JPH10187508A - 電子ファイリング方法及び装置並びに記憶媒体 - Google Patents

電子ファイリング方法及び装置並びに記憶媒体

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JPH10187508A
JPH10187508A JP8357114A JP35711496A JPH10187508A JP H10187508 A JPH10187508 A JP H10187508A JP 8357114 A JP8357114 A JP 8357114A JP 35711496 A JP35711496 A JP 35711496A JP H10187508 A JPH10187508 A JP H10187508A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイル検索処理の正確性を確保しつつファ
イルの改廃等の処理のレスポンスを向上することができ
る電子ファイリング方法及び装置並びに記憶媒体を提供
する。 【解決手段】 不要なファイルの文書ID及びファイル
IDを指定し、該文書ID及びファイルIDに対応する
管理IDを取得して(ステップS303)、取得した管
理IDのレコードを管理データベース31から削除する
(ステップS305)。この時点では上記管理IDはキ
ーワードデータベース30から削除されない。ファイル
の検索は、管理データベース31に基づいてなされるの
で、削除された管理IDに対応する属性情報は検索によ
り取得されることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書等のファイル
の記憶(または登録)時に、ファイルの記憶先や分類等
の属性を示す属性情報を管理識別情報(以下「管理I
D」という)と共にデータベース化し、この属性情報に
基づいて文書ファイルを検索する電子ファイリング方法
及び装置並びに記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】文書等のファイルを外部記憶媒体等に記
憶する際、ディスク名あるいはボリューム名、パス名、
ディレクトリ等のファイルの記憶先や分類を表す属性情
報と、該属性情報に対応する管理IDにより管理データ
ベースを作成し、ハードディスク等のメモリにこの管理
データベースを格納するようにした電子ファイリング装
置が従来より知られている。この装置ではさらに、ファ
イル中のキーワードを自動的に切り出し、該切り出した
キーワードをファイルの管理IDに対応させたキーワー
ドデータベースを別途作成し、これを用いてあるキーワ
ードを含むファイルの管理IDが容易に判るようにして
いる。ファイルの検索時には、キーワードを手掛かりに
上記キーワードデータベースから管理IDを知り、この
管理IDを基に上記管理データベースから属性情報を取
得する。これにより、所望のファイルを検索することが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子ファイリング装置では、記憶されたファイルの
削除、追加、複写等の改廃処理を行うときは、上記管理
データベースはもちろんのこと、上記キーワードデータ
ベースの内容をその都度、直接変更するようにしていた
ため、上記キーワードデータベースのデータ量が大きく
なるとファイルの改廃処理のレスポンスが著しく悪くな
るという問題があった。例えばあるファイル(管理ID
が「100」とする)を削除する場合、上記キーワード
データベースに登録された「100」という管理IDの
すべてを削除する必要がある。1つの管理IDは多数の
キーワードに対応しているのが通常であり、登録数が多
い場合には処理に時間がかかる。これはファイルの追
加、複写の場合も同様である。
【0004】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ためになされたものであり、その目的は、ファイル検索
処理の正確性を確保しつつファイルの改廃等の処理のレ
スポンスを向上することができる電子ファイリング方法
及び装置並びに記憶媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1の電子ファイリング方法は、キーワ
ードに基づいて属性情報を取得し、該取得した属性情報
に基づいて所望のファイルを、記憶されたファイルの中
から検索する電子ファイリング方法において、ファイル
中に含まれるキーワードと管理識別情報とを対応付けた
第1のデータベースを格納する第1の格納工程と、前記
管理識別情報と前記ファイルの属性を示す属性情報とを
対応付けた第2のデータベースを格納する第2の格納工
程と、キーワードを指定し、該指定したキーワードに対
応する管理識別情報を前記第1のデータベースから取得
する管理識別情報取得工程と、該管理識別情報取得工程
において取得した管理識別情報に対応する属性情報を前
記第2のデータベースから取得する属性情報取得工程
と、不要なファイルの管理識別情報を指定する不要管理
識別情報指定工程と、該不要管理識別情報指定工程にお
いて指定された管理識別情報に対応する属性情報の前記
属性情報取得工程における前記第2のデータベースから
の取得を阻止する阻止工程とを含むことを特徴とする。
【0006】同じ目的を達成するため本発明の請求項2
の電子ファイリング方法は、上記請求項1記載の構成に
おいて、前記阻止工程は、前記不要管理識別情報指定工
程において指定された管理識別情報を前記第2のデータ
ベースから削除する削除工程を含むことを特徴とする。
【0007】同じ目的を達成するため本発明の請求項3
の電子ファイリング方法は、上記請求項2記載の構成に
おいて、前記不要管理識別情報指定工程において指定さ
れた管理識別情報を登録する不要管理識別情報登録工程
と、該不要管理識別情報登録工程において登録された管
理識別情報を前記第1のデータベースから所定時に一括
して削除する不要管理識別情報一括削除工程を含むこと
を特徴とする。
【0008】同じ目的を達成するため本発明の請求項4
の電子ファイリング方法は、上記請求項2または3記載
の構成において、複写すべきファイルを指定する複写フ
ァイル指定工程と、該複写ファイル指定工程において指
定されたファイルに新たな属性情報を付与すると共に該
新たな属性情報に該指定されたファイルの管理識別情報
と同一の管理識別情報を対応付けたレコードを作成し、
該作成したレコードを前記第2のデータベースに追加す
る追加工程と、該追加工程において追加されたレコード
の管理識別情報を登録すると共に該管理識別情報の前記
第2のデータベースにおける登録の重複度数を記憶する
重複度数記憶工程と、前記不要管理識別情報指定工程に
おいて指定された管理識別情報が前記重複度数記憶工程
において登録された管理識別情報に含まれている場合
は、該管理識別情報の前記重複度数記憶工程において記
憶された重複度数をカウントダウンすると共に、前記不
要管理識別情報指定工程において指定された管理識別情
報の前記阻止工程における前記第2のデータベースから
の削除を禁止する削除禁止工程とを含むことを特徴とす
る。
【0009】同じ目的を達成するため本発明の請求項5
の電子ファイリング方法は、上記請求項1記載の構成に
おいて、前記阻止工程は、前記不要管理識別情報指定工
程において指定された管理識別情報を登録する不要管理
識別情報登録工程と、前記属性情報取得工程において取
得された属性情報の中から前記不要管理識別情報登録工
程において登録された管理識別情報に対応する属性情報
を除外する属性情報除外工程とを含むことを特徴とす
る。
【0010】同じ目的を達成するため本発明の請求項6
の電子ファイリング方法は、上記請求項5記載の構成に
おいて、前記不要管理識別情報登録工程において登録さ
れた管理識別情報を前記第1のデータベースから所定時
に一括して削除する不要管理識別情報一括削除工程を含
むことを特徴とする。
【0011】同じ目的を達成するため本発明の請求項7
の電子ファイリング方法は、上記請求項5または6記載
の構成において、複写すべきファイルを指定する複写フ
ァイル指定工程と、該複写ファイル指定工程において指
定されたファイルに新たな属性情報を付与すると共に該
新たな属性情報に該指定されたファイルの管理識別情報
と同一の管理識別情報を対応付けたレコードを作成し、
該作成したレコードを前記第2のデータベースに追加す
る追加工程と、該追加工程において追加されたレコード
の管理識別情報を登録すると共に該管理識別情報の前記
第2のデータベースにおける登録の重複度数を記憶する
重複度数記憶工程と、前記不要管理識別情報指定工程に
おいて指定された管理識別情報が前記重複度数記憶工程
において登録された管理識別情報に含まれている場合
は、該管理識別情報の前記重複度数記憶工程において記
憶された重複度数をカウントダウンすると共に、前記不
要管理識別情報指定工程において指定された管理識別情
報の前記不要管理識別情報登録工程における登録を禁止
する記憶禁止工程とを含むことを特徴とする。
【0012】同じ目的を達成するため本発明の請求項8
の電子ファイリング方法は、上記請求項7記載の構成に
おいて、復元すべきファイルの管理識別情報を指定する
復元ファイル管理識別情報指定工程と、該復元ファイル
管理識別情報指定工程において指定された管理識別情報
が前記重複度数記憶工程において登録された管理識別情
報に含まれているときは、該登録された管理識別情報の
重複度数をカウントアップするカウントアップ工程とを
含むことを特徴とする。
【0013】同じ目的を達成するため本発明の請求項9
の電子ファイリング方法は、上記請求項7記載の構成に
おいて、復元すべきファイルの管理識別情報を指定する
復元ファイル管理識別情報指定工程と、該復元ファイル
管理識別情報指定工程において指定された管理識別情報
