JPH0815289A - 車輪速度検出装置 - Google Patents

車輪速度検出装置

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JPH0815289A
JPH0815289A JP14666394A JP14666394A JPH0815289A JP H0815289 A JPH0815289 A JP H0815289A JP 14666394 A JP14666394 A JP 14666394A JP 14666394 A JP14666394 A JP 14666394A JP H0815289 A JPH0815289 A JP H0815289A
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JP
Japan
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sensor
wheel
sensor rotor
wheel speed
rotor
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Application number
JP14666394A
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English (en)
Inventor
Mikio Tanabe
幹雄 田辺
Hideaki Onishi
英明 大西
Hirosuke Kondo
博資 近藤
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車輪速度検出装置を取り付ける必要のある場
合と取り付ける必要のない場合とで、他の部品を共通化
する。 【構成】 ナックル11に回転自在に支承された回転軸
3には、ベアリグナット17によってセンサロータ5が
固定されている。センサロータ5は、周囲がナックル1
1の内側側面より突出するように構成され、その突出部
分に歯5aが等間隔で形成されている。また、ナックル
11の内側には、グリースキャップの代わりにハウジン
グ9が圧入され、センサ本体7をセンサロータ5の半径
方向の位置に支持している。このため、車輪速度検出装
置1はナックル11に穴などを形成することなく装着す
ることができる。また、センサ本体7などがショックア
ブソーバなどの部品と干渉することもなく、回転軸3,
ナックル11,ベアリグナット17,およびショックア
ブソーバなどの部品を共通化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輪の回転速度を検出
する車輪速度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車輪の回転軸に固定され、そ
の車輪と一体に回転するセンサロータと、上記車輪を回
転自在に支承する支承部材に固定され、上記センサロー
タの回転速度を検出するセンサ本体と、を備えた車輪速
度検出装置が考えられている。この種の車輪速度検出装
置としては、例えば、センサロータの外周に導電性の歯
を等間隔に形成し、その歯に対向して配設した電磁コイ
ルなどのセンサ本体が発生する磁界の変化周期に基づき
車輪速度を検出するものが考えられている。
【0003】また、この種の車輪速度検出装置では、サ
スペンションアームと前輪との間に配設され前輪を回転
自在に支承するナックルや、サスペンションアームと後
輪との間に配設され後輪を回転自在に支承するキャリア
などに穴を形成し、その穴に上記センサ本体を埋設固定
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、自動車など
の車両では、同じ車種でもこの種の車輪速度検出装置を
取り付ける必要のある型と取り付ける必要のない型とが
ある。このため、ナックル,キャリアなどの部品を各型
で共通化することはできず、車輪速度検出装置を取り付
ける必要のある型ではセンサ本体を埋設するための穴が
形成された部品を、取り付ける必要のない型では穴が形
成されていない部品を使用している。このため、車両の
組立工程が複雑化すると共に、部品が共通化できないの
でその部品のコストが高くなる。
【0005】なお、特開昭63−97456号公報,特
開平5−213167号公報に記載のように、ナック
ル,キャリアなどに穴を形成することなくセンサ本体を
固定することも提案されているが、いずれの場合も次の
ように部品の共通化を達成することはできなかった。す
なわち、特開昭63−97456号公報に記載のよう
に、センサ本体をナックルの内側に斜めに取り付ける場
合、ナックルの内側のセンサ本体との接続部分の形状
