JPH07212413A - 非同期データの受信回路 - Google Patents

非同期データの受信回路

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JPH07212413A
JPH07212413A JP6001020A JP102094A JPH07212413A JP H07212413 A JPH07212413 A JP H07212413A JP 6001020 A JP6001020 A JP 6001020A JP 102094 A JP102094 A JP 102094A JP H07212413 A JPH07212413 A JP H07212413A
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Masaru Mori
勝 森
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ノイズ等により受信データにビット誤りが発
生した場合でも、スタートビットと、データビットの誤
りの無い検出を可能とする。 【構成】 受信データからスタートビットの立下がりエ
ッジを検出するエッジを検出回路1 と、検出信号により
伝送データの1ビット分の時間幅のパルスを生成するワ
ンショットパルス生成回路2 と、その1ビット分のパル
スをイネーブル信号として,受信データのn倍の速度の
各クロックにより取り込むシフトレジスタ3 と、出力デ
ータを,通信速度のクロックでラッチするラッチ回路4
と、ラッチデータをアドレス値とするメモリ回路5とを
具え、メモリ回路が、アドレス値に対応したデータを出
力する事により、n倍速度の各クロックによりn回サン
プリングされたデータに応じてスタート、データビット
の判定を行った判定値Doを、ビット単位で出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非同期データ通信の受信
回路に関する。非同期データ通信では、図13のデータフ
ォーマット例に示す如く、直列伝送データの先頭ビット
を示すスタートビット,中央部の複数ビットのデー
タビット,最後尾を示すストップビットから成るフレ
ームの1個又は複数個のフレームを、送信側から送信し
て、受信側で受信する。この際、受信側としては、ノイ
ズ等により受信データにビット誤りが発生した場合で
も、前記スタートビットの確実な検出と、データビ
ットの誤りの無い検出とが要求される。
【0002】
【従来の技術】データ通信には、前述のスタートビット
により各データ間の同期はとるが各ビット間の同期情報
は送らない非同期式と、同時に送られるクロックにより
各ビット間の同期を取る同期式とがある。非同期式で
は、データは必ず文字(キャラクタ)単位で送られる。
各文字の前後に同期の為の情報が挿入される。時間的に
文字の前に入るスタートビット,その後に入るストップ
ビットである。スタートビットは、其の1ビットの期間
が"0" であり,ストップビットと其れ以降のデータを伝
送しないアイドル状態は、"1" であるので、"1" から
"0"への変化があり,此の変化が同期のための情報とな
る。この同期情報は、文字の開始を示す。非同期式は、
そのスタートビットで各文字の同期をとるので,キャラ
クタ同期とも呼ばれ、送信側から特別にビット同期の情
報のクロックは送らない。受信側は受信したデータから
各ビットの区切りを自分で見付ける。直列伝送では伝送
速度が一定なので、受信側は、受信したスタートビット
によりキャラクタの開始を識別したら、其の後は自分で
時間を計ってデータビットの区切りを判定する。受信側
のビットクロック作成回路は、図14に示す如く、一般に
伝送データの速度の16倍の速度の16倍クロックによ
り、受信データをシフトレジスタに取り込む為のビッ
トクロックを作成する。即ち、受信データから、先
ず、状態"1" から状態"0" へのスタートビットを検出
し、其れにより、カウンタをリセットする。そしてカ
ウンタの16クロックの半分8クロックを計数する毎の出
力Q4を、ビットクロックとして使用し、シフトレジス
タに受信データを取り込む。図13のデータフォーマッ
トの最後尾のストップビットは、其の1ビット期間が状
態"1" であるが、積極的な同期の役割は持たない。しか
し、同期を保証する。伝送が続いている間は、ストップ
ビットに続いて直ぐ, 次のキャラクタのスタートビット
が来る。ストップビットにより, 次のキャラクタの同期
情報が保証される。伝送データが途切れた場合は、その
ままアイドル状態"1" となり, 変化は生じない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来技術
