JP4528686B2 - 自動販売機 - Google Patents

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Description

本発明は、自動販売機に関するものである。
従来、家庭用電源や業務用電源を使用して商品を排出する自動販売機については様々な商品管理システムが提供されている。(例えば特許文献1及び2)
特開昭56−47891号公報 特許第2521554号公報
一方、家庭用電源や業務用電源を使用しない自動販売機、例えばカプセル商品の自動販売機にあっては、販売総個数などのデータ取得を機械式または、電池使用の液晶表示のカウンタを内部に取り付け、巡回スタッフが手作業でデータ取得を行っていたのが現実である。しかし、ハンドルや、ハンドルに連結される歯車等の回転を検知していたため、商品購入者がハンドルを小刻みに回した際などに誤作動の可能性がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、商品排出総個数つまり販売総個数の管理が確実に行える自動販売機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の自動販売機は、所定の硬貨の投入後に所定角度だけ一回の回転操作が可能となるハンドルと、円周方向に沿って等間隔に商品保持孔が複数形成されたドラムと、前記ハンドルの回転動力を前記ドラムに伝達して該ドラムを回転させる動力伝達機構と、前記ドラムの下方に設けられ、且つ、前記ハンドルの一回の回転操作に伴う該ドラムの回転によって前記商品保持孔の1つが合致した際に該商品保持孔に保持されている商品を排出する商品排出孔が形成された仕切板とを備え、前記ハンドル又は該ハンドルと一体的に動作する部品の回転動作を感知することによって該ハンドルの所定部分が回転途中の互いに隔たった第1位置及び第2位置を順に通過したか否かを直接又は間接に検知してその通過検知信号を出力する2つのスイッチ手段と、前記2つのスイッチ手段から出力された通過検知信号に基づいて前記所定部分が前記第1位置及び前記第2位置の双方を順に通過したとされる場合に前記商品の排出総個数を求める処理装置とを備え、前記仕切板には、前記商品を排出した際に次回排出商品を保持すべき商品保持孔が位置する箇所に、該商品保持孔が前記次回排出商品を保持しているか否かを検知してその保持検知信号を出力する排出商品検知手段が設けられ、前記処理装置は、前記排出商品検知手段から出力された保持検知信号に基づいて前記次回排出商品が保持されていないとされる場合に報知手段によって報知を行わせるように構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の自動販売機は、請求項1に記載の自動販売機において、前記処理装置は、前記スイッチ手段から出力された通過検知信号に基づいて前記所定部分が前記第1位置と前記第2位置との間にあるとされる場合に、前記排出商品検知手段による検知を無効とするように構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の自動販売機は、請求項2に記載の自動販売機において、前記報知手段は、前記次回排出商品が保持されていないとされる場合に次回硬貨の投入を阻止する硬貨投入阻止手段を含んで構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の自動販売機は、請求項1から3いずれか一項に記載の自動販売機において、前記報知手段は、前記所定部分の前記第1位置又は前記第2位置のいずれか一方の位置の通過だけが所定回数連続して認められる場合に、他方の位置に対応する前記スイッチ手段の故障の報知を行う故障報知手段を含んで構成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の自動販売機は、請求項4に記載の自動販売機において、前記処理装置は、前記故障報知手段によって故障の報知が行われている間に、前記所定部分の前記他方の位置の通過が認められた場合、前記故障報知手段による故障の報知を解除させるように構成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の自動販売機は、請求項1から5いずれか一項に記載の自動販売機において、前記報知手段は、前記所定部分の前記第1位置又は前記第2位置のいずれか一方の位置の通過が間断なく認められ、且つ、前記所定部分の他方の位置の通過が認められた場合に、該一方の位置に対応する前記スイッチ手段の故障の報知を行う故障報知手段を含んで構成されていることを特徴とする。
この請求項1から6記載の自動販売機によれば、例えば歯車のバックラッシに起因してチャタリング (chattering:リレー接点やスイッチ接点が、切り替わった直後にばたついて、信号がON/OFFを繰り返す現象)が生じても、ハンドルの一回の回転動作を正確に検出することができる。
請求項1に記載の発明によれば、さらに、次回排出商品がない場合に報知が行われるので、次回排出商品がない状態で硬貨を投入するなどの行為を未然に防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、さらに、次回排出商品がない場合に硬貨の投入が阻止されるので、次回排出商品がない状態で硬貨を投入するなどの行為を確実に防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、さらに、ドラムの回転中の次回排出商品の検出誤認を防止することができる。
請求項4及び6に記載の発明によれば、さらに、スイッチ手段の故障が報知されるので、メンテナンスが容易となる。
請求項5に記載の発明によれば、さらに、スイッチ手段が復旧した場合には故障の報知が解除されるので、無駄な作業が省けることになる。
(全体構成)
図1に示した自動販売機1は、例えばカプセルに封入した商品A(以下、カプセル商品Aという。)をボックス2内に収容しておき、ボックス2の前面に配設された硬貨投入口3に所定の硬貨を投入した後、人がハンドル4を回転することによって、ボックス2内のカプセル商品Aを、ボックス2の前面に配設した商品排出口5から排出するものである。同図に示す自動販売機1にあってはボックス2が2段に積み上げられ、下側のボックス2の下側にはキャスタ付きの台座が取り付けられ、上側のボックス2の上には天板10が取り付けられている。
