JPH08154852A - 計量米びつ - Google Patents
計量米びつInfo
- Publication number
- JPH08154852A JPH08154852A JP32946394A JP32946394A JPH08154852A JP H08154852 A JPH08154852 A JP H08154852A JP 32946394 A JP32946394 A JP 32946394A JP 32946394 A JP32946394 A JP 32946394A JP H08154852 A JPH08154852 A JP H08154852A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weighing
- stopper
- lever
- levers
- measuring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 誤操作を防止して、適正な米の計量が行える
手動式の計量米びつを提供する。 【構成】 本体ケース1の前面に複数個の操作凹部24
を設ける。各操作凹部24に計量レバー9をそれぞれ配
置する。計量レバー9は上方の待機位置から押し下げ操
作されて、その動きを計量機構に伝える。各操作凹部2
4の内底にストッパー27を前後スライド可能に配置す
る。各ストッパー27に対応して、ストッパー27と係
合するロック穴28を計量レバー9に設ける。ストッパ
ー27は、ロック穴28に係合するロック状態と、ロッ
ク穴28から退避するロック解除状態とに切り換え操作
できる。
手動式の計量米びつを提供する。 【構成】 本体ケース1の前面に複数個の操作凹部24
を設ける。各操作凹部24に計量レバー9をそれぞれ配
置する。計量レバー9は上方の待機位置から押し下げ操
作されて、その動きを計量機構に伝える。各操作凹部2
4の内底にストッパー27を前後スライド可能に配置す
る。各ストッパー27に対応して、ストッパー27と係
合するロック穴28を計量レバー9に設ける。ストッパ
ー27は、ロック穴28に係合するロック状態と、ロッ
ク穴28から退避するロック解除状態とに切り換え操作
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は手動で計量操作を行う
形態の計量米びつに関する。
形態の計量米びつに関する。
【0002】
【従来の技術】手動で計量操作を行う米びつには、数個
の計量レバーが隣接して設けられており、各計量レバー
を選択操作することで所定量の米を取り出すようになっ
ている。不使用時の子供のいたずらを避けるために、計
量レバーの近傍にストッパー機構が配置してあり、その
切換えノブをロック状態に切り換え操作した状態では、
全ての計量レバーを押し下げ操作できないようにしてい
る。この種のロック機構を備えた計量米びつは、例えば
実公平6−37294号公報に公知である。
の計量レバーが隣接して設けられており、各計量レバー
を選択操作することで所定量の米を取り出すようになっ
ている。不使用時の子供のいたずらを避けるために、計
量レバーの近傍にストッパー機構が配置してあり、その
切換えノブをロック状態に切り換え操作した状態では、
全ての計量レバーを押し下げ操作できないようにしてい
る。この種のロック機構を備えた計量米びつは、例えば
実公平6−37294号公報に公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来のストッパ
ー機構は、複数個の計量レバーの全てをロック状態とロ
ック解除状態とのいずれかに同時に保持する構造となっ
ている。しかも、計量レバーは1個の操作空間に隣接す
る状態で列状に配置してある。そのため、本来操作すべ
き計量レバーとは異なる計量レバーを操作しても、何等
支障なく米の計量を行えて誤操作を生じやすい。誤操作
に気付かないまま、洗米の段階で米の過不足に気付くこ
とも少なくない。ストッパー機構が故障してロック解除
状態への切り換え操作が不可能になると、全ての計量レ
バーを操作することができず、米の取り出しを投入口か
ら行わざるを得なくなる不便もある。
ー機構は、複数個の計量レバーの全てをロック状態とロ
ック解除状態とのいずれかに同時に保持する構造となっ
ている。しかも、計量レバーは1個の操作空間に隣接す
る状態で列状に配置してある。そのため、本来操作すべ
き計量レバーとは異なる計量レバーを操作しても、何等
支障なく米の計量を行えて誤操作を生じやすい。誤操作
に気付かないまま、洗米の段階で米の過不足に気付くこ
とも少なくない。ストッパー機構が故障してロック解除
状態への切り換え操作が不可能になると、全ての計量レ
