JPH08141464A - ペースト塗布機 - Google Patents

ペースト塗布機

Info

Publication number
JPH08141464A
JPH08141464A JP6283482A JP28348294A JPH08141464A JP H08141464 A JPH08141464 A JP H08141464A JP 6283482 A JP6283482 A JP 6283482A JP 28348294 A JP28348294 A JP 28348294A JP H08141464 A JPH08141464 A JP H08141464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paste
nozzle
substrate
discharge port
negative pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6283482A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Ishida
茂 石田
Haruo Sankai
春夫 三階
Fukuo Yoneda
福男 米田
Yukihiro Kawasumi
幸宏 川隅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Techno Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Techno Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Techno Engineering Co Ltd
Priority to JP6283482A priority Critical patent/JPH08141464A/ja
Priority to KR1019950042073A priority patent/KR0159350B1/ko
Publication of JPH08141464A publication Critical patent/JPH08141464A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/10Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
    • H05K3/12Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
    • H05K3/1241Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by ink-jet printing or drawing by dispensing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/02Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work
    • B05C5/0208Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work for applying liquid or other fluent material to separate articles
    • B05C5/0212Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work for applying liquid or other fluent material to separate articles only at particular parts of the articles
    • B05C5/0216Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work for applying liquid or other fluent material to separate articles only at particular parts of the articles by relative movement of article and outlet according to a predetermined path

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精細のペーストパターンであっても、生産
工程を増すことなく、高精度に所望のペーストパターン
で描画できるようにする。 【構成】 基板7を移動させてペーストパターンPPを
描画するときには、切替バルブ20を開いてレギュレー
タ23でシリンジ2内に正圧を加え、ノズル1のペース
ト吐出口から基板7上にペーストを吐出させる。パター
ンの描画終了点に達すると、切替バルブ20を閉じて切
替バルブ21を開き、シリンジ2内を大気圧としてペー
スト吐出を止める。ノズル1が上昇した後、切替バルブ
21を閉じて切替バルブ22を開き、真空タンク25か
らシリンジ2内に負圧を加え、その後、切替バルブ22
を閉じて切替バルブ21を所定時間開き、シリンジ2内
を大気圧とする。これにより、ノズル1内のペーストの
先端がペースト吐出口の先端と一致させることができ、
ペースト吐出口でのペーストの液溜りを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板上に所望のパター
ン形状にペーストを塗布描画するペースト塗布機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ペースト収納筒の先に設けられたノズル
