JP3466738B2 - 非同期シリアルデータ受信装置 - Google Patents
非同期シリアルデータ受信装置Info
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Description
び最後尾に各々スタートビットおよびストップビットが
付加されたシリアルデータを非同期で受信する非同期シ
リアルデータ受信装置に関する。 【0002】 【従来の技術】主データの先頭および最後尾に各々スタ
ートビットおよびストップビットが付加されたシリアル
データの通信方式(調歩同期方式)では、スタートビッ
トの検出によってデータ抽出クロック生成用のカウンタ
を補正することが重要である。 【0003】調歩同期方式では、通常無通信状態では回
線は“1”の状態に保たれており、スタートビットが
“0”である。従来、スタートビットの検出はスタート
ビット先頭の立ち下がりエッジを検出して伝送レートよ
りも高速のクロックで計数するカウンタを始動させ、そ
のカウンタの計数出力に基づいて受信信号の伝送レート
(1ビット時間)内に回線の状態(“1”または
“0”)を複数回抽出し、この抽出した状態を多数決判
定することによってスタートビットを検出する方法等が
ある(特開平4−354220号参照)。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにしてスタートビットを検出する場合、スタートビッ
トの前半にドロップアウトのようなある程度幅の大きい
雑音が発生すると、多数決判定によってスタートビット
でないと判定されてしまう。すなわち、このような場合
にはスタートビットを検出することができず、送信され
てきたデータの読み出しができない問題があった。 【0005】また、スタートビットの検出条件をより多
く用いることによって、検出能力を高くする事は十分考
えられるが、反面、受信装置の回路規模が大きくなる問
題がある。 【0006】この発明の目的は、簡単な回路構成でスタ
ートビットの前半にドロップアウトのようなある程度幅
の大きい雑音が発生しても、正確にスタートビットを検
出し入力されたシリアルデータを抽出するクロックを補
正することができる非同期シリアルデータ受信装置を提
供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】この発明は、複数のビッ
トからなる1ワード分の主データの先頭および最後尾に
各々スタートビットおよびストップビットが付加された
シリアルデータを非同期で受信する非同期シリアルデー
タ受信装置において、前記シリアルデータを入力する第
1のシフトレジスタ回路と、前記シリアルデータの各ビ
ットの伝送レートに比べて高速のクロックを出力するク
ロック回路と、前記第1のシフトレジスタ回路に入力し
たシリアルデータの立ち下がりまたは立ち上がりのエッ
ジを検出するエッジ検出回路と、前記エッジが検出され
た時に窓信号を出力する窓信号回路と、前記窓信号によ
って所定値がセットされ前記クロック回路が出力する高
速クロックをカウントするカウンタ回路と、前記窓信号
が出力されている状態のときに前記シリアルデータが変
化するか否かを監視し、前記カウンタ回路の計数値が所
定の値になるまでの間に前記シリアルデータが変化した
場合はスタートビットと判定せずに前記窓信号をリセッ
トし、また前記シリアルデータが変化しない場合はスタ
ートビットと判定し前記窓信号をリセットするスタート
ビット判定手段と、前記カウンタ回路の計数値に応じて
ビット抽出用のクロックを出力し、かつ前記窓信号回路
にリセット信号を出力するデコード回路と、前記第1の
シフトレジスタ回路からの出力信号を入力し、かつ前記
窓信号によりリセットされるとともにスタートビットを
格納し、前記スタートビットを判定したときから、その
スタートビットとその後に続く1ワード分の入力信号が
シフト入力される第2のシフトレジスタ回路と、前記第
2のシフトレジスタ回路の1ワード+1ビット目に前記
スタートビットを検出したときに、前記1ワード分のデ
ータをラッチするラッチ回路と、を備えたことを特徴と
する。 【0008】 【作用】この発明の非同期シリアルデータ受信装置にお
いては、エッジ検出回路がシフトレジスタ回路に入力し
たシリアルデータの立ち下がりまたは立ち上がりのエッ
ジを検出する。回線の信号レベルが無通信状態で“1”
の通信方式では立ち下がりエッジを検出し、その反対の
通信方式では立ち上がりエッジを検出する。エッジが検
出されると窓信号回路が窓信号を出力し、この窓信号に
よって高速クロックの計数をカウンタ回路で開始する。
そして、窓信号が出力されている状態の時にシリアルデ
ータが変化するか否かを監視し、カウンタ回路の計数値
が所定の値になるまで前記シリアルデータが変化しない
場合にのみこれをスタートビットとして判定し窓信号を
リセットする。そして、カウンタ回路の計数値に応じて
ビット抽出用のクロックを出力する。もし、窓信号が出
力されている状態でシリアルデータが変化すると、その
