JPH11514765A - マスタ・クロックを用いて位相ずれした受信データ・ストリームを再同期させる方法およびシステム - Google Patents

マスタ・クロックを用いて位相ずれした受信データ・ストリームを再同期させる方法およびシステム

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JPH11514765A JP9538061A JP53806197A JPH11514765A JP H11514765 A JPH11514765 A JP H11514765A JP 9538061 A JP9538061 A JP 9538061A JP 53806197 A JP53806197 A JP 53806197A JP H11514765 A JPH11514765 A JP H11514765A
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Abstract

(57)【要約】 データ処理システムにおいて、受信データ・ストリーム(58)を、マスタ・クロック周波数を有するマスタ・クロック(72)と再同期させる方法およびシステムであって、受信データ・ストリーム(58)は、マスタ・クロック(72)とは、任意の角度だけ位相が外れている受信データ・クロック(56)で駆動されている。マスタ・クロック(72)および受信データ・クロック(56)を、再同期クロックの周波数で所定回数比較し(120,204)、比較結果(208)を生成する。再同期クロック周波数は、マスタ・クロックの周波数よりも低くてもよい。比較結果を分析し、相対位相指示(134)を生成する。相対位相指示が位相ずれスレシホルド(136,210)を超えたことまたはそれ未満であることに応答して、受信データ・ストリームを、マスタ・クロック(72)の立ち上がりエッジ(212)または立ち下がりエッジ(214)で再駆動し(144)、再同期データ・ストリーム(88)を生成する。再同期データ・ストリーム(88)は、マスタ・クロック(72)と同期され、受信データ・ストリーム(58)のデータを含む。

Description

【発明の詳細な説明】 マスタ・クロックを用いて 位相ずれした受信データ・ストリームを再同期させる 方法およびシステム 発明の分野 本発明は、一般的に、同期デジタル・データ処理システムに関し、更に特定す れば、受信データ・ストリームを再同期させ、マスタ・クロックと同期させた再 同期データ・ストリームを生成する改良された方法およびシステムに関するもの である。 発明の背景 同期デジタル・データ処理システムでは、例えば、同期データ・ストリームが 、マスタ・クロックまたはローカル・クロックと任意の角度だけ位相が外れてい る遠隔クロックと同期して駆動された(clocked)場合に、この同期データ・スト リームの再同期を行わなければならないことが頻繁にある。 第1図は、受信データ・ストリームの再同期を必要とする典型的なデータ処理 システムを示す。図示のように、マ スタ・システム20は、同期データ・リンク24,26によって、遠隔システム 22に結合されている。同期データ・リンク24は、クロック信号28およびデ ータ信号30を含む。同様に、同期データ・リンク26は、クロック信号32お よびデータ信号34を含む。 動作において、マスタ・クロック38と同期する同期データ36は、同期デー タ・リンクまたは同期通信リンク24によって、遠隔システム22に送信するこ とができる。クロック信号28およびデータ信号30が遠隔システム22におい て受信されるとき、これらの信号は、マスタ・システム20から遠隔システム2 2への時間遅延を誘発する伝達または伝搬のために、マスタ・クロック38の位 相とは位相が外れている。かかる時間遅延は、マスタ・システム20および遠隔 システム22間の距離に関係し、通信リンク24,26に用いられる媒体が何で あるかには無関係である。通信リンク24,26に用いられる媒体の例には、空 気(赤外線または無線周波数インターフェース),導体ケーブル,または光ケー ブルが含まれる。 一旦データ30およびクロック28が遠隔システムにおいて受信されると、遠 隔システム22は、典型的に、かかるデータを処理し、処理結果をマスタ・シス テム20に返送する。かかる処理は、ブロック40に示されており、マスタ・シ ステム20に戻るデータは、通信リンク26を通じて送信される。処理および結 果のシステム20への送信 は、マスタ・システム20におけるデータおよびクロック信号に対して、クロッ ク信号32およびデータ信号34に、追加の時間遅延を付加することになる。 マスタ・システム20におけるデータはマスタ・クロック38に同期している ため、そして遠隔システム22から受信したデータはマスタ・システム20内の データ処理動作(図示せず)によって用いられるため、通信リンク26を通じて 受信したデータは、マスタ・クロック38と再同期させることによって、かかる 受信データがマスタ・システム20内のデータ処理動作において適正に変換(int erprete)され、組み込まれるようにしなければならない。