JPH08155372A - 塗装乾燥炉 - Google Patents

塗装乾燥炉

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JPH08155372A
JPH08155372A JP29849794A JP29849794A JPH08155372A JP H08155372 A JPH08155372 A JP H08155372A JP 29849794 A JP29849794 A JP 29849794A JP 29849794 A JP29849794 A JP 29849794A JP H08155372 A JPH08155372 A JP H08155372A
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JP
Japan
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furnace
conveyor
coated
conveyed
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Application number
JP29849794A
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English (en)
Inventor
Masaru Okubo
優 大久保
Kazuhiro Ishigure
榑 一 弘 石
Koji Hayashi
浩 二 林
Yasuo Tanigawa
川 康 夫 谷
Hajime Kusunoki
元 楠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Trinity Industrial Corp
Original Assignee
Trinity Industrial Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンベアの機械的可動部分を介して炉内にゴ
ミを持ち込むことがないようにし、炉内の無駄な空間を
加熱したり台車を加熱することによる熱損失に伴うラン
ニングコストを軽減すると共に、塗装乾燥炉自体の設置
スペースを節約する。 【構成】 炉本体(4)が、その炉内横幅が前記被塗物
(W)を横向きにした状態で搬送できる幅に選定される
と共に、その床壁(4F)に沿ってコンベア(2)で搬送
される被塗物(W)の下方から熱風を吹き出す熱風ヒー
タ(14)が配設され、前記コンベア(4)は、被塗物
(W)を載置するスキッド(6)が炉本体(4)の床下
に沿って炉外を走行するベース(5)に所要高さの支柱
(7)を介して取り付けられ、当該支柱(7)を床壁
(4F)に形成したスリット(8)から炉内に貫通させて
被塗物(W)を床壁(4F)から所要高さ持ち上げた位置
に支持するように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装の終了した縦長の
被塗物をコンベアで搬送しながら、その塗膜を焼付乾燥
する塗装乾燥炉に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車ボディ等の塗装ラインにおいて
は、コンベアの台車に被塗物となる自動車ボディを載せ
たまま所定の温度・湿度に空調された塗装ブースに搬入
して塗装を行い、塗装終了後、被塗物を台車ごと高温の
乾燥炉に搬入して塗膜の焼付乾燥を行うようにしてい
る。
【0003】このように被塗物を台車ごと乾燥炉に搬入
するようにすれば、途中で被塗物を載せ換える手間もな
く、コンベアで搬送しながら連続的に被塗物を塗装した
後、塗装終了後は塗膜を焼付乾燥することができる。そ
して、被塗物となる自動車ボディは、塗装ブースにおい
て左右両側から均一に塗装することができるように正面
を向いてコンベアで搬送され、そのまま、乾燥炉に搬入
されている。ところで、近年では、さらなるコストダウ
ンを図るため、工場内の無駄なスペースや無駄なコスト
を極力低減すべきとの要請が高く、従来より行なわれて
いる工程の見直しがなされ、以下のような課題が新たに
