JPH08154124A - 留守番電話機 - Google Patents

留守番電話機

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JPH08154124A
JPH08154124A JP29299794A JP29299794A JPH08154124A JP H08154124 A JPH08154124 A JP H08154124A JP 29299794 A JP29299794 A JP 29299794A JP 29299794 A JP29299794 A JP 29299794A JP H08154124 A JPH08154124 A JP H08154124A
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Hiroshi Matsuura
博 松浦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 留守番電話機に記録された未再生伝言メッセ
ージを誤って消去するといったことを防止する。 【構成】 主制御部12が電話回線1から到来する伝言
メッセージの記録に基づいてメモリ12aに未再生状態
を表す情報をセットする一方、伝言メッセージの再生に
基づいてメモリ12aにセットした未再生状態を表す情
報に変えて再生済状態を表す情報をセットする。そし
て、操作入力部11の消去ボタンの操作によって伝言メ
ッセージの消去命令がなされた場合であって、メモリ1
2aにセットされた情報が再生済状態を表すとき、伝言
メッセージ記録再生部5に記録された伝言メッセージの
消去動作を行い、又メモリ12aにセットされた情報が
未再生状態を表すとき、伝言メッセージの消去動作を行
わせないことにより、未再生伝言メッセージの消去を防
止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝言メッセージの任意
消去が可能な留守番電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電話回線から到来する発呼信
号に基づいて電話回線を捕捉して応答メッセージを送出
し、その後に電話回線から到来する伝言メッセージを記
録する留守番電話機としては、伝言メッセージを記録す
る記録媒体として磁気テープ、又は半導体メモリが利用
されており、最近では使用容量の増加、コストの低減等
により、機械的摩耗がなく、且つ記録再生においてアク
セス時間のかからない半導体メモリが多く利用されてい
る。
【0003】そして、このような半導体メモリを記録媒
体として利用した留守番電話機では、磁気テープのよう
に伝言メッセージが順次的に記録されていくのではな
く、伝言メッセージの記録順序に関係なく、アドレス指
定によって伝言メッセージが分けられることから、任意
の伝言メッセージのみの保存/消去を行うことが可能で
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来装
置では、半導体メモリに記憶した伝言メッセージの消去
を行う際に、その消去する伝言メッセージの再生/未再
生に関係なく消去可能であるため、使用者が一度も聞い
ていない伝言メッセージを誤って消去してしまうといっ
た問題点があり、それに伴って急を要する重要な伝言メ
ッセージを消去してしまい、素早い対応ができなくなる
と共に、伝言メッセージを送った相手にも不快感を与え
るといった問題点があった。
【0005】本発明は、未再生伝言メッセージを誤って
消去するといったことを防止することのできる留守番電
話機を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、電話回線から到来する発呼
信号に基づいて電話回線を捕捉して応答メッセージを送
出し、その後に電話回線から到来する伝言メッセージを
記録すると共に、当該記録した伝言メッセージを任意に
消去可能な留守番電話機において、電話回線から到来す
る伝言メッセージの記録に基づいて当該伝言メッセージ
を未再生と設定する未再生設定手段と、該設定手段によ
って未再生と設定された伝言メッセージの再生に基づい
て当該伝言メッセージを再生済と設定する再生済設定手
段と、該再生済設定手段及び上記未再生設定手段による
