JPH08139141A - プローブ装置 - Google Patents

プローブ装置

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JPH08139141A
JPH08139141A JP29394694A JP29394694A JPH08139141A JP H08139141 A JPH08139141 A JP H08139141A JP 29394694 A JP29394694 A JP 29394694A JP 29394694 A JP29394694 A JP 29394694A JP H08139141 A JPH08139141 A JP H08139141A
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probing card
arm
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Tokyo Electron Yamanashi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、プロービングカードをストックす
ることなく、プロービングカードの交換時にはその都度
プローブ装置本体を開放せずにその外部においてプロー
ビングカードの交換するだけで、本体内におけるプロー
ビングカードの搬送及び交換を自動的に行なえるプロー
ブ装置を提供する。 【構成】 本プローブ装置は、被検査体の予め定められ
た位置に接触するプローブ針を備えたプロービングカー
ド1と、プロービングカード1が着脱自在に本体2に設
けられたインサートリング3とを備え、上記プロービン
グカード1の待機位置である装置本体2の外部とインサ
ートリング3へのプロービングカード1の受渡し位置と
の間でプロービングカード1を搬送するカード搬送機構
5を設け、カード搬送機構5は、プロービングカード1
を載せるトレイ21と、このトレイを支持するアーム1
7〜19と、このアームを介してトレイ21を上記範囲
で回転駆動する回転駆動機構8とを備えたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プローブ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プローブ装置は、一般に被検査体例えば
半導体ウエハ上に形成されたICチップの電極に対応す
るプローブ針を有するプロービングカードと、プロービ
ングカードを装着するように本体に配設されたインサー
トリングと、このインサートリングに装着されたプロー
ビングカードの下方で水平方向(X、Y方向)及び上下
方向(Z方向)で移動すると共にθ方向で回転可能に構
成された載置台とを備え、半導体ウエハが載置された載
置台を移動させて半導体ウエハの電極をプローブ針に対
して位置決めし、その後載置台を上昇させて電極をプロ
ーブ針に電気的に接触させ、半導体ウエハ上に形成され
た各ICチップの電気的検査を実施するように構成され
ている。
【0003】そして、プロービングカードは一種類のI
Cチップのみを検査するように構成されているため、半
導体ウエハ上に形成されたICチップの種類に応じてプ
ロービングカードを交換しなくてはならない。しかも、
最近は電子機器の多様な機能を充足するために多種類の
ICチップが製造されているため、ICチップの種類に
応じてプロービングカードを交換しなくてはならない。
その交換方法としては自動的に交換する方法と、オペレ
ータの手作業による方法がある。前者の自動交換の場合
には、プローブ装置内に複数種のプロービングカードを
ストック室にストックしておき、プローブ装置内に組み
込まれた自動交換機によってプロービングカードをスト
ック室から自動的に取り出して自動的に交換するように
してある。後者のマニュアル交換の場合には、オペレー
タがプロービングカードが装着された片開きのヘッドプ
レートをプローブ装置本体の正面側から背面側へ所定角
度だけ回転させてヘッドプレートを開放し、ヘッドプレ
ートが傾いた状態でプロービングカードを交換し、交換
後にはヘッドプレートを閉じるようにしている。尚、プ
ロービングカードはカードホルダーに取り付けた状態
で、カードホルダーと一体的にプロービングカードを交
換するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プロー
ビングカードを自動交換できる従来のプローブ装置の場
合には、オペレータによることなくプロービングカード
を自動交換できる大きな利点がある反面、自動交換機が
機構的に複雑で、高価であると共にそのメンテナンスが
必要であり、更に当面必要なプロービングカードとは別
に、当面必要とされない数種類のプロービングカードを
予めストックしておかなくてはならないため、プロービ
ングカードを余分にストックするという無駄を生じ、プ
ローブ装置のコスト高を招き、このことは最近の半導体
製造装置のコスト低減傾向に馴染まないという課題があ
った。
【0005】また、マニュアル交換を行なう従来のプロ
ーブ装置の場合には、余分なプロービングカードをスト
ックしておく必要もなく、また、自動交換機を備えてい