からペーストを吐出させながら、ノズルと基板との上下
並びに前後左右方向の相対位置関係を変化させることに
より、基板上に所望パターン形状のペースト膜を描画す
る技術が知られており、例えば、特開平2−52742
号公報に示される技術は、ノズルに対して基板を相対的
に移動させ、また、ノズルと基板の間隙を調節しつつ、
ノズルから基板上に抵抗ペーストを吐出させ、所望の抵
抗パターンを形成するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の吐出描画技
術では、基板上に抵抗ペーストを大目に吐出させ、一旦
抵抗値を計測して余分な量はトリミングで除去すること
により、所望の抵抗値となるようにしている。これは、
パターンの高精細化が要求されていないために、ノズル
におけるペースト吐出口の口径が大きくて、しかも、生
産工程の大幅な短縮が求められていなかったことによっ
ている。
【0004】しかしながら、近年、高精細なパターンの
ものを、手間を掛けずに、生産する必要に迫られ、上記
従来の吐出描画技術によるペースト塗布機では、単純に
ノズルにおけるペースト吐出口の口径を小さくしただけ
では、このような必要性を満すことができなかった。特
に、ペーストパターンの始端や終端の形状については全
く配慮がされておらず、生産工程の短縮には問題があっ
た。
【0005】ペーストには各種のものがあり、例えば、
乾燥性の高いものや流動性の高いものなどがあって、画
一的な処理では、夫々のペーストについて所望のパター
ンに描画できない。高精細にパターンを描画する場合、
ボールポイントペンで時折見られるような、所謂、泣き
だしと称する書き始めが玉状の始端となると、トリミン
グを実施しようとしても、その処理で周囲を汚しかねな
い。このため、トリミングの適用自体も困難になる。
【0006】本発明の目的は、かかる問題を解消し、ペ
ースト塗布描画の開始時や終了時におけるペースト形
状、即ち、ペーストパターンの始端や終端の形状を高精
度に描くことができ、高精細なペーストパターンを描画
するときでも、生産工程を増すことなく、高精度に所望
のペーストパターンを描画できるペースト塗布機を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、正圧をペースト収納筒内に印加してノズ
ルのペースト吐出口から基板上にペーストを吐出させる
正圧印加手段と、該制圧印加手段ペーストの吐出後と吐
出前との少なくとも一方で負圧を該ペースト収納筒内に
印加する負圧印加手段とを設ける。
【0008】
【作用】ペースト収納筒内のペーストに正圧を印加して
ノズルのペースト吐出口から吐出させて、基板上にペー
ストパターンを塗布描画した後、正圧の印加を解除する
と、ペーストはその表面張力でペースト吐出口にペース
トの液溜りができる。
【0009】そこで、ペースト収納筒に収納されたペー
ストに負圧を印加すると、ペースト収納筒内のペースト
は負圧で引き上げられ、それにつれてノズルのペースト
吐出口に吐出したペーストの液溜りもペースト吐出口内
に吸い込まれる。その後、再びペースト収納筒に収納さ
れたペーストに正圧を印加して描画を開始するときに
は、ペースト吐出口にペーストの液溜りがないので、ペ
ーストパターンの始端は描画中と同程度の線幅,厚みに
なり、この始端の形状は高精度なものとなる。
【0010】液溜りが解消される頃合いに負圧が解除さ
れると、ノズルにおけるペースト吐出口の開口端とペー
スト吐出口におけるペーストの先端とがほぼ一致し、ノ
ズルと基板との上下並びに前後左右方向での相対位置関
係の変化とタイミングを揃えることができて、基板に対
するペーストの始端の位置合わせを良好なものとするこ
とができる。
【0011】負圧をペースト収納筒内に印加する時点
は、前回のペースト塗布と今回のペースト塗布との時間
的な間隔によって任意に選択される。あまり長い時間ペ
ースト塗布を行なわないと、ペーストはペースト収納筒
内で固化するから、そのような場合には、新規のペース
ト塗布の開始として、ペースト収納筒やノズルは清浄な
状態とされ、ペーストの液溜りは生じない。従って、こ
のように場合には、1回ペースト塗布を行なった後の次
回以降のペースト塗布に備えてペースト収納筒に負圧を
印加するようにする。
【0012】前回のペースト塗布と今回のペースト塗布
との間に時間的な間隔があるが、ペースト収納筒内でペ
ースト固化する程でもないような場合には、その間に適
宜の間隔で負圧を印加するようにすると、ペーストはペ
ースト収納筒内で自重で落下する動きと負圧で引き上げ
られる動きが定期的に起こり、ペーストの流動性が維持
される利点もある。このような場合、今回のペースト塗
布についていえば、ペースト塗布の前に負圧が印加され
たといえる。そして、ペースト塗布の時間的な間隔が短
い場合には、その間に負圧が1回与えられるだけで充分
である。なお、それら負圧印加の間隔は、ペーストの属
性に応じて適宜に設定すればよい。
【0013】ペーストの塗布を定期的に行なう場合に
は、塗布後の負圧印加が塗布前の負圧印加になっている
ことになる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明によるペースト塗布機の一実施例を示
す概略斜視図であって、1はノズル、2はペースト収納
筒(以下、シリンジという)、3は光学式変位計、4は
Z軸テーブル部、5はX軸テーブル部、6はY軸テーブ
ル部、7は基板、8は基板吸着部、9は架台部、10は
Z軸テーブル支持部、11は制御装置、12はノズル支
持具、13はθ軸テーブル部、14はモニタ、15はデ
ータ入力装置、16はX軸モータ、17はY軸モータ、
18はZ軸モータ、27は配管、30は外部記憶装置で
ある。
