JPH0617242B2 - 板ガラス用の曲げ成形方法及び装置 - Google Patents

板ガラス用の曲げ成形方法及び装置

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JPH0617242B2
JPH0617242B2 JP59155138A JP15513884A JPH0617242B2 JP H0617242 B2 JPH0617242 B2 JP H0617242B2 JP 59155138 A JP59155138 A JP 59155138A JP 15513884 A JP15513884 A JP 15513884A JP H0617242 B2 JPH0617242 B2 JP H0617242B2
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/025Re-forming glass sheets by bending by gravity
    • C03B23/0258Gravity bending involving applying local or additional heating, cooling or insulating means
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B29/00Reheating glass products for softening or fusing their surfaces; Fire-polishing; Fusing of margins
    • C03B29/04Reheating glass products for softening or fusing their surfaces; Fire-polishing; Fusing of margins in a continuous way
    • C03B29/06Reheating glass products for softening or fusing their surfaces; Fire-polishing; Fusing of margins in a continuous way with horizontal displacement of the products
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、板ガラスを曲げ成形する方法及び装置に関
し、特に板ガラスを移送台車上の曲げ型台に載置して移
送しつつ加熱し、自重で曲げる方法及びこの方法を実施
するための装置に関する。
さらに詳述すれば、本発明は、炉内において各板ガラス
を移送用台車に担持された曲げ型台に載置し、これらの
台車上段の移送往路に連続配設された加熱室へ順次周期
的に移送して各加熱室に備えられた加熱手段により板ガ
ラスの温度を高め、最終加熱室では板ガラスが熱作用と
自重によりわん曲したことが加熱室の側壁の観察窓を透
して観察されるまで加熱し、その後最終加熱室にあった
台車を上段の移送往路から下段の移送復路へ移動し、移
送往路の進路と逆方向へ周期的に移送して炉内を一巡さ
せた後、前記炉の前方壁面の開口部を通って炉外に移送
させ、曲げ成形済み板ガラスを未成形板ガラスと置換し
て再び炉内へ戻し、移送往路へ移動させて板ガラスを曲
げ成形する方法及び装置に関する。
従来の技術 本発明の出願人によるフィンランド特許明細書第449
33号に開示された方法及び装置によれば、炉内を移送
される台車は、箱形断熱台車から成り、各曲げ型台を収
容する構成になっている。
発明が解決しようとする問題点 このような、構成の台車を用いる装置は、種々の厚さと
寸法の板ガラスを曲げ成形するのに好適である。しか
し、曲げ成形に際しては、質量の大きい箱形台車と共
に、板ガラスを加熱及び冷却処理しなければならず、該
成形工程に要するエネルギーのほとんどは、箱形台車の
加熱及び除冷処理に費やされるという欠点がある。
前記装置における別の欠点は、箱形台車の縁部が熱い
上、この箱形台車までの到達作業距離が長いので、板ガ
ラスの積み下し作業が不便なことである。即ち、板ガラ
スの積み下し作業が生物工学的に困難である。また、箱
形台車では、底部壁面と、丈高な側壁面が障害となって
自動載置装置を備えることができない。
前記の装置における曲げ成形用の熱処理炉において、板
ガラスを載せた箱形台車は、上段の移送往路を通って加
熱され、曲げ成形後、下段の移送復路を通って帰還する
が、移送往路で板ガラスと箱形台車の得た熱エネルギー
は台車の開口部のない底部の断熱材に遮られて移送往路