データ再同期器40が 、受信データを再同期し、再同期データ出力ストリームを供給する手段を与える 。 データ再同期システムの中には、再同期プロセスに、マスタ・クロック38の 周波数よりも高い周波数を有するクロックを必要とするものがある。かかる「よ り高い周波数」のクロックは、位相外れの受信クロック信号とマスタ・クロック 信号について、マスタ・クロックの単一周期のタイム・フレームの間に双方のク ロックの多数のサンプルを取ることによって、サンプリングおよび比較を行うた めに用いることができる。このタイプの従来技術の再同期器の欠点は、かかる高 周波数クロック信号は、常にマスタ・システム20において入手可能な訳ではな いことである。更に、かかる高周波数クロックを供給するには、高価で複雑な素 子を多数追加することになり、再同期器の信頼性を低下させる可能性がある。 他の再同期回路に、データ・エラー率を検査し、かかるデータ・エラー率を用 いて、マスタ・クロックの立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジのいずれか を選択し、入来するデータ・ストリームを再同期することができるものがある。 この解決案には、データ・ストリームの検査を必要とし、ソフトウエア即ちマイ クロコードの制御の下で複雑な判断を行うという欠点がある。 更に他のデータ再同期システムには、マスタ・システム20および遠隔システ ム22間の既知の固定時間遅延に基づいてデータの再同期を行うことができるも のがある。これには、システムにおいて位相ずれが変化したのは、ケーブル長の 変化のためか、マスタ・システム20および遠隔システム22間の距離の変化の ためか、または遠隔システム22における処理の変化のためかを考慮しなければ 、システムを構成し直すことができないという点において柔軟性に欠けるという 欠点がある。これらの変化は、データの再同期プロセスに影響を与える可能性が ある。 したがって、受信データが任意の角度だけマスタ・クロックとは位相が外れて いる受信データ・クロックで駆動されている場合に、マスタ・クロックを用いて 効率的に受信データ・ストリームを再同期させる、改良された方法およびシステ ムに対する必要性が存在することは明白であろう。 図面の簡単な説明 本発明の特徴であると確信する新規な構造は、添付の請求の範囲に記載されて いる。本発明自体、ならびに好適な使用モード,更に別の目的,およびその利点 は、以下の代表的実施例の詳細な説明を参照し、添付図面と関連付けて読むこと により最良に理解されよう。 第1図は、マスタ・データ処理システムおよび遠隔データ処理システム間の同 期データ通信を示す。 第2図は、本発明の方法およびシステムの実施例による、受信データ・ストリ ームを再同期する方法およびシステムを示す、高位ブロック図である。 第3図は、第2図に示した方法およびシステムによる、受信データの位相遅延 が90°未満である場合の、受信データの再同期を示す論理タイミング図である 。 第4図は、第2図に示した方法およびシステムにによる、受信データの位相遅 延が90°以上である場合の、受信データの再同期を示す論理タイミング図であ る。 第5図は、本発明の方法およびシステムの実施例を実施するために使用可能な データ処理システムの高位ブロック図である。 第6図は、本発明方法の実施例を示す高位論理フロー・チャートである。 第7図は、本発明の方法およびシステムの実施例による、マスタ・クロックお よび受信クロックの比較を表す拡大図式表現である。 発明の詳細な説明 これより図面を参照する。特に第2図を参照すると、本発明の実施例にしたが って、受信データ・ストリームをマスタ・クロックと再同期させる方法およびシ ステムの高位ブロック図が示されている。図示のように、マスタ・システム50 が、同期データ通信リンク54を通じて、遠隔システム52に結合されている。 通信リンク54は、受信データ・クロック56および受信データ58を含む。受 信データ58は、1ビット幅以上のビット幅とすることができる。 遠隔システム52は、クロック送信機60を含み、これを用いて、データ送信 機62の入力にあるデータを「駆動」する。 典型的に、プロセッサ64によって行われたいずれかのデジタル信号処理動作 に続いて、データ送信機62は、プロセッサ64からデータを受信する。プロセ ッサ64を通過するデータ信号およびこれによって処理されるデータ信号は遅延 を生ずる場合もあることを注記しておく。 マスタ・システム50において再同期を行うためには、同期データ通信リンク 54を通じて送信されるデータは、 マスタ・システム50におけるデータによって用いられているのと同じ周波数で 送信されることが好ましい。典型的な用途では、クロック送信機60,したがっ てデータ送信機62は、遠隔システム52におけるクロック受信機66によって 受信されるクロックに周波数がロックされる。第2図に示すように、クロック受 信機66は、マスタ・システム50におけるマスタ・クロック68からクロック 信号を受信する場合もある。