【0015】同図において、架台部9上にX軸テーブル
部5が固定され、このX軸テーブル部5上にX軸方向に
移動可能にY軸テーブル部6が搭載され、さらに、この
Y軸テーブル部6上にY軸方向に移動可能にθ軸テーブ
ル13が搭載されている。このθ軸テーブル13には基
板吸着部8が搭載されており、この基板吸着部8に基板
7が例えばその四辺が夫々XY両軸方向に平行になるよ
うに吸着されて載置される。
【0016】X軸テーブル部5にはX軸モータ16が、
Y軸テーブル部6にはY軸モータ17が夫々取り付けら
れており、これらX軸モータ16とY軸モータ17とは
例えばマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)
などからなる制御装置11で制御駆動される。即ち、X
軸モータ16が駆動されるとY軸テーブル部6がX軸方
向に移動し、Y軸モータ17が駆動されるとθ軸テーブ
ル13と基板吸着部8とがY軸方向に移動する。従っ
て、制御装置11でY軸テーブル部6とθ軸テーブル1
3とを夫々任意の距離だけ移動させることにより、基板
7を架台部9に平行な面内で任意の方向、任意の位置に
移動させることができる。また、制御装置11でθ軸テ
ーブル部13を駆動することにより、基板7をZ軸廻り
にθ軸方向に回転させることができる。
【0017】架台部9の面上にZ軸テーブル支持部10
が設置され、これにノズル1とシリンジ2を結合し、か
つ、ノズル1を距離計として働く光学式変位計3の下側
近傍に位置決めするノズル支持具12をZ軸方向(上下
方向)に移動させるZ軸テーブル部4が取り付けられて
いる。この実施例では、ノズル1とシリンジ2及びこれ
らを結合するノズル支持具12がペーストカートリッジ
を形成している。Z軸テーブル部4の制御駆動は、これ
に取り付けられているZ軸モータ18を制御装置11が
制御することによって行なわれる。
【0018】Y軸テーブル部6やθ軸テーブル部13を
駆動しながら、配管27を介してシリンジ2の内部に圧
力を加えることにより、ノズル1のペースト吐出口から
基板7上にペーストが吐出され、これによって基板7上
にペーストパターンが描画される。
【0019】データ入力装置15はキーボードなどから
なり、これから基板7上に描画するペーストパターンの
形状を指示するためのデータや、ノズル1のペースト吐
出口と基板7の表面との間の距離を所望に指示するデー
タなどが入力される。また、ハードディスクなどからな
る外部記憶装置30は、ペースト塗布機の電源立上げ時
に制御装置11におけるマイコンのRAMに格納するた
めの各種設定値を記憶しておくためのものである。
【0020】図2は図1におけるシリンジ2部分を拡大
して示す斜視図であって、図1に対応する部分には同一
符号をつけている。
【0021】同図において、光学式変位計3の下端部に
三角形状の切込部が形成され、この切込部に発光素子と
受光素子とが設けられている。シリンジ2の下端部に
は、光学式変位計3のこの切込部の下部にまで伸延した
ノズル支持具12が設けられており、このノズル支持具
12の先端部下面に、光学式変位計3の切込部の下方に
位置するように、ノズル1が取り付けられている。
【0022】光学式変位計3は、ノズル1の先端から基
板7の表面までの距離を非接触の三角測法で計測するも
のである。即ち、光学式変位計3の発光素子から放射さ
れたレーザ光Lは基板7上の計測点Sで反射して光学式
変位計3の受光素子で受光されるが、この場合、ノズル
支持具12によってこのレーザ光Lが遮られないよう
に、これに発光素子,受光素子が上記切込部の異なる側
面に設けられて、レーザ光Lが斜めの方向に放射されて
斜めの方向に反射されるようにしている。
【0023】ここで、レーザ光Lによる計測点Sとノズ
ル1の直下の位置は基板7上でΔX,ΔYだけ僅かにず
れているが、この程度のずれでは、基板7の表面での計
測点Sとノズル先端直下の位置とでは殆ど基板7の表面
の凹凸に差がないから、光学変位計3でノズル1の先端
からその直下の基板7の表面までの距離をほぼ正確に計
測することができる。
【0024】制御装置11(図1)は、ペーストの塗布
描画時では、基板7の表面にうねりがあるとしても、光
学式変位計3の計測結果に基いてZ軸テーブル部4を上
下に操作することにより、ノズル1のペースト吐出口が
基板7の表面から所望の距離を保ち、塗布されるペース
トの幅や厚さが全ペーストパターンで一様になるように
している。
【0025】図3は図1における制御装置11の一具体
例を示すブロック図であって、11aはマイコン、11
bは外部インターフェース、11cはモータコントロー
ラ、11caはX軸ドライバ、11cbはY軸ドライ
バ、11ccはθ軸ドライバ、11cdはZ軸ドライ
バ、11dはAーD変換器、11eはDーA変換器、1
1fはリレー回路、19はθ軸モータ、20〜22は切
替バルブ、23はレギュレータ、Eはエンコーダ、PP
はペーストパターンであり、図1に対応する部分には同
一符号をつけている。
【0026】同図において、マイコン11aは、主演算
部や、後述するペーストパターンPPの描画などのため
のソフト処理プログラムを格納したROM、主演算部で
の処理結果や外部インタフェース11b及びモータコン
トローラ11cからの入力データを格納するRAM、外
部インタフェース11b及びモータコントローラ11c
とデータをやりとりする入出力部などを備えている。
【0027】データ入力装置15からは描画しようとす
るペーストパターンの形状を所望に指定するデータや、
ノズル1,基板7間の距離を所望に指定するデータなど
が入力され、外部インターフェース11bを介してマイ
コン11aに供給される。マイコン11aでは、これら
データがROMに格納されているソフトプログラムに従
って主演算部やRAMを用いて処理される。
