
ことにより、ナット10が板状部材20Bに結合され
る。
【0056】なお、上記第3実施例では、板状部材20
Bに凹溝27を設けたが、この凹溝27を廃止して凸部
26だけにナット10の結合突起11を挿入するように
してもよい。
【0057】上記各実施例によれば、被結合部材として
の板状部材20,20A,20Bの結合突起挿入部2
1,24,26にナット10の結合突起11を挿入し、
この挿入部分外周をナット10の軸線方向に沿ってレー
ザー溶接したので、溶接ビードを小さくすることがで
き、板状部材20,20A,20Bの溶接歪を大幅に減
少させることができる。これによって、旋削加工をなく
すことができ、加工費を廉価にすることができる。
【0058】また、ナット10の結合突起11を溶接治
具を使用することなくレーザー溶接することができるの
で、設備費を廉価にすることができる。
【0059】また、板状部材20,20A,20Bの結
合突起挿入部21,24,26によりナット10の回転
トルクを受けることができるので、ナット10の結合強
度を向上させることができる。
【0060】さらに、第1実施例によれば、カシメによ
りナット10の結合強度をより向上させることができ
る。
【0061】つぎに、上記第1実施例に係るナットの結
合構造及びその結合方法を自動車の自動変速機における
トルクコンバータに適用した例を図10に基づいて説明
する。
【0062】トルクコンバータ60には、エンジン側に
板状部材としてのコンバータカバー20が取付けられて
おり、このコンバータカバー20の外側面に、同一円周
上に同一間隔で複数、例えば4個のナット10が上記結
合方法により結合されている。このナット10には、エ
ンジンのクランク軸70に取付けられたドライブプレー
ト80がボルト81により連結されており、このドライ
ブプレート80によりクランク軸70の回転力をトルク
コンバータ60に伝達すると共に、トルクコンバータ6
0のスラスト荷重を吸収している。また、コンバータカ
バー20の内側面側には、ロックアップクラッチ61が
摺接するように配置されている。
【0063】ここで、ナット10とコンバータカバー2
0の結合部には、ナット10の軸方向に対して横方向か
らの回転力が作用するが、この回転力は、ナット10の
結合突起11の外周面を凸部21の内周面で受け、か
つ、結合突起11の凹部11dを凹溝22の内周面で受
けるため、溶接部分には直接回転トルクが作用しないの
で、高い回転トルクを伝達することができる。
【0064】また、コンバータカバー20の内側面は、
溶接による歪が殆ど発生しないため平面度が良好であ
り、また、溶接による材料の組織変化も少ないので、ロ
ックアップクラッチ61の摺接によるコンバータカバー
20の内側面の偏摩耗を防止することができ、耐久性の
向上が図れる等の効果を得ることができる。
【0065】このように、この発明に係るナットの結合
方法をトルクコンバータ60に適用することにより、ナ
ット10の横方向からの荷重に対して非常に強い結合構
造を得ることができる。
【0066】
【発明の効果】上述した通り、この発明に係る請求項
1、請求項2及び請求項4のナットの結合構造及びその
結合方法によれば、被結合部材の結合突起挿入部にナッ
トの結合突起を挿入し、この挿入部分外周をナットの軸
線方向に沿ってレーザー溶接したので、溶接ビードを小
さくすることができ、被結合部材の溶接歪を大幅に減少
させることができる。これによって、旋削加工をなくす
ことができ、加工費を廉価にすることができる。
【0067】また、ナットの結合突起を被結合部材の結
合突起挿入部に挿入することによりレーザー溶接を行う
ことができるので、ナット溶接治具が不要となり、設備
費を廉価にすることができる。また、被結合部材の結合
突起挿入部によりナットの回転トルクを受けることがで
きるので、ナットの結合強度を向上させることができ
る。
【0068】さらに、請求項3及び請求項5のナットの
結合構造及びその結合方法によれば、カシメによりナッ
トをより強固に被結合部材に結合することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係るナットの結合構造
を示す平面視説明図である。
【図2】図1のII−II矢視断面説明図である。
【図3】この発明の第1実施例に係るナットの結合方法
を示す工程説明図である。
【図4】この発明の第2実施例に係るナットの結合構造
を示す平面視説明図である。
【図5】図4のV−V矢視断面説明図である。
【図6】この発明の第2実施例に係るナットの結合方法
を示す工程説明図である。
【図7】この発明の第3実施例に係るナットの結合構造
を示す平面視説明図である。
【図8】図7のVIII−VIII矢視断面説明図であ
る。
【図9】この発明の第3実施例に係るナットの結合方法
を示す工程説明図である。
【図10】この発明の第1実施例に係るナットの結合構
造及びその結合方法を適用した自動車の自動変速機にお
けるトルクコンバータの断面説明図である。
【図11】従来例に係るナットの結合構造を示す断面説
明図である。
【符号の説明】
10 ナット 11 結合突起 20 被結合部材(板状部材) 20A 被結合部材(板状部材) 20B 被結合部材(板状部材) 21 結合突起挿入部(凸部) 24 結合突起挿入部(凹溝) 26 結合突起挿入部(凸部) E ナットの結合構造

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナットを被結合部材に結合するナットの
    結合構造であって、結合面側に結合突起を有するナット
    と、このナットの結合突起と対応する位置に結合突起挿
    入部を有する被結合部材とからなり、この被結合部材の
    結合突起挿入部と前記ナットの結合突起とをレーザー溶
    接により一体化したことを特徴とするナットの結合構
    造。
  2. 【請求項2】 被結合部材の結合突起挿入部は、ナット
    の結合面に向って突出するリング状の凸部であることを
    特徴とする請求項1記載のナットの結合構造。
  3. 【請求項3】 被結合部材の結合突起挿入部の外周縁を
    ナットの結合突起に向ってカシメたことを特徴とする請
    求項1及び請求項2記載のナットの結合構造。
  4. 【請求項4】 結合面側に結合突起を有するナットを被
    結合部材に結合するナットの結合方法であって、前記被
    結合部材のナットの結合突起と対応する位置に結合突起
    挿入部を成形した後、この結合突起挿入部に前記ナット
    の結合突起を挿入し、しかる後、この挿入部分外周を前
    記ナットの軸線方向に沿ってレーザー溶接することによ
    り、前記ナットを前記被結合部材に結合するようにした
    ことを特徴とするナットの結合方法。
  5. 【請求項5】 結合面側に結合突起を有するナットを被
    結合部材に結合するナットの結合方法であって、前記被
    結合部材のナットの結合突起と対応する位置に結合突起
    挿入部を成形した後、この結合突起挿入部に前記ナット
    の結合突起を挿入し、しかる後、この挿入部分をカシ
    メ、さらに、この挿入部分外周を前記ナットの軸線方向
    に沿ってレーザー溶接することにより、前記ナットを前
    記被結合部材に結合するようにしたことを特徴とするナ
    ットの結合方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030060641A (ko) * 2002-01-10 2003-07-16 현대자동차주식회사 너트 용접방법 및 그 너트
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JP2015117761A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 日本精工株式会社 自在継手の製造方法
CN107984082A (zh) * 2017-12-26 2018-05-04 沈阳思拓威源机械制造有限公司 螺母与冲压件无间隙激光焊接方法
CN110125567A (zh) * 2019-05-21 2019-08-16 深圳市亿和精密科技集团有限公司 一种用于服务器的插接式钣金焊接结构及焊接方法
CN111299829A (zh) * 2019-11-13 2020-06-19 天津商科数控技术股份有限公司 一种螺母与金属板材激光搭接焊方法

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