JPH0814910B2 - リ−ル駆動装置 - Google Patents

リ−ル駆動装置

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JPH0814910B2
JPH0814910B2 JP60297225A JP29722585A JPH0814910B2 JP H0814910 B2 JPH0814910 B2 JP H0814910B2 JP 60297225 A JP60297225 A JP 60297225A JP 29722585 A JP29722585 A JP 29722585A JP H0814910 B2 JPH0814910 B2 JP H0814910B2
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JP
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reel
tape
drive
rotation
winding
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勲 針ケ谷
進 上月
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Canon Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は走行速度の異なる走行モードを有し、2個の
リール間でテープ状体を該走行モードに応じて走行させ
る機構におけるリール駆動装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、2個のリール間でテープ状体を走行させる機構
において、例えば、巻取り側リール受台、供給側リール
受台の夫々を別々のモーターで直接駆動しているいわゆ
るダイレクト・ドライブのテープ状体走行機構を有する
記録再生装置の場合、リールの回転周期を検出して得ら
れた情報信号をもとに回転周期に応じた制御信号を演算
回路等により発生させ、その制御信号によりリール受台
駆動モーターのトルクを変化させることによりリールの
回転を制御していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述の様な機構において、走行速度の
異なる複数の走行モードに応じてテープ状体を走行させ
ようとした場合、該走行モードの切換え時にもテープ状
体が巻かれているリールの回転周期を逐一検出し、該回
転周期に応じたリールの回転制御を行つている為、該切
換え時の回転周期が急激に変化することにより、リール
受台駆動モータに対して急激にトルクを発生している
為、テープ状体にかかるテンシヨンが急激に変化し、テ
ープ状体に対して悪影響を及ぼしていた。
本発明は斯かる事情に鑑みて為されたもので、簡単な
構成で走行モードの切換え時においてもテープ状体の急
峻な変化を無くしテープ状体を安定に走行させるリール
駆動装置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決する為の手段〕
本発明は、上記した問題点を解決するためになされた
もので、複数のリールに巻回されたテープをモードに応
じて複数の異なる速度で走行させるリール駆動装置にお
いて、前記複数のリールのうち前記テープを巻取側リー
ルに送出する供給側リールを回転駆動する回転駆動手段
と、前記リールに巻回された前記テープの巻量を判断す
る判断手段と、前記判断手段により判断された前記巻量
情報を記憶保持する記憶保持手段と、前記巻量情報から
前記回転駆動手段の駆動トルクを送出する導出手段と、
前記導出手段により導出された駆動トルクで前記回転駆
動手段を駆動することで前記テープの送出量を制御する
制御手段と、前記モードを切り換えを指示する指示手段
とを備え、前記指示手段によりモード切り換えの指示が
なされた際に、前記記憶保持手段は、モード切り換え前
に前記判断手段により判断された前記巻量情報を所定期
間記憶保持し、前記導出手段は、前記記憶保持手段に記
憶保持された巻量情報から前記回転駆動手段の駆動トル
クを導出し、前記制御手段は、前記導出手段により導出
された駆動トルクで前記所定期間に応じた期間前記回転
駆動手段が前記供給側リールを駆動することで前記テー
プの送出量を制御するようにしたことを特徴とするもの
である。
〔作用〕
上述の構成によれば、指示手段から走行モードの切換
わりが指示される際に、該指示よりも所定期間前のリー
ルの回転状態に応じた情報を利用して所定期間リールの
回転駆動手段を制御することが出来るものである。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づき説明する。
第1図は本発明の一実施例として巻取り側と供給側の
リール受台を夫々直接駆動するダイレクトドライブ方式
によるVTRのテープ走行機構に適用した場合の概略構成
図である。
第2図は上記第1図においてリール受台の回転周期に
応じた周期データを計測する際のタイミングチヤートで
ある。
第3図は第1図の各走行モードにおけるテープの巻き
径とトルクの関係を表わした図である。
第1図において供給側リール受台1の円周上に複数の
小片のマグネツト等を等間隔に付け固定ピツクアツプヘ
ツド2を設置しておき、その出力を比較信号発生器3に
入力することにより、該比較信号発生器3からは第2図
(a)に示す様なリール受台1の回転周期に応じた比較
信号が出力され、周期計測回路4に入力される。
該周期計測回路4には基準パルス発生器5から第2図
(b)に示す様な比較信号(a)よりも十分に高い周波
数に設定されている基準パルスが入力されており、周期
計測回路4ではこの基準パルス(b)のパルス数をカウ
ントし、第2図(C1)〜(C4)に示す様な周期データと
して第1演算回路6に入力されている。
第1演算回路6には走行モード指示回路7から走行モ
ード信号も入力されている。この走行モード信号は不図
示の操作部により指定された記録再生、高速再生、早送
り等の走行モードに応じて、該走行モード時のテープ走
行速度情報に対応した信号である。
該第1演算回路6は不図示のかけ算器、除算器により
構成されており、該周期データ、走行モード信号を基に (R:リールに巻かれているテープの巻径,V:テープの走
行速度,t:リール受台の回転周期,2π:定数)という演
算を行うことにより、リールに巻かれているテープの巻
径Rを算出し、巻径データとして出力している。
第1演算回路6から出力された巻径データはスイツチ
回路8に入力される。このスイツチ回路8のスイツチ動
作はタイマー回路9から出力されるスイツチ制御信号に
より制御されている。
該タイマー回路9は走行モードの切換わり時に走行モ
ード指示回路7から出力される切換えパルスが入力され
ると通常、接続がON状態になつているスイツチ回路8の
接続をOFF状態にし、予め設定された所定の時間が経過
した後再び接続をON状態にもどすものである。なお、タ
イマー回路9により予め設定される所定の時間は走行モ
ードが切換えが行われてからテープの走行速度が安定す
るまでの期間で、この期間の設定は各走行モードに対し
て夫々設定した時間を走行モードの切換わるパターンに
よつて選択する様にしたり、あるいはタイマー回路を用
いずにテープのテンシヨン状態やリール受台駆動モータ
またはキヤプスタンモータ等の回転速度の状態を検出
し、それらが安定状態に達したかどうかを検知すること
により該スイツチ回路8の接続を切換える様にしても実
現出来、これらを用いた場合はテープテンシヨン制御の
精度が更に向上するものである。
スイツチ回路8を通過した巻径データはメモリ回路10
において記憶される。このメモリ回路10は新しいデータ
が入力されるまでは現在記憶されているデータを保持
し、新しいデータが入力された時には前のデータはクリ
アされ新しいデータに書き換わるものである。つまり前
記スイツチ回路8の接続がOFF状態になつている期間
は、走行モードが切換わる直前の巻径データが保持さ
れ、該接続がON状態になると再びメモリ回路10に新しい
巻径データの入力が開始される為メモリ回路10に保持さ
れている巻径データは新しいデータが入力される度に書
き換えられる。
この様にして得られた巻径データはメモリ回路10から
読み出され、第2演算回路11に入力される。この第2演
算回路11では該巻径データよりリール受台1を駆動して
いるリール駆動モータ13において発生されるべきトルク
値を算出するものである。
第3図に示す様に、テープの巻径と該トルク値との関
係は各走行モードによつて夫々異なる為、該第2演算回
路には前述の様に走行モード指示回路7より発生される
走行モード信号も入力されており、この走行モード信号
と該巻径データに基づき前述の様なトルク値を算出し、
トルクデータとして出力する。
モータ制御回路12では該トルクデータに応じてリール
駆動モータ13のトルクを制御する様に動作し、リール駆
動モータ13はリール受台1の回転を制御する。
以上説明して来た様に、走行モードが切換つた時には
直前に算出された巻径データにより切換つた走行モード
に対応したトルクデータを算出し、所定時間を経過しテ
ープの走行速度が安定したら逐一供給側リール受台の回
転周期を基に算出された巻径データにより該トルクデー
タを算出して、このトルクデータによりリール駆動モー
タのトルクを制御し供給リールにおけるテープの送り出
し量を制御することによつて、常に適切なテープテンシ
ヨンが得られる様になりテープに対する悪影響を軽減す
ることが出来る。
〔発明の効果〕
以上の様に本発明によれば冒頭に述べた様なリール駆
動装置として、簡単な構成で走行モードの切換え時にお
いてもテープ状態の急峻な変化を無くし、テープ状体を
安定に走行させることが出来るもので、斯種リール駆動
装置において極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例として巻取り側と供給側のリ
ール受台を夫々直接駆動するダイレクトドライブ方式に
よるVTRのテープ走行機構に適用した場合の概略構成図
である。 第2図は上記第1図においてリール受台の回転周期に応
じた周期データを計測する際のタイミングチヤートであ
る。 第3図は第1図の各走行モードにおけるテープの巻き径
とトルクの関係を表わした図である。 1……供給側リール受台、4……周期計測回路、6……
第1演算回路、7……走行モード指示回路、8……スイ
ツチ回路、9……タイマ回路、10……メモリ回路、11…
…第2演算回路、12……モータ制御回路、13……リール
駆動モータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のリールに巻回されたテープをモード
    に応じて複数の異なる速度で走行させるリール駆動装置
    において、 前記複数のリールのうち前記テープを巻取側リールに送
    出する供給側リールを回転駆動する回転駆動手段と、 前記リールに巻回された前記テープの巻量を判断する判
    断手段と、 前記判断手段により判断された前記巻量情報を記憶保持
    する記憶保持手段と、 前記巻量情報から前記回転駆動手段の駆動トルクを送出
    する導出手段と、 前記導出手段により導出された駆動トルクで前記回転駆
    動手段を駆動することで前記テープの送出量を制御する
    制御手段と、 前記モードを切り換えを指示する指示手段とを備え、 前記指示手段によりモード切り換えの指示がなされた際
    に、前記記憶保持手段は、モード切り換え前に前記判断
    手段により判断された前記巻量情報を所定期間記憶保持
    し、 前記導出手段は、前記記憶保持手段に記憶保持された巻
    量情報から前記回転駆動手段の駆動トルクを導出し、 前記制御手段は、前記導出手段により導出された駆動ト
    ルクで前記所定期間に応じた期間前記回転駆動手段が前
    記供給側リールを駆動することで前記テープの送出量を
    制御するようにしたことを特徴とするリール駆動装置。
JP60297225A 1985-12-13 1985-12-27 リ−ル駆動装置 Expired - Lifetime JPH0814910B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60297225A JPH0814910B2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27 リ−ル駆動装置
US06/936,741 US4817887A (en) 1985-12-13 1986-12-02 Device for controlling reel driving motor
US07/846,774 US5341073A (en) 1985-12-13 1992-03-09 Device for controlling reel driving motor

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JP60297225A JPH0814910B2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27 リ−ル駆動装置

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JPS62154354A JPS62154354A (ja) 1987-07-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0246555A (ja) * 1988-08-09 1990-02-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd テープ張力制御装置
JP5490999B2 (ja) * 2008-03-27 2014-05-14 公益財団法人鉄道総合技術研究所 車上装置及び車両制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5883354A (ja) * 1981-11-09 1983-05-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回転ヘツド型磁気録画再生装置

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JPS62154354A (ja) 1987-07-09

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