JPH081488Y2 - 容器検査装置 - Google Patents
容器検査装置Info
- Publication number
- JPH081488Y2 JPH081488Y2 JP4400890U JP4400890U JPH081488Y2 JP H081488 Y2 JPH081488 Y2 JP H081488Y2 JP 4400890 U JP4400890 U JP 4400890U JP 4400890 U JP4400890 U JP 4400890U JP H081488 Y2 JPH081488 Y2 JP H081488Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage case
- container
- inspection
- memory
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は生産ラインから内容物を充填され、収納ケー
スに入れられて搬出されてくる容器、特に瓶などの収納
状態および品質を検査する容器検査装置に関する。
スに入れられて搬出されてくる容器、特に瓶などの収納
状態および品質を検査する容器検査装置に関する。
従来、この種の容器検査装置は、ストライカ方式のも
のあるいば光電管方式のもの若しくは重量方式のもので
あった。
のあるいば光電管方式のもの若しくは重量方式のもので
あった。
第４図（ａ），（ｂ）はストライカ方式の容器検査装
置を示すそれぞれ平面図、Ｘ−Ｘ断面図である。
置を示すそれぞれ平面図、Ｘ−Ｘ断面図である。
収納ケース30には瓶31が４本ずつ５列収納され、矢印
Ｂ方向にコンベヤ（不図示）により搬送されて来る。収
納ケース検出器40は搬送されて来る収納ケース30が検査
位置にあることすなわち検査位置に到達し、通過するま
でを検出する。支持軸43はコンベヤを横断するように、
コンベヤ上に固定されている。検出レバー44は搬送され
て来る収納ケース30内の瓶の各列の本数とその位置とに
合わせて、支持軸43上に所定角度内で回軸自在に取り付
けられている。各検出レバー44は上端と下端とにそれぞ
れ検出プレート45と遮光プレート46とを具備しており、
瓶31が完全に収納された収納ケース30が検査位置にある
間は、検出プレート45は押し上げられ、収納ケース30が
検査位置を通過していない場合や、瓶31が収納されてい
ない場合には押し上げられず、検出レバー44は第３図
ｂ）で示すような検出レバー44′の位置となる。
Ｂ方向にコンベヤ（不図示）により搬送されて来る。収
納ケース検出器40は搬送されて来る収納ケース30が検査
位置にあることすなわち検査位置に到達し、通過するま
でを検出する。支持軸43はコンベヤを横断するように、
コンベヤ上に固定されている。検出レバー44は搬送され
て来る収納ケース30内の瓶の各列の本数とその位置とに
合わせて、支持軸43上に所定角度内で回軸自在に取り付
けられている。各検出レバー44は上端と下端とにそれぞ
れ検出プレート45と遮光プレート46とを具備しており、
瓶31が完全に収納された収納ケース30が検査位置にある
間は、検出プレート45は押し上げられ、収納ケース30が
検査位置を通過していない場合や、瓶31が収納されてい
ない場合には押し上げられず、検出レバー44は第３図
ｂ）で示すような検出レバー44′の位置となる。
したがって、瓶31を収納した収納ケース30が搬送され
てきて、収納ケース検出器40が収納ケース30が検査位置
にあることを検出すると、容器検査装置は発光素子41か
らの光が受光素子42に受光されているかどうか検査し、
遮光プレート46が遮光46′の位置になって光が受光され
ないと、瓶31に欠品があることを検出する。第５図
（ａ），（ｂ）は光電管方式の容器検査装置を示すそれ
ぞれ平面図、Ｙ−Ｙ断面図である。
てきて、収納ケース検出器40が収納ケース30が検査位置
にあることを検出すると、容器検査装置は発光素子41か
らの光が受光素子42に受光されているかどうか検査し、
遮光プレート46が遮光46′の位置になって光が受光され
ないと、瓶31に欠品があることを検出する。第５図
（ａ），（ｂ）は光電管方式の容器検査装置を示すそれ
ぞれ平面図、Ｙ−Ｙ断面図である。
本従来例は第４図のものとは異なり、支持軸53上に反
射型光電管54が固定されている。収納ケース検出器50が
収納ケース30が検査位置にあることを検出している間
に、各反射型光電管54は瓶31の王冠の反射を検出し、制