ない分だけ経済的で余分なメンテナンスが不要であると
いう大きな利点がある反面、交換の度毎にオペレータが
ヘッドプレートを開放し、カードホルダー付のプロービ
ングカードをインサートリングから取り外し、その後新
たなプロービングカードをインサートリングに装着しな
くてはならない。ところが、最近では検査の迅速化など
の要請から複数のICチップを同時に検査するようにな
って来ており、この傾向に伴ってプロービングカード及
びカードホルダーが大口径化し、特にカードホルダーの
大口径化によりその重量が急激に重くなって来ているた
め、プロービングカードの交換時にはプローブ装置本体
の真上で重量物であるカードホルダー付のプロービング
カードを交換しなくてはならず、その作業に益々多くの
労力と注意力を必要とし、プロービングカードの取り扱
いが難しくなって来ているという課題があった。そこ
で、自動交換を行なうようにすれば、マニュアル交換の
上述のような課題は解決するが、自動交換にはコスト高
という後述の課題ある。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、プロービングカードをストックすることな
く、プロービングカードの交換時にはその都度プローブ
装置本体を開放せずにその外部においてプロービングカ
ードの交換するだけで、本体内におけるプロービングカ
ードの搬送及び交換を自動的に行なえるプローブ装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のプローブ装置は、被検査体の予め定められた位置に接
触するプローブ針を備えたプロービングカードと、この
プロービングカードが着脱自在に本体に設けられたイン
サートリングとを備えたプローブ装置において、プロー
ビングカードの待機位置と上記インサートリングへの上
記プロービングカードの受渡し位置との間で上記プロー
ビングカードを搬送するカード搬送機構を設け、上記カ
ード搬送機構は、上記プロービングカードを載せるトレ
イと、このトレイを支持するアームと、このアームを介
して上記トレイを上記範囲で回転駆動する回転駆動機構
とを備えたものである。
【0008】また、本発明の請求項2に記載のプローブ
装置は、被検査体の予め定められた位置に接触するプロ
ーブ針を備えたプロービングカードと、このプロービン
グカードが着脱自在に本体に設けられたインサートリン
グとを備えたプローブ装置において、プロービングカー
ドの待機位置と上記インサートリングへの上記プロービ
ングカードの受渡し位置との間で上記プロービングカー
ドを搬送するカード搬送機構を設けると共に、上記カー
ド搬送機構により搬送された上記プロービングカードを
上記インサートリングに着脱するカード着脱機構を上記
インサートリングに設け、上記カード搬送機構は、上記
プロービングカードを載せるトレイと、このトレイを支
持するアームと、このアームを介して上記トレイを上記
範囲で回転駆動する回転駆動機構とを備えたものであ
る。
【0009】また、本発明の請求項3に記載のプローブ
装置は請求項1または請求項2に記載の発明において、
上記トレイを昇降する昇降駆動機構を上記アームに設け
たものである。
【0010】また、本発明の請求項4に記載のプローブ
装置は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の発
明において、上記プロービングカードを上記トレイ上に
固定する固定手段を上記トレイに設けたものである。
【0011】また、本発明の請求項5に記載のプローブ
装置は、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の発
明において、上記トレイ上のプロービングカードを検出
するカード検出手段を上記トレイに設けたものである。
【0012】また、本発明の請求項6に記載のプローブ
装置は、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の発
明において、上記トレイを垂直下方に向けて折曲して収
納可能に構成されたものである。
【0013】
【作用】本発明の請求項1に記載の発明によれば、プロ
ービングカードを交換する時には、例えば、カード搬送
機構の回転駆動機構が駆動するとトレイが回転してプロ
ービングカードの待機位置からインサートリング真下の
プロービングカードの受渡し位置まで到達し、ここでイ
ンサートリングからトレイ上へ使用後のプロービングカ
ードを引き渡す。その後、回転駆動機構を逆方向へ駆動
してその位置からプロービングカードの待機位置までト
レイによりプロービングカードを搬送する。この時、オ
ペレータがプロービングカードの待機位置に戻ったトレ
イ上で使用後のプロービングカードを新しいプロービン
グカードと交換した後再び回転駆動機構が駆動して上述
のようにトレイが回転してインサートリングの受渡し位
置までプロービングカードを搬送し、その位置でトレイ
上のプロービングカードをインサートリングへ引き渡す
と、その後回転駆動機構が逆方向へ駆動して空のトレイ
を本体外部まで回転させて一連のプロービングカードの
交換を終了する。