マスタ・クロック68は、マスタ・クロック信号7 2およびデータ信号74を含む、同期データ通信リンク70を通じて受信される 場合もある。データ受信機76は、遠隔システム52において、データを受信し 、かかるデータをプロセッサ64に渡すために用いることができる。 マスタ・システム50内では、マスタ・クロック68は、データ源78のよう なデータを同期させるために用いられる。本発明が解決しようとうする問題が発 生するのは、データ受信機80によって受信されるデータが、マスタ・システム 50におけるデータと、任意の角度だけ位相が外れている場合である。これら2 つのデータ・ストリームが位相外れであっても、これらは典型的に同一周波数で 変調されている。マスタ・システム50におけるデータ処理の一層の効率化を図 るために、データ受信機80によって受信された位相外れデータは、例えば、デ ータ源78によって供給されるデータのように、マスタ・システム50における データと再同期させなければならない。データ受信機80によって受信されたデ ータ信号は、クロック受信機82によってマスタ・システム50内で受信される 受信データ・クロック信号56と同期していることを注記しておく。 データ再同期器84は、最良のマスタ・クロック・エッジで、データ受信機8 0からのデータを再駆動する(reclock)。この最良のマスタ・クロック・エッジ は、受信データ58が最も安定しているサンプリング期間を考慮することによっ て選択する。本発明の重要な態様によれば、データ再同期器84は、再同期クロ ック86を利用して、受信データを再同期させる。再同期クロック86は、マス タ・クロック68の周波数よりも低い周波数を有すると有利である。これが有利 なのは、マスタ・クロックよりも高い周波数を有するクロックは、マスタ・シス テム50内で入手できない可能性があり、追加の高周波数クロックの生成または 供給は高価であり、貴重な電力および回路空間を消費し、しかも電磁干渉(EM I:electromagnetic interference)の問題の原因ともなり得るからである。再 同期クロック86は、マスタ・クロック68の周波数の2nの倍数でない、他の 安定な周期的信号であることが好ましい。ここでnはいずれかの整数である。 データ再同期器84の出力は、マスタ・クロック68の立ち上がりエッジまた は立ち下がりエッジのいずれかにおいて状態を変化させるデータを有する同期デ ータ・ストリー ム88であり、立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジの選択は、データ再同 期器84によって決定される。したがって、再同期されたデータ出力88は、マ スタ・クロック72および受信データ・クロック56間の位相差によって、デー タ源78からのデータと同相か、あるいは180°位相外れのいずれかとなる。 この位相差は、マスタ・クロック72のどちらのエッジを再同期に選択するのか を決定するために用いられる。 次に第3図を参照すると、本発明の方法およびシステムの実施例による、受信 データのマスタ・クロックとの再同期を示す、論理タイミング図が示されている 。図示のように、受信データ・クロック信号56は、90°未満だけマスタ・ク ロック信号72に対して進みまたは遅れがある。本発明によれば、受信データ5 8をマスタ・クロック72と再同期させるには、受信データ58を、マスタ・ク ロック72の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジのいずれかで、再駆動し なければならない。第3図は、データ有効期間100の間に受信データ58を再 駆動することが望ましいことも示している。データ有効期間100は、遷移期間 102の後にある時間であり、受信データ58の状態を変化させるクロック・エ ッジの後に、データを安定化させるための期間である。また、受信データ58の 再駆動を、受信データ58を変化させ得る受信クロック56の次のエッジに、時 間的に余りに近づけないようにすることも、好ま しい設計の慣例である。(本例では、受信クロック56の立ち上がりエッジは、 データ変化を開始し得る次のエッジである)。したがって、データ有効期間10 0は、受信データ58の波形において、中央に位置する時間期間を占める。 かかる中央に位置するデータ有効期間100が存在し、少なくともマスタ・ク ロック72の周期の半分であると判定された場合、マスタ・クロック72の立ち 上がりエッジまたは立ち下がりエッジのいずれかが、受信データ58内のデータ 有効期間100に該当する。データ有効期間100に該当する特定のエッジをマ スタ・クロックのエッジから選択することは、受信データ58の再駆動、したが って再同期を行い再同期データ88を生成するためには最良である。 第3図の例では、立ち下がりエッジ104がデータ有効期間100内で発生す るので、これを選択して受信データ58を再駆動し、再同期データ88を生成す るべきである。