における加熱にほとんど寄与しない。従って、この型の
装置のエネルギー消費量は、大きく、10〜20Kwh/m
2の範囲となる。
本発明の目的は、板ガラスを曲げ成形する方法及び装置
を改善して、加熱し除熱すべき質量を実質的に減じると
共に、除熱時に板ガラスが発する熱エネルギーの利用効
率を従来より高めることにある。
問題点を解決するための手段 本発明による板ガラスを曲げ成形する方法は、板ガラス
を台車に担持した曲げ型台に載置し、炉内へ搬入され
て、炉内の移送往路に沿って連続配設された加熱室を順
次通過させながら加熱し、移送往路端の最終加熱室で板
ガラスを熱作用及び自重により曲げ成形し、この成形作
業を最終加熱室の後端壁に設けた監視窓を通して監視し
つつ完了させ、こうして成形された板ガラスを炉内の移
送復路に沿って前記移送往路とは逆方向に移送して炉内
を一巡させ、炉外へ搬出し、前記成形された板ガラスを
未成形ガラスと積み換えることにより構成される。
さらに、本発明による板ガラスを曲げ成形する装置は、
前述の方法を実施するためのものであり、 ・長手方向の一端にローディング部を他端に閉鎖された
成形部を各々有する長尺の炉と、 ・板ガラスを加熱し自重により曲げ成形する型台を各々
担持している一連の台車と、 を備え、前記炉には、 ・前記台車を炉の一連の加熱室へ順次移送する上段の移
送往路と、 ・加熱室の天井部に設けたヒータと、 ・前記移送往路の下方にあって台車を前記ローディング
部へ帰還させる下段の移送復路と、 ・前記ローディング部において、台車を炉に対し通過出
入させるゲートと、 ・台車を炉のローディング部の移送復路から移送往路へ
と移動させるリフト機構と、 ・台車を炉の前記成形部で、移送往路から移送復路まで
移動するリフト機構と、 ・移送往路において台車をローディング部から成形部へ
と移動し、また移送復路において台車を移送往路の進路
と逆方向に移動する移動手段と、 が設けられている。
実施例 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図および第3図に示すように、本発明による装置は
長尺の炉(1)を備えている。この炉(1)は、終端及
び天井部が閉鎖され、側壁及び炉底部は断熱材(24)で被
覆されている。炉内の両側壁の長手方向に沿って上段の
移送往路(2)と下段の移送復路(3)とが設けられて
いる。移送往復路(2,3)は、第4図に示すように、
側壁に固着した枠部材(28)にベアリング(29)により回転
自在に取り付けられて炉内へ延びている軸と、この軸の
炉内側端に固着され前記軸と共に自由に回転するコロ
(7)とから成るコロ群(第4図では1つのみ図示)を
炉(1)の両側壁に上・下2段に分けて一列に配設して
構成されている。
曲げ成形すべき板ガラス(6)を載置した曲げ型台
(5)を担持している台車(4)は、これらの移送往復
路に沿って、炉内を移送される。炉(1)の成形部(14)
における枠部材(28)及びコロ(7)は炉の側方向へ移動
可能になっている。
第2図、第4図、第5図に示すように、台車(4)は、
開口部を有する底部(25)と仕切壁(8)とから成る。底
部(25)は、閉鎖部のない底板とすることもできるが、好
適な実施例としての底部(25)は、断熱材(26)で被覆され
た中空枠(25′)による外枠のみの構成である。従って、
底部(25)平面の中央部は開口部となっていて、熱流が通
過可能である。前記開口部は、熱流が通過自在であるか
ぎり、網目部材、耐火格子、薄い波形板等で覆ってもよ
い。
台車(4)は、中空枠(25′)の両側に沿って延びている
レール(27)を有し、このレール(27)がコロ(7)に係合
している。台車(4)は、このレール(27)がコロ(7)
上を滑走することにより各移送路(2,3)を移動す
る。このように、台車(4)の周囲は、前方に仕切壁
(8)を有するが、側方、及び後方には何らの遮蔽物を
有さない開放した構造になっている。台車(4)が熱処
理工程の往路である移送往路を移動する際、台車(4)
の仕切壁(8)と炉(1)の側壁とは、その間に移動に
必要な最小限度のクリアランスを残し、相互に近接して
いる。また、炉(1)内では複数の台車(4)が周期的
に炉(1)内を一巡する。
第3図に示すごとく、炉(1)は仕切部(24a)により複
数の加熱室(10)に仕切られている。仕切部(24a)は、第
5図に示すように、炉(1)の天井部から下方へ突出
し、断熱材で被覆されている。一連の台車(4)は、移
送往路を移送されて各前方仕切壁(8)の上端が各々仕
切部(24a)の下端の真下へ来ると停止し、仕切壁(8)
と仕切部(24a)とは上下方向に整列するようになってい