御部（不図示）は全反射数をカウントし、瓶31が規定本
数正しく収納されているかどうか検査する。
射型光電管54が固定されている。収納ケース検出器50が
収納ケース30が検査位置にあることを検出している間
に、各反射型光電管54は瓶31の王冠の反射を検出し、制
御部（不図示）は全反射数をカウントし、瓶31が規定本
数正しく収納されているかどうか検査する。
また、重量方式のものは収納ケース30の重量を計測し
て欠品等を検査していた。
て欠品等を検査していた。
上述した従来の容器検査装置は、それぞれ下記の欠点
がある。
がある。
１） ストライカ方式の場合には、検出レバーのメカニ
カルな接触によるため検出が不安定であり、収納ケース
あるいは収納される容器の種類の変更に際し、再調整が
必要で、その再調整に多くの時間を必要とする。
カルな接触によるため検出が不安定であり、収納ケース
あるいは収納される容器の種類の変更に際し、再調整が
必要で、その再調整に多くの時間を必要とする。
２） 光電管方式の場合には、ストライカ方式と同様に
収納ケース等の変更に際し、再調整が必要で時間ロスが
多い。
収納ケース等の変更に際し、再調整が必要で時間ロスが
多い。
３） 重量方式の場合には、重量測定のために前後のコ
ンベヤとの切離しが必要であり、設備を複雑にさせるに
拘わらず、収納状態は検出出来ない。
ンベヤとの切離しが必要であり、設備を複雑にさせるに
拘わらず、収納状態は検出出来ない。
本考案は上記欠点のない容器検査装置を提供すること
を目的とする。
を目的とする。
本考案の容器検査装置は、複数の収納部に区画され、
各収納部には容器が収納され、収納された容器が上面か
ら観察可能にされている収納ケースを検査位置に搬送す
る搬送装置と、検査位置の収納ケースを上面側から照明
する照明装置と、収納ケースが検査位置に到達すると、
収納ケースの上面から容器を収納した収納ケースの画像
を読み取る画像読取装置と、画像読取装置が読み取った
画像を格納する第１のメモリと、収納ケースの種類毎お
よび収納ケースに収納される容器の種類毎に、予め２値
化された検査用のパターンを格納している第２のメモリ
と、第１のメモリに格納された画像に２値化処理を施
し、２値化処理後の画像に対し、第２のメモリに格納さ
れ、該当する収納ケースおよび容器に対応する検査用の
パターンと比較し、収納状態の合否の判定を行なう判定
部とを有する。
各収納部には容器が収納され、収納された容器が上面か
ら観察可能にされている収納ケースを検査位置に搬送す
る搬送装置と、検査位置の収納ケースを上面側から照明
する照明装置と、収納ケースが検査位置に到達すると、
収納ケースの上面から容器を収納した収納ケースの画像
を読み取る画像読取装置と、画像読取装置が読み取った
画像を格納する第１のメモリと、収納ケースの種類毎お
よび収納ケースに収納される容器の種類毎に、予め２値
化された検査用のパターンを格納している第２のメモリ
と、第１のメモリに格納された画像に２値化処理を施
し、２値化処理後の画像に対し、第２のメモリに格納さ
れ、該当する収納ケースおよび容器に対応する検査用の
パターンと比較し、収納状態の合否の判定を行なう判定
部とを有する。
画像読取装置が読み取った画像を２値化処理して単純
化し、２値化処理した画像を検査用のパターンと比較
し、検査用のパターンの該当する個所に、あるべき２値
化した画像が存在すれば良好と判定する。
化し、２値化処理した画像を検査用のパターンと比較
し、検査用のパターンの該当する個所に、あるべき２値
化した画像が存在すれば良好と判定する。
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第１図（ａ），（ｂ）は本考案の容器検査装置の一実
施例の構造を示すそれぞれ正面図、側面図、第２図は第
１図の実施例の判定部を示すブロック図、第３図は第１
図の実施例による検査方法を示す説明図である。
施例の構造を示すそれぞれ正面図、側面図、第２図は第
１図の実施例の判定部を示すブロック図、第３図は第１
図の実施例による検査方法を示す説明図である。
瓶21を収納した収納ケース20がガイド５によってガイ
ドされつつベルトコンベヤ４によって搬送されて来て
（矢印Ａ）、収納ケース20の最先の側面で発光素子６か
ら受光素子７への光が遮断されると、収納ケース20が検
査位置に到達したことが判定部に検出される。検査位置
に到達したことが検出されると、検査位置の上方にカメ
ラスタンド２により支持され、カメラ駆動部11により駆
動されるCCDカメラ２により、収納ケース20の上面の画
像がメモリ13に読み込まれる。検査位置においは、収納
ケース20の上面は照明装置３により、輝度差が大きくな
るように照明されている。メモリ14は検査用のパターン
を収納ケースおよび瓶の種類に対応して保持している。
メモリ13に読み込まれた画像は、コントローラ10によ
り、２値化処理され、さらに収納ケース20、瓶21に対応
するものとして予め指示され、ビデオモニタ12に表示さ
れているものと比較され、瓶21の収納状態が良好か否か
判定される。電源15は照明装置３、コントローラ10等に
電源を供給する。
ドされつつベルトコンベヤ４によって搬送されて来て
（矢印Ａ）、収納ケース20の最先の側面で発光素子６か
ら受光素子７への光が遮断されると、収納ケース20が検
査位置に到達したことが判定部に検出される。検査位置
に到達したことが検出されると、検査位置の上方にカメ
ラスタンド２により支持され、カメラ駆動部11により駆
動されるCCDカメラ２により、収納ケース20の上面の画
像がメモリ13に読み込まれる。検査位置においは、収納
ケース20の上面は照明装置３により、輝度差が大きくな
るように照明されている。メモリ14は検査用のパターン
を収納ケースおよび瓶の種類に対応して保持している。
メモリ13に読み込まれた画像は、コントローラ10によ
り、２値化処理され、さらに収納ケース20、瓶21に対応
するものとして予め指示され、ビデオモニタ12に表示さ
れているものと比較され、瓶21の収納状態が良好か否か
判定される。電源15は照明装置３、コントローラ10等に
電源を供給する。
次に、本実施例の判定部の動作について第３図を参照
して説明する。
して説明する。
メモリ14には該当する種類の収納ケースおよび収納さ
れる瓶毎にウインドと呼ばれる輝度の低い複数の円形を
有する検査用のパターンを保持している。このパターン
の各ウインドは該当する収納ケースの外面に相当する基
準ラインから所定の位置になるように規定されている。
コントローラ10は、予め収納ケース20と瓶21との種類が
指示されるのでメモリ14内に該当するパターンを選択
し、ビデオモニタ21に表示する。次に、収納ケース20が
検査位置に来て、メモリ13に読み込んだ画像に対し、王
冠のみが輝度高く表示されるように２値化処理し、検査
位置に到達した収納ケース20の外壁のラインを検査用の
パターンの基準ラインに合わせ、ビデオモニタ12にすで
に表示されている検査用のパターンと重畳して表示す
る。
れる瓶毎にウインドと呼ばれる輝度の低い複数の円形を
有する検査用のパターンを保持している。このパターン
の各ウインドは該当する収納ケースの外面に相当する基
準ラインから所定の位置になるように規定されている。
コントローラ10は、予め収納ケース20と瓶21との種類が
指示されるのでメモリ14内に該当するパターンを選択
し、ビデオモニタ21に表示する。次に、収納ケース20が
検査位置に来て、メモリ13に読み込んだ画像に対し、王
冠のみが輝度高く表示されるように２値化処理し、検査
位置に到達した収納ケース20の外壁のラインを検査用の
パターンの基準ラインに合わせ、ビデオモニタ12にすで
に表示されている検査用のパターンと重畳して表示す
る。
さらに中央部分の王冠のウインドの中央に来るよう
に、２値画像の位置を微調整し、判定を行う。ウインド
内で輝度の高い面積が所定以下である時、瓶21が欠品あ
るいは王冠の装置状態が良好でないと判定する。
に、２値画像の位置を微調整し、判定を行う。ウインド
内で輝度の高い面積が所定以下である時、瓶21が欠品あ
るいは王冠の装置状態が良好でないと判定する。
以上説明したように本考案は、メモリ内の検査用のパ
ターンと検査対象の２値化した画像を比較し、収納ケー
スにおける収納状態の良否を機械的な接触なしに判定で
きることにより、安定な検査ができる効果があり、さら
に収納ケース等の種類が変っても検査用のパターンの選
択を変えることによって容易に対応できる効果もある。
ターンと検査対象の２値化した画像を比較し、収納ケー
スにおける収納状態の良否を機械的な接触なしに判定で
きることにより、安定な検査ができる効果があり、さら
に収納ケース等の種類が変っても検査用のパターンの選
択を変えることによって容易に対応できる効果もある。
第１図（ａ），（ｂ）は考案の容器検査装置の一実施例
の構造を示すそれぞれ正面図、側面図、第２図は第１図
の実施例の判定部を示すブロック図、第３図は第１図の
実施例による検査方法を示す説明図、第４図（ａ），
（ｂ）、第５図（ａ），（ｂ）はそれぞれ従来例を示す
図である。 １……CCDカメラ、２……カメラスタンド、３……照明
装置、４……ベルトコンベア、５……ガイド、６……発
光素子、７……受光素子、10……コントローラ、11……
カメラ駆動部、12……ビデオモニタ、13,14……メモ
リ、15……電源。
の構造を示すそれぞれ正面図、側面図、第２図は第１図
の実施例の判定部を示すブロック図、第３図は第１図の
実施例による検査方法を示す説明図、第４図（ａ），
（ｂ）、第５図（ａ），（ｂ）はそれぞれ従来例を示す
図である。 １……CCDカメラ、２……カメラスタンド、３……照明
装置、４……ベルトコンベア、５……ガイド、６……発
光素子、７……受光素子、10……コントローラ、11……
カメラ駆動部、12……ビデオモニタ、13,14……メモ
リ、15……電源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山本 広久 埼玉県川口市並木元町１―１ サッポロビ ール株式会社プラント事業部内 (56)参考文献 特開 平２−242779（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】複数の収納部に区画され、各収納部には容
器が収納され、収納された容器が上面から観察可能にさ
れている収納ケースを検査位置に搬送する搬送装置と、 検査位置の収納ケースを上面側から照明する照明装置
と、 収納ケースが検査位置に到達すると、収納ケースの上面
から容器を収納した収納ケースの画像を読み取る画像読
取装置と、 画像読取装置が読み取った画像を格納する第１のメモリ
と、 収納ケースの種類毎および収納ケースに収納される容器
の種類毎に、予め２値化された検査用のパターンを格納
している第２のメモリと、 第１のメモリに格納された画像に２値化処理を施し、２
値化処理後の画像に対し、第２のメモリに格納され、該
当する収納ケースおよび容器に対応する検査用のパター
ンと比較し、収納状態の合否の判定を行なう判定部とを
有する容器検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4400890U JPH081488Y2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 容器検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4400890U JPH081488Y2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 容器検査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH044265U JPH044265U (ja) | 1992-01-16 |
| JPH081488Y2 true JPH081488Y2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=31556921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4400890U Expired - Lifetime JPH081488Y2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 容器検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081488Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5554312B2 (ja) * | 2011-11-29 | 2014-07-23 | 日本山村硝子株式会社 | 物品配列検査方法および物品配列検査装置 |
| JP7099958B2 (ja) * | 2016-01-26 | 2022-07-12 | シムボティック カナダ、ユーエルシー | ケース入り物品検査システムおよび方法 |
-
1990
- 1990-04-26 JP JP4400890U patent/JPH081488Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH044265U (ja) | 1992-01-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |