JPH08149160A - データ受信装置 - Google Patents

データ受信装置

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JPH08149160A
JPH08149160A JP6281737A JP28173794A JPH08149160A JP H08149160 A JPH08149160 A JP H08149160A JP 6281737 A JP6281737 A JP 6281737A JP 28173794 A JP28173794 A JP 28173794A JP H08149160 A JPH08149160 A JP H08149160A
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    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データが周期的に送信されてくることがな
く、また受信インターバル時間を時間データとして管理
するシステムに用いられ、データを受信したときには受
信データに対応させて受信インターバル時間を記憶する
データ受信装置を提供する。 【構成】データ受信装置1は、受信回路1でデータを受
信すると、ストローブ信号を出力する。第1のレジスタ
回路4および第2のレジスタ回路5はこのストローブ信
号が入力されると、受信回路で受信した主データおよび
カウンタ回路3の計数値を抽出して格納する。また、カ
ウンタ回路3はストローブ信号が入力されて計数値をリ
セットする。さらに、受信フラグ回路6は、受信フラグ
信号をオンする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、非周期的に送信され
てくるデータを受信するデータ受信装置に関し、特にデ
ータの受信間隔を時間データとして受信データとともに
管理するシステムに用いて好適なデータ受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周期的にデータが送信されてくるシステ
ムでは、データ受信装置でデータを受信する間隔(受信
インターバル時間)を管理する必要がなかった。しかし
ながら、周期的にデータが送信されてこないシステムに
おいては、データ受信装置でデータを受信する間隔(受
信インターバル時間)を管理する必要のあるシステムも
ある。例えば、MIDIデータを受信して演奏データと
して記録するシステムでは、操作された鍵盤のキーデー
タ等のイベントデータ(送信されてくるデータ)のみで
なく、それらのイベントデータの時間的な間隔を示す時
間データ(デュレーションデータ)も必要である。すな
わち、演奏データを記録するためには受信インターバル
時間も記録(管理)する必要がある。
【0003】従来、このような受信インターバル時間の
管理を必要とするシステムではシステム側のホストCP
Uが汎用タイマをソフトウエアで駆動し、データ受信装
置でデータを受信すると、この汎用タイマから受信イン
ターバル時間を読み出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、システ
ム側のホストCPUがデータ受信装置でデータを受信し
たかどうかを常に監視し続ける必要があるとともに、デ
ータ受信装置でデータを受信した時には優先的に受信し
たデータの転送や汎用タイマからの受信インターバル時
間の読み出し等の処理を行う必要があった。このため、
システム側のホストCPUの負荷が大きくなる問題があ
り、該ホストCPUの時分割複数処理実行の障害となっ
ていた。
【0005】この発明の目的は、データが周期的に送信
されてくることがなく、また受信インターバル時間を時
間データとして管理するシステムに用いられ、データを
受信したときには受信データに対応させて受信インター
バル時間を記憶するデータ受信装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のデータ受信装
置は、非周期的に送信されてくるデータを受信し、この
受信したデータと前回のデータ受信完了から今回のデー
タ受信を完了するまでの時間である受信インターバル時
間とを管理するシステムに用いられるデータ受信装置で
あって、送信されてきたデータの受信を完了した時に受
信完了信号を出力する受信回路と、所定の時間毎にカウ
ントアップを行い、前記受信完了信号が入力された時に
前記計数値をリセットするカウンタ回路と、前記受信完
了信号が入力された時に前記受信回路で受信したデータ
と前記カウンタ回路のリセットされる前の計数値を対応
させて管理データとして記憶する記憶手段と、システム
側から所定の信号が入力された時に、前記管理データを
出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】また、前記カウンタ回路は、計数値が計数
できる最大値を越えて0になったときにオーバーランフ
ラグ信号を出力することを特徴とする。
【0008】また、前記受信回路が出力した受信完了信
号が入力されたときに受信データ有りを示す受信フラグ
信号を出力する受信フラグ生成回路を備えたことを特徴
とする。
【0009】また、前記記憶手段には、複数個の前記管
理データを記憶する記憶容量を有し、この記憶容量一杯
に前記出力手段で出力していない管理データを記憶して
いるフル状態を示すフルフラグ信号を出力するフルフラ
グ信号出力手段と、この記憶容量に前記出力手段で出力