【0014】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、プロービングカードを交換する時には、例えば、
カード搬送機構の回転駆動機構が駆動するとトレイが回
転してプロービングカードの待機位置からインサートリ
ング真下のプロービングカードの受渡し位置まで到達
し、ここでカード着脱機構が駆動して使用後のプロービ
ングカードをインサートリングからトレイ上へ引き渡
す。その後、回転駆動機構を逆方向へ駆動してその位置
からプロービングカードの待機位置までトレイによりプ
ロービングカードを搬送する。この時、オペレータがプ
ロービングカードの待機位置にあるトレイ上で使用後の
プロービングカードを新しいプロービングカードと交換
した後再び回転駆動機構が駆動して上述のようにトレイ
が回転してインサートリングの受渡し位置までプロービ
ングカードを搬送すると、その位置でカード着脱機構が
逆方向に駆動してトレイ上のプロービングカードをイン
サートリングへ引き渡すと、その後回転駆動機構が逆方
向へ駆動して空のトレイを本体外部まで回転させて一連
のプロービングカードの交換を終了する。
【0015】また、本発明の請求項3に記載の発明によ
れば請求項1または請求項2に記載の発明において、ト
レイとインサートリングとの受渡し位置でトレイを昇降
駆動機構により昇降させてインサートリングに対するト
レイの受渡し位置を最適に調整できる。
【0016】また、本発明の請求項4に記載の発明によ
れば、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の発明
において、カード搬送機構によりプロービングカードを
搬送する際に、固定手段によりプロービングをトレイ上
に固定してプロービングカードのトレイからの脱落を防
止できる。
【0017】また、本発明の請求項5に記載の発明によ
れば、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の発明
において、インサートリングとトレイ間でのプロービン
グカードの受渡しの有無をカード検出手段により検出す
ることができ、プロービングカードの受渡しを確実に行
なえる。
【0018】また、本発明の請求項6に記載の発明によ
れば、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の発明
において、カード搬送機構を使用しない時には、本体の
外部でトレイを垂直下方に向けて折曲して収納し、周囲
の障害にならないようにすることができる。
【0019】
【実施例】以下、図1〜図10に示す実施例に基づいて
本発明を説明する。本実施例のプローブ装置は、図1に
示すように、被検査体例えば半導体ウエハ上に作り込ま
れたICチップ(図示せず)の電気的検査を行なうプロ
ービングカード1と、このプロービングカード1が着脱
自在に本体2に設けられた後述のインサートリング3
(図9参照)と、このインサートリング3の下方に配設
され且つ半導体ウエハをプロービングカード1に対して
水平方向(X、Y方向)及び上下方向(Z方向)へ移動
すると共にθ方向で回転可能な載置台4とを備えて構成
されている。そして、半導体ウエハの電気的検査を行な
う場合には、制御装置(図示せず)の制御下で載置台4
がX方向、Y方向へ移動すると共にθ方向で回転して半
導体ウエハ上のICチップをプロービングカード1に対
して位置決めした後、載置台4がZ方向へ上昇し、所定
のICチップをプロービングカード1のプローブ針に電
気的に接触させて所定の電気的検査を行なうようにして
ある。
【0020】そして、上記プローブ装置にはその本体2
外部のプロービングカード1の待機位置とインサートリ
ング3に対するプロービングカード1の受渡し位置との
範囲でプロービングカード1を搬送するカード搬送機構
5が本体2の隅角部に設けられていると共に、このカー
ド搬送機構5により搬送されたプロービングカード1を
インサートリング3に着脱する後述のカード着脱機構6
がインサートリング3に付帯している(図9、図10参
照)。更に、このプローブ装置には電気的検査を終了し
た後のICチップのうち、不良品を識別するために、不
良品をマーキングするマーキング機構7がカード搬送機
構5と連結可能に設けられている。これらのカード搬送
機構5及びマーキング機構7は回転駆動機構8を共有
し、共に回転駆動機構8によって本体2内の載置台3の
上方で正逆回転できるように構成されている。そして、
マーキング機構7はプロービングカード1を交換する際
にはカード搬送機構5と連結して共に駆動し、マーキン
グ時にはカード搬送機構5から解放されて単独で駆動す
るようにしてある。
【0021】上記カード搬送機構5及びマーキング機構
7を駆動させる回転駆動機構8は、図2〜図4に示すよ
うに、本体2の隅角部に配設された駆動源例えばエアシ
リンダ9と、このエアシリンダ9のロッド10に連結さ
れてロッド10と共に往復運動するラック11と、この
ラック11に噛合するピニオン12と、このピニオン1
2を下端に有する駆動軸13と、この駆動軸13をピニ
オン12のやや上方及び上端部の2箇所で回転自在に支
持するボール軸受14とを備えている。そして、これら
のボール軸受14は本体2の側面に沿って立設された細