【0028】このように処理されたペーストパターンの
形状を指定するデータに従ってモータコントローラ11
cが制御され、X軸ドライバ11ca,Y軸ドライバ1
1cbまたはθ軸ドライバ11ccによってX軸モータ
16,Y軸モータ17またはθ軸モータ19を回転駆動
する。また、これらモータの回転軸にエンコーダEが設
けられ、これによって夫々のモータの回転量(駆動操作
量)が検出されてX軸ドライバ11ca,Y軸ドライバ
11cbまたはθ軸ドライバ11ccやモータコントロ
ーラ11cを介してマイコン11aにフィードバックさ
れ、X軸モータ16,Y軸モータ17またはθ軸モータ
19がマイコン11aによって指定される回転量だけ正
確に回転するように制御される。これにより、基板7上
に上記所定のペーストパターンが描画される。
【0029】また、ペーストパターンの描画中、光学変
位計3の計測データはAーD変換器11dでディジタル
データに変換され、外部インターフェース11bを介し
てマイコン11aに供給され、ここで上記のノズル1,
基板7間の距離を指定するデータとの比較処理などがな
される。基板7の表面にうねりがあると、これが入力デ
ータに基づいてマイコン11aによって検出され、モー
タコントローラ11cが制御されてZ軸ドライバ11c
dによってZ軸モータ18を回転駆動する。これによ
り、Z軸テーブル4(図1)が上下に変位してノズル1
(図2)のペースト吐出口と基板7の表面との間の距離
を一定に保つ。このZ軸モータ18の回転軸にもエンコ
ーダEが設けられており、これによってZ軸モータ18
の回転量をZ軸ドライバ11cdやモータコントローラ
11cを介してマイコン11aにフィードバックするこ
とにより、Z軸モータ18がマイコン11aによって指
定される回転量だけ正確に回転するように制御される。
【0030】図1に示した配管27には、切替バルブ2
0〜22とレギュレータ23とが設けられており、マイ
コン11aから外部インターフェース11bを介して供
給される指令により、リレー回路11fが動作して切替
バルブ20〜22の切替が行なわれる。また、ペースト
パータンの描画中にシリンジ2(図1)に印加する正圧
を設定値に維持し、ノズル1のペースト吐出口からのペ
ースト吐出速度を一定とするために、マイコン11aか
ら外部インターフェース11bを介してDーA変換器1
1eに指令が送られ、この指令がアナログ値に変換され
てレギュレータ23を制御する。
【0031】図4は図1におけるシリンジ2の圧力印加
機構の一具体例を示す図であって、24はレギュレー
タ、25は真空タンク、26はマニホールド、31は正
圧源、32は負圧源、33は大気であり、図3に対応す
る部分には同一符号をつけている。
【0032】同図において、配管27はマニホールド2
6によって3個の切替バルブ20,21,22に接続さ
れている。これら切替バルブ20〜22は、図3で説明
したように、制御装置11により、これらのいずれか1
つが開くように、切替え制御される。
【0033】切替バルブ20はシリンジ2の内部に正圧
を加えるときに開かれるものであって、正圧源31から
の正圧が、図3で説明したように制御装置11によって
制御されるレギュレータ23によって所定の値とされ、
切替バルブ20とマニホールド26を介してシリンジ2
の内部に加えられる。この場合、シリンジ2内でのペー
ストの収納量に応じて正圧が変化し、これにより、ノズ
ル1のペースト吐出口からは一定の速度でペーストが基
板7上に吐出され、基板7上でのペーストパターンが一
定の幅,厚さとなる。
【0034】切替バルブ21はシリンジ2の内部を大気
圧にするときに開かれ、これが開かれることにより、シ
リンジ2の内部が大気33と同じ気圧となり、ペースト
吐出が停止する。
【0035】切替バルブ22はシリンダ2の内部を負圧
にするときに開かれ、これが開かれることにより、シリ
ンジ2の内部が真空タンク25内の圧力にされる。この
真空タンク25内では、レギュレータ24により、真空
源32を用いて所定の真空度に維持される。
【0036】ここで、この実施例でのペーストパターン
の塗布描画動作について簡単に説明する。
【0037】塗布描画中、図4に示すように、ノズル1
のペースト吐出口は基板7から塗布するペーストの高さ
分程度(設定ノズル高さHS)離されている。モータコ
ントローラ11c(図3)でX軸モータ16やY軸モー
タ17が駆動されることにより、基板7が前後左右に移
動して所望のペーストパターンが描かれる。光学式変位
計3はこのペーストパターンに沿ってノズル1のペース
ト吐出口と基板7との間の距離を計測し、基板7の表面
にうねりがあると、その計測結果をマイコン11aに取
り込んで、データ入力装置15で規定された距離(設定
ノズル高さHS)となるように、塗布操作中、Z軸モー
タ18を駆動してノズル1の高さをこの距離HSに維持
する。
【0038】次に、図1及び図4〜図6により、基板7
上へのペーストパターンの塗布描画動作に伴うシリンジ
2内のペーストへの圧力の印加動作について説明する。
但し、図5はこの動作を示すタイミング図、図6は同じ
くフローチャートである。
【0039】基板7が基板吸着部8に搭載されると、制
御装置11はX軸モータ16とY軸モータ17を駆動
し、基板7上のペースト塗布開始点がノズル1のペース
ト吐出口の下に来るように基板7を移動させる(図6の
ステップS1)。これとともに、制御装置11はZ軸テ
ーブル部4を降下させて、ノズル1のペースト吐出口が
基板7上の設定ノズル高さHSとなるようにノズル1を
位置決めを開始する(図6のステップS2)。
【0040】一方、ノズル1のペースト吐出口の状態に
応じた第1の設定時間TAと第2の設定時間TBとが定
められており、ノズル1の位置決めの開始(図6のステ