後立ち下がりまたは立ち上がりのエッジを再び検出する
と再び窓信号をその時点から形成して、上記の動作を繰
り返す。 【0009】したがって、スタートビットにドロップア
ウトのようなある程度幅の大きい雑音が発生した場合で
あっても、スタートビット内に窓信号を出力した後、カ
ウンタ回路の計数値が所定の値になるまでの時間だけ雑
音が発生していない部分があれば、スタートビットを検
出し、ビット抽出用のクロックを補正して出力すること
ができる。また、スタートビットが第2のシフトレジス
タ内の1ワード+1ビット目にくると、この第2のシフ
トレジスタ内に1ワード分の主データが揃ったことにな
るから、この1ワード+1ビット目にスタートビットを
検出したときに1ワード分のデータをラッチすることに
より、簡単な回路構成で1ワード分のデータを抽出する
ことが出来る。 【0010】 【実施例】図1は、この発明の実施例である非同期シリ
アルデータ受信装置の構成を示す図である。非同期シリ
アルデータ受信装置1は、送信されてきたシリアルデー
タを入力する第1のシフトレジスタ回路2(この発明の
シフトレジスタ回路である。)と、受信するシリアルデ
ータのビットレートに比べて高速(ここでは16倍)の
クロックをシステムクロックとして出力するクロック回
路3と、前記クロック回路3が出力したシステムクロッ
クを計数するカウンタ回路4と、前記カウンタ回路4の
計数値に応じて後述する信号を出力するデコーダ回路5
と、前記第1のシフトレジスタ回路2からnクロック遅
延した前記シリアルデータを入力する第2のシフトレジ
スタ回路6と、前記第2のシフトレジスタ回路6からパ
ラレルデータを抽出してラッチするラッチ回路7と、前
記シリアルデータの立ち下がりエッジを検出するエッジ
検出回路8と、後述する窓信号を出力する窓信号回路9
と、後述するフラグ信号を出力するフラグ回路10と、
前記窓信号及び前記フラグ信号をリセットする信号を出
力する論理ゲート11とを備えている。 【0011】図2は、受信するシリアルデータの構成を
示す図である。1ワードは、b1〜b8の主データ8ビ
ットと、先頭にレベル“0”のスタートビットSと、最
後にレベル“1”のストップビットEの10ビットで構
成されている。調歩同期式の伝送システムでは、受信側
で伝送されてくるシリアルデータのクロックを得ること
はできない。各ビットの伝送レートは、例えばMIDI
の規格に従えば31.25kHz±1%である。また、
各ワード間隔の受信インターバル時間は任意であって決
められていない。また、無通信状態では回線が“1”の
状態に保たれている。 【0012】以上の構成で、この発明の実施例である非
同期シリアルデータ受信装置1は、第1のシフトレジス
タ回路2で回線から送信されてきた入力シリアルデータ
を取り込む。第1のシフトレジスタ回路2およびカウン
タ回路4は、クロック回路3が出力するシステムクロッ
クで動作する。エッジ検出回路8には、第1のシフトレ
ジスタ回路2から1クロック遅延した入力シリアルデー
タが入力される。エッジ検出回路8はこの入力から立ち
下がりエッジ(“1”→“0”の変化)を検出する。エ
ッジ検出回路8は立ち下がりエッジを検出すると、窓信
号回路9およびフラグ回路10にセット信号を入力す
る。窓信号回路9は、セット信号が入力されると窓信号
を出力する。この窓信号は論理ゲート11に入力される
とともにカウンタ回路4のセット端子に入力される。 【0013】カウンタ回路4は、セット端子に入力され
た窓信号の立ち上がりによってカウント値を01(He
x)にセットする。また、カウンタ回路4では、クロッ
ク回路3が出力するシステムクロックを計数する。この
実施例におけるカウンタ回路4は、8ビットで構成され
ている。 【0014】また、フラグ信号回路10は、エッジ検出
回路8からセット信号が入力されると、フラグ信号を出
力する。このフラグ信号は、窓信号回路9に入力され
る。窓信号回路9は、フラグ信号が入力されているとき
にはセット信号が入力されても窓信号を出力しない。た
だし、窓信号回路9は、フラグ信号が入力されていない
時にエッジ検出回路8からセット信号が入力されると、
上記したようにこの信号によって窓信号を出力し、この
後にフラグ回路10からフラグ信号が入力される。この
とき、出力されている窓信号はリセットされない。 【0015】論理ゲート11には、窓信号と第1のシフ
トレジスタ回路2が1クロック遅延させて出力した入力
シリアルデータが入力され、これらの信号の論理積を出
力している。この出力は、窓信号回路9および第1のフ
ラグ回路10のリセット端子に入力される。すなわち、
窓信号が出力されている時に第1のシフトレジスタ回路
2からの入力が“1”になると窓信号回路9および第1
のフラグ回路10にリセット信号が入力されることにな
る。 【0016】また、窓信号回路9のリセット端子にはデ
コーダ回路5からリセット信号が入力されるように接続
されている。ここで、デコーダ回路5は、カウンタ回路
4の計数値が所定の値になった時に窓信号回路9にリセ
