JP3296757B2 - 留守番電話機 - Google Patents

留守番電話機

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JP3296757B2
JP3296757B2 JP22345097A JP22345097A JP3296757B2 JP 3296757 B2 JP3296757 B2 JP 3296757B2 JP 22345097 A JP22345097 A JP 22345097A JP 22345097 A JP22345097 A JP 22345097A JP 3296757 B2 JP3296757 B2 JP 3296757B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着信に対して自動
応答し、発信者の用件メッセージを録音する留守番電話
機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、留守番電話機の普及がめざまし
い。留守番電話機は、ユーザの不在時の着信に対して自
動応答する。応答後、予めメモリに録音された応答メッ
セージを発信者に聞かせ、さらに発信者からの用件メッ
セージをメモリに録音する。このようにして録音された
用件メッセージを、ユーザは帰宅後に再生、あるいは外
出先から遠隔操作により再生して聴取する。
【0003】この用件メッセージ録音用に使用されるI
Cメモリは、その容量に応じて十数件から数十件の用件
メッセージを録音することができる。しかし、メモリに
空きがなくなると、留守番電話機はそれまでに録音され
た用件メッセージを保護するため、新たな用件メッセー
ジの録音を行わなくなる。そのため留守番電話機が録音
を行える状態にするには、ユーザが、不要な用件メッセ
ージの消去の操作を行う必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の留守番
電話機は、重要な用件メッセージを保存しておくことが
できるが、メモリの容量に限りがあるので、いずれは用
件メッセージ毎に内容を確認して、不要であれば消去の
操作を行う必要があり、その操作が煩わしいという問題
があった。
【0005】特に、「・・・何月何日に・・・」、「・
・・1週間以内に・・・」というような内容の用件メッ
セージの場合、消去の際、期日や期間に注意しなければ
ならないので、上記の操作の煩わしさはより顕著にな
る。もし注意せずにうっかり消去してしまうと、期日や
期間を確認したくなってもできないという問題が起こる
し、消去せずにいつまでも保存しておくと、期日や期間
の過ぎた用件メッセージがいつまでもメモリに保存さ
れ、メモリを有効に利用できないという問題が起こる。
【0006】よって本発明は、用件メッセージの保存や
消去を簡単な操作で実現する留守番電話機を提供するこ
とを目的とする。特に、期日や期間の指定を含む用件メ
ッセージについて適宜に保存し、または消去を行うこと
ができる留守番電話機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明における留守番電話機は、留守番モード時に
着信に対して自動応答し、発呼者からの用件メッセージ
を録音する留守番電話機にであって、留守番モード時に
録音した用件メッセージを再生する再生手段と、前記用
件メッセージの再生中において、前記用件メッセージの
消去を指示するユーザ操作、又は前記用件メッセージの
保存期間を指定するユーザ操作を受付ける受付手段と、
前記受付手段により前記用件メッセージの保存期間を指
定するユーザ操作を受付けられた場合に当該ユーザ操作
が受付けられた時からの時刻を計上する時計手段と、前
記時計手段が計上する時刻が前記保存期間に達した場
合、及び前記受付手段により前記用件メッセージの消去
を指示するユーザ操作が受付けられた場合に前記用件メ
ッセージを消去または上書き可能な状態に変更する制御
手段とを備え、前記受付手段により再生中にいずれのユ
ーザ操作も受付けられなかった場合には前記用件メッセ
ージを保存している状態を維持することを有する。
【0008】前記受付手段は、電話機操作面に設けら
、異なる期間が割当てられている2以上の保存期間設
定ボタンと、用件メッセージの再生中に前記保存期間設
定ボタンのいずれか1つが操作された場合に、その保存
期間設定ボタンに割当てられている期間を前記用件メッ
セージの保存期間の指定として受付ける受付部とを備え
てもよい。
【0009】留守番モード時に着信して自動応答し、発
信者からの用件メッセージを録音する留守番電話機にで
あって、発信者電話番号送出サービスに加入しており、
前記自動応答して発信者からの用件メッセージを録音す
