JPH08137899A - 情報管理システム - Google Patents

情報管理システム

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JPH08137899A
JPH08137899A JP6273874A JP27387494A JPH08137899A JP H08137899 A JPH08137899 A JP H08137899A JP 6273874 A JP6273874 A JP 6273874A JP 27387494 A JP27387494 A JP 27387494A JP H08137899 A JPH08137899 A JP H08137899A
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JP
Japan
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thinned
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JP6273874A
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Yoshiaki Tanaka
良明 田中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/549,398 priority patent/US5732264A/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F16/00—Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20—Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/28—Databases characterised by their database models, e.g. relational or object models
    • G06F16/289—Object oriented databases
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    • Y10S715/961—Operator interface with visual structure or function dictated by intended use
    • Y10S715/964—CAD or CAM, e.g. interactive design tools

Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規作成、流用、変更、検索・参照等が頻繁
に行われるデータ量の多い情報を適切に管理し、かつ容
易かつ短時間でアクセスする。 【構成】 属性情報を管理する管理情報データベース１
と、情報処理領域３と情報格納領域４とを有して情報を
管理する対象情報データベース２と、情報を表示しなが
ら処理する表示処理手段５とを備え、表示処理手段５に
て情報処理領域３で対象情報を作成・処理する際にその
属性情報を作成して管理情報データベース１に格納し、
管理情報データベース１に格納された属性情報を用いて
対象情報にアクセスする。対象情報の格納・検索を行う
際には、属性情報の各属性名を表示し、属性名を選択指
定することによりその属性の内容を表示し、表示された
属性内容を選択指定して特定の情報にアクセスする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は情報管理システムに関
し、特に図面管理等、新規作成、流用、変更、検索・参
照等が頻繁に行われるデータ量の多い情報に好適に適用
できる情報管理システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の図面の管理においては、設計・製
図者が適当に分担して図面を作成し、その図面は各製品
やその構成部品のユニット毎にグループ分けして図面台
帳でそれぞれ図番を採番し、図庫に収納していた。
【０００３】そして、既存製品の図面を参照したり、流
用して設計したり、設計変更を行うために、必要な図面