設定状態に基づいてメッセージ消去の可否を求め、その
結果に基づいて伝言メッセージ消去の制御を行う制御手
段とを設けたものである。
【0007】請求項2記載の発明は、上記制御手段によ
って求められたメッセージ消去の可否を報知する報知手
段を設けたものである。
【0008】請求項3記載の発明は、上記制御手段は、
メッセージ消去が否であると判断された伝言メッセージ
の消去命令がなされたとき、当該伝言メッセージを再生
させた後、消去動作を行わせるものである。
【0009】請求項4記載の発明は、電話回線から到来
する発呼信号に基づいて電話回線を捕捉して応答メッセ
ージを送出し、その後に電話回線から到来する伝言メッ
セージを記録すると共に、当該記録した伝言メッセージ
を任意に消去可能な留守番電話機において、電話回線か
ら到来する伝言メッセージの記録に基づいて当該伝言メ
ッセージを未再生と設定する未再生設定手段と、該設定
手段によって未再生と設定された伝言メッセージの再生
に基づいて当該伝言メッセージを再生済と設定する再生
済設定手段と、上記未再生設定手段及び再生済設定手段
による設定状態を着信毎に分けられた複数の伝言メッセ
ージに対応して記憶する設定状態記憶手段と、該設定状
態記憶手段に記憶された設定状態に基づいて着信毎に分
けられた伝言メッセージに対するメッセージ消去の可否
を求め、その結果に基づいて伝言メッセージ消去の制御
を行う制御手段とを設けたものである。
【0010】
【作用】従って、請求項1記載の発明によれば、未再生
設定手段が電話回線から到来する伝言メッセージの記録
に基づいて当該伝言メッセージを未再生と設定する一
方、伝言メッセージが再生されたとき、再生済設定手段
が当該伝言メッセージの設定状態を再生済と設定する。
そして、伝言メッセージの消去命令がなされたとき、伝
言メッセージが未再生状態であるか、再生済状態である
かに基づいてメッセージ消去の可否を求め、メッセージ
消去が可であると判断されたとき、伝言メッセージの消
去動作を行わせ、又メッセージ消去が否であると判断さ
れたとき、伝言メッセージの消去動作を行わせないこと
により、未再生伝言メッセージの消去を防止することが
できる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、任意の伝言
メッセージの消去命令がなされたとき、その伝言メッセ
ージに対する設定状態を設定状態記憶手段より読み出
し、制御手段がその読み出した設定状態に基づいてメッ
セージ消去の可否を求め、報知手段がその求めたメッセ
ージ消去の可否を外部に報知することにより、使用者に
伝言メッセージの再生/未再生状態を認識させることが
できる。
【0012】請求項3記載の発明によれば、任意の伝言
メッセージの消去命令がなされたとき、その伝言メッセ
ージに対する設定状態を設定状態記憶手段より読み出
し、制御手段がその読み出した設定状態に基づいてメッ
セージ消去の可否をもとめ、メッセージ消去が可である
と判断されたとき、当該伝言メッセージの消去動作を行
わせ、又メッセージしょきょが否であると判断されたと
き、当該伝言メッセージを再生させ、その再生が終了し
た時点において当該伝言メッセージの消去動作を行うこ
とにより、未再生伝言メッセージの消去を防止すること
ができると共に、消去できない伝言メッセージを再生さ
せた後、改めて当該伝言メッセージの消去命令を行わせ
るといった操作の手間を省くことができる。
【0013】請求項4記載の発明によれば、未再生設定
手段が電話回線から到来する伝言メッセージの記録に基
づいて当該伝言メッセージを未再生と設定し、その設定
状態を設定状態記憶手段に記憶する一方、伝言メッセー
ジが再生されたとき、再生済設定手段が当該伝言メッセ
ージの設定状態を再生済と設定し、その設定状態を設定
状態記憶手段に記憶する。そして、任意の伝言メッセー
ジの消去命令がなされたとき、その伝言メッセージに対
する設定状態を設定状態記憶手段より読み出し、制御手
段がその読み出した設定状態に基づいてメッセージ消去
の可否を求め、メッセージ消去が可であると判断された
とき、当該伝言メッセージの消去動作を行わせ、又メッ
セージ消去が否であると判断されたとき、当該伝言メッ
セージの消去動作を行わせないことにより、着信単位毎
の伝言メッセージに対して未再生伝言メッセージの消去