長形状の支持体15に固定されている。従って、エアシ
リンダ9の駆動により駆動軸13が図3、図4に示すよ
うにラック11及びピニオン12を介してボール軸受1
4において正逆回転するようなっている。尚、図4にお
いて16はラック10のショックアブソーバーである。
【0022】上記カード搬送機構5は、図2、図3に示
すように、上記回転駆動機構8と、この回転駆動機構8
の駆動軸13にベアリングを介して回転自在に支持され
且つ水平に延設された細長形状の第1アーム17と、こ
の第1アーム17の先端部上面にこれとL字状をなすよ
うにボルトなどによって連結された第2アーム18と、
この第2アーム18とL字状を呈するようにその先端に
連結された第3アーム19と、この第3アーム19に連
結部材20を介して取り付けられたトレイ21とを備
え、回転駆動機構8の駆動によりトレイ21がアームを
介して水平を維持した状態で正逆回転するように構成さ
れている。
【0023】また、トレイ21は、図2に示すように、
昇降駆動機構例えばエアシリンダ22の駆動により第2
アーム18及び連結部材20を介して昇降するように構
成されている。つまり、第2アーム18の下面にはエア
シリンダ22が固定され、このエアシリンダ22のロッ
ド23が第2アーム18に形成された孔を貫通し、その
上端が第3アーム19に連結されている。従って、エア
シリンダ22の駆動により第3アーム19はロッド23
を介して第2アーム18上方で所定高さの範囲内で昇降
し、もってトレイ21を昇降駆動するように構成されて
いる。
【0024】また、上記連結部材20は矩形状のプレー
トとして形成され、その上端が図5に示すように第3ア
ーム19の下面に上下方向に連結されている。この連結
部材20の左右両端には図5に示すように一対のブラケ
ット24に取り付けられ、これらのブラケット24間に
トレイ21の基端部が嵌り込むようにしてある。また、
トレイ21の基端部の左右には一対のブラケット24に
対応するブラケット25が取り付けられている。そし
て、連結部材20とトレイ21はそれぞれのブラケット
24、25においてピン26によって枢着され、トレイ
21がピン26を中心にして揺動するように構成されて
いる。また、ブラケット24、25にはピン孔から水平
方向に離れた位置にロック用の孔がそれぞれ形成され、
これらのロック用の孔にロック部材27を差し込んでピ
ン26とで連結部材20に枢着されたトレイ21を水平
に維持するようにしてある。即ち、ロック部材27は図
5に示すように長さの異なる互いに平行な2本のロック
シャフト28、29を有し、長い方のロックシャフト2
8がトレイ21の左右のブラケット25及び連結部材2
0の左側ブラケット24に差し込まれ、短い方のロック
シャフト29がトレイ21の右側ブラケット25に差し
込まれるようにしてある。従って、カード搬送機構5を
使用する時には、トレイ21を持ち上げて水平にした
後、ロック部材27をロック用の孔に差し込んでその状
態を維持するようにしてあり、カード搬送機構5を使用
しない時、即ちそれが初期位置にある時には、トレイ2
1が本体1の外部に位置し、トレイ21が図3に示すよ
うに垂下した収納状態にあり、この状態でロック部材2
7を用いてトレイ21をロックするようにしてある(図
3参照)。
【0025】トレイ21は上述の昇降駆動機構により水
平を維持した状態で昇降するように構成されている。こ
の際トレイ21はガイド機構に従って上下方向で駆動す
るように構成されている。即ち、このガイド機構は図5
に示すように連結部材20の背面に取り付けられた左右
一対のレール部材30と、これらのレール部材30が係
合する左右一対のガイド部材31と、これらのガイド部
材31が取り付けられ且つ連結部材20に対して平行に
なるように隙間を空けて第2アーム18の延長端に連結
されたZプレート32とから構成されている。更に、図
示してないがZプレート32の上下の両端側にはそれぞ
れストッパーが設けられ、これらのストッパーに連結部
材20の背面に設けられたピンが当接してトレイ21の
昇降端をそれぞれ規定するようにしてある。
【0026】また、トレイ21の表面には図5に示すよ
うに一対の位置決めピン33が互いに斜め方向で対向す
るように取り付けられており、これらの位置決め用ピン
33がプロービングカード1を保持するカードホルダー
34の凹部(図示せず)に嵌入し、位置決め用ピン33
によりプロービングカード1をトレイ21上で位置決め
するようにしてある。更に、トレイ21の表面には例え
ばゴムなどの弾性のある材料により形成されたクッショ
ン材35が3枚取り付けられ、プロービングカード1が
クッション材35を介してトレイ21上にソフトランデ
ィングできるようにしてある。そして、左右のクッショ
ン材35には吸引孔36が形成され、これらの吸引孔3
6にはトレイ21の裏面に配された真空配管(図示せ
ず)が接続されている。また、この真空配管内の減圧状
態はカード検出手段例えば圧力センサ37により検出さ
れ、この圧力センサ37が所定の減圧度より高い圧力を
検出した時にはトレイ21上にプロービングカード1が
載置されていないものとして検出するようにしてある。
【0027】また、カード搬送機構5の上方には図2、
