JP2005083714A - 塗装用乾燥炉 - Google Patents
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Abstract
【課題】自動車ボディの裏面の昇温特性の悪い部位を効果的に温度上昇させることにより乾燥しやすくすることのできる塗装用乾燥炉を提供する。
【解決手段】塗装用乾燥炉を構成する対流加熱ゾーン5には、炉本体21の床部において複数の供給口25を有する熱風供給ダクト23を備えている。一方、自動車ボディ2を搬送するための台車3は、その内部に中空部33を有し、その裏面34において熱風給気口36を有し、その上面30において複数のノズル37を有する。そして、熱風供給ダクト23から吹き出された熱風が、台車3の熱風給気口36及び中空部33を介して、ノズル37より自動車ボディ2の裏面のメンバー部やロッカー部の塗膜に吹きつけられることで、塗膜が焼付乾燥される。
【選択図】 図3
【解決手段】塗装用乾燥炉を構成する対流加熱ゾーン5には、炉本体21の床部において複数の供給口25を有する熱風供給ダクト23を備えている。一方、自動車ボディ2を搬送するための台車3は、その内部に中空部33を有し、その裏面34において熱風給気口36を有し、その上面30において複数のノズル37を有する。そして、熱風供給ダクト23から吹き出された熱風が、台車3の熱風給気口36及び中空部33を介して、ノズル37より自動車ボディ2の裏面のメンバー部やロッカー部の塗膜に吹きつけられることで、塗膜が焼付乾燥される。
【選択図】 図3
Description
本発明は、自動車ボディ等に熱風を吹き付けてその塗膜を乾燥させる塗装用乾燥炉に関するものである。
自動車ボディ等が塗装された場合、その後、塗膜を乾燥させるための乾燥炉へと案内される。すなわち、乾燥炉は、トンネル形の炉本体を具備し、当該炉本体内を塗装済みの自動車ボディが台車によって連続的又は間欠的に移送される。この移送の間、熱風が吹き付けられたりすることで、塗膜が加熱乾燥させられる(例えば、特許文献1参照)。
詳しくは、図7に示すように、塗装用乾燥炉70の対流加熱ゾーンにおいて、炉本体71内の左右側壁72の床面73近傍には、台車75で搬送される自動車ボディ76の側面下端部(ロッカー部)に対向する熱風吹出口77を有する熱風供給ダクト78が配され、天井面79近傍には炉本体71内の溶剤成分を含む汚染空気を外部に排出する排気口80を有する排気ダクト81が配されている。
そして、熱風吹出口77から吹き出された熱風は、自動車ボディ76の側面下端部に衝突した後、自動車ボディ76の周囲に回り込むようにして炉本体71内を上昇し、排気口80から排出される。これにより、自動車ボディ76の温度が上昇し、自動車ボディ76を乾燥させることができる。
自動車ボディ76全体を十分に乾燥させるためには、例えば、図6のグラフ(二点鎖線参照)に示すように、自動車ボディ76全体が設定温度(例えば160℃)に達する乾燥開始時間T1から乾燥終了時間T2まで、所定の乾燥時間(例えば20分間)、自動車ボディ76を炉本体71内に留める必要がある。
特開2000−334367号公報
しかしながら、自動車ボディ76の裏面(側面下端部も含む)に多く見られる厚い鉄板が重なった部位(例えばメンバー部やロッカー部等)は昇温特性が悪く、他の部位に比べ温度上昇が比較的遅い傾向にある。このため、電着塗装された自動車ボディのように、その裏面を乾燥させなくてはならない場合、メンバー部等が乾燥しにくいといった問題点があった。
さらに、自動車ボディ76全体を十分に乾燥させるためには、メンバー部等の温度上昇を考慮し乾燥開始時間T1を設定しなければならず、自動車ボディ76全体を設定温度まで昇温させるのに比較的時間がかかった。加えて、自動車ボディ76全体が設定温度に達した後、一定の乾燥時間を確保しなければならいため、必然的に乾燥終了時間T2が遅くなるおそれがあった。ひいては、生産効率の低下や、炉長が長くなるといった問題が生じるおそれがあった。
また、これらの不具合に対し、炉本体71内の床面73において熱風吹出口を上方に向くように設け、自動車ボディ76の裏面に熱風を吹き付けることも考えられるが、自動車ボディ76と熱風吹出口との間に台車75が存在するため、自動車ボディ76の裏面と熱風吹出口との距離が長くなるといった問題が生じる。さらに、熱風吹出口にゴミ等が付着したり、付着したゴミや熱風吹出口の周囲にあるゴミ等が巻き上げられ、塗膜へゴミ等が付着するといった問題が生じるおそれがある。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、自動車ボディの裏面のメンバー部等のような昇温特性の悪い部位を効果的に温度上昇させることにより乾燥しやすくし、ひいては自動車ボディ全体の昇温時間の短縮、乾燥終了時間の早期化、生産効率の向上や炉長の短縮等を図ることのできる塗装用乾燥炉を提供することを技術的課題としている。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.炉本体内を台車により搬送される自動車ボディに熱風を吹き付けてその塗膜を乾燥させる塗装用乾燥炉において、
自動車ボディの裏面に対して熱風を吹き出すための少なくとも1つの吹出口を有する熱風吹出機構を前記台車に設けたことを特徴とする塗装用乾燥炉。
自動車ボディの裏面に対して熱風を吹き出すための少なくとも1つの吹出口を有する熱風吹出機構を前記台車に設けたことを特徴とする塗装用乾燥炉。
上記手段1によれば、上記熱風吹出機構(例えばノズルや通気管等)を台車に設けることで、自動車ボディの裏面(側面下端部も含む)に直接的に熱風を吹きつけることができる。これにより、自動車ボディの裏面の昇温特性の悪い部位(例えばメンバー部やロッカー部など)を効果的に温度上昇させることができる。従って、電着塗装された自動車ボディのように、その裏面を乾燥させなくてはならない場合には、メンバー部等のように比較的乾燥しにくい部位が乾燥しやすくなる。
また、自動車ボディ全体を効率よく昇温させることができ、自動車ボディが乾燥に必要な設定温度に達するまでの昇温時間の短縮を図るとともに、乾燥終了時間の早期化を図ることができる。ひいては生産効率の向上や炉長の短縮等を図ることができる。
さらに、炉本体内の床面に熱風吹出口を設けた場合に比べて、自動車ボディの裏面により近い位置から直接的に熱風を吹きつけることができるため、上記効果がより高められる。また、炉本体内の床面にあるゴミ等の巻き上げや、吹出口にゴミ等が付着するといった不具合の生じるおそれが低減される。
手段2.炉本体内を台車により搬送される自動車ボディに熱風を吹き付けてその塗膜を乾燥させる塗装用乾燥炉において、
炉本体内の床部において、熱風を供給する熱風供給手段を備え、
前記熱風供給手段より熱風を給気するための熱風給気口と、自動車ボディの裏面に対して熱風を吹き出すための少なくとも1つの吹出口とを有する熱風吹出機構を前記台車に設けたことを特徴とする塗装用乾燥炉。
炉本体内の床部において、熱風を供給する熱風供給手段を備え、
前記熱風供給手段より熱風を給気するための熱風給気口と、自動車ボディの裏面に対して熱風を吹き出すための少なくとも1つの吹出口とを有する熱風吹出機構を前記台車に設けたことを特徴とする塗装用乾燥炉。
上記手段2によれば、上記手段1と同様な効果を奏する。
手段3.前記台車はタクト搬送され、
前記台車の停留位置において、前記台車の熱風給気口と対応するように、前記熱風供給手段の供給口が設けられていることを特徴とする手段2に記載の塗装用乾燥炉。
前記台車の停留位置において、前記台車の熱風給気口と対応するように、前記熱風供給手段の供給口が設けられていることを特徴とする手段2に記載の塗装用乾燥炉。
上記手段3によれば、熱風供給手段の供給口が台車の停留位置に設けられているため、自動車ボディの乾燥時(台車の停留時)には、台車の熱風給気口に対応しない箇所からの熱風の漏洩が抑えられ、効率よく熱風吹出機構へ熱風を供給することができるとともに、炉本体内のゴミ等の巻き上げ等の不具合の発生を低減することができる。結果として、上記手段2の効果をさらに高めることができる。
手段4.前記吹出口は、自動車ボディの裏面の特定部位に対応するように設けられていることを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載の塗装用乾燥炉。
上記手段4によれば、熱風吹出機構の吹出口が、自動車ボディの裏面の特定部位に対応するように設けられることにより、その部位を重点的に昇温させたり、乾燥させたりすることができる。従って、昇温特性の悪い部位(例えばメンバー部やロッカー部など)を上記特定部位として、これに対応するように吹出口を設けることにより、上記手段1等の効果をさらに高めることができる。
以下に、一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施の形態における塗装用乾燥炉1の概略構成を示す側面模式図である。同図に示すように、本実施の形態では、電着塗装の塗装工程を経た自動車ボディ2が台車3(図2等参照)によってタクト搬送(間欠搬送)されながら、塗装用乾燥炉1の入口部の方へと案内され、出口部から導出されるようになっている。また、本実施の形態における塗装用乾燥炉1は、前段側の輻射加熱ゾーン4と、後段側の対流加熱ゾーン5とによって構成されている。
図2に示すように、輻射加熱ゾーン4は、トンネル形の炉本体11と、当該炉本体11内において、自動車ボディ2(台車3)の搬送方向に沿って両側に設けられた一対の赤外線輻射パネル12とを備えている。各赤外線輻射パネル12は、その名のとおり赤外線を内側に向けて放射可能に構成されている。そして、塗装工程を経た自動車ボディ2が当該輻射加熱ゾーン4を通過することで、塗膜中に含まれる溶剤成分が主として蒸発させられるようになっている。
次に、対流加熱ゾーン5について図3を参照しつつ詳しく説明する。図3は、対流加熱ゾーン5の概略構成を示す正面模式図である。同図に示すように、対流加熱ゾーン5は、トンネル形の炉本体21と、炉本体21内の床部において自動車ボディ2(台車3)の搬送方向に沿って設けられた一対のレール22と、両レール22に挟まれるように設けられた熱風供給手段としての熱風供給ダクト23と、炉本体21内の左右両側壁部の上部に設けられた排気ダクト24とを備えている。
熱風供給ダクト23には、図示しない熱源(例えばバーナー)で加熱された空気が、図示しないファンによって供給されるようになっている。当該熱風供給ダクト23の上面部には、自動車ボディ2(台車3)の複数の停留位置に対応するように、複数の供給口25が設けられている。各供給口25は、自動車ボディ2(台車3)の搬送方向に沿って長尺状に形成されている。
また、排気ダクト24は、図示しない吸引機構に連通されているとともに、その壁面には、複数の排出口27が設けられている。かかる排気口27より、炉本体21内で発生した溶剤成分を含む汚染空気が排出されるようになっている。
一方、図4,5に示すように、台車3は、略直方体形状に構成されている。台車3は、その前後長及び横幅が自動車ボディ2の前後長及び横幅と略同一となっており、その上面30が自動車ボディ2の裏面ほぼ全域に相対するように構成されている。また、台車3の左右両側面部31には、レール22に載置される二対の車輪32が回転可能に軸支されている。
また、台車3は、その内部に中空部33(図2,3参照)を有している。そして、台車3の裏面34には、中空部33に連通する熱風給気口36が設けられ、台車3の上面30には、中空部33に連通する複数の吹出口としてのノズル37が設けられている。
熱風給気口36は、台車3の横幅方向の略中央部において、前後方向(台車3の搬送方向)に沿って長尺状に開口形成され、その開口形状は、熱風供給ダクト23の供給口25の開口形状と略同一形状となっている。各ノズル37は、前後方向に沿って長尺状に開口形成され、載置される自動車ボディ2の裏面(側面下端部を含む)の特定部位としてのメンバー部やロッカー部(図示略)に対応するように設けられている。従って、本実施の形態では、中空部33、熱風給気口36及びノズル37によって熱風吹出機構が構成される。但し、熱風吹出機構としては、中空部33に代えて、熱風給気口36とノズル37とを通気管により連通させた構造を採用してもよい。
次に、上記のように構成されてなる本実施の形態の作用効果について説明する。
電着塗装された自動車ボディ2は台車3によってタクト搬送されながら、塗装用乾燥炉1の入口部から、まずは輻射加熱ゾーン4へと案内され、次に対流加熱ゾーン5へと案内される。
対流加熱ゾーン5においては、常時、熱風供給ダクト23の供給口25から、加熱された空気が熱風となって吹き出されている。そして、自動車ボディ2(台車3)が所定の停留位置に停止すると、熱風供給ダクト23の供給口25から吹き出された熱風が、台車3の裏面34の熱風給気口36より中空部33へ給気される。そして、この熱風が、中空部33を介して、台車3の上面部30のノズル37より自動車ボディ2の裏面のメンバー部やロッカー部の塗膜に吹きつけられることで、塗膜が焼付乾燥される。
ここで、自動車ボディ2(台車3)が上記停留位置に停止した後、図6のグラフ(実線部参照)に示すように、自動車ボディ2全体が設定温度160℃に達する乾燥開始時間TS1から乾燥終了時間TS2まで、所定の乾燥時間、自動車ボディ2が上記停止位置に停留するようになっている。
そして、乾燥時間経過後、自動車ボディ2(台車3)が上記停留位置より移送され、塗装用乾燥炉1の出口部から導出される。
以上詳述したように、上記台車3に形成された熱風吹出機構(ノズル37等)の構成により、メンバー部やロッカー部などのように自動車ボディ2の裏面の昇温特性の悪い部位に直接的に熱風を吹きつけることができる。これにより、メンバー部やロッカー部などを重点的に温度上昇させ、乾燥させることができる。また、自動車ボディ2全体を効率よく昇温させることができ、自動車ボディ2が乾燥に必要な設定温度に達するまでの昇温時間の短縮を図るとともに、乾燥終了時間の早期化を図ることができる。ひいては生産効率の向上(タクトタイムの短縮)や炉長の短縮等を図ることができる。さらに、炉本体21内の床部に熱風吹出口を設けた場合に比べて、自動車ボディ2の裏面により近い位置から直接的に熱風を吹きつけることができるため、上記効果がより高められる。また、炉本体21内の床部にあるゴミ等の巻き上げや、吹出口(ノズル37)にゴミ等が付着するといった不具合の生じるおそれが低減される。
さらに、自動車ボディ2(台車3)がタクト搬送されるとともに、熱風供給ダクト23の供給口25の位置が自動車ボディ2(台車3)の停留位置に対応しているため、自動車ボディ2の乾燥時(台車3の停留時)には、台車3の熱風給気口36に対応しない箇所からの熱風の漏洩が抑えられ、効率よく台車3へ熱風を供給することができるとともに、炉本体21内のゴミ等の巻き上げ等の不具合の発生を低減することができる。
なお、上記台車3の構成は、自動車ボディ2が縦向きであるか横向きであるかを問わず採用できるため、自動車ボディ2を横向きにした状態で搬送する塗装用乾燥炉にも対応できる。自動車ボディ2を横向きに搬送すれば、その搬送ピッチを短くし、さらなる炉長の短縮や生産性の向上を図ることができる。
なお、上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施の形態における塗装用乾燥炉1は、電着塗装の塗装工程を経た自動車ボディ2を乾燥させるための乾燥炉であるが、これに限らず、中塗り、上塗り等の塗装工程を経た自動車ボディを乾燥させるための乾燥炉に具体化することとしてもよい。この場合には、台車のノズルが少なくともロッカー部に対応するように設けられていればよい。
(b)上記実施の形態では、輻射加熱ゾーン4及び対流加熱ゾーン5からなる塗装用乾燥炉1について具現化しているが、対流加熱ゾーン5のみからなる乾燥炉に具体化することもできる。勿論、別のゾーンを有する乾燥炉に具体化することとしてもよいし、順序が逆の加熱炉に具体化することとしてもよい。
(c)上記実施の形態では、自動車ボディ2(台車3)をタクト搬送するように構成されているが、これに限らず、自動車ボディ2(台車3)を連続搬送する構成としてもよい。この場合、熱風供給ダクト23の供給口は、対流加熱ゾーン5のほぼ全長にわたって連続形成されることが好ましい。
(d)台車3においてノズル37が設けられる位置は、自動車ボディ2の裏面のメンバー部やロッカー部等に対応した位置に限られず、その他の昇温特性の悪い部位に対応するように設けられるようにしてもよい。
1…塗装用乾燥炉、2…自動車ボディ、3…台車、4…輻射加熱ゾーン、5…対流加熱ゾーン、21…炉本体、23…熱風供給手段としての熱風供給ダクト、25…供給口、33…熱風吹出機構を構成する中空部、36…熱風吹出機構を構成する熱風給気口、37…熱風吹出機構,吹出口を構成するノズル、TS1…乾燥開始時間、TS2…乾燥終了時間。
Claims (4)
- 炉本体内を台車により搬送される自動車ボディに熱風を吹き付けてその塗膜を乾燥させる塗装用乾燥炉において、
自動車ボディの裏面に対して熱風を吹き出すための少なくとも1つの吹出口を有する熱風吹出機構を前記台車に設けたことを特徴とする塗装用乾燥炉。 - 炉本体内を台車により搬送される自動車ボディに熱風を吹き付けてその塗膜を乾燥させる塗装用乾燥炉において、
炉本体内の床部において、熱風を供給する熱風供給手段を備え、
前記熱風供給手段より熱風を給気するための熱風給気口と、自動車ボディの裏面に対して熱風を吹き出すための少なくとも1つの吹出口とを有する熱風吹出機構を前記台車に設けたことを特徴とする塗装用乾燥炉。 - 前記台車はタクト搬送され、
前記台車の停留位置において、前記台車の熱風給気口と対応するように、前記熱風供給手段の供給口が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の塗装用乾燥炉。 - 前記吹出口は、自動車ボディの裏面の特定部位に対応するように設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の塗装用乾燥炉。
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- 2003-09-11 JP JP2003319271A patent/JP2005083714A/ja active Pending
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