を防止することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例である留守番電話
機の電気的構成を示す概略機能ブロック図、図2は同留
守番電話機における伝言メッセージの記録再生動作の制
御を示すフローチャートである。
【0016】図1において、1は図示しない交換機を介
して相手側電話機と接続される電話回線、2は電話回線
1の捕捉/開放制御を行うと共に捕捉した電話回線1を
介して接続される相手側電話機との通話経路を形成する
回線インターフェース、3は回線インターフェース2に
よって通話接続された相手側との通話を行うマイク及び
スピーカからなるハンドセット、4はハンドセット3の
載置/取上操作によるオンフック/オフフックを検出す
るフック検出回路である。
【0017】5は回線インターフェース2によって通話
接続された相手側からの伝言メッセージの記録すると共
に記録した伝言メッセージを再生する伝言メッセージ記
録再生部、6は伝言メッセージ記録再生部5によって記
録再生された伝言メッセージを音声として外部に放音す
るスピーカ、7は回線インターフェース2によって通話
接続された相手側に送出する応答メッセージの読み出し
を行う応答メッセージ読出部である。
【0018】8は電話回線1から到来する着信信号を検
出する着信検出回路、9は着信検出回路8からの検出信
号に基づいて着信があったことを認識させるための信号
を放音するスピーカ、10は電話回線1から到来する終
話信号を検出する終話検出回路である。
【0019】11は相手側電話機の電話番号を入力する
テンキー、伝言メッセージの再生を行わせる再生キー及
び伝言メッセージの消去を行わせる消去キー等からなる
操作入力部、12は操作入力部11による操作に応答し
て各部の制御を行うCPU、ROM、RAM及びI/O
等からなる主制御部であり、伝言メッセージの再生済/
未再生状態を記憶するメモリ12aが構成されている。
【0020】13は未再生の伝言メッセージを消去しよ
うとした際に放音するエラー音又はメッセージ等を出力
する報知回路であり、この報知回路13より出力される
エラー音又はメッセージ等はスピーカ6によって音声と
して外部に放音される。
【0021】尚、主制御部12によって未再生設定手
段、再生済設定手段及び制御手段が構成されている。
【0022】上記のように構成された留守番電話機にお
いて、留守番モードに設定されているときの動作につい
て説明する。
【0023】留守番モードに設定されているときにおい
て、所定回数以上の着信信号の到来を着信検出回路8に
よって検出すると、主制御部12が回線インターフェー
ス2を制御して電話回線1を捕捉させると共に、応答メ
ッセージ読出部7より応答メッセージを読み出して回線
インターフェース2によって捕捉した電話回線1に送出
する。そして、その応答メッセージの終了に基づいて伝
言メッセージ記録再生部5を制御して記録可能状態と
し、電話回線1より到来する相手側からの伝言メッセー
ジをこの伝言メッセージ記録再生部5に記録させると共
に、スピーカ6によって音声信号として外部に放音す
る。
【0024】そして、予め設定した時間が経過したと
き、又は終話検出回路10によって電話回線1から到来
する終話信号を検出したとき、主制御部12が伝言メッ
セージ記録再生部5を制御して伝言メッセージの記録を
終了すると共に、回線インターフェース2を制御して電
話回線1の開放を行い、且つ伝言メッセージ記録再生部
5に記録した伝言メッセージが未再生状態であるとメモ
リ12aに記憶する。
【0025】そして、このようにして伝言メッセージ記
録再生部5に伝言メッセージが記録された状態におい
て、操作入力部11の再生キーの押下すると、主制御部
12が伝言メッセージ記録再生部5を制御して未再生の
伝言メッセージを再生し、この再生した伝言メッセージ
をスピーカ6によって音声信号として外部に放音する。
【0026】そして、伝言メッセージの再生が終了した
とき、メモリ12aに記憶された未再生状態を表す情報
に変えて再生済状態を表す信号を記憶することにより、
伝言メッセージ記録再生部5に記録された伝言メッセー
ジが再生済状態であるとメモリ12aに記憶する。
【0027】又、伝言メッセージ記録再生部5に伝言メ
ッセージが記録された状態において、操作入力部11の