されていない管理データを全く記憶していないエンプテ
ィ状態を示すエンプティフラグ信号を出力するエンプテ
ィフラグ信号出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】さらに、前記フル状態の時に、前記受信回
路で送信されてきたデータを受信するとエラーフラグ信
号を出力するエラーフラグ信号出力手段を備えたことを
特徴とする。
【0011】
【作用】この発明のデータ受信装置においては、受信回
路が非周期的に送信されてくるデータを受信すると受信
完了信号を出力する。記憶手段では該受信完了信号が入
力されると、受信回路で受信したデータとカウンタ回路
の計数値とを対応させて管理データとして記憶する。ま
た、カウンタ回路は、該受信完了信号が入力されると、
計数値をリセットする。そして、システム側から所定の
信号が入力されると、前記記憶手段に記憶した前記管理
データを出力する。
【0012】すなわち、データ受信装置は受信データと
受信インターバル時間(カウンタ回路の計数値)とを対
応させて管理データとして記憶することができる。した
がって、受信インターバル時間の管理を必要とするシス
テムにこのデータ受信装置を用いると、システム側のホ
ストCPUでは、所定の信号をデータ受信装置に入力す
るだけで、データ受信装置が出力した管理データから受
信データと受信インターバル時間とを得ることができ
る。よって、該ホストCPUは、受信インターバル時間
を計測する必要がなくなり、負荷が低減される。
【0013】また、前記カウンタ回路は、計数値が計数
可能な最大値を越えた時に、オーバーランフラグ信号を
出力する。したがって、システム側では、このオーバー
ランフラグ信号の発生回数を検出することで、受信回路
でデータが受信されるまでにカウンタ回路がオーバーラ
ンした回数を知ることができる。したがって、システム
側では、カウンタ回路がオーバーランしても正確に受信
インターバル時間を得ることができる。
【0014】また、受信フラグ生成回路は、受信回路か
ら前記受信完了信号が入力されたとき受信フラグ信号を
出力する。したがって、システム側では受信フラグ信号
によって受信回路でデータが受信されたかどうかを知る
ことができる。すなわち、システム側のホストCPUは
データ受信装置がデータを受信したかどうかを常に監視
する必要がなくなり、さらに負荷が低減される。
【0015】また、データ受信装置は、出力していない
管理データが記憶容量一杯に複数個記憶されるとフルフ
ラグ信号を出力し、出力していない管理データを全く記
憶していないとエンプティフラグ信号を出力する。した
がって、システム側に管理データが記憶容量一杯に記憶
している状態および出力していない管理データを全く記
憶していない状態を知らせることができる。ここで、シ
ステム側がフルフラグ信号が出力されるとデータ受信装
置から管理データの読み出しを開始し、エンプティフラ
グ信号が出力されるとデータの読み出しを完了するよう
にすれば、システム側ではデータ受信装置がデータを受
信する度にデータの読み出しを行う必要がなく、ホスト
CPUを効率よく動作させることができる。
【0016】さらに、データ受信装置は、前記フル状態
の時に受信回路でデータを受信するとエラーフラグ信号
を出力する。すなわち、データ受信装置は、記憶容量が
一杯のために記憶することができないデータを受信する
と、エラーフラグ信号を出力する。したがって、システ
ム側ではデータ受信装置側でエラーの発生したことをこ
のエラーフラグ信号から検出することができる。
【0017】
【実施例】
〔第1の実施例〕図1は、この発明の実施例であるデー
タ受信装置の構成を示す図である。データ受信装置1
は、送信されてきたデータを受信する受信回路2と、図
外のクロック回路が出力したシステムクロックを計数す
るカウンタ回路3と、受信したデータ(主データ)を抽
出して格納する第1のレジスタ回路4と、前記カウンタ
回路3の計数値を抽出し、時間データとして格納する第
2のレジスタ回路5と、前記受信回路2で送信されてき
たデータを受信したことを示す受信フラグ信号を出力す
る受信フラグ回路6とを備えている。この実施例では第
1のレジスタ回路4と第2のレジスタ回路5とでこの発
明の記憶手段を構成する。またカウンタ回路3の計数値
(時間データ)がこの発明の受信インターバル時間を示
す。この実施例のデータ受信装置は、例えばシリアルM
IDIデータ受信記録装置等のシステムに用いられ、図
外のシステム側のホストCPUから第1のレジスタ回路
4および第2のレジスタ回路5に格納されているデータ
の読み出し信号が入力される。
【0018】データ受信装置1では、受信回路2で非周
期的に送信されてくるデータを受信する。受信回路2
は、例えば調歩同期方式で送信されてくる非同期シリア
ルデータの受信回路である。受信回路2では、送信され
てきたシリアルデータをワード単位のパラレルデータと
して受信すると、ストローブ信号(この発明の受信完了
信号)を出力する。このストローブ信号は、カウンタ回
路3、第1のレジスタ回路4、第2のレジスタ回路5、
および、受信フラグ回路6に入力される。第1のレジス
タ回路4は、このストローブ信号が入力されると受信回
路2から前記パラレルデータを抽出し、これを主データ
として格納する。第2のレジスタ回路5は、カウンタ回
路3の計数値を抽出し、これを時間データとして格納す
る。カウンタ回路3は、計数値をリセットする。なお、
第2のレジスタ回路5が抽出して格納する計数値は、カ