立ち上がりエッジ106は、データ有効期間100の外側で発生 し、しかも受信データ58の遷移期間102に余りに近すぎるので、立ち上がり エッジ106を選択すべきでない。マスタ・クロック72の立ち上がりエッジ1 06を用いて受信データ58を再駆動する場合、受信クロック56におけるジッ タのために、エラーを発生する可能性が高くなる。かかるジッタは、受信クロッ ク56の立ち上がりエッジが、本来よりも早く発生する原因となる。受信クロッ ク56がジッタを有する場合、立ち上がりエッジ106上でデータを駆動すると 、受信データ58がデータ遷移時間102の間にサンプリングされる原因となり 、未定義のデータ即ちエラー・データがサンプリングされる可能性がある。 次に第4図を参照すると、受信データ・クロックが、90°および270°の 間の位相ずれだけ、マスタ・クロックから位相がずれている場合の、受信データ の再同期を示す論理タイミング図が示されている。ここでは、90°および27 0°間の位相ずれのため、本発明では、受信データ58を再駆動し再同期するた めの最良のマスタ・クロック72のエッジとして、立ち上がりエッジ106が選 択される。その理由は、立ち上がりエッジ106は、受信データ・ストリーム5 8におけるデータ有効期間100以内に発生するからである。位相ずれが90° より大きいと、立ち下がりエッジ104が、受信データ58をサンプリングする ための望ましい時間ではない、遷移期間102に入ってしまう。受信データ58 を再駆動するために立ち上がりエッジ106を選択した場合、再同期データ88 は、マスタ・クロック72に対して指示された時間関係で生成される。 したがって、本発明によって解決される問題の1つは、受信データ58を再駆 動するために、立ち下がりエッジ104または立ち上がりエッジ106のいずれ かを選択し、続いて、選択したエッジを用いて受信データ58を再駆動 し、再同期データ88を生成することである。 次に第5図を参照すると、本発明の方法およびシステムの一実施例にしたがっ て、受信データをマスタ・クロック信号と再同期させる、データ処理システムの 高位ブロック図が示されている。図示のように、受信クロック56およびマスタ ・クロック72が、信号比較器によって比較され、これら2つのクロック信号が 同じ値(または異なる値)を有するか否かについて判定が行われる。この信号比 較器は、排他的ORゲート120によって容易に実施可能であり、2つの入力信 号が同一である場合に「0」出力、および2つの信号が異なる場合に「1」出力 を有する比較結果を生成する。受信クロック56およびマスタ・クロック72を 比較するための他の手段は、排他的OR機能のブーリアン等価式を演算する回路 を含む。 ラッチ122を排他的ORゲート120の出力に結合し、再同期クロック信号 124によって決定される周波数で、排他的ORゲート120の出力をサンプリ ングすることができる。このサンプリングによって、「比較結果」を生成する。 ラッチ122は、準安定防止フリップ・フロップ(de-metastablizing flip-flop )によって実施すればよい。かかる準安定防止フリップ・フロップは、比較結果 を安定化させるために用いられ、これによって、排他的ORゲート120の出力 からの遷移信号をラッチしようとすることが原因で発生する、未知のまたは準安 定信号の伝搬を 防止する。 第5図に見られるように、再同期クロック124は、図示の再同期システムに おけるいくつかの素子を制御するために用いられる。本発明の利点の1つは、マ スタ・クロック72よりも低い周波数を有する再同期クロックを使用可能とした ことである。これが利点であるのは、データ処理システムにおけるマスタ・クロ ックは、多くの場合、入手可能な最も周波数が高いクロック信号であり、このよ うに周波数が高いクロックを実施するのは、データ処理システムの資源を不経済 的に使用することになる。マスタ・クロック72の周波数よりも低い周波数を有 する再同期クロックは好ましいが、再同期クロック124はマスタ・クロック7 2よりも高い周波数も有してもよい。 次に、受信クロック56およびマスタ・クロック72の比較によって生成され た比較結果は、カウンタ126に入力(clock)される。本発明の一実施例では、 カウンタ126は、Mビット幅の直列加算器を用いて実施すればよい。第5図に 示すように、カウンタ126は、クロック信号が再同期クロック124から受信 されるときに、データ入力128において受信される比較結果の数を計数する。 カウンタ126は、ある数のサンプルの間、比較結果のサンプルを計数し続け る。この数は、Mビット幅カウンタ130によって決定される時間期間も規定す る。(2M-1)回比較結果を計数した後、カウンタは信号132によって リセットされる。これによって、カウンタ126に現比較結果を前もってロード し、再びカウント・プロセスを開始する。 再同期クロック124はマスタ・クロック72とは周波数が異なるので、受信 クロック56およびマスタ・クロック72を比較した結果は、マスタ・クロック 72の周期即ちサイクルに対して、異なる時点即ち異なる位相角において生成さ れる。