(ボックス2の構成)
ボックス2は、図2に示されるように、ボックス本体6と、ボックス本体6の前面の商品充填用開口6aを塞ぐ蓋体7と、ボックス本体6の前面下部に配置される前面板8の一部を構成し背面に硬貨選別ユニット9を備える操作盤8aと、ボックス本体6の上面を覆う天板10を備えている。
(蓋体7の構成)
蓋体7は透明樹脂製で、図3に示されるように、前方へ向けて凸となるように湾曲形成されている。蓋体7には周縁部に後方に向けて突出する壁11が設けられている。そして、蓋体7の上端壁11aの幅方向中央部にはボックス2の幅方向に延設された長孔12が形成されている。また、蓋体7の上端壁11aには長孔12を挟むようにして小孔13が形成されている。さらに、蓋体7の内面には、蓋体7と同様に湾曲形成された押さえ板15が蓋体7の基部(湾曲部の下端部)に対して回動可能となるように取り付けられている。押さえ板15の上端縁にはピン16が上方に向けて突出して設けられている。また、押さえ板15の上端縁の直下中央には把手15aが後方に向けて突出して設けられている。そして、押さえ板15は、蓋体7との間にポップ等の表示体17を挟み込み、ピン16を蓋体7の小孔13に嵌合させることによって、蓋体7に添った状態で係止されるようになっている。また、表示体17を取り外す場合には、一方の手で蓋体7を掴み他方の手を把手15aに掛けて、その把手15aを引っ張れば、押さえ板15の自由端側が蓋体7から離反し、表示体17を取り外すことができる。なお、蓋体7の湾曲部の下端には、下方に向けて延びる屈曲部14が設けられている。また、屈曲部14の下縁には左右に突起14aが形成されている。
次に、蓋体7の取付構造について説明する。ボックス本体6の商品充填用開口6a脇の両側壁は内部のカプセル商品Aが外方斜め横から視認できるように透明板によって構成されている。また、ボックス本体6の両側壁の内面には、図4に示されるように、上方に開口する「V」字状の凹部18aが形成されている。この凹部18aは蓋体7の位置決めに使用される。すなわち、蓋体7を取り付ける際には、正面手前側に倒した状態(蓋体7の
内面が上方を向いた状態)の蓋体7の屈曲部を凹部18aに落とし込み、屈曲部の前側部分を凹部18aの手前側の壁に当接させればうまく位置決めされる。その状態で、蓋体7の屈曲部の下縁を中心にして蓋体7を起こせば、蓋体7の屈曲部の後側部分が凹部18aの奥側の壁に当接する。この位置が蓋体7の閉塞位置である。また、操作盤8aの上面には幅方向に延設された長溝18bが形成されている。この長溝18bは、蓋体7の屈曲部が落とし込まれる部分であり、蓋体7の起倒を許容する大きさ・形状に形成されている。また、操作盤8aの上面には幅方向中央に係止片18cが設けられている。また、操作盤8aの上面には係止片18cが設けられている。この係止片18cは、閉塞状態にある蓋体7の上動を阻止するためのものである。すなわち、蓋体7を起立させた際にその湾曲部の下端部が係止片18cの下側に潜り込み、閉塞状態にある蓋体7の上動を阻止する。この蓋体7の上動を効果的に阻止するためには、係止片18cによって蓋体7の屈曲部の下端部がうまく係止される形状となるように、蓋体7の湾曲部の下端部を湾曲部のそれ以外の部分とは異なる曲率に形成しておくことが好ましい。
なお、蓋体7が閉塞状態にあるときには、蓋体7の屈曲部に形成された突起14aは操作盤8aの上壁の下側に潜り込む。これによって、蓋体7が操作盤8aに係止される。また、蓋体7はボックス本体6から取り外す際に、蓋体7を簡単に引き倒せるように蓋体7の前面に手を掛ける部分を形成しておくことが好ましい。
(錠前19の構成)
図2に示されるように、ボックス本体6には商品充填用開口6aの上の部分に錠前19が設けられている。錠前19は図5に示されるように錠前本体19aとキー19bから構成されている。このうち錠前本体19aはシリンダ部19c、ロータ部19d及び係止片19e,19fによって構成されている。そして、この錠前本体19aは取付ブロック19gに着脱可能に保持されている。なお、係止片19e及び係止片19fは、特に限定はされないが、この実施形態では一体化されている。
次に、取付ブロック19gへの錠前本体19aの取付方法を説明する。取付ブロック19gへ錠前本体19aを取り付ける場合には、錠前本体19aから係止片19e,19fを予め取り外しておく。この状態の錠前本体19aを取付ブロック19gの前方の凹部19hに押し込む。すると、シリンダ部19cの外周の係止部(図示せず)が凹部19bの底部に突き当たり、それ以上は錠前本体19aを押し込めなくなる。一方で、凹部19hの底には取付ブロック19gの後方に開口する貫通孔が開いているので、錠前本体19aが状態にあるときには、取付ブロック19aの後方からシリンダ部19cの一部が突出している。そして、この突出部分に形成されている雄ねじ部19iにナット19jを螺合させる。そして、最後に、上記突出部分の後方から係止片19e,19fをロータ部19dの後端にねじ止めする。
以上のようにして、取付ブロック19gに錠前本体19aが取り付けられる。なお、取付ブロック19gから錠前本体19aを取り外す場合には、それを取り付ける場合とは逆の手順となる。
次に、取付ブロック19gの取付構造を説明する。取付ブロック19gには両側に爪片19k,19kが設けられている。一方、ボックス本体6には取付ブロック19gを嵌合可能な凹部19lが形成されている。そして、凹部19lの底部には孔19m,19nが形成されている。
そして、錠前本体19aが取り付けられた取付ブロック19gをボックス本体6に取り付けるには、図5(A)に示されるように、係止片19e,19fを予め横に倒しておく。次いで、図5(C)に示されるように、係止片19e,19fを先にして取付ブロック19gを凹部19lに嵌め込む。この場合、係止片19e,19fと一方の爪片19kの先は孔19mを通り抜ける。一方、他方の爪片19kの先は孔19nを通り抜ける。そして、爪片19k,19kの外側に形成されている突起が爪片19k,19kの弾性によって凹部19l裏側部分に係止される。
以上のようにして、ボックス本体6に取付ブロック19gが取り付けられる。なお、ボックス本体6から取付ブロック19gを取り外す場合には、係止片19e,19fを横に倒しておいた状態でボックス本体6の内側から手で取付ブロック19gを押し出して取り外す。