ウンタ回路3がリセットする前の計数値である。また、
受信フラグ回路6はストローブ信号が入力されると、受
信フラグ信号をオンする。この受信フラグ信号はシステ
ム側のホストCPUに入力される。
【0019】ホストCPUは、受信フラグ信号がオンす
ると主データリード信号および時間データリード信号を
出力する。この主データリード信号は、第1のレジスタ
回路4に入力され、時間データリード信号は第2のレジ
スタ回路5に入力される。
【0020】第1のレジスタ回路4は、主データリード
信号が入力されると、格納している主データを出力デー
タバスに出力する。第2のレジスタ回路5は、時間デー
タリード信号が入力されると、格納している時間データ
を出力データバスに出力する。第1のレジスタ回路4お
よび第2のレジスタ回路5に格納している主データおよ
び時間データが出力データバスに出力されると、受信フ
ラグ回路6は受信フラグ信号をオフする。また、カウン
タ回路3は計数値が計数できる最大の計数値を越えて0
になった時(オーバランした時)にはオーバーランフラ
グ信号を出力する。この、オーバーラン信号は、パルス
信号であり、オーバーランする毎に出力される。ホスト
CPUでは、オーバーランフラグ信号が発生する度に割
り込み処理を行って、カウンタ回路3でオーバーランが
発生した回数を検出する。
【0021】以下、この発明の実施例のデータ受信装置
の動作を詳細に説明する。図2は、この実施例のデータ
受信装置の動作時のタイムチャートである。(1)は、
受信回路2に非周期的に送信されてくる入力シリアルデ
ータを示す。(2)は、受信回路2が出力するストロー
ブ信号を示す。(3)は、カウンタ回路3の動作を示
す。(4)は、第1のレジスタ回路4および第2のレジ
スタ回路5に格納されているデータを示す。(5)は、
受信フラグ回路6が出力する受信フラグ信号を示す。
(6)は、図示しないホストCPUから入力される時間
データリード信号を示す。(7)は、図示しないホスト
CPUから入力される主データリード信号を示す。
(8)は、出力データバスに出力されたデータを示す。
(9)は、カウンタ回路3が出力するオーバーランフラ
グ信号を示す。
【0022】この実施例では、受信回路2で受信する入
力シリアルデータは主データ8ビット(b1〜b8)の
先頭にスタートビットSと、最後にストップビットEが
付された10ビットで構成されている。受信回路2は、
入力シリアルデータd(n−1)の先頭に付されたスタ
ートビットSを検出すると(t1)、同期補正を行って
主データb1〜b8を順次シフトレジスタ等に取り込
み、この主データb1〜b8がパラレル抽出できるタイ
ミングでストローブ信号を出力する(t2)。
【0023】受信回路2が出力したストローブ信号は、
第1のレジスタ回路4および第2のレジスタ回路5に入
力される。第1のレジスタ回路4はストローブ信号が入
力されると、受信回路2で受信した入力シリアルデータ
をパラレルデータとして抽出し、これを主データとして
格納する。また、第2のレジスタ回路5は、カウンタ回
路3の計数値を抽出し、これを時間データとして格納す
る。
【0024】また、このストローブ信号はカウンタ回路
3にも入力されて、カウンタ回路3ではストローブ信号
が入力されると計数値をリセットする。なお、第2のレ
ジスタ回路5はカウンタ回路3がリセットする前の計数
値を抽出して、格納している。さらに、このストローブ
信号は受信フラグ回路6にも入力され、受信フラグ回路
6では受信フラグ信号をオンする。
【0025】システム側では、この受信フラグ信号がオ
ンしたことを検出することで、受信回路2で入力シリア
ルデータが受信され、第1のレジスタ回路4および第2
のレジスタ回路5に主データおよび時間データが格納さ
れたことを知ることができる。第1のレジスタ回路4お
よび第2のレジスタ回路5に主データおよび時間データ
が格納されると、システム側のホストCPUは主データ
リード信号および時間データリード信号をデータ受信装
置1へ出力する。この実施例では、時間データリード信
号が出力された後に主データリード信号が出力される。
【0026】ホストCPUが時間データリード信号を出
力すると(t3)、この時間データリード信号は第2の
レジスタ回路5に入力される。第2のレジスタ回路5
は、時間データリード信号が入力されると、格納してい
る時間データを出力データバスに出力する。その後シス
テム側のホストCPUから、第1のレジスタ回路4に主
データリード信号が入力され(t4)、第1のレジスタ
回路4は格納している主データを出力データバスに出力
する。また、主データリード信号は受信フラグ回路6に
も入力される。受信フラグ回路6は、主データリード信
号が入力されると受信フラグ信号をオフする。
【0027】そして、受信回路1で再び入力シリアルデ
ータd(n)のスタービットSを検出すると(t5)、
同期補正を行って主データb1〜b8を順次シフトレジ
スタ等に取り込み、この主データb1〜b8がパラレル
抽出できるタイミングでストローブ信号を出力する(t
6)。以降、上記した処理が行われ第1のレジスタ回路
4および第2のレジスタ回路5に主データd(n)およ
び時間データt(n)が格納される。そして、上記と同
様にホストCPUから時間データリード信号および主デ
ータリード信号が入力されるとこれのデータを出力デー
タバスに出力する。
【0028】すなわち、第1のレジスタ回路4および第
2のレジスタ回路5に新たに主データおよび時間データ
が格納されると受信フラグ信号がオンし、これらのデー