バーを操作することができず、米の取り出しを投入口か
ら行わざるを得なくなる不便もある。
【0004】そこで本発明の目的は、計量レバーの誤操
作を効果的に防止できるストッパー機構を備えた計量米
びつを提供することにある。本発明の目的は、計量レバ
ーが各レバーに対応して区画された専用の操作空間に配
置されていて、構造的に誤操作を生じにくい計量米びつ
を提供することにある。本発明の目的は、構成部品点数
が少なく、より少ない手間で組み立てを行える、計量レ
バー用のストッパー機構を提供することにある。
作を効果的に防止できるストッパー機構を備えた計量米
びつを提供することにある。本発明の目的は、計量レバ
ーが各レバーに対応して区画された専用の操作空間に配
置されていて、構造的に誤操作を生じにくい計量米びつ
を提供することにある。本発明の目的は、構成部品点数
が少なく、より少ない手間で組み立てを行える、計量レ
バー用のストッパー機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体ケース1
の前部に複数個の計量レバー9と、計量レバー9をロッ
ク状態とロック解除状態とに切り換え保持するストッパ
ー機構とが設けてある計量米びつにおいて、各計量レバ
ー9が、それぞれ上方の待機位置と、下方の計量位置と
の間で上下操作可能に設けられていること、計量レバー
9の移動軌跡に臨む本体ケース1の外面に、各計量レバ
ー9に対応してストッパー27が個別に設けてあるこ
と、ストッパー27が、計量レバー9の移動軌跡内へ入
り込むロック位置と、計量レバー9の移動軌跡外へ退避
するロック解除位置との間で、切り換え操作可能に本体
ケース1に支持されていることを特徴とする。具体的に
は、本体ケース1の前面に複数個の操作凹部24を設
け、各操作凹部24に計量レバー9とストッパー27を
配置する。
の前部に複数個の計量レバー9と、計量レバー9をロッ
ク状態とロック解除状態とに切り換え保持するストッパ
ー機構とが設けてある計量米びつにおいて、各計量レバ
ー9が、それぞれ上方の待機位置と、下方の計量位置と
の間で上下操作可能に設けられていること、計量レバー
9の移動軌跡に臨む本体ケース1の外面に、各計量レバ
ー9に対応してストッパー27が個別に設けてあるこ
と、ストッパー27が、計量レバー9の移動軌跡内へ入
り込むロック位置と、計量レバー9の移動軌跡外へ退避
するロック解除位置との間で、切り換え操作可能に本体
ケース1に支持されていることを特徴とする。具体的に
は、本体ケース1の前面に複数個の操作凹部24を設
け、各操作凹部24に計量レバー9とストッパー27を
配置する。
【0006】
【作用】各計量レバー9ごとにストッパー27を設け、
それぞれのストッパー27で計量レバー9を個別にロッ
ク状態とロック解除状態に切り換えるので、目的のスト
ッパー27をロック解除操作し、さらにロック解除され
た計量レバー9を操作しない限りは、米を取り出すこと
ができない。つまり、誤使用の可能性を二度にわたって
確認できる。常用する1個の計量レバー9のストッパー
27のみをロック解除しておき、他のストッパー27を
ロック状態に切り換えておけば、目的外の計量レバー9
を誤って操作することがあっても、その計量レバー9が
作動することはない。各計量レバー9ごとに専用の操作
凹部24を設けてあるので、使用者が明確な意図をもっ
て指先を操作凹部24へ差し入れない限りは、隣の計量
レバー9に触れることも操作することもできない。
それぞれのストッパー27で計量レバー9を個別にロッ
ク状態とロック解除状態に切り換えるので、目的のスト
ッパー27をロック解除操作し、さらにロック解除され
た計量レバー9を操作しない限りは、米を取り出すこと
ができない。つまり、誤使用の可能性を二度にわたって
確認できる。常用する1個の計量レバー9のストッパー
27のみをロック解除しておき、他のストッパー27を
ロック状態に切り換えておけば、目的外の計量レバー9
を誤って操作することがあっても、その計量レバー9が
作動することはない。各計量レバー9ごとに専用の操作
凹部24を設けてあるので、使用者が明確な意図をもっ
て指先を操作凹部24へ差し入れない限りは、隣の計量
レバー9に触れることも操作することもできない。
【0007】
【発明の効果】本発明では、複数個の計量レバー9のそ
れぞれに対して個別のストッパー27を設け、各ストッ
パー27のそれぞれを独立してロック状態とロック解除
状態とに切り換えられるようにしたので、誤使用の可能
性を二度にわたって確認することが可能となり、その分
だけ計量レバー9の誤操作を防止して、適正な米の計量
および取り出しが行える。常用する計量レバー9以外の
計量レバー9はストッパー27でロックしておけば、誤