次に、この錠前19による蓋体7の係止構造について説明する。錠前本体19aの係止片19e,19fを横に倒しておいた状態では、蓋体7はボックス本体6に係止されない状態にある。一方、キー19bで係止片19e,19fを起立させると、係止片19eは蓋体7の長孔12に入り込む。また、他方の係止片19fはボックス本体6の上壁6bの長孔(図示せず)に入り込む。これによって、ボックス本体6に蓋体7が係止されると共に、取付ブロック19gがボックス本体6に固定されることになる。
なお、本実施形態の場合には、ボックス本体6に蓋体7を係止するのに、錠前19の係止片19eによって直接的に蓋体7を係止したが、ボックス2に蓋体7の係止位置と係止解除位置とを取り得る可動部材が設けられるものでは、錠前19によって可動部材を係止位置に係止することによって、蓋体7を間接的にボックス本体6に係止させる構造としてもよい。また、本実施形態の場合には、ボックス本体6に蓋体7を係止するのに、係止片19fをボックス本体6の上壁の長孔(図示せず)にも入り込ませる構造としたが、係止片19eを蓋体7の長孔12に入り込ませるだけでもよい。また、係止片19fをボックス本体6の上壁6bの長孔(図示せず)にも入り込ませるのに、上壁6bを上下2重構造とし、その下側の上壁の長孔に係止片19fを入り込ませるようにしたり、上壁6bの下側に長孔が形成された係止部材を設けてもよい。
(操作盤8aの構成)
操作盤8aは、図2に示されているように、正面側から見た状態では逆L字状に構成されている。操作盤8aはボックス本体6に対して着脱可能に取り付けられている。
同図は、操作盤8aをボックス本体6から取り外した状態を示し、ボックス本体6の前面板8には、操作盤8aと同形の切欠き20が設けられている。操作盤8aの両側の壁面には、上下方向に所定の間隔で凹条23が形成されている。一方、ボックス本体6における切欠き20を区画する壁面には、上下方向に適宜な間隔をもって、幅方向内方に向けて凸条22が形成されている。そして、ボックス本体6に操作盤8aを取り付けるにあたっては、蓋体7をボックス本体6から取り外した状態で、切欠き20の底から浮かせた状態の操作盤8aを切欠き20に正面側から嵌め込み、その操作盤8aを下方にスライドさせることで、凹条23と凸条22が嵌り込んで、操作盤8aをボックス本体6の所定位置に取り付ける。一方、ボックス本体6から操作盤8aを取り外す場合には、それを取り付ける場合とは逆の手順で行う。なお、操作盤8aにはボックス本体6側のコネクタ6cと連結可能なコネクタ(図示せず)が設けられており、操作盤8aをボックス本体6に取り付けた際にコネクタ同士が自動的に連結されて、操作盤8a側とボックス本体6側が電気的に接続されるようになっている。
以上のように、操作盤8aをボックス本体6とは別に形成し、その操作盤8aをボックス本体6から取り外すことができるように構成することで、操作盤8aのメンテナンスだけでなく、ボックス本体6内部のメンテナンスが簡単に行えることになる。
なお、図2及び図6に示されるように、操作盤8aの左右の壁面には、操作盤8を切欠き20の底から少し浮かせた状態で保持する係止片8bが設けられている。この係止片8bは、切欠き20を区画する壁面の一方に設けられた、ばね8cで付勢された突子8dに当接し、操作盤8aが切欠き20の底から少し浮いた状態で保持される。但し、この係止片8bによる保持力はさほど強くない。つまり、この係止片のばね8cの付勢力は、操作盤8aの重さを支えるには十分であるが、操作盤8aを人為的に下方へ押圧すればその付勢力に抗して操作盤8aは下動する。このような構造としたのは、操作盤8aをボックス
本体6に嵌め込んだ際に、操作盤8aが勢いよく下動するのを防止するためと、操作盤8aを切欠き20の底から少し浮かせた状態で保持しておき、その状態で、後述の硬貨収集箱21を引き出せるようにするためである。
次に、操作盤8aの固定構造を説明する。図2、図4、図7及び図8に示されるように、操作盤8a及び後述する仕切板25には、それぞれ、その操作盤8aをボックス本体6に係止するための係止手段57が設けられている。2つの係止手段57の構造は同じであるので、仕切板25に設けられた係止手段57を例にその構造を説明する。図7に示されるように、係止手段57には操作部57aの操作によって動作する係止ピン57bが設けられている。そして、操作盤8aをボックス本体6に取り付けた際に、係止手段57の操作部57aを操作し係止ピン57bを突出させれば、係止ピン57bは操作盤8aの上側に位置することになる。この係止手段57によって、操作盤8aの上動が阻止される。一方、操作盤8aに設けられた係止手段57では、操作部57aの操作によって突出された係止ピン57bは、ボックス本体6に設けられた図示しない凹部に嵌合する。
なお、上記係止手段57を必ずしも設けなくてもよい。操作盤8aを取り付けた後に蓋体7を取り付け、キー19bの回動によって蓋体7をボックス本体6に固定すれば、操作盤8aは蓋体7によって上方への移動が規制され、操作盤8aは取り外せない状態となるからである。但し、上記係止手段57を設けることによって、操作盤8aをより強固にボックス本体6に固定できることになる。
(仕切板25の構成)
ボックス本体6内には、図4に示されるように、ボックス本体6を上下に区切る仕切板25が配設されている。この仕切板25の上方が商品収容空間26となっている。仕切板25には図4及び図7に示されるように円形状の凹部27が形成されている。凹部27の底部には1つの商品排出孔28が形成されている。また、凹部27には排出商品保持部材34が載置される。さらに、凹部27の底部には後述の次回商品検知手段70が設けられている。また、凹部27の底部には歯車44を露出させる矩形状の孔43が形成されている。
(排出商品保持部材34の構成)
1.全体
図7に示されるように、排出商品保持部材34はドラム35とアダプタ37とによって構成されている。なお、ドラム35は規制板36を備えるものでなくてもよい。
2.ドラム35
ドラム35には比較的径の大きな商品(例えばカプセルに封入された商品)を保持するための商品保持孔35aが周方向に複数個(実施形態では4個)等間隔で形成されている。また、ドラム35には、下面周縁にラック歯38が形成されている。そして、ドラム35が凹部27に載置された際にラック歯38と上記歯車44が噛合する。歯車44は、図4に示されるように、軸45、歯車46,24、軸4aを介してハンドル4に連結されている。したがって、ハンドル4が回転すると、軸4a、歯車24,46、軸45、歯車44及びラック歯38を介して、ハンドル4の回転動力がドラム35に伝達されて、ドラム35が回転する。この場合、ハンドル4の1回転によってドラム35が回転する角度は、360度/(商品保持孔35aの個数)であり、ハンドル4の1回転毎に、商品保持孔35aが上記商品排出孔28に合致し、商品保持孔35aに保持されている商品が1つずつ排出される。