て、この時点で、台車(4)と仕切壁(24a)とが共動で
炉内の長手方向に分離した加熱室(10)を形成する。各加
熱室(10)の天井部(24)には、電気抵抗器のようなヒータ
(23)が設けられている。
前記ヒータ(23)は一連の加熱室(10)が炉(1)の終端部
へ近づくにつれて温度が高くなるように構成されてい
る。
第3図に示すように、炉(1)の終端(第3図で左方)
の最終加熱室は加熱成形室(14)となっており、この加熱
成形室(14)は台車(4)を移送往路から移送復路へ下動
させるリフト機構(14a)を有する。リフト機構(14a)はジ
ャッキ又は上下動ピストン・シリンダー装置等から成
る。このリフト機構(14a)は、その昇降台(13)が断熱作
用を有し、台車(4)を載せた状態で移送往路(2)に
位置している時最終加熱室即ち、加熱成形室(14)の底面
を閉鎖し、板ガラス(6)が軟化して曲げ成形されるま
で加熱できるようになっていることが必要である。この
加熱の際、板ガラスは軟化して自重により型台(5)の
表面に沿って成形される。
炉(1)の操作員は、炉(1)の終端壁面に設けられた
監視窓(12)を通して板ガラスの成形過程を監視する。台
車(4)の前方仕切壁(8)にも窓(11)が設けられてい
て、前記監視室と同位置で重なり合って、炉外から炉内
を観察できる。
板ガラスの曲げ成形が済むと、台車(4)は、リフト機
構(14a)により移送往路から移送復路へ移動し、炉
(1)の他端へ向って移送往路(2)における台車の進
路とは逆方向へ移送される。
台車(4)の駆動手段として、移送往路の開始端部に
は、第1図に示すように、ピストン・シリンダー装置(1
6)が設けられている。このピストン・シリンダー装置(1
6)は台車底部の縁部に係合する把持手段(17)を有し(第
4図)、ピストンのストローク巾は台車(4)の底部の
長さに匹敵する〔即ち、前記把持手段(17)を台車の縁部
に係合させながら、ピストン・シリンダー装置(16)は台
車(4)を前進させる〕。同様に、移送復路(3)の開
始端部〔即ち炉(1)の終端部〕には把持手段(19)を有
するピストン・シリンダー装置(18)が設けられている。
第2図に示すように、本発明による装置においては操作
員が炉(1)内の成形作業進捗度を見ながら操作パネル
(20)を用いて制御する。符号(21)は電力部を、符号(22)
はケーブル用ダクトを示す。
第1図と第3図に示すように、炉(1)の前端部にはゲ
ート(9)が移送復路の終端部に隣接して設けられてい
て、台車(4)はこのゲート(9)を通して炉外へ搬出
され、板ガラス(6)の積換え作業が行なわれる。この
作業中は、台車の前方仕切壁(8)が前記ゲート(9)
を閉鎖し、熱が炉外へ逃げるのを防いでいる。台車の炉
外への搬出及び炉内への搬入に際しては、コンベアー(3
0)が作動して、台車(4)を移送するようになってい
る。
板ガラスの積み換え作業後、台車(4)はゲート(9)
を通って再び炉内の移送復路の終端部へ戻される。前記
終端部即ち炉の前端部には、リフト機構(14a)に類似の
リフト機構(15a)が設けられていて、搬入された台車
(4)を移送往路の開始位置(第3図右端)へ上動す
る。
本発明による装置においては、特に台車の設計について
従来のものとは異なる。本発明による装置における台車
(4)は、枠組構造の底部(25)と、この底部に結合した
断熱仕切壁(8)とから成り、台車の周囲は、前記仕切
壁(8)以外は従来の箱形台車と異なり遮蔽されていな
い開放した構造になっている。従って、熱エネルギー
は、炉内において台車(4)の底部(25)を大変容易に通
過移動できる。
作用 この装置は、以下に記す様に作用する。
第3図に示すように、リフト機構(14a,15a)は各々開始
位置である上方に位置している。
リフト機構(14a)が台車(4)を僅かに上動して、レー
ル(27)をコロ(7)から浮かせると、端部の1対の可動
枠部材(28)(第4図に1つのみ図示)が相互に離開して
コロ(7)とレール(27)との係合を解除し、コロ(7)
は第3図の想像線で示す位置へ移動する。この移動作用
は、第1図の符号(31)で示すシフトシリンダーにより行
なわれる。
最終端にある加熱成形室(14)において曲げ成形された板
ガラスは型台(5)及び台車(4)と共にリフト機構(1
4a)により下動して移送復路(3)の開始端に至る。こ
の時1対の可動枠部材(28)とこれに取付けられたコロ
(7)は相互に対向移動して、レール(27)と係合可能位
置へ戻り、ピストン・シリンダー装置(16)が移送往路
(2)にある一連の台車(4)を把持手段(17)で−加熱
室(10)の長さだけ前進させる。この前進作用後、前記シ