ってこの計量レバー9を操作しても、これらのレバー9
が作動するのを防止して、米の取り出しに過不足を生じ
ることを未然に防止でき、常に適量の米を取り出せる。
各計量レバー9ごとに専用の操作凹部24を備えている
ので、目的とする計量レバー9以外の計量レバー9を誤
って操作するおそれがないので、計量レハー9の誤操作
をさらに確実に防止できる。
れぞれに対して個別のストッパー27を設け、各ストッ
パー27のそれぞれを独立してロック状態とロック解除
状態とに切り換えられるようにしたので、誤使用の可能
性を二度にわたって確認することが可能となり、その分
だけ計量レバー9の誤操作を防止して、適正な米の計量
および取り出しが行える。常用する計量レバー9以外の
計量レバー9はストッパー27でロックしておけば、誤
ってこの計量レバー9を操作しても、これらのレバー9
が作動するのを防止して、米の取り出しに過不足を生じ
ることを未然に防止でき、常に適量の米を取り出せる。
各計量レバー9ごとに専用の操作凹部24を備えている
ので、目的とする計量レバー9以外の計量レバー9を誤
って操作するおそれがないので、計量レハー9の誤操作
をさらに確実に防止できる。
【0008】
【実施例】図1ないし図6は本発明に係る計量米びつの
実施例を示す。図2において計量米びつは、縦長角箱状
の本体ケース1の上部に米投入口を開閉する蓋2を有
し、下端部に前面側から出し入れできる米受けボウル3
を設ける。本体ケース1の内部の殆どは貯蔵室になって
おり、貯蔵室の下部に計量機構を配置する。
実施例を示す。図2において計量米びつは、縦長角箱状
の本体ケース1の上部に米投入口を開閉する蓋2を有
し、下端部に前面側から出し入れできる米受けボウル3
を設ける。本体ケース1の内部の殆どは貯蔵室になって
おり、貯蔵室の下部に計量機構を配置する。
【0009】図3において、その計量機構はホッパー4
の放出口4aに装着したドラム枠5と、ドラム枠5で軸
6を介して回転自在に支持した3個の計量ドラム7と、
各計量ドラム7を回転操作する3個の操作レバー8と、
各操作レバー8の先端に固定した3個の計量レバー9と
からなる。計量ドラム7は円筒状に形成してあり、円周
壁の2個所に入口10と出口11とが開口している。図
3に示す待機状態において、計量ドラム7の入口10は
前記放出口4aと対向している。この状態から計量ドラ
ム7を矢印方向へ回転させることによって、まず入口1
0が閉じられ、次に出口11が開放されて、ドラム内に
収容していた米を米受けボウル3へ放出できる。計量ド
ラム7は内容量が異なる大小3種のドラムが隣接して配
置される。
の放出口4aに装着したドラム枠5と、ドラム枠5で軸
6を介して回転自在に支持した3個の計量ドラム7と、
各計量ドラム7を回転操作する3個の操作レバー8と、
各操作レバー8の先端に固定した3個の計量レバー9と
からなる。計量ドラム7は円筒状に形成してあり、円周
壁の2個所に入口10と出口11とが開口している。図
3に示す待機状態において、計量ドラム7の入口10は
前記放出口4aと対向している。この状態から計量ドラ
ム7を矢印方向へ回転させることによって、まず入口1
0が閉じられ、次に出口11が開放されて、ドラム内に
収容していた米を米受けボウル3へ放出できる。計量ド
ラム7は内容量が異なる大小3種のドラムが隣接して配
置される。
【0010】操作レバー8は中間が軸13で支持される
ボス部14を有し、ボス部14の一側にアーム15をケ
ース前方へ向かって突設し、ボス部14の他側に扇形ギ
ヤ16を突設する。この扇形ギヤ16のギヤ歯を計量ド
ラム7の外側端に設けた受動ギヤ17と噛合させる。こ
れにより操作レバー8を計量レバー9で下向きに揺動操
作するとき、計量ドラム7を回動できる。操作レバー8
は一端がアーム15に掛け止めた捻りコイル形のリター
ンばね18で、上方の待機位置へ向かって揺動付勢され
ている。図示していないが、軸13はドラム枠5と一体
に設けたブラケットで支持しておく。
ボス部14を有し、ボス部14の一側にアーム15をケ
ース前方へ向かって突設し、ボス部14の他側に扇形ギ
ヤ16を突設する。この扇形ギヤ16のギヤ歯を計量ド
ラム7の外側端に設けた受動ギヤ17と噛合させる。こ
れにより操作レバー8を計量レバー9で下向きに揺動操
作するとき、計量ドラム7を回動できる。操作レバー8
は一端がアーム15に掛け止めた捻りコイル形のリター
ンばね18で、上方の待機位置へ向かって揺動付勢され
ている。図示していないが、軸13はドラム枠5と一体
に設けたブラケットで支持しておく。
【0011】計量レバー9は、断面コ字形の四分円状の
レバーベース20と、レバーベース20の中途部外面に
突設した角状の操作部21と、操作部21の下方内面に