図3及び図5に示すようにマーキング機構7が配設され
ている。このマーキング機構7は、上記駆動軸13に連
結された第1アーム38と、このアーム38の先端に連
結され且つ第3アーム19及びZプレート32に沿って
延設された中空の第2アーム39と、この第2アーム3
9内に配されたマーキング用のインクの供給配管40
と、この供給配管40の先端に取り付けられたペン41
とを備え、図示しないインク供給源からインクをペン4
1へ給送しながら半導体ウエハ上の不良ICチップをマ
ーキングするように構成されている。そして、第1アー
ムの内周面にはキー形成され、このキーが駆動軸13の
キー溝に嵌入することにより第1アーム38が駆動軸1
3と一体的に回転駆動するように構成されている。
【0028】また、マーキング機構7は前述のようにカ
ード搬送機構5と連結可能に構成されている。即ち、カ
ード搬送機構5の第1アーム17の下側には図3に示す
ように連結用エアシリンダ42が連結され、連結用エア
シリンダ42のロッド43が第1アーム17の孔44を
貫通し、マーキング機構7の第1アーム38の凹部45
を出入りできるようにしてある。従って、マーキング時
には連結用エアシリンダ42が駆動してロッド43がマ
ーキング機構7の第1アーム38から抜けてマーキング
機構7とカード搬送機構5との連結が解除され、回転駆
動機構8によりマーキング機構7が単独でマーキング位
置まで駆動し、プロービングカード1を交換する時には
連結用エアシリンダ42が駆動してロッド43が第1ア
ーム38の凹部45内へ嵌入してマーキング機構7とカ
ード搬送機構5が連結して両者が図1に示すように一緒
に駆動するようにしてある。また、カード搬送機構5及
びマーキング機構7の回転角度はそれぞれストッパーに
より規定できるようにしてある。
【0029】そこで、カード搬送機構5及びマーキング
機構7のストッパー機構について説明する。カード搬送
機構5のストッパー46は、図6に示すように、支持体
15に取り付けられ、このストッパー46が回転して来
るカード搬送機構5の第1アーム17の側面に取り付け
られた当接部材47に当接し回転を停止させ、トレイ2
1をプロービングカード1の交換位置に位置決めするよ
うに構成されている。本実施例ではアームが例えば図7
で示すように初期位置から100°だけ回転した位置が
プロービングカード1の交換位置になっている。尚。こ
のストッパー46は例えばバネ部材を内蔵し、ストッパ
ーピン48が当接部材47に弾接するようにしてある。
当接部材47は第1アーム17にネジ止めされており、
その突出量を微調整できるようになっている。
【0030】一方、マーキング機構7のストッパー49
は、図6に示すように、支持体15の上部に昇降可能に
配設されている。即ち、ストッパー49は支持体15の
上端部に水平に配設され、ストッパー49の基端が支持
体15の一辺に対して上下方向に配設されたエアシリン
ダ50のロッド51に連結されている。また、ストッパ
ー49の支持体15側の面には図6、図8に示すように
ガイドレール52が上下方向に取り付けられ、このガイ
ドレール52がこれに対応して支持体15に取り付けら
れたガイド部材53と係合している。また、ストッパー
49は、マーキング機構7の第1アーム38の側面に取
り付けられ且つ突出量の調整が可能な当接部材54に当
接し回転を停止させ、ペン41をマーキング位置に位置
決めするように構成されている。本実施例ではアームが
例えば図8で示すように初期位置から50°だけ回転し
た位置がマーキング位置になっている。尚、このストッ
パー49も上記ストッパー46と同様にバネ部材及びス
トッパーピン55を内蔵し当接部材54に弾接するよう
にしてある。以上の構成からストッパー49は、マーキ
ングの時にはエアシリンダ50の駆動によりロッド51
を介してガイド部材53に従って図6で示すように第1
アーム38よりも高い位置まで上昇して第1アーム38
と干渉しない位置まで退避し、プロービングカード1の
交換時には第1アーム38の当接部材54と当接する位
置まで下降するようにしてある。
【0031】また、上記インサートリング3は、図9、
図10に示すように構成されている。即ち、インサート
リング3は扁平な円筒状に形成されたフランジ付のリン
グ本体56と、このリング本体56の外周面に取り付け
られた断面L字状の第1リング部材57と、この第1リ
ング部材57の水平部分を被うように取り付けられた断
面コ字状の第2リング部材58と、この第2リング部材
58下端部の外周面に形成された溝を介して第2リング
部材58の下端に連結された回転リング部材59とを備
えて構成されている。
【0032】上記第2リング部材58のコ字状の空間6
0は第1リング部材57の水平部分で閉塞され、しかも
コ字状部の下端にはOリング61が装着され、コ字状の
空間60を気密状態にしてある。回転リング部材59下
端には周方向で等間隔に複数の係合部62が形成され、
これらの係合部62にカードホルダー34の係合部63
が係合することによりプロービングカード1がインサー
トリング3に装着されるようになっている。また、上記
気密空間60には空気等の気体の配管が接続され、配管