リンダー装置(16)は始動状態へ戻り、炉のゲートに近接
しているリフト(15a)は下動する。リフト機構(15a)が下
動し終わると移送復路(3)のピストン・シリンダー装
置(18)は、下動し終えた台車(4)を−加熱室(10)の長
さだけ前進させる。この前進作用後、ピストン・シリン
ダー装置(18)は始動状態へ戻り、加熱成形室のリフト機
構(14a)は上動する。
これと同時にコンベヤー(30)が作動してゲート(9)に
隣接する台車(4)をリフト機構(15a)から積み換え部
へ移動する。この時、台車の仕切壁(8)はゲート
(9)を閉鎖し、板ガラスの積み換え作業は台車の両側
方及び後方から行うことができる。
加熱成形室のリフト機構(14a)は上動する際に、別の台
車(4)をレール(27)と共に再び押し上げると、コロ
(7)と可動枠部材(28)は離開する。この上動作用と同
時に、コンベヤ(30)に載っている台車(4)上の成形済
み板ガラスを未成形板ガラスと積み換える。積み換え作
業が終了したら第2図に示される確認ボタン(33)を押す
と、コンベヤ(30)が作動して台車(4)を炉内へ戻す。
台車は炉内へ戻り切った時点でリフト機構(15a)により
移送往路へ移動し、次の工程が開始される。
このような構成の装置によれば、炉(1)の内部で加熱
及び徐冷される台車の質量は、台車の構成が前方壁と、
底部とその他軽量構造物とだけであるため、最小限度で
済む。−移送工程から次の移送工程の間の各々の加熱工
程中は、炉(1)の移送往路では前記の仕切壁(8)が
炉(1)の長手方向を分断していて、炉(1)の移送復
路では、一連の分離徐冷室が上段の各加熱室と同位置下
にある。従って、下段徐冷室内にあるまだ熱い板ガラス
が熱エネルギーを輻射対流作用により上段の加熱室内に
ある未成形板ガラスへ伝導する。この作用は、上段の板
ガラスの方が下段の板ガラスに比べ低温の場合に生じ
る。移送復路の終端近くにある徐冷室には冷却ラジェタ
ー(32)が第3図で示すように配設されている。
炉(1)内部から冷却ラジエター(32)へもたらされた廃
熱は、冷却媒体による熱移送を通じて再利用される。板
ガラスは、冷却ラジエター(32)により積み換え部へ到着
前に、好適温度になるまで徐冷又は冷却される。
発明の効果 本発明による板ガラスを曲げ成形する方法及び装置にお
いては、前述のような加熱作用の改善により板ガラスを
曲げ成形するのに要する熱エネルギー量は従来のものに
比べ半分以下にまで削減できる。即ち、前記成形工程に
おけるエネルギー消費量は、曲げ成形すべきガラス対の
厚さが全部で4〜6mmの場合3〜5kwh/m2となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる装置の一部破断した側面図、 第2図は、第1図の装置の平面図、 第3図は、第1図の装置の長手方向の概略断面図、 第4図は、同装置の巾方向の詳細断面図、 第5図は装置の長手方向の部分断面図で、上段移送往路
の仕切部を示す。 (1):炉、(2):移送往路、 (3):移送復路、(4):台車、 (5):曲げ型台、(6):ガラス板、 (8):仕切壁、(10):加熱室、 (17,19):把持手段、(25):底部。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板ガラスを曲げ成形する方法であって、台
    車(4)に担持した曲げ成形型台(5)に板ガラスを載
    置し、前方に仕切り壁(8)が設けられた一連の台車
    (4)を炉(1)の加熱室(10)から加熱室(10)へと周期
    的移動し、各加熱室(10)に取付けられたヒータ(23)によ
    り板ガラス(6)を加熱し、最終加熱室で板ガラス
    (6)が熱と重力作用により前記型台(5)に応じて曲
    げ成形されるまで加熱し、その後最終加熱室の台車
    (4)を上段の移送往路(2)から下段の移送復路
    (3)へ下動し、移送復路(3)において前記台車
    (4)が移送往路の台車と垂直に並列に位置するように
    台車の長さの分だけ反対方向へ段階的に移送され、炉
    (1)のローディング部(搬送部)において、台車
    (4)を炉のゲート(9)を通して搬出し、台車(4)
    に載置されている曲げ成型された板ガラスを、未成形の
    板ガラスと積み換え、台車(4)を再び炉内へ搬入して
    移送往路(2)へ上動する工程から成り、前記炉内上段
    を移動する台車(4)の各々の仕切壁(8)で炉内を複
    数の加熱室(10)に長手方向で仕切りつつ各加熱工程を行
    ない、炉内の下段を長手方向に移動する台車(4)の各