また、ドラム35の周面にはラチェット歯と同様な機能をもった凹部39が形成されている。一方、凹部27を画成する周壁の一部には、矩形孔29が形成され、該矩形孔29には、ラチェット爪と同様な機能をもったラチェット片30が出没自在に配設されている。そして、このラチェット片30は、図示しないばねによって突出方向に付勢され、ドラム35の凹部39がラチェット片30に係合し、該ラチェット片30によってドラム35の逆転が阻止されるようになっている。
3.規制板36
ドラム35は規制板36を備えている。規制板36はドラム本体の上に設けられている。そして、規制板36はドラム35の軸心を中心に所定角度範囲で回動可能に構成されている。この規制板36には上記商品保持孔35aと同形の孔36aが周方向に上記商品保持孔35aと同数・同ピッチで形成されている。規制板36の孔36aは規制板36の回動量に応じて上記商品保持孔35aの径を変化させる働きをする。また、規制板36の中央には、その上方にある商品をドラム35の半径方向外方に導くためのリブ36bが立設されている。また、リブ36aには、ドラム35の上方にある商品を攪拌するためのスプリング36gが4本、外方斜め上方に向けて突設されている。
次に、規制板36の取付構造について説明する。図7及び図9に示されるように、ドラム35と規制板36はねじ40によって相互に組み付けられている。すなわち、ドラム本体には、雄ねじ40aの軸が挿入される挿入孔35bと、ナット40bが着座する座ぐり穴35cとが形成されている。一方、規制板36には、雄ねじ40aの軸が挿入され、且つドラム本体に対して規制板36の回動を許容する円弧状の挿入孔36dと、雄ねじ40aの頭及びワッシャーが着座し、且つドラム本体に対して規制板36の回動を許容する円弧状の座ぐり穴36cとが形成されている。
次に、商品保持孔調整機構について説明する。図10に示されるように、ドラム本体には、摘み部41の軸41aが挿入される挿入孔35cと、摘み部41の軸41aの下端部に螺合されるナット41bを下方に向けて付勢するコイルばね42が着座する座ぐり穴35eとが形成されている。一方、規制板36には、摘み部41の軸41aが挿入され、且つドラム本体に対して規制板36の回動を許容する円弧状の挿入孔36eと、円弧状の挿入孔36eの両端に形成され摘み部41の鍔41cが着座する座ぐり穴36fとが形成されている。
次に、規制板36による商品保持孔35aの調整の仕方について説明する。摘み部41の鍔41cが一方の座ぐり穴36fに落ち込んでいるときには、ドラム35の商品保持孔35aが規制板36の孔36aに合致し、最大径の商品を通過させることができる。また、摘み部41の鍔41cが他方の穴36fに落ち込んでいるときには、ドラム35の商品保持孔35aと規制板36の孔36aとがずれるので、小さな商品しか通過させることができない。
摘み部41の位置を一方の穴36fから他方の穴36fに移動させるには、摘み部41をコイルばね42の付勢力に抗して引き上げ、鍔41cを座ぐり穴36fから一旦離脱させ、その状態で、摘み部41が挿通孔36eに沿って移動するように規制板36をドラム本体に対して相対的に一方向に回動させ、他方の座ぐり穴36fに鍔41cを落とし込めばよい。
4.アダプタ37
ドラム35にはアダプタ37が着脱可能となっている。図7に示されるように、アダプタ37は、上記商品保持孔35aよりも径が小さく外方の一部が切り欠かれた形状の商品保持孔37aが周方向に上記商品保持孔35aと同数等間隔で形成されている。このアダプタ37をドラム35に取り付ける場合には、ドラム35の商品保持孔35aと規制板36の孔36aとを合致させておいた状態で、スプリング36gをドラム35の上方で束ねるようにし、それをアダプタ37の中心の孔37cに下側から入れ、孔37cを上記リブ36bに外嵌させると、アダプタ37の下面の円筒状部37bが上記商品保持孔35aに落とし込まれる。すると、図8に示されるように、アダプタ37の商品保持孔37aとその縁部がちょうど商品保持孔35aに嵌り合うような状態となる。このアダプタ37を使用すれば、規制板36を使用するよりもさらに径の小さい商品に適用できる。
5.ドラム35の取付構造
図7に示されるように、凹部27の上縁には切欠き31が形成されている。この切欠き31には、係止片32が突出自在に配設され、該係止片の移動域上方には、係止片32の上方への変位を規制するガイド片33が配設されている。この係止片32は、ドラム35を凹部27に載置した状態で、ドラム35の上面位置まで突出させることによって、図8に示されるように、ドラム35を凹部27内に拘束させる。一方、係止片32は、ドラム35の上面位置から退避させると、ドラム35は拘束を解かれ、凹部27からドラム35を取り出させることになる。
(ガイドプレート47の構成)
図1及び図4に示されるように、ボックス本体6の内部にはガイドプレート47が設けられている。ガイドプレート47は屈曲形成されている。このガイドプレート47の下端はコイルばね49を介して仕切板25に取付けられている。一方、ガイドプレート47の上端の起立部には、内方に向けて開口する凹部47aが形成され、この凹部47aは、商品充填用開口6a脇の両壁内面に設けた突起48に係合されるようになっている。この凹部47aと突起48との係合によって、ガイドプレート47は、商品充填用開口6aの中間部から仕切板25に向け傾斜した状態に保持される。また、ガイドプレート47は、凹部47aと突起48との係合を解除すれば、正面手前側に倒すことができ、商品充填用開口6aを拡げることができる。これによって商品の充填やボックス本体6の内部のメンテナンスが容易となる。
(商品の排出機構)
図11には商品排出口5の内部の構造が示されている。ボックス本体6の前面板8には商品排出口5を開閉する蓋5aが設けられている。この蓋5aは軸5bを中心回動可能となるように前面板8に取り付けられている。蓋5aはボックス本体6の内方に向けて回動するように構成されている。ボックス本体6における蓋5aの内方には、カプセル商品Aの排出機構が設けられている。この排出機構は可動ブロック5c及び固定ブロック5fを備え、この可動ブロック5cと固定ブロック5fによってカプセル商品Aの排出通路が構成される。