突設した取付部22とを一体に形成したプラスチク成形
品であって、取付部22をアーム15の突端に外嵌して
ビス23で締結することにより、操作レバー8と一体化
する。
レバーベース20と、レバーベース20の中途部外面に
突設した角状の操作部21と、操作部21の下方内面に
突設した取付部22とを一体に形成したプラスチク成形
品であって、取付部22をアーム15の突端に外嵌して
ビス23で締結することにより、操作レバー8と一体化
する。
【0012】図1および図2において、3個の計量レバ
ー9のそれぞれに対応して、本体ケース1の前面パネル
1aに操作凹部24を設けてあり、各計量レバー9の操
作部21がケース内面側から操作凹部24内に突出して
いる。不使用時の待機状態では、操作部21が操作凹部
24の上方に位置しており、レバーベース20の上端後
面がホッパー4に設けたストッパー片4bで受け止めら
れている。この状態から、レバーベース20の上端前面
が操作凹部24の内奥壁に設けたストッパー片24aに
接当する計量位置まで、操作部21を押し下げ操作でき
る。3個の操作凹部24は前面パネル1aの成形時に一
体に成形し、それぞれが区分壁25を介して隣接する状
態で独立している。
ー9のそれぞれに対応して、本体ケース1の前面パネル
1aに操作凹部24を設けてあり、各計量レバー9の操
作部21がケース内面側から操作凹部24内に突出して
いる。不使用時の待機状態では、操作部21が操作凹部
24の上方に位置しており、レバーベース20の上端後
面がホッパー4に設けたストッパー片4bで受け止めら
れている。この状態から、レバーベース20の上端前面
が操作凹部24の内奥壁に設けたストッパー片24aに
接当する計量位置まで、操作部21を押し下げ操作でき
る。3個の操作凹部24は前面パネル1aの成形時に一
体に成形し、それぞれが区分壁25を介して隣接する状
態で独立している。
【0013】各計量レバー9を個別にロック状態とロッ
ク解除状態とにそれぞれ切り換え保持するために、各操
作凹部24の内底にストッパー27を設け、各ストッパ
ー27と対向する計量レバー9のレバーベース20に、
ストッパー27が係脱するロック穴28を凹み形成す
る。図4ないし図6において、ストッパー27は上面に
指掛部29を凹み形成してあり、ケース内方の端部にく
さび状の係合部30を形成した四角形状のプラスチック
成形品であって、左右側面のそれぞれに水平のスライド
溝31と2個の節動凹部32とを有し、底部中央に抜け
止め用の段部33(図3参照)を有する。
ク解除状態とにそれぞれ切り換え保持するために、各操
作凹部24の内底にストッパー27を設け、各ストッパ
ー27と対向する計量レバー9のレバーベース20に、
ストッパー27が係脱するロック穴28を凹み形成す
る。図4ないし図6において、ストッパー27は上面に
指掛部29を凹み形成してあり、ケース内方の端部にく
さび状の係合部30を形成した四角形状のプラスチック
成形品であって、左右側面のそれぞれに水平のスライド
溝31と2個の節動凹部32とを有し、底部中央に抜け
止め用の段部33(図3参照)を有する。
【0014】ストッパー27は、計量レバー9の移動軌
跡内であるロック穴28内へ入り込む図1のロック位置
と、計量レバー9の移動軌跡外であるロック穴28外へ
退避する図3のロック解除位置との間で前後にスライド
切り換え操作される。そのために、図4に示すごとく操
作凹部24の左右の内側壁のそれぞれにガイドリブ35
を対向状に突設し、これら一対のガイドリブ35でスト
ッパー27のスライド溝31を案内支持する。両ガイド
リブ35の下方に左右方向へ弾性変形できる節動爪36
を設け、この節動爪36を節動凹部32に係合する。節
動爪36は節動凹部32のいずれか一方と係合して、ス
トッパー27をロック位置とロック解除位置とのそれぞ
れで位置保持し、各位置を越えてストッパー27がスラ
イド変位するのを阻止する。
跡内であるロック穴28内へ入り込む図1のロック位置
と、計量レバー9の移動軌跡外であるロック穴28外へ
退避する図3のロック解除位置との間で前後にスライド
切り換え操作される。そのために、図4に示すごとく操
作凹部24の左右の内側壁のそれぞれにガイドリブ35
を対向状に突設し、これら一対のガイドリブ35でスト
ッパー27のスライド溝31を案内支持する。両ガイド
リブ35の下方に左右方向へ弾性変形できる節動爪36
を設け、この節動爪36を節動凹部32に係合する。節
動爪36は節動凹部32のいずれか一方と係合して、ス
トッパー27をロック位置とロック解除位置とのそれぞ
れで位置保持し、各位置を越えてストッパー27がスラ
イド変位するのを阻止する。
【0015】操作凹部24の底部中央に突設した係合爪
37も、ストッパー27の段部33に接当係合して、ス