を、センサを取り付けないナックルとは若干異ならせる
必要がある。また、特開平5−213167号公報に記
載のように、センサ本体をナックルの内側に垂直に取り
付ける場合は、そのセンサ本体との干渉を避けるため、
ショックアブソーバなどの形状を変更する必要が生じる
可能性がある。
【0006】そこで、本発明は、車輪速度検出装置を取
り付ける必要のある場合と取り付ける必要のない場合と
で、他の部品を共通化することを目的としてなされた。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するために
なされた請求項1記載の発明は、車輪の回転軸に固定さ
れ、上記車輪と一体に回転するセンサロータと、上記車
輪を回転自在に支承する支承部材に固定され、上記セン
サロータの回転速度を検出するセンサ本体、を備えた車
輪速度検出装置において、上記センサロータが、上記支
承部材側面から突出して形成され、上記センサ本体が、
上記突出して形成されたセンサロータの半径方向周囲
の、上記支承部材表面に配設されたことを特徴とする車
輪速度検出装置を要旨としている。
【0008】請求項2記載の発明は、上記センサ本体を
支持する支持部材が、上記車輪の回転軸と上記支承部材
との間に充填された潤滑剤を封止可能に構成されたこと
を特徴とする請求項1記載の車輪速度検出装置を要旨と
している。
【0009】請求項3記載の発明は、車輪の回転軸に固
定され、上記車輪と一体に回転するセンサロータと、上
記センサロータの回転速度を検出するセンサ本体と、を
備えた車輪速度検出装置において、上記センサロータ
が、差動歯車装置近傍の上記回転軸周囲に形成され、上
記センサ本体を支持する支持部材が、上記差動歯車装置
のハウジング表面に固定されたことを特徴とする車輪速
度検出装置を要旨としている。
【0010】更に、請求項4記載の発明は、上記センサ
ロータが、上記回転軸周囲で複数に分割可能に構成され
たことを特徴とする請求項3記載の車輪速度検出装置を
要旨としている。
【0011】
【作用】このように構成された請求項1記載の発明で
は、センサ本体が支承部材表面に配設されているので支
承部材にセンサ本体を固定するための穴などを形成する
必要がない。このため、例えばナックルなどの支承部材
を車輪速度検出装置を取り付けない場合と共通化するこ
とができる。また、センサロータが支承部材側面から突
出して形成され、センサ本体はセンサロータの半径方向
周囲に配設されるので、ショックアブソーバなどと殆ど
干渉することがなく、これらの部品も車輪速度検出装置
を取り付けない場合と共通化することができる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加えて、更に、上記センサ本体を支持する支
持部材が、上記車輪の回転軸と上記支承部材との間に充
填された潤滑剤を封止可能な構成を備えている。一般に
車輪、特に遊動輪などでは、車輪の回転軸と支承部材と
の間にグリースなどの潤滑剤を充填し、それをグリース
キャップなどの封止部材で封止する構成を備えている
が、本発明では、センサ本体の支持部材がその封止部材
の機能を有する。このため、請求項1記載の発明の作用
に加えて、上記封止部材を省略して車輪近傍の構成を一
層簡略化することができるといった作用が新たに発生す
る。
【0013】請求項3記載の発明では、センサ本体が差
動歯車装置のハウジング表面に固定されているので、キ
ャリアなどの支承部材にセンサ本体を固定するための穴
を形成する必要がない。また、差動歯車装置近傍にはシ
ョックアブソーバなどの部品が配設されることもなく、
センサ本体などがこれらの部品と干渉することもない。
従って、車輪速度検出装置を取り付けない場合と、支承
部材,ショックアブソーバなどの部品を共通化すること
ができる。また、差動歯車装置近傍には他の部品が配設
されず、差動歯車装置自身が比較的大きい。このため、
センサロータを容易に大型化することができる。センサ
ロータを大型化すると、同一回転速度に対する周速度が
速くなり、一層効率的に車輪回転速度を検出することが
できる。例えば、センサロータの外周に導電性の歯を等
間隔に形成し、その歯に対向して配設した電磁コイルな
どのセンサ本体が発生する磁界の変化周期に基づき車輪
速度を検出するいわゆる電磁ピックアップ式の車輪回転
速度センサなど、センサロータの回転に伴う磁界などの
変化によって回転速度を検出するセンサでは、同一回転
速度に対する磁束変化が激しくなるので、電磁コイルな
どのセンサ本体を小型化しても良好な検出精度が得られ
る。また、通常センサ本体を使用した際には、センサ出
力が大きくなるためセンサ本体とセンサロータ間のギャ
ップ管理を容易にできる。
【0014】更に、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の発明の構成に加えて、更に、センサロータを回転軸
周囲で複数に分割可能にした構成を備えている。このた
め、請求項3記載の発明の作用に加えて、センサロータ
の取り付け取り外しは、センサロータを分割することに
より容易に行うことができるといった作用が新たに発生
する。このため、回転軸の両端に、差動歯車装置および
車輪を固定した後からでも容易に取り付け取り外しを行
うことができる。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1は第1実施例の車輪速度検出装置1の構成を表
す縦断面図であり、図2はそのA−A線断面図である。
なお、本実施例の車輪速度検出装置1は、遊動輪の回転
軸3に固定されたセンサロータ5と、そのセンサロータ
5の回転速度を検出するセンサ本体7とを主要部として
構成されている。なお、図1では、ロアアームとの連結
部材8(図2)を省略して描いている。
【0016】図1に示すように、回転軸3は図示しない
サスペンションアーム(アッパアーム)から垂下する支
承部材としてのナックル11に回転自在に支承されてい
る。その回転軸3の一端にはアクスルハブ13およびブ
レーキディスク15が固定され、他端には、回転軸3に
外嵌されたベアリングインナーレース16との間にセン
サロータ5を挟んでベアリグナット17が螺着されてい
る。センサロータ5は、周囲がナックル11の内側側面
より突出するように構成され、その突出部分に歯5aが
等間隔で形成されている。ハウジング9は、センサロー
タ5をベアリグナット17側から覆う形状に金属などに
よって形成され、ナックル11に形成された円柱溝11
aに圧入されている。このため、円柱溝11aの周囲と
ハウジング9の周囲とが密着する。従って、ハウジング
9は、回転軸3とナックル11との間に充填されたグリ
ースを封止するいわゆるグリースキャップの機能も有す
る。なお、実際にはハウジング9は、ハウジング円筒部
9aとハウジング円板部9bとの2部材で構成されてい
る。
【0017】次に、センサロータ5は金属により形成さ
れている。また、センサ本体7には図示しない電磁コイ
ルが内蔵され、図2に示すように、センサロータ5の半
径方向の位置に歯5aと対向して配設されている。この
ため、センサ本体7から伸びるリード線7aを介して上
記電磁コイルに通電しながらその電圧変化または電流変
化を検出すると、歯5aの通過に伴う磁界変化の周期を
検出することができる。そして、これに基づいて遊動輪
の回転速度を検出することができる。
【0018】このように構成された本実施例の車輪速度
検出装置1では、回転軸3のベアリングインナーレース
16とベアリグナット17との間にセンサロータ5を挟
み込み、センサ本体7を備えたハウジング9を周知のグ
リースキャップの代わりに円柱溝11aに圧入すれば容
易に装着することができる。すなわち、車輪速度検出装
置1はナックル11に穴などを形成することなく装着す
ることができる。しかも、センサロータ5は一般に使用
されるベアリグナット17によって回転軸3に固定さ
れ、特別なナットなどを使用する必要もない。また、セ
ンサ本体7はセンサロータ5の半径方向の位置に配設さ
れるので、ショックアブソーバなどの部品と干渉するこ
ともない。
【0019】このため、車輪速度検出装置1を取り付け
る必要のある場合と取り付ける必要のない場合とで、回
転軸3,ナックル11,ベアリグナット17,およびシ
ョックアブソーバなどの部品を共通化することができ
る。従って、車両の組立工程を簡略化すると共に部品の
コストを低下させて、車両の生産コストを良好に低下さ
せることができる。しかも、車輪速度検出装置1では、
ハウジング9がグリースキャップの機能を兼ね備えてい
るので、グリースキャップを省略することができる。こ
のため、遊動輪近傍の構成を一層簡略化することがで
き、車両の組立工程を一層簡略化して、車両の生産コス
トを一層良好に低下させることができる。
【0020】次に、図3は第2実施例の車輪速度検出装
置31の構成を表す背面図であり、図4はそのB−B線
断面図である。なお、本実施例の車輪速度検出装置31
は、右駆動輪のドライブシャフト33に固定されたセン
サロータ35と、そのセンサロータ35の回転速度を検
出するセンサ本体37とを主要部として構成されてい
る。また、図3では、センサ本体37を支持する支持部
材としてのブラケット39、およびセンサロータ35を
一部破断して示している。
【0021】図3に示すように、ドライブシャフト33
は基端部33aが大径に形成され、ナット43によりデ
ィファレンシャルギヤ(差動歯車装置)45の差動大歯
車47に固定されるが、センサロータ35にもそのナッ