を介して気密空間60内に気体を圧入することにより回
転リング部材59を持ち上げてプロービングカード1裏
面の接続端子1Aをインサートリング3に装着された接
続リング64の接続端子例えばポゴピン64Aに対して
電気的に接触させると共にカードホルダー34をインサ
ートリング3に固定するようにしてある。尚、インサー
トリング3はフランジにおいてプローブ装置本体2のヘ
ッドプレート65に固定されている。
【0033】上記カード着脱機構6は、図9、図10に
示すように、回転リング部材59を所定角度回転させカ
ードホルダー34を介してプロービングカード1をイン
サートリング3に装着するように構成されている。即
ち、カード着脱機構6は、駆動源としてのエアシリンダ
66と、このエアシリンダ66のロッド67に取り付け
られた長孔を有する第1連結片68と、この第1連結片
68に対してローラピン69によって連結され且つ回転
リング部材59に連結された第2連結片70とを有して
いる。従って、エアシリンダ66の駆動によりロッド6
7が伸縮し、回転リング部材59を正逆回転するように
してある。尚、図10において71はシール部材であ
る。
【0034】次に動作について説明する。プロービング
カード1を交換する場合には、まず本体2内のインサー
トリング3に既に装着されているプロービングカード1
を取り外す。それには、カード搬送機構5のトレイ21
を水平にし、ロック部材27を連結部材20及びトレイ
21それぞれのブラケット24、25のロック用孔に差
し込んでトレイ21をロックする。尚この時、カード搬
送機構5とマーキング機構7は連結用エアシリンダ42
が駆動し、そのロッド43によって連結されている。次
いで、昇降駆動機構を始動させると、そのエアシリンダ
22の駆動によりロッド23、第3アーム19を介して
トレイ21がインサートリング3からプロービングカー
ド1を受け取る位置まで上昇する。
【0035】その後、回転駆動機構8を始動させると、
そのエアシリンダ9の駆動によりラック11及びピニオ
ン12を介して駆動軸13がボール軸受14において初
期位置から回転して本体2内に入り、更に回転し続ける
と第1アーム17の当接部材47が図7で示すようにス
トッパー46のストッパーピン48に弾接し、トレイ2
1が図1で示すようにインサートリング3の真下で停止
する。
【0036】この状態でカード着脱機構6を始動させる
とその気密空間60内の気体の圧力を下げると、気密空
間60が縮小して回転リング部材59がやや下降し、プ
ロービングカード1が位置決め用ピン33により位置決
めされながらトレイ21上に載置されると共にカードホ
ルダー34が緩む。これに続くエアシリンダ66の駆動
により回転リング部材59が回転し、その係合部62が
カードホルダー34の係合部63から外れ、この状態で
昇降駆動機構のエアシリンダ22が逆方向へ駆動してト
レイ21が下降して第3アーム19が第2アーム18に
重なりインサートリング3から離れる。この時、圧力セ
ンサ37が作動してプロービングカード1がトレイ21
上に引き渡されたか否かを圧力センサ37により検出す
る。プロービングカード1を検出しなかったらもう一度
同一動作をして繰り返して確実にプロービングカード1
を受け取るまで繰り返す。プロービングカード1を検出
したら、固定手段例えば吸引孔36によりプロービング
カード1をトレイ21上に吸着し、それをトレイ21上
に固定する。引き続いて回転駆動機構8が逆方向へ駆動
して使用後のプロービングカード1を載せたトレイ21
が逆方向へ回転してプローブ装置本体2の外部即ち初期
位置へ戻る。トレイ21が初期位置に戻ったらオペレー
タがプロービングカード1を新たなものと交換する。
【0037】プロービングカード1を交換したら再度回
転駆動機構8を始動させ、上述したようにトレイ21を
本体2内へ回転させてプロービングカード1をインサー
トリング3の真下まで搬送する。この時インサートリン
グ3の回転リング部材59はプロービングカード1を受
け入れる状態になっている。そこで、昇降駆動機構を始
動させてトレイ21上のプロービングカード1を回転リ
ング部材59内へ嵌め込み、更に、エアシリンダ66が
駆動すると回転リング部材59が逆方向へ回転し、その
係合部63がカードホルダー34の併合部64と重な
る。次いで、気密空間60へ気体を圧入すると回転リン
グ部材59が上昇し、プロービングカード1の接触端子
1Aが接続リング64のポゴピン64Aに圧接すると共
にカードホルダー34をインサートリング3に固定し、
プロービングカード1の交換動作を終了する。その後、
カード搬送機構5は上述した場合と同様にして本体2外
部の初期位置へ戻り、ロック部材27を抜き取り、トレ
イ21を収納し、ロック部材27でロックすることによ
り一連のプロービングカード1の交換作業を終了する。
一連の交換作業過程で、インサートリング3とトレイ2
1間のプロービングカード1の受渡しが不十分であれ
ば、その旨をトレイ21の圧力センサ36により検出す
ることができる。
【0038】以上説明したように本実施例によれば、プ
ローブ装置本体2の外部(プロービングカード1の待機
位置)とインサートリング3に対するプロービングカー
ド1の受渡し位置との範囲でプロービングカードを搬送
