JPH0355410Y2 - - Google Patents

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JPH0355410Y2
JPH0355410Y2 JP9759687U JP9759687U JPH0355410Y2 JP H0355410 Y2 JPH0355410 Y2 JP H0355410Y2 JP 9759687 U JP9759687 U JP 9759687U JP 9759687 U JP9759687 U JP 9759687U JP H0355410 Y2 JPH0355410 Y2 JP H0355410Y2
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JP
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piece
lever
discharge
scale
shutter
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  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は計量米びつの排出装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来の計量米びつの排出操作は、排出シユータ
の内部を2〜3区分して独立の排出通路を設ける
と共に、各通路にシヤツターを設け、各シヤツタ
ーに関連せしめた操作レバーを排出通路に対応し
て複数本設けた構成からなり、使用者は所望のレ
バーを操作し、必要量の米を排出するようになつ
ていた。
このような計量米びつにおいて、デザイン上の
観点及びレバー操作の間違いを無くするという観
点から、排出量設定ボタンと、単一の排出操作部
材とをそれぞれ独立に設け、排出量設定ボタンに
より予め排出量を設定しておき、米の排出に際し
ては、排出操作部材を操作するだけで所望量の米
を排出するようにした排出装置が考えられる。こ
のような排出装置付きの計量米びつについては、
既に本出願人が実用新案登録の出願をしている
(実願昭61−182715号)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のように、排出量設定ボタンと排出操作部
材を独立に設けた場合、排出量設定ボタンを所望
の目盛に合わせる際、ボタンの位置が目盛の位置
に一致している場合は問題はないが、不一致の状
態で排出操作部材を操作すると、正確な量の排出
ができなかつたり、排出装置の故障の原因となる
問題がある。
そこで、この考案は、排出量設定ボタンの位置
が目盛に一致していない限り、排出操作部材の操
作ができないようにすることにより、上記の問題
点を解消することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案は排
出シユータ1の内部を複数の通路2に区切り、各
通路2に設けたシヤツター3に排出レバー4a〜
4cを取付け、各排出レバー4a〜4cに対向し
たレバー操作片5を米びつ内部にスライド及び回
動自在に設け、上記レバー操作片5と一体にスラ
イドするスライド片6を設け、米びつ前パネル7
に形成した目盛8に添つて移動しうる排出量設定
ボタン9をスライド片6に結合し、上記レバー操
作片5に形成した係合部11に複数個所の切欠き
12を設け、上記ボタン9の1目盛ごとの移動に
より切欠き12に対する各排出レバー4a〜4c
の対応関係が変わるよう各排出レバー4a〜4c
の間隔を設定し、前パネル7背面にレバー操作片
5と係合してこれを回動せしめる排出操作部材1
3を上下方向にスライド自在に設け、その排出操
作部材13に形成した指掛け部を前パネル7の窓
孔15に露出せしめてなる計量米びつの排出装置
において、上記排出操作部材13に上記目盛8の
数に対応し、かつその目盛8と等しいピツチをも
つて複数の爪片16を設け、上記スライド片6に
各爪片16に対応した数のガイド溝17を有する
縦リブ18を上記ピツチと同一のピツチをもつて
設け、スライド片6の位置が目盛8に一致した場
合に各爪片16がガイド溝17上に臨むように構
成したものである。
〔作用〕
排出量設定ボタン9を移動させ、所望の目盛8
に合わせると、スライド片6及びレバー操作片5
が一体にスライドし、レバー操作片5の切欠き1
2と排出レバー4a〜4cの対応関係が定まると
ともに、スライド片6のガイド溝17上に爪片1