タが出力データバスに出力されると受信フラグ信号がオ
フする。したがって、ホストCPUでは、受信フラグ信
号がオンしたときに主データリード信号および時間デー
タリード信号を出力するだけで、受信回路2で受信した
主データおよび時間データを得ることができる。また、
ホストCPUが時間データリード信号を出力した後に主
データリード信号を出力するようにしたため、データ受
信装置1では後から入力される主データリード信号のみ
によって受信フラグ信号をオフすればよい。
【0029】なお、上記実施例では、データ受信装置1
に時間データリード信号が主データリード信号に先行す
るように入力されるとしたが、この逆であってもよい。
この場合には、時間データリード信号によって受信フラ
グ信号をオフすればよい。
【0030】また、カウンタ回路3は、t7で示すよう
に計数値が計数できる最大の計数値を越えて0になる
と、オーバーランフラグ信号を出力する。このオーバー
ランフラグ信号はシステム側のホストCPUに入力され
る。システム側のホストCPUでは、オーバーラン信号
が入力されると割り込みが入り、カウンタ回路3で発生
したオーバーランの発生回数を検出する。したがって、
ホストCPUではカウンタ回路3がオーバーランした場
合でも受信インターバル時間を以下に示す式から正確に
算出することができる。 受信インターバル時間=(m×T)+A×S なお、Tはカウンタ回路3の1周期に要する時間 mはオーバーランの発生した回数 Aはカウンタ回路3の計数値 Sは計数値を1カウントアップする時間 である。
【0031】以上のように、データ受信装置1で、受信
データと時間データ(受信インターバル時間)を第1の
レジスタ回路4および第2のレジスタ回路5に格納する
ことができる。したがって、受信インターバル時間の管
理が必要なシステムに用いると、システム側のホストC
PUは汎用タイマを駆動させて受信インターバル時間を
検出する必要がなくなる。このため、ホストCPUは負
荷が低減される。また、ホストCPUにはカウンタ回路
3がオーバーランしてもこれを示す信号(オーバーラン
フラグ信号)が入力されるので正確に受信インターバル
時間を検出することができる。さらに、ホストCPUは
受信フラグ信号の状態から、受信回路2でデータを受信
したかどうかを知ることができる。したがって、ホスト
CPUは、受信回路2でデータを受信したかどうかを監
視する必要がなく、さに負荷が低減され効率良くシステ
ムを動作をさせることができる。
【0032】〔第2の実施例〕図3は、この発明の他の
実施例のデータ受信装置の構成を示す図である。上記し
た実施例と構成上異なる点は、受信フラグ回路6をなく
し、メモリ回路7を備えた点である。この実施例では上
記した第1の実施例と同様の機能を有する回路について
は同一番号を付して説明を行う。メモリ回路7は、前記
主データと時間データを対応させて記憶する。メモリ回
路7には、主データを記憶する主データ記憶回路11
と、時間データを記憶する時間データ記憶回路12と、
を備え、主データ記憶回路11および時間データ記憶回
路12には、それぞれデータを書き込むアドレスを制御
するライトアドレス生成回路11a、12aおよび書き
込まれているデータを読み出すアドレスを制御するリー
ドアドレス生成回路11b、12bを有している。ま
た、メモリ回路7は、出力データバスに出力していない
データ(以下、未読データと言う)が全てのアドレスに
記憶されている状態を示すフルフラグ信号と、未読デー
タが全てのアドレスに記憶されていない状態を示すエン
プティフラグ信号を出力する。
【0033】この実施例では、受信回路2から出力され
たストローブ信号はメモリ回路7に入力される。メモリ
回路7が主データ記憶回路11および時間データ記憶回
路12のライトアドレス生成回路11a、12aで設定
されているアドレスにそれぞれ主データおよび時間デー
タを記憶した後、ライトアドレス生成回路11a、12
aのアドレスがインクリメントされる。また、前記した
実施例と同様にホストCPUから時間データリード信
号、主データリード信号の順に入力されると決めている
場合には、時間データリード信号が入力されると第1の
レジスタ回路4および第2のレジスタ回路5が、リード
アドレス生成回路11b、12bで設定されているアド
レスに書き込まれている主データおよび時間データを抽
出して格納する。そして、第2のレジスタ回路5は、こ
の格納した時間データを出力データバスに出力する。そ
の後、主データリード信号が入力されると、第1のレジ
スタ回路4は格納している主データを出力データバスに
出力する。また、メモリ回路7は、主データリード信号
によってリードアドレス生成回路11b、12bのアド
レスがインクリメントされる。
【0034】この実施例のデータ受信装置の動作を図4
を参照しながら詳細に説明する。図4は、この実施例の
データ受信装置の動作時のタイムチャートである。
(1)は、受信回路2に非周期的に送信されてくる入力
シリアルデータを示す。(2)は、受信回路2が出力す
るストローブ信号を示す。(3)は、カウンタ回路3の
動作を示す。(4)は、ライトアドレス生成回路11
a、12aが設定しているアドレスを示す。(5)は、
図示しないホストCPUから入力される時間データリー
ド信号を示す。(6)は、図示しないホストCPUから
入力される主データリード信号を示す。(7)は、出力
データバスに出力されたデータを示す。(8)は、リー
ドアドレス生成回路11b、12bが設定しているアド
レスを示す。(9)は、第1のレジスタ回路4および第
2のレジスタ回路5に格納されているデータを示す。
(10)は、メモリ回路7が出力するフルフラグ信号を
示す。(11)は、メモリ回路7が出力するエンプティ
フラグ信号を示す。
【0035】この実施例では、主データと時間データを
対にして1ワードとみなし、メモリ回路7は最大4ワー
ド記憶することができる構成とした。主データ記憶回路
11および時間データ記憶回路12は、主データ、時間
データをそれぞれアドレスA(1)、A(2)、A
(3)、A(4)に記憶する。ライトアドレス生成回路
11a、12aおよびリードアドレス生成回路11b、
12bは、インクリメントされる度にアドレスをA
(1)、A(2)、A(3)、A(4)、A(1)、・
・・に設定する。
【0036】また、上記した第1の実施例と同様に図外
のホストCPUから主データリード信号および時間デー
タリード信号が入力される。t10において、メモリ回
路7には未読データが記憶されておらず、エンプティフ
ラグ信号がオンしている。また、ライトアドレス生成回
路11a、12aおよびリードアドレス生成回路11
b、12bはアドレスをA(1)に設定している。t1
1において、受信回路2は入力シリアルデータd(n−
1)を受信すると、ストローブ信号を出力する。
【0037】このストローブ信号はメモリ回路7に入力
される。メモリ回路7は、ストローブ信号が入力される
と、主データ記憶回路11および時間データ記憶回路1
2がライトアドレス生成回路11a、12aで設定され
ているアドレスA(1)にそれぞれ主データd(n−
1)および時間データt(n−1)を書き込む。その直
後にライトアドレス生成回路11a、12aがストロー
ブ信号によってインクリメントされる。これによって、
ライトアドレス生成回路11a、12aはアドレスをA
(2)に設定する。ここで、メモリ回路7は未読データ
が書き込まれたことになり、エンプティフラグ信号がオ
フする(t12)。
【0038】そして、t13で入力シリアルデータd
(n)を受信すると上記と同じ処理を行い、主データ記
憶回路11のアドレスA(2)に主データd(n)、時
間データ記憶回路12のアドレスA(2)に時間データ
t(n)を書き込み、ライトアドレス生成回路11a、
12aがインクリメントされて、アドレスがA(3)に
設定される。
【0039】同様の処理が繰り返されて、t14で主デ
ータ記憶回路11のアドレスA(3)に主データd(n
+1)、時間データ記憶回路12のアドレスA(3)に
時間データt(n+1)を書き込み、t15でアドレス
A(4)に主データd(n+2)、時間データ記憶回路
12のアドレスA(4)に時間データt(n+2)が書
き込まれる。これで、メモリ回路7には未読データが4
ワード記憶されたことになる。すなわち、メモリ回路7
は記憶容量一杯の主データおよび時間データを記憶した
ことになる。このときに、メモリ回路7はフルフラグ信
号をオンする。
【0040】この後、ライトアドレス生成回路11a、
12aはアドレスをA(1)に設定する。
【0041】ホストCPUでは、フルフラグ信号がオン
すると主データリード信号および時間データリード信号
を以下に示す手順で出力する。この実施例でも上記した
第1の実施例と同様に時間データリード信号を主データ
リード信号に先行して出力する。ホストCPUは、フル
フラグ信号のオンを検知すると、時間データリード信号
を出力する(t16)。この時間データリード信号は第
1のレジスタ回路4および第2のレジスタ回路5に入力
される。第1のレジスタ回路4は、主データ記憶回路1
1のリードアドレス生成回路11aが生成しているアド
レスA(1)に書き込まれている主データd(n−1)
を抽出して格納する。また、第2のレジスタ回路5は、
時間データ記憶回路12のリードアドレス生成回路11
bが生成しているアドレスA(1)に書き込まれている
時間データt(n−1)を抽出して格納し、この格納し
た時間データt(n−1)を出力データバスに出力す
る。
【0042】その後、ホストCPUは主データリード信
号を出力する(t17)。第1のレジスタ回路4は、主
データリード信号が入力されると、格納している主デー
タd(n−1)を出力データバスに出力する。また、こ
の主データリード信号はリードアドレス生成回路11
b、12bに入力される。リードアドレス生成回路11
b、12bは、この主データリード信号によってインク
リメントされてアドレスをA(2)に設定する。これに
よって、メモリ回路7に記憶されている未読データは3
ワードになる。メモリ回路7は、未読データが3ワード
となったので、フルフラグ信号をオフする(t18)。
【0043】そして、ホストCPUは上記と同様に再び
時間データリード信号、主データリード信号を出力し
て、データ受信装置1に時間データt(n)、主データ
d(n)を出力データバスに出力させる。この処理を繰
り返して、時間データt(n+1)、主データd(n+
1)および時間データt(n+2)、主データd(n+
2)とを出力データバスに出力させる。これによって、
メモリ回路7には未読データが記憶されていない状態と
なる。メモリ回路7は、未読データを記憶していない状
態になったので、エンプティフラグ信号が再びオンする
(t19)。ホストCPUは、エンプティフラグ信号が
オンしたことにより、メモリ回路7に未読データが記憶
されていないことを知り、時間データおよび主データの
読み出し処理を完了する。すなわち、ホストCPUでは
時間データおよび主データを4ワード分連続して読み出
すことができる。
【0044】以上のように、データ受信装置1を構成し
て、動作させることにより、ホストCPUでは、エンプ
ティフラグ信号から、未読データの有無を知ることがで
きる。また、フルフラグ信号から未読データでメモリ回
路7の記憶容量が一杯になっているかを知ることができ
る。また、ホストCPUは、受信回路2でデータを受信
する度に主データおよび時間データを読み出す処理を行
う必要がなく、データを複数受信した後にまとめて読み
出し処理を行うことができる。したがって、効率よくホ
ストCPUを動作させることができる。また、ホストC
PUから入力される、読み出し信号によって、次に読み
出すデータを第1のレジスタ回路4および第2のレジス
タ回路5に格納するので、受信回路2の受信タイミング
と第1のレジスタ回路4および第2のレジスタ回路5か
らの読み出しタイミングが非同期の関係であっても、読
み出し側のタイミングが制約されることはない。
【0045】〔第3の実施例〕さらに、図5はこの発明
の他の実施例であるデータ受信装置の構成を示す図であ
る。この、実施例のデータ受信装置は、上記した第2の
実施例をより実用的に改良したものである。上述した第
2の実施例と構成上異なる点は、さらに制御回路8を備
えた点である。また、上記した実施例と同一の機能を有
する回路については、同一番号を付して説明を行う。制
御回路8は、メモリ回路7へのデータの書き込みや、第
1のレジスタ回路4および第2のレジスタ回路5へのデ
ータの読み出し等を制御する。また、制御回路8は、全
てのアドレスに未読データが記憶されているときに、受
信回路2で入力シリアルデータを受信したことを示すエ
ラーフラグ信号を出力する。また、制御回路8は、スタ
ート命令によってエラーフラグ信号等の状態やレジスタ
データ等を初期値にイニシャライズする。さらに、制御
回路8は初期動作と連続時の動作を切り換える制御フラ
グを記憶している。
【0046】図6、および図7を参照しながらこの実施
例のデータ受信装置の動作を説明する。図6は、このデ
ータ受信装置の制御回路のフローチャートである。図7
は、動作時のタイムチャートである。(1)は、制御回
路8に入力されるスタート信号を示す。(2)は、受信
回路2に非周期的に送信されてくる入力シリアルデータ
を示す。(3)は、受信回路2が出力するストローブ信
号を示す。(4)は、制御回路8がメモリ回路7にデー
タの書き込みを指示するメモリライト信号を示す。
(5)は、ライトアドレス生成回路11a、12aが設
定しているアドレスを示す。(6)は、制御回路8がメ
モリ回路7に書き込まれているデータの読み出しを指示
するメモリリード信号を示す。(7)は、リードアドレ
ス生成回路11b、12bが設定しているアドレスを示
す。(8)は、第1のレジスタ回路4および第2のレジ
スタ回路5に格納されているデータを示す。(9)は、
図示しないホストCPUから入力される時間データリー
ド信号を示す。(10)は、図示しないホストCPUか
ら入力される主データリード信号を示す。(11)は、
出力データバスに出力されたデータを示す。(12)
は、メモリ回路7が出力するエンプティフラグ信号を示
す。(13)は、メモリ回路7が出力するフルフラグ信
号を示す。(14)は、初期動作と連続時の動作を切り
換える制御フラグを示す。(15)は、エラーフラグ信
号を示す。
【0047】なお、メモリ回路7は、第2の実施例と同
様に4ワード分の記憶エリアを備えている。t21にお
いて、制御回路8にスタート信号が入力される。制御回
路8は、スタート信号が入力されたことによって、上記
エンプティフラグ信号をオン、フルフラグ信号をオフ、
制御フラグをオン、エラーフラグ信号をオフするととも
に、ライトアドレス生成回路11a、12aおよびリー
ドアドレス生成回路11b、12bのアドレスをA
(1)にするイニシャライズを行って(n1)、カウン
タ回路3をスタートさせる。データ受信装置1は、受信
回路2で入力シリアルデータをd0を受信すると(t2
2)、ストローブ信号を出力する。このストローブ信号
は制御回路8に入力される。制御回路8は、ストローブ
信号が入力されると(n2)、今フルフラグ信号がオフ
しているのでn3→n4に進み、以下の処理を行う。制
御回路8は、ライトアドレス生成回路11a、12aに
メモリライト信号を入力する。n4では以下の処理が行
われる。主データ記憶回路11および時間データ記憶回
路12は、メモリライト信号が入力されたことにより、
受信回路1で受信した主データおよびカウンタ回路3の
計数値をライトアドレス生成回路11a、12aで設定
されているアドレスA(1)に主データd0および時間
データt0を書き込む。この後、ライトアドレス生成回
路11a、12aはインクリメントされ、アドレスをA
(2)に設定する。また、制御回路8は、カウンタ回路
3にリセット信号を入力して計数値をリセットさせる。
これによって、メモリ回路7は未読データを記憶したこ
とになり、エンプティフラグ信号がオフする(t2
3)。
【0048】このとき、制御回路8は制御フラグがオン
しているためn3→n5→n8に進み以下の処理を行
う。制御回路8は、メモリリード信号を出力する(t2
4)。
【0049】このメモリリード信号は、第1のレジスタ
回路4および第2のレジスタ回路5に入力される。第1
のレジスタ回路4および第2のレジスタ回路5は、それ
ぞれ主データ記憶回路11および時間データ記憶回路1
2のアドレスA(1)のデータを抽出して、格納する。
