JP2003001170A - ペースト塗布機 - Google Patents
ペースト塗布機Info
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- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
の振動が生じても、基板の振動にノズルが追従してこれ
ら間の間隔が一定となる制御を可能にする。 【解決手段】 ペースト収納筒13の先端部に設けられ
たノズル(図示せず)のZ軸方向の駆動手段として、Z
軸サーボモータ12によって駆動される粗動アクチュエ
ータとしてのZ軸移動テーブル11と、リニアアクチュ
エータ(図示せず)によって駆動される高速Z軸移動テ
ーブル26とを設ける。これらは距離計16の検出出力
に応じて駆動されるが、Z軸移動テーブル11はノズル
をZ軸方向に大きくゆっくり移動させ、高速Z軸移動テ
ーブル26は微少に高速で移動させる。初期の位置決め
時には、粗動アクチュエータで位置制御を行ない、ペー
スト塗布中は微動アクチュエータで高速位置制御を行な
うことにより、高精度のペースト塗布を実現する。
Description
のペーストパタ−ンを描画するペースト塗布機に係り、
特に、塗布面に対して高精度に追従できるペースト塗布
機に関する。
712号公報に記載のペースト塗布機では、ペースト収
納筒とノズル及び基板うねり測定用の距離計を直動ガイ
ドで案内したZ軸テーブルを、ボールねじとサーボモー
タとからなる移動機構により、上下方向に移動させるよ
うにして、基板の表面にペーストパターンを塗布描画す
る構成が採られている。
術では、サーボモータとボールねじの組合せによるテー
ブルの移動機構が用いられているが、高速に移動させる
場合、このような機構系とサーボ系との応答特性から、
追従性に限界がある。例えば、ペースト塗布動作時に装
置が固有振動数などで振動したとき、ノズルと基板側と
の振動が一致しないと、基板側の振動にノズルの振動を
追従させることができない。ペースト塗布動作時では、
ノズル先端と基板表面との間の間隔を一定に保持しなけ
ればならず、このため、かかる間隔を常時距離センサで
検出し、この間隔が一定となるように、この距離センサ
の検出結果に基づいてノズルを上下方向に移動制御する
ものであるが、装置がその固有振動数などで振動したと
き、ノズルと基板側との振動が一致しない場合、距離セ
ンサの検出結果に基づいてノズルを上下方向に移動制御
しても、ノズルを基板に追従させて振動させることがで
きない。
ースト塗布速度を高速にした場合の装置振動の周期に追
従してノズルと基板表面との間の間隔を高精度に追従制
御し、ペーストパターンの塗布描画精度の向上を実現可
能としたペースト塗布機を提供することにある。
に、本発明は、ノズルを上下方向に大きく粗移動できる
粗動手段に、微小かつ高速に移動できる微動手段を重ね
て設置し、微動手段と同期して移動できるように、ペー
スト収納筒とノズル及び基板うねり測定用の距離計を設
け、ペーストパターンの曲線描画で高速塗布を行ない、
装置振動が生じた場合にも、振動に追従してノズルの先
端と基板の表面との間の間隔を高速かつ高精度に制御で
きるようにして、ペーストパターンの塗布描画精度を向
上できる構成とする。
用いて説明する。図1は本発明によるペースト塗布機の
一実施の形態を示す斜視図であって、1は架台、2はZ
軸移動テーブル支持架台、3はX軸移動テーブル、4は
X軸サーボモータ、5はY軸移動テーブル、6はY軸サ
ーボモータ、7は基板保持機構、8はθ軸移動テーブ
ル、9は基板、10はZ軸移動テーブル支持ブラケッ
ト、11はZ軸移動テーブル、12はZ軸サーボモータ
(粗動アクチュエータ)、13はペースト収納筒(シリ
ンジ)、14はノズル支持具、15は画像認識カメラ、
16は距離計、17は主制御部、18は副制御部、18
a,18bは外部記憶装置、19はモニタ、20はキー
ボード、21は信号線、26は高速Z軸移動テーブル
(微動アクチュエータ)である。
ブル支持架台2とX軸移動テーブル3とが設置されてい
る。X軸移動テーブル3上には、X軸サーボモータ4に
よってX軸方向に移動するY軸移動テーブル5が設けら
れている。Y軸移動テーブル5上には、Y軸サーボモー
タ6によってY軸方向に移動する基板保持機構7とθ軸
移動テーブル8が設けられている。θ軸移動テーブル8
は、サーボモータ(即ち、図4で後述するサーボモータ
8a)により、θ方向に回転駆動される。基板保持機構
7上には、ペースト塗布時、基板9が固定・保持され
る。
12やθ軸移動テーブル8の上記サーボモータ、高速Z
軸移動テーブル26などを制御する主制御部17が設け
られており、この主制御部17に信号線21を介して外
部装置としての副制御部18が接続されている。この副
制御部18は、外部記憶装置18a,18bとモニタ1
9、キーボード20などを備えている。
データがキーボード20から入力される。また、画像認
識カメラ15で捉えた画像や主制御部17での処理状況
がモニタ19で表示される。また、キーボード20から
入力されたデータなどは、外部記憶装置であるハードデ
ィスク18aやフロッピディスク18bなどの記憶媒体
に記憶保管される。
架台2の部分を拡大して示す斜視図であって、図1に対
応する部分には同一符号を付けている。
2には、Z軸移動テーブル支持ブラケット10が設けら
れ、このZ軸移動テーブル支持ブラケット10には、Z
軸移動テーブル11が取り付けられている。Z軸移動テ
ーブル11は図示しないボールネジとZ軸サーボモータ
12とで駆動される粗動アクチュエータをなすものであ
り、このZ軸移動テーブル11上に微動アクチュエータ
としての高速Z軸移動テーブル26が設けられている。
この高速Z軸移動テーブル26は、図示しないが、例え
ば、リニアモータで駆動される。
収納筒(シリンジ)13と、このペースト収納筒13に
連接してノズル支持具14とが設けられており、このノ
ズル支持具14の先端部にノズル(後述する図3でのノ
ズル13a)が設けられている。さらに、高速Z軸移動
テーブル26には、照明源としての光源を備えた鏡筒を
有する画像認識カメラ15や距離計16が取り付けられ
ている。
持具14の先端部に設けられているノズルを上下方向に
位置決めするために、2つのアクチュエータが備え付け
られている。その1つは、動きは遅いが、大きく変位で
きる粗動アクチュエータとしてのZ軸移動テーブル11
を動かすZ軸サーボモータ12であり、もう1つは、動
きは早いが、変位の幅の小さな微動アクチュエータとし
ての高速Z軸移動テーブル26を動かすリニアアクチュ
エータである。
置が固有振動数等(例えば、130〜200Hzの振動
数)で振動した場合、基板支持台とノズルの先端部の振
動が一致せずにノズルと基板との間の間隔が変動する場
合が発生する。この場合の間隔変動は10〜30μm程
度である。この実施形態では、上記のように、これに追
従できる高速のアクチュエータを設けたことにより、基
板とノズルとの間の間隔を略一定に保つことができるも
のである。
距離計16との部分を拡大して示す斜視図であって、1
3aはノズルであり、図1に対応する部分には同一符号
を付けてある。
ズル支持具14を介してノズル13aが設けられてい
る。ノズル収納筒13からノズル13aまでのノズル支
持具14内部には、ペーストを送るためのパイプが埋め
込まれている。
部が形成されており、その切込部に発光素子と複数の受
光素子とが設けられている。ノズル13aは、距離計1
6の切込部の下部に位置付けられている。距離計16
は、ノズル13aの先端部からガラスからなる基板9の
表面(上面)までの距離を非接触の三角測法で計測す
る。即ち、上記の三角形の切込部での片側の斜面に発光
素子が設けられ、この発光素子から放射されたレーザ光
Lは基板9上の計測点Sで反射し、上記の切込部の他方
の斜面に設けられた複数の受光素子のいずれかで受光さ
れる。従って、レーザ光Lはペースト収納筒13やノズ
ル13aで遮られることはない。
とノズル13aの直下位置とは、基板9上で僅かな距離
ΔX,ΔYだけずれる。この僅かな距離ΔX,ΔY程度
のずれでは、基板9の表面の凹凸に差がないので、距離
計16の計測結果とノズル13aの先端部から基板9の
表面(上面)までの距離との間に差は殆ど存在しない。
従って、距離計16の計測結果に基いてZ軸移動テーブ
ル11や高速Z軸移動テーブル26とを制御することに
より、基板9の表面の凹凸(うねり)やノズル13aの
先端部から基板9の表面(上面)までの距離(間隔)の
高周波振動に伴う変動に合わせて、この距離を一定にす
る追従制御をすることができる。
ら基板9の表面(上面)までの距離(間隔)は一定に維
持され、かつ、ノズル13aから吐出される単位時間当
りのペースト量が定量に維持されることにより、基板9
上に塗布描画されるペーストパターンは幅や厚さが一様