る際に、当該発信者の電話番号を検出する検出手段と、
発信者電話番号と保存期間との対応関係を記述したテー
ブルと、前記検出手段が検出した発信者電話番号を用い
て前記テーブルを検索することにより、前記発信者電話
番号に対応する保存期間を取得する取得手段と、時計手
段と、前記時計手段が計上する時刻が前記取得手段に取
得された保存期間に達すると用件メッセージを消去又は
上書き可能な状態に変更する制御手段とを備えてもよ
い。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態にお
ける留守番電話機の外観図である。留守番電話機は、本
体1、ハンドセット2、スピーカー3、発信者電話番号
や保存期間や用件メッセージの件数などの表示用のディ
スプレイ4、保存期間設定ボタン5、6、7、用件メッ
セージ消去用の消去ボタン8、応答メッセージ録音用の
外出メッセージ録音ボタン9、用件メッセージ再生用の
再生ボタン11、用件メッセージ再生中に1つ前の用件
メッセージの頭出し用の前ボタン10、次の用件メッセ
ージの頭出し用の次ボタン12、留守番電話機内部の時
間設定用の時計設定ボタン13、留守番モード設定用の
留守設定ボタン15、留守番モードか否かを示すLED
14、マイク16、呼出音量調節用のリンガースイッチ
17、スピーカーボリューム18、テンキー19から構
成される。
【0011】保存期間設定ボタン5、6、7は、用件メ
ッセージの保存期間の設定用および保存期間終了間近の
用件メッセージの再生用のボタンである。より詳しく
は、保存期間設定ボタン5、6、7は、それぞれ3カ
月、1カ月、1週間に対応している。図2は、本発明の
実施の形態における留守番電話機の主要な構成を示す構
成図である。
【0012】留守番電話機は、通話回路201と、留守
番回路202と、制御部205と、操作部211と、表
示部212と、スピーカー3と、用件メッセージメモリ
204と、保存期間設定メモリ210とから構成され
る。通話回路201は、回線接続を行う。留守番回路2
02は、留守番モード時の回線接続の制御を行う。
【0013】用件メッセージメモリ204は、用件メッ
セージを録音させておく一定数のレコードから成る。各
レコードは、「レコード番号」、「用件メッセージ」の
2つの欄を持ち、1つのレコードが用件メッセージ1件
分のデータに対応する。「用件メッセージ」の欄には、
発信者からの用件メッセージが保持される。保存期間設
定メモリ210は、用件メッセージメモリ204の各用
件メッセージの保存期間を管理するためのメモリで、用
件メッセージメモリ204と同数のレコードから成る。
各レコードは、「用件メッセージのレコード番号」、
「録音日時」、「保存期間設定日時」、「保存期間」、
「書き込み禁止フラグ」の5つの欄から成る。
【0014】「用件メッセージメモリのレコード番号」
の欄は、対応する用件メッセージメモリ204のレコー
ド番号を保持する。「録音日時」の欄は、留守番電話機
が着信に対して自動応答し、用件メッセージを録音した
日時を保持する。「保存期間設定日時」の欄は、保存期
間が設定された日時を保持する。
【0015】「保存期間」の欄は、対応する用件メッセ
ージの保存期間を表す記号を保持する。ここで記号は、
3カ月間を示すAと、1カ月間を示すBと、1週間を示
すCと、保存期間が設定されていない旨を示す0とがあ
る。「書き込み禁止フラグ」の欄は、そのレコードと、
対応する用件メッセージメモリ204のレコードとが書
き込み禁止であることを示すフラグを保持する。
【0016】制御部205は、記憶制御部206と、表
示制御部207と、時計制御部208と、再生制御部2
09とを有し、ユーザからの指示の受付や、用件メッセ
ージメモリ204および保存期間設定用メモリ210の
管理を行う。以下に各制御部の動作を説明する。記憶制
御部206は、用件メッセージメモリ204への用件メ
ッセージの録音や、保存期間設定用メモリ210への書
き込みなどを行う。以下に、通常時、再生時、留守番モ
ード時の処理別に詳細を説明する。
【0017】通常時の記憶制御部206は、時計制御部
208より保存期間の経過した用件メッセージのレコー
ド番号が通知されると、その保存期間設定用メモリ21
0のレコードの「書き込み禁止フラグ」欄を0に変更す
る。再生時の記憶制御部206は、操作部211から消
去ボタン8が押下されたことが通知されると、保存期間
設定用メモリ210の対応するレコードの「書き込み禁
止フラグ」欄を0に変更する。ここで操作部211は、
保存期間設定ボタン5、6、7と、消去ボタン8と、再
生ボタン11と、留守設定ボタン15と、その他図1に
示したボタンを含む。
【0018】留守番モード時の記憶制御部206は、留
守番回路202によって自動応答されると、保存期間設
定用メモリ210の「書き込み禁止フラグ」欄が0のレ
コードを検索する。検索した結果、フラグが0のレコー
ドがあれば、そのレコードの「録音日時」欄に時計制御
部208から通知される日時を記録し、対応する用件メ
ッセージメモリ204のレコードに用件メッセージを録
音する。それとともに、この時点ではまだ保存期間は設
定されていないので、「保存期間」の欄には0を書き込
み、保存期間設定用メモリ210の「書き込み禁止フラ
グ」欄を1に変更する。
【0019】フラグが0のレコードが無い場合、すなわ
ち用件メッセージがすべて書き込み禁止状態である場
合、記憶制御部206は保存期間設定用メモリ210の
「保存期間」欄を参照して、その欄が保存期間設定がな
されていない旨を示す0となっているレコードを検索す
る。その結果、0のレコードがあれば、そのレコードを
書き込み可能なレコードと見なして、上記同様そのレコ
ードに録音日時を記録し、用件メッセージメモリ204
の対応するレコードに用件メッセージを録音する。
【0020】検索の結果、「保存期間」欄が0のレコー
ドが無い場合、用件メッセージメモリ204にはそれ以
上用件メッセージを録音することができない。そこで記
憶制御部206は、その旨を留守番回路202に通知
し、留守録応答を固定応答に切り替えさせる。ここで留
守録応答とは、応答メッセージを送出した後に相手の用
件メッセージを録音することであり、固定応答とは、応
答メッセージのみを送出し、用件メッセージを録音せず
にオンフックすることである。
【0021】表示制御部207は、表示部212の表示
を制御する。特に、保存期間終了間近の用件メッセージ
が存在する場合、時計制御部208からの通知に応じて
期間設定ボタン5、6、7内部のLEDを発光させる。
ここで、表示部212は、図1のディスプレイ4や、L
ED14、保存期間設定ボタン5、6、7内部のLED
を含む。
【0022】時計制御部208は、内部に時計を有し、
用件メッセージの保存期間の管理や、保存期間設定メモ
リ210の書き込み/読み出しや、録音日時の記憶制御
部206への通知を行う。以下に詳細を通常時、再生
時、留守番モード時に分けて説明する。通常時の時計制
御部208は、一定期間毎、たとえば1分毎に、用件メ
ッセージの保存期間のチェックを行っている。その処理
を図3のフローチャートを用いて説明する。
【0023】時計制御部208は、保存期間設定メモリ
210の「保存期間」が設定されているレコードを1件
読み出す(ステップ31)。読み出したレコードについ
て、「現在日時」−「保存期間設定日時」−「保存期
間」を計算し、計算結果を変数Tに代入する(ステップ
32)。時計制御部208は、この変数Tの範囲に応じ
て以下の処理を行う。計算結果が「6時間<T」の場合
(ステップ33:Yes)、時計制御部208は何も行わ
ずに、ステップ37の終了判定に進む。
【0024】計算結果が「0<T<=6時間」の場合
(ステップ34:Yes)、これはその用件メッセージの
保存期間終了が間近に迫っていることを示している。そ
こで時計制御部208は、保存期間設定ボタン5、6、
7のいずれか対応するLEDを発光させるため、表示制
御部207に通知する。さらに、発光している期間設定
ボタン5、6、7がユーザに押下されたときに、対応す
る用件メッセージを再生させるため、再生制御部209
にその用件メッセージの「レコード番号」と「保存期
間」とを通知し、それらの情報を再生制御部209に保
持させる(ステップ35)。
【0025】計算結果が「T<=0」の場合(ステップ
34:No)、これは用件メッセージの保存期間が終了し
ていることを示す。よって時計制御部208は、保存期
間設定メモリ210の「書き込み禁止フラグ」欄を0に
変更させるため、記憶制御部206にその「レコード番
号」を通知する。これによりそのレコードは書き込み可
能となる。さらに、保存期間設定ボタン5、6、7の
内、該当するボタンの発光を停止させるため、その旨を
表示制御部207に通知する(ステップ36)。
【0026】変数Tの値に応じた処理を行った後、時計
制御部208は全てのレコードを読み出し終えたかどう
かを判定し(ステップ37)、読み出し終えてない場合
は、ステップ31に戻る。再生時の時計制御部208
は、操作部211から保存期間設定ボタン5、6、7の
いずれかが押下された旨を受け付けると、対応する保存
期間設定用メモリ210内のレコードに、押下されたボ
タンの示す「保存期間」と、押下された日時である「保
存期間設定日時」とを書き込む。この時点から、保存期
間のチェックが始まる。
【0027】留守番モード時の時計制御部208は、留
守番電話機が自動応答して用件メッセージを録音した日
時を記憶制御部206に通知する。再生制御部209
は、用件メッセージメモリ204に保存されている用件
メッセージを再生する。詳しくは、操作部211より再
生ボタン11が押下されると、保存期間設定用メモリ2
10の「書き込み禁止フラグ」の欄が1になっているレ
コードのうち「録音日時」の古いレコードから「録音日
時」を読み上げて、その用件メッセージをスピーカー3
を通して再生する。
【0028】また、再生制御部209は、保存期間終了
間近の用件メッセージのみを再生させることもできる。
詳しくは、再生制御部209は、前述した変数Tの範囲
が「0<T<=6時間」の用件メッセージの「レコード
番号」と「保存期間」とを1組として、時計制御部20
8より通知され、保持している。そして再生制御部20
9は、ユーザより期間設定ボタン5、6、7の何れかが
押下されると、そのボタンの示す保存期間と、保持して
いる「保存期間」との照合により、「保存期間」に対応
する「レコード番号」を獲得し、その「レコード番号」
の用件メッセージを再生させる。
【0029】以上のように構成された本発明の実施の形
態における留守番電話機の再生時について、各構成要素
をまとめた全体の動作を以下に説明する。なお、留守番
モード時および通常時(図3で説明)の動作については
省略する。図4は、用件メッセージ再生中の処理を示す
フローチャートである。なお、この処理は1件分の用件
メッセージの再生開始時から、その用件メッセージの再
生が終了してさらに5秒間経過した時点までに起こる処
理を示している。
【0030】操作部211は、ステップ41およびステ
ップ43において、消去ボタン8が押下されたか、ある
いは保存期間設定ボタン5、6、7のいずれかが押下さ
れたか、あるいは何も押下されなかったかを判定する。
消去ボタン8が押下された場合(ステップ41:Ye
s)、記憶制御部206は対応する用件メッセージメモ
リ204のレコードの「書き込み禁止フラグ」欄を0に
変更して、そのレコードを書き込み可能な状態にする
(ステップ42)。
【0031】保存期間設定ボタン5、6、7のいずれか
が押下された場合(ステップ43:Yes)、時計制御部
208は、対応する保存期間設定用メモリ210内のレ
コードに、押下されたボタンが示す「保存期間」と、押
下された日時である「保存期間設定日時」とを書き込む
(ステップ43)。こうして再生制御部209は、一件
分の用件メッセージの再生が終了してさらに5秒間待っ
た後、用件メッセージをすべて再生し終えたか否かを判
定する終了判定を行う(ステップ45)。
【0032】なお、以上に説明した本発明の実施の形態
は次のような構成にしてもよい。用件メッセージの保存
期間は保存期間設定ボタン5、6、7によって3種類選
択できるようになっているが、時計設定ボタン13やテ
ンキー19より保存期間終了の日時を直接指定できるよ
うにしてもよい。この場合、時計制御部208が時計設
定ボタン13やテンキー19から受け付けた日時を保存
期間として保存期間設定用メモリ210のレコードに書
き込むことで実現できる。
【0033】また、用件メッセージの保存期間を延長で
きるようにしてもよい。この場合、再生制御部209
が、保存期間終了間近の用件メッセージを再生させてい
る時に、ユーザが再度保存期間設定ボタン5、6、7の
いずれかを押下すると、時計制御部208がその用件メ
ッセージのレコードの保存期間と保存期間設定日時を書
き換えるようにすればよい。
【0034】用件メッセージの発信者に応じて、ユーザ
ではなく留守番電話機が用件メッセージの保存期間を設
定するようにしてもよい。この場合、発信者を区別する
ための「発信者電話番号」と、その発信者からの用件メ
ッセージの「保存期間」とを対応づけたテーブルを、ユ
ーザが予め留守番電話機のメモリに記憶させておき、留
守番電話機は、着信時に発信側から送られてくる発信者
電話番号と上記テーブルとの照合により、用件メッセー
ジの保存期間を検索し、その保存期間を時計制御部20
8に通知することで実現できる。
【0035】
【発明の効果】本発明における留守番電話機は、留守番
モード時に着信に対して自動応答し、発呼者からの用件
メッセージを録音する留守番電話機にであって、留守番
モード時に録音した用件メッセージを再生する再生手段
と、前記用件メッセージの再生中において、前記用件メ
ッセージの消去を指示するユーザ操作、又は前記用件メ
ッセージの保存期間を指定するユーザ操作を受付ける受
付手段と、前記受付手段により前記用件メッセージの保
存期間を指定するユーザ操作を受付けられた場合に当該
ユーザ操作が受付けられた時からの時刻を計上する時計
手段と、前記時計手段が計上する時刻が前記保存期間に
達した場合、及び前記受付手段により前記用件メッセー
ジの消去を指示するユーザ操作が受付けられた場合に
記用件メッセージを消去または上書き可能な状態に変更
する制御手段とを備え、前記受付手段により再生中にい
ずれのユーザ操作も受付けられなかった場合には前記用
件メッセージを保存している状態を維持することを有す
る。この構成によりユーザは再生時に用件メッセージの
保存期間を設定できるようになるので、従来の留守番電
話機のように用件メッセージを後から再生させて消去す
るか否かを判断しなければならないという煩わしさがな
くなり、操作がより楽になるという効果がある。
【0036】また、保存期間に達した用件メッセージ
は、制御手段によって消去または上書き可能な状態に変
更されるので、保存させておくべき期日や期間が過ぎて
不要になった用件メッセージがいつまでもメモリに残さ
れるという問題がなくなり、よってメモリが有効に活用
されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における留守番電話機の外
観図である。
【図2】本発明の実施の形態における主要な構成を示す
構成図である。
【図3】本発明の実施の形態における用件メッセージの
保存期間チェックの処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態における用件メッセージ再
生中の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
201 通話回路 202 留守番回路 204 用件メッセージメモリ 205 制御部 206 記憶制御部 207 表示制御部 208 時計制御部 209 再生制御部 210 保存期間設定メモリ 211 操作部 212 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−98249(JP,A) 特開 平6−303336(JP,A) 特開 平7−95281(JP,A) 特開 平4−42652(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/26 - 1/57 H04M 1/64 - 1/658 H04M 3/42 - 3/58

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 留守番モード時に着信に対して自動応答
    し、発呼者からの用件メッセージを録音する留守番電話
    機において、 留守番モード時に録音した用件メッセージを再生する再
    生手段と、前記用件メッセージの再生中において、前記用件メッセ
    ージの消去を指示するユーザ操作、又は前記用件メッセ
    ージの保存期間を指定するユーザ操作を受付ける受付手
    段と、 前記受付手段により前記用件メッセージの保存期間を指
    定するユーザ操作を受付けられた場合に当該ユーザ操作
    が受付けられた時からの時刻を計上する 時計手段と、 前記時計手段が計上する時刻が前記保存期間に達した場
    合、及び前記受付手段により前記用件メッセージの消去
    を指示するユーザ操作が受付けられた場合に前記用件メ
    ッセージを消去または上書き可能な状態に変更する制御
    手段とを備え、 前記受付手段により再生中にいずれのユーザ操作も受付
    けられなかった場合には前記用件メッセージを保存して
    いる状態を維持する こと を特徴とする留守番電話機。
  2. 【請求項2】 前記受付手段は、 話機操作面に設けられ、異なる期間が割当てられてい
    る2以上の保存期間設定ボタンと、 用件メッセージの再生中に前記保存期間設定ボタンのい
    ずれか1つが操作された場合に、その保存期間設定ボタ
    ンに割当てられている期間を前記用件メッセージの保存
    期間の指定として受付ける受付部と を備えることを特徴
    とする請求項1記載の留守番電話機。
  3. 【請求項3】 留守番モード時に着信して自動応答し、
    発信者からの用件メッセージを録音する留守番電話機に
    おいて、 発信者電話番号送出サービスに加入しており、前記自動
    応答して発信者からの用件メッセージを録音する際に、
    当該発信者の電話番号を検出する検出手段と、 発信者電話番号と保存期間との対応関係を記述したテー
    ブルと、 前記検出手段が検出した発信者電話番号を用いて前記
    ーブルを検索すること により、前記発信者電話番号に対
    応する保存期間を取得する取得手段と、 時計手段と、 前記時計手段が計上する時刻が前記取得手段に取得され
    た保存期間に達すると用件メッセージを消去又は上書き
    可能な状態に変更する制御手段とを備えることを特徴と
    する留守番電話機。
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