するカード搬送機構5を本体2の隅角部に設け、しかも
このカード搬送機構5を、プロービングカード1を載せ
るトレイ21と、このトレイ21を支持する第1、第
2、第3アーム17、18、19と、これらのアーム1
7、18、19を介してトレイ21を回転駆動する回転
駆動機構8とを備えた構成にしたため、プロービングカ
ード1を交換する時には、オペレータが本体1外部でプ
ロービングカード1を交換し、後はカード搬送機構5及
びカード着脱機構6を例えばボタン操作により駆動させ
るだけで、プロービングカード1を自動的に交換するこ
とができる。
【0039】また、本実施例では、トレイ21を昇降す
る昇降駆動機構のエアシリンダ22を第3アーム19に
設けたため、インサートリング3に対するトレイ21の
位置を適宜調整してインサートリング3とトレイ21間
のプロービングカード1の受渡し作業を円滑に行なうこ
とができ、また、プロービングカード1をトレイ21上
に固定する固定手段として吸引孔36及び減圧用配管を
トレイ21に設けたため、トレイ21上にプロービング
カード1を吸着してプロービングカード1を安定した状
態で搬送することができる。また、本実施例では、トレ
イ21上のプロービングカード1を検出する圧力センサ
37をカード検出手段としてトレイ21に設けたため、
圧力センサ37によりトレイ21上にプロービングカー
ド1が確実に受け渡されたか否かを確認して取りこぼし
を防止することができ、また、トレイ21を垂直下方に
向けて折曲して収納可能に構成したため、本体2の外部
でトレイ21をコンパクトに収納して周囲の障害になら
ないようにすることができる。
【0040】尚、本発明は上記実施例に何等制限される
ものではなく、本発明に用いられるカード搬送機構は、
カード搬送機構は、プロービングカードを載せるトレイ
と、このトレイを支持するアームと、このアームを介し
てトレイを回転駆動する回転駆動機構とを備え、プロー
ブ装置本体の外部におけるプロービングカードの待機位
置とインサートリングに対するプロービングカードの受
渡し位置の範囲でプロービングカードを搬送するように
したものであれば良く、各構成要素は必要に応じて設計
変更することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明によれ
ば、プロービングカードの待機位置とインサートリング
へのプロービングカードの受渡し位置との間でプロービ
ングカードを搬送するカード搬送機構を設け、このカー
ド搬送機構は、プロービングカードを載せるトレイと、
このトレイを支持するアームと、このアームを介してト
レイを上記範囲で回転駆動する回転駆動機構とを備えて
いるため、プロービングカードをストックすることな
く、プロービングカードの交換時にはその都度プローブ
装置本体を開放せずにその外部においてプロービングカ
ードの交換するだけで、本体内におけるプロービングカ
ードを搬送を自動的に行なえるプローブ装置を提供する
ことができる。
【0042】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、プロービングカードの待機位置とインサートリン
グへのプロービングカードの受渡し位置との間で上記プ
ロービングカードを搬送するカード搬送機構を設けると
共に、上記カード搬送機構により搬送されたプロービン
グカードをインサートリングに着脱するカード着脱機構
をインサートリングに設け、カード搬送機構は、プロー
ビングカードを載せるトレイと、このトレイを支持する
アームと、このアームを介して上記トレイを上記範囲で
回転駆動する回転駆動機構とを備えているため、プロー
ビングカードをストックすることなく、プロービングカ
ードの交換時にはプローブ装置本体を開放せずにその外
部においてプロービングカードの交換するだけで、本体
内におけるプロービングカードの搬送及び交換を自動的
に行なえるプローブ装置を提供することができる。
【0043】また、本発明の請求項3に記載の発明によ
れば、請求項1または請求項2に記載の発明において、
上記トレイを昇降する昇降駆動機構を上記アームに設け
たため、トレイとインサートリングとの受渡し位置でト
レイを昇降駆動機構により昇降させてインサートリング
に対するトレイの受渡し位置を最適に調整できるプロー
ブ装置を提供することができる。
【0044】また、本発明の請求項4に記載の発明によ
れば、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の発明
において、上記プロービングカードを上記トレイ上に固
定する固定手段を上記トレイに設けたため、カード搬送
機構によりプロービングカードを搬送する際に、固定手
段によりプロービングをトレイ上に固定してプロービン
グカードのトレイからの脱落を防止できるプローブ装置
を提供することができる。
【0045】また、本発明の請求項5に記載の発明によ
れば、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の発明
において、上記トレイ上のプロービングカードを検出す
るカード検出手段を上記トレイに設けたため、インサー
トリングとトレイ間でのプロービングカードの受渡しの
有無をカード検出手段により検出することができ、プロ
ービングカードの受渡しを確実に行なえるプローブ装置
を提供することができる。
【0046】また、本発明の請求項6に記載の発明によ
れば、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の発明
において、上記トレイを垂直下方に向けて折曲して収納
可能に構成されたため、カード搬送機構を使用しない時
には、本体の外部でトレイを垂直下方に向けて折曲して
収納し、周囲の障害にならないプローブ装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプローブ装置の一実施例の内部を示す
平面図で、カード搬送機構によりプロービングカードを
インサートリングの真下まで搬送した状態を示す図であ
る。
【図2】図1に示すプローブ装置のカード搬送機構を示
す側面図で、搬送時のトレイの状態を示す図である。
【図3】図1に示すプローブ装置のカード搬送機構、マ
ーキング機構及び回転駆動機構の関係を示す部分断面図
である。
【図4】図3に示す回転駆動機構の要部を示す水平方向
の断面図である。
【図5】図1に示すプローブ装置のカード搬送機構の搬
送状態のトレイを示す部分断面図でる。
【図6】図1に示すプローブ装置のカード搬送機構及び
マーキング機構のストッパー機構の要部を示す側面図で
ある。
【図7】図1に示すプローブ装置のカード搬送機構のス
トッパー機構を示す部分断面図である。
【図8】図1に示すプローブ装置のマーキング機構のス
トッパー機構を示す部分断面図である。
【図9】図1に示すプローブ装置のインサートリング及
びカード着脱機構を下方から見た状態を示す平面図であ
る。
【図10】図9に示すインサートリング及びカード着脱
機構の要部を拡大して示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 プロービングカード 2 本体 3 インサートリング 5 カード搬送機構 6 カード着脱機構 8 回転駆動機構 17 第1アーム 18 第2アーム 19 第3アーム 21 トレイ 22 エアシリンダ(昇降駆動機構) 36 吸引孔(固定手段) 37 圧力センサ(カード検出手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査体の予め定められた位置に接触す
    るプローブ針を備えたプロービングカードと、このプロ
    ービングカードが着脱自在に本体に設けられたインサー
    トリングとを備えたプローブ装置において、プロービン
    グカードの待機位置と上記インサートリングへの上記プ
    ロービングカードの受渡し位置との間で上記プロービン
    グカードを搬送するカード搬送機構を設け、上記カード
    搬送機構は、上記プロービングカードを載せるトレイ
    と、このトレイを支持するアームと、このアームを介し
    て上記トレイを上記範囲で回転駆動する回転駆動機構と
    を備えたことを特徴とするプローブ装置。
  2. 【請求項2】 被検査体の予め定められた位置に接触す
    るプローブ針を備えたプロービングカードと、このプロ
    ービングカードが着脱自在に本体に設けられたインサー
    トリングとを備えたプローブ装置において、プロービン
    グカードの待機位置と上記インサートリングへの上記プ
    ロービングカードの受渡し位置との間で上記プロービン
    グカードを搬送するカード搬送機構を設けると共に、上
    記カード搬送機構により搬送された上記プロービングカ
    ードを上記インサートリングに着脱するカード着脱機構
    を上記インサートリングに設け、上記カード搬送機構
    は、上記プロービングカードを載せるトレイと、このト
    レイを支持するアームと、このアームを介して上記トレ
    イを上記範囲で回転駆動する回転駆動機構とを備えたこ
    とを特徴とするプローブ装置。
  3. 【請求項3】 上記トレイを昇降する昇降駆動機構を上
    記アームに設けたことを特徴する請求項1または請求項
    2に記載のプローブ装置。
  4. 【請求項4】 上記プロービングカードを上記トレイ上
    に固定する固定手段を上記トレイに設けたこと特徴とす
    る請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のプローブ
    装置。
  5. 【請求項5】 上記トレイ上のプロービングカードを検
    出するカード検出手段を上記トレイに設けたことを特徴
    とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のプロ
    ーブ装置。
  6. 【請求項6】 上記トレイを垂直下方に向けて折曲して
    収納可能に構成したことを特徴とする請求項1〜請求項
    5のいずれか一項に記載のプローブ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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