ト43と螺合するボルト46(図4)を挿入可能な穴
(図示せず)が形成されている。このため、差動大歯車
47,基端部33a,センサロータ35は、ナット43
によって一体に固定される。また、図4に示すように、
センサロータ35は金属により構成され、周囲に歯35
aが等間隔で形成されている(図3では一部のみ図
示)。更に、センサロータ35は、ドライブシャフト3
3を挟んで設けられた一対の分割部35bにより二つに
分割可能に構成され、そのセンサロータ35の各分割片
がそれぞれ2個づつのナット43により差動大歯車47
に固定されるよう構成されている。
【0022】ブラケット39は円弧状の形状(図3参
照)を有し、ディファレンシャルギヤ45の後端面にボ
ルト49にて固定されている。なお、このボルト49も
ディファレンシャルギヤ45の組立に使用されるもので
ある。そして、このブラケット39中央の穴部39a
(図4)にセンサ本体37が挿入され、センサ本体37
は小ナット51により固定されている。これによって、
センサ本体37はセンサロータ35の歯35aと対向し
て配設される。また、センサ本体37には図示しない電
磁コイルが内蔵され、センサ本体37から伸びるリード
線37aを介して上記電磁コイルに通電しながらその電
圧変化または電流変化を検出すると、歯35aの通過に
伴う磁界変化に基づき右駆動輪の回転速度を検出するこ
とができる。
【0023】このように構成された本実施例の車輪速度
検出装置31では、差動大歯車47にドライブシャフト
33を固定する際、センサロータ35を挟んでナット4
3を螺着し、ディファレンシャルギヤ45を組み立てる
際、ブラケット39を挟んでボルト49を螺着すれば容
易に車両に装着することができる。すなわち、駆動輪を
回転自在に支承するキャリアに穴などを形成することな
く装着することができる。しかも、このナット43,ボ
ルト49は通常の組立に使用されるものをそのまま適用
することができる。また、ディファレンシャルギヤ45
近傍にはショックアブソーバなどの部品もなく、センサ
本体37などがそれらの部品と干渉することもない。こ
のため、車輪速度検出装置31を取り付ける必要のある
場合と取り付ける必要のない場合とで、ドライブシャフ
ト33,キャリア,ショックアブソーバなどの部品を共
通化することができる。従って、車両の組立工程を簡略
化すると共に部品のコストを低下させて、車両の生産コ
ストを良好に低下させることができる。
【0024】また、ディファレンシャルギヤ45近傍に
は他の部品が配設されず、ディファレンシャルギヤ45
自身も比較的大きい。このため、センサロータ35を容
易に大型化することができる。従って、駆動輪の同一回
転速度に対するセンサロータ35の周速度が速くなり、
一層効率的に車輪回転速度を検出することができる。す
なわち、センサロータ35の周速度が速いとセンサ本体
37を通る磁束の変化が激しくなるので、センサ本体3
7の電磁コイルなどを小型化しても良好な検出精度を得
ることができる。
【0025】更に、本実施例では、センサロータ35が
分割部35bで二つに分割可能に構成されているので、
センサロータ35をドライブシャフト33の一端から挿
入する必要がない。このため、ドライブシャフト33の
両端にディファレンシャルギヤ45および図示しない駆
動輪をそれぞれ取り付けた後からでも、容易にセンサロ
ータ35の取り付け取り外しを行うことができる。従っ
て、車両の組立工程を一層簡略化することができる。
【0026】なお、本発明は上記実施例に何等限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の態様で実施することができる。例えば、所定間隔で交
互に着磁されたセンサロータとホール素子を備えたセン
サ本体とによって回転速度を検出するように構成しても
よい。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明では、センサ本体が支承部材表面に配設されているの
で支承部材に穴などを形成する必要がなく、また、セン
サ本体はセンサロータの半径方向周囲に配設されるの
で、ショックアブソーバなどと殆ど干渉することがな
い。このため、車輪速度検出装置を取り付ける必要のあ
る場合と取り付ける必要のない場合とで、他の部品を共
通化することができる。従って、車両の組立工程を簡略
化すると共に部品のコストを低下させて、車両の生産コ
ストを良好に低下させることができる。
【0028】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の効果に加えて、更に、封止部材を省略して車輪近
傍の構成を一層簡略化することができる。このため、車
両の組立工程を一層簡略化して、車両の生産コストを一
