JPH0814761B2 - 自動車用内燃機関の電子制御装置 - Google Patents

自動車用内燃機関の電子制御装置

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JPH0814761B2
JPH0814761B2 JP63214413A JP21441388A JPH0814761B2 JP H0814761 B2 JPH0814761 B2 JP H0814761B2 JP 63214413 A JP63214413 A JP 63214413A JP 21441388 A JP21441388 A JP 21441388A JP H0814761 B2 JPH0814761 B2 JP H0814761B2
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control circuit
control
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internal combustion
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Inventor
勝 井戸口
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日野自動車工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は走行用内燃機関を電子制御装置により制御す
る自動車に利用する。本発明は、マイクロプロセッサを
含む制御回路が走行用内燃機関の他に分散して配置さ
れ、分散して配置された制御回路と内燃機関制御用の制
御回路との間にディジタルデータを送受信する手段を備
えた電子制御装置に関する。
〔概要〕
本発明は、複数の制御回路が分散配置され、その複数
の制御回路の間にフレーム構成のディジタルデータを送
受信する手段を備えた自動車用の電子制御装置におい
て、 フレームエラーを検出する手段を設け、フレームエラ
ーが検出されたときには、1フレーム時間以上の時間に
わたりデータの送受信を禁止することにより、 雑音により不正確なデータが送受信され、制御が混乱
することを回避するようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来の内燃機関の電子制御装置としては、センサ入力
および制御入力を取込み、走行用内燃機関に制御出力を
与えるマイクロプロセッサを含む内燃機関側の制御回路
を設け、この他の制御を別のマイクロプロセッサで制御
するものが知られている。すなわち、この内燃機関側の
制御回路とデータ送受信インタフェースにより結合さ
れ、制御入力を取込み内燃機関以外の装置、例えば変速
装置に制御出力を与えるトランスミッション制御回路と
が備えられたものである。この装置では、データ送受信
インタフェースが内燃機関側の制御回路からトランスミ
ッション制御回路にクロック信号を送出し、このクロッ
ク信号に同期して相互にフレーム構成のデータを送受信
し、受信したデータを送信側に返送して送信したデータ
との一致を照合し、この照合により一致しているときに
はそのまま制御を継続し、一致しないときには再送信す
ることによって制御を行っていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
車両はもともと電気的雑音を発生し易いものであり、
その車両が電気的雑音の発生している環境の中を走行す
ることがあるために電子制御装置の受ける影響は大き
い。上述の電子制御装置のクロック信号に雑音が加わる
と、データのタイミングがずれ、フレームエラーが発生
する。フレームエラーが発生すると、二つの制御回路の
間でフレームずれを生じて受信したデータの他にもう一
つのデータが付加され、一つのデータが二つに分割され
たものとに扱われることがある。これをそのまま再送信
すると通信ライン上に二つのデータを送信されることに
なり制御のタイミングをずらしてしまい制御を確実に実
行できなくなる。
本発明はこのような問題を解決するもので、雑音妨害
によりフレームエラーが発生したときにも、制御タイミ
ングずれを防止してデータ送受信の混乱を回避すること
ができる装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、受信したデータのフレームエラーを検出す
る手段と、この手段にフレームエラーが検出されたとき
には次のデータの送信を1フレーム時間以上にわたり禁
止する手段とを備えたことを特徴とする。
次のデータの送信を1フレーム時間以上にわたり禁止
する手段により禁止された時間が1フレーム以上経過し
た後にフレームリセット信号を送信する手段を備えるこ
とができ、一例として第二の制御回路が変速装置を制御
する回路である。
〔作用〕
第一のマイクロプロセッサを含む第一の制御回路がセ
ンサ入力および制御入力を取込み走行用内燃機関に制御
出力を送出し、第一の制御回路とデータ送受信手段によ
り結合された第二のマイクロプロセッサを含む第二の制
御回路がセンサ入力および制御入力を取込み内燃機関以
外の装置に制御出力を送出する。
この制御出力の送出と同時に、第一の制御回路から第
二の制御回路にはクロック信号が送出され、第一および
第二の制御回路間はこのクロック信号に同期して相互に
フレーム構成のデータが送受信される。このデータの送
受信時に各制御回路は受信したデータにフレームエラー
があるか否かを検出し、フレームエラーがあれば次のデ
ータの送信を1フレーム時間以上禁止する。禁止された
時間が1フレーム時間以上の所定の時間を経過したとき
に、リセット信号を送信して制御をもとの状態に戻しデ
ータを再送信する。
このようにして、雑音があっても正しいデータが送受
信されないことによって制御が混乱することを回避する
ことができる。
〔実施例〕
次に、本発明実施例装置を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明実施例装置の構成を示すブロック図、第
2図は本発明実施例装置のトランスミッション側制御回
路から内燃機関側の制御回路にデータを送信したときの
制御の流れを示すフローチャート、第3図は内燃機関側
の制御回路からトランスミッション側の制御にデータを
送信したときの制御の流れを示すフローチャートであ
る。
本発明実施例装置は、第1図に示すように、第一の制
御回路としての内燃機関側の制御回路1と、第二の制御
回路としてのトランスミッション側の制御回路2とがそ
れぞれデータ送受信インタフェース3および4に接続さ
れ、このデータ送受信インタフェース3および4は、ハ
ーネスワイヤに実装されたクロック信号線CLKおよびデ
ータ通信線DATによって接続される。
また、データ送受信インタフェース3は内燃機関への
複数の制御出力に接続され、データ送信インタフェース
4はその他の装置への制御出力に接続される。
さらに、制御回路1にはセンサ入力および制御入力を
取込む入力インタフェース5が接続され、制御回路2に
はセンサ入力および制御入力を取込む入力インタフェー
ス6が接続される。
データ送受信インタフェース3は制御回路1から制御
回路2にクロック信号を与える手段を含み、さらにデー
タ送受信インタフェース3および4はクロック信号に同
期して相互にフレーム構成のデータを送受信する手段
と、受信したデータを送信側に返送して送信したデータ
との一致を照合する手段と、この照合する手段が不一致
を出力するときにデータを再送する手段とを含む。
制御回路1および制御回路2には本発明の特徴とする
受信したデータのフレームエラーを検出する手段と、こ
の手段にフレームエラーが検出されたときには次のデー
タの送信を1フレーム時間以上にわたり禁止する手段
と、次のデータの送信を1フレーム時間以上にわたり禁
止する手段により禁止された時間が1フレーム以上経過
した後にフレームリセット信号を送信する手段とを含
む。
このように構成された本発明実施例装置の動作につい
て説明する。
制御回路1からは常時制御回路2へデータ送受信イン
タフェース3、クロック信号線CLKおよびデータ送受信
インタフェース4を介してクロック信号が送出されてい
る。
まず、第2図に示すトランスミッション側からのデー
タ送信について説明する。
制御回路2からデータ送受信インタフェース4、デー
タ通信線DATおよびデータ送受信インタフェース3を介
して制御回路1にデータが送信されると、制御回路1は
このデータを受けた後そのデータを制御回路2にデータ
送受信インタフェース3、データ通信線DATおよびデー
タ送受信インタフェース4を経由してエコーバックす
る。
制御回路2はこのデータを受けると、常時送出されて
いる上記クロック信号が雑音の影響を受けたことにより
生じるフレームエラーの有無をチェックし、フレームエ
ラーがない場合には、続いてオーバーランエラーの有無
をチェックして、オーバーランエラーがない場合には、
送信したデータと受信したデータとが一致するか否かを
確認し、一致する場合には次の制御に移行する。
また、オーバーランエラーが検出された場合および送
信データが受信データに一致しない場合には、制御はも
とに戻り、制御回路2から制御回路1にデータを送信
し、制御回路1はこのデータを制御回路2にエコーバッ
クして以下同様の制御を行い、フレームエラーおよびオ
ーバーランエラーがなく、かつ送信データと受信データ
が一致するまで制御を繰り返す。
制御回路1からエコーバックされたデータにフレーム
エラーが検出されたときには、1フレーム時間以上の時
間にわたりデータの送受信を禁止して、1フレーム時間
以上の所定の時間を経過したときに制御をもとに戻す。
次に、第3図に示す内燃機関側からのデータ送信につ
いて説明する。
制御回路1からデータ送受信インタフェース4、デー
タ通信線DATおよびデータ送受信インタフェース3を介
して制御回路2にデータが送信されると、制御回路2は
このデータを受けた後そのデータを制御回路1にデータ
送受信インタフェース4、データ通信線DATおよびデー
タ送受信インタフェース3を経由してエコーバックす
る。
制御回路1はこのデータを受けると、常時送出されて
いるクロック信号が雑音の影響を受けたことにより生じ
るフレームエラーの有無をチェックし、フレームエラー
がない場合には、続いてオーバーランエラーの有無をチ
ェックして、オーバーランエラーがない場合には、送信
データと受信データとが一致するか否かを確認し、一致
する場合には次の制御に移行する。
また、オーバーランエラーが検出された場合および送
信データが受信データに一致しない場合には、制御はも
とに戻り制御回路1から制御回路2にデータを送信し、
制御回路2はこのデータを制御回路1にエコーバックし
て以下同様の制御を行い、フレームエラーおよびオーバ
ーランエラーがなく、かつ送信データと受信データが一
致するまで制御を繰り返す。
制御回路2からエーコバックされたデータにフレーム
エラーが検出された場合には、一フレーム時間以上の時
間にわたりデータの送受信を禁止して、1フレーム時間
以上の所定の時間を経過したときに制御をもとに戻す。
このように、フレームエラー、オーバーランエラーお
よび送信データと受信データが一致するか否かを検出す
ることによって、雑音により不正確なデータが送受信さ
れたことにより制御が混乱することを回避して確実かつ
安全な車両の走行制御を行うことができる。特に、フレ
ームエラーの場合には回復不能に陥ることなく、所定時
間の経過後に確実に正常に復帰する。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、制御回路間で送受
信されるクロック信号に雑音が加わることにより生じる
不正確なデータの送受信により、制御が混乱することを
確実に防止し、安全な車両の走行制御を行うことができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例装置の構成を示すブロック図。 第2図は本発明実施例装置のトランスミッション側から
のデータ送信による制御の流れを示すフローチャート。 第3図は本発明実施例装置の内燃機関側からのデータ送
信による制御の流れを示すフローチャート。 1、2……制御回路、3、4……データ送受信インタフ
ェース、5、6……入力インタフェース、CLK……クロ
ック信号線、DAT……データ通信線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センサ入力および制御入力を取込み走行用
    内燃機関に制御出力を与える第一のマイクロプロセッサ
    を含む第一の制御回路と、 この第一の制御回路とデータ送受信手段により結合さ
    れ、制御入力を取込み上記内燃機関以外の装置に制御出
    力を与える第二のマイクロプロセッサを含む第二の制御
    回路と を備え、 上記データ送受信手段は、上記第一の制御回路から上記
    第二の制御回路にクロック信号を与える手段と、このク
    ロック信号に同期して相互にフレーム構成のデータを送
    受信する手段と、受信したデータを送信側に返送して送
    信したデータとの一致を照合する手段と、この照合する
    手段が不一致を出力するとき当該データを再送する手段
    とを備えた 自動車用内燃機関の電子制御装置において、 受信したデータのフレームエラーを検出する手段と、 この手段にフレームエラーが検出されたときには次のデ
    ータの送信を1フレーム時間以上にわたり禁止する手段
    と、 この禁止された時間が1フレーム以上経過した後に送信
    を再開する手段とを備えたことを特徴とする自動車用内
    燃機関の電子制御装置。
JP63214413A 1988-08-29 1988-08-29 自動車用内燃機関の電子制御装置 Expired - Lifetime JPH0814761B2 (ja)

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JPH0262601A JPH0262601A (ja) 1990-03-02
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06236352A (ja) * 1993-02-09 1994-08-23 Nippondenso Co Ltd データ通信装置
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JPH0262601A (ja) 1990-03-02

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