ット信号を入力する。なお、窓信号が出力されてからデ
コーダ回路5によって窓信号がリセットされるまでの時
間を窓信号幅と言う。すなわち、窓信号回路9は、エッ
ジ検出回路8からセット信号が入力されると窓信号を出
力し、第1のシフトレジスタ回路2が1クロック遅延さ
せて出力した入力シリアルデータに“1”が発生した時
やカウンタ回路4の計数値が所定の値になると窓信号を
リセットする。 【0017】また、第2のシフトレジスタ回路6には、
第1のシフトレジスタ回路2がnクロック遅延させた入
力シリアルデータが入力される。また、第2のシフトレ
ジスタ回路6には、デコーダ回路5からシフトクロック
としてカウンタ回路4の下位から4ビット目の出力を半
ビット遅延させた信号が入力される。第2のシフトレジ
スタ回路6は、シフトクロックが入力されると、nクロ
ック遅延された入力シリアルデータの読出を実行し、こ
の読み出したデータを順次シフトしながら格納する。 【0018】ラッチ回路7には、カウンタ回路4の計数
値が所定の値になった時にデコーダ回路5からパラレル
抽出信号が入力される。このパラレル抽出信号は、1ワ
ード分の入力シリアルデータが全て第2のシフトレジス
タ回路6に格納されたタイミングで出力される。このタ
イミングについては後述する。ラッチ回路7は、デコー
ダ回路5からパラレル抽出信号が入力されると、シフト
クロックに基づいて第2のシフトレジスタ回路6が格納
しているシリアルデータをパラレルデータとして読み出
し、これをラッチする。 【0019】さらに、デコーダ回路5は、パラレル抽出
信号を出力した後にフラグ回路10にリセット信号を入
力する。この信号が入力されると、フラグ回路10はフ
ラグ信号をリセットする。したがって、この後に新たな
入力シリアルデータが送信されてくると、エッジ検出回
路8がスタートビットSによる立ち下がりエッジを検出
し上記した動作を繰り返す。 【0020】以下、この実施例における非同期シリアル
データ受信装置の動作を詳細に説明する。図3は、スタ
ートビットSを検出して、伝送データを抽出する処理の
タイムチャートである。この説明では、スタートビット
S内でノイズが発生しなかった場合を示す。スタートビ
ットS内でノイズが発生した場合については後述する。
(1)はクロック回路3が出力するシステムクロックで
ある。この実施例では、各ビットの伝送レートの16倍
の高速クロックをシステムクロックとして用いている。
(2)は伝送されてくる入力シリアルデータである。
(3)は、第1のシフトレジスタ回路2が出力する入力
シリアルデータを1クロック遅延させた信号である。
(4)は、エッジ検出回路8が出力するエッジ検出信号
である。(5)は窓信号回路9が出力する窓信号であ
る。(6)は、カウンタ回路4で計数されたシステムク
ロックの計数値を示す。(7)は第2のシフトレジスタ
回路6が入力シリアルデータを読み出すタイミングとな
るシフトクロックである。(8)は、第1のシフトレジ
スタ回路2が出力する入力シリアルデータを7.5クロ
ック(窓信号幅)遅延させた信号である。(9)は、フ
ラグ回路10が出力するフラグ信号である。なお、前述
のようにカウンタ回路4は、8ビットで構成されてい
る。 【0021】第1のシフトレジスタ回路2は、常に回線
の状態(“1”または“0”)を1クロック遅延させて
エッジ検出回路8に入力している。ここで、入力シリア
ルデータが送信されてくると、先頭のスタートビットS
によって回線の状態が“1”から“0”に変化する(t
1)。エッジ検出回路8では、1クロック遅延された入
力シリアルデータが入力されているため、1クロック遅
れたt2で回線が“1”→“0”の変化したことを検出
する(立ち下がりエッジを検出する)。エッジ検出回路
8は、窓信号回路9および第1のフラグ回路10にセッ
ト信号を入力する。窓信号回路9は窓信号を出力し、第
1のフラグ回路10はフラグ信号を出力する。また、カ
ウンタ回路4には窓信号が入力され、システムクロック
の計数値が01にセットされる。 【0022】論理ゲート11は、窓信号と第1のシフト
レジスタ回路2から1クロック遅延された入力シリアル
データが入力され、この論理和を窓信号回路9および第
1のフラグ回路10のリセット端子に入力している。す
なわち、論理ゲート11は第1のシフトレジスタ回路2
から“1”の信号が入力されると窓信号回路9および第
1のフラグ回路10にリセット信号を入力することにな
る。ここで論理ゲート11からリセット信号が出力され
るのは、スタートビットSにノイズ等が発生し回線の状
態が“1”に変化した時である。このようなノイズが発
生した場合については後述する。 【0023】デコーダ回路5はカウンタ回路4の計数値
が08になると窓信号回路9にリセット信号を出力する
(t3)。窓信号回路9はデコーダ回路5からリセット
信号が入力されると、窓信号をリセットする。ここで、
窓信号が発生してからこの窓信号がデコーダ回路5が出
力したリセット信号でリセットされるまでの時間が窓信
号幅である。すなわちこの実施例では窓信号幅は略7.