では、受信データを、シフトレジスタに、カウンタの16
クロック計数毎に、取り込むようにしているが、この場
合、受信データをシフトレジスタに取り込むのにカウン
タが、16クロックをカウントする間に1回しか取り込ん
でいないので、其の受信データにノイズ等が含まれて誤
りが生じていると、其のストップビット, データビット
が何れか判らないという問題があった。本発明の目的
は、ノイズ等により受信データにビット誤りが発生した
場合でも、スタートビットと中央部のデータビットと
が、確実にそれと判定できる非同期データ通信の受信回
路を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的達成のための本
発明の請求項1の基本構成は、図1の原理図に示す如
く、受信データからスタートビットの立下がりエッジ
("1"→"0")を検出するエッジ検出回路(1) と、其の検出
信号により伝送データ1ビット分の時間幅のパルスを生
成するワンショットパルス生成回路(2) と、其の生成し
た1ビット分のパルスをイネーブル信号として,受信デ
ータの速度のn倍の速度のクロックの各クロックにより
受信データを取り込むシフト動作を行うシフトレジスタ
(3) と、其のシフト出力のデータを,通信速度と同じ速
度のクロックでラッチするラッチ回路(4)と、其のラッ
チされたデータを其のままアドレス値として使用するメ
モリ回路(5) とを具え、該メモリ回路(5) が、ラッチ回
路(4) からのアドレス値に対応したデータDoを出力する
事により、受信データの速度のn倍速度のクロックの各
クロックによりn回サンプリングされたデータに応じて
スタートビット及びデータビットの判定を行った結果の
判定値Doが、ビット単位で出力される様に構成する。ま
た、本発明の請求項2は、前記ビット単位で得られたス
タートビット及びデータビットの判定値Doが、スタート
ビットからデータビットまでの1フレーム単位で、一度
に得られる様にする事を目的としたものであり、上記の
請求項1の構成の後段に、前段のメモリ回路(5)の出力
値Doを受信データの速度の各クロックで取り込み出力す
るラッチ回路の複数n個(61,62─6n)から成るシフトレジ
スタ(6) を具え、該シフトレジスタ(6) の出力として受
信データの1フレーム分の判定結果(Do)を一度に出力す
る様に構成する。また、本発明の請求項3は、前記請求
項1,2では通信速度のn倍速度のクロックによりn回
サンプリングしたデータに応じてスタートビットを判定
するシフトレジスタ(3),ラッチ回路(4),メモリ回路(5)
から成る処理回路が複雑なので通信速度以上のn倍速度
のクロックを使用せずに,通信速度のクロックのみでス
タートビットの判定を行える事を目的としたものであ
り、ワンショットパルス生成回路(2) の出力のデータ1
ビット分のパルスのイネーブル信号の間だけ受信データ
を通過させる窓回路(3) と、其の窓出力の1ビット幅の
受信データをn段に一定時間だけ遅延させて出力する遅
延回路(3) と、該遅延回路(3) のn段出力のデータの"1
/0" を一定時間の間だけ比較し, オール"0" の場合,オ
ール"1" の場合, 其れ以外の場合と区別して判定する判
定回路(4) とを具え、該判定回路(4) のオール"0" の判
定出力をスタートビットの判定値として出力する様に構
成する。しかし、受信データの1ビット幅のスタートビ
ット内にノイズが含まれている場合には,スタートビッ
トを正規のデータビットと誤認識してしまう恐れがある
ので、本発明の請求項4では、先ず受信データに含まれ
るノイズ成分の検出を行い,其のノイズ成分の検出出力
を基にして受信データの判定を行うことを可能とする事
を目的としたものであり、ワンショットパルス生成回路
(2) の出力のデータ1ビット分のパルスのイネーブル信
号の時間だけ、受信データに含まれるノイズ等の立上が
りエッジをクロック入力として計数するカウンタ回路
(3) と、該カウンタ回路(3)の出力のエッジ回数のカウ
ント値A を基にして, 受信データの1ビットがスタート
ビットとして有効か否かを判定する判定回路(4)とを具
える様に構成する。また、本発明の請求項5は、前記受
信データの1ビットがスタートビットとして有効か否か
の判定を、受信データの1ビット幅の間のノイズ等の立
上がりエッジの回数ではなくて,"1"と"0" の各々の占
有時間の総計を計数し其の時間の総計によりスタートビ
ットの判定を行う事を目的としたものであり、ワンショ
ットパルス生成回路(2) の出力の1ビット分の時間幅の
パルスのイネーブル信号の時間内で,通信速度のn倍速