消去キーを押下すると、主制御部12が操作入力部11
による操作に応答してメモリ12aに記憶された情報を
読み出し、その読み出した情報が再生済状態を表すもの
であるとき、伝言メッセージ記録再生部5に記録した伝
言メッセージを一括消去し、又未再生状態を表すもので
あるとき、伝言メッセージ記録再生部5に記録した伝言
メッセージの消去を行わせることなく、報知回路を制御
してエラー音、又は例えば「伝言が再生されていませ
ん。」等のメッセージを再生し、この再生したエラー音
又はメッセージをスピーカ6によって音声信号として外
部に放音する。
【0028】尚、この伝言メッセージの消去不可を報知
する方法として、本実施例では音声による報知について
説明したが、これに限定されるものではなく、例えば表
示部を設け、この表示部に文字表示したりして目視によ
る報知を行うようにしても良く、又音声による報知と目
視による報知の双方を行うようにしても良い。
【0029】又、この伝言メッセージの消去不可を報知
した後、自動的に未再生の伝言メッセージを再生するよ
うにしても良く、又伝言メッセージの消去不可を報知す
る際に例えば「伝言メッセージが再生されていません。
再生を行い消去しますか?」等のメッセージを再生し、
未再生伝言メッセージの再生後における伝言メッセージ
の消去を行うか否かを使用者の採択により行うようにし
ても良い。
【0030】次に、上記のような伝言メッセージの記録
/再生/消去動作について、図2に示すフローチャート
に基づいて説明する。
【0031】留守番モードに設定されることによってこ
のフローチャートが開始されてステップF1に移行さ
れ、ステップF1でハンドセット3の状態がオンフック
状態であるかフック検出回路4からの検出信号に基づい
て判断され、オンフック状態であると判断された場合、
ステップF2に移行し、又オンフック状態でないと判断
された場合、ステップF19に移行され、ここで外線通
話モードに移行されてこのフローチャートが終了する。
【0032】ステップF2では着信検出回路8によって
電話回線1から到来する着信信号が検出されたか判断さ
れ、着信信号が検出されたと判断された場合、ステップ
F3に移行し、又着信信号が検出されていないと判断さ
れた場合、ステップF10に移行する。
【0033】ステップF3ではステップF2によって検
出された着信信号が所定回数以上か判断され、所定回数
以上であると判断された場合、ステップF4に移行し、
又所定回数以上でないと判断された場合、ステップF1
に移行して上記判断動作を繰り返す。
【0034】ステップF4では回線インターフェース2
によって電話回線1を捕捉させてステップF5に移行
し、ステップF5では応答メッセージ読出部7より応答
メッセージを読み出してステップF4で捕捉した電話回
線1に送出した後、ステップF6に移行してここで伝言
メッセージ記録再生部5による伝言メッセージの記録を
開始してステップF7に移行する。
【0035】ステップF7では終話検出回路10によっ
て電話回線1から到来する終話信号が検出されたか判断
され、終話信号が検出されたと判断されるまでこの判断
動作を繰り返し、終話信号が検出されたと判断されたと
きにステップF8に移行する。
【0036】ステップF8では伝言メッセージ記録再生
部5による伝言メッセージの記録を終了させると共に回
線インターフェース2によって電話回線1を開放させて
ステップF9に移行し、ステップF9ではメモリ12a
に未再生状態を表す情報をセットした後、このフローチ
ャートを終了する。
【0037】一方、ステップF2において着信がないと
判断されてステップF10に移行したとき、ステップF
10では操作入力部11の再生ボタンが操作されたか判
断され、再生ボタンが操作されたと判断された場合、ス
テップF11に移行し、又再生ボタンが操作されていな
いと判断された場合、ステップF13に移行する。
【0038】ステップF11では伝言メッセージ記録再
生部5に記録した伝言メッセージを再生してステップF
14に移行し、ステップF14ではメモリ12aに未再
生状態を表す情報に変えて再生済状態を表す情報をセッ
トした後、このフローチャートを終了する。
【0039】又、ステップF13では操作入力部11の
消去ボタンが操作されたか判断され、消去ボタンが操作
されたと判断された場合、ステップF14に移行し、又
消去ボタンが操作されていないと判断された場合、ステ
ップF18でその他の処理を行った後、このフローチャ
ートを終了する。
【0040】ステップF14ではメモリ12aにセット
した情報が再生済状態を表すものであるか判断され、再
生済状態を表すと判断された場合、ステップF17に移
行し、又再生済状態を表しておらずに未再生状態を表し
ていると判断された場合、ステップF15に移行し、ス
テップF15では報知回路13を駆動させてエラー音又
は所定のメッセージ等を外部に放音させた後、ステップ
F16に移行してここで伝言メッセージ記録再生部5に
記録した伝言メッセージを再生してステップF17に移
行する。
【0041】そして、ステップF14による判断動作又
はステップF15及びステップF16の動作を経てステ
ップF17に移行したとき、ステップF17では伝言メ
ッセージ記録再生部5に記録している伝言メッセージを
消去させた後、このフローチャートを終了する。
【0042】従って、上記のような記録/再生/消去動
作によれば、未再生伝言メッセージの誤った消去を防止
することができる。尚、伝言メッセージの再生/消去動
作については留守番モード時とは異なる場合においても
実施可能であり、このときの動作としては、伝言メッセ
ージの再生動作がステップF10より、又伝言メッセー
ジの消去動作がステップ13より開始される。
【0043】尚、着信単位毎に伝言メッセージの再生済
/未再生情報を記憶し、その情報に基づいて着信単位毎
の伝言メッセージの消去を行うには、伝言メッセージ記
録再生部5に記録した伝言メッセージが未再生状態であ
るとメモリ12aに記憶する際、今回の着信において伝
言メッセージ記録再生部5に記録した伝言メッセージの
アドレス番地又はインデックス番号を記憶させ、その記
憶したアドレス番地又はインデックス番号続いて未再生
状態を表す情報を記憶すると共に、伝言メッセージを再
生する際、メモリ12aにおいてその再生した伝言メッ
セージのアドレス番地又はインデックス番号と共に記憶
された未再生状態を表す情報に変えて再生済状態を表す
信号を記憶する。そして、伝言メッセージを消去する際
に、操作入力部12のテンキーの操作によって消去する
伝言メッセージのインデックス番号の入力に伴ってメモ
リ12aに記憶されたインデックス番号を検索し、一致
するインデックス番号と共に記憶された再生済/未再生
状態を表す情報に基づいて消去の可否を決定することに
より達成される。
【0044】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、伝言メッセージの消去命令がなされ、その伝言メ
ッセージのメッセージ消去が可であると判断されたと
き、伝言メッセージの消去動作を行わせ、又メッセージ
消去が否であると判断されたとき、伝言メッセージの消
去動作を行わせないことにより、未再生伝言メッセージ
の消去を防止することができるため、一度も再生したこ
とのない急を要する重要な伝言メッセージの誤った消去
によって素早い対応ができなくなるといったことや、電
話を折り返し要求するような伝言メッセージを送った相
手に不快感を与えるといったことを防止することができ
る。
【0045】請求項2記載の発明によれば、任意の伝言
メッセージの消去命令がなされたとき、当該伝言メッセ
ージの可否を外部に報知することにより、使用者に伝言
メッセージの再生/未再生状態を認識させることができ
ると共に、消去できないときにおける使用者の対応を円
滑に行わせることができる。
【0046】請求項3記載の発明によれば、任意の伝言
メッセージの消去命令がなされ、その伝言メッセージの
メッセージ消去が可であると判断されたとき、当該伝言
メッセージの消去動作を行わせ、又メッセージ消去が否
であると判断されたとき、当該伝言メッセージを再生さ
せ、その再生が終了した時点において当該伝言メッセー
ジの消去動作を行うことにより、消去できない伝言メッ
セージを再生させた後、改めて当該伝言メッセージの消
去命令を行わせるといった操作の手間を省くことができ
るため、使用者に繁雑な操作を要求することなく、未再
生伝言メッセージの再生を行い、消去させることができ
る。
【0047】請求項4記載の発明によれば、任意の伝言
メッセージの消去命令がなされ、その伝言メッセージの
メッセージ消去が可であると判断されたとき、当該伝言
メッセージの消去動作を行わせ、又メッセージ消去が否
であると判断されたとき、当該伝言メッセージの消去動
作を行わせないことにより、未再生伝言メッセージの消
去を防止することができるため、一度も再生したことの
ない急を要する重要な伝言メッセージの誤った消去によ
って素早い対応ができなくなるといったことや、電話を
折り返し要求するような伝言メッセージを送った相手に
不快感を与えるといったことを防止することができ、且
つ着信単位毎にメッセージ消去の可否を記憶しているこ
とから、伝言メッセージの再生が中途半端な場合にも任
意の伝言メッセージを消去でき、伝言メッセージの記録
容量を有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である留守番電話機の電気的
構成を示す概略機能ブロック図。
【図2】同留守番電話機における伝言メッセージの記録
再生動作の制御を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 電話回線 2 回線インターフェース 3 ハンドセット 4 フック検出回路 5 伝言メッセージ記録再生回路 6 スピーカ 7 追う当メッセージ読出部 8 着信検出回路 9 スピーカ 10 終話検出回路 11 操作入力部 12 主制御部 13 報知回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線から到来する発呼信号に基づい
    て電話回線を捕捉して応答メッセージを送出し、その後
    に電話回線から到来する伝言メッセージを記録すると共
    に、当該記録した伝言メッセージを任意に消去可能な留
    守番電話機において、 電話回線から到来する伝言メッセージの記録に基づいて
    当該伝言メッセージを未再生と設定する未再生設定手段
    と、 該設定手段によって未再生と設定された伝言メッセージ
    の再生に基づいて当該伝言メッセージを再生済と設定す
    る再生済設定手段と、 該再生済設定手段及び上記未再生設定手段による設定状
    態に基づいてメッセージ消去の可否を求め、その結果に
    基づいて伝言メッセージ消去の制御を行う制御手段とを
    設けたことを特徴とする留守番電話機。
  2. 【請求項2】 上記制御手段によって求められたメッセ
    ージ消去の可否を報知する報知手段を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の留守番電話機。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、メッセージ消去が否で
    あると判断された伝言メッセージの消去命令がなされた
    とき、当該伝言メッセージを再生させた後、消去動作を
    行わせることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    留守番電話機。
  4. 【請求項4】 電話回線から到来する発呼信号に基づい
    て電話回線を捕捉して応答メッセージを送出し、その後
    に電話回線から到来する伝言メッセージを記録すると共
    に、当該記録した伝言メッセージを任意に消去可能な留
    守番電話機において、 電話回線から到来する伝言メッセージの記録に基づいて
    当該伝言メッセージを未再生と設定する未再生設定手段
    と、 該設定手段によって未再生と設定された伝言メッセージ
    の再生に基づいて当該伝言メッセージを再生済と設定す
    る再生済設定手段と、 上記未再生設定手段及び再生済設定手段による設定状態
    を着信毎に分けられた複数の伝言メッセージに対応して
    記憶する設定状態記憶手段と、 該設定状態記憶手段に記憶された設定状態に基づいて着
    信毎に分けられた伝言メッセージに対するメッセージ消
    去の可否を求め、その結果に基づいて伝言メッセージ消
    去の制御を行う制御手段とを設けたことを特徴とする留
    守番電話機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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