ップS2)とともにこれら設定時間が判定されるが(図
6のステップS3)、シリンジ2にペーストが充填され
て初めて塗布を行なう場合やノズル1の清掃を行なった
場合などのノズル1のペースト吐出口が清浄されている
ときには、第1の設定時間がTAが設定され、かつ第2
の設定時間TBが零であり、このときには、ステップS
4aに進んで、ノズル1のペースト吐出口が基板7の表
面から設定ノズル高さHSの位置になったこと、即ち、
ノズル高さの設定完了を確認し(図6のステップS4
a。図5の時刻t1)、切替バルブ20を開いてシリン
ジ2内のペーストに正圧を加え、ノズル1からのペース
ト吐出を開始する(図6のステップS5a)。そして、
このペースト吐出開始から上記第1の設定時間TAの経
過を待って(図6のステップS6a)、X軸モータ16
やY軸モータ17を駆動し、ペーストパターンの塗布描
画動作(パターン動作)を開始する(図6のステップS
7a。図5の時刻t2、)。
【0041】ここで、第1の設定時間TAの経過を待つ
のは、切替バルブ20の応答性やシリンジ2内のペース
トへの正圧印加の応答性,ペーストの粘度特性などによ
り、塗布開始点での吐出量が少なくなるからである。
【0042】その後は、先に説明したように、光学変位
計3で基板7の表面のうねりを測定(図6のステップS
8)しつつ、描画を継続する。光学変位計3の計測結果
からノズルのペースト吐出口と基板7の表面との間の距
離の変化が観測されると、まず、この変化が既に描かれ
たペースト膜上を測定したことによるものかどうか判定
し(図6のステップS9)、ペースト膜上を測定したも
のでなければ、基板7の表面のうねりがあったものとし
て、Z軸テーブル部8を移動させるための補正データを
算出し(図6のステップS10)、この補正データによ
ってZ軸テーブル部8の移動制御、即ち、ノズル1の高
さを補正して(図6のステップS11)、ノズル1のペ
ースト吐出口を基板7上の設定ノズル高さHSの位置に
維持し、ペーストパターンPPが同じ幅,厚さで塗布描
画されるようにする。そして、ステップS12に進む。
【0043】ステップS9でペースト膜上を測定したの
であることが判明したときには、Z軸テーブル部8を補
正データで移動させると、塗布するペーストの幅,厚さ
が大きくなってしまうので、かかる補正をしないで、ス
テップS12に進む。ステップS12では、ペースト吐
出終了かどうか、即ち、塗布描画が終了点に達したかど
うかを判定し、ペースト吐出終了でなければ、ステップ
S8に戻って以上の動作を繰り返し、ペーストパターン
PPの塗布描画を継続する。
【0044】図5に示すように、時刻t1から時間TP
が経過して時刻t4に塗布描画が終了点近傍に達し、ス
テップS12でこれが判定されると、切替バルブ20を
閉じてバルブ21を開くことにより、シリンジ2内を大
気に解放してペースト吐出を終了させ(図6のステップ
S13)、その後、X軸モータ16やY軸モータ17の
駆動を停止させ、これによって基板吸着部8が停止して
パターン動作が停止すると(ステップS14。図5の時
刻t5)、ノズル1を上昇させる(図6のステップS1
5)。
【0045】ここで、パターン動作の停止に先だって切
替バルブ20を閉じるのは、先に説明したように、各種
の応答性のため、ペーストの吐出が瞬時に止まらないか
らである。これにより、塗布描画終了点でのパターンの
形状も良好になる。
【0046】図5で時刻t5からさらに時間T1の経過
した時刻t6に達すると(図6のステップS16。この
ときには、ノズル1は上昇動作を完了している)、切替
バルブ21を閉じてシリンジ2内の大気解放を止め(図
6のステップS17)、切替バルブ22を開いてシリン
ジ2内に負圧を印加して真空吸引を開始する(図6のス
テップS18)。その後、時間T2が経過して図5の時
刻t7になると(図6のステップS19)、切替バルブ
22を閉じて、シリンジ2内の負圧印加による真空吸引
を停止し(図6のステップS20)、切替バルブ21を
開いて、再度、シリンジ2内を大気に解放する(図6の
ステップS21)。さらに、時間T3が経過して図5の
時刻t8になると(図6のステップS22)、切替バル
ブ21を閉じてシリンジ2内の大気解放を停止(図6の
ステップS23)し、ペーストがシリンジ2内に引き込
まれ過ぎないようにする。
【0047】このようにして、1回のペーストパターン
の塗布描画動作が終了するが、まだ描画すべきパターン
が残っているときには(図6のステップS24)、ステ
ップS1に戻って次のペーストパターンの塗布描画に入
り、同様の処理を全パターンの描画を完了するまで繰り
返して実行する。
【0048】図5では、以上の動作を実線で示してい
る。
【0049】また、ステップS1に戻って次のペースト
パターンの塗布描画に入る場合、上記の時刻t6〜t7
の負圧印加は、次のペーストパターンの塗布描画前の負
圧印加となる。
【0050】なお、前回の塗布描画後しばらく放置され
ると、ノズル1のペースト吐出口にペーストの液溜りを
生じている。このような場合、このまま描画を開始する
と、基板7に、所謂、泣きだしを描いてしまうので、図
5に示すように、上記第2の設定時間TBを零でない所
定値に設定してから塗布描画を実施する。この場合、図
6のステップS3でTB≠0でないから、ノズル1の高
さが前以て設定された高さHR(>HS)になったこと
を確認し(図6のステップS4b1)、それからパター
ン動作を開始する(図6のステップS4b2。図5の時
刻t2)。その後、ノズル1のペースト吐出口が基板7
上の設定ノズル高さHSとなったことを確認し(図6の
ステップS5b)、さらに図5に示すように時間TBが
経過して時刻t3になると(図6のステップS6b)、
シリンジ2内のペーストに正圧を加えて(図6のステッ