度のクロックの1クロック間だけ受信データを通過させ
る窓回路(3) と、該窓回路(3) の出力をクロック入力と
し、受信データの中の"1" をイネーブル信号として受信
データの状態"1" の時間をカウントするカウンタ回路
(4) と、該カウンタ回路(4) の出力のカウント値A を基
にして受信データの或る1ビットがスタートビットとし
て有効か否かを判定する判定回路(5)を具える様に構成
する。
【0005】
【作用】本発明の請求項1の図1の構成では、エッジ検
出回路(1) が、受信データの中のスタートビットの立下
がりエッジ("1"→"0")を検出すると、其の検出信号を、
ワンショットパルス生成回路(2) へ送出する。ワンショ
ットパルス生成回路(2)は、受信データの1ビット分の
時間幅のパルスを生成し、シフトレジスタ(3) へ其のイ
ネーブル信号として送出する。シフトレジスタ(3) は、
受信データの速度のn倍速度のクロックの各クロックで
入力の受信データを取り込むシフト動作を行う。シフト
レジスタ(3)のシフト出力のデータは、ラッチ回路(4)
にラッチされるが、其のラッチの周期はデータの伝送速
度と同じ速度のクロック周期で行う。ラッチ回路(4) に
ラッチされたデータはそのまま、メモリ回路(5) のアド
レス値として使用され、メモリ回路(5) は、入力のアド
レス値に対応したデータを例えばスタートビットである
か否かの判定値Doとして出力する。此れにより、受信デ
ータの各1ビットの時間を、そのn倍速度のクロックに
てn回サンプリングしてスタートビット及びデータビッ
トの判定を行い、その結果の判定値Doが、データの1ビ
ット毎に出力されることになる。次に請求項2の図2の
構成では、前記請求項1の構成のメモリ回路(5) の後段
に設けた複数n のラッチ回路(61,62─6n) から成るシフ
トレジスタ(6) が、前段のメモリ回路(5)の出力値Do
を、受信データの速度のクロックで1フレーム分のビッ
ト数のn回だけ入力し一括出力する事により、前段のメ
モリ回路(5) にてビット単位で得られたスタートビット
及びデータビットの判定値Doが、スタートビットからデ
ータビットまでの1フレーム単位で、一挙に出力される
ことになる。次の請求項3の図3の構成では、窓回路
(3) が、ワンショットパルス生成回路(2) の出力のデー
タ1ビット分のパルスのイネーブル信号の間だけ受信デ
ータを通過させ、遅延回路(4) が、窓回路(3) の出力の
1ビット幅の受信データを、n段に一定時間だけ遅延さ
せて出力する。そして、判定回路(5) が、遅延回路(4)
のn段出力のデータの"1/0" を一定時間の間について比
較し, オール"0" の場合,オール"1" の場合, 其れ以外
の場合と区別して、そのオール"0" の判定出力をスター
トビットの判定値Doとして出力する。従って、通信速度
以上のn倍速度のクロックを使用せずに,通信速度のク
ロックのみでスタートビットの判定を行うので、スター
トビットの判定の処理回路は簡素化される。次に請求項
4の図4の構成では、カウンタ回路(3) が、ワンショッ
トパルス生成回路(2) の出力のデータ1ビット分のパル
スのイネーブル信号の時間だけ、受信データに含まれる
ノイズ等の立上がりエッジをクロック入力とするカウン
ト動作を行い、判定回路(4) が、カウンタ回路(3) の出
力の立上がりエッジ回数のカウント値A を基にして, 受
信データの各1ビットがスタートビットとして有効か否
かを判定する。従って、受信データの1ビット幅に含ま
れるノイズ成分の検出出力を基にして直ぐに受信データ
の判定を行うことが可能となる。次の請求項5の図5の
構成では、窓回路(3) が、ワンショットパルス生成回路
(2)の出力の1ビット分のパルスのイネーブル信号の時
間内で,通信速度のn倍速度のクロックの1クロック間
だけ受信データを通過させ、カウンタ回路(4) が、該窓
回路(3) の出力をクロック入力とし、受信データの1ビ
ット幅の中の状態"1" の時間のカウント動作を行う。そ
して判定回路(5) が、カウンタ回路(4) の出力のカウン
ト値A を基にして, 受信データの1ビットがスタートビ
ットとして有効か否かを判定する。つまり、スタートビ
ットとして有効か否かの判定を、受信データの1ビット
幅の中のノイズ等の立上がりエッジの回数ではなくて,
状態"1" と"0" の各々の占有時間の総計により行うの
で、立上がりエッジの回数で判定を行う請求項4の構成
では受信データの判定が困難である場合に有効である。
【0006】
【実施例】図6は、図1の本発明の請求項1の実施例の
構成図であり、図1の請求項1のエッジ検出回路(1) と
ワンショットパルス生成回路(2) は、図6のフリップフ