また、リードアドレス生成回路11b、12bはメモリ
リード信号によってインクリメントされアドレスをA
(2)に設定する。また、制御回路8は、メモリーリー
ド信号を出力したことにより制御フラグをオフする。こ
れにより、メモリ回路7には、未読データが記憶されて
いない状態となり、エンプティフラグ信号が再びオンす
る(t25)。
【0050】この後、t26で入力シリアルデータd1
を受信すると、n4に進み上記と同様の処理を行う。そ
して、この時には制御フラグ信号がオフしているのでn
5からn6に進むがホストCPUから主データリード信
号が入力されていないので、再びn2に戻る。
【0051】この処理が繰り返されて、d2〜d4を受
信回路2で受信し、メモリ回路7に4ワード分の時間デ
ータおよび主データを記憶すると、フルフラグ信号がオ
ンする(t27)。
【0052】ここで、t28において、さらに受信回路
2で主データd5を受信すると、制御回路8はn2から
n3に進むがフルフラグ信号がオンしているのでn9に
進み、エラーフラグ信号をオンする(t29)。ホスト
CPUでは、エラーフラグ信号がオンしたことにより、
データ受信装置1側でエラーが発生したことを知ること
ができ、受信回路2の受信動作を停止させる等のエラー
処理を行うことができる。
【0053】ところで、ホストCPUには、このフルフ
ラグ信号がオンすると割り込みが入る。ホストCPU
は、時間データリード信号を第2のレジスタ回路5に入
力する(t30)。これによって、第2のレジスタ回路
5が格納している時間データt0を出力データバスに出
力する。そして、ホストCPUは主データリード信号を
出力する(t31)。これによって、第1のレジスタ回
路4が主データd0を出力データバスに出力する。ま
た、主データリード信号は制御回路8に入力される。こ
れにより、制御回路8はn6→n7に進む。この時、エ
ンプティフラグ信号はオフしているのでn8に進み、制
御回路8がメモリリード信号を出力する。このメモリリ
ード信号は、第1のレジスタ回路4および第2のレジス
タ回路5に入力される。第1のレジスタ回路4および第
2のレジスタ回路5は、リードアドレス生成回路11
b、12bで設定されているアドレスA(2)に記憶さ
れている、主データd1および時間データt1を抽出し
て格納する。さらに、メモリリード信号は、リードアド
レス生成回路11b、12bをインクリメントしてリー
ドアドレスをA2に設定する。これにより、メモリ回路
7に記憶されている未読データは3ワードになるので、
フルフラグ信号がオフされる(t32)。
【0054】上記した処理が繰り返されて主データd2
〜d3、時間データt2〜t3が出力データバスに出力
され、主データd4、時間データt4がそれぞれ第1の
レジスタ回路4および第2のレジスタ回路5に記憶され
ると、メモリ回路7には未読データが記憶されていない
状態となり、エンプティフラグ信号がオンする(t3
3)。このとき、メモリ回路7には未読データは存在し
ないが、第1のレジスタ回路4および第2のレジスタ回
路5に格納されているデータは未読データである。ここ
で、このようにして第1のレジスタ回路4および第2の
レジスタ回路5に格納されている未読データの読み出し
は、次のデータを受信して再びフルフラグ信号がオンし
た時に読み出せばよい。
【0055】ところで、つぎのデータを受信する前にこ
の第1のレジスタ回路4および第2のレジスタ回路5に
格納されている未読データの読み出しを行うこともでき
る。
【0056】この場合にも、ホストCPUから主データ
リード信号、および時間データリード信号が入力される
と(n6)、第1のレジスタ回路4および第2のレジス
タ回路5は主データd4および時間データt4を出力デ
ータバスに出力する。ところで、制御回路8は、n6で
主データリード信号が入力されても、n7でエンプティ
フラグ信号がオフしているのでn8には進まずn10に
進んで制御フラグをオンする。すなわち、制御回路8は
メモリリード信号の発生を禁止し、代わりに制御フラグ
をオンすることになる(t34)。この制御フラグがオ
ンしている状態はメモリアドレスはオフセット値を持っ
ているが、各フラグ信号は初期値と等しく、受信データ
d6により発生するストローブ信号によって、メモリリ
ード信号を発生する。
【0057】以上のように、メモリ回路7に受信データ
を記憶する空き領域が無い状態で、次のデータを受信し
たために、エラーが発生するとエラーフラグ信号をオン
する。このため、ホストCPUでは、エラーフラグ信号
からデータ受信装置1側でエラーが発生したかどうかを
知るこができ、受信回路2の受信動作を停止させる等の
エラー処理を行うことができる。
【0058】また、第2の実施例と同様に、ホストCP
Uから入力される、読み出し信号によって、次に読み出
すデータを第1のレジスタ回路4および第2のレジスタ
回路5に格納するので、受信回路2の受信タイミングと
第1のレジスタ回路4および第2のレジスタ回路5から
の読み出しタイミングが非同期の関係であっても、読み
出し側のタイミングが制約されることはなく、主データ
および時間データを正確に読み出すことができる。さら
に、主データ記憶回路11および時間データ記憶回路1
2を1つの制御回路8で制御することができ、データ受
信装置1の回路を簡単に構成できる。
【0059】なお、MIDIデータを受信して演奏デー
タとして記録するシステム(シーケンサ)にこの発明の
データ受信装置を適用した場合には、入力シリアルデー