トッパー27がケース外へ抜け出るのを阻止する。上記
のガイドリブ35、節動爪36および係合爪37は、い
ずれも前面パネル1aと一体に成形してあって、組み立
ての必要がない。図4において、ストッパー27は操作
凹部24の外面側から凹部内へ差し入れ、そのスライド
溝31をガイドリブ35に沿って押し込むだけで、極く
簡単に操作凹部24に組み込める。この押し込み時に節
動爪36は左右外側に弾性変形して節動凹部32に納ま
り、段部33は係合爪37を下方に弾性変形させて通過
する。ロック解除位置において、ストッパー27の前端
面は前面パネル1aの前面と面一状になっている。この
ように、ストッパー27を前面パネル1aの前面より内
側に配置しておくと、ストッパー27がでっぱらないの
で衣服を引っ掛てたりせず、また、ホコリもたまりにく
い。
37も、ストッパー27の段部33に接当係合して、ス
トッパー27がケース外へ抜け出るのを阻止する。上記
のガイドリブ35、節動爪36および係合爪37は、い
ずれも前面パネル1aと一体に成形してあって、組み立
ての必要がない。図4において、ストッパー27は操作
凹部24の外面側から凹部内へ差し入れ、そのスライド
溝31をガイドリブ35に沿って押し込むだけで、極く
簡単に操作凹部24に組み込める。この押し込み時に節
動爪36は左右外側に弾性変形して節動凹部32に納ま
り、段部33は係合爪37を下方に弾性変形させて通過
する。ロック解除位置において、ストッパー27の前端
面は前面パネル1aの前面と面一状になっている。この
ように、ストッパー27を前面パネル1aの前面より内
側に配置しておくと、ストッパー27がでっぱらないの
で衣服を引っ掛てたりせず、また、ホコリもたまりにく
い。
【0016】ストッパー27は計量レバー9が待機位置
にある状態でのみ、ロック位置へスライド切り換えでき
る。ロック状態においては、係合部30がロック穴28
に係合して、計量レバー9の下方揺動を阻止する。従っ
て使用時には、計量操作しようとする計量レバー9のス
トッパー27をロック解除操作した後、ロック解除され
た計量レバー9を押し下げ操作しない限り米の計量を行
うことはできず、使用者は計量操作が正しいかどうかを
二度にわたって確認できる。各計量レバー9ごとに専用
の操作凹部24を独立した区画として設けるので、隣の
計量レバー9を誤操作することもなく、たとえ間違った
計量レバー9を操作しても、それが下方揺動することは
ない。つまり幾重にも誤操作を防止できる。
にある状態でのみ、ロック位置へスライド切り換えでき
る。ロック状態においては、係合部30がロック穴28
に係合して、計量レバー9の下方揺動を阻止する。従っ
て使用時には、計量操作しようとする計量レバー9のス
トッパー27をロック解除操作した後、ロック解除され
た計量レバー9を押し下げ操作しない限り米の計量を行
うことはできず、使用者は計量操作が正しいかどうかを
二度にわたって確認できる。各計量レバー9ごとに専用
の操作凹部24を独立した区画として設けるので、隣の
計量レバー9を誤操作することもなく、たとえ間違った
計量レバー9を操作しても、それが下方揺動することは
ない。つまり幾重にも誤操作を防止できる。
【0017】図7はストッパー27に関する本発明の別
実施例を示しており、この場合のストッパー27はレバ
ーベース20の下端前面に突設したロック片39と係合
して、計量レバー9をロック保持する。そのために、ス
トッパー27の下面に鈎形断面の係合部30を一体に設
け、想像線で示すようにストッパー27を計量レバー9
側へ押し込み操作したとき、係合部30をロック片39
の下面側に位置させて、計量レバー9の下方揺動を阻止
する。他の構成は、上記の実施例と同様である。
実施例を示しており、この場合のストッパー27はレバ
ーベース20の下端前面に突設したロック片39と係合
して、計量レバー9をロック保持する。そのために、ス
トッパー27の下面に鈎形断面の係合部30を一体に設
け、想像線で示すようにストッパー27を計量レバー9
側へ押し込み操作したとき、係合部30をロック片39
の下面側に位置させて、計量レバー9の下方揺動を阻止
する。他の構成は、上記の実施例と同様である。
【0018】図8はストッパー27に関する本発明の更
に異なる別実施例を示しており、この場合のストッパー
27は左右方向へスライド操作して、ロック状態とロッ
ク解除状態とに切り換える。詳しくは、前面パネル1a
の前面に突設したガイドリブ35aと、操作凹部24の
内底壁24bとでストッパー27を左右スライドのみ自
在に案内支持し、ストッパー27の後壁内面に節動爪4
0を設ける。この節動爪40に対応して内底壁24b側
に2個の節動凹部41を凹み形成する。さらに、レバー