ロップJK-FF とモノステーブルマルチバイブレータとで
構成され、JK-FF の CLK入力端に入力する受信データの
最初の状態"1" で、回路動作を開始し,以後の1ビット
の間は動作を停止して,1ビットの時間幅の1パルスを
Q出力端から次段へ出力する。次段の図1のシフトレジ
スタ(3) は、図6の通信速度の任意のn倍クロックを分
周回路で分周した例えば8倍速度のクロックで、DATA入
力端に入力する受信データを取り込むシフト動作をする
8 bitシフトレジスタで構成され、図1のラッチ回路
(4) は、図6の通信速度と同速度のクロックで、該 8 b
itシフトレジスタの出力データQ A 〜Q H を入力端D0
D7にラッチするフリップフロップFFで構成される。そし
て図1のメモリ回路(5) は、図6の 1 x nメモリで構成
され、前記ラッチ回路(4) の FF の出力データQ0〜Q
7を、アドレスA0〜A7として入力し該アドレスA0〜A7
対応したデータQ0〜Q7をn回だけ基準データと比較して
例えばスタートビットであるか否かの判定値Doとして出
力する。此れにより、受信データの各1ビットの時間
を, その8倍速度(周期は1/8)のクロックにより,8回
サンプリングされたデータに応じたスタートビット及び
データビットの判定を行い、その結果の判定値Doが、受
信データの1ビット単位で、出力される。次に図7は、
図2の本発明の請求項2の実施例の構成図であり、図2
の請求項2のシフトレジスタ(6) は、図7のnビットの
シフトレジスタ(6)で構成され、図6の 1 x nメモリ(5)
と同じ図7の 1 x nメモリ(5) の後段に設けられて、
前段のメモリ回路(5)の出力のビット単位の判定値Do
を、受信データの速度のクロックで1フレームのビット
数に等しいn回だけ入力し一括出力する事により、先に
メモリ回路(5) にてビット単位で得たスタートビット及
びデータビットの判定値Doを、スタートビットからデー
タビットまでの1フレーム単位で、判定値1 〜判定値n
として一挙に出力する。次に図8は、図3の本発明の請
求項3の実施例の構成図であり、図3の請求項3の窓回
路(3) は、図8の ANDゲート(3) で構成される。該 AND
ゲート(3) は、モノマルチバイブレータ(2) の Q出力で
あるデータ1ビット分のパルスのイネーブル信号の間だ
け受信データを通過させ、遅延回路(4) であるディレイ
ライン(4) が、該ANDゲート(3) の出力の1ビット幅の
受信データを、4段に一定時間だけ遅延させて出力Out1
〜Out4を出力する。そして判定回路(5) であるデータセ
レクタ(5) が、ディレイライン(4) の4段出力Out1〜Ou
t4をアドレスとするデータの状態"1/0" を一定時間の間
について比較し、その出力Out を,通信速度のクロック
により,D-FFにラッチする事で、オール"0" の場合,オ
ール"1" の場合, 其れ以外の場合と区別する。そして、
オール"0" の判定出力をスタートビットの判定値Doとし
て出力する。従って、通信速度以上のn倍速度のクロッ
クを使用せずに,通信速度のクロックのみでスタートビ
ットの判定を行うので、スタートビットを判定する処理
回路が簡素化される。次に図9は、図4の本発明の請求
項4の実施例の構成図であり、図4の請求項4のカウン
タ(3) は、図9の例えば4bit のカウンタとして構成さ
れ、モノマルチバイブレータ(2) の Q出力であるデータ
1ビット分のパルスをイネーブル信号としてENB に入力
している時間の間に、受信データに含まれているノイズ
成分の立上がりの回数を計数する。判定回路(4) のコン
パレータ(4)が、カウンタ(3) の出力Q A 〜QDの立上が
り回数のカウント値A を基準回数データB と比較し, 受
信データの各1ビットがスタートビットとして有効か否
かを判定する。従って、受信データに含まれるノイズ成
分の検出出力を基にして直接に受信データの判定を行う
ことが可能となる。図10は、此の請求項4の実施例の動
作のタイムチャートであり、(1)受信データのスタート
ビットの1ビット幅の期間に、4個のノイズが含まれて
いる場合の、(2) イネーブル信号と、(3) カウンタ値と
を示す。判定回路(4) における判定の為の基準回数デー
タB を、例えば10回とすれば、受信データの1ビット幅
の期間に4個のノイズが含まれていても、其の1ビット
はスタートビットであると判定する。しかし、此の請求
項4の方法は、受信データの1ビット幅の期間に含まれ
るノイズの数が多い場合には有効であるが、少ない場合
には不適切である。此の1ビット幅の期間に含まれるノ
イズの数が少ない場合に対応する方法が、請求項5の構
成である。図11は、図5の本発明の請求項5の実施例の
構成図であり、図12は其の実施例の動作のタイムチャー
トである。図5の請求項5の窓回路(3) は、図11の実施
例では ANDゲート(3) で構成され、図5のカウンタ(4)
は、図11ではn倍クロックでカウント動作をするカウン
タ回路(4) として構成される。AND ゲート(3) は、ワン
ショットパルス生成回路(2) の出力の1ビット分のパル
スのイネーブル信号の時間内で,通信速度のn倍速度
のクロックの1クロック間だけ受信データを通過させ、
カウンタ回路(4) が、該AND ゲート( 3)の出力をクロ
ック入力とし、受信データの中の"1" をイネーブル
信号として, 受信データの状態"1" の時間のカウント動
作を行う。そして判定回路(5) が、カウンタ回路(4) の
出力のカウント値A =9を基にして, 受信データの1ビ
ット幅がスタートビットとして有効か否かを判定する。
つまり、受信データの任意の1ビットが、スタートビッ
トとして有効か否かの判定を、受信データの1ビット幅
の間のノイズ等の立上がりエッジの回数ではなくて,1
ビット幅内の状態"1" と"0" の各々の占有時間の総計に
より行うので、ノイズの立上がりエッジの回数で判定を
行う請求項4の構成では受信データの判定が困難である
場合に有効である。なお、以上の実施例では、受信デー
タの1ビットのスタートビットの判定処理についてのみ
記載したが、スタートビットからデータビットまでの複
数ビットの1フレーム分についての一括判定も可能であ
る。この場合には、イネーブル信号は1ビット分ではな
くて、1フレーム分の長さとなる。請求項4,請求項5
のカウンタのカウント値による判定方法についても同じ
であり、受信データに応じてカウント値は決まっている
ので、カウント値が其の規定のカウント値以外となった
場合は、エラーとすれば良い。
【0007】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、
受信データの1ビット幅におけるサンプリングを,通信
速度のn倍速度のクロックの各クロックによりn回行う
ので、従来の1回よりも多く行うことが出来て且つスタ
ートビット及びデータビットの判定が簡単に出来る。
其の判定がハードウェアの回路により行われてソフトウ
ェアを使用しなくともよいので、判定の信頼性を向上す
る効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の請求項1の非同期データの受信回路
の原理図
【図2】 本発明の請求項2の非同期データの受信回路
の原理図
【図3】 本発明の請求項3の非同期データの受信回路
の原理図
【図4】 本発明の請求項4の非同期データの受信回路
の原理図
【図5】 本発明の請求項5の非同期データの受信回路
の原理図
【図6】 本発明の請求項1の実施例の構成図
【図7】 本発明の請求項2の実施例の構成図
【図8】 本発明の請求項3の実施例の構成図
【図9】 本発明の請求項4の実施例の構成図
【図10】 本発明の請求項4の実施例の動作のタイム
チャート
【図11】 本発明の請求項5の実施例の構成図
【図12】 本発明の請求項5の実施例の動作のタイム
チャート
【図13】 従来の非同期通信のデータフォーマット例
【図14】 従来の非同期通信の受信側のビットクロッ
ク作成回路と其の動作のタイムチャート
【符号の説明】
図1, 図2中、(1) はエッジ検出回路、(2) ワンショッ
トパルス生成回路、(3)はシフトレジスタ、(4) はラッ
チ回路、(5) はメモリ回路、(6) はシフトレジスタ、図
3中、(1) はエッジ検出回路、(2) ワンショットパルス
生成回路、(3)は窓回路、(4) は遅延回路、(5) は判定
回路、図4中、(1) はエッジ検出回路、(2) ワンショッ
トパルス生成回路、(3) はカウンタ回路、(4) は判定回
路、図5中、(1) はエッジ検出回路、(2) ワンショット
パルス生成回路、(3) は窓回路、(4) はカウンタ回路、
(5) は判定回路である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列伝送データの先頭を示す符号"0" の
    1ビットで同期情報でもあるスタートビットと中央の複
    数ビットのデータビットと最後尾を示す符号"1" のスト
    ップビットとから成るフレームの1個又は複数個を受信
    した受信データから該スタートビットとデータビットと
    を判別する非同期データの受信回路において、該受信デ
    ータからスタートビットの立下がりエッジ("1"→"0")を
    検出するエッジ検出回路(1) と、其の検出信号により伝
    送データの1ビット分の時間幅のパルスを生成するワン
    ショットパルス生成回路(2) と、其の生成した1ビット
    分のパルスをイネーブル信号として,受信データの速度
    のn倍の速度のクロックの各クロックにより受信データ
    を取り込むシフト動作を行うシフトレジスタ(3)と、其
    のシフト出力のデータを,伝送速度と同じ速度のクロッ
    クでラッチするラッチ回路(4)と、其のラッチされたデ
    ータを其のままアドレス値として使用するメモリ回路
    (5) とを具え、該メモリ回路(5) が、ラッチ回路(4)か
    らのアドレス値に対応したデータ(Do)を出力する事によ
    り、受信データのn倍の速度の各クロックによりn回サ
    ンプリングされたデータに応じてスタートビット及びデ
    ータビットの判定を行った判定値(Do)をビット単位で出
    力することを特徴とした非同期データの受信回路。
  2. 【請求項2】 前記メモリ回路(5) の後段に、前段のメ
    モリ回路(5)の出力値(Do)を受信データの各クロックで
    取り込み出力するラッチ回路の複数n個(61,62─6n)から
    成るシフトレジスタ(6)を具え、該シフトレジスタ(6)
    の出力として受信データの1フレーム分のスタートビッ
    ト及びデータビットの判定結果を一度に出力することを
    特徴とした請求項1記載の非同期データの受信回路。
  3. 【請求項3】 前記ワンショットパルス生成回路(2) の
    出力のデータ1ビット分のパルスのイネーブル信号の間
    だけ受信データを通過させる窓回路(3) と、其の窓出力
    の1ビット幅の受信データをn段に一定時間だけ遅延さ
    せて出力する遅延回路(4) と、該遅延回路(4) のn段出
    力のデータを一定時間について比較し, オール"0" の場
    合,オール"1" の場合, 其れ以外の場合と区別して判定
    する判定回路(5) とを具え、判定回路(5) のオール"0"
    の判定出力をスタートビットの判定値(Do)とすることを
    特徴とした請求項1記載の非同期データの受信回路。
  4. 【請求項4】 前記ワンショットパルス生成回路(2) の
    出力のデータ1ビット分のパルスのイネーブル信号の時
    間だけ、受信データに含まれるノイズ等の立上がりエッ
    ジをクロック入力としてカウントするカウンタ回路(3)
    と、該カウンタ回路(3)の出力のカウント値(A) を基に
    して, 受信データの或る1ビットがスタートビットとし
    て有効か否かを判定する判定回路(4)とを具えたことを
    特徴とした請求項1記載の非同期データの受信回路。
  5. 【請求項5】 前記ワンショットパルス生成回路(2) の
    出力のデータ1ビット分のパルスのイネーブル信号の時
    間内で,通信速度のn倍の速度のクロックの1クロック
    間だけ受信データを通過させる窓回路(3) と、該窓回路
    (3) の出力をクロック入力とし受信データの中の"1" を
    イネーブル信号として受信データの状態"1" の時間をカ
    ウント動作を行うカウンタ回路(4) と、該カウンタ回路
    (4) の出力のカウント値(A)を基にして受信データの或
    る1ビットがスタートビットとして有効か否かを判定す
    る判定回路(5)とを具えたことを特徴とした請求項1記
    載の非同期データの受信回路。
JP6001020A 1994-01-11 1994-01-11 非同期データの受信回路 Withdrawn JPH07212413A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100393621B1 (ko) * 2001-08-09 2003-08-02 삼성전자주식회사 데이터 수신기에서 잡음제거장치 및 방법
US6643793B1 (en) * 1999-10-21 2003-11-04 Oki Electric Industry Co., Ltd. Apparatus for transferring and holding data based on a selected clock rate
JP2012085051A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Fujitsu Semiconductor Ltd シリアルデータ受信装置

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