JP2001053868A - 留守番電話機 - Google Patents

留守番電話機

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JP2001053868A
JP2001053868A JP11229689A JP22968999A JP2001053868A JP 2001053868 A JP2001053868 A JP 2001053868A JP 11229689 A JP11229689 A JP 11229689A JP 22968999 A JP22968999 A JP 22968999A JP 2001053868 A JP2001053868 A JP 2001053868A
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voice
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JP11229689A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Katayama
秀幸 片山
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NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、音声メッセージが録音されているかは
表示などにより使用者に通知しているが、使用者が表示
を確認しない場合は録音された音声メッセージがいつま
でも再生されないままになってしまい、その結果、記録
媒体の録音可能残量を増大させることができない。 【解決手段】 録音終了後に指定された時刻が経過して
いる場合、メモリから該当音声メッセージの属性を読み
出し(ステップ402)、その属性が確認済みか未確認
かをチェックし(ステップ403)、未確認であれば未
確認の音声メッセージが録音されていることを、表示部
に表示したりスピーカを鳴音させるなどして使用者に通
知して(ステップ404)、処理を終了する(ステップ
405)。従って、録音された音声メッセージの聞き忘
れを防止できる。また、消去可属性の音声メッセージは
メモリから消去される(ステップ406)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は留守番電話機に係
り、特に記録媒体に発呼者からの音声メッセージを録音
し、録音した音声メッセージを任意の時間に再生する留
守番電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の留守番機能を有する電話機では、
磁気テープあるいは半導体メモリに音声メッセージを録
音するようにしているが、磁気テープの記録領域や半導
体メモリの記憶容量は有限であることから、録音できる
音声メッセージの数が例えば数件と限られている。その
ため、録音可能件数のすべてを録音された状態で次の録
音が必要になった場合は、録音可能領域が無いために録
音動作は行わないように制御するか、あるいは、録音さ
れた音声メッセージが確認済みか未確認かによらず、録
音された場所へ上書き記録している。
【0003】しかし、録音動作を行わないように制御す
る場合は、録音可能件数のすべてが録音済みであった場
合には新たに音声メッセージが録音されないため、発呼
者が重要であると思っている音声メッセージを使用者へ
届けることができないという問題がある。また、録音さ
れた音声メッセージの場所へ新たな音声メッセージを上
書きするようにした場合は、重要な音声メッセージであ
っても上書きされてしまうため、重要で保存しておきた
いような音声メッセージも消えてしまうという問題があ
る。
【0004】そこで、従来より、磁気テープや半導体メ
モリなどの記憶媒体の有効利用を図るようにした留守番
電話機が知られている(特開平10−145488号公
報)。
【0005】この従来の留守番電話機では、記憶媒体に
録音されたメッセージ毎に、その再生が済んでいるか否
かを表す管理情報を記憶する管理手段と、記録媒体にお
ける録音可能残量を検知する検知手段と、検知手段によ
り検知された録音可能残量が所定量に達したと判断され
たときに、上記管理情報に基づき、再生済みのメッセー
ジを消去する消去手段とよりなる構成により、記録媒体
の録音可能残量を増大させ、また、使用者が聴取してい
ないメッセージを誤って消去することを防止するもので
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の留守番電話機では、音声メッセージが録音されている
かは表示などにより使用者に通知しているが、使用者が
表示を確認しない場合は録音された音声メッセージがい
つまでも再生されないままになってしまい、その結果、
記録媒体の録音可能残量を増大させることができない。
【0007】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
音声メッセージの聞き忘れを防止し得る留守番電話機を
提供することを目的とする。
【0008】また、本発明の他の目的は、録音領域を常
時一定以上確保し得る留守番電話機を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、発呼者の音声メッセージを記憶装置に録
音、再生又は消去する音声録音再生部と、発呼者の音声
メッセージに、未確認属性と消去不可属性と時刻属性を
設定して、音声録音再生部により記憶装置に録音させる
属性設定手段と、記憶装置に録音した複数の音声メッセ
ージのうち、任意に選択した音声メッセージを記憶装置
から読み出して、読み出した選択音声メッセージの属性
が未確認属性のときは確認済み属性とし、消去不可属性
のときは消去可属性とする選択手段と、選択音声メッセ
ージの属性をチェックし、確認済み属性で、かつ、消去
可属性の選択音声メッセージを再生する再生手段と、記
憶装置に録音した複数の音声メッセージのうち、録音時
から設定時間経過した音声メッセージを記憶装置から自
動的に読み出して、読み出した音声メッセージの属性が
未確認属性であるときには、未確認の音声メッセージが
あることを使用者に通知し、読み出した音声メッセージ
の属性が確認済み属性で、かつ、消去可属性であるとき
には、音声メッセージを記憶装置から消去する音声メッ
セージ消去制御手段とを有する構成としたものである。
【0010】この発明では、録音時から設定時間経過し
た音声メッセージを記憶装置から自動的に読み出して、
読み出した音声メッセージの属性が未確認属性であると
きには、未確認の音声メッセージがあることを使用者に
通知するようにしているため、再生が終了していない音
声メッセージを、録音時から設定時間経過した時点で記
録装置に録音されていることを使用者に知らせることが
できる。
【0011】また、上記の目的を達成するため、本発明
は、記憶装置に録音した音声メッセージの消去可又は消
去不可の選択メニューを表示する表示手段と、使用者の
操作により音声メッセージの消去可又は消去不可を入力
する入力手段と、入力手段により消去可が入力されたと
きは、音声録音再生部により記憶装置の該当音声メッセ
ージを消去させる消去手段と、入力手段により消去不可
が入力されたときは、音声録音再生部により記憶装置の
該当音声メッセージに消去不可属性を付加する付加手段
とを有することを特徴とする。この発明では、使用者の
意図により録音音声メッセージの中で保持しておきたい
メッセージを消去不可属性に設定することにより保存で
きる。
【0012】また、本発明は、表示手段により消去可又
は消去不可の選択メニューが表示される音声メッセージ
は、再生手段により再生された音声メニューであること
を特徴とする。これにより、再生手段により再生された
音声メニューであっても、記録装置に保存しておくこと
ができると共に、不要な音声メニューは消去できる。
【0013】また、上記の目的を達成するため、本発明
は、発呼者の音声メッセージ入力時に、音声録音再生部
の記録装置の格納エリアに空きが存在するかどうか判定
する判定手段と、判定手段により空きが存在しないと判
定されたときは、記録装置に録音されている音声メッセ
ージのうち、属性が確認済みで、かつ、消去可である音
声メッセージを検索する検索手段と、検索手段により属
性が確認済みで、かつ、消去可である音声メッセージが
検索されたときに、その音声メッセージを記録装置から
消去する録音メッセージ消去手段とを有し、録音メッセ
ージ消去手段により消去されたエリア又は判定手段によ
り空きが存在すると判定されたときの空きエリアに、発
呼者の音声メッセージを属性設定手段に基づいて録音さ
せることを特徴とする。
【0014】この発明では、発呼者から音声メッセージ
が入力された時点で、不要な音声メッセージを記録装置
から自動的に消去することにより、音声メッセージの録
音ができる。
【0015】また、本発明は上記の目的を達成するた
め、記憶装置に録音した音声メッセージの消去可又は消
去不可の選択メニューを表示する表示手段と、使用者の
操作により音声メッセージの消去可又は消去不可を入力
する入力手段と、入力手段により消去可が入力されたと
きは、音声録音再生部により記憶装置の該当音声メッセ
ージを消去させる消去手段と、入力手段により消去不可
が入力されたときは、一定時間経過時に音声メッセージ
の自動消去を指定するか否か使用者に選択させる時間指
定選択手段と、使用者により自動消去指定の選択があっ
たときには、音声録音再生部により記憶装置の該当音声
メッセージに消去可属性を付加する消去可属性付加手段
と、使用者により自動消去をしない旨の指定があったと
きには、音声録音再生部により記憶装置の該当音声メッ
セージに消去不可属性を付加する消去不可属性付加手段
とを有することを特徴とする。
【0016】この発明では、使用者により自動消去指定
の選択を行った音声メッセージは、一定時間経過後に自
動的に記憶装置から消去することができ、記憶装置の空
きエリアを確保できる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になる留守番電話
機の一実施の携帯のブロック図を示す。この実施の形態
は携帯電話機に適用したものであって、アンテナ1を介
して送受信する無線信号を変復調する送受信部2と、プ
ログラム制御により動作し、各部を統括的に制御する制
御部3と、音声メッセージを録音や再生する音声録音再
生部4と、着呼の表示報知等やメニュー表示を行う表示
部5と、使用者により操作されて各設定などを行う入力
部6と、情報を記憶する記憶部7と、時刻や時間をカウ
ントする計時手段8と、呼び出し音を発生するスピーカ
9と、送受信通話用の送受話器10とから構成されてい
る。
【0018】制御部3は、音声メッセージを録音再生部
4へ録音/再生する音声メッセージ録音/再生機能と、
音声メッセージ録音時や再生時に音声メッセージへの属
性を設定する機能と、音声メッセージの属性を判定し音
声メッセージの消去や保持を決定する音声メッセージ属
性判定機能と、音声メッセージを自動消去させる時間を
計時手段8へ設定する経過時間設定機能と、経過時間の
一致判定を行う経過時間判定機能とを含む。
【0019】次に、これらの機能の概略について説明す
る。音声メッセージ録音/再生機能は、音声メッセージ
の録音時は音声メッセージ属性判定機能にて録音済みの
音声メッセージの属性を判定し、確認済みで消去可能な
音声メッセージをチェックし、音声メッセージ属性設定
機能により受信した音声メッセージに未確認で消去不可
の属性を設定し、音声メッセージ属性判定機能にてチェ
ックした領域へ録音する。
【0020】音声メッセージ再生時は、入力部6の操作
により再生したい音声メッセージが選択された場合、音
声メッセージ属性判定機能により選択された音声メッセ
ージの属性を判定し、未確認であれば確認済みへ設定
し、消去不可であれば消去可へ設定し、選択された音声
メッセージを再生する。音声メッセージの再生が終了し
た時、表示部5へ属性設定の要求表示を行い、入力部4
により選択させ、音声メッセージ属性設定機能により選
択された属性を設定する。
【0021】音声メッセージ属性設定機能は、音声メッ
セージ録音時には受信した音声メッセージの属性を未確
認/消去不可に設定する。再生時は、再生開始時に選択
された音声メッセージの属性を確認済み/消去可へ設定
し、再生終了時に選択された属性を設定する。
【0022】音声メッセージ属性判定機能は、音声メッ
セージ録音時には、録音する音声メッセージの属性を判
定し、確認済み/消去可の音声メッセージを選択する。
また、設定した時間が経過したと経過時間判定機能によ
り判定された場合は、確認済み/消去可の音声メッセー
ジを選択する。経過時間設定機能は、音声メッセージの
録音時間から音声メッセージを消去するまでの時間及び
未確認の音声メッセージを再度報知する時間を設定す
る。経過時間判定機能は、経過時間設定機能により設定
された時間の経過を判定する。
【0023】この実施の形態は、上記の各機能を制御部
3が制御することにより、音声メッセージ録音領域の一
定期間経過した音声メッセージを消去し、録音領域を確
保して音声メッセージの録音がされないことが無いこと
を可能にする。また、音声メッセージ再生時に入力部6
によって属性を設定することにより、携帯電話機の使用
者が意図しない音声メッセージの消去や音声メッセージ
の上書きを防ぐことができる。
【0024】次に、この実施の形態の動作について、図
2、図3及び図4の各フローチャートを併せ参照して詳
細に説明する。図2に示すように、留守番モード設定状
態で着呼した場合、制御部3は、まず、音声録音再生部
4が録音再生する記録媒体(以下、メモリとして説明す
る)に、音声メッセージを録音できる空き領域があるか
のチェックを行う(図2のステップ101)。チェック
した結果、空き領域があれば自動応答メッセージを送受
信部2及びアンテナ1を介して送出した後(図2のステ
ップ106)、発呼者からの送信音声メッセージをアン
テナ1を介して送受信部2で受信復調し、制御部3を介
して音声録音再生部4内のメモリに格納する(図2のス
テップ107)。
【0025】上記のステップ101でのチェックの結
果、空き領域が無ければ、制御部3は音声録音再生部4
内のメモリの音声メッセージ録音領域の先頭から録音済
み音声メッセージの確認済み/未確認属性をチェックし
(図2のステップ102)、確認済みであれば消去可/
不可属性をチェックする(図2のステップ103)。消
去可/不可属性が消去可であれば、自動応答メッセージ
を前記経路で送出し(図2のステップ106)、かつ、
上記の確認済みで、消去可の属性の録音済み音声メッセ
ージを消去し、その消去した音声メッセージのメモリ領
域に上記の経路で受信した発呼者からの音声メッセージ
を格納する(図2のステップ107)。
【0026】音声メッセージがメモリに録音されると、
制御部3は録音したその音声メッセージの属性(未確認
/消去不可/録音時刻)を設定し(図2のステップ10
8)、該当メッセージに対する経過時間カウント開始を
計時手段8へ設定し(図2のステップ109)、処理を
終了する(図2のステップ110)。これにより、音声
メッセージの録音時刻から予め設定された経過時間経つ
と、後述の図5のフローチャートに従い、音声メッセー
ジ消去制御が可能となる。なお、属性の設定とは、対応
する音声メッセージと共に、属性情報をメモリに記憶す
ることを意味する。
【0027】ステップ102での属性チェックで未確認
であった場合、あるいはステップ103での属性チェッ
クで消去不可であった場合は、次の録音メッセージ領域
の有無をチェックし(図2のステップ104)、次の録
音メッセージ領域があった場合は、次の録音音声メッセ
ージ領域の再生を行わせ(図2のステップ105)、そ
の再生音声メッセージの属性チェックを行う(図2のス
テップ102)。この一連の処理は、音声録音再生部4
内のメモリの録音領域が無くなるまで行われ、録音領域
が無くなったと判断された時に(図2のステップ10
4)、自動応答は行わず、処理を終了する(図2のステ
ップ110)。
【0028】すなわち、音声録音再生部4内のメモリの
録音領域一杯に録音されているすべての録音済み音声メ
ッセージの属性が未確認で、かつ、消去不可である場合
に限り、自動応答は行われず、従って音声メッセージの
録音も行われない。しかし、音声録音再生部4内のメモ
リに空き領域が無くても、録音済み音声メッセージのど
れかの属性が確認済みで、かつ、消去可であれば、その
音声メッセージを消去してそのエリアに新たな音声メッ
セージを録音できる。
【0029】次に、待ち受け状態でスイッチ操作で録音
された音声メッセージを再生する時の動作について、図
3のフローチャートと共に説明する。使用者が入力部6
のスイッチを操作して、再生したい録音音声メッセージ
を選択すると(図3のステップ201)、制御部3は音
声録音再生部4を制御してメモリの選択された録音音声
メッセージの属性をまず再生させ(図3のステップ20
2)、その属性が確認済みであるかどうかチェックする
(図3のステップ203)。
【0030】チェックの結果、選択音声メッセージの属
性が未確認であるときは、該当音声メッセージの属性を
確認済みに設定する(図3のステップ204)。ステッ
プ204で属性を確認済みに設定した後、あるいは元々
選択音声メッセージの属性が確認済みであるときには、
選択音声メッセージの属性が消去不可であるかどうかチ
ェックし、消去不可であれば、該当音声メッセージの属
性を消去可に設定する(図3のステップ206)。
【0031】ステップ206で属性を消去可に設定した
後、あるいは元々選択音声メッセージの属性が消去可で
あるときには、選択された録音音声メッセージを再生さ
せる(図3のステップ207)。続いて、ステップ20
7で再生開始した録音音声メッセージの再生が終了する
まで待ち(図3のステップ208)、再生が終了した場
合、消去可/不可属性の設定メニューを表示部5に表示
して、使用者による入力部6のスイッチ操作による設定
を促し、音声メッセージ消去選択メニューにて図4のよ
うに使用者に属性を設定させ(図3のステップ20
9)、処理を終了する(図3のステップ210)。
【0032】次に、音声メッセージ消去選択メニューに
おける処理について、図4のフローチャートと共に説明
する。制御部3は、表示部5に消去不可/可の選択表示
を行い(図4のステップ301)、消去可が選択された
かどうかチェックし(図4のステップ302)、使用者
により入力部6のスイッチ操作にて消去可が選択された
場合は、該当音声メッセージに消去可属性を付加して
(図4のステップ303)、処理を終了する(図4のス
テップ305)。一方、使用者により入力部6のスイッ
チ操作にて消去不可が選択された場合は、該当音声メッ
セージに消去不可の属性を設定して(図4のステップ3
04)、処理を終了する(図4のステップ305)。
【0033】次に、音声メッセージ消去制御の処理につ
いて、図5のフローチャートと共に説明する。制御部3
は、まず、計時手段8の時刻情報に基づいて指定時刻
(図2のステップ109でカウント開始し始めた所定の
経過時間)が経過しているかどうかチェックし(図5の
ステップ401)、経過している場合にのみ、以下の処
理を行う。すなわち、指定時刻(設定経過時間)が経過
しているときには、メモリの音声メッセージ録音領域か
ら該当音声メッセージの属性を読み出し(図5のステッ
プ402)、その属性が確認済みか未確認かをチェック
する(図5のステップ403)。
【0034】チェックの結果、未確認であれば未確認の
音声メッセージが録音されていることを、表示部5に表
示したりスピーカ9を鳴音させるなどして使用者に通知
して(図5のステップ404)、処理を終了する(図5
のステップ405)。ステップ403でのチェックの結
果、確認済みであれば、属性が消去可か消去不可かのチ
ェックを更に行い(図5のステップ405)、属性が消
去可であれば、該当の音声メッセージをメモリの音声メ
ッセージ録音領域から消去し(図5のステップ40
6)、属性が消去不可であれば、該当の音声メッセージ
を消去することなく、処理を終了する(図5のステップ
407)。
【0035】このように、この実施の形態によれば、音
声メッセージの録音時に、その音声メッセージに対する
経過時間を設定した後、経過時間をカウントし始め、経
過時間が所定時間経過した時に、録音済みのその音声メ
ッセージの属性をチェックして、未確認であれば、表示
あるいは鳴音にて使用者に未確認音声メッセージが存在
することを通知するようにしたため、音声メッセージの
聞き忘れを防止することができる。また、この実施の形
態では、音声メッセージ再生後に音声メッセージを消去
するかどうかの選択メニューを表示させて、使用者が不
要である音声メッセージを消去させることができるた
め、録音領域を確保できると共に、使用者が意図しない
音声メッセージの消去や音声メッセージの上書きを防止
することができる。
【0036】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。この実施の形態は、前記の実施の形態における
図2の音声メッセージ録音処理と図3の音声メッセージ
再生処理は前記実施の形態と同一であるので説明は省略
し、前記の実施の形態と異なる図5の音声メッセージ消
去制御と図6の音声メッセージ消去選択メニューについ
て説明する。
【0037】まず、音声メッセージ消去選択メニューに
おける処理について、図6のフローチャートと共に説明
する。制御部3は、表示部5に消去不可/可の選択表示
を行い(図6のステップ501)、消去可が選択された
かどうかチェックし(図6のステップ502)、使用者
により入力部6のスイッチ操作にて消去可が選択された
場合は、該当音声メッセージを音声録音再生部4のメモ
リから消去して(図6のステップ503)、処理を終了
する(図6のステップ507)。
【0038】一方、使用者により入力部6のスイッチ操
作にて消去不可が選択された場合は、一定時間経過で自
動的に該当音声メッセージを消去するかどうか選択させ
る(図6のステップ504)。一定時間で自動的に消去
しないを選択された場合は、該当音声メッセージの属性
に消去不可を設定して(図6のステップ505)、処理
を終了する(図6のステップ507)。一定時間で自動
的に消去するを選択された場合は、該当音声メッセージ
の属性に消去可を設定し(図6のステップ506)、処
理を終了する(図6のステップ507)。
【0039】次に、音声メッセージ消去制御が図5のフ
ローチャートに従って行われる。制御部3は、まず、計
時手段8の時刻情報に基づいて指定時刻が経過している
かどうかチェックし(図5のステップ401)、指定時
刻が経過しているときには、メモリの音声メッセージ録
音領域から該当音声メッセージの属性を読み出し(図5
のステップ402)、その属性が確認済みか未確認かを
チェックする(図5のステップ403)。
【0040】チェックの結果、未確認であれば未確認の
音声メッセージが録音されていることを、表示部5に表
示したりスピーカ9を鳴音させるなどして使用者に通知
して(図5のステップ404)、処理を終了する(図5
のステップ405)。ステップ403でのチェックの結
果、確認済みであれば、属性が消去可か消去不可かのチ
ェックを更に行い(図5のステップ405)、属性が消
去可であれば、該当の音声メッセージをメモリの音声メ
ッセージ録音領域から消去し(図5のステップ40
6)、属性が消去不可であれば、該当の音声メッセージ
を消去することなく、処理を終了する(図5のステップ
407)。ステップ401の指定時間の経過チェックに
て時間が指定時間経過していない場合は、処理を終了す
る(図5のステップ407)。
【0041】この発明では、消去不可属性の音声メッセ
ージであっても、一定時間後に自動消去しないように選
択した音声メッセージは、消去不可属性を設定すること
により、消去しないようにすることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
再生が終了していない音声メッセージを、録音時から設
定時間経過した時点で記録装置に録音されていることを
使用者に知らせるようにしたため、使用者の音声メッセ
ージの聞き忘れを防止することができる。
【0043】また、本発明によれば、音声メッセージ再
生後に音声メッセージを消去するかどうかの選択メニュ
ーを表示させて、使用者が不要である音声メッセージを
消去させることができるため、録音領域を確保できると
共に、使用者が意図しない音声メッセージの消去や音声
メッセージの上書きを防止することができる。
【0044】更に、本発明によれば、消去不可属性の音
声メッセージであっても、一定時間後に自動消去しない
ように選択した音声メッセージは、消去不可属性を設定
することにより、消去しないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】音声メッセージ録音処理説明用フローチャート
である。
【図3】音声メッセージ再生処理説明用フローチャート
である。
【図4】音声メッセージ消去選択メニューにおける一実
施の形態の処理説明用フローチャートである。
【図5】音声メッセージ消去制御処理説明用フローチャ
ートである。
【図6】音声メッセージ消去選択メニューにおける他の
実施の形態の処理説明用フローチャートである。
【符号の説明】
2 送受信部 3 制御部 4 音声録音再生部 5 表示部 6 入力部 7 記憶部 8 計時手段 9 スピーカ 10 送受話器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発呼者の音声メッセージを記憶装置に録
    音、再生又は消去する音声録音再生部と、 前記発呼者の音声メッセージに、未確認属性と消去不可
    属性と時刻属性を設定して、前記音声録音再生部により
    前記記憶装置に録音させる属性設定手段と、 前記記憶装置に録音した複数の前記音声メッセージのう
    ち、任意に選択した音声メッセージを前記記憶装置から
    読み出して、読み出した該選択音声メッセージの属性が
    前記未確認属性のときは確認済み属性とし、前記消去不
    可属性のときは消去可属性とする選択手段と、 前記選択音声メッセージの属性をチェックし、前記確認
    済み属性で、かつ、前記消去可属性の選択音声メッセー
    ジを再生する再生手段と、 前記記憶装置に録音した複数の前記音声メッセージのう
    ち、録音時から設定時間経過した音声メッセージを前記
    記憶装置から自動的に読み出して、読み出した該音声メ
    ッセージの属性が前記未確認属性であるときには、未確
    認の音声メッセージがあることを使用者に通知し、読み
    出した該音声メッセージの属性が前記確認済み属性で、
    かつ、前記消去可属性であるときには、該音声メッセー
    ジを前記記憶装置から消去する音声メッセージ消去制御
    手段とを有することを特徴とする留守番電話機。
  2. 【請求項2】 前記記憶装置に録音した前記音声メッセ
    ージの消去可又は消去不可の選択メニューを表示する表
    示手段と、 使用者の操作により前記音声メッセージの消去可又は消
    去不可を入力する入力手段と、 前記入力手段により消去可が入力されたときは、前記音
    声録音再生部により前記記憶装置の該当音声メッセージ
    を消去させる消去手段と、 前記入力手段により消去不可が入力されたときは、前記
    音声録音再生部により前記記憶装置の該当音声メッセー
    ジに消去不可属性を付加する付加手段とを有することを
    特徴とする請求項1記載の留守番電話機。
  3. 【請求項3】 前記表示手段により消去可又は消去不可
    の選択メニューが表示される前記音声メッセージは、前
    記再生手段により再生された音声メニューであることを
    特徴とする請求項2記載の留守番電話機。
  4. 【請求項4】 前記発呼者の音声メッセージ入力時に、
    前記音声録音再生部の記録装置の格納エリアに空きが存
    在するかどうか判定する判定手段と、 前記判定手段により空きが存在しないと判定されたとき
    は、前記記録装置に録音されている音声メッセージのう
    ち、属性が確認済みで、かつ、消去可である音声メッセ
    ージを検索する検索手段と、 前記検索手段により属性が確認済みで、かつ、消去可で
    ある音声メッセージが検索されたときに、その音声メッ
    セージを前記記録装置から消去する録音メッセージ消去
    手段とを有し、該録音メッセージ消去手段により消去さ
    れたエリア又は前記判定手段により空きが存在すると判
    定されたときの空きエリアに、前記発呼者の音声メッセ
    ージを前記属性設定手段に基づいて録音させることを特
    徴とする請求項1記載の留守番電話機。
  5. 【請求項5】 前記記憶装置に録音した前記音声メッセ
    ージの消去可又は消去不可の選択メニューを表示する表
    示手段と、 使用者の操作により前記音声メッセージの消去可又は消
    去不可を入力する入力手段と、 前記入力手段により消去可が入力されたときは、前記音
    声録音再生部により前記記憶装置の該当音声メッセージ
    を消去させる消去手段と、 前記入力手段により消去不可が入力されたときは、一定
    時間経過時に音声メッセージの自動消去を指定するか否
    か使用者に選択させる時間指定選択手段と、 使用者により自動消去指定の選択があったときには、前
    記音声録音再生部により前記記憶装置の該当音声メッセ
    ージに消去可属性を付加する消去可属性付加手段と、 使用者により自動消去をしない旨の指定があったときに
    は、前記音声録音再生部により前記記憶装置の該当音声
    メッセージに消去不可属性を付加する消去不可属性付加
    手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載の留守番電話
    機。
  6. 【請求項6】 前記音声メッセージ消去制御手段は、録
    音時から設定時間経過した音声メッセージを前記記憶装
    置から自動的に読み出して、読み出した該音声メッセー
    ジの属性が前記確認済み属性で、かつ、前記消去不可属
    性であるときには、前記使用者への通知及び音声メッセ
    ージの消去のいずれも行わず処理を終了することを特徴
    とする請求項1記載の留守番電話機。
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