5クロックであり、スタートビットSの伝送レートであ
る16クロックの1/2未満とした。また、窓信号がデ
コーダ回路5によってリセットされた時にスタートビッ
トSが検出されたことになる。 【0024】デコーダ回路5は、カウンタ回路4の下位
から4ビット目の出力を0.5クロック遅延させた信号
をシフトクロックとして第2のシフトレジスタ回路6に
入力する。また、第2のシフトレジスタ回路6には、第
1のシフトレジスタ回路2から窓信号幅である7.5ク
ロック遅延した入力シリアルデータが入力されている。
第2のシフトレジスタ回路6は、入力されたシフトクロ
ックの立ち上がりのタイミングでこの7.5クロック遅
延させられた入力シリアルデータを読み出し、シフトし
て格納する。これによって、第2のシフトレジスタ回路
6の1ビット目に、スタートビットSが格納される。こ
ののち、第2のシフトレジスタ回路6は、シフトクロッ
クが入力される毎に7.5クロック遅延させられた入力
シリアルデータを読み出し、シフトして格納する。 【0025】ところで、上記したように、第2のシフト
レジスタ回路6にカウンタ回路4の下位から4ビット目
を半ビット遅延させた信号をシフトクロックとして入力
している。このため、第2のシフトレジスタ回路6が
7.5クロック遅延させられた入力シリアルデータを読
み出し、シフトして格納するタイミング(シフトクロッ
クの立ち上がり)はカウンタ回路4が16クロック計数
する毎に現れる。また、上記したように入力シリアルデ
ータの1ビットの伝送レートは16クロックである。し
たがって、第2のシフトレジスタ回路6には、入力シリ
アルデータの伝送レート毎にシフトクロックが入力され
ることになる。すなわち、7.5クロック遅延させられ
た入力シリアルデータを各ビットの変化点からMだけ遅
れたタイミングa0で読み出し、シフトして格納する。 【0026】なお、窓信号回路9は主データのビットが
“1”、“0”に並んでいて、エッジ検出回路8がこれ
らのビットの変化点でエッジを検出しセット信号を入力
しても、この時には上記したようにフラグ信号が入力さ
れているため窓信号の出力を行わない。このため、主デ
ータの中でビットが“1”、“0”に並んでいても、カ
ウンタ回路4の計数値が01にセットされることはな
い。 【0027】図4は、第2のシフトレジスタ回路6が入
力シリアルデータのb8を読み出し、格納する前後のタ
イムチャートである。第2のシフトレジスタ回路6はシ
フトクロック7に基づいてb8を読み出し(t5)、シ
フトして格納した後に、デコーダ回路5からパラレル抽
出信号が出力される(t6)。ラッチ回路7は、このパ
ラレル抽出信号が入力されると第2のシフトレジスタ回
路6の1ビット目〜8ビット目に格納されているb1〜
b8までのシリアルデータをパラレルデータとして読み
出し、ラッチする。この実施例では、パラレル抽出信号
を出力するタイミングをカウンタ回路の計数値が89に
なった時とした。なお、このタイミングは第2のシフト
レジスタ回路6がシフトクロック7に基づいてb8を読
み出し、シフトして格納した後のタイミングであればい
つでもよく、カウンタ回路4の計数値が8Aや8Bのタ
イミングでもよい。 【0028】さらに、デコーダ回路5は、このパラレル
抽出信号を出力した以降のタイミングでフラグリセット
信号を出力する(t7)。この実施例では、フラグリセ
ット信号を出力するタイミングをカウンタ回路の計数値
が90になった時とした。なお、このタイミングはパラ
レル抽出信号を出力した後のタイミングであればいつで
もよく、カウンタ回路4の計数値が8A、8B、91、
92等のタイミングにしてもよい。フラグ回路10は、
フラグリセット信号を受信するとフラグ信号をリセット
する。したがって、この後に新たな入力シリアルデータ
を受信して、エッジ検出回路8が立ち下がりエッジを検
出すると、上記した処理が行われる。 【0029】つぎに、スタートビットS内にノイズ等が
混入した場合について図5および図6を参照しながら説
明する。最初に、スタートビットSに図5に示すような
信号レベルがドロップアウトするノイズAが混入した場
合について説明する。エッジ検出回路8はノイズAによ
ってt11でスタートビットSの立ち下がりエッジを検
出できない。このため、エッジ検出回路8はノイズAが
なくなるt12で立ち下がりエッジを検出する。そし
