JP3335019B2 - プローブ装置 - Google Patents

プローブ装置

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JP3335019B2
JP3335019B2 JP32124994A JP32124994A JP3335019B2 JP 3335019 B2 JP3335019 B2 JP 3335019B2 JP 32124994 A JP32124994 A JP 32124994A JP 32124994 A JP32124994 A JP 32124994A JP 3335019 B2 JP3335019 B2 JP 3335019B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プローブ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プローブ装置は、一般に被検査体例えば
半導体ウエハを載置する載置台と、この載置台上に載置
された半導体ウエハ上に形成された被検査素子例えばI
Cチップの電極に対応するプローブ針を有するプロービ
ングカードと、このプロービングカードによって電気的
検査が行なわれたICチップのうち、電気的欠陥のある
ICチップにのみマーキングするマーキング機構とを備
えて構成されている。そして、プロービング時には、載
置台が駆動して半導体ウエハの各ICチップをプローブ
針にそれぞれ位置決めした後、多数のICチップを1個
ずつ個別に電気的検査を行ない、マーキング時には、プ
ロービング領域とは別の領域に形成されたマーキング領
域に載置台が移動し、この領域に固定されたペン先に対
して不良品として記憶されたICチップ位置決めしな
がら不良品に対して1個ずつマーキングを行なうように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プローブ装置の場合には、プロービング領域にはプロー
ビングカードが設けられ、しかもマーキング機構が本体
内に固定されているため、マーキング機構をプロービン
グ領域に設けるわけにはいかず、プロービング領域とは
別にマーキング機構を設けるマーキング領域を設けなく
てはならず、それだけ本体が大型化するという課題があ
った。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、プロービング領域をマーキング領域として
利用でき、プローブ装置本体をコンパクト化できるプロ
ーブ装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のプローブ装置は、プロービングカードを用いて被検査
体上に形成された被検査素子の電気的検査を行なった
後、装置本体内に収納されたマーキング機構を用いて不
良な被検査素子をマーキングするように構成されたプロ
ーブ装置において、上記マーキング機構は、上記被検査
素子をマーキングするペンと、このペンへマーキング用
のインクを供給する配管と、この配管を支持するアーム
と、このアームの基端部が連結され且つ装置本体の隅角
部に設けられた回転軸を有する回転駆動機構とを備え
上記回転駆動機構は、上記ペンを上記回転軸を中心に上
記装置本体の一側とプロービング領域との間で水平に回
転させることを特徴とするものである。
【0006】また、本発明の請求項2に記載のプローブ
装置は、請求項1に記載の発明において、上記ペン及び
上記配管の先端部をそれぞれ上記アーム及び上記配管に
対して着脱自在に設けたものである。
【0007】また、本発明の請求項3に記載のプローブ
装置は、請求項2に記載の発明において、上記ペン及び
上記配管の先端部をそれぞれ着脱するための扉を上記装
置本体の一面に開閉自在に設けたものである。
【0008】また、本発明の請求項4に記載のプローブ
装置は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発
明において、上記プロービングカードを搬送するカード
搬送機構を備え、上記カード搬送機構は、上記プロービ
ングカードを載せるトレイと、このトレイを支持するア
ームと、このアームの基端部が連結された上記回転軸を
有する回転駆動機構とを有し、上記回転駆動機構を介し
て上記トレイを上記装置本体の一側面の外側に位置する
上記プロービングカードの待機位置と上記装置本体内部
の上記インサートリングへの上記プロービングカードの
受渡し位置との間で水平に回転させるものである。
【0009】また、本発明の請求項5に記載のプローブ
装置は、請求項4に記載の発明におい て、上記マーキン
グ機構のアームと上記カード搬送機構のアームを連結、
解除するシリンダ機構を備えたものである。
【0010】
【作用】本発明の請求項1に記載の発明によれば、プロ
ービングカードを用いて被検査体の被検査素子の電気的
検査を行なった後、マーキング機構の回転駆動機構が駆
動してアームが装置本体の隅角部に設けられた回転軸を
中心に水平に回転移動してペンがプロービング領域へ到
達し、プロービング領域内でマーキングを行ない、マー
キング後には回転駆動機構が逆方向へ駆動して装置本体
の一側の初期位置へ戻る。
【0011】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、請求項1に記載の発明において、例えばペンを装