にアクセスする際には、図面台帳を検索したり、既存製
品の設計時に製品やユニット毎に作成していた図面リス
ト等があれば、それを探し出し、図面を特定して図庫か
ら取り出していた。
【０００４】また、近年は多くの図面がＣＡＤシステム
にて設計・製図されている。しかし、その管理に関して
は、図面及び図面台帳や製品毎の図面リスト等は個々に
電子化されていても、管理方法そのものは上記と同様で
ある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような図面管理方法では、図面参照、流用設計、設計変
更時などに必要な図面を検索して取り出すのに多大な時
間を要し、設計・製図の作業効率を著しく悪化させると
いう問題があった。
【０００６】そこで、図面管理にコンピュータを利用し
て必要な図面に簡単かつ短時間でアクセスできるよう
に、図番によって必要な図面にアクセスできるようにす
ることが考えられるが、その場合用途や機能等の類似部
品毎に各図面を分類し、その分類に基づいて図番を採番
して行く必要があり、そのために分類コード一覧の辞書
を予め作成しておいてそれを参照しながら図番を採る必
要があり、採番に手間がかかるとともに適正かつ統一的
に運用されず、結局有効利用されないという問題が生じ
る。
【０００７】また、表示画面上に図面の管理情報だけが
表示されるようにした場合には、その図面の技術内容を
的確に判定できないという問題があり、逆に図面を表示
できるようにすると、データ量が非常に多いために図面
表示に時間がかかり、速やかに必要な図面を検索するこ
とができず、使い勝手が悪いという問題がある。
【０００８】また、設計変更を行う場合はその図面の流
用先にも影響を与えることになるが、従来は設計者個人
の記憶に頼るしかなく、多くの時間がかかるとともに見
逃しも生じる恐れがあるという問題があった。
【０００９】また、複数の設計・製図者によって製品の
開発設計が行われている場合、各設計・製図者の進捗度
をリアルタイムに確認できず、複数の設計・製図者の同
時設計による設計期間の短縮化を図ることができないと
いう問題があった。
【００１０】また、部品の共用化や図面の流用度を高め
るために上記のように用途や機能等の類似部品毎に各図
面を分類して図番を採番した管理システムでは、親図面
とそれを構成する要素の図面である子図面との関係を認
識することができないため、別途にデータベースを作成
して管理する必要があった。
【００１１】また、１枚の図面で複数の部品を表してい
る１図多部品の場合や、逆に複数枚の図面で１つの部品
等を表している１部品多図面のような場合には、図面と
部品を対応付けした管理ができず、１図多部品の場合に
は各部品の設計変更等の履歴管理ができないという問題
があった。
【００１２】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、新規
作成、流用、変更、検索・参照等が頻繁に行われるデー
タ量の多い情報に対して容易かつ短時間でアクセスで
き、また各種情報内容を容易かつ適切に管理できる情報
管理システムを提供することを目的としている。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明の情報管理システ
ムは、対象とする情報の属性情報を管理する管理情報デ
ータベースと、情報処理領域と情報格納領域とを有して
対象とする情報を管理する対象情報データベースと、情
報を表示しながら処理する表示処理手段とを備え、情報
処理領域で対象情報を作成・処理する際にその属性情報
を作成して管理情報データベースに格納し、管理情報デ
ータベースに格納された属性情報を用いて対象情報にア
クセスするようにしたことを特徴とする。
【００１４】好適には、属性情報の各属性名を表示し、
属性名を選択指定することによりその属性の内容を表示
し、表示された属性内容を選択指定することにより属性
情報を特定して情報の格納・検索を行うように構成され
る。
【００１５】また、対象とする情報が図面の場合におい
ては、用途や機能に基づく大区分、小区分、大分類、小
分類等による階層的な分類コードを含む図番を属性情報
として有し、表示処理手段に分類コードの内容を階層的
に順次表示して選択指定することによって、図番の付与
及び図面の検索を行うように構成される。
【００１６】また、好適には図面の格納時に図面のイメ