タ(主データ)がイベントデータとして記録されるとと
もに、時間データがデュレーションデータとして記録さ
れる。
【0060】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、デー
タ受信装置が受信データと受信インターバル時間とを対
応させて管理データとして記憶するので、受信インター
バル時間の管理を必要とするシステムにこのデータ受信
装置を用いると、システム側のホストCPUでは、デー
タ受信装置から受信データと受信インターバル時間とを
得ることができる。よって、システム側のホストCPU
は、受信インターバル時間を計測する必要がなくなり、
負荷が低減される。
【0061】また、前記カウンタ回路が計数値が計数可
能な最大値を越えた時に、オーバーランフラグ信号を出
力するので、システム側ではこのオーバーランフラグ信
号の発生回数を検出することで、受信回路でデータが受
信されるまでにカウンタ回路がオーバーランした回数を
知ることができる。したがって、システム側では、カウ
ンタ回路がオーバーランしても正確に受信インターバル
時間を得ることができる。
【0062】また、受信フラグ生成回路が受信回路から
前記受信完了信号が入力されたとき受信フラグ信号を出
力するので、システム側のホストCPUはデータ受信装
置がデータを受信したかどうかの監視を行う必要がなく
なり、さらに負荷が低減される。
【0063】また、データ受信装置は、出力していない
管理データが記憶容量一杯に複数個記憶されるとフルフ
ラグ信号を出力し、出力していない管理データを全く記
憶していないとエンプティフラグ信号を出力する。した
がって、システム側に管理データが記憶容量一杯に記憶
している状態および出力していない管理データを全く記
憶していない状態を知らせることができる。
【0064】さらに、データ受信装置は、記憶容量が一
杯のために記憶することができないデータを受信する
と、エラーフラグ信号を出力する。したがって、システ
ム側ではデータ受信装置側でエラーの発生したことをこ
のエラーフラグ信号から検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例であるデータ受信装置
の構成を示す図である。
【図2】同実施例のデータ受信装置の動作を示すタイム
チャートである。
【図3】この発明の第2の実施例であるデータ受信装置
の構成を示す図である。
【図4】この実施例のデータ受信装置の動作時のタイム
チャートである。
【図5】この発明の第3の実施例であるデータ受信装置
の構成を示す図である。
【図6】このデータ受信装置の動作時のフローチャート
である。
【図7】このデータ受信装置の動作時のタイムチャート
である
【符号の説明】
1−データ受信装置 2−受信回路 3−カウンタ回路 4−第1のレジスタ回路 5−第2のレジスタ回路 6−受信フラグ回路 7−メモリ回路 8−制御回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非周期的に送信されてくるデータを受信
    し、この受信したデータと前回のデータ受信完了から今
    回のデータ受信を完了するまでの時間である受信インタ
    ーバル時間とを管理するシステムに用いられるデータ受
    信装置であって、 送信されてきたデータの受信を完了した時に受信完了信
    号を出力する受信回路と、 所定の時間毎にカウントアップを行い、前記受信完了信
    号が入力された時に前記計数値をリセットするカウンタ
    回路と、 前記受信完了信号が入力された時に前記受信回路で受信
    したデータと前記カウンタ回路のリセットされる前の計
    数値を対応させて管理データとして記憶する記憶手段
    と、 システム側から所定の信号が入力された時に、前記管理
    データを出力する出力手段と、を備えたことを特徴とす
    るデータ受信装置。
  2. 【請求項2】 前記カウンタ回路は、計数値が計数でき
    る最大値を越えて0になったときにオーバーランフラグ
    信号を出力することを特徴とする請求項1記載のデータ
    受信装置。
  3. 【請求項3】 前記受信回路が出力した受信完了信号が
    入力されたときに受信データ有りを示す受信フラグ信号
    を出力する受信フラグ生成回路を備えたことを特徴とす
    る請求項1または2記載のデータ受信装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段には、複数個の前記管理デ
    ータを記憶する記憶容量を有し、 この記憶容量一杯に前記出力手段で出力していない管理
    データを記憶しているフル状態を示すフルフラグ信号を
    出力するフルフラグ信号出力手段と、 この記憶容量に前記出力手段で出力されていない管理デ
    ータを全く記憶していないエンプティ状態を示すエンプ
    ティフラグ信号を出力するエンプティフラグ信号出力手
    段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載のデータ
    受信装置。
  5. 【請求項5】 前記フル状態の時に、前記受信回路で送
    信されてきたデータを受信するとエラーフラグ信号を出
    力するエラーフラグ信号出力手段を備えたことを特徴と
    する請求項4記載のデータ受信装置。
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