着したり消耗したペンを更新する場合などには、ペンを
インク供給用の配管の先端部と共に簡単に装着したり、
更新することができ、マーキング機構のメンテナンスを
容易に行なうことができる。
【0012】また、本発明の請求項3に記載の発明によ
れば、請求項2に記載の発明において、例えばペンを装
着したり消耗したペンを更新する場合などには、装置本
体の扉を開放するだけで、その開放部からペンをインク
供給用の配管の先端部と共に簡単に装着したり、更新す
ることができ、マーキング機構のメンテナンスを容易に
行なうことができる。
【0013】また、本発明の請求項4に記載の発明によ
れば、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明
において、プロービングカードをインサートリングに着
脱する時には、カード搬送機構のトレイが上記回転駆動
機構を介して上記装置本体の一側面の外側に位置する上
記プロービングカードの待機位置と上記装置本体内部の
上記インサートリングへの上記プロービングカードの受
渡し位置との間で上記回転軸を中心に水平に回転してプ
ロービングカードを搬送することができる。
【0014】また、本発明の請求項5に記載の発明によ
れば、請求項4に記載の発明において、上記マーキング
機構のアームと上記カード搬送機構のアームを連結、解
除するシリンダ機構を備えているため、例えば不良な被
検査素子をマーキングする時にはシリンダ機構を介して
マーキング機構とカード搬送機構の連結を解除し、マー
キング機構単独でプロービング領域において不良な被検
査素子をマーキングすることができ、また、上記プロー
ビングカードをインサートリングへ搬送する時にはシリ
ンダ機構を介して上記マーキング機構のアームとカード
搬送機構のアームを連結し、上記回転駆動機構を介して
上記装置本体の一側面の外側に位置する上記プロービン
グカードの待機位置と上記装置本体内部の上記インサー
トリングへの上記プロービングカードの受渡し位置との
間で上記回転軸を中心に上記マーキング機構と一緒に水
平に回転してプロービングカードを搬送することができ
る。
【0015】
【実施例】以下、図1〜図13に示す実施例に基づいて
本発明を説明する。本実施例のプローブ装置は、図1〜
図3に示すように、被検査体例えば半導体ウエハ上に作
り込まれたICチップ(図示せず)の電気的検査を行な
うプロービングカード1と、このプロービングカード1
を装着するように装置本体(以下、単に「本体」と称
す。)2に配設された後述のインサートリング3(図1
2参照)と、このインサートリング3の下方に配設され
且つ半導体ウエハをプロービングカード1に対して水平
方向(X、Y方向)及び上下方向(Z方向)へ移動する
と共にθ方向で回転可能な載置台4とを備えて構成され
ている。そして、半導体ウエハの電気的検査を行なう場
合には、制御装置(図示せず)の制御下で載置台4がX
方向、Y方向へ移動すると共にθ方向で回転して半導体
ウエハ上のICチップをプロービングカード1に対して
位置決めした後、載置台4がZ方向へ上昇し、所定のI
Cチップをプロービングカード1のプローブ針に電気的
に接触させて所定の電気的検査を行なうようにしてあ
る。
【0016】そして、図2、図3に示すように上記プロ
ーブ装置にはその本体2の外部とインサートリング3に
対するプロービングカード1の受渡し位置の範囲でプロ
ービングカード1を搬送するカード搬送機構5が本体2
の隅角部に設けられていると共に、このカード搬送機構
5により搬送されたプロービングカード1をインサート
リング3に着脱する後述のカード着脱機構6がインサー
トリング3に付帯している(図12、図13参照)。更
に、このプローブ装置には電気的検査を終了した後のI
Cチップのうち、不良品を識別するために、不良品をマ
ーキングするマーキング機構7がカード搬送機構5と連
結可能に設けられている。これらのカード搬送機構5及
びマーキング機構7は回転駆動機構8を共有し、共に回
転駆動機構8によって本体2内の載置台3の上方で正逆
回転できるように構成されている。そして、マーキング
機構7はプロービングカード1を交換する際にはカード
搬送機構5と連結して共に回転駆動し、マーキング時に
はカード搬送機構5から解放されて単独で回転駆動する
ようにしてある。
【0017】上記カード搬送機構5及びマーキング機構
7を駆動させる回転駆動機構8は、図4〜図6に示すよ
うに、本体2の隅角部に配設された駆動源例えばエアシ
リンダ9と、このエアシリンダ9のロッド10に連結さ
れてロッド10と共に往復運動するラック11と、この
ラック11に噛合するピニオン12と、このピニオン1
2を下端に有する駆動軸13と、この駆動軸13をピニ
オン12のやや上方及び上端部の2箇所で回転自在に支
持するボール軸受14とを備えている。そして、これら
のボール軸受14は本体2の側面に沿って立設された細
長形状の支持体15に固定されている。従って、エアシ
リンダ9の駆動により駆動軸13が図4、図5に示すよ
うにラック11及びピニオン12を介してボール軸受1
4において正逆回転するようなっている。尚、図6にお
いて16はラック10のショックアブソーバである。
【0018】上記カード搬送機構5は、図4、図5に示
すように、上記回転駆動機構8と、この回転駆動機構8
の駆動軸13にベアリングを介して回転自在に支持され
且つ水平に延設された細長形状の第1アーム17と、こ
の第1アーム17の先端部上面にこれとL字状をなすよ
うにボルトなどによって連結された第2アーム18と、
この第2アーム18とL字状を呈するようにその先端に
連結された第3アーム19と、この第3アーム19に連
結部材20を介して取り付けられたトレイ21とを備
え、図1及び図3に示すように回転駆動機構8の駆動に
よりトレイ21がアームを介して水平を維持した状態で
正逆回転するように構成されている。
【0019】また、トレイ21は、図4に示すように、
昇降駆動機構例えばエアシリンダ22の駆動により第2
アーム18及び連結部材20を介して昇降するように構
成されている。つまり、第2アーム18の下面にはエア
シリンダ22が固定され、 このエアシリンダ22のロ
ッド23が第2アーム18に形成された孔を貫通し、そ
の上端が第3アーム19に連結されている。従って、エ
アシリンダ22の駆動により第3アーム19はロッド2
3を介して第2アーム18上方で所定高さの範囲内で昇
降し、もってトレイ21を昇降駆動するように構成され
ている。
【0020】また、上記連結部材20は矩形状のプレー
トとして形成され、その上端が図4に示すように第3ア
ーム19の下面に上下方向に連結されている。この連結
部材20の左右両端には図8に示すように一対のブラケ
ット24に取り付けられ、これらのブラケット24間に
トレイ21の基端部が嵌め込むようにしてある。また、
トレイ21の基端部の左右には一対のブラケット24に
対応するブラケット25が取り付けられている。そし
て、連結部材20とトレイ21はそれぞれのブラケット
24、25においてピン26によって枢着され、トレイ
21がピン26を中心にして水平に回転移動するように
構成されている。また、ブラケット24、25にはピン
孔から水平方向に離れた位置にロック用の孔がそれぞれ
形成され、これらのロック用の孔にロック部材27を差
し込んでピン26とで連結部材20に枢着されたトレイ
21を水平に維持するようにしてある(図1の(a)参
照)。即ち、ロック部材27は図8に示すように長さの
異なる互いに平行な2本のロックシャフト28、29を
有し、長い方のロックシャフト28がトレイ21の左右
のブラケット25及び連結部材20の左側ブラケット2
4に差し込まれ、短い方のロックシャフト29がトレイ
21の右側ブラケット25に差し込まれるようにしてあ
る。従って、カード搬送機構5を使用する時には、トレ
イ21を持ち上げて水平にした後、ロック部材27をロ
ック用の孔に差し込んでその状態を維持するようにして
あり、カード搬送機構5を使用しない時、即ちそれが初
期位置にある時には、トレイ21が本体2の外部に位置
し、トレイ21が図2、図5に示すように垂下した収納
状態にあり、この状態でロック部材27を用いてトレイ
21をロックするようにしてある。
【0021】トレイ21は図1の(a)に示すように上
述の昇降駆動機構により水平を維持した状態で昇降する
ように構成されている。この際トレイ21はガイド機構
に従って上下方向で駆動するように構成されている。即
ち、このガイド機構は図8に示すように連結部材20の
背面に取り付けられた左右一対のレール部材30と、こ
れらのレール部材30が係合する左右一対のガイド部材
31と、これらのガイド部材31が取り付けられ且つ連
結部材20に対して平行になるように隙間を空けて第2
アーム18の延長端に連結されたZプレート32とから
構成されている。更に、図示してないがZプレート32
の上下の両端側にはそれぞれストッパーが設けられ、こ
れらのストッパーに連結部材20の背面に設けられたピ
ンが当接してトレイ21の昇降端をそれぞれ規定するよ
うにしてある。
【0022】また、トレイ21の表面には図3、図8に
示すように一対の位置決めピン33が互いに斜め方向で
対向するように取り付けられており、これらの位置決め
用ピン33がプロービングカード1を保持するカードホ
ルダー34の凹部(図示せず)に嵌入し、位置決め用ピ
ン33によりプロービングカード1をトレイ21上で位
置決めするようにしてある。更に、トレイ21の表面に
は例えばゴムなどの弾性のある材料により形成されたク
ッション材35が4枚取り付けられ、プロービングカー
ド1がクッション材35を介してトレイ21上にソフト
ランディングできるようにしてある。そして、左右のク
ッション材35には吸引孔36が形成され、これらの吸
引孔36にはトレイ21の裏面に配された真空配管(図
示せず)が接続されている。また、この真空配管内の減
圧状態は圧力センサ37により検出され、この圧力セン
サ37が所定の減圧度より高い圧力を検出した時にはト
レイ21上にプロービングカード1が載置されていない
ものとして検出するようにしてある。
【0023】また、カード搬送機構5には図2、図3及
び図7に示すようにマーキング機構7が併設されてい
る。このマーキング機構7は、上記駆動軸13に連結さ
れた第1アーム38と、このアーム38の先端に連結さ
れ且つ第3アーム19及びZプレート32に沿って延設
された中空の第2アーム39と、この第2アーム39内
に配されたマーキング用のインクの供給配管40と、こ
の供給配管40の先端に取り付けられたペン41とを備
え、図示しないインク供給源からインクをペン41へ給
送しながらペン先41Aにより半導体ウエハ上の不良I
Cチップをマーキングするように構成されている。そし
て、第1アーム38の内周面にはキーが形成され、この
キーが駆動軸13のキー溝に嵌入することにより第1ア
ーム38が駆動軸13と一体的に回転駆動するように構
成されている。従って、回転駆動機構8の駆動により駆
動軸13を介してマーキング機構7の第1、第2アーム
38、39、配管40及びペン41が本体2の一側面
(例えば正面)とプロービング領域との間を正逆回転す
るように構成されている。つまり、本実施例のプローブ
装置は、マーキング機構7のペン41が本体2とプロー
ビング領域の間で水平に回転移動可能に構成されている
ため、プロービング領域をマーキング領域として利用で
き、マーキング領域を独立した領域として設ける必要が
ないように構成されている。
【0024】また、図7の(a)、(b)に示すように
上記ペン41は第2アーム39の先端部に対して連結部
材41Bを介して着脱自在に構成されている。即ち、連
結部材41Bの先端にはペン41が固定され、その基端
部には雌ネジ部が形成されている。また、第2アーム3
9の先端部には連結部材41Bの雌ネジ部に対応する雌
ネジ部が形成されている。そして、第2アーム39の先
端部上に連結部材41Bの基端部を重ねた状態でそれぞ
れの雌ネジ部に雄ネジ部材41Cを取り付けることによ
りペン41を第2アーム39に装着するようにしてあ
る。また、インク供給用の配管40は先端部が分離して
構成されている。そして、この先端部は、例えば、先端
がペン41に接続されたフレキシブルチューブ40A
と、このフレキシブルチューブ40Aの基端に取り付け
られたジョイント部40Bとを有している。一方、第2
アーム39の先端には配管40に連通するジョイント用
の受け口39Aが形成され、この受け口39Aにジョイ
ント部40Bを差し込むことにより先端部を配管40に
対して接続できるようにしてある。従って、雄ネジ部材
41Cを介して第2アーム39と連結部材41Bを接続
すると共にペン41と一体化したフレキシブルチューブ
40Aのジョイント部40Bを第2アーム39の受け口
39Aに差し込むことにより、ペン41を第2アーム3
9に取り付けることができるようにしてある。また、図
1の(a)、(b)に示すように、本体2の正面にはペ
ン41を着脱する際に用いられる開閉扉2Aが形成され
ており、しかも、この開閉扉2Aはマーキング機構7が
作動していない時のペン41の収納位置の上方に形成さ
れている。また、この開閉扉2Aは例えば下端が本体2
に対してヒンジ結合しており、ヒンジを介して開閉自在
になっている。これにより本体2の開閉扉2Aを開放す
るだけで、その開放部からペン41をインク供給用の配
管40の先端部と共に簡単に装着したり、更新すること
ができ、マーキング機構7のメンテナンスを容易に行な
うことができるようにしてある。
【0025】また、マーキング機構7は前述のようにカ
ード搬送機構5と連結可能に構成されている。即ち、カ
ード搬送機構5の第1アーム17の下側には図5に示す
ように連結用エアシリンダ42が連結され、連結用エア
シリンダ42のロッド43が第1アーム17の孔44を
貫通し、マーキング機構7の第1アーム38の凹部45
を出入りするようにしてある。従って、マーキング時に
は連結用エアシリンダ42が駆動してロッド43がマー
キング機構7の第1アーム38から抜けてマーキング機
構7とカード搬送機構5との連結が解除され、回転駆動
機構8によりマーキング機構7が単独でマーキング位置
まで駆動し、プロービングカード1を交換する時には連
結用エアシリンダ42が駆動してロッド43が第1アー
ム38の凹部45内へ嵌入してマーキング機構7とカー
ド搬送機構5が連結して両者が図3に示すように一緒に
駆動するようにしてある。また、カード搬送機構5及び
マーキング機構7の回転角度はそれぞれストッパーによ
り規定できるようにしてある。
【0026】そこで、カード搬送機構5及びマーキング
機構7のストッパー機構について説明する。カード搬送
機構5のストッパー46は、図9、図10に示すよう
に、支持体15に取り付けられ、このストッパー46が
回転して来るカード搬送機構5の第1アーム17の側面
に取り付けられた当接部材47に当接し回転を停止さ
せ、トレイ21をプロービングカード1の交換位置に位
置決めするように構成されている。本実施例ではアーム
が例えば図10で示すように初期位置から100°だけ
回転した位置がプロービングカード1の交換位置になっ
ている。尚。このストッパー46は例えばバネ部材を内
蔵し、ストッパーピン48が当接部材47に弾接するよ
うにしてある。当接部材47は第1アーム17にネジ止
めされており、その突出量を微調整できるようになって
いる。
【0027】一方、マーキング機構7のストッパー49
は、図9、図11に示すように、支持体15の上部に昇
降可能に配設されている。即ち、ストッパー49は支持
体15の上端部に水平に配設され、ストッパー49の基
端が支持体15の一辺に対して上下方向に配設されたエ
アシリンダ50のロッド51に連結されている。また、
ストッパー49の支持体15側の面には図9、図11に
示すようにガイドレール52が上下方向に取り付けら
れ、このガイドレール52がこれに対応して支持体15
に取り付けられたガイド部材53と係合している。ま
た、ストッパー49は、マーキング機構7の第1アーム
38の側面に取り付けられ且つ突出量の調整が可能な当
接部材54に当接し回転を停止させ、ペン41をマーキ
ング位置に位置決めするように構成されている。本実施
例ではアームが例えば図11で示すように初期位置から
50°だけ回転した位置がマーキング位置になってい
る。尚、このストッパー49も上記ストッパー46と同
様にバネ部材及びストッパーピン55を内蔵し当接部材
54に弾接するようにしてある。以上の構成からストッ
パー49は、マーキングの時にはエアシリンダ50の駆
動によりロッド51を介してガイド部材53に従って
で示すように第1アーム38よりも高い位置まで上昇
して第1アーム38と干渉しない位置まで退避し、プロ
ービングカード1の交換時には第1アーム38の当接部
材54と当接する位置まで下降するようにしてある。
【0028】また、上記インサートリング3は、図1
2、図13に示すように構成されている。即ち、インサ
ートリング3は扁平な円筒状に形成されたフランジ付の
リング本体56と、このリング本体56の外周面に取り
付けられた断面L字状の第1リング部材57と、この第
1リング部材57の水平部分を被うように取り付けられ
た断面コ字状の第2リング部材58と、この第2リング
部材58下端部の外周面に形成された溝を介して第2リ
ング部材58の下端に連結された回転リング部材59と
を備えて構成されている。
【0029】上記第2リング部材58のコ字状部で形成
されたリング状の空間60は第1リング部材57の水平
部分で閉塞され、しかもコ字状部で形成された空間60
の下端にはOリング61が装着され、空間60を気密状
態にしてある。回転リング部材59下端には周方向で等
間隔に複数の係合部62が形成され、これらの係合部6
2にカードホルダー34の係合部63が係合することに
よりプロービングカード1がインサートリング3に装着
されるようになっている。また、上記気密空間60には
空気等の気体の配管が接続され、配管を介して気密空間
60内に気体を圧入することにより回転リング部材59
を持ち上げてプロービングカード1裏面の接続端子1A
をインサートリング3に装着された接続リング64の接
続端子例えばポゴピン64Aに対して電気的に接触させ
ると共にカードホルダー34をインサートリング3に固
定するようにしてある。尚、インサートリング3はフラ
ンジにおいてプローブ装置本体2のヘッドプレート65
に固定されている。
【0030】上記カード着脱機構6は、図12、図13
に示すように、回転リング部材59を所定角度回転させ
カードホルダー34を介してプロービングカード1をイ
ンサートリング3に装着するように構成されている。即
ち、カード着脱機構6は、駆動源としてのエアシリンダ
66と、このエアシリンダ66のロッド67に取り付け
られた長孔を有する第1連結片68と、この第1連結片
68に対してローラピン69によって連結され且つ回転
リング部材59に連結された第2連結片70とを有して
いる。従って、エアシリンダ66の駆動によりロッド6
7が伸縮し、回転リング部材59を正逆回転するように
してある。尚、図11において71はシール部材であ
る。
【0031】さて、本実施例のプローブ装置は図1の
(a)、(b)に示すようにディスプレイ72を装備し
ており、このディスプレイ72に種々の操作内容を表示
するようにしてある。従って、オペレータはディスプレ
イ72の表示内容を見ながらマウス(図示せず)により
マウスポインタを移動させて種々の操作を行なうように
してある。また、このディスプレイ72は同図に示すよ
うに画面の傾斜角を種々の角度に変更できると共に水平
方向に回転できるようにしてあり、オペレータの操作位
置に応じて画面を見易い角度にすることができるように
してある。
【0032】次に動作について説明する。本実施例のプ
ローブ装置を操作する場合にはディスプレイ72の表示
画面を見ながらマウスポインタを動かして以下の種々の
操作を実行する。マーキング機構7を用いて不良ICチ
ップにマーキングを施す場合には、例えば、マーキング
機構7の連結用エアシリンダ42が予め駆動してロッド
43が第1アーム38の凹部45内から抜け、マーキン
グ機構7とカード搬送機構5の連結状態が解除されてマ
ーキング機構7が単独で駆動する状態になっている。ま
た、これと並行してエアシリンダ50が駆動し、そのロ
ッド51を介してストッパー49がガイド部材53に従
って図9に示す状態から下降しマーキング機構7の第1
アーム38と同一高さになっている。この状態で回転駆
動機構8のエアシリンダ9が駆動すると、ラック10、
ピニオン11を介して駆動軸13が回転駆動し始める。
これによりマーキング機構7の第1アーム38、第2ア
ーム39を介してペン41が図2の反時計方向即ち矢印
方向へ回転し始め、ペン41が所定角度例えば図11で
示すように50°回転してプロービング領域に達すると
第1アーム38の当接部材54がストッパー49のスト
ッパーピン55に弾接して停止する。
【0033】マーキング機構7のペン41がプロービン
グ領域に達すると、不良ICチップを部分的に有する半
導体ウエハを載せた載置台4が不良ICチップを記憶し
た記憶装置からの指令に基づいて駆動し、不良ICチッ
プのみをペン先41Aに接触させて順次マーキングして
行く。そして、一連のマーキングを終了すると、回転駆
動機構8が逆方向へ駆動してペン40を初期位置へ戻す
と同時に載置台4は引き続き半導体ウエハを次工程例え
ばインクのベーキング工程へ搬送すべく駆動する。載置
台4で次の半導体ウエハとの交換が行なわれると、同様
にしてプロービング及びマーキングが行なわれる。
【0034】上記マーキング機構7のペン41を装着し
たり、マーキングにより消耗したペン41を交換する場
合には本体2の開閉扉2Aを開放することにより行な
う。開閉扉2Aを開放すると、開放口には図1に示すよ
うにペン41が位置しており、開放口からペン41を配
管40の先端部と共に簡単に取り替えることができる。
つまり、ジョイント部40Bを第2アーム39の受け口
39Aから引き抜くと共に雄ネジ部材41Cを外すと、
消耗したペン41を第2アーム39から簡単に取り外す
ことができる。そして、新しいペン41を取り付ける場
合には、逆の操作を行なうことによって新しいペン41
を第2アーム39に簡単に装着することができる。この
ようにマーキング機構7のペン41のメンテナンスは開
閉扉2Aを介して簡単且つ容易に行なうことができる。
【0035】次いで、ICチップの種類が新しいものに
なると、使用後のプロービングカード1を新しいものと
交換する。その交換にはカード搬送機構5が用いられ
る。この場合には予め連結用エアシリンダ42が駆動し
てロッド43がカード搬送機構5の第2アーム17から
第1アーム38の凹部45内へ嵌入してマーキング機構
7とカード搬送機構5が連結する。また、これと並行し
てエアシリンダ50が駆動し、そのロッド51を介して
ストッパー49がガイド部材53に従って上昇し図9に
示すようにマーキング機構7の第1アーム38よりも高
い位置まで上昇して第1アーム38と干渉しない位置ま
で退避している。この状態で昇降駆動機構が始動する
と、そのエアシリンダ22の駆動によりロッド23、第
3アーム19を介してトレイ21がインサートリング3
からプロービングカード1を受け取る位置まで上昇す
る。
【0036】次いで、プロービングカード1の交換動作
に入る。まず、本体2内のインサートリング3に既に装
着されている使用後のプロービングカード1を取り外
す。それには、カード搬送機構5のトレイ21を水平に
し、ロック部材27を連結部材20及びトレイ21それ
ぞれのブラケット24、25のロック用孔に差し込んで
トレイ21をロックする。その後、回転駆動機構8を始
動させると、そのエアシリンダ9の駆動によりラック1
1及びピニオン12を介して駆動軸13がボール軸受1
4において初期位置から回転して本体2内に入り、更に
回転し続けると第1アーム17の当接部材47が図8で
示すようにストッパー46のストッパーピン48に弾接
し、トレイ21が図2で示すようにインサートリング3
の真下で停止する。
【0037】この状態でカード着脱機構6を始動させる
とその気密空間60内の気体の圧力を下げると、気密空
間60が縮小して回転リング部材59がやや下降し、プ
ロービングカード1が位置決め用ピン33により位置決
めされながらトレイ21上に載置されると共にカードホ
ルダー34が緩む。これに続くエアシリンダ66の駆動
により回転リング部材59が回転し、その係合部62が
カードホルダー34の係合部63から外れ、この状態で
昇降駆動機構のエアシリンダ22が逆方向へ駆動してト
レイ21が下降して第3アーム19が第2アーム18に
重なりインサートリング3から離れる。この時、圧力セ
ンサ37が作動してプロービングカード1がトレイ21
上に引き渡されたか否かを圧力センサ37により検出す
る。プロービングカード1を検出しなかったらもう一度
同一動作をして繰り返して確実にプロービングカード1
を受け取るまで繰り返す。プロービングカード1を検出
したら、吸引孔36によりプロービングカード1をトレ
イ21上に吸着し、それをトレイ21上に固定する。引
き続いて回転駆動機構8が逆方向へ駆動して使用後のプ
ロービングカード1を載せたトレイ21が逆方向へ回転
してプローブ装置本体2の外部即ち初期位置へ戻る。ト
レイ21が初期位置に戻ったらオペレータがプロービン
グカード1を新たなものと交換する。
【0038】プロービングカード1を交換したら再度回
転駆動機構8を始動させ、上述したようにトレイ21を
本体2内へ回転させてプロービングカード1をインサー
トリング3の真下まで搬送する。この時インサートリン
グ3の回転リング部材59はプロービングカード1を受
け入れる状態になっている。そこで、昇降駆動機構を始
動させてトレイ21上のプロービングカード1を回転リ
ング部材59内へ嵌め込み、更に、エアシリンダ66が
駆動すると回転リング部材59が逆方向へ回転し、その
係合部63がカードホルダー34の併合部64と重な
る。次いで、気密空間60へ気体を圧入すると回転リン
グ部材59が上昇し、プロービングカード1の接触端子
1Aが接続リング64のポゴピン64Aに圧接すると共
にカードホルダー34をインサートリング3に固定し、
プロービングカード1の交換動作を終了する。その後、
カード搬送機構5は上述した場合と同様にして本体2外
部の初期位置へ戻り、ロック部材27を抜き取り、トレ
イ21を収納し、ロック部材27でロックすることによ
り一連のプロービングカード1の交換作業を終了する。
一連の交換作業過程で、インサートリング3とトレイ2
1間のプロービングカード1の受渡しが不十分であれ
ば、その旨をトレイ21の圧力センサ36により検出す
ることができる。
【0039】以上説明したように本実施例によれば、プ
ロービングカード1を用いて半導体ウエハ上に形成され
たICチップの電気的検査を行なった後、マーキング機
構7を用いて不良なICチップをマーキングする場合に
は、回転駆動機構8が駆動してマーキング機構7のペン
41が本体2の隅角部の駆動軸13を中心に第1、第2
アーム38、39を介して本体2の正面側側面とプロー
ビング領域との間を往復回転するようにしたため、プロ
ービング後略同一領域でマーキングを実施することがで
きる。従って、従来のようにプロービング領域とは別に
マーキング領域を設ける必要がなく、本体2をコンパク
ト化することができる。しかも、マーキングを行わない
時にはマーキング機構7を本体2の正面に沿って退避さ
せ、本体2の内側へ張り出させることなく本体2の一側
にコンパクトに収納することができる。また、本実施例
ではマーキング機構7のペン41を第2アーム39に対
して着脱自在に構成したため、消耗品であるペン41や
ペン先41Aを容易に交換することができる。また、交
換作業は開閉扉2Aを開放することにより簡単且つ容易
に行なうことができ、従って、ペン41のメンテナンス
性を高めることができる。
【0040】また、本実施形態によれば、カード搬送機
構5のトレイ21は回転駆動機構8を介して駆動軸13
を中心にプロービングカード1の待機位置と本体2内部
のインサートリング3へのプロービングカード1の受渡
し位置との間で水平に回転するようにしたため、カード
搬送機構5専用の設置空間を必要としない。また、マー
キング機構7はカード搬送機構5と連結可能に構成され
いるため、カード搬送機構7が動作する時にはマーキン
グ機構7とカード搬送機構5を連結し、これら両者が一
体的に移動し、プロービングカード1の搬送時にマーキ
ング機構7が邪魔なることがない。
【0041】尚、本発明は上記実施例に何等制限される
ものではなく、本発明に用いられるマーキング機構は、
ICチップ等の被検査素子をマーキングするペンと、こ
のペンへマーキング用のインクを供給する配管と、この
配管を支持するアームと、このアームを介してペンをプ
ロービング領域へ水平に回転移動させる回転駆動機構と
を備えたものであれば良く、各構成要素は必要に応じて
適宜設計変更することができる。また、マーキング機構
7のペン41の着脱機構も必要に応じて適宜設計変更す
ることができる。
【0042】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明によれ
ば、プロービングカードを用いて被検査体上に形成され
た被検査素子の電気的検査を行なった後、マーキング機
構を用いて不良な被検査素子をマーキングするように構
成されたプローブ装置において、マーキング機構は、上
記被検査素子をマーキングするペンと、このペンへマー
キング用のインクを供給する配管と、この配管を支持す
るアームと、このアームの基端部が連結され且つ装置本
体の隅角部に設けられた回転軸を有する回転駆動機構と
を備え、上記回転駆動機構は、上記ペンを上記回転軸を
中心に上記装置本体の 一側とプロービング領域との間で
水平に回転させるため、プロービング領域にマーキング
領域を包含してプローブ装置本体をコンパクト化できる
と共に、しかも、マーキングを行わない時にはマーキン
グ機構を装置本体の一側に沿って退避させ、装置本体の
内側へ張り出させることなく装置本体の一側にコンパク
トに収納することができるプローブ装置を提供すること
ができる。
【0043】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、請求項1に記載の発明において、上記ペン及び上
記配管の先端部をそれぞれ上記アーム及び上記配管に対
して着脱自在に設けたため、ペンをばペンを装着したり
消耗したペンを更新する場合などには、ペンをインク供
給用の配管の先端部と共に簡単に装着したり、更新する
ことができ、マーキング機構のメンテナンスを容易に行
なうプローブ装置を提供することができる。
【0044】また、本発明の請求項3に記載の発明によ
れば、請求項2に記載の発明において、上記ペン及び上
記配管の先端部をそれぞれ着脱するための扉を上記装置
本体の一面に開閉自在に設けたため、例えばペンを装着
したり消耗したペンを更新する場合などには、装置本体
の扉を開放するだけで、その開放部からペンをインク供
給用の配管の先端部と共に簡単に装着したり、更新する
ことができ、マーキング機構のメンテナンスを容易に行
なうプローブ装置を提供することができる。
【0045】また、本発明の請求項4に記載の発明によ
れば、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明
において、上記プロービングカードを搬送するカード搬
送機構を備え、上記カード搬送機構は、上記プロービン
グカードを載せるトレイと、このトレイを支持するアー
ムと、このアームの基端部が連結された上記回転軸を有
する回転駆動機構とを有し、上記回転駆動機構を介して
上記トレイを上記装置本体の一側面の外側に位置する上
記プロービングカードの待機位置と上記装置本体内部の
上記インサートリングへの上記プロービングカードの受
渡し位置との間で水平に回転させるため、カード搬送機
構を設けてもそれ専用の空間を必要としないプローブ装
置を提供することができる。
【0046】また、本発明の請求項5に記載のプローブ
装置は、請求項4に記載の発明において、上記マーキン
グ機構のアームと上記カード搬送機構のアームを連結、
解除するシリンダ機構を備えているため、カード搬送機
構が動作する時にはシリンダ機構を介してマーキング機
構のアームとカード搬送機構のアームを連結し、これら
両者を一体的に移動させ、プロービングカードの搬送時
にマーキング機構によって邪魔される虞がないプローブ
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプローブ装置の一実施例を示す斜視図
で、同図(a)はカード搬送機構のトレイを搬送状態に
した状態を示す図、同図(b)はマーキング機構を収納
した状態を示す図である。
【図2】図1に示すプローブ装置の内部を示す平面図
で、マーキング機構のペンがプロービング領域のマーキ
ング位置へ移動した状態を示す図である。
【図3】図1に示すプローブ装置の一実施例の内部を示
す平面図で、カード搬送機構によりプロービングカード
をインサートリングの真下まで搬送した状態を示す図で
ある。
【図4】図1に示すプローブ装置のカード搬送機構を示
す側面図で、搬送時のトレイの状態を示す図である。
【図5】図1に示すプローブ装置のカード搬送機構、マ
ーキング機構及び回転駆動機構の関係を示す部分断面図
である。
【図6】図3に示す回転駆動機構の要部を示す水平方向
の断面図である。
【図7】図2に示すマーキング機構のアーム及びペンを
示す図で、同図(a)はその側面図、同図(b)はその
平面図である。
【図8】図1に示すプローブ装置のカード搬送機構の搬
送状態のトレイを示す部分断面図でる。
【図9】図1に示すプローブ装置のカード搬送機構及び
マーキング機構のストッパー機構の要部を示す側面図で
ある。
【図10】図1に示すプローブ装置のカード搬送機構の
ストッパー機構を示す部分断面図である。
【図11】図1に示すプローブ装置のマーキング機構の
ストッパー機構を示す部分断面図である。
【図12】図1に示すプローブ装置のインサートリング
及びカード着脱機構を下方から見た状態を示す平面図で
ある。
【図13】図10に示すインサートリング及びカード着
脱機構の要部を拡大して示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 プロービングカード 2 本体 2A 開閉扉(扉) 5 カード搬送機構 8 回転駆動機構 22 エアシリンダ(昇降駆動機構) 38 第1アーム 39 第2アーム 40 配管(インク供給用の) 40A フレキシブルチューブ(配管の先端部) 41 ペン

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロービングカードを用いて被検査体上
    に形成された被検査素子の電気的検査を行なった後、装
    置本体内に収納されたマーキング機構を用いて不良な被
    検査素子をマーキングするように構成されたプローブ装
    置において、上記マーキング機構は、上記被検査素子を
    マーキングするペンと、このペンへマーキング用のイン
    クを供給する配管と、この配管を支持するアームと、こ
    のアームの基端部が連結され且つ装置本体の隅角部に設
    けられた回転軸を有する回転駆動機構とを備え、上記回
    転駆動機構は、上記ペンを上記回転軸を中心に上記装置
    本体の一側とプロービング領域との間で水平に回転させ
    ことを特徴とするプローブ装置。
  2. 【請求項2】 上記ペン及び上記配管の先端部をそれぞ
    れ上記アーム及び上記配管に対して着脱自在に設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のプローブ装置。
  3. 【請求項3】 上記ペン及び上記配管の先端部をそれぞ
    れ着脱するための扉を上記装置本体の一面に開閉自在に
    設けたことを特徴とする請求項2に記載のプローブ装
    置。
  4. 【請求項4】 上記プロービングカードを搬送するカー
    ド搬送機構を備え、上記カード搬送機構は、上記プロー
    ビングカードを載せるトレイと、このトレイを支持する
    アームと、このアームの基端部が連結された上記回転軸
    を有する回転駆動機構とを有し、上記回転駆動機構を介
    して上記トレイを上記装置本体の一側面の外側に位置す
    る上記プロービングカードの待機位置と上記装置本体内
    部の上記インサートリングへの上記プロービングカード
    の受渡し位置との間で水平に回転させることを特徴とす
    る請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のプローブ
    装置。
  5. 【請求項5】 上記マーキング機構のアームと上記カー
    ド搬送機構のアームを連結、解除するシリンダ機構を備
    えたことを特徴とする請求項4に記載のプローブ装置。
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