6が臨む。そこで、排出操作部材13の指掛け部
14を押下げると、各爪片16はガイド溝17に
添つて下降し、同時に排出操作部材13に係合し
たレバー操作片5の回動により排出レバー4a〜
4cを作動せしめ、これにより所望の通路2のシ
ヤツター3を開放する。
排出量設定ボタン9が目盛8に合致していない
場合は、爪片16が縦リブ18の上端に当たるた
め、排出操作部材13を押下げることができな
い。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
計量米びつ全体の外観は第1図に示すように前
パネル7に上下3段の窓孔21,15,22を設
け、上段ノズル窓孔21に沿つて目盛8を施すと
ともに、排出量設定ボタン9を左右方向へスライ
ドできるように設けている。
中段の窓孔15には排出操作部材13の指掛け
部14が露出している。指掛け部14を下方に押
下げることにより、排出操作部材13を下方へ移
動することができる。
下段の窓孔22にはロツクボタン19が設けら
れ、このロツクボタン19の操作により、上記の
排出操作部材13の押下げを不可能ならしめる。
排出シユータ1は、第2図及び第3図に示すよ
うに、その内部を区画壁20により、上下方向の
3本の通路2に区分されている。中央と右端の通
路2は、左端の通路2の2倍の容量をもつ。
各通路2に対応して設けられるシヤツター3
は、通路2の前面を閉塞する前面板23と、通路
2の上下両端を交互に閉塞すべく前後反対に突出
した上部閉塞板24と下部閉塞板25とから成
り、前面板23の背面に突設した左右一対のブラ
ケツトに排出シユータ1の両側壁で支持された共
通の第1支持軸26を挿通することにより、回動
自在に支持されている。
また、上記の第1支持軸26の上部にこれと平
行の第2支持軸27を設け、各シヤツター3に対
応して第1支持軸26に取付けたコイルバネ28
の一端を各シヤツター3の下部背面に押当て、他
端を第2支持軸27に押当てることにより、各シ
ヤツター3の下部閉塞板25が通路2の内部に前
進し、上部閉塞板24が後退するように附勢し、
通常の状態において通路2の下端を閉塞してい
る。
また、中央と右端のシヤツター3に対応して第
1支持軸26に連動金具29が回転自在に取付け
られている。この連動金具29は、両端部に取付
片30,30を有し、各取付片30,30を第1
支持軸26に回動自在に取付けている。また、各
取付片30,30の近くに各シヤツター3の背面
に当接する腕31を設け、中央のシヤツター3に
対する腕31は、第1支持軸26より上部に当接
し、また右端のシヤツター3に対する腕31は、
それより下部に当接するよう、それぞれ突出方向
が反対になつている。
上記の連動金具29があるため、右端のシヤツ
ター3を開放方向に回動すると、連動金具29の
各腕31,31を通じて中央のシヤツター3にも
開放方向の運動が伝達され、両方のシヤツター
3,3が開放される。しかし、中央のシヤツター
3が開放方向に回動しても、右端のシヤツター3
が連動することはない。また左端のシヤツター3
は連動金具29と無関係に独立して作動する。
また、上記の各シヤツター3の前面板23の下
部にそれぞれレバー取付部32を突設し、正面か
ら見て左端のシヤツター3に第1レバー4a、中
央のシヤツター3に第2レバー4b、右端のシヤ
ツター3に第3レバー4cをそれぞれ取付けてい
る。
第1レバー4aから第3レバー4cは、その先
端が同一高さに同一間隔をもつて集中的に配列さ
れるよう、適宜屈曲されている。
上記の各レバー4a〜4cに対向して、米びつ
前パネル7の内面には、一対のブラケツト33に
より支持された第3支持軸34が設けられ、その
第3支持軸34にスライド片6がその両端に設け
た脚35によりスライド自在に取り付けられてい
る。また両方の脚35間において第3支持軸34
にレバー操作片5がスライド・回転自在に挿通さ
れている。レバー操作片5は、スライド片6と一
体にスライドし、かつ独立に回転する。
レバー操作片5は通常の状態において傾斜して
おり、その下端に水平方向に屈曲した係合部11
を形成し、その係合部11を前記各レバー4a〜
4cの先端下部に係合している。上記の係合部1
1には2個所の切欠き12が形成され、係合部1
1はこれらの切欠き12によつて3個所に分離さ
れている。また、レバー操作片5の上端は水平方
向に屈曲され、排出操作部材13の指掛け部14
の下面に係合している。(第2図参照)。
なお、レバー操作片5とスライド片6との間に
はコイルバネ34′が介在され、レバー操作片5
に附勢力を与えている。
一方、スライド片6の上端部には、前述の上段
窓孔21を閉塞する閉塞板36を設け(第4図参
照)、その中央部にバネ箱37を設けている。バ
ネ箱37の内部には、大略V形に屈曲された板バ
ネ38が収納され、その屈曲部分をバネ箱37の
前面に形成した開口39に突出している。
上段窓孔21の上縁内面には、一定間隔をおい
た凹所40を形成し、その凹所40間に緩い傾斜
のV形面を有する突出部41を傾斜してあり、前
記の板バネ38の突出部分が凹所40に落ち込む
際の復元変形に伴いクリツク音が発生すると共に
クリツク感触が与えられる。突出部41のV形面
は、凹所40に近づくに従つて操作者の指先に抵
抗感を増すために形成される。
また、上段窓孔21の下縁内面には、前述の閉
塞板36の受板42が突設される。
中段窓孔15の上半部には、第4図に示すよう
に前パネル7から内方へ凹入した凹所43が形成
され、凹所43の両側壁44が窓孔15の両側辺
に添つて延びており、その両側壁44にガイドリ
ブ45が形成されている。
排出操作部材13は、上記凹所43の背面及び
両側壁に嵌る上半部46を有し、その上半部46
に上記ガイドリブ45に嵌るガイド溝47が形成
されている。また下半部は窓孔15の下半部分の
開放部分を閉塞する閉塞部48になつている。こ
の閉塞部48の上端と上半部46との境界部分は
段になつており、その段が指掛け部14になつて
いる。この指掛け部14の下面は、レバー操作片
5の前端縁の上に載つた状態で係合する。
また、上半部46の上端縁には内方に突出した
5個の爪片16が一定ピツチで形成されている。
各爪片16間のピツチは、目盛8のピツチと一致
する。
一方、スライド片6の前面には、目盛8のピツ
チと等しいピツチで縦リブ18が6個所形成さ
れ、各縦リブ18の間に上記の爪片16が嵌入し
うるガイド溝17が形成されている。爪片16
は、スライド片6の位置が目盛8に合致する場合
は、第7図に示すようにガイド溝17の上部に臨
む。そのため、排出操作部材13を押下げること
ができる。しかし、スライド片6の位置が目盛8
の位置と正確に合致していない場合は、爪片16
が縦リブ18の上端に当たるため(第7図鎖線参
照)、排出操作部材13を押下げることはできな
い。
また、排出操作部材13の閉塞部48の両側に
は、背面側へ突出したガイド壁49が形成され、
そのガイド壁49の間にロツク板50が嵌入され
る。ロツク板50は、下段窓孔22の内面におい
て左右方向へスライドできるように取付けられ、
窓孔22内のロツクボタン19の操作により移動
する。また、ロツク板50の上端には、ロツク方
向へ移動する側のコーナ部分に切欠き51が形成
され、(第5図及び第6図参照)、ロツク方向への
移動によつて切欠き51が閉塞部48の一方のガ
イド壁49の下端に係合し(第5図鎖線参照)、
排出操作部材13の押上げを不可能ならしめる。
またロツク板50の前面中央部分に左右方向に受
板52を形成し、これにより排出操作部材13の
下方への移動を制限する。また、前パネル7に
は、下段窓孔22の背面下方にロツク板50のガ
イド板53が形成される。
実施例の排出装置は以上のように構成され、ロ
ツクボタン19を非ロツク位置に設定するととも
に、排出量設定ボタン9を所望の目盛に合わせた
うえで、中段の窓孔15に露出した指掛け部14
を下方に押下げ、排出量設定ボタン9を下降させ
る。これによりレバー操作片5が回動し、その係
合部11と係合した排出レバー4a〜4cの全部
又は一部が作動し、シヤツター3を開放する。
このとき、排出量設定ボタン9が目盛8の位置
に合致していないと、爪片16が縦リブ18の上
端に当たるため、排出操作部材13を押下げるこ
とはできない。
また、排出操作部材13を押下げている途中で
排出量設定ボタン9を操作することがあつても、
爪片16がガイド溝17に嵌つているため、スラ
イド片6は移動しない。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案は排出操作部材13に
目盛8と等しいピツチをもつて複数の爪片16を
設け、スライド片6に各爪片16に対応した数の
ガイド溝17を有する縦リブ18を上記のピツチ
と等しいピツチをもつて設け、スライド片6の位
置が目盛8と一致している際に各爪片16がガイ
ド溝17上に臨むように構成したから、スライド
片6と結合された排出量設定ボタン9が目盛8の
位置に一致していない場合は、排出操作部材13
の操作を不可能ならしめることができる。このた
め、排出量の間違いや排出装置の故障を防止する
ことができる。
また、爪片16をガイド溝17によつて上下方
向にガイドするようにしているから排出操作の途
中で排出量設定ボタン9を移動させることはでき
ないので、排出量の間違いを一層確実に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は計量米びつの斜視図、第2図は排出装
置の断面図、第3図は排出装置の一部の斜視図、
第4図は排出装置の一部の分解斜視図、第5図は
排出操作部材とロツク板との関係を示す一部切欠
背面図、第6図は排出操作部材を押込んだ状態の
ロツク板との関係を示す一部切欠背面図、第7図
は排出操作部材と縦リブとの関係を示す横断平面
図、第8図は排出量設定ボタンの部分における横
断平面図である。 1……排出シユータ、2……通路、3……シヤ
ツター、4a〜4c……排出レバー、5……レバ
ー操作片、6……スライド片、7……前パネル、
8……目盛、9……排出量設定ボタン、11……
係合部、12……切欠き、13……排出操作部
材、14……指掛け部、15……窓孔、16……
爪片、17……ガイド溝、18……縦リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排出シユータ1の内部を複数の通路2に区切
    り、各通路2に設けたシヤツター3に排出レバー
    4a〜4cを取付け、各排出レバー4a〜4cに
    対向したレバー操作片5を米びつ内部にスライド
    及び回動自在に設け、上記レバー操作片5と一体
    にスライドするスライド片6を設け、米びつ前パ
    ネル7に形成した目盛8に添つて移動しうる排出
    量設定ボタン9をスライド片6に結合し、上記レ
    バー操作片5に形成した係合部11に複数個所の
    切欠き12を設け、上記ボタン9の1目盛ごとの
    移動により切欠き12に対する各排出レバー4a
    〜4cの対応関係が変わるよう各排出レバー4a
    〜4cの間隔を設定し、前パネル7背面にレバー
    操作片5と係合してこれを回動せしめる排出操作
    部材13を上下方向にスライド自在に設け、その
    排出操作部材13に形成した指掛け部14を前パ
    ネル7の窓孔15に露出せしめてなる計量米びつ
    の排出装置において、上記排出操作部材13に上
    記目盛8の数に対応し、かつその目盛8と等しい
    ピツチをもつて複数の爪片16を設け、上記スラ
    イド片6に各爪片16に対応した数のガイド溝1
    7を有する縦リブ18を上記ピツチと同一のピツ
    チをもつて設け、スライド片6の位置が目盛8に
    一致した場合に各爪片16がガイド溝17上に臨
    むようにしたことを特徴とする計量米びつの排出
    装置。
JP9759687U 1987-06-24 1987-06-24 Expired JPH0355410Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9759687U JPH0355410Y2 (ja) 1987-06-24 1987-06-24

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JP9759687U JPH0355410Y2 (ja) 1987-06-24 1987-06-24

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Publication Number Publication Date
JPS641653U JPS641653U (ja) 1989-01-06
JPH0355410Y2 true JPH0355410Y2 (ja) 1991-12-10

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ID=30964707

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JP9759687U Expired JPH0355410Y2 (ja) 1987-06-24 1987-06-24

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JPS641653U (ja) 1989-01-06

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