このうち可動ブロック5cは天板5c−1とその幅方向両端の側板5c−2(一方しか図示されていない)とから構成されている。この可動ブロック5cは、蓋5aに対して接離する方向(ボックス本体6の前後方向)に動作可能となっており、蓋5aに対して接近する方向(ボックス本体6の前方)に図示しないスプリングによって付勢されている。そして、この可動ブロック5cの側板5c−2は、そのスプリングによって初期状態では蓋5aの下端の幅方向両端部に当接しており、蓋5aをボックス本体6内に押し込んだ際にその押し込み力によってボックス本体6の奥側に移動するように構成されている。また、可動ブロック5cの天板5c−1には、常態では重力によって垂れ下がるフラッパ5c−3が設けられている。このフラッパ5c−3はボックス本体6の幅方向に延在する軸5c−4を中心に回動可能に構成されている。このフラッパ5c−3の回動範囲について云えば、フラッパ5c−3のボックス本体6の手前側への回動範囲はカプセル商品Aの商品排出口5への排出を阻止しない範囲である。一方、フラッパ5c−3のボックス本体6の奥側への回動範囲は特に限定はされない。また、フラッパ5c−3の軸5c−4からその自由端までの寸法は、可動ブロック5cをボックス本体6内に押し込んだ際に図11(C)に示すように固定ブロック5fの所定部分(実施形態では傾斜面)に当接し、それ以上の回動を阻止される程度の寸法となっている。
一方、ボックス本体6の奥側に配置される固定ブロック5fは、仕切り板25の商品排出孔孔28から落下されたカプセル商品Aを傾斜面で受け止め、それを商品排出口5まで案内する機能を持つ。
図11(A)に示されているように、垂下状態にある蓋5aから固定ブロック5fまでの奥行き寸法は、複数のカプセル商品Aが収容される程度となっている。また、商品排出口5の幅寸法は、1つのカプセル商品Aが収容される程度となっている。
以上のように構成された排出機構においては、2つのカプセル商品Aが商品排出口5に溜まった後に蓋5aを内方に回動させると、図11(B)に示されているように、可動ブロック5cが蓋5aの押し込み力によってボックス本体6の奥側に移動し、フラッパ5c−3が固定ブロック5fの所定部分(傾斜面;係止部)に当接する。これによって、子供等が蓋5aを押し込んで商品排出口5から手を差し入れた場合でも、フラッパ5c−3によってそれ以上の差し入れを阻止できる。また、このとき、蓋5a近くにカプセル商品Aが存在している場合には、カプセル商品Aは蓋5aの回動によって該蓋5aに押されて奥側に移動する。この場合、商品排出口5に溜まったカプセル商品Aが1つの場合には、蓋5aを押し込んだ手で容易にそのカプセル商品Aを取り出すことができる。一方、図11(C)に示すように、カプセル商品Aが複数の場合には、その個数にもよるが、手前のカプセル商品Aの1つが蓋5aの裏側によって掬い上げられる。そして、この状態で、奥側のカプセル商品Aを取り出し、蓋5aを閉めると、先に掬い上げられていたカプセル商品Aが蓋5aの裏側からこぼれ落ち、次に、蓋5aを押し込んでそのカプセル商品Aを容易に取り出すことができる。
(硬貨収集箱21の構成)
図2及び図4に示されるように、ボックス本体6内の底であって切欠き20の後方には、硬貨収集箱21が設けられている。硬貨収集箱21はボックス本体6から前方へ引き出して取り外せるようになっている。この硬貨収集箱21は錠前21aによってボックス本体6に固定できるようになっている。この硬貨収集箱21の取付け・取外しは、操作盤8aをボックス本体6の底から少し浮かせた状態で保持したままで行うか、操作盤8aをボックス本体6から完全に取り外した状態で行う。
なお、ボックス本体6に取り付けた硬貨収集箱21は、操作盤8aが取り付けられた場合には完全に塞がれ、前方からは視認できない状態となる。
(天板10の取付構造)
図1には天板10をボックス本体6に取り付けた状態が示され、図2には天板10をボックス本体6から取り外した状態が示されている。なお、図2では天板10が裏返されて示してある。この天板10の下面には、下方に向けて舌片(差込部)53が垂設され、該舌片の先端部には孔(係止孔)54が形成されている。一方、天板10を取り付ける上壁6bには例えば矩形状の孔(差込孔)52が形成されている。そして、上壁6bの孔52に天板10の舌片53を差し込むことによって、天板10がボックス本体6上に着座することになる。
また、ボックス本体6には上壁6bに係止部材58が取り付けられている。この係止部材58は孔52に差し込まれた舌片53の孔54に挿脱可能となっている。すなわち、図12に示されるように、係止部材58は軸部58aと操作部58bとを備えている。この係止部材58は、天板10の舌片53の差込方向と直交する方向に往復動作可能となるようにボックス本体6に取り付けられている。この場合の動作方向は軸部53bの軸線方向と合致している。また、係止部材58は軸部58aが孔54に挿入された状態で該軸部58aの軸線を中心に回動可能となっている。そして、軸部58aが孔54に挿入された状態で係止部材58を一方向に回動させると、操作部58aが係止部58cに係止されて係止部材58の軸線方向の移動が阻止されるようになっている。これによって、係止部材58がロックされた状態となる。
以上のような天板10の取付構造とした場合には、次のようなメリットもある。すなわち、本実施形態では2つのボックス2を積み上げているが、上側のボックス2の下面に上記天板10におけると同様な舌片53を設けることによって、天板10を取り付ける場合と同様に簡単にボックス2を積み上げることができる。また、ボックス2以外にディスプレイボックスの下面に上記天板10におけると同様な舌片53を設けることによって、天板10を取り付ける場合と同様に簡単にディスプレイボックス(ディスプレイケース)を載設することができる。自動販売機1のボックス2には操作盤8aや表示体17などが設けられてるので内部が視認しにくいが、ディスプレイボックスを用いれば内部の商品を展示できるので、購入者にとってはその自動販売機1の商品を知ることができる。
(自動販売機1の連結構造)
自動販売機1は図2、図13及び図14に示されるような連結ブロック56を備えている。連結ブロック56はに2つの孔(嵌合部)56aを有している。そして、自動販売機1を並べ、それらを互いに連結する場合には、連結ブロック56の孔56aをそれぞれのボックス本体6の切欠き50に嵌め込み、それぞれのボックス本体6のボス(嵌合部)51に嵌合させた後に、それぞれの天板10を取付ける。
また、自動販売機1を単独で使用する場合に、1つの孔55aを有するブロック55をボックス本体6のボス51に嵌合させることによって、端板10の切欠き10aを塞ぐことができる。
ブロック55,56を使用しないときには、天板10の裏面に立設されたボス10bに孔55a,56aを嵌装させたり、天板10の裏面に立設させたリブ10c間に嵌装させて保管される。
なお、連結ブロック56で隣り合う自動販売機1を連結する場合、台座部分でも連結することが好ましい。この場合の台座同士の連結は台座の側壁を同時に挟持し得るクリップなどが使用される。
(内部回路構成)
図15に示されるように、自動販売機1は、排出商品を検知しその検知信号を出力する排出商品検知手段70と、投入された硬貨が満杯となったか否かを検知しその検知信号を出力する硬貨検知手段71と、排出総個数その他各種の表示を行うための表示手段74と、排出商品検知手段70及び硬貨検知手段71から出力される検知信号に基づいて硬貨投入防止手段72を制御すると共に動作検知手段79から出力された検知信号に基づいて排出総個数を求めて表示手段74に表示させる処理装置73と、リセット手段75とを備える。
動作検知手段79は2つのスイッチ手段79a,79bによって構成されている。この2つのスイッチ手段はハンドル4又は該ハンドル4と一体的に動作する部品(例えば歯車24)の回転動作を感知することによって該ハンドル4の所定部分が回転途中の互いに隔たった第1位置及び第2位置を順に通過したか否かを直接又は間接に検知してその通過検知信号を出力するものである。「直接」とはハンドル4に設けられた部分を検知する場合、「間接」とはハンドル4と一体的に動作する部品の所定部分を検知する場合を指す。そして、処理装置73によって、2つのスイッチ手段から出力された通過検知信号に基づいてハンドル4又は該ハンドル4と一体的に動作する部品(例えば歯車24)の所定部分が第1位置及び第2位置の双方を順に通過したとされる場合に商品の排出総個数を求める。実施形態では、図16に示すように、ハンドル4の裏側には突起4bが設けられ、また、操作盤8aには2つのスイッチ手段(例えばリーフスイッチ)79a,79bがハンドル4の円周方向に所定距離隔てて設けられている。
同図(A)から(D)はハンドル4の回転過程を示している。初期状態が(A)の位置である。この状態からハンドル4を正面側から見て時計方向に回すと(図16はハンドル4の裏側から見ているので反時計方向となっている。)、ハンドル4の突起4bが正面側から見て時計の2時の方向に至った際に突起4bによって第1位置のスイッチ手段79aがONとなる。さらに、ハンドル4を回すと、2つのスイッチ手段79a,79bの双方がOFFとなり、その後、ハンドル4の突起4bが正面側から見て時計の10時の方向に至ると第2位置のスイッチ手段79bがONとなり、その後、初期状態に戻る。このようにスイッチ手段79a,79bが順にONされたときに処理手段73は排出総個数の計数値をプラス1して記憶させる。
以上のように、2つのスイッチ手段79a,79bを設ける理由は、ハンドル4の回転動力を伝達する歯車同士の間にはバックラッシがあるので、ハンドル4は少なからず逆方向に回転できるような構造となっている。そのため、1つのスイッチ手段だけでハンドル4の回転を検出しようとすると、ハンドル4を同じ位置で正方向及び逆方向に操作した場合、スイッチ手段が何度もON/OFFしてしまう。つまり、チャタリングが生じる。その結果として、ハンドル4の一回の回転操作を正確に検知できなくなる。そこで、ハンドル4を同じ位置で正方向及び逆方向に操作しても、それをハンドル4の回転操作として扱わない工夫として、2つのスイッチ手段79a,79bから出力された通過検知信号に基づいて突起4bが第1位置及び第2位置の双方を順に通過したとされる場合に商品の排出総個数を求めることとしたものである。
排出商品検知手段70は例えばフォトセンサ又はプッシュスイッチ等によって構成されている。排出商品検知手段70は、現在は商品排出用孔28に合致していないが、次回のハンドル4の回転に伴ってドラム35が回転した際に商品排出用孔28に合致する商品保持孔35aの真下位置に設けられている。換言すれば、仕切板25には、商品を排出した際に次回排出商品を保持すべき商品排出孔35aが位置する箇所に、該商品排出孔が前記次回排出商品を保持しているか否かを検知してその保持検知信号を出力する排出商品検知手段70が設けられている。
以下、この位置にある商品保持孔35aを次回商品保持孔35aとして、排出商品検知手段70の作用を説明する。
次回商品保持孔35aに商品が保持されていれば、次回のハンドル4の一回の回転操作(一回転)に伴ってドラム35が1/4回転した際に、その次回商品保持孔35aと商品排出用孔28とが合致した際に商品が確実に排出される。一方、次回商品保持孔35aに商品が保持されていなければ、次回のハンドル4の回転に伴ってドラム35が回転した際に商品が排出されないこととなる。この場合には、この空打ちを防止するため、処理装置73は硬貨投入防止手段72を制御して硬貨の投入を阻止させている。
しかし、初期位置(図17(A))からドラム35が回転すると、次回商品保持孔35aが排出商品検知手段70の上方から外れることになる(図17(B))。この場合、排出商品検知手段70からは、次回商品保持孔35aに商品が保持されているにも拘わらず、「商品無し」の保持検知信号が出力される。そして、処理装置73は、誤って、硬貨投入防止手段72を制御して硬貨の投入を阻止してしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、処理装置73は、2つのスイッチ手段79a,79bから出力された通過検知信号に基づいて突起4bが第1位置と第2位置との間にあるとされる場合(第1位置のスイッチ手段79aが突起4bの通過を検知した後、第2位置のスイッチ手段79bが突起4bの通過の検知を行うまでの間)、排出商品検知手段70による検知を無効とするようになっている。つまり、排出商品検知手段70は、次回排出商品の有無を検知しに行かない、あるいは処理装置73が次回排出商品の有無の検知結果を無視する。)。その結果、硬貨投入防止手段72の誤動作がなくなることになる。
一方、処理装置73は、スイッチ手段から出力された通過検知信号に基づいて突起4bが第2位置から第1位置にあるとされる間は、排出商品検知手段70によって定期的に(例えば0.5秒おきに)次回排出商品の有無の検出するようにされている。
また、この自動販売機1は、報知手段の1つとして故障報知手段を備えている。この故障報知手段は、処理装置73によって突起4bの第1位置又は第2位置のいずれか一方の位置の通過だけが所定回数連続して認められた場合に、処理装置73からの指令によって他方の位置に対応するスイッチ手段の故障の報知を行う。この場合の「所定回数」は通常生ずべきチャタリングの回数よりも大きく設定することが要求される。例えば11回以上の値とすることが好ましい。
また、処理装置73は、上記で故障報知手段によって故障の報知が行われている間に、突起4bの他方の位置の通過が認められた場合、故障報知手段による故障の報知を解除させる。さらに、故障報知手段は、突起4bの第1位置又は第2位置のいずれか一方の位置の通過が間断なく認められ、且つ、突起4bの他方の位置の通過が認められた場合に、該一方の位置に対応するスイッチ手段の故障の報知を行う。この故障報知手段は音声によって故障を報知するものであってもよいし、また、後述の表示手段74の表示によって報知を行うものであってもよい。
表示手段74は例えば液晶表示手段から構成されている。表示手段74は、操作盤8aの所定箇所にRFID(Radio Frequency Identification)78を近づけると、リーダ77がRFID78のIDを読み取り、そのIDがその自動販売機1に適合するときには処理装置73は表示手段74に商品排出総個数を所定時間(例えば30秒)表示させる。
なお、表示手段74には排出総個数以外の表示をさせることができる。例えば、ハンドル4の回転を検知する回転検知手段を別個設けておき、そのハンドル4が回転した際に所定の動画表示をさせたり、例えば本日の占いを表示させたりすることができる。また、次回排出商品がない場合には「売り切れ」などの表示をさせることができる。
また、RFID78を近付けて商品排出総個数を表示させる場合、RFID78を近づけるだけでなく、他のスイッチの投入を必要とさせることもできる。例えば、上記商品排出口5にスイッチを設け、蓋4aを必要以上に(商品を取り出す場合よりもさらに)奥側に回動させたときだけ蓋4aが当接してそのスイッチが投入されるようにしておくこともできる。
なお、RFIDとして属性の異なる数種のRFIDを使用することができる。例えば、登録・表示専用のRFID、ID・販売個数消去用のRFID、ID消去用のRFID、販売個数消去用のRFIDを4つの使用することができる。登録・表示専用のRFIDはID登録や販売個数値を表示させるために使用される。ID・販売個数消去用のRFIDはIDと販売個数値を同時に消去するために使用される。ID消去用のRFIDは個別識別IDのみを消去するために使用される。販売個数消去用のRFIDは販売個数値(排出総個数)のみを消去するために使用される。
この場合のRFIDは携帯しやすいようにキーホルダとし、そのキーホルダに個別識別IDが書き込むことが好ましい。また、ID番号管理は自動販売機の販売元が行い顧客へ発行するようにすることが好ましい。さらに、下記のようにIDを階層構造にすると共に、ID毎に所定の属性を持たせることが好ましい。
(IDの階層構造)
IDの階層は図18に示すように例えば4つの階層にする(S−A−B−C−D)。そして、例えば、SのRFIDは販売元が、AのRFIDは各販売拠点がそれぞれ番号を振り分けて管理する。また、BのRFIDは一次代理店毎に番号を振り分けて管理し、CのRFIDは2次代理店毎に番号を振り分けて管理し、Dは担当者毎に番号を振り分けて管理するようにする。同図は階層構造の例示であって、これに限定されるものではない。
(IDの管理・運用方法)
各RFIDには上記したどれか一つの属性を持ったものを発行する。
この場合のIDの管理方法及び運用方法を、例えば登録・表示専用のRFIDで述べれば次の通りである。
すなわち、ID管理をすることで、例えばA社のRFIDで登録した自動販売機はB社のRFIDを使用して販売個数値を見ることができないようにしておく。逆も同様である。
ただし、例えばA社及びB社への販売元は、A社及びB社がそれぞれ登録した自動販売機の販売個数値を読むことができるようにしておく。つまり、上位階層IDには下位階層IDより高い権利を設定しておくことが好ましい。換言すれば、上位階層IDは、そのグループに属し且つ属性の同じ全ての下位階層IDの機能を発揮するようになっている。なお、それ以外にもS,A,B,C,DにはそれぞれオールマイティーIDを設定することが可能である。オールマイティーIDを使用することで、例えばS層の中に全世界共通の運用方法によって多彩な管理が可能になる。
他の属性のIDも同様に管理・運用する。
リセット手段75は操作盤8aの裏側に設置され、ボックス本体6の外側からは操作できないようになっている。このリセット手段75を操作すると、処理装置73におけるPC(プログラムカウンタ)が初期化され、まず、各部の診断処理プログラムが実行され、各部の初期化がなされる。例えば、効果投入防止手段73による硬貨投入阻止状態の解除等が行われる。この場合、それまで計数され、処理装置73の記憶部に記憶されていた排出総個数はそのまま保持される。
硬貨検知手段71は例えばフォトセンサ等によって構成されている。硬貨検知手段71は、図19に示されるように、操作盤8aに付設され硬貨収集箱21に硬貨を導入するための硬貨導入路に設けられている。そして、硬貨検知手段71は硬貨導入路に硬貨が滞留したかどうかを検知する。この硬貨検知手段71は、硬貨導入路に硬貨が滞留した際には満杯を示す信号を処理装置73に向けて出力する。そして、処理装置73はその信号を入力したときに硬貨投入防止手段72を制御して硬貨の投入を阻止させる。
硬貨投入防止手段72は、図20(A),(B)に示されるように、モータ80と、モータ80によって動作する歯車機構81と、歯車機構81によって動作して硬貨通路82を閉塞する突子83aとを含んで構成されている。歯車機構81は歯車81aから81j及びラック歯81kから構成されている。そして、モータ動力が歯車81aから81j、ラック歯81kを通じてラック部材83に伝達され、ラック部材83に付設された突子83aが硬貨通路82内に突出して硬貨通路82を閉塞する。これによって硬貨の投入が阻止される。一方、リセット手段75を操作した際にモータ80が逆回転して突子83aが硬貨通路82から退出して硬貨の再投入が可能となる。なお、同図(A)において符号84はクラッチを示し、歯車81iは、コイルばね85の付勢力によって、歯車81hに押し付けられ、これによって、歯車81iは歯車81hと一体的に回転するように構成されている。そして、歯車81iに過負荷が作用した際に、コイルばね85の付勢力に抗して歯車81iは歯車81hから離れ、突子83a側とモータ80側との連結を解除する。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、その発明の要旨を変更しない範囲で種々の変形が可能であることはいうまでもない。
また、ボックス2に、排出商品総個数その他の商品データをボックス2内に設けたRFIDの半導体メモリに記憶し、外部のリーダによって、半導体メモリに記憶されている排出商品総個数その他の商品データを読み出すことによって商品管理を行うように構成されていてもよい。例えば、上記排出商品検知手段によって排出商品を検知し、その検知検知信号によって求められた商品排出総個数を上記半導体メモリに記憶させておくこともできる。この場合、上記処理装置によって計数した結果を半導体メモリに記憶させておいてもよいが、それとは別の計数手段を設けてもよい。さらに、商品データとしては商品の販売時間を記憶させておいてもよい。
上記実施形態では、このRFIDを後付けできるように、図4に示されるようにガイドプレート47の上端の起立部の裏側に取付ボックス47bを設けている。
本発明に係る自動販売機を2段に重ね状態の斜視図である。 本発明に係る自動販売機の分解斜視図である。 蓋体に添設させた押さえ板を開いた状態を示した斜視図である。 自動販売機の概念的な断面図である。 蓋体をボックス本体にロックするための錠前本体及びキーを示す斜視図である。 操作盤の落下を防止するための緩衝手段を示す斜視図である。 仕切板と排出商品保持部材を分解して示した斜視図である。 アダプタを取り付けた状態のドラムの載置状態を示す斜視図である。 ドラム本体と規制板との組付構造を示す図である。 商品保持孔の調整機構を示す図である。 商品排出口における商品の排出機構を示す図である。 天板の取付構造を示す図である。 ボックス本体を並べて結合する場合を示した分解斜視図である。 ボックス本体を並べて結合した状態を示した斜視図である。 内部回路構成を示すブロック図である。 2つのスイッチ手段によるハンドル動作の検知の仕方を説明するための図である。 排出商品検知手段の動作を説明するための図である。 RFIDの管理・運用方法を説明するための図である。 硬貨検知手段の取付け位置の一例を説明するための図である。 硬貨投入防止手段の構成を示す図である。
符号の説明
1 自動販売機
3 硬貨投入口
4 ハンドル
7 蓋体
8a 操作盤
9 硬貨選別ユニット
34 排出商品保持部材
35 ドラム
35a 商品保持孔
70 排出商品検知手段
79 動作検知手段
79a,79b スイッチ手段

Claims (6)

  1. 所定の硬貨の投入後に所定角度だけ一回の回転操作が可能となるハンドルと、円周方向に沿って等間隔に商品保持孔が複数形成されたドラムと、前記ハンドルの回転動力を前記ドラムに伝達して該ドラムを回転させる動力伝達機構と、前記ドラムの下方に設けられ、且つ、前記ハンドルの一回の回転操作に伴う該ドラムの回転によって前記商品保持孔の1つが合致した際に該商品保持孔に保持されている商品を排出する商品排出孔が形成された仕切板とを備え、前記ハンドル又は該ハンドルと一体的に動作する部品の回転動作を感知することによって該ハンドルの所定部分が回転途中の互いに隔たった第1位置及び第2位置を順に通過したか否かを直接又は間接に検知してその通過検知信号を出力する2つのスイッチ手段と、前記2つのスイッチ手段から出力された通過検知信号に基づいて前記所定部分が前記第1位置及び前記第2位置の双方を順に通過したとされる場合に前記商品の排出総個数を求める処理装置とを備え、
    前記仕切板には、前記商品を排出した際に次回排出商品を保持すべき商品保持孔が位置する箇所に、該商品保持孔が前記次回排出商品を保持しているか否かを検知してその保持検知信号を出力する排出商品検知手段が設けられ、前記処理装置は、前記排出商品検知手段から出力された保持検知信号に基づいて前記次回排出商品が保持されていないとされる場合に報知手段によって報知を行わせるように構成されていることを特徴とする自動販売機。
  2. 前記処理装置は、前記スイッチ手段から出力された通過検知信号に基づいて前記所定部分が前記第1位置と前記第2位置との間にあるとされる場合に、前記排出商品検知手段による検知を無効とするように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記報知手段は、前記次回排出商品が保持されていないとされる場合に次回硬貨の投入を阻止する硬貨投入阻止手段を含んで構成されていることを特徴とする請求項2に記載の自動販売機。
  4. 前記報知手段は、前記所定部分の前記第1位置又は前記第2位置のいずれか一方の位置の通過だけが所定回数連続して認められる場合に、他方の位置に対応する前記スイッチ手段の故障の報知を行う故障報知手段を含んで構成されていることを特徴とする請求項1から3いずれか一項に記載の自動販売機。
  5. 前記処理装置は、前記故障報知手段によって故障の報知が行われている間に、前記所定部分の前記他方の位置の通過が認められた場合、前記故障報知手段による故障の報知を解除させるように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の自動販売機。
  6. 前記報知手段は、前記所定部分の前記第1位置又は前記第2位置のいずれか一方の位置の通過が間断なく認められ、且つ、前記所定部分の他方の位置の通過が認められた場合に、該一方の位置に対応する前記スイッチ手段の故障の報知を行う故障報知手段を含んで構成されていることを特徴とする請求項1から5いずれか一項に記載の自動販売機。
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