    々の前記仕切壁(8)で炉内を複数の徐冷室(10)に長手
    方向で仕切りつつ各徐冷工程を行ない、前記台車(4)
    の底部には強固な中間壁又は断熱壁を用いず移送復路に
    於いて冷却される板ガラスから熱を対流又は放射するこ
    とによって移送往路にもたらすように構成された板ガラ
    スの曲げ成形方法。
  2. 【請求項2】板ガラスの台車への積み換え作業中に前記
    ゲート(9)を台車(4)の仕切壁(8)により閉鎖す
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】前記炉(1)の最終加熱室(10)において台
    車(4)の底部をリフト機構の断熱昇降台(13)により閉
    鎖し、曲げ成形後台車(4)を前記リフト機構により移
    送往路(2)から移送復路(3)へ下動させる特許請求
    の範囲第1項又は第2項記載の方法。
  4. 【請求項4】・ローディング部と閉鎖した成形部とを有
    する長尺の炉(1)と、 ・板ガラスを載置させて熱と重力作用により曲げ成形を
    行なう曲げ型台を各々担持する一連の台車(4)と、 ・加熱室から加熱室へと台車(4)を順次移送するため
    の上段の移送往路(2)と、 ・各加熱室の天井部に配設されたヒータ(23)と、 ・移送往路(2)の下方にあって台車(4)を炉の搬入
    部へ帰還させるための下段の移送復路(3)と、 ・前記炉(1)のローディング部において、台車(4)
    を炉に対し通過出入させるゲートと、 ・炉のローディング部において、台車(4)を移送復路
    (3)から移送往路(2)へ上動するリフト機構(15a)
    と、 ・炉の成形部において台車(4)を移送往路(2)から
    移送復路(3)へ下動するリフト機構(14a)と、 ・移送往路(2)にそって沿って台車(4)を炉のロー
    ディング部から成形部へ移動する移送手段(16,17)と、 ・移送復路(3)に沿って台車(4)を移送往路と反対
    方向へ移動する移送手段とから成り、 前記台車(4)は炉の長手方向における加熱室(10)に仕
    切る丈高の前方仕切壁(8)を移送往路における先端側
    に有し、台車(4)の両側面を解放するかあるいは前記
    仕切り壁(8)よりも実質的に低い壁面を設けることに
    より板ガラスの積み上げ積み下ろしを容易にし、底部(2
    5)は、移送復路上の板ガラスの熱が移送往路上の板ガラ
    スへ容易に伝達されるよう構成されていることを特徴と
    する板ガラスの曲げ成形装置。
  5. 【請求項5】台車(4)の前記底部(25)は網目部材、耐
    火格子、薄手波状板のいずれかで被覆されている特許請
    求の範囲第4項記載の装置。
  6. 【請求項6】台車(4)の前記前方仕り壁(8)の高さ
    は、移送往復路(2,3)間の上下巾より台車移動のた
    めの遊び巾だけ小さく、前述前方仕切壁(8)は移送復
    路において移送往路の連立加熱室(10)に対応する位置に
    徐冷室を一時的に形成することができる特許請求の範囲
    第4項記載の装置。
  7. 【請求項7】炉の搬入端部に設けられたゲート(9)
    は、板ガラスの積み換え作業中に台車の前方仕切壁
    (8)により閉鎖される特許請求の範囲第4項又は第6
    項記載の装置。
  8. 【請求項8】前記前方仕切壁(8)は監視窓(11)を有
    し、炉の成形部の壁部には少なくとも1個の監視窓(12)
    が設けられていて、台車(4)が移送往路(2)にある
    時、両監視窓は同位置に重なり合うようになっている特
    許請求の範囲第4項記載の装置。
  9. 【請求項9】炉の成形部に配設された前記リフト機構(1
    4a)は、上動位置にある時、加熱成形室(14)の底部を閉
    鎖している断熱昇降台(13)を有する特許請求の範囲第4
    項記載の装置。
  10. 【請求項10】前記移送往復路(2,3)は各々、炉の
    側壁に設けられた枠部材(28)に取付けられた回転自在の
    複数のコロ(7)と、台車底部(25)の両側縁に取付けら
    れていて前記コロ(7)上を滑走するレール(27)とから
    成る特許請求の範囲第4項記載の装置。
  11. 【請求項11】最終加熱室に設けられた前記枠部材(28)
    及びコロ(7)は、炉の側方向に移動可能になっている
    特許請求の範囲第10項記載の装置。
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