プS7b)、ステップS8に進み、上記のペーストパタ
ーンの描画動作を再び開始する。
【0051】かかる動作の上記の場合と異なる部分を図
5で点線で示している。
【0052】以上のように、テーブル部を移動開始させ
て(図5の時刻t2)から時間TB後にシリンジ2内に
正圧を印加するようにするのは、ノズル1のペースト吐
出口でのペーストの液溜りによって泣きだしが生じない
ようにするためであるが、これは次のことによるもので
ある。
【0053】即ち、ペーストの液溜りが生じている場
合、ノズル1のペースト吐出口が基板7上の設定ノズル
高さHSの位置に達する前にペーストの液溜りの先端が
基板7の表面に接するようになるが、この設定ノズル高
さHSの位置よりも高い高さHRの位置にノズル1のペ
ースト吐出口が達した時点t2に、基板7を載置したテ
ーブル部が移動を開始し、その時点t2またはその前後
でペーストの液溜りの先端が基板7に接触すると、この
ペーストの液溜りの先端部が基板7に摺り引きながら
(引きずられながら)基板7が移動されるため、ペース
トの液溜りの先端は先細りとなって、所謂、泣きだしの
状況を呈しない。その後、ノズル1のペースト吐出口は
基板7上の設定ノズル高さHSの位置に設定され、所定
の幅,厚さで所望形状のペーストパターンが描画される
ことになる。
【0054】図7はノズル1のペースト吐出口における
ペーストの状況に応じた基板7上に描画されるペースト
パターンの始点の形状を示す図であり、同図(a)はノ
ズル1のペースト吐出口におけるペーストの状況を、同
図(b)は描画されたペーストパターンの始点の形状を
夫々示している。
【0055】図7(イ)はノズル1のペースト吐出口に
ペーストの液溜りPDがある場合であって、ペーストパ
ターンの始点には、所謂、泣きだしPTを描いている。
【0056】図7(ロ)はシリンジ2内のペーストに負
圧を印加しすぎて、ノズル1のペースト吐出口でペース
トが僅かに引き込まれた場合であり、図7(ハ)はさら
に引き込まれ過ぎた場合である。いずれの場合も、夫々
図7(b)のように、基板7での描画開始位置SPから
ずれてペーストの塗布が開始される。
【0057】図7(ニ)はペーストの先端がノズル1の
ペースト吐出口に一致し、かつ、ノズル1のペースト吐
出口にペーストの液溜りがない場合であって、ペースト
パターンの始点が基板7での描画開始位置SPに一致し
ている。
【0058】図7(イ)と図7(ロ)〜(ニ)とを比較
して明らかなように、負圧印加でノズル1のペースト吐
出口での液溜りが解消されるから、図7(ニ)の場合の
図7(b)に示す状態とするには、ノズル1でのペース
トの先端がノズル1のペースト吐出口に一致されるよう
に、ペーストの特性(属性)から図5に示す各時間や時
刻を設定するだけで、格別の処理工程を付加することな
く、簡単に実現可能である。これにより、描画始点から
所定の幅,厚さでペーストパターンを描画することがで
きる。
【0059】図8はこの実施例の他の動作を示すタイミ
ング図である。
【0060】この動作は、前回の塗布描画後しばらく放
置されて、ノズル1のペースト吐出口にペーストの液溜
りが生じた場合でも、図5に示す時間TBの設定をする
ことなく、図7(ニ)の場合の図7(b)に示す状態と
することができるようにしたものであり、時刻t1以降
の動作は、図5での実線で示した動作と同様である。
【0061】図8において、時刻t1に先立つ時刻t0
で切替バルブ22を開いてシリンジ2に負圧を印加し、
これから時間TS1経過後に切替バルブ22を閉じ、切
替バルブ21を開いてシリンジ2内を大気に解放する。
そして、時間TS2が経過すると、切替バルブ21を閉
じる。
【0062】かかる動作のステップは、図5において、
ステップS1の前に設けられる。この場合には、図5の
ステップS4aとステップS4b1〜S7bの動作は不
要となる。
【0063】このようにすることにより、ノズル1のペ
ースト吐出口におけるペーストの液溜りは一旦シリンジ
2内に引き込まれ、図7(ニ)の場合の図7(b)に示
すような状況となる。しかる後、時刻t1からの図5で
実線で示した動作と同様の動作が行なわれる。従って、
この場合においても、ペーストパターンを描画始点から
所定の幅,厚さで描画できる。
【0064】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではな
い。例えば、 (1)図6において、ステップS24からステップS1
に戻っても、ステップS1のスタートまでに時間があっ
て、ノズル1のペースト吐出口にペーストの液溜りが発
生しそうな場合には、定期的(間歇的)に図8に示す時
間TS1、TS2を持たせるようにする。これによる
と、基板7上にペーストの滴下をもたらすことなく、高
精度に描画を実行させることができる。
【0065】(2)ペーストが不透明なものである場
合、ノズル1をガラスやアクリル樹脂などペーストで侵
されない透明な素材で製作し、ノズル1の側方に画像認
識カメラを配置し、図7(a)の(イ)〜(ニ)に示す
ようなノズル1のペースト吐出口におけるペーストの各
種の状態をこの画像認識カメラで撮像する。
【0066】画像認識カメラで得られた映像を画像処理
装置で画像処理、即ち、二値化処理あるいは多値化処理
をし、さらに、画像処理装置に記憶された図7(a)の
(ニ)に示す理想的な形と比較して、図7(a)の
(イ)のように液溜りを生じているかどうか、あるい
は、図7(a)の(ロ)、(ハ)のように、引かれすぎ
ているかどうかなどを画像処理で判定し、状態に応じて
シリンジ2内に負圧や正圧を印加して図7(a)の
(ニ)に示す状態にし、その後、塗布描画を実行する。
【0067】(3)基板7を載置するテーブル部の脇に
ノズル1を水平移動できるようにして、画像認識カメラ