発見された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、自動車ボデ
ィは縦長形状をしているので、正面を向けたまま搬送す
ると、その分、塗装乾燥炉の全長が長くなるので広い設
置スペースを必要とするだけでなく、乾燥処理を終了し
て被塗物が次の工程に移送されるまでの間、一時的にス
トレージしておくための広いスペース及び長いコンベア
が必要であり、スペース的な無駄が多い。また、正面を
向けたまま搬送する場合には、塗装乾燥炉の内壁面と被
塗物との間に形成される空間が比較的大きく、したがっ
て、その分、炉内を所定温度に維持するためのランニン
グコストが嵩んでいる。
【0005】一方、被塗物を搬送する台車は炉外から炉
内に入り、再び、炉外に出ていくように運転されるの
で、乾燥炉の運転中は、室温の台車が次々に搬入されて
炉内の熱を奪い、そのまま炉外へ持ち出すこととなり、
その分、炉内温度を維持するために多くの熱量を費やし
ランニングコストが嵩んでいる。さらに、台車のローラ
や駆動機構などの機械的可動部分が炉内に配設されてい
るので炉内にゴミを持ち込みやすく、特に、熱風を吹き
出して被塗物を乾燥する場合には、その熱風によりゴミ
が舞い上がって被塗物に付着するという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、コンベアの機械的可動
部分を介して炉内にゴミを持ち込むことがないように
し、炉内の無駄な空間を加熱したり台車を加熱すること
による熱損失に伴うランニングコストを軽減すると共
に、塗装乾燥炉自体の設置スペースを節約するだけでな
く、乾燥処理を終了した被塗物のストレージ空間を節約
できるようにすることを技術的課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、前後長より横幅が短い縦長の被塗物をコ
ンベアで搬送しながらその左右両側に沿って配設された
ヒータにより加熱する塗装乾燥炉において、前記コンベ
アは、被塗物を載置するスキッドが、炉本体の床下に沿
って炉外を走行するベースに所要高さの支柱を介して取
り付けられると共に、当該支柱がその搬送方向に沿って
床壁に形成されたスリットから炉内に貫通されて被塗物
を床壁から所要高さ持ち上げた位置に支持するように成
され、炉本体は、その炉内横幅が前記被塗物を横向きに
した状態で搬送できる幅に選定されると共に、その床壁
に沿って前記コンベアで搬送される被塗物の下方から当
該被塗物の底面及び側面に向かって熱風を吹き出す熱風
ヒータが配設されていることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、炉内は、その横幅が被塗物を
横向きにした状態で搬送できる幅に選定されているの
で、被塗物を横向きに搬送すれば、その搬送ピッチを狭
くすることができ塗装乾燥炉の全長が短くなって炉自体
が小型化されるだけでなく、乾燥処理を終了した被塗物
のストレージ空間も節約され、さらには、炉の内壁と被
塗物との間に形成される空間を狭くすることができ、炉
内の無駄な空間を加熱することに伴うランニングコスト
が軽減される。
【0009】このとき、被塗物を搬送するコンベアのベ
ース部分は炉外を走行し、したがってその駆動機構も炉
外に設置されることになるので、炉内にゴミを持ち込む
ことがなく、また、炉内に搬入されるのは、被塗物とこ
れを載置するスキッドだけなので、ベースに熱を奪われ
ることに伴うランニングコストが軽減される。そして、
左右側壁に沿って配設されたヒータの熱が届きにくい被
塗物の側面及び底面は床壁に沿って配設された熱風ヒー
タにより加熱されて、被塗物の全体が均一に焼付乾燥さ
れる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。図1は本発明に係る塗装乾燥炉の一
例を示す正面図、図2はその側面図である。なお、説明
の便宜上、図1において、右半分が輻射加熱タイプの塗
装乾燥炉、左半分が対流加熱タイプの塗装乾燥炉を示
す。
【0011】図中1は、前後長より横幅が短い自動車ボ
ディ等の縦長の被塗物Wを横向きにしてコンベア2で搬
送しながらその左右両側に沿って配設されたヒータ3で
加熱する塗装乾燥炉であって、炉本体4の天井壁4U,
左右側壁4R,4L,床壁4Fが断熱材で形成されてい
る。ヒータ3は、輻射加熱タイプの塗装乾燥炉であれ
ば、250℃程度の加熱空気を循環させるヒートダクト
(輻射ダクト)が用いられ、対流加熱タイプの塗装乾燥
炉であれば、炉1内に150℃前後の加熱空気を吹き出
す熱風吹出ダクトが用いられている。
【0012】前記コンベア2は、被塗物Wを載置するス
キッド6が、炉本体4の床下に沿って炉外を走行する台
車(ベース)5に所要高さの支柱7を介して取り付けら
れると共に、前記支柱7がその搬送方向に沿って床壁4
Fに形成されたスリット8から炉内に貫通されて、前記
スキッド6に載置した被塗物Wを床壁から所要高さ持ち
上げた位置に支持するように成されている。
【0013】なお、コンベア2は、例えば油圧シリンダ
9により所定ストロークで往復移動される牽引ドッグ1
0で台車5に取り付けられたピン11を引っ掛けて間欠
搬送するトウコンベアで形成されると共に、前記スリッ
ト8から炉内の熱空気が漏洩しないように、その台車5
及び駆動機構が断熱壁12で形成した密閉チャンバ13
内に収納されている。
【0014】塗装乾燥炉1は、左右のヒータ3,3間の
距離(横幅)が、被塗物Wの前後長よりやや長めに形成
されて被塗物Wをスキッド6上に横向きに載せた状態で
搬送できるように形成されている。なお、自動車ボディ
を被塗物Wとした場合に、その横幅は前後長の1/2以
下であるから、搬送ピッチを短くすることができ、塗装
乾燥炉1の全長を従来の1/2程度にしても単位時間あ
たり同じ台数を熱処理することができる。
【0015】また、床壁4Fには、左右のヒータ3の熱
が届きにくい被塗物Wの側面及び底面に向かって下方か
ら150℃前後の熱風を吹き出す熱風吹出ダクト(熱風
ヒータ)14が配設されている。この熱風吹出ダクト1
4には、コンベア2により間欠的に搬送される被塗物W
が停止したときに、被塗物Wの真下に位置する熱風吹出
口15が真上を向いて形成されると共に、被塗物Wの前
後に位置する熱風吹出口16が被塗物Wの側面に向かっ
て斜め下方から熱風を吹き出すように所要角度傾いて形
成されている。なお、輻射加熱タイプの塗装乾燥炉にお
いては、熱風吹出口15,16に塵埃除去用のフィルタ
(図示せず)がはめ込まれると共に、加熱空気の風速も
対流加熱タイプの塗装乾燥炉に比して遅く設定されてい
る。
【0016】以上が本発明の一例構成であって、次にそ
の作用について説明する。まず、ヒータ3に熱風を通し
て塗装乾燥炉1の運転を開始し、炉本体4内を所定の乾
燥温度まで上昇させる。この場合において、被塗物Wを
搬送するコンベア2の台車5は炉外を走行し、その駆動
機構も炉外に設置されているので、熱損失が少なく、短
時間で所定の乾燥温度に達する。
【0017】次いで、乾燥処理を開始し、被塗物Wを載
せた台車5を移送すると、台車5に立設された支柱7が
スリット8に挿通されて、支柱7より上に位置する被塗
物W及びスキッド6のみが炉本体4内を移送され、台車
5は床下を走行する。したがって、塗装乾燥炉1の運転
中に、炉本体4内に搬入されるのは、乾燥処理すべき被
塗物Wと、これを載置するスキッド6だけであり、スキ
ッド6は台車5に比して熱容量が極めて小さいので、熱
損失が少なくランニングコストが節約されるだけでな
く、機械的可動部分が炉本体4外に配設されているので
炉外からゴミ等が持ち込まれることもない。
【0018】また、炉本体4は、その炉内横幅が被塗物
Wを横向きにした状態で搬送できる幅に選定されてお
り、被塗物Wをスキッド6に横向きに載置して搬送され
るので、被塗物Wの搬送ピッチを狭くすることができ、
自動車ボディを搬送する場合、塗装乾燥炉1の全長が従
来の1/2以下に短くすることができる。さらに、横向
きに搬送することによって、塗装乾燥炉1の内壁と被塗
物Wとの間に形成される空間を狭くすることができ、炉
内の無駄な空間を加熱して炉全体を所定の温度に維持す
るためのランニングコストが軽減される。
【0019】被塗物Wは、コンベア2により油圧シリン
ダ9の1ストロークずつ間欠的に搬送され、所定位置に
停止しながら前進し、その上面が炉本体4の天井近くの
熱により加熱され、前後面は炉本体4内の左右両側に配