言い換えれば、カウンタ130によって計数される比較結果の位置は、最 終的に、受信クロック56およびマスタ・クロック72双方のサイクル全体を通 過する(traverse)ことになる。したがって、この受信クロック56およびマスタ ・クロック72間において通過する比較の結果、カウンタ126の出力は、受信 クロック56およびマスタ・クロック72間の位相差を表すMビット数となる。 これは相対位相指示(relative phase indicator)と呼ぶこともできよう。次に、 かかる相対位相指示値134は、カウンタ126から比較器136に送られる。 比較器136は、Mビットの相対位相指示134を、位相ずれスレシホルドと も呼ばれる、予め選択した所定のMビット数と比較し、入力数(即ち、相対位相 指示134)が予め選択した数(即ち、位相ずれスレシホルド)よりも大きいか 否かに基づいて、出力を生成する。比較器136は、ハードウエア,ファームウ エア,またはソフトウエアで実施可能である。 本発明の一実施例では、比較器136は、相対位相指示134が、2M-1以上 の値を有するか否かについて判定を行う。本発明の実施例の中には、比較器13 6が単純に、相対位相指示134を含む、Mビット幅のワードの最上位ビットを 検査するだけのものもある。かかる相対位相指示134の最上位ビットの検査に より、相対位相指示134が2M-1以上か否かについて判定が行われる。 相対位相指示134が2M-1以上である場合、受信クロック56およびマスタ ・クロック72間の位相は、90°および270°の間である。一方、相対位相 指示134が2M-1未満である場合、受信クロック56およびマスタ・クロック 72間の位相は−90°および+90°の間である。 この比較器136の出力結果は、マスタ・クロック72によって駆動可能なラ ッチ138によって、同期してラッチすることができる。次に、こうしてラッチ された結果を用いて、受信データ58を再駆動するために、マスタ・クロック信 号72または反転マスタ・クロック信号140のいずれかを選択する。これは、 マルチプレクサ142を利用することによって行うことができる。したがって、 マルチプレクサ142は、マスタ・クロック72の立ち上がりエッジまたは立ち 下がりエッジを効果的に選択し、次いでこれを、データ再同期レジスタ144の ためのクロック信号として用いる。 データ再同期レジスタ144は、入力において受信デー タ58を受信し、第3図および第4図に示した時間関係にしたがって、再同期デ ータ88を出力する。 第6図を参照すると、本発明の方法およびシステムにしたがって、受信データ ・ストリームをマスタ・クロックと再同期させるプロセスの論理フローチャート が示されている。図示のように、プロセスはブロック200から開始し、その後 ブロック202に移り、再同期システムは「受信クロック」および「受信データ ・ストリーム」を受信する。この際、受信データ・ストリームは、受信クロック の立ち上がりエッジによって駆動されていたとする。その後、ブロック204に 示すように、システムは受信クロックの値をマスタ・クロックと比較し、比較結 果を生成する。かかる比較は、第5図に示す排他的ORゲート120のような、 排他的ORゲートによって実施することができる。 次に、再同期システムは、ブロック206に示すように、再同期クロックの周 波数によって決定されるレートで、比較結果のサンプリングを行う。本発明の利 点の1つは、再同期クロックの周波数が、マスタ・クロックの周波数よりも低い ことである。再同期クロック周波数の選択についての更に詳細な説明を、第6図 および第7図の説明の後に行う。 次に、再同期システムは、ブロック208に示すように、X回の再同期クロッ ク・サイクルを有する期間の間、受信クロックおよびマスタ・クロックの値が等 しいことを示す 比較結果の回数を計数する。Xの値の選択は、受信クロックおよびマスタ・クロ ックの比較結果が、マスタ・クロックの、必ずしも1サイクルとは限らない、サ イクル全体におよぶ、多数の角度位置でサンプリングされるようにすることが好 ましい。この比較およびサンプリング・プロセスの図式表現については、第7図 を参照のこと。 この比較結果のカウントは、「相対位相指示」と見なすことができる。これは 、マスタ・クロックおよび受信クロック間の位相差に比例する数である。 その後、再同期システムは、判断ブロック210に示すように、相対位相指示 が所定の位相ずれスレシホルドよりも大きいか否かについて判定を行う。この例 では、位相ずれスレシホルドはX÷2であり、受信データが立ち上がりエッジ上 で駆動されることを想定している。相対位相指示がX÷2よりも大きい場合、ブ ロック212に示すように、マスタ・クロックの立ち上がりエッジを選択して、 受信データ・ストリームのサンプリングおよび再駆動を行い、再同期データ・ス トリームを生成する。しかしながら、相対位相指示がX÷2よりも小さい場合、 ブロック214に示すように、再同期システムはマスタ・クロックの立ち下がり エッジを選択して、受信データ・ストリームのサンプリングおよび再駆動を行い 、再同期データ・ストリームを生成する。