ージ情報を間引いた間引き図面または間引きイメージ情
報を作成して格納し、属性情報による検索時に間引き図
面または間引きイメージ情報を表示できるように構成さ
れる。この際間引き図面または間引きイメージ情報は、
表示処理手段の画素に１対１に対応させて表示したとき
にその１枚が表示手段の画面内に納まるように作成され
ていると最適である。
【００１７】また属性情報に、格納された図面を流用し
て図面を作成した場合の流用関係に関する情報が含めら
れる。
【００１８】また管理情報データベースに、情報処理領
域にある図面の進捗状況に関する情報の格納領域や、親
図面とそれを構成する要素の図面である子図面との関係
に関する情報の格納領域や、図面のテーブルと部品のテ
ーブルと図面と部品の対応関係を示すテーブルが設けら
れる。
【００１９】
【作用】本発明によれば、情報を表示しながら処理する
表示処理手段にて対象情報データベースの情報処理領域
で対象情報を作成・処理するとともに、その際にその属
性情報を作成して管理情報データベースに格納しておく
ことにより、管理情報データベースに格納された属性情
報を用いて対象情報データベースの情報格納領域に格納
された対象情報に容易にアクセスして情報の新規作成、
流用、変更、検索・参照等を行うことができる。
【００２０】また、属性情報の各属性名を表示させ、属
性名の選択指定にてその属性の内容を表示させ、属性内
容の選択指定にて属性情報を特定して情報の格納・検索
を行えるようにすると、コード一覧の辞書などを参照す
る手間を無くして、容易かつ短時間で特定の情報にアク
セすることができる。
【００２１】また、対象とする情報が図面の場合に、属
性情報として用途や機能に基づく大区分、小区分、大分
類、小分類等の階層的な分類コードにて図番を採番し、
表示処理手段に分類コードの内容を階層的に順次表示し
て選択指定して採番及び図面の検索を行うようにする
と、採番に手間がかからず、適正かつ統一的に運用する
ことができる。
【００２２】また、図面の格納時に図面情報を間引いた
間引き図面または間引きイメージ情報を作成して格納
し、属性情報による検索時に間引き図面を表示できるよ
うにすると、図面の技術内容を的確に判定できかつデー
タ量が比較的少ないために図面表示に時間がかからず、
速やかに必要な図面等の情報を検索することができ、使
い勝手が良い。
【００２３】また、図面を流用して作成した場合の流用
関係に関する情報を属性情報に含めると、設計変更をし
た場合に影響のある図面の流用先を簡単に確認でき、設
計変更等の波及範囲を正確に把握でき、設計品質上のト
ラブルを防止できる。
【００２４】また、管理情報データベースに、情報処理
領域にある図面の進捗状況に関する情報の格納領域を設
けると、複数の設計者による同時設計が容易になり、設
計期間を短縮できるとともに、開発管理工数を削減でき
る。
【００２５】また、管理情報データベースに、親図面と
それを構成する要素の図面である子図面との関係に関す
る情報の格納領域を設けると、製品の構成情報をリアル
タイムに正しく管理でき、用途と機能による管理と組み
合わせることにより、製品の開発プロセスを効率化で
き、開発期間の短縮、工数削減を実現できる。
【００２６】また、管理情報データベースに、図面のテ
ーブルと、部品のテーブルと、図面と部品の対応関係を
示すテーブルとを設けると、図面と部品を対応付けした
管理ができ、一図多部品の場合に各部品の設計変更等の
履歴管理もできる。
【００２７】
【実施例】以下、本発明の情報管理システムを適用した
図面管理システムの一実施例について、図１〜図１３を
参照して説明する。
【００２８】図面管理システムの全体概略構成を示す図
１において、１は図面の属性情報を管理する管理情報デ
ータベース、２は作図処理を行う作業領域３と正式図を
格納する正式図領域４とを有して図面を管理するＣＡＤ
データベース、５は図面の属性情報や図面を表示しなが
ら処理する表示処理手段であり、表示処理手段５にて作
業領域３で図面を作成・処理する際にその属性情報を作
成して管理情報データベース１に格納し、また管理情報
データベース１に格納された属性情報を用いて正式図領
域４に格納された図面にアクセスするように構成されて
いる。
【００２９】管理情報データベース１には、図２に示す
ように、図番、図名、図面の作成アプリケーション、流
用設計の場合の元図、設計者等の図面に関する属性情報
を格納する図面テーブル６と、原則的には図番と部番は
同一に設定されているが一図に多数の部品が表示されて
いる１図多部品の場合のように図番と部番が異なる場合
に対応するために部番、名称、材料等の部品に関する属
性情報を格納する部品テーブル７と、図番と部番の対応
関係を格納した部品図面対応テーブル８と、親部品が多
数の子部品から成る場合のそれぞれの親図と子図の対応
関係を格納した使用部品テーブル９と、図面の作成・変
更等の履歴を格納した履歴テーブル１０等が設けられて
いる。
【００３０】この図面管理システムによる図面の各種作
成工程の概略について図３を参照しながら説明する。新
規設計の場合には、ＣＡＤの表示処理手段５に図枠を呼
び出してその表題欄に記載すべき各種属性情報を後述の
ようにして設定入力する。設定された属性情報は図面テ
ーブル６に格納されるとともに、図面の表題欄に自動記
入される。こうして表題欄の入力が終了した後設計を行
う。設計が終了すると検図依頼を行う。検図者は検図依
頼されている図面を呼び出して検図を行い、検図が終了
すると承認依頼を行う。承認者は承認依頼されている図
面を呼び出して承認を行い、承認が終了すると正式図領
域４に登録して入庫する。以上の図面作成工程の履歴情
報は全て履歴テーブル１０に格納される。
【００３１】また、既存の図面を流用して設計する場合
には、表示処理手段５にて後述の如く図面を検索して所
望の図面を呼び出し、新たに上記と同様に表題欄に記載
すべき各種属性情報を設定入力した後、元図を利用して
設計し、以後は上記と同様に処理を行う。この流用設計
の場合には、図面テーブル６の元図の項に流用した図番
等の属性情報が自動的に設定される。
【００３２】設計変更の場合は、設計変更対象の図面を
検索し、表題欄の改定履歴の項に対して必要な情報を入
力した後、設計変更を行い、以下上記と同様に処理を行
う。
【００３３】この設計変更の場合の履歴情報も当然履歴
テーブル１０に格納される。この設計変更中は、正式図
領域４の対象図面はロック状態とすることにより、二重
に設計変更されるのを防止している。
【００３４】また、図面を参照する場合には図面検索を
行って所望の図面を呼び出し、参照し、終われば参照終
了する。
【００３５】次に、以上の図面作成に伴う各処理工程に
おける表示処理手段５の操作と動作について説明する。
表示処理手段５における図面管理の初期画面は図４に示
すように設定されており、マウス操作等にて必要な処理
に対応する画面上のキーを選択入力することにより、上
記処理工程を実施する。
【００３６】例えば、新規設計を選択入力すると、図５
に示すような表題欄設定画面が表示され、図番、図名、
サイズ、尺度、設計者・・・等の属性情報を設定する。
図番の構成は、図６に示すように、事業場コード等の大
区分（１）と、適用区分コード等の小区分（２）と、機
能等による大分類（３）、小分類（４）と、サイズや性
能等のランク（５）と、自動採番により図番台帳から順
番に自動設定される３桁の番号（６）、（７）、（８）
と、図面の改定履歴を表す履歴記号（９）と、予備の３
桁のスペースにて構成されている。そして、図番の設定
時には、図５に斜線で示すように、まず大区分の選択キ
ーを選択すると、図番設定画面と大区分の内容とそのコ
ードが表示され、該当するものを選択すると、図番の大
区分に対応する番号が設定され、次に小区分の選択キー
を選択すると、小区分の内容とそのコードが表示され、
選択によって小区分に対応する番号が設定され、以下順
次同様に操作することにより大分類及び小分類に対応す
る番号が設定され、次にサイズの選択キーを選択し、そ
の内容表示から該当するものを選択することによってサ
イズに対応する番号が設定され、その後３桁の番号が重
複しないように自動採番されて図番が設定される。この
ように表示処理手段５に分類コードの内容を階層的に順
次表示し、それを選択指定して採番及び図面の検索を行
うようにすると、採番に手間がかからず、適正かつ統一
的に運用することができる。また、図名は図番が設定さ
れると、該当する図名が自動設定される。さらに、その
他の尺度や設計者や製図者等の属性情報の選択キーを順
次選択してその内容を表示させ、表示内容を選択するこ
とによって表題欄が設定される。
【００３７】また、図面が親図面に表示された部品を構
成する要素の図面である子図面である場合には、親図面
を検索してその表題欄を呼出し、図５に示す子図番登録
の選択キーを選択して子図番の登録を行う。この子図番
登録のキーを選択すると、図７に示すような子図番登録
画面が表示されるので、子図番と親図番の部品にとって
必要な数量等の属性情報を入力して登録する。また、親
図番にとって全ての子図番が表示され、任意の子図番を
選択して訂正・削除、追加を行えるように成されてい
る。
【００３８】また、図面に複数の部品が含まれている場
合には、図５に示す一図多部品の選択キーを選択して一
図多部品の登録を行う。この一図多部品のキーを選択す
ると、図８に示すような多部品の登録画面が表示される
ので、各部品の部番に対応する図番を順次上記と同様に
設定するとともに、各部品に対応する質量や材質や表面
処理等の属性情報を入力して登録する。また、その親図
番に含まれる全ての部品に対応する図番が表示され、任
意の図番を選択して訂正・削除、追加を行えるように成
されている。
【００３９】以上のようにして図面の属性情報が管理情
報データベース１に格納され、その属性情報に基づいて
図面の検索が行われる。次に、その検索時の操作と動作
について説明する。
【００４０】図４の初期画面で流用設計や設計変更や参
照が選択されると、図９に示すような検索条件入力画面
が表示される。この検索条件入力時には、図５の表題欄
設定時と同様に分かっている属性名を選択し、表示され
た属性内容を選択することにより属性情報を入力し、該
当する図面を検索する。例えば、まず図番を絞り込むた
めに大区分、小区分、大分類を選択して設定し、次に設
計者と検図者を選択して設定することにより、図面テー
ブル６が参照されて検索が行われる。このように検索に
際して属性情報の各属性名を表示させ、属性名の選択指
定にてその属性の内容を表示させ、属性内容の選択指定
にて属性情報を特定して情報の格納・検索を行えるの
で、コード一覧の辞書などを参照する手間を無くして、
容易かつ短時間で特定の図面にアクセスすることができ
る。
【００４１】検索結果は、図１０に示すように、検索条
件に該当する図面の図番がリストアップされ、図番と図
名が表示されるとともに、各図番を選択することにより
その図番の属性情報が表示される。
【００４２】また、プレビューのキーを選択し、その状
態で任意の図番を選択すると、選択された図番の間引き
図面が表示されるように構成されている。そのため、図
面の格納時に予め図面情報を間引いた間引き図面が自動
作成されて格納されている。
【００４３】このように属性情報による検索時に間引き
図面を表示すると、属性情報だけでは判定し難い図面の
技術内容を的確に判定することができる。しかも、間引
き図面を用いているのでデータ量が比較的少なく、図面
表示に時間がかからないため、速やかに図面を表示で
き、図番を連続的に順次選択することにより検索された
図面を順次表示でき、使い勝手が良い。
【００４４】また、親子関係のキーを選択し、その状態
で任意の図番を選択すると、使用部品テーブル９が参照
され、図１１に示すように、その図面が親子関係となっ
ている図面が段落によって親子関係をツリー状に表して
表示される。即ち、段落のないは親図面であり、１段
の段落のある、、はの子図面であり、２段の段
落のある、はの子図面、、はの子図面であ
り、３段の段落のあるはの子図面である。このよう
に親図面とそれを構成する要素の図面である子図面との
関係を表示することにより、製品の構成情報をリアルタ
イムに正しく管理でき、用途と機能による図番管理と組
み合わせることにより、製品の開発プロセスを効率化で
き、開発期間の短縮、工数削減を実現できる。
【００４５】また、流用関係のキーを選択し、その状態
で任意の図番を選択すると、その図面に関連して流用関
係にある図面が、図面テーブル６の元図の項を参照して
流用元、流用先の両方に数階層検索され、図１１の親子
関係の場合と同様に表示される。このように、図面を流
用して作成した流用関係にある図面のリストを表示する
と、設計変更をした場合に影響のある図面の流用先を簡
単に確認でき、設計変更等の波及範囲を正確に把握で
き、設計品質上のトラブルを防止できる。
【００４６】また、訂正履歴のキーを選択し、その状態
で任意の図番を選択すると、履歴テーブル１０が参照さ
れ、その図面の訂正履歴の詳細が図１２に示すように表
示される。即ち、前キー、次キー、最新履歴キーを適宜
選択することにより、訂正次数ごとに訂正者や訂正日、
訂正理由等が表示され、その図面の履歴の詳細を知るこ
とができる。
【００４７】また、１図多部品のキーを選択し、その状
態で任意の図番を選択すると、部品図面対応テーブル８
と部品テーブル７が参照され、図１３に示すように、そ
の図面に記載されている部品のリストが表示され、任意
の部品を選択することによりその部品の詳細が表示され
る。このように図面と部品を対応付けして管理すること
により、１図多部品の場合に各部品の設計変更等の履歴
管理もできる。
【００４８】以上のように本実施例によれば、表示処理
手段５にて管理情報データベース１に格納された属性情
報を用いて検索することにより、ＣＡＤデータベース２
の正式図領域４に格納された図面に容易にアクセスで
き、流用、変更、検索・参照等を効率的に行うことがで
きる。
【００４９】また、管理情報データベース１に、作業領
域３における図面の進捗状況に関する情報を格納する履
歴テーブル１０を設けているので、これを参照すること
により、図面の進捗状況を知ることができ、複数の設計
者による同時設計が容易になり、設計期間を短縮できる
とともに、開発管理工数を削減できる。
【００５０】上記実施例では、図面管理の場合を例示し
て説明したが、新規作成、流用、変更、検索・参照等が
頻繁に行われるデータ量の多いその他の情報の管理にも
好適に適用することができる。
【００５１】
【発明の効果】本発明の情報管理システムによれば、以
上の説明から明らかなように、情報を表示しながら処理
する表示処理手段にて対象情報データベースの情報処理
領域で対象情報を作成・処理するとともに、その際にそ
の属性情報を作成して管理情報データベースに格納して
おくことにより、管理情報データベースに格納された属
性情報を用いて情報格納領域の情報格納領域に格納され
た対象情報に容易にアクセスして情報の新規作成、流
用、変更、検索・参照等を行うことができる。
【００５２】また、属性情報の各属性名を表示させ、属
性名の選択指定にてその属性の内容を表示させ、属性内
容の選択指定にて属性情報を特定して情報の格納・検索
を行えるようにすると、コード一覧の辞書などを参照す
る手間を無くして、容易かつ短時間で特定の情報にアク
セスすることができる。
【００５３】また、対象とする情報が図面の場合に、属
性情報として用途や機能に基づく大区分、小区分、大分
類、小分類等の階層的な分類コードにて図番を採番し、
表示処理手段に分類コードの内容を階層的に順次表示し
て選択指定して採番及び図面の検索を行うようにする
と、採番に手間がかからず、適正かつ統一的に運用する
ことができる。
【００５４】また、図面の格納時に図面情報を間引いた
間引き図面を作成して格納し、属性情報による検索時に
間引き図面を表示できるようにすると、図面の技術内容
を的確に判定できかつデータ量が比較的少ないために図
面表示に時間がかからず、速やかに必要な図面を検索す
ることができず、使い勝手が良い。
【００５５】また、図面を流用して作成した場合の流用
関係に関する情報を属性情報に含めると、設計変更をし
た場合に影響のある図面の流用先を簡単に確認でき、設
計変更等の波及範囲を正確に把握でき、設計品質上のト
ラブルを防止できる。
【００５６】また、管理情報データベースに、情報処理
領域にある図面の進捗状況に関する情報の格納領域を設
けると、複数の設計者による同時設計が容易になり、設
計期間を短縮できるとともに、開発管理工数を削減でき
る。
【００５７】また、管理情報データベースに、親図面と
それを構成する要素の図面である子図面との関係に関す
る情報の格納領域を設けると、製品の構成情報をリアル
タイムに正しく管理でき、用途と機能による管理と組み
合わせることにより、製品の開発プロセスを効率化で
き、開発期間の短縮、工数削減を実現できる。
【００５８】また、管理情報データベースに、図面のテ
ーブルと、部品のテーブルと、図面と部品の対応関係を
示すテーブルとを設けると、図面と部品を対応付けした
管理ができ、１図多部品の場合に各部品の設計変更等の
履歴管理もできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例の図面管理システムの概略構
成図である。
【図２】同実施例の管理情報データベースにおけるデー
タベーステーブルの説明図である。
【図３】同実施例における図面作成手順の流れ図であ
る。
【図４】同実施例における表示処理手段の初期画面の説
明図である。
【図５】同実施例における表題欄設定用画面の説明図で
ある。
【図６】同実施例における図番構成の説明図である。
【図７】同実施例における子図番登録時の入力画面の説
明図である。
【図８】同実施例における一図多部品登録時の入力画面
の説明図である。
【図９】同実施例における検索条件の入力画面の説明図
である。
【図１０】同実施例における検索結果の表示画面の説明
図である。
【図１１】同実施例における親子関係の検索結果を示
し、（ａ）は画面の説明図、（ｂ）は画面表示の親子関
係の模式図である。
【図１２】同実施例における訂正履歴の検索画面の説明
図である。
【図１３】同実施例における一図多部品の検索画面の説
明図である。
【符号の説明】
１ 管理情報データベース ２ ＣＡＤデータベース（対象情報データベース） ３ 作業領域（情報処理領域） ４ 正式図領域（情報格納領域） ５ 表示処理手段 ６ 図面テーブル ７ 部品テーブル ８ 部品図面対応テーブル ９ 使用部品テーブル １０ 履歴テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 9191−5Ｈ 15/60 ６１４ Ｂ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 対象とする情報の属性情報を管理する管
    理情報データベースと、情報処理領域と情報格納領域と
    を有して対象とする情報を管理する対象情報データベー
    スと、情報を表示しながら処理する表示処理手段とを備
    え、情報処理領域で対象情報を作成・処理する際にその
    属性情報を作成して管理情報データベースに格納し、管
    理情報データベースに格納された属性情報を用いて対象
    情報にアクセスするようにしたことを特徴とする情報管
    理システム。
  2. 【請求項２】 属性情報の各属性名を表示し、属性名を
    選択指定することによりその属性の内容を表示し、表示
    された属性内容を選択指定することにより属性情報を特
    定して情報の格納・検索を行うようにしたことを特徴と
    する請求項１記載の情報管理システム。
  3. 【請求項３】 対象とする情報が図面であり、用途や機
    能に基づく大区分、小区分、大分類、小分類等による階
    層的な分類コードを含む図番を属性情報として有し、表
    示処理手段に分類コードの内容を階層的に順次表示して
    選択指定することによって、図番の付与及び図面の検索
    を行うようにしたことを特徴とする請求項１又は２記載
    の情報管理システム。
  4. 【請求項４】 図面の格納時に図面のイメージ情報を間
    引いた間引き図面または間引きイメージ情報を作成して
    格納し、属性情報による検索時に間引き図面または間引
    きイメージ情報を表示できるようにしたことを特徴とす
    る請求項２記載の情報管理システム。
  5. 【請求項５】 間引き図面または間引きイメージ情報
    は、表示処理手段の画素に１対１に対応させて表示した
    ときにその１枚が表示手段の画面内に納まるように作成
    されたことを特徴とする請求項４記載の情報管理システ
    ム。
  6. 【請求項６】 属性情報に、格納された図面を流用して
    図面を作成した場合の流用関係に関する情報を有するこ
    とを請求項３記載の情報管理システム。
  7. 【請求項７】 管理情報データベースに、情報処理領域
    にある図面の進捗状況に関する情報の格納領域を設けた
    ことを特徴とする請求項３記載の情報管理システム。
  8. 【請求項８】 管理情報データベースに、親図面とそれ
    を構成する要素の図面である子図面との関係に関する情
    報の格納領域を設けたことを特徴とする請求項３記載の
    情報管理システム。
  9. 【請求項９】 管理情報データベースに、図面のテーブ
    ルと、部品のテーブルと、図面と部品の対応関係を示す
    テーブルとを設けたことを特徴とする請求項３記載の情
    報管理システム。
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