て、上記したように、この立ち下がりエッジを検出した
ことにより、窓信号回路9およびフラグ回路10にセッ
ト信号が入力される。そして、非同期シリアルデータ受
信装置1は上記した動作を行い、デコーダ回路5がシフ
トクロックを出力する。ここで、ノイズAによってシフ
トクロックの立ち上がりのタイミングは、7.5クロッ
ク遅延させられた入力シリアルデータを各ビットの変化
点からノイズが発生していない場合に比べて遅れたタイ
ミングa1となるが、このタイミングであっても第2の
シフトレジスタ回路6で主データであるb1〜b8を順
次読み出し、シフトしながら格納することができる。 【0030】すなわち、図5に示すパターンのノイズA
がスタートビットSの先頭に発生してもスタートビット
Sを検出し、入力シリアルデータから主データb1〜b
8を抽出することができる。 【0031】また、スタートビットSに図6に示すノイ
ズBが混入した場合には、エッジ検出回路8がt21で
スタートビットSの立ち下がりエッジを検出し、窓信号
およびフラグ信号がセットされる。また、窓信号によっ
てカウンタ回路4の計数値も01にセットされる。しか
しながら、ノイズBの発生によってt22でゲート回路
11に第1のシフトレジスタ回路2から“1”が入力さ
れる。このため、ゲート回路11の出力が“1”とな
り、窓信号回路9およびフラグ回路10にリセット信号
が入力される。これによって、窓信号およびフラグ信号
がリセットされる。 【0032】その後、ノイズBがなくなったt23で再
びエッジ検出回路8が立ち下がりエッジを検出し、窓信
号回路9およびフラグ回路10にセット信号を入力す
る。これによって、再び窓信号およびフラグ信号が出力
される。また、窓信号によって再びカウンタ回路4の計
数値も01にセットしなおされる。そして、非同期シリ
アルデータ受信装置1は上記した動作を行い、デコーダ
回路5がシフトクロックを出力する。ここで、ノイズA
によってシフトクロックの立ち上がりのタイミングは、
7.5クロック遅延させられた入力シリアルデータを各
ビットの変化点からノイズが発生していない場合に比べ
て遅れたタイミングa2となるが、このタイミングであ
っても第2のシフトレジスタ回路6で主データであるb
1〜b8を順次読み出し、シフトしながら格納すること
ができる。すなわち、図6に示すパターンのノイズBが
スタートビットS内に発生してもスタートビットSを検
出し、入力シリアルデータから主データb1〜b8を抽
出することができる。 【0033】また、スタートビットSに図6に示すノイ
ズCが混入した場合には、ノイズCが発生する前にスタ
ートビットSを検出することができる。すなわち、上記
したスタートビットSにノイズが混入しなかったときと
同じタイミングで、シフトクロックが出力されることに
なり、入力シリアルデータから主データb1〜b8を抽
出することができる。 【0034】以上のように、窓信号がセットされてから
デコーダ回路5によって窓信号がリセットされるまでの
幅(窓信号幅)だけ、スタートビットS内にノイズが混
入していない部分があればスタートビットSを検出し、
入力シリアルデータから主データb1〜b8を抽出する
ことができる。 【0035】図7、図8、図9は、検出窓幅を5.5ク
ロックにした時のタイムチャートである。この場合に
は、デコーダ回路5がカウンタ値が06の時に窓信号回
路9にリセットを入力する点と、第1のシフトレジスタ
回路2が5.5クロック遅延させた入力シリアルデータ
を第2のシフトレジスタ回路6に入力する点とが異なる
だけで、その他のついては上記した検出窓幅が7.5ク
ロックの場合と同じ動作を行う。スタートビットSにノ
イズが混入していない場合には(図7参照)、エッジ検
出回路8はt31で立ち下がりエッジを検出する。そし
て、上記したように、この立ち下がりエッジを検出する
と、窓信号回路9およびフラグ回路10にセット信号を
入力する。そして、デコーダ回路5は、カウンタ回路4
の計数値が06になると(t32)、窓信号回路9にリ
セット信号を入力する。以降、非同期シリアルデータ受
信装置1は上述した動作を行い、デコーダ回路5がシフ
トクロックを出力する。ここで、シフトクロックの立ち
上がりのタイミングは、主データb1〜b8の変化点か
ら3.5クロック遅れた位置a3になる。すなわち、主
データb1〜b8の変化点から読み出し位置までに3.