相対位相指示がX÷2に等しい場合、 いずれのエッジを用いても受信データ・ストリームの再駆動は可能であ るが、立ち上がりエッジの方がデータ制定期間に近くないので、こちらの方が好 ましい。その後、マスタ・クロックの適切なエッジを利用し、受信データの再駆 動を行うことにより、受信データ・ストリームの再同期を継続する。 第6図に示すプロセスを周期的に繰り返し、マスタ・クロックの異なるエッジ を再同期に用いるべきか否かについて判定してもよい。マスタ・クロック72お よび受信クロック56間の位相関係における変化のために、異なるエッジが再同 期に必要となる場合がある。位相関係における変化は、システムの再構成のため にマスタ・システム50および遠隔システム52間の距離が変化した場合に発生 する可能性がある。 最後に、第7図を参照すると、本発明の方法および装置による、マスタ・クロ ックおよび受信クロックの比較の更に詳細な図が示されている。マスタ・クロッ ク72および受信クロック56は、互いに関係付けて示されている。受信クロッ クは、任意の角度だけ、マスタ・クロック72とは位相が外れている。再同期ク ロック124も、マスタ・クロック72および受信クロック56に関して示され ている。本発明の重要な態様によれば、マスタ・クロック72および受信クロッ ク56を、所定回数比較し、複数の比較結果を得る。 第7図に示す例では、かかる「所定回数」は、再同期クロック124の立ち上 がりエッジに配置されている。第7 図は、5つの立ち上がりエッジを示す。再同期クロック124の立ち上がりエッ ジは、マスタ・クロック72の同一サイクル内に発生するとは限らないことを注 記しておく。更に、再同期クロック124の立ち上がりエッジは、マスタ・クロ ック72の隣接するサイクル内で発生しない場合もある。第7図の例では、再同 期クロック124の立ち上がりエッジは、マスタ・クロック72の各4サイクル 毎に発生している。これは、再同期クロック124がマスタ・クロック72より も周波数が低くてもよいことを示すものである。 第7図の下の方に、サンプリングされた比較結果が、マスタ・クロック72( および受信クロック56)の1サイクルに重ね合わせて示されている。この1サ イクルに見られるように、サンプリングされた比較結果は、マスタ・クロック・ サイクルの波形全体に及んでいる。即ち、全ての比較結果は、マスタ・クロック ・サイクルの開始から、同じ角度においてサンプリングされているのではない。 排他的ORゲート120は、いかにしてマスタ・クロック波形および受信クロ ック波形を比較し、比較結果220を得るかを示す。次いで、比較結果220を 分析し、即ち、計数し、マスタ・クロック72の立ち上がりエッジまたは立ち下 がりエッジのどちらを用いて、受信データ58の再駆動および再同期を行うかに ついて判定を行う。 上述の例では、データ源78からのデータは、マスタ・ クロック68の立ち上がりエッジ上で駆動され、データ送信機62によって送信 されたデータは、クロック送信機60の立ち上がりエッジ上で駆動されると仮定 する。この関係が異なる場合、即ち、データ送信機62がクロック送信機60の 立ち下がりエッジ上で送信される場合、第6図のブロック212,214におけ る立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの選択は逆となる。 これまでマスタ・システムおよび遠隔システムを有する例と共に、本発明の再 同期方法およびシステムを示してきたが、マスタ・システム50および遠隔シス テム52は長距離で分離される必要はないことを、当業者は認めよう。実際、マ スタ・システム50および遠隔システム52は、同一回路基板または集積回路上 にあってもよい。第2図に示す構成は、受信データおよび受信データ・クロック がマスタ・クロックと位相外れとなり得る、1組の一般的な状況を示すために選 択されたものである。単一回路基板上でも、同期直列データ・ストリーム上で行 われる可能性のあるデータ処理、またはその他のいずれかの同様の理由によって 、データが位相外れとなり得ることは確かである。 再同期クロック周波数の選択に関して、マスタ・クロック周波数および再同期 クロック周波数間の関係が、比較結果を計数する際に用いられるカウンタの幅を 決定する。したがって、再同期クロック周波数(fR)は、カウンタによって与 えられる結果を最適化するように選択すべきである (第5図のカウンタ126を参照)。 例えば、マスタ・クロック72が周波数fMで動作しており、受信クロック5 6が任意の位相関係で同じ周波数で動作しており、再同期クロック124が周波 数fRで動作している場合、以下のような基本的な周波数fOが存在する。 fO=fM/n1および fO=fR/n2 ここで、n1およびn2は(fMおよびfRが有理数である場合真となる)整数で ある。 しがたって、カウンタ126およびカウンタ130の幅「M」は、以下の関係 を基本とする。 