をノズル1の下方に配置し、下方からノズル1のペース
ト吐出口を覗けるようにして、ペースト吐出口における
ペーストの液溜りをペーストの外周形状から画像処理で
判断(判定)し、負圧や正圧を印加して、その後、塗布
描画を実行する。
【0068】(4)図5に点線で示し、図6でステップ
S4b1〜ステップS8の処理フローを辿る場合、ペー
ストが描画される距離は時刻t1〜t3の時間に相当す
る分だけ短くなり、あるいは描画開始位置は後方にずれ
る。
【0069】液溜りの先細り形描画は予備描画であっ
て、時刻t3以降を有効描画とし、しかも、描画開始位
置が決められている場合には、後方にずれる分テーブル
部を逆行(先行)させておき、時刻t3でノズル1が描
画開始位置に到達するようにすることにより、ペースト
描画距離と描画開始位置を正確に確保できる。
【0070】また、描画開始位置にこだわらず、ペース
ト描画距離の確保が条件とされる場合には、時刻t4以
降の各処理を描画開始位置が後方にずれた分について順
次遅れたタイミングで行なうようにすればよい。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
生産工程を増すことなく、ノズルのペースト吐出口での
ペースト溜りによる影響を防止できて、高精細のペース
トパターンを描画する場合でも、描画開始点から高精度
に所望のペーストパターンを描画することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるペースト塗布機の一実施例を示す
概略斜視図である。
【図2】図1におけるペースト収納筒部部分を拡大して
示す斜視図である。
【図3】図1における制御装置の一具体例を示すブロッ
ク図である。
【図4】図1に示した実施例でのペースト収納筒部の圧
力系統図である。
【図5】図1に示した実施例の動作の一具体例を示すタ
イミング図である。
【図6】図5に示した動作のステップ順序を示すフロー
チャートである。
【図7】図1に示した実施例でのノズルにおけるペース
トの状況と基板上に描画されたペーストパターン始端の
関係を示す図である。
【図8】図1に示した実施例の他の動作を示すタイミン
グ図である。
【符号の説明】
1 ノズル 2 ペースト収納筒(シリンジ) 3 光学式変位計 4 Z軸テーブル部 5 X軸テーブル部 6 Y軸テーブル部 7 基板 8 基板吸着部 9 架台部 10 Z軸テーブル支持部 11 制御装置 11a マイクロコン 11b 外部インターフェース 11c モータコントローラ 11d A−D変換器 11e D−A変換器 11f リレー回路 12 ノズル支持具 13 θ軸テーブル部 14 モニタ 15 データ入力装置 16 X軸モータ 17 Y軸モータ 18 Z軸モータ 20〜22 切替バルブ 23,24 レギュレータ 25 真空タンク 26 マニホールド 27 配管 30 外部記憶装置 31 正圧源 32 負圧源 33 大気圧 L レーザ光 E エンコーダ PP ペーストパターン S 計測点
フロントページの続き (72)発明者 米田 福男 茨城県竜ケ崎市向陽台5丁目2番 日立テ クノエンジニアリング株式会社開発研究所 内 (72)発明者 川隅 幸宏 茨城県竜ケ崎市向陽台5丁目2番 日立テ クノエンジニアリング株式会社開発研究所 内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブル上に載置された基板にペースト
    収納筒に設けられたノズルのペースト吐出口を対向さ
    せ、該ペースト収納筒に収納されているペーストを該ノ
    ズルのペースト吐出口から該基板上に吐出させながら、
    該ノズルと該基板との上下,前後,左右方向の相対位置
    関係を変化させることにより、該基板上に所望のパター
    ン形状にペーストを塗布して描画するペースト塗布機に
    おいて、 該ノズルと該基板との上下,前後,左右方向の相対位置
    関係を変化させて該基板上に所望のパターン形状にペー
    ストを塗布して描画するとき、正圧を該ペースト収納筒
    内に印加し、ペーストを該ノズルのペースト吐出口から
    該基板上に吐出させる正圧印加手段と、 該ペースト吐出口からの該ペーストの吐出後と該ペース
    ト吐出口からの該ペーストの吐出前との少なくとも一方
    で、負圧を該ペースト収納筒内に印加する負圧印加手段
    とを設けたことを特徴とするペースト塗布機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記負圧印加手段による負圧印加後、ペースト収納筒内
    を大気に解放する手段を設けたことを特徴とするペース
    ト塗布機。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記ノズルを透明な素材で構成し、 前記ノズルの側方に画像認識手段を設けるとともに、 該画像認識手段からの画像情報を画像処理して前記ペー
    スト収納筒に負圧を印加するかどうかの判断を行なう手
    段とを設けたことを特徴とするペースト塗布機。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記負圧印加手段は、前記ペースト収納筒内に負圧を間
    歇的に印加することを特徴とするペースト塗布機。
JP6283482A 1994-11-17 1994-11-17 ペースト塗布機 Pending JPH08141464A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6283482A JPH08141464A (ja) 1994-11-17 1994-11-17 ペースト塗布機
KR1019950042073A KR0159350B1 (ko) 1994-11-17 1995-11-17 페이스트 도포기

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6283482A JPH08141464A (ja) 1994-11-17 1994-11-17 ペースト塗布機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08141464A true JPH08141464A (ja) 1996-06-04

Family

ID=17666125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6283482A Pending JPH08141464A (ja) 1994-11-17 1994-11-17 ペースト塗布機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH08141464A (ja)
KR (1) KR0159350B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006167682A (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Toppan Printing Co Ltd インキジェット塗工装置
JP2007105730A (ja) * 2007-01-16 2007-04-26 Seiko Epson Corp 塗布装置及び塗布方法
KR101005251B1 (ko) * 2010-06-25 2011-01-04 양영수 3축방향으로 이동이 가능한 센터축 위치 고정용 도포기
WO2021029274A1 (ja) * 2019-08-13 2021-02-18 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置、ノズル検査方法、及び、記憶媒体

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100964981B1 (ko) * 2009-11-26 2010-06-21 김인수 액상수지 주입장치
KR101597236B1 (ko) * 2014-03-12 2016-02-25 에이피시스템 주식회사 디스펜서의 액맺힘 방지 장치 및 그 동작 방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006167682A (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Toppan Printing Co Ltd インキジェット塗工装置
JP4665509B2 (ja) * 2004-12-20 2011-04-06 凸版印刷株式会社 インキジェット塗工装置
JP2007105730A (ja) * 2007-01-16 2007-04-26 Seiko Epson Corp 塗布装置及び塗布方法
KR101005251B1 (ko) * 2010-06-25 2011-01-04 양영수 3축방향으로 이동이 가능한 센터축 위치 고정용 도포기
WO2021029274A1 (ja) * 2019-08-13 2021-02-18 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置、ノズル検査方法、及び、記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
KR960016976A (ko) 1996-06-17
KR0159350B1 (ko) 1998-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8342381B2 (en) Solder feeder, printer, and printing method
JPH07275770A (ja) ペースト塗布機
JPH091026A (ja) ペースト塗布機
JP3609359B2 (ja) ペースト塗布機とペースト塗布方法
JP4940806B2 (ja) ペースト塗布機及びペースト塗布方法
JP2003001170A (ja) ペースト塗布機
TW201344824A (zh) 電糊塗布裝置及電糊塗布方法以及晶粒接合器
JPH08141464A (ja) ペースト塗布機
TW200526324A (en) Paste coating machine and coating method
JP3520205B2 (ja) ペースト塗布方法とペースト塗布機
JP2752553B2 (ja) ペースト塗布機
JP3806661B2 (ja) ペースト塗布方法とペースト塗布機
JPH05200975A (ja) スクリーン印刷機
JP4403802B2 (ja) ペースト塗布機
JP3510124B2 (ja) ペースト塗布方法及びペースト塗布機
JP2003175583A (ja) スクリーン印刷機
JP2003039001A (ja) ペースト塗布機とパターン塗布方法
JP3539891B2 (ja) ペースト塗布機のノズル高さ位置決め方法
JPH09253556A (ja) 塗布装置および塗布方法並びにカラーフィルタの製造装置および製造方法
JP4277428B2 (ja) ボンディングペーストの塗布装置および塗布方法
JP3823050B2 (ja) ペースト塗布機
JPH07132259A (ja) ペースト塗布機
JP3823049B2 (ja) ペースト塗布機
JPH0750467A (ja) ペースト塗布機
JP2010284568A (ja) ペースト塗布装置及びペースト塗布方法