JPH0815259B2 - 3値論理回路 - Google Patents

3値論理回路

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JPH0815259B2
JPH0815259B2 JP61233655A JP23365586A JPH0815259B2 JP H0815259 B2 JPH0815259 B2 JP H0815259B2 JP 61233655 A JP61233655 A JP 61233655A JP 23365586 A JP23365586 A JP 23365586A JP H0815259 B2 JPH0815259 B2 JP H0815259B2
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Inventor
敏裕 金松
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日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は3値論理回路に関し、特に、低電源電圧動作
に適するように改良した3値論理回路に関する。
〔従来の技術〕
従来の3値論理回路は、第3図に示す様に、トランジ
スタQ4,Q5,Q6,Q7と定電流源I1で構成される第1の差動
増幅回路と、トランジスタQ9,Q10,Q11,Q12と定電流源I3
から構成される第2の差動増幅器回路とから構成され、
前記トランジスタQ4,Q12のそれぞれのベースにそれぞれ
電圧の異なる基準電圧源E2,E3を設け、トランジスタQ10
の2つのコレクタの内一方に抵抗R3の一端を接続し、そ
の接続点をトランジスタQ8のベースに接続し、トランジ
スタQ8のコレクタとトランジスタQ6のコレクタを接続
し、トランジスタQ8のエミッタと抵抗R3の他端とトラン
ジスタQ4,Q7,Q9,Q11,Q12のコレクタを低電位端に接続
し、トランジスタQ7のベースとトランジスタQ9のベース
の接続点を入力端aとし、入力端aの電位を変化させる
ことにより、出力がトランジスタQ5,Q6,Q10の各コレク
タにそれぞれ単独に出力される様に構成したものが知ら
れている。
第3図において、基準電圧源E2,E3の電位関係をE2>E
3とすると、入力端aの電位がE3より低い時(例えばGN
D)、PNPトランジスタQ9,Q10及びQ11,Q12のダーリント
ン接続で構成される第2の差動増幅回路のPNPトランジ
スタQ9,Q10側が導通しPNPトランジスタ10の一方のコレ
クタに接続される出力端bより出力電流が出力される。
この時、同様にPNPトランジスタQ4,Q5及びQ6,Q7のダー
リントン接続で構成される第1の差動増幅回路のPNPト
ランジスタQ6,Q7側が導通しPNPトランジスタQ6のコレク
タ出力端dに電流は流れるが、上述のごとくPNPトラン
ジスタQ10が導通しているため、PNPトランジスタQ10
もう一方のコレクタに接続された抵抗R3がバイアスさ
れ、NPNトランジスタQ8が導通しPNPトランジスタQ6のコ
レクタに流れる電流をNPNトランジスタQ8を介してGNDに
バイパスし出力端dには出力電流は出力されない。
次に、入力端aの電位がE2より高い時(例えば
VCC)、PNPトランジスタQ4,Q5及びQ6,Q7のダーリントン
接続で構成される第1の差動増幅回路のPNPトランジス
タQ4,Q5側が導通し、PNPトランジスタQ5のコレクタに接
続される出力端cより出力電流が出力される。この時、
VCC>E2>E3の関係から第2の差動増幅器はトランジス
タQ11,Q12側が導通し、出力端bには出力電流は流れな
い。
次に、入力端aの電位がE2とE3間の電位の時、上記第
1の差動増幅回路のPNPトランジスタQ6,Q7側が導通しPN
PトランジスタQ6のコレクタに接続される出力端dより
出力電流が出力される。なお、この時、第2の差動増幅
回路のPNPトランジスタQ9,Q10側の非導通になっていて
抵抗R3にバイアスされないため、NPNトランジスタQ8
非導通となっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の3値論理回路では、スレッシュホール
ド電位を基準電圧源E2,E3の電圧値E2E3で決定してお
り、3値論理回路として動作させる為には、電源VCC
電圧をVCCとし、トランジスタQ5のエミッタと電源VCC
の電圧をVCE、トランジスタQ4のベース・エミッタ間の
電圧をVBE4、トランジスタQ5のベース・エミッタ間の電
圧をVBE5(以下、トランジスタのベース・エミッタ間の
電圧をVBEと記す)とした場合、基準電圧源E2の電位
は、 VCC−(VCE+VBE4+VBE5) 以下に設定し、さらに基準電圧源E3の電位は、GNDから
トランジスタ1コ分のVBE電圧以上に設定しなければな
らない。
次に、基準電圧源E2,E3間の電位差をトランジスタ1
コ分のVBE電圧だけ設けた場合、従来の3値論理回路を
動作させる為には電源VCCの電圧として、(VCE+VBE×
4)〔V〕以上の電圧(約3.8V)が必要となってくる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の3値論理回路の一つは、第1の直流電源と、
この第1の直流電源の電圧よりも低い電圧を有する第2
の直流電源と、前記第1の直流電源に一端を接続した第
1の定電流源と、この第1の定電流源の他端にアノード
を接続し、カソードを入力端に接続した第1のダイオー
ド、および前記第1の定電流源の他端にベースを接続
し、エミッタを前記入力端に接続し、コレクタを第1の
出力端に接続した第1のトランジスタからなる第1のカ
レントミラー回路と、一端を最低電位に接続した第2の
定電流源と、この第2の定電流源の他端にカソードを接
続し、アノードを前記入力端に接続した第2のダイオー
ド、および前記第2の定電流源の他端にベースを接続
し、エミッタを前記入力端に接続し、コレクタを第2の
出力端に接続した第2のトランジスタからなる第2のカ
レントミラー回路と、前記第1の定電流源の他端にアノ
ードを接続しカソードを前記第2の定電流源の他端に接
続した第3のダイオード、およびこの第3のダイオード
のアノードにベースを接続し、エミッタを前記第3のダ
イオードのカソードに接続し、コレクタを第3の出力端
に接続した第3のトランジスタからなる第3のカレント
ミラー回路と、前記第1の定電流源の他端と前記第2の
直流電源間に接続した第1の抵抗と、前記第2の定電流
源の他端と前記第2の直流電源間に接続した第2の抵抗
とを具備することを特徴とする。
本発明の3値論理回路の他の一つは、第1の直流電源
と、この第1の直流電源の電圧よりも低い電圧を有する
第2の直流電源と、前記第1の直流電源に一端を接続し
た第1の定電流源と、この第1の定電流源の他端にアノ
ードを接続し、カソードを入力端に接続した第1のダイ
オード、および前記第1の定電流源の他端にベースを接
続し、エミッタを前記入力端に接続し、コレクタを第1
の出力端に接続した第1のトランジスタからなる第1の
カレントミラー回路と、一端を最低電位に接続した第2
の定電流源と、この第2の定電流源の他端にカソードを
接続し、アノードを前記入力端に接続した第2のダイオ
ード、および前記第2の定電流源の他端にベースを接続
し、エミッタを前記入力端に接続し、コレクタを第2の
出力端に接続した第2のトランジスタからなる第2のカ
レントミラー回路と、前記第1の定電流源の他端にアノ
ードを接続しカソードを前記第2の定電流源の他端に接
続した第3のダイオード、およびこの第3のダイオード
のアノードにエミッタを接続し、ベースを前記第3のダ
イオードのカソードに接続し、コレクタを第3の出力端
に接続した第3のトランジスタからなる第3のカレント
ミーラー回路と、前記第1の定電流源の他端と前記第2
の直流電源間に接続した第1の抵抗と、前記第2の定電
流源と他端と前記第2の直流電源間に接続した第2の抵
抗とを具備することを特徴とする。
〔実施例〕
本発明について図面を参照して以下に説明する。
第1図に示す本発明の一実施例は、ダイオードD2およ
びトランジスタQ2で構成される第1のカレントミラー回
路と、ダイオードD2のカソードおよびトランジスタQ2
エミッタに接続され、ダイオードD3およびトランジスタ
Q3で構成される第2のカレントミラー回路とを有し、ダ
イオードD3のアノードとトランジスタQ3のエミッタの接
続点に接続される入力端aの電位が最低電位(GND)の
時、第1のカレントミラー回路が導通し、定電流源I1
定電流I1と、基準電圧源E1からダイオードD2に抵抗R1
介して流れる電流との合計された電流が、トランジスタ
Q2のコレクタに接続される出力端bより出力する。
次に、入力端aの電位が電源VCCの電圧VCCの時、第2
のカレントミラー回路が導通し、定電流源I2の定電流I2
と、トランジスタQ3のベース電位と基準電圧源E1の電位
差により抵抗R2を介して流れる電流との合計された電流
が、トランジスタQ3のコレクタに接続される出力端cよ
り出力する。
次に、入力端aの電位が基準電圧源E1の電圧と同電
位、又はオープン時、第1,第2のカレントミラー回路
は、非導通状態となり、出力端bと出力端cに電流は出
力されない。
この時、定電流源I1の定電流I1はダイオードD1を介し
て定電流源I2に流れ込み、ダイオードD1のアノードをNP
NトランジスタQ1のベースに、ダイオードD1のカレント
をNPNトランジスタQ1のエミッタにそれぞれ接続して構
成される第3のカレントミラー回路が導通し、定電流源
I1の定電流I1がNPNトランジスタQ1のコレクタに接続さ
れる出力端dより出力する。即ち入力端aの電位がVCC
の時、定電流源I2の電圧分VCEと第2のカレントミラー
回路のダイオードD3のVBE分の電源電圧VCC(=VCE
VBE)があれば動作可能と成り、入力端aの電位がGNDの
時、定電流源I1の電圧分VCEと第1のカレントミラー回