になる。
その制御系統を示すブロック図であって、8aはサーボ
モータ、17aはマイクロコンピュータ、17bはモー
タコントローラ、17cはデータ通信バス、17dは外
部インターフェース、17eは画像認識装置、17fは
X軸ドライバ、17gはY軸ドライバ、17hはθ軸ド
ライバ、17iはZ軸ドライバ、17jは高速Z軸ドラ
イバ、22は負圧源、23は正圧源、22a,23aは
レギュレータ、24はバルブユニット、25は大気、2
6aはリニアアクチュエータであり、前出図面に対応す
る部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
コンピュータ17aやモータコントローラ17b,画像
処理装置17e,外部インターフェース17dなどから
構成されている。即ち、マイクロコンピュータ17aが
データ通信バス17cを介してモータコントローラ17
bと外部インターフェース17dと画像認識装置17e
に接と続されている。なお、モータコントローラ17b
には、X軸ドライバ17fやY軸ドライバ17g,θ軸
ドライバ17h,Z軸ドライバ17i,高速Z軸ドライ
バ17jが接続されている。
4,6,12やθ軸移動テーブル8のサーボモータ8
a、リニアアクチュエータ26aに接続され、夫々のモ
ータを駆動制御する。画像認識装置17eは、画像認識
カメラ15で得られた映像信号を処理する。外部インタ
ーフェース17dは、副制御部18との間の信号伝送や
レギュレータ22a,23a、バルブユニット24の制
御を行ない、また、距離計16からの検出信号を入力す
る。
図示していないが、演算や後述するペーストを塗布して
描画を行なうための処理プログラムを格納したROM
と、演算処理の結果や外部インターフェース17dやモ
ータコントローラ17bからの入力データを格納するR
AMと、外部インターフェース17dやモータコントロ
ーラ17bとデータのやり取りをする入出力部などを備
えている。
回転量を検出するエンコーダEが内蔵され、また、リニ
アアクチュエータ26aには、移動距離センサ(リニア
センサ)LEが設けられている。エンコーダEやリニア
センサLEの検出結果はX,Y,Z,θの各軸ドライバ
7f〜17jにフィードバックし、位置制御を行なって
いる。
アアクチュエータ26aは、キーボード20から入力さ
れてマイクロコンピュータ17aのRAMに格納されて
いるデータに基いて正逆回転する。
9が、Z軸移動テーブル11と高速Z軸移動テーブル2
6を介して支持されているノズル13aに対し、X,Y
軸方向に任意の距離を移動する。その移動中、正圧源2
3からレギュレータ23aで調圧された気体が、バルブ
ユニット24を介して、ペースト収納筒13に継続して
印加される。これにより、ノズル13aの先端部の吐出
口からペーストが吐出され、基板9に所望のペーストパ
ターンが塗布描画される。塗布が終了すると、正圧源2
3が停止され、負圧源22からレギュレータ22aで調
圧された負圧力がペースト収納筒13に、バルブユニッ
ト24を介して、印加される。これにより、基板9上に
ペーストが流出しないように、ペーストがノズル13a
の先端部からペースト収納筒13内に引き戻される。ペ
ーストがノズル13aの先端から流出しない位置まで引
き戻されると、負圧源22が停止され、ペースト収納筒
13には、大気圧25が印加されて吐出作業は終了す
る。
23,負圧源22,大気開放弁からなる圧力供給機構を
備え、それらを切り替えてペースト収納筒13に接続す
る切替え手段を有している。
Y軸方向への水平移動中、距離計16がノズル13aと
基板9との間の間隔を計測する。この測定結果に基づい
て、Z軸ドライバ17iと高速Z軸ドライバ17jとが
夫々サーボモータ12とリニアアクチュエータ26aと
を制御し、基板9とノズル13aの先端部との間の間隔
を常に一定に維持している。
説明する。
プ100)、まず、塗布機の初期設定が実行される(ス
テップ200)。この初期設定工程では、図1におい
て、サーボモータ4,6,8a(図4),12を駆動す
ることにより、基板保持機構7をX,Y,θ方向に移動
させて所定の基準位置に位置決めし、ノズル13a(図
3)を、そのペースト吐出口がペースト塗布を開始する
位置(即ち、ペースト塗布開始点)となるように、所定
の原点位置に設定する。さらに、ペーストパターンデー
タや基板位置データ,ペースト吐出終了位置データの設
定を行なうものである。