5クロックのマージンがある。このマージンは、入力シ
リアルデータの周波数偏差を吸収することができる。す
なわち、スタートビットの立ち下がりエッジを基準にす
ると主データの最後のビットb8を抽出するまでの間に
は、9ビット×16クロック=144クロックである。
すなわち、周波数偏差が1%の場合には、1.44クロ
ック主データb1〜b8の変化点が移動する。ところ
で、この実施例では3.5クロックのマージンがあるの
で2.4%の周波数偏差を吸収することができる。ただ
し、第1のシフトレジスタ回路2が入力シリアルデータ
と非同期のシステムクロックで抽出するために最大1ク
ロック分の非同期誤差が生じるが、これを差し引いても
2.5クロックのマージンがあり、1.7%の周波数偏
差を吸収することができる。 【0036】スタートビットSにノイズDが混入した場
合には(図8参照)、エッジ検出回路8はノイズDによ
ってt41でスタートビットSの立ち下がりエッジを検
出できない。このため、エッジ検出回路8はノイズDが
なくなるt42で立ち下がりエッジを検出する。そし
て、上記したように、この立ち下がりエッジを検出した
ことにより、窓信号回路9およびフラグ回路10にセッ
ト信号が入力される。そして、非同期シリアルデータ受
信装置1は上記した動作を行い、デコーダ回路5がシフ
トクロックを出力する。ここで、ノイズDによってシフ
トクロックの立ち上がりのタイミングは、5.5クロッ
ク遅延させられた入力シリアルデータの各ビットの変化
点からノイズが発生していない場合に比べて遅れたタイ
ミングa4となるが、このタイミングであっても第2の
シフトレジスタ回路6で主データであるb1〜b8を順
次読み出し、シフトしながら格納することができる。 【0037】また、スタートビットSに図9に示すノイ
ズEが混入した場合には、エッジ検出回路8がt51で
スタートビットSの立ち下がりエッジを検出し、窓信号
回路9およびフラグ回路10にセット信号が入力され
る。これにより窓信号およびフラグ信号が出力され、カ
ウンタ回路4の計数値も01にセットされる。しかしな
がら、ノイズEの発生によってt52でゲート回路11
に第1のシフトレジスタ回路2から“1”が入力され
る。このため、ゲート回路11の出力が“1”となり、
窓信号回路9およびフラグ回路10にリセット信号が入
力される。これによって、窓信号およびフラグ信号がリ
セットされる。 【0038】その後、ノイズEがなくなったt53で再
びエッジ検出回路8が立ち下がりエッジを検出し、窓信
号回路9およびフラグ回路10にセット信号を入力す
る。これによって、再び窓信号およびフラグ信号が出力
される。また、窓信号によって再びカウンタ回路4の計
数値も01にセットしなおされる。そして、非同期シリ
アルデータ受信装置1は上記した動作を行い、デコーダ
回路5がシフトクロックを出力する。ここで、ノイズE
によってシフトクロックの立ち上がりのタイミングは、
5.5クロック遅延させられた入力シリアルデータを各
ビットの変化点からノイズが発生していない場合に比べ
て遅れたタイミングa5となるが、このタイミングであ
っても第2のシフトレジスタ回路6で主データであるb
1〜b8を順次読み出し、シフトしながら格納すること
ができる。 【0039】以上のように、簡単な回路構成でスタート
ビットS内にドロップアウトのようなある程度幅の有る
ノイズが発生しても、ノイズの発生していない部分が連
続して窓信号幅以上あれば、正確にスタートビットSを
検出して、入力シリアルデータを読み出すことができ
る。 【0040】図10は、この発明の他の実施例である非
同期シリアルデータ受信装置の構成を示す図である。こ
の実施例の構成において、上記した実施例と異なる点は
さらにゲート回路12と、論理ゲート13とを備えた点
である。また、同一の動作を行う回路については、前記
した実施例と同一符号を付した。ゲート回路12は、エ
ッジ検出回路8が立ち下がりエッジを検出したときにセ
ット信号が入力され、この時にゲート信号を出力する。
また、論理ゲート13は、第1のシフトレジスタ回路2
の出力とゲート信号を入力とし、これらの信号の論理和
を第2のシフトレジスタ回路6に入力する。また、第2
のシフトレジスタ回路6には、窓信号がリセット信号と
して入力される。さらに、この実施例では、ラッチ回路
7に入力されるパラレル抽出信号はデコーダ回路5から
入力されるのではなく、第2のシフトレジスタ回路6か
ら入力される。なお、上記した実施例では8ビットで構