路のダイオードD2のVBE分の電源電圧VCC(=VCE+VBE
があれば動作可能と成り、入力端aの電位が基準電圧源
E1の電圧と同電位又はオープン時、定電流源I1の電圧分
VCEとダイオードD1のVBE分と定電流源I2の電圧分VCE
電源電圧VCC(=2VCE+VBE)があれば動作可能となり、
以上の3条件より、電源電圧VCC=2VCE+VBEの入力端a
の電位が基準電圧源E1の電圧と同電位又はオープン時を
満足する電源電圧で3条件を満足する。
又、電源電圧VCC=2VCE+VBE(約2.1V)と成り従来約
3.8Vより低電圧電源化が計られた。
又、第2図は第1図の実施例においてNPNトランジス
タQ1をPNPトランジスタQ13に置換え、ダイオードD3のア
ノードをPNPトランジスタQ13のエミッタにダイオードD3
のカソードをPNPトランジスタQ13のベースに接続して成
る第3のカレントミラー回路を構成し、第1図の出力端
dの出力は流入電流であるが、第2の出力端dの出力は
流出電流とした例である。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明によれば、2.1Vまでの低電圧
電源で動作可能となる3値論理回路が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路図、第2図は本発明の
他の実施例の回路図、第3図は従来例の回路図である。 Q1〜Q13……トランジスタ、D1〜D3……ダイオード、R1
〜R3……抵抗、I1〜I3……定電流源、E1,E2,E3……基準
電圧源、VCC……電源、a……入力端、b〜d……出力
端。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の直流電源と、この第1の直流電源の
    電圧よりも低い電圧を出力する第2の直流電源と、前記
    第1の直流電源に一端を接続した第1の定電流源と、こ
    の第1の定電流源の他端にアノードを接続しカソードを
    入力端に接続した第1のダイオード、および前記第1の
    定電流源の他端にベースを接続しエミッタを前記入力端
    に接続しコレクタを第1の出力端に接続した第1のトラ
    ンジスタからなる第1のカレントミラー回路と、一端を
    最低電位に接続した第2の定電流源と、この第2の定電
    流源の他端にカソードを接続しアノードを前記入力端に
    接続した第2のダイオード、および前記第2の定電流源
    の他端にベースを接続しエミッタを前記入力端に接続し
    コレクタを第2の出力端に接続した第2のトランジスタ
    からなる第2のカレントミラー回路と、前記第1の定電
    流源の他端にアノードを接続しカソードを前記第2の定
    電流源の他端に接続した第3のダイオード、およびこの
    第3のダイオードのアノードにベースを接続しエミッタ
    を前記第3のダイオードのカソードに接続しコレクタを
    第3の出力端に接続した第3のトランジスタからなる第
    3のカレントミラー回路と、前記第1の定電流源の他端
    と前記第2の直流電源間に接続した第1の抵抗と、前記
    第2の定電流源の他端と前記第2の直流電源間に接続し
    た第2の抵抗とを備えることを特徴とする3値論理回
    路。
  2. 【請求項2】第1の直流電源と、この第1の直流電源の
    電圧よりも低い電圧を出力する第2の直流電源と、前記
    第1の直流電源に一端を接続した第1の定電流源と、こ
    の第1の定電流源の他端にアノードを接続しカソードを
    入力端に接続した第1のダイオード、および前記第1の
    定電流源の他端にベースを接続しエミッタを前記入力端
    に接続しコレクタを第1の出力端に接続した第1のトラ
    ンジスタからなる第1のカレントミラー回路と、一端を
    最低電位に接続した第2の定電流源と、この第2の定電
    流源の他端にカソードを接続しアノードを前記入力端に
    接続した第2のダイオード、および前記第2の定電流源
    の他端にベースを接続しエミッタを前記入力端に接続し
    コレクタを第2の出力端に接続した第2のトランジスタ
    からなる第2のカレントミラー回路と、前記第1の定電
    流源の他端にアノードを接続しカソードを前記第2の定
    電流源の他端に接続した第3のダイオード、およびこの
    第3のダイオードのアノードにエミッタを接続しベース
    を前記第3のダイオードのカソードに接続しコレクタを
    第3の出力端に接続した第3のトランジスタからなる第
    3のカレントミラー回路と、前記第1の定電流源の他端
    と前記第2の直流電源間に接続した第1の抵抗と、前記
    第2の定電流源の他端と前記第2の直流電源間に接続し
    た第2の抵抗とを備えることを特徴とする3値論理回
    路。
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