設されたヒータ3の熱により加熱され、ヒータ3の熱が
届きにくい底面及び側面が床壁4Fに沿って配設された
熱風吹出ダクト14から吹き出される熱風によって加熱
されるので、全体がムラなく均一に焼付乾燥される。特
に、被塗物Wの停止位置において、被塗物Wの真下に配
設された熱風吹出口15から真上に向かって熱風が吹き
出されると共に、その前後に配設された熱風吹出口16
から被塗物Wの左右側面に向かって熱風を吹き出すよう
にすれば、より均一に焼付乾燥することができると同時
に、停止している間中、熱風が吹き付けられるのでタク
トタイムを短縮することができる。
【0020】乾燥処理が終了すると被塗物Wは、塗装乾
燥炉1から横向きのまま搬出され、次工程に移送される
までの間ストレージされるが、コンベア上に横向きのま
ま配列されるので、ストレージ空間も節約され、これに
必要なコンベアの全長をも短くすることができる。な
お、コンベア2は、牽引ドッグ10で台車5に取り付け
られたピン11を引っ掛けて間欠搬送するトウコンベア
に限らず、左右のエンドレスチェーンにベースとなるス
ラットを架け渡したスラットコンベアに所定間隔でスキ
ッド6を取り付けたものを前記エンドレスチェーンによ
り連続搬送するものであってもよい。
【0021】図3は本発明に係る他の塗装乾燥炉を示す
正面図であって、図1及び2と重複する部分については
同一符号を付して詳細説明は省略する。本例のコンベア
2は、被塗物Wを載置するスキッド6が、炉本体4内を
走行する台車5に所要高さの支柱7を介して取り付けら
れると共に、当該支柱7を左右両側から挟むように配設
された左右一対の断熱カバー17で前記台車5が覆われ
て、被塗物Wを断熱カバー17から所要高さ持ち上げた
位置に支持するように成されている。
【0022】断熱カバー17は、例えば図3に示すよう
に床壁4F全体を覆うように配設された断熱板で形成さ
れ、台車5を駆動する油圧シリンダ9や牽引ドッグ10
等の駆動機構が当該断熱カバー17と床壁4Fの間に配
設されて、台車5が断熱カバー17に覆われて走行する
ように成されている。そして、断熱カバー17の上に
は、被塗物Wの下方から当該被塗物Wの底面及び側面に
向かって熱風を吹き出す熱風吹出ダクト14が配設され
ている。
【0023】したがって、本例によれば、台車5が断熱
カバー17の下側を走行し、断熱カバー17から炉本体
4内に露出されているのは、乾燥処理すべき被塗物W
と、これを載置するスキッド6だけであり、スキッド6
は台車5に比して熱容量が極めて小さいので、熱損失が
少なくランニングコストが節約されるだけでなく、機械
的可動部分が断熱カバー17に覆われているので炉外か
らゴミ等が持ち込まれることもない。
【0024】また、被塗物を横向きに搬送することによ
り塗装乾燥炉1を短くすることができると同時に、炉内
の無駄な空間を少なくしてランニングコストを軽減で
き、さらに、ヒータ3の熱が届きにくい底面及び側面が
熱風吹出ダクト14から吹き出される熱風によって全体
がムラなく均一に加熱される点については、前例と同様
である。なお、断熱カバー17は断熱板を床壁4F全体
を覆うように配設する場合に限らず、台車5の走行路に
沿ってその部分だけを覆うように形成されている場合で
あってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、被
塗物を横向きにした状態で搬送できるので、被塗物の搬
送ピッチを狭くして塗装乾燥炉の全長が短くなって炉自
体が小型化されるだけでなく、乾燥処理を終了した被塗
物のストレージ空間を節約して工場全体の省スペース化
を図ることができ、また、塗装乾燥炉の内壁と被塗物と
の間に形成される空間が狭くなるので、炉内の無駄な空
間を加熱することに伴うランニングコストを軽減するこ
とができるという大変優れた効果を有する。さらに、横
向きに搬送する際に、炉内の左右側壁に沿って配設され
たヒータの熱が届きにくい被塗物の側面及び底面は、床
壁に沿って配設された熱風ヒータにより加熱されるの
で、被塗物の全体を均一に加熱乾燥することができると
いう効果を有する。さらにまた、被塗物を搬送するコン
ベアのベース部分は炉外を走行され、その駆動機構も炉
外に設置されるので、炉内にゴミを持ち込むことがな
く、また、炉内に搬入されるのは、被塗物とこれを載置
するスキッドだけなので、コンベアを加熱することによ
る熱損失に伴うランニングコストを軽減することができ
るという大変優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る塗装乾燥炉を示す正面図。
【図2】その側面図。
【図3】本発明に係る他の塗装乾燥炉を示す正面図。
【符号の説明】
W・・・被塗物 1・・・塗装乾燥炉 2・・・コンベア 3・・・ヒータ 4・・・炉本体 4F・・床壁 5・・・台車(ベース) 6・・・スキッド 7・・・支柱 8・・・スリット 9・・・油圧シリンダ 14・・・熱風吹出ダクト(熱風ヒータ) 17・・・断熱カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷 川 康 夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 楠 元 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後長より横幅が短い縦長の被塗物
    (W)をコンベア(2)で搬送しながらその左右両側に
    沿って配設されたヒータ(3)により加熱する塗装乾燥
    炉において、 前記コンベア(2)は、被塗物(W)を載置するスキッ
    ド(6)が、炉本体(4)の床下に沿って炉外を走行す
    るベース(5)に所要高さの支柱(7)を介して取り付
    けられると共に、当該支柱(7)がその搬送方向に沿っ
    て床壁(4F)に形成されたスリット(8)から炉内に貫
    通されて被塗物(W)を床壁(4F)から所要高さ持ち上
    げた位置に支持するように成され、 炉本体(4)は、その炉内横幅が前記被塗物(W)を横
    向きにした状態で搬送できる幅に選定されると共に、そ
    の床壁(4F)に沿って前記コンベア(2)で搬送される
    被塗物(W)の下方から当該被塗物(W)の底面及び側
    面に向かって熱風を吹き出す熱風ヒータ(14)が配設さ
    れていることを特徴とする塗装乾燥炉。
  2. 【請求項2】 前後長より横幅が短い縦長の被塗物
    (W)をコンベア(2)で搬送しながらその左右両側に
    沿って配設されたヒータ(3)により加熱する塗装乾燥
    炉において、 前記コンベア(2)は、被塗物(W)を載置するスキッ
    ド(6)が、炉本体(4)内を走行するベース(5)に
    所要高さの支柱(7)を介して取り付けられると共に、
    当該支柱(7)を左右両側から挟むように配設された左
    右一対の断熱カバー(17)で前記ベース(5)が覆われ
    て、被塗物(W)を断熱カバー(17)から所要高さ持ち
    上げた位置に支持するように成され、 炉本体(4)は、その炉内横幅が前記被塗物(W)を横
    向きにした状態で搬送できる幅に選定されると共に、前
    記断熱カバー(17)内を走行するベース(5)に取り付
    けられたスキッド(6)に載置されて炉本体(4)内を
    搬送される被塗物(W)の下方から当該被塗物(W)の
    底面及び側面に向かって熱風を吹き出す熱風ヒータ(1
    4)が配設されていることを特徴とする塗装乾燥炉。
JP29849794A 1994-12-01 1994-12-01 塗装乾燥炉 Pending JPH08155372A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4141368A1 (de) * 2015-07-31 2023-03-01 Dürr Systems AG Behandlungsanlage und verfahren zum behandeln von werkstücken
US11674752B2 (en) 2015-07-31 2023-06-13 Dürr Systems Ag Treatment installation and method for treating workpieces

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