ベース20の前面一側にロック片39を突設し、このロ
ック片39と外嵌状に係合する断面コ字形の係合溝42
をストッパー27の後面に形成する。ストッパー27
は、実線がロック解除状態を示しており、矢印で示す向
きにスライド操作すると、係合溝42がロック片39と
係合して、計量レバー9の下方揺動を阻止する。
に異なる別実施例を示しており、この場合のストッパー
27は左右方向へスライド操作して、ロック状態とロッ
ク解除状態とに切り換える。詳しくは、前面パネル1a
の前面に突設したガイドリブ35aと、操作凹部24の
内底壁24bとでストッパー27を左右スライドのみ自
在に案内支持し、ストッパー27の後壁内面に節動爪4
0を設ける。この節動爪40に対応して内底壁24b側
に2個の節動凹部41を凹み形成する。さらに、レバー
ベース20の前面一側にロック片39を突設し、このロ
ック片39と外嵌状に係合する断面コ字形の係合溝42
をストッパー27の後面に形成する。ストッパー27
は、実線がロック解除状態を示しており、矢印で示す向
きにスライド操作すると、係合溝42がロック片39と
係合して、計量レバー9の下方揺動を阻止する。
【0019】図9は操作凹部24に関する本発明の別実
施例を示しており、そこでは1個の操作凹部24に3個
の計量レバー9を隣接して配置してある。但し、操作凹
部24の上部に、待機状態において各計量レバー9の操
作部21が入り込む小凹部43を3個設け、各凹部43
が区分壁25で区分されている。
施例を示しており、そこでは1個の操作凹部24に3個
の計量レバー9を隣接して配置してある。但し、操作凹
部24の上部に、待機状態において各計量レバー9の操
作部21が入り込む小凹部43を3個設け、各凹部43
が区分壁25で区分されている。
【0020】上記以外にストッパー27は計量レバー9
の移動軌跡に臨む本体ケース1の外面にあれば、どこに
設けてあってもよい。計量レバー9は上下にスライド変
位する形態を採ることができる。計量機構は実施例に示
した回転ドラム型である必要はない。
の移動軌跡に臨む本体ケース1の外面にあれば、どこに
設けてあってもよい。計量レバー9は上下にスライド変
位する形態を採ることができる。計量機構は実施例に示
した回転ドラム型である必要はない。
【図1】計量レバーとそのストッパー機構を示す縦断側
面図である。
面図である。
【図2】計量米びつの外観斜視図である。
【図3】計量機構の縦断側面図である。
【図4】ストッパー機構をケース内面側から見た分解斜
視図である。
視図である。
【図5】図3におけるA−A線断面図である。
【図6】図5におけるB−B線断面図である。
【図7】ストッパー機構の別実施例を示す縦断側面図で
ある。
ある。
【図8】ストッパー機構の更に異なる別実施例を示す横
断側面図である。
断側面図である。
【図9】操作凹部の別実施例を示す正面図である。
1 本体ケース 9 計量レバー 24 操作凹部 27 ストッパー 28 ロック穴 30 係合部
Claims (2)
- 【請求項1】 本体ケース1の前部に複数個の計量レバ
ー9と、 計量レバー9をロック状態とロック解除状態とに切り換
え保持するストッパー機構とが設けてある計量米びつで
あって、 各計量レバー9は、それぞれ上方の待機位置と、下方の
計量位置との間で上下操作可能に設けられており、 計量レバー9の移動軌跡に臨む本体ケース1の外面に、
各計量レバー9に対応してストッパー27が個別に設け
られており、 ストッパー27が、計量レバー9の移動軌跡内へ入り込
むロック位置と、計量レバー9の移動軌跡外へ退避する
ロック解除位置との間で、切り換え操作可能に本体ケー
ス1に支持されている計量米びつ。 - 【請求項2】 本体ケース1の前面に複数個の操作凹部
24が設けられており、 各操作凹部24に計量レバー9とストッパー27が配置
されている請求項1記載の計量米びつ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6329463A JP2808084B2 (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | 計量米びつ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6329463A JP2808084B2 (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | 計量米びつ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08154852A true JPH08154852A (ja) | 1996-06-18 |