層良好に低下させることができる。
【0029】請求項3記載の発明では、センサ本体が差
動歯車装置のハウジング表面に固定されているので、キ
ャリアなどの支承部材に穴を形成する必要がなく、ま
た、センサ本体などがショックアブソーバなどの部品と
干渉することもない。このため、車輪速度検出装置を取
り付ける必要のある場合と取り付ける必要のない場合と
で、他の部品を共通化することができる。従って、車両
の組立工程を簡略化すると共に部品のコストを低下させ
て、車両の生産コストを良好に低下させることができ
る。
【0030】また、センサロータを容易に大型化するこ
とができるので、同一回転速度に対する周速度が速くな
り、一層効率的に車輪回転速度を検出することができ
る。例えば、センサロータの回転に伴う磁界などの変化
によって回転速度を検出するセンサでは、同一回転速度
に対する磁束変化が激しくなるので、センサ本体を小型
化しても良好な検出精度を得ることができる。
【0031】更に、請求項4記載の発明では、請求項3
記載の発明の効果に加えて、更に、センサロータの取り
付け取り外しが、センサロータを分割することにより容
易に行うことができるといった効果が得られる。このた
め、回転軸の両端に、差動歯車装置および車輪を固定し
た後からでも、容易にセンサロータの取り付け取り外し
を行うことができ、車両の組立工程を一層簡略化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の車輪速度検出装置の構成を表す縦
断面図である。
【図2】第1実施例の車輪速度検出装置の構成を表すA
−A線断面図である。
【図3】第2実施例の車輪速度検出装置の構成を表す背
面図である。
【図4】第2実施例の車輪速度検出装置の構成を表すB
−B線断面図である。
【符号の説明】
1,31…車輪速度検出装置 3…回転軸 5,3
5…センサロータ 7,37…センサ本体 9…ハウジング 11…
ナックル 33…ドライブシャフト 39…ブラケット 45…
ディファレンシャルギヤ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪の回転軸に固定され、上記車輪と一
    体に回転するセンサロータと、 上記車輪を回転自在に支承する支承部材に固定され、上
    記センサロータの回転速度を検出するセンサ本体と、 を備えた車輪速度検出装置において、 上記センサロータが、上記支承部材側面から突出して形
    成され、 上記センサ本体が、上記突出して形成されたセンサロー
    タの半径方向周囲の、上記支承部材表面に配設されたこ
    とを特徴とする車輪速度検出装置。
  2. 【請求項2】 上記センサ本体を支持する支持部材が、
    上記車輪の回転軸と上記支承部材との間に充填された潤
    滑剤を封止可能に構成されたことを特徴とする請求項1
    記載の車輪速度検出装置。
  3. 【請求項3】 車輪の回転軸に固定され、上記車輪と一
    体に回転するセンサロータと、 上記センサロータの回転速度を検出するセンサ本体と、 を備えた車輪速度検出装置において、 上記センサロータが、差動歯車装置近傍の上記回転軸周
    囲に形成され、 上記センサ本体を支持する支持部材が、上記差動歯車装
    置のハウジング表面に固定されたことを特徴とする車輪
    速度検出装置。
  4. 【請求項4】 上記センサロータが、上記回転軸周囲で
    複数に分割可能に構成されたことを特徴とする請求項3
    記載の車輪速度検出装置。
JP14666394A 1994-06-28 1994-06-28 車輪速度検出装置 Pending JPH0815289A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9441613B2 (en) 2011-08-30 2016-09-13 Stephania Holdings Inc. Methods of controlling a lubricator apparatus, methods of communication, and apparatuses and systems

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9441613B2 (en) 2011-08-30 2016-09-13 Stephania Holdings Inc. Methods of controlling a lubricator apparatus, methods of communication, and apparatuses and systems

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