成されたカウンタ回路4を用いたが、この実施例のカウ
ンタ回路4は4ビットで構成されている。 【0041】この実施例の非同期シリアルデータ受信装
置の動作を図11および図12を参照しながら説明す
る。図11は、スタートビットSを検出するタイムチャ
ートであり、図12は、1ワードを受信するタイムチャ
ートである。この実施例の非同期シリアルデータ受信装
置も上記した実施例と同様に入力シリアルデータの伝送
レートよりも16倍のシステムクロックで動作する。ま
た、窓信号幅も同様に7.5クロックとした。エッジ検
出回路8は、第1のシフトレジスタ回路2の出力である
1クロック遅延データから立ち下がりエッジを検出する
と(t61)、窓信号回路9、フラグ回路10およびゲ
ート回路12にセット信号を入力する。窓信号回路9
は、セット信号が入力されると窓信号を出力する。この
窓信号によって、カウンタ回路4のカウント値を1にセ
ットするとともに、第2のシフトレジスタ回路6をリセ
ットする。フラグ回路10はフラグ信号を窓信号回路1
0に入力する。ゲート回路12は、ゲート信号を出力
し、このゲート信号を論理ゲート13に入力する。また
論理ゲート13には、第1のシフトレジスタ回路2から
7.5クロック遅延された入力シリアルデータが入力さ
れている。論理ゲート13の出力が第2のシフトレジス
タ回路6に入力される。これにより、ゲート回路12が
ゲート信号を出力している時には、第2のシフトレジス
ト回路6の入力は“1”となる。 【0042】ここで、ノイズFが発生した場合には(t
62)、論理ゲート11の出力が“0”から“1”に変
化し、窓信号回路9、フラグ回路10およびフラグ回路
12にリセット信号が入力される。これによって、窓信
号、フラグ信号およびゲート信号がリセットされる。そ
して、ノイズFがなくなると(t63)、エッジ検出回
路8が再び入力シリアルデータの立ち下がりエッジを検
出し、再び窓信号回路9、フラグ回路10およびゲート
回路12にセット信号を入力する。 【0043】そして、カウンタ回路4のカウント値が8
になると、デコーダ回路5から窓信号回路9にリセット
信号が入力される。この信号によって、窓信号がリセッ
トされる。また、デコーダ回路5はシフトクロックを上
記した実施例と同様に最上位ビット(下位から4ビット
目)の出力を半ビット遅延したタイミングで出力する
(t64)。また、ゲート回路12には、デコーダ回路
5からシフトクロックの立ち上がりが発生した以降のタ
イミングでリセット信号が入力される(t65)。この
タイミングは、例えばカウンタ回路4の計数値がA、
B、0の時にすればよい。ゲート回路12は、リセット
信号が入力されたことにより、ゲート信号をリセットす
る。 【0044】以上のように動作させることにより、第2
のシフトレジスタ回路6はスタートビットSを“1”と
して読み出し、格納することになる。そして、ゲート回
路12にはリセット信号が入力され、ゲート信号がリセ
ットされる。ゲート信号がリセットされると、第2のシ
フトレジスタ回路6には第1のシフトレジスタ回路2か
ら出力された7.5クロック遅延された入力シリアルデ
ータが入力されることになる。すなわち、この実施例の
非同期シリアルデータ受信装置1は、スタートビットS
を“1”として格納し、その後に主データであるb1〜
b8をシフトクロックに基づいて順次シフトしながら格
納していく。 【0045】図12に示すように、第2のシフトレジス
タ回路6が主データであるb8を読み出しシフトして格
納すると(1ビット目にb8が格納されると)、9ビッ
ト目のデータが初めて“1”となる。これは、窓信号に
よって第2のシフトレジスタ回路6をリセットし、スタ
ートビットSを“1”として格納しているからである。
すなわち、9ビット目のデータが初めて“1”となった
ときには、第2のシフトレジスタ回路6の1〜8ビット
目に主データb1〜b8が格納されたことになる。ここ
で、この9ビット目の信号をパラレル抽出信号としてラ
ッチ回路7に入力することにより、ラッチ回路7で第2
のシフトレジスタ回路6に主データb1〜b8が格納さ
れたときに入力シリアルデータをパラレルデータとして
読み出し、これをラッチすることができる。また、第2
のシフトレジスタ回路6の9ビット目の信号をフラグ回
路10のリセット信号として入力し、フラグ信号をリセ
ットする。 【0046】以上のように構成すれば、カウンタ回路4
では入力シリアルデータ1ビット分のシステムクロック
数を計数できればよい。したがって、カウンタ回路4や
デコーダ回路5の回路規模を低減することができる。 【0047】なお、上記実施例では伝送レートの16倍
のシステムクロックを用いて読み取る実施例で説明を行
ったが、この倍率に限定されるものではなく、倍率を変
化させた場合には、シフトクロック等を発生させるタイ
ミングがこの倍率に応じて設定されるだけである。ま
た、無通信状態が“1”でスタートビットSが“0”で
あるとして説明を行ったが、無通信状態が“0”でスタ
ートビットSが“1”である通信方式の場合には立ち上
がりエッジを検出させればよい。 【0048】 【発明の効果】以上のように、この発明によれば、簡単
な回路構成でスタートビット内にドロップアウトのよう
なある程度の幅がある大きな雑音が発生しても、スター
トビットを検出し、データ抽出用のクロックを補正する
ことができる。また、スタートビットが第2のシフトレ
ジスタ内の1ワード+1ビット目にくると、この第2の
シフトレジスタ内に1ワード分の主データが揃ったこと
になるから、この1ワード+1ビット目にスタートビッ
トを検出したときに1ワード分のデータをラッチするこ
とにより、簡単な回路構成で1ワード分のデータを抽出
することが出来る。
受信装置の構成を示す図である。 【図2】入力されるシリアルデータの構成を示す図であ
る。 【図3】スタートビット検出時のタイムチャートであ
る。 【図4】受信完了時のタイムチャートである。 【図5】スタートビットに雑音が発生した場合のスター
トビット検出時のタイムチャートである。 【図6】スタートビットに雑音が発生した場合のスター
トビット検出時のタイムチャートである。 【図7】窓信号幅を5.5クロックにした場合のスター
トビット検出時のタイムチャートである。 【図8】窓信号幅を5.5クロックにした場合のスター
トビット検出時のタイムチャートである。 【図9】窓信号幅を5.5クロックにした場合のスター
トビット検出時のタイムチャートである。 【図10】この発明の他の実施例である非同期シリアル
データ受信装置の構成を示す図である。 【図11】スタートビット検出時のタイムチャートであ
る。 【図12】入力シリアルデータの受信処理のタイムチャ
ートである。 【符号の説明】 1−非同期シリアルデータ受信装置 2−第1のシフトレジスタ回路 3−クロック回路 4−カウンタ回路 5−デコーダ回路 6−第2のシフトレジスタ回路 8−エッジ検出回路 9−窓信号回路 10−フラグ回路 12−ゲート回路
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数のビットからなる1ワード分の主デ
ータの先頭および最後尾に各々スタートビットおよびス
トップビットが付加されたシリアルデータを非同期で受
信する非同期シリアルデータ受信装置において、 前記シリアルデータを入力する第1のシフトレジスタ回
路と、 前記シリアルデータの各ビットの伝送レートに比べて高
速のクロックを出力するクロック回路と、 前記第1のシフトレジスタ回路に入力したシリアルデー
タの立ち下がりまたは立ち上がりのエッジを検出するエ
ッジ検出回路と、 前記エッジが検出された時に窓信号を出力する窓信号回
路と、 前記窓信号によって所定値がセットされ前記クロック回
路が出力する高速クロックをカウントするカウンタ回路
と、 前記窓信号が出力されている状態のときに前記シリアル
データが変化するか否かを監視し、前記カウンタ回路の
計数値が所定の値になるまでの間に前記シリアルデータ
が変化した場合はスタートビットと判定せずに前記窓信
号をリセットし、また前記シリアルデータが変化しない
場合はスタートビットと判定し前記窓信号をリセットす
るスタートビット判定手段と、 前記カウンタ回路の計数値に応じてビット抽出用のクロ
ックを出力し、かつ前記窓信号回路にリセット信号を出
力するデコード回路と、前記第1のシフトレジスタ回路からの出力信号を入力
し、かつ前記窓信号によりリセットされるとともにスタ
ートビットを格納し、前記スタートビットを判定したと
きから、そのスタートビットとその後に続く1ワード分
の入力信号がシフト入力される第2のシフトレジスタ回
路と、 前記第2のシフトレジスタ回路の1ワード+1ビット目
に前記スタートビットを検出したときに、前記1ワード
分のデータをラッチするラッチ回路と、 を備えたことを特徴とする非同期シリアルデータ受信装
置。
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