JP2808084B2 JP2808084B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=18221664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6329463A Expired - Fee Related JP2808084B2 (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | 計量米びつ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2808084B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005517171A (ja) * | 2002-02-07 | 2005-06-09 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 定量供給装置 |
JP2017225482A (ja) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | アスベル株式会社 | 計量米びつ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3041643U (ja) * | 1997-03-19 | 1997-09-22 | 茂實 高田 | ワープロの文書処理装置 |
-
1994
- 1994-12-01 JP JP6329463A patent/JP2808084B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3041643U (ja) * | 1997-03-19 | 1997-09-22 | 茂實 高田 | ワープロの文書処理装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005517171A (ja) * | 2002-02-07 | 2005-06-09 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 定量供給装置 |
JP2017225482A (ja) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | アスベル株式会社 | 計量米びつ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2808084B2 (ja) | 1998-10-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5429451B2 (ja) | 蓋体の開閉装置、電子装置及び画像形成装置 | |
JPH08154852A (ja) | 計量米びつ | |
US4509631A (en) | Coin door assembly | |
JPS6130594Y2 (ja) | ||
JPH10218215A (ja) | 容 器 | |
US6380519B1 (en) | Electrical oven having a housing with a turnable lid | |
JPS5934435Y2 (ja) | 計量米びつ | |
JPH0355410Y2 (ja) | ||
JP3781383B2 (ja) | リッドロック装置 | |
JPH0415160Y2 (ja) | ||
JPH0637294Y2 (ja) | 米びつの計量装置 | |
JP3014515B2 (ja) | 玉検出器の取付部材 | |
JP7368786B2 (ja) | 錠剤カセットのロック解除システム | |
JP4083508B2 (ja) | 折り畳みコンテナー | |
JPH0411649Y2 (ja) | ||
JP2507501Y2 (ja) | 計量器 | |
JPS6012501Y2 (ja) | 計量米びつ | |
JPH0530687Y2 (ja) | ||
JPH0350843Y2 (ja) | ||
JPS5940931Y2 (ja) | 計量米びつ | |
JP2003000515A (ja) | 引出式食器洗浄機 | |
JP4528686B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP2000002030A (ja) | ロッカの施解錠装置 | |
JPH084923Y2 (ja) | 計量米びつ | |
JPH0637293Y2 (ja) | 計量器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |