JPH0246555A - テープ張力制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気テープを記録媒体として情報の記録再生
を行う磁気記録再生装置のテープ張力制御装置に関する
ものである。

従来の技術 従来より、磁気テープの走行時におけるテープ張力の制
御方法については、種々提案がなされている。その従来
のテープ張力制御装置について、以下図面を参照しなが
ら説明する。

第４図、第５図は従来のテープ張力制御装置の概要を表
す側面図及び平面図である。

第４図、第５図において、１１は磁気テープ、１２は前
記磁気テープ１１に当接したポスト、１３は一端部に前
記ポスト５が取付けられ、他端が支軸１４を中心に回動
可能に基板１６に取付けられたＬ字状のアーム、１５は
前記アーム１３を時計方向、すなわち前記ポスト１２が
より磁気テープ１１に当接する方向に付勢するバネであ
る。

１９は磁気テープ１１を矢印Ｃの方向に引張９駆動する
キャプスタンモーターの回転軸に取付けられた回転体で
あシ、２ｏのピンチローラ−との圧着によって前記磁気
テープ１１を矢印Ｃの方向に走行させる。１８は前記磁
気テープ１１が巻き付けられたリールを乗せたリール台
であり、前記３べ−７ リールと同軸で、同一回転をする。

１７はフェルト等により構成され、前記リール台１８を
締めつけてブレーキをかけるためのバンドであり、その
バンド１７の一端は固定部１６に固定され、他端は前記
アーム１３の支軸１４に対してバネ１５の取付は部と逆
側に取付は金具２１によって取付けられている。

上記構成により、従来のテープ張力制御装置は、磁気テ
ープ１１が矢印Ｃの方向にキャプヌタンモターの回転軸
１９により駆動される。この時、磁気テープ１１は矢印
Ｃの方向に引張られて走行し、同時に逆方向の矢印りの
方向に引張られるカが働らいて因るため、磁気テープ１
１にはある張力が生じ、この張力によってポスト１２に
は矢印Ｅ方向の力が働いている。

このテープ張力と、矢印Ｅの力は比例関係にあシ、その
ためテープ張力が大きくなれば、バネ１５の力に打勝っ
てポスト１５は矢印Ｅの方向に移動する。この時、ポス
ト１５の移動と同時にアーム１３も支軸１４に対して反
時計方向に回動する。

このため、バンド１７の取付は金具２１も反時計方向に
回動し、リール台１８をしめつけたバンド１７のしめつ
けトルクが低下し、とのために矢印りの方向に働いてい
たブレ〜キカが小さくなり、矢印りの力が低下すること
となる。これによって、テープ張力が下がり、テープ張
力は常に設定されたある一定値で安定する。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、テープ張力とポス
トの移動量の関係はバネ力が変化するとか、ポスト取付
は金具の支点の軸負荷やバンドの摩擦系数が経時及び環
境条件の変化にょシ変ってくる等の理由により、非常に
不安定であシ、正確なテープ張力の制御ができなかった
。

課題を解決するだめの手段 上記課題を解決するために本発明のテープ張力制御装置
は、磁気テープに当接し、その磁気テプの押圧力による
歪により抵抗値が変化する半導体素子よりなるテープ張
力検出手段と、ある設定された時間内の前記張ノＪ検出
手段の出力の平均値５べ−７ を順次記憶しておく記憶手段と、入力信号に基づいて供
給側リールモーターの駆動電流を制御する制御手段と、
テープ速度の切換時に予じめ定められた期間だけ前記制
御手段の入力信号を前記テプ張力検出手段の出力から、
前記記憶手段の出力に切換えるための切換手段を備えた
ものである。

作　　　用 本発明は上記した構成によって、テープ張力を直接検出
すべき磁気テープに当接する半導体素子により電気信号
として検出し、それによってモターの発生トルクを制御
するため、経時、環境変化等に対する機械的な不安定要
素を除去する事ができ、またテープの走行速度の切換え
時には予じめ定められた期間内のテープ張力検出素子を
記憶しておいた信号に切換えるため、テープ張力が急峻
に変化しても常に安定したテープ張力の制御ができるも
のである。

実施例 以下本発明のテープ張力制御装置の一実施例について、
図面を参照しながら説明する。

６７、−７ 第１図は、本発明の一実施例の全体概要を表わしたブロ
ック図であり、第２図は、本発明の機構部を簡単に表わ
した平面図である。

第１図、第２図において、１は磁気テープの押圧力によ
る歪により抵抗値が変化する半導体素子（１−ａ）がポ
スト（１−ｂ）に埋込まれたテプ張力検出手段であシ、
３は磁気テープ２が巻かれている供給リール、４はその
リールモータ８はテープ張力検出手段１の前記抵抗値の
変化にもとづく出力信号の予じめ定められた時間内の平
均値を順次記憶しておく記憶回路、５は前記テブ張力検
出手段１の出力信号と前記記憶回路８の出力信号とを切
換える切換回路、６はその切換回路５の出力信号に基づ
いて、リールモーター４の駆動電流を制御するための制
御回路、７はその制御回路６の出力信号によって、リー
ルモーター４を駆動するための駆動回路、９は例えば通
常の再生モードから早送り再生モード等の磁気テープ２
の走行速度が変えられる際に、その操作に連動してパル
スを発生するモード設定回路、１ｏはモ７ヘー／ ド設定回路９の出力信号によって、ある設定された時間
遅延し、前記切換回路５の動作をさせるだめの時間設定
回路である。

１だ、第３図は上記構成によるタイミング図を示す。

上記構成により、本例のテープ張力制御装置は、再生時
、捷ず磁気テープ２は、キャプスタン及びピンチローラ
−（図示せず）によって引き出され、第２図中矢印Ａの
方向に走行する。との時、リルモータ−４は、第２図中
矢印Ｂの方向に磁気テプ２を引張るトルクを発生させる
。このため、磁気テープ２はある値の張力をもって走行
する。

ここで、張力検出手段１は、このテープ張力を検出し、
出力する。第３図ａにその波形を示す。

今、通常再生モードから早送り再生モードに移行したと
すると、早送９再生に移行した直後には、テープ走行連
座が急峻に上るため、テープ張力は高くなシ、その後安
定して、通常再生と同じテプ張力で走行する。このテー
プ走行速度が急峻に変化した時制御回路６の動作を通常
動作のままにしておくと発振する等の不都合が生じるた
め、モト障定回路９より通常再生から早送シ再生に移行
した時の信号を時間設定回路１ｏに出力し、ここで張力
検出手段１の出力信号ａの安定する時間だけ第３図すに
示すように設定する。

この時間設定回路１０の出力信号すによって、切換回路
５が動作し、制御回路６に入る信号を、それまでの安定
走行時に平均化し、記憶回路８に記憶しておいた信号（
第３図Ｃ）に切換える。これにより、走行速度が急峻に
切換る時だけ、張力検出手段１の出力信号ａを無視し、
その前と同じトルクをリールモーター４が出しておき、
次にまた定走行速度が安定した時より、張力検出手段１
の信号による制御が働く事となる。

これによって、モーター駆動回路７によるリルモーター
４に対する駆動信号は、第３図ｄの如く、常に安定した
信号で、リールモーター４を駆動する事ができるもので
ある。

発明の効果 以上のように本発明のテープ張力制御装置は、９ペー。

テープ張力を検出する張力検出素子の出力によって、制
御回路によりリールモーターの発生トルりを変化させ、
テープ張力を一定に保つが、テープ走行速度モードが急
峻に変化した時、その前の安定時に記憶しておいた信号
に切換えて、制御回路を安売状態に保持し、リールモー
ターの発生トルりを安定な状態に保持しておくものであ
り、テプの走行速度が変化した時に、張力検出素子の出
力が誤った信号を出力しても、常に安定なテープ張力に
保つ事ができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるテープ張力制御装置
の全体概要を表すブロック図、第２図は同機構部の概要
を表す平面図、第３図は同装置の信号タイミング図、第
４図は従来のテープ張力制御装置の概要を表わした側断
面図、第５図は同平面図である。 １・・・・・・張力検出手段、１〜ａ・川・・半導体素
子、１−ｂ・・・・・・ポヌ）、２．１１・・・・・・
磁気テープ、３・・・・リール、４・・・・リールモー
ター、５・　・・切換１０Ａ　。 回路、６・・・・・・制、御回路、７・・・・・・モー
ター駆動回路、８・・・・・・記憶回路、９・・・・・
モード設定回路、１０・・・・・・遅延回路。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名ぐＳ −〇 ｉづ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気テープに当接し、その磁気テープの押圧力による歪
   により抵抗値が変化する半導体素子よりなるテープ張力
   検出手段と、ある設定された時間内の前記テープ張力検
   出手段の出力信号の平均値を順次記憶しておく記憶手段
   と、入力信号に基づいて供給側リールモーターの駆動電
   流を制御する制御手段と、通常再生モードより早送り再
   生モードへの操作に連動して予じめ定められた期間だけ
   、前記記憶手段の出力信号に代えて、前記記憶手段の出
   力信号を入力信号として、前記制御手段に印加する切換
   手段とを備えたことを特徴とするテープ張力制御装置。