JPH0814454A - クランプ継手 - Google Patents
クランプ継手Info
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- JPH0814454A JPH0814454A JP6173333A JP17333394A JPH0814454A JP H0814454 A JPH0814454 A JP H0814454A JP 6173333 A JP6173333 A JP 6173333A JP 17333394 A JP17333394 A JP 17333394A JP H0814454 A JPH0814454 A JP H0814454A
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- clamp
- bands
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- tightening
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Abstract
配管の突き合せ部を挟持固定することができるクランプ
継手を提供する。 【構成】 2つの配管の突き合せ部外周に複数のクラン
プバンドを嵌め込み、該複数のクランプバンドのリブ部
を締め付けることによって、該2つの配管を接続するク
ランプ継手において、該複数のクランプバンドには互い
に該配管の長手方向に重なり合うリブ部がそれぞれ形成
され、該複数のクランプバンドの各リブ部が、該配管の
長手方向から締め付けられる構成よりなる。
Description
より詳細には、2つの配管の突き合せ部外周に複数のク
ランプバンドを嵌め込み、該複数のクランプバンドのリ
ブ部を締め付けることによって2つの配管を接続するク
ランプ継手に関する。
8に示すように、2つの配管のフェルール部W,Wの各
突き合せ部Waを挟持固定する一対のクランプバンド1
01,101を有するクランプ継手100が知られてい
る。このクランプ継手100は、半円孤状の一対のクラ
ンプバンド101,101の一端部を蝶番部材102に
開閉可能に枢着し、他端部には配管の接線方向に重なり
合うリブ部103,103をそれぞれ形成し、一方のク
ランプバンド101のリブ部103には、ボルト部材1
04を揺動可能に軸支して設け、他方のクランプバンド
101のリブ部103にはボルト部材104が貫通する
貫通孔105を形成して、ボルト部材104先端部に螺
着可能な蝶ナット部材106を備えている。
管のフェルール部W,Wを接続するには、2つの配管の
フェルール部W,Wの各突き合せ部Wa,Waをガスケ
ット107を介して突き合せた状態にした後、一対のク
ランプバンド101,101の内周側を2つの配管のフ
ェルール部W,Wの各突き合せ部Wa,Waの外周部に
はめ込み、このとき一方のクランプバンド101のボル
ト部材104を他方のクランプバンド101の貫通孔1
05に挿通し、ボルト部材105の先端部に蝶ナット部
材106を螺着して一対のクランプバンド101,10
1のリブ部103,103を締め付けることによって2
つの配管のフェルール部W,Wの各突き合せ部Wa,W
aを挟持固定する。
のクランプ継手の場合、次のような課題が生じる。すな
わち、 一対のクランプバンドの片側に設けたリブ部を配管
の接線方向で対向させてボルト部材、ナット部材を用い
て、その接線方向から締め付ける所謂片締め構成である
ので、配管のフェルール部とクランプバンドとの間で金
属摩擦等によって片締力となり易く、ガスケットの一部
から漏れが生じる。 クランプバンドのリブ部がクランプバンド外周から
突出しており、しかも一対のクランプバンドを締め付け
る蝶ナット部材が大きくなるために、このクランプ継手
を有する配管を並べた場合の専有スペースが大きくな
る。 また、上記を解決するために、一対のクランプバ
ンドの両側にリブ部を設けて両側で締め付けることも考
えられるが、このようにした場合には、取り付け作業が
面倒になり、部品の紛失が生じやすく、上記の問題も
顕著になる。 等の課題が生じる。
作したものであって、その目的とする処は、専有スペー
スが小さく、均一な締め付け力で配管の突き合せ部を挟
持固定することができるクランプ継手を提供することに
ある。
するための手段としての本発明の第1のクランプ継手
は、複数のクランプバンドには互いに配管の長手方向に
重なり合うリブ部がそれぞれ形成され、該複数のクラン
プバンドの各リブ部が配管の長手方向から締め付けられ
る構成としている。
記クランプ継手において、クランプバンドのリブ部に
は、断面台形状をなす多角形状のテーパ長孔が形成さ
れ、互いに重なるクランプバンドのリブ部の各テーパ長
孔内に多角形状の駒部材がそれぞれ嵌め込まれ、各駒部
材に形成された貫通孔内にボルト部材が挿通され、該ボ
ルト部材の両端部に螺着されたナット部材にて両側から
該駒部材が締め付けられることにより、互いに重なるク
ランプバンドのリブ部が締め付けられる構成とし、また
本発明の第3のクランプ継手は、前記クランプ継手にお
いて、ボルト部材の頭部に前記駒部材が一体形成されて
いる構成としている。
ドの各リブ部が互いに配管の長手方向に重なり合い、該
互いに重なり合うクランプバンドの各リブが配管の長手
方向から締め付けられるので、クランプバンドの外周面
からの突出部がなくなって専有スペースが小さくなり、
配管長手方向から締め付けるので締め付け力を均一にす
ることができるように作用する。
形状をなす多角形状のテーパ長孔を形成し、互いに重な
るクランプバンドのリブ部の各テーパ長孔内に多角形状
の駒部材をそれぞれ嵌め込み、各駒部材に形成された貫
通孔内にボルト部材が挿通して該ボルト部材の両端部に
螺着したナット部材にて両側から該駒部材を締め付ける
ことで互いに重なるクランプバンドのリブ部を締め付け
ることにより、確実にリブ部が重なり合うクランプバン
ドを締め付けることができるように作用する。さらに、
ボルト部材の頭部に駒部材を一体形成することにより、
部品点数が少なくなるように作用する。
した実施例について説明する。ここに、図1〜図6は、
本発明の一実施例を示し、図1は側面図、図2は一部断
面正面図、図3は要部分解斜視図、図4は締め付け過程
の説明に供する断面図、図5は締め付け後の断面図、図
6はクランプバンドの側面図とバンド内方向からの正面
図である。
突き合せ部を一対のクランプバンドにて挟持固定して接
続するクランプ継手であって、概略すると、一対のクラ
ンプバンド1,1を有し、この互いに重なり合う一対の
クランプバンド1,1のリブ部2,2を締め付け手段3
によって配管の長手方向から締め付ける構成としてい
る。
内周面に2つの配管のフェルール部W,Wの各突き合せ
部Wa,Waに外側から嵌合可能な嵌合溝1aが形成さ
れると共に、互いに配管の長手方向に重なり合うリブ部
2,2がそれぞれ両端部に形成され、この一対のクラン
プバンド1,1の各リブ部2,2には断面台形状をなす
四角形のテーパ長孔4,4が重ね合わせ面側に収束する
方向に向けてそれぞれ形成されている。
1のテーパ長孔4に嵌合可能な断面台形状をなす四角形
(通常、平面正方形)の駒部材5を頭部として一体形成
したボルト部材6と、このボルト部材6が貫通する貫通
孔7aが形成された他方のクランプバンド1のテーパ長
孔4に嵌合可能な断面台形状をなす四角形の駒部材7
と、ボルト部材6先端部に螺着するナット部材8とワッ
シャ部材(ばねワッシャを含む)9で構成される。ここ
で、テーパ長孔4と駒部材5,7の勾配は適宜選択すれ
ばよいが、一般的には20〜30度が好ましい。
明すると、一対のクランプバンド1,1の一端部側のリ
ブ部2,2を締め付け手段3を用いて連結した状態にし
ておき、2つの配管のフェルール部W,Wの各突き合せ
部Wa,Waをガスケット10を介して突き合せた状態
にした後、一対のクランプバンド1,1の内周側嵌合溝
1a,1aを2つの配管のフェルール部W,Wの各突き
合せ部Wa,Waの外周部に嵌め込んで、一対のクラン
プバンド1,1の他端部側のリブ部2,2を配管長手方
向に重ね合わせる。このとき、図4に示すように、一対
のクランプバンド1,1の他端部側のリブ部2,2のテ
ーパ長孔4,4の中心が周方向に若干離れるようにクラ
ンプバンド1,1を形成する。
バンド1のリブ部2のテーパ長孔4側からボルト部材6
を差込んで他方のクランプバンド1のリブ部2のテーパ
長孔4に挿通し、このボルト部材6の先端部に駒部材7
をはめ込んだ後、ボルト部材6の先端部にワッシャ9を
はめ込みナット部材8を螺着する。
とによって、図5に示すように一方のクランプバンド1
のリブ部2のテーパ長孔4にボルト部材6の頭部である
駒部材5が嵌合され、他方のクランプバンド1のリブ部
2のテーパ長孔4に駒部材7が嵌合されて、一対のクラ
ンプバンド1,1の各リブ部2が、それぞれのテーパ長
孔4を介して近付けられながら締め付けられるように作
用する。
一端部側のリブ部2,2に取り付けている締め付け手段
3についても同様にして締め付けるが、交互に締め付け
る等してクランプバンド1,1の両端部での締め付け力
が可及的に均一になるようにすることが好ましい。ま
た、上記のように一対のクランプバンド1,1の一端部
側のリブ部2,2に予め締め付け手段3を取付けておく
ことにより、これが一対のクランプバンド1,1の回転
継手となって、部品の紛失等が少なくなり、締め付け作
業も容易になる。更に、駒部材5をボルト部材6の頭部
として一体形成しておくことにより、ナット部材が1個
になって作業性が向上する。
るものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で変
形実施できる構成を含むものである。因みに、上記実施
例では、一方のクランプバンド1のテーパ長孔4に嵌合
可能な断面台形状の駒部材5をボルト部材6の頭部とし
て一体形成した例で説明したが、駒部材5とボルト部材
6とを別部材として、ボルト部材6の両端部にナット部
材8を螺着して締め付けるように構成することもでき
る。また、上記実施例では一対のクランプバンドを用い
た例について説明したが、3個以上のクランプバンドを
用いて構成することもでき、これにより締め付け箇所を
3箇所以上にすることもでき、より均一な締め付け力が
得られる。更にまた、前記実施例ではクランプバンドの
両端部にリブ部を設けたが、一端部は、固定軸で開閉可
能に軸支する構成にすることもできる。
の請求項1のクランプ継手によれば、複数のクランプバ
ンドの各リブ部が互いに配管の長手方向に重なり合い、
該互いに重なり合うクランプバンドの各リブが配管の長
手方向から締め付けられるようにしたので、クランプバ
ンドの外周面からの突出部がなくなって専有スペースが
小さくなり、配管長手方向から締め付けるので充分な締
め付け力で、かつ均一な締め付け力で締め付けることが
でき、しかも低圧配管から高圧配管まで対応することが
できるという効果を有する。
よれば、クランプバンドのリブ部には断面台形状をなす
多角形状のテーパ孔を形成し、互いに重なるクランプバ
ンドのリブ部の各テーパ長孔内に多角形状の駒部材をそ
れぞれ嵌め込み、各駒部材に形成された貫通孔内にボル
ト部材が挿通して該ボルト部材の両端部に螺着したナッ
ト部材にて両側から該駒部材を締め付けることで互いに
重なるクランプバンドのリブ部を締め付けるようにした
ので、確実にリブ部が重なり合うクランプバンドを締め
付けることができるという効果を有する。さらに、本発
明の請求項3のクランプ継手によれば、ボルト部材の頭
部に駒部材を一体形成したので、部品点数が少なくなる
と共に、締め付け作業が簡単になるという効果を有す
る。
の正面図である。
め付け手段、4・・・テーパ孔、5・・・駒部材、6・
・・ボルト部材、7・・・駒部材、8・・・ナット部
材、W・・・配管のフェルール部、Wa・・・突き合せ
部
Claims (3)
- 【請求項1】 2つの配管の突き合せ部外周に複数のク
ランプバンドを嵌め込み、該複数のクランプバンドのリ
ブ部を締め付けることによって、該2つの配管を接続す
るクランプ継手において、該複数のクランプバンドには
互いに該配管の長手方向に重なり合うリブ部がそれぞれ
形成され、該複数のクランプバンドの各リブ部が、該配
管の長手方向から締め付けられることを特徴とするクラ
ンプ継手。 - 【請求項2】 クランプバンドのリブ部には断面台形状
をなす多角形状のテーパ長孔が形成され、互いに重なる
クランプバンドのリブ部の各テーパ長孔内に多角形状の
駒部材がそれぞれ嵌め込まれ、各駒部材に形成された貫
通孔内にボルト部材が挿通され、該ボルト部材の両端部
に螺着されたナット部材にて両側から該駒部材が締め付
けられることにより、互いに重なるクランプバンドのリ
ブ部が締め付けられる請求項1に記載のクランプ継手。 - 【請求項3】 ボルト部材の頭部に、駒部材が一体形成
されている請求項2に記載のクランプ継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17333394A JP3420344B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | クランプ継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17333394A JP3420344B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | クランプ継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0814454A true JPH0814454A (ja) | 1996-01-16 |
JP3420344B2 JP3420344B2 (ja) | 2003-06-23 |
Family
ID=15958492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17333394A Expired - Fee Related JP3420344B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | クランプ継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3420344B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009001839A1 (ja) | 2007-06-27 | 2008-12-31 | Sumco Techxiv Corporation | クランプ |
JP2011027256A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-02-10 | Ck Metals Co Ltd | つば出し管用管継手 |
KR20190037580A (ko) * | 2017-09-29 | 2019-04-08 | 이철중 | 러그 플랜지 타입 배관 조립체 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0653889U (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-22 | 株式会社西原衛生工業所 | 管材の接続構造 |
-
1994
- 1994-07-01 JP JP17333394A patent/JP3420344B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0653889U (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-22 | 株式会社西原衛生工業所 | 管材の接続構造 |
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JP3420344B2 (ja) | 2003-06-23 |
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