TO=1/fO、TM=1/fM、TR=1/fRとすると、 TO=n1 *M(n1は0より大きい整数)、および TO=n2 *R(n2は0より大きい整数)。 または、n1 *M=n2 *R または、TM/TR=n2/n1。 最も小さいn1およびn2について解くと(fMおよびfRは有理数とする)、幅 「M」について次の解が得られる。 2M≧n2+1 または M≧log2(n2+1)(ここで、Mは整数である)となる。 カウンタ126,130の幅Mは、マスタ・クロック72および再同期クロッ ク124の周波数の比率に直接関係する。n2の値が大きい程、マスタ・クロッ ク72の基本周 期(TO)を一巡するために必要なサンプルは多くなる。n2の値が大きい程、精 度は高くなるが、カウンタ126,130の大型を招くことになる。 最良の性能のためには、再同期クロックにはある種の周波数を用いるべきでは ない。望ましくない再同期クロック周波数は、マスタ・クロック周波数の2nの 倍数である周波数を含む。ここで、nは整数である。 以上の本発明の好適実施例の説明は、例示および記載の目的のために提示した ものである。ここに開示した正確な形態が本発明の全てであること、あるいは本 発明をそれに限定することを意図する訳ではない。上述の教示に基づいて、変更 や改造が可能である。実施例は、本発明の原理およびその実用的応用の最良の例 示を与えるため、および当業者が種々の実施例における本発明を利用し、想定さ れる特定の使用に適するような種々の変更を行うことができるように選択され記 載されたのである。かかる変更および改造は全て、添付の特許請求の範囲によっ て決定される本発明、および公正、合法、かつ衡平的に権利が与えられる広さに したがって解釈した場合のその均等物の範囲に該当するものとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ノバク,ピーター・デイビッド アメリカ合衆国テキサス州フォート・ワー ス、ウェスタン・センター・ブルバード 3350、アパートメント327 【要約の続き】 8)のデータを含む。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.データ処理システムにおいて、受信データ・ストリームを、マスタ・クロッ ク周波数を有するマスタ・クロックと再同期させる方法であって、前記受信デー タ・ストリームは、前記マスタ・クロックと任意の角度だけ位相がずれており、 前記方法は: 再同期クロック周波数で、マスタ・クロック値および受信データ・クロック値 を所定回数比較し、比較結果を生成する段階; 前記比較結果に基づいて、相対位相指示を生成する段階; 前記相対位相指示が所定の位相ずれスレシホルドを超えたこと、および前記受 信データ・ストリームが前記受信データ・クロックの立ち上がりエッジで駆動さ れることに応答して、前記マスタ・クロックの立ち上がりエッジにおいて前記受 信データ・ストリームをサンプリングし、再同期データ・ストリームを生成する 段階; 前記相対位相指示が所定の位相ずれスレシホルド未満であること、および前記 受信データ・ストリームが前記受信データ・クロックの前記立ち上がりエッジで 駆動されることに応答して、前記マスタ・クロックの立ち下がりエッジにおいて 前記受信データ・ストリームをサンプリングし、前記再同期データ・ストリーム を生成する段階; 前記相対位相指示が所定の位相ずれスレシホルドを超え たこと、および前記受信データ・ストリームが前記受信データ・クロックの立ち 下がりエッジで駆動されることに応答して、前記マスタ・クロックの前記立ち上 がりエッジにおいて前記受信データ・ストリームをサンプリングし、再同期デー タ・ストリームを生成する段階;および 前記相対位相指示が所定の位相ずれスレシホルド未満であること、および前記 受信データ・ストリームが前記受信データ・クロックの前記立ち下がりエッジで 駆動されることに応答して、前記マスタ・クロックの立ち下がりエッジにおいて 前記受信データ・ストリームをサンプリングし、前記再同期データ・ストリーム を生成する段階であって、前記再同期データ・ストリームが前記マスタ・クロッ クと同期し、前記受信データ・ストリームのデータを含む、段階; から構成されることを特徴とする受信データ・ストリーム再同期方法。 2.マスタ・クロック値および受信データ・クロック値を再同期クロック周波数 で比較する前記段階が、マスタ・クロック値および受信データ・クロック値を比 較する段階から構成され、前記再同期クロックの前記周波数は、前記マスタ・ク ロック周波数よりも低いことを特徴とする請求項1記載の受信データ・ストリー ム再同期方法。 3.前記相対位相指示を生成する前記段階が、前記マスタ・クロックの前記値お よび前記受信データ・クロックの前記 値がほぼ等しいことを示す前記比較結果を計数し、前記相対位相指示を生成する 段階から構成されることを特徴とする請求項1記載の受信データ・ストリーム再 同期方法。 4.前記所定の位相ずれスレシホルドは、前記所定の回数を2で除算したものに 等しいことを特徴とする請求項1記載の受信データ・ストリーム再同期方法。 5.受信データ・ストリームを、マスタ・クロック周波数を有するマスタ・クロ ックと再同期させる装置であって、前記受信データ・ストリームは、前記マスタ ・クロックと任意の角度だけ位相がずれており、前記装置は: 再同期クロック周波数で、マスタ・クロック値および受信データ・クロック値 を所定回数比較し、比較結果を生成する手段; 前記比較結果に基づいて、相対位相指示を生成する手段; 前記相対位相指示が所定の位相ずれスレシホルドを超えたこと、および前記受 信データ・ストリームが前記受信データ・クロックの立ち上がりエッジで駆動さ れることに応答して、前記マスタ・クロックの立ち上がりエッジにおいて前記受 信データ・ストリームをサンプリングし、再同期データ・ストリームを生成する 手段; 前記相対位相指示が所定の位相ずれスレシホルド未満であること、および前記 受信データ・ストリームが前記受信データ・クロックの前記立ち上がりエッジで 駆動されることに応答して、前記マスタ・クロックの立ち下がりエッジ において前記受信データ・ストリームをサンプリングし、前記再同期データ・ス トリームを生成する手段; 前記相対位相指示が所定の位相ずれスレシホルドを超えたこと、および前記受 信データ・ストリームが前記受信データ・クロックの立ち下がりエッジで駆動さ れることに応答して、前記マスタ・クロックの前記立ち下がりエッジにおいて前 記受信データ・ストリームをサンプリングし、再同期データ・ストリームを生成 する手段;および 前記相対位相指示が所定の位相ずれスレシホルド未満であること、および前記 受信データ・ストリームが前記受信データ・クロックの前記立ち下がりエッジで 駆動されることに応答して、前記マスタ・クロックの立ち上がりエッジにおいて 前記受信データ・ストリームをサンプリングし、前記再同期データ・ストリーム を生成する手段であって、前記マスタ・クロックと同期し、前記受信データ・ス トリームのデータを含む前記再同期データ・ストリームを生成する手段; から成ることを特徴とする受信データ・ストリーム再同期装置。 6.受信データ・ストリームを、マスタ・クロック周波数を有するマスタ・クロ ックと再同期させるデータ処理システムであって: マスタ・クロック信号および反転マスタ・クロック信号を生成するマスタ・ク ロック; 再同期クロック信号を生成する再同期クロック; 受信クロック信号を生成する受信クロック源; 前記マスタ・クロック信号および前記受信クロック信号に結合される比較器で あって、前記マスタ・クロック信号および前記受信クロック信号がほぼ等しいこ とを示す比較結果を生成する前記比較器; 前記比較結果に応答し、前記再同期クロック信号の所定のサイクル数にわたっ て、前記比較結果を周期的に計数し、相対位相指示を生成するカウンタ; 前記相対位相指示に応答して、前記マスタ・クロック信号または前記反転マス タ・クロック信号を選択するマスタ・クロック極性セレクタ; 前記受信データ・ストリームに結合される入力を有するデータ再同期レジスタ であって、前記マスタ・クロック極性セレクタに基づいて、前記受信データ・ス トリームを再駆動し、再同期データ・ストリームを生成する前記データ再同期レ ジスタ; から成ることを特徴とする受信データ・ストリームをマスタ・クロックと再同期 させるデータ処理システム。 7.前記比較器は排他的ORゲートを含むことを特徴とする請求項6記載の受信 データ・ストリームをマスタ・クロックと再同期させるデータ処理システム。 8.前記マスタ・クロック極性セレクタは、前記相対位相指示および位相ずれス レシホルドの比較に応答する、マス タ・クロック極性セレクタを含むことを特徴とする請求項6記載の受信データ・ ストリームをマスタ・クロックと再同期させるデータ処理システム。 9.前記位相ずれスレシホルドは、前記再同期クロック信号の所定のサイクル数 を2で除算したものに等しいことを特徴とする請求項8記載の受信データ・スト リームをマスタ・クロックと再同期させるデータ処理システム。 10.データ処理システムにおいて、受信データ・ストリームを、マスタ・クロ ック周波数を有するマスタ・クロックと再同期させる方法であって、前記受信デ ータ・ストリームは、前記マスタ・クロックと、任意の角度だけ位相がずれた受 信データ・クロックによって駆動され、前記方法は: 再同期クロック周波数において、マスタ・クロック値および受信データ・クロ ック値を所定回数比較し、比較結果を生成する段階; 前記比較結果に基づいて、相対位相指示を生成する段階; 前記相対位相指示が所定の位相ずれスレシホルドを超えたこと、および前記受 信データ・ストリームが前記受信データ・クロックの立ち上がりエッジで駆動さ れることに応答して、前記マスタ・クロックの立ち上がりエッジで前記受信デー タ・ストリームをサンプリングし、再同期データ・ストリームを生成する段階; から成ることを特徴とする方法。
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