1)から行なわれ、入力されたデータは、前述したよう
に、マイクロコンピュータ17a(図4)に内蔵された
RAMに格納される。
了すると、次に、基板9を基板吸着機構7に搭載して保
持させる(ステップ300)。そして、基板予備位置決
め処理(ステップ400)を行なう。
機構7に搭載された基板9の位置決め用マークを画像認
識カメラ15で撮影する。撮影したマークから位置決め
用マークの重心位置を画像処理で求めて、基板9のθ方
向での傾きを検出する。検出結果に応じてθ軸移動テー
ブル8のサーボモータ8aを駆動し、基板9のθ方向の
傾きを補正する。
量が少ない場合には、次のペースト塗布作業の途中でペ
ーストの途切れがないようにするために、前以ってペー
スト収納筒13をノズル13aとともに交換する。ノズ
ル13aを交換すると、位置ずれが生ずることがあるの
で、ノズルを交換した場合には、基板9上のペーストパ
ターンを形成しない箇所に、交換した新たなノズル13
aを用いて十字描画を行なう。この十字描画交点の重心
位置を画像処理で求め、この重心位置と基板9上の位置
決め用マークの重心位置との間の距離を算出し、その算
出結果を、ノズル13aのペースト吐出口の位置ずれ量
dx,dyとして、マイクロコンピュータ17aに内蔵
のRAMに格納する。これにより、基板予備位置決め処
理(ステップ400)を終了する。
yは、後に行なうペーストパターンの塗布描画の動作時
に補正する。
プ500)を行なう。この処理では、まず、塗布開始位
置にノズル13aの吐出口を持っていくために、基板9
を移動させる。そして、ノズル位置の調整を行なう。こ
のために、先の基板予備位置決め処理(ステップ40
0)で得られてマイクロコンピュータ17aのRAMに
格納されたノズル13aの位置ずれ量dx,dyが、図
3に示したノズル13aの位置ずれ量の許容範囲△X,
△Yにあるか否かの判断を行なう。許容範囲内(△X≧
dx及び△Y≧dy)であれば、そのままとし、許容範
囲外(△X<dxまたは△Y<dy)であれば、この位
置ずれ量dx,dyを基に基板9を移動させることによ
り、ノズル13aのペースト吐出口と基板9の所望位置
との間のずれを解消させ、ノズル13aを所望位置に位
置決めする。
ズル13aの高さをペーストパターン描画高さに設定
し、ノズルの初期移動距離データに基づいて、ノズル1
3aを初期移動距離分下降させる。これに続いて、基板
9の表面の高さを距離計16で測定し、ノズル13aの
先端がペーストパターンを描画する高さに設定されてい
るか否かを確認する。描画高さに設定できていない場合
には、距離計16で計測しながら、微少位置合せ用の高
速Z軸移動テーブル26をリニアアクチュエータ26a
によって駆動して、ノズル13aを微小距離下降をさせ
ながら、ノズル13aの先端をペーストパターンを塗布
描画する高さに設定する。また、ペースト収納筒13が
交換されていないときには、ノズル13aの位置ずれ量
dx,dyのデータはないので、ペーストパターン描画
処理(ステップ500)に入ったところで、直ちに、上
記のノズル13aの高さ設定を行なう。
コンピュータ17aのRAMに格納されたペーストパタ
ーンデータに基づいてサーボモータ4,6が駆動され、
これにより、ノズル13aのペースト吐出口が基板9に
対向した状態で、このペーストパターンデータに応じて
基板9がX,Y方向に移動するとともに、ペースト収納
筒13に圧縮気体を印加してノズル13aのペースト吐
出口からのペーストの吐出を開始させる。これにより、
基板9へのペーストパターンの塗布描画が開始する。
に、マイクロコンピュータ17aは距離計16からノズ
ル13aのペースト吐出口と基板9の表面との間の間隔
の実測データを入力し、基板9の表面のうねりや振動に
伴う変位量を測定する。この測定値に応じて高速Z軸移
動テーブル26を駆動することにより、基板9の表面か
らのノズル13aの設定高さが一定に維持される。
動テーブル26の動作について、図2を用いて詳細に説
明する。
ターンを塗布描画させた場合、基板9の表面とノズル1
3aの先端とが装置固有の振動周波数で振動し、これら
間の間隔が変動する。このために、ノズル13aの先端
がペーストパターンを押しつぶすなどの現象が発生し
て、所望のパターン精度を得ることができない。
ブル11に重ねて設置した高速Z軸移動テーブル26を
装置固有の振動周波数よりも高速に移動させ、ノズル1
3aの先端を基板9の表面の振動変位に追従させ、これ
ら間の間隔が一定になるように動作させる。
を増加させた場合においても、ペーストパターンを押し
つぶすことなく、所望のペーストパターンを形成するこ
とができる。
描画中、ノズル13aのペースト吐出口が基板9上での
上記ペーストパターンデータによって決まる描画パタ−
ンの終端であるか否かの判断が行なわれ、この終端でな
ければ、再び基板9の表面うねりなどの測定処理に戻
り、以下、上記ペーストの塗布描画動作を繰り返し、ペ
ーストパターン形成が描画パターンの終端に達するまで
継続する。
と、サーボモータ12とリニアアクチュエータ26aを
駆動してノズル13aを上昇させ、このペーストパター
ン描画工程(ステップ500)が終了する。
進み、図1において、基板9の保持を解除し、装置外に
排出する。そして、以上の全工程を停止するか否かを判
定し(ステップ700)、複数枚の基板に同じ形状のペ
ーストパターンを形成する場合には、基板搭載処理(ス
テップ300)から繰り返され、全ての基板についてか
かる一連の処理が終了すると、作業が全て終了(ステッ
プ800)となる。
をZ軸方向に移動するために設けた従来のサーボモータ
による移動手段に加えて、リニアアクチュエータによる
移動手段が設けられており、大きな変位量で比較的ゆっ
くりした動作の調整をサーボモータで、微少変位量で高
速の動作で調整を行なう必要のある振動に対してはリニ
アアクチュエータで対応することにより、精度の良いペ
ーストパターンを描画できる。
粗動アクチュエータと微動アクチュエータの制御を切り
換えて行なうようにしているが、両者を協調制御しても
よいことは言うまでもない。
テーブル26にペースト収納筒13を取り付けた構成と
したが、ペースト収納筒13はZ軸移動テーブル11に
固定し、高速動作のアクチュエータ(例えば、圧電素子
など)をノズル支持具14やノズル13a部に設け、ノ
ズル13aを上下方向(Z軸方向)に変位させる機構と
してもよいことはいうまでもない。なお、この場合、距
離計16はZ軸移動テーブル11に固定されているため
に、ノズル支持具14またはノズル13aや基板9側に
振動計などの変位を測定するためのセンサを設ける必要
が生ずる場合もある。
ペースト塗布速度が高速である場合でも、装置振動の周
期に追従してノズルと基板表面との間の間隔を高精度に
追従制御して一定とすることができ、ペーストパターン
の塗布描画精度がさらに向上する。
す斜視図である。
図である。
関係を示す斜視図である。
制御系統の一具体例を示すブロック図である。
チャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 ペースト収納筒内に充填したペーストを
吐出する吐出口を有するノズルと、該吐出口に対向する
ようにして基板を載置するテ−ブルと、該ノズルの上下
方向の位置を変化させるためのノズル位置駆動手段と、
該テーブルの位置を変化させる駆動手段と、該ノズルか
らペーストを吐出するための空圧手段を備えたペースト
塗布機において、 該ノズル位置駆動手段として、低速でかつ大きな距離範
囲を移動する粗動アクチュエータと、高速で微少距離移
動する微動アクチュエータとを有することを特徴とする
ペースト塗布機。 - 【請求項2】 請求項1記載のペースト塗布機におい
て、 前記粗動アクチュエータにより移動する第1のテーブル
上に微動アクチュエータにより移動する第2のテーブル
を設け、 該第2のテーブル上に、前記基板と前記ノズルとの間の
距離を計測する距離計を設けたことを特徴とするペース
ト塗布機。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のペースト塗布
機において、 前記粗動アクチュエータは、サーボモータとボールネジ
とからなり、 前記微動アクチュエータはリニアモータあるいは圧電素
子で構成されていることを特徴とするペースト塗布機。
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JP3619791B2 JP3619791B2 (ja) | 2005-02-16 |
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KR (1) | KR100472661B1 (ja) |
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