が前記不要管理識別情報登録工程において登録された管
理識別情報に含まれているときは、該登録された管理識
別情報を抹消する抹消工程とを含むことを特徴とする。
【0014】同じ目的を達成するため本発明の請求項1
0の電子ファイリング装置は、キーワードに基づいて属
性情報を取得し、該取得した属性情報に基づいて所望の
ファイルを、記憶されたファイルの中から検索する電子
ファイリング装置において、ファイル中に含まれるキー
ワードと管理識別情報とを対応付けた第1のデータベー
スを格納する第1の格納手段と、前記管理識別情報と前
記ファイルの属性を示す属性情報とを対応付けた第2の
データベースを格納する第2の格納手段と、キーワード
を指定し、該指定したキーワードに対応する管理識別情
報を前記第1のデータベースから取得する管理識別情報
取得手段と、該管理識別情報取得手段により取得した管
理識別情報に対応する属性情報を前記第2のデータベー
スから取得する属性情報取得手段と、不要なファイルの
管理識別情報を指定する不要管理識別情報指定手段と、
該不要管理識別情報指定手段により指定された管理識別
情報に対応する属性情報の前記属性情報取得手段におけ
る前記第2のデータベースからの取得を阻止する阻止手
段とを備えたことを特徴とする。
【0015】同じ目的を達成するため本発明の請求項1
1の電子ファイリング装置は、上記請求項10記載の構
成において、前記阻止手段は、前記不要管理識別情報指
定手段により指定された管理識別情報を前記第2のデー
タベースから削除する削除手段を備えたことを特徴とす
る。
【0016】同じ目的を達成するため本発明の請求項1
2の電子ファイリング装置は、上記請求項11記載の構
成において、前記不要管理識別情報指定手段により指定
された管理識別情報を登録する不要管理識別情報登録手
段と、該不要管理識別情報登録手段により登録された管
理識別情報を前記第1のデータベースから所定時に一括
して削除する不要管理識別情報一括削除手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0017】同じ目的を達成するため本発明の請求項1
3の電子ファイリング装置は、上記請求項11または1
2記載の構成において、複写すべきファイルを指定する
複写ファイル指定手段と、該複写ファイル指定手段によ
り指定されたファイルに新たな属性情報を付与すると共
に該新たな属性情報に該指定されたファイルの管理識別
情報と同一の管理識別情報を対応付けたレコードを作成
し、該作成したレコードを前記第2のデータベースに追
加する追加手段と、該追加手段により追加されたレコー
ドの管理識別情報を登録すると共に該管理識別情報の前
記第2のデータベースにおける登録の重複度数を記憶す
る重複度数記憶手段と、前記不要管理識別情報指定手段
により指定された管理識別情報が前記重複度数記憶手段
により登録された管理識別情報に含まれている場合は、
該管理識別情報の前記重複度数記憶手段により記憶され
た重複度数をカウントダウンすると共に、前記不要管理
識別情報指定手段により指定された管理識別情報の前記
阻止手段における前記第2のデータベースからの削除を
禁止する削除禁止手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】同じ目的を達成するため本発明の請求項1
4の電子ファイリング装置は、上記請求項10記載の構
成において、前記阻止手段は、前記不要管理識別情報指
定手段により指定された管理識別情報を登録する不要管
理識別情報登録手段と、前記属性情報取得手段により取
得された属性情報の中から前記不要管理識別情報登録手
段により登録された管理識別情報に対応する属性情報を
除外する属性情報除外手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0019】同じ目的を達成するため本発明の請求項1
5の電子ファイリング装置は、上記請求項14記載の構
成において、前記不要管理識別情報登録手段により登録
された管理識別情報を前記第1のデータベースから所定
時に一括して削除する不要管理識別情報一括削除手段を
備えたことを特徴とする。
【0020】同じ目的を達成するため本発明の請求項1
6の電子ファイリング装置は、上記請求項14または1
5記載の構成において、複写すべきファイルを指定する
複写ファイル指定手段と、該複写ファイル指定手段によ
り指定されたファイルに新たな属性情報を付与すると共
に該新たな属性情報に該指定されたファイルの管理識別
情報と同一の管理識別情報を対応付けたレコードを作成
し、該作成したレコードを前記第2のデータベースに追
加する追加手段と、該追加手段により追加されたレコー
ドの管理識別情報を登録すると共に該管理識別情報の前
記第2のデータベースにおける登録の重複度数を記憶す
る重複度数記憶手段と、前記不要管理識別情報指定手段
により指定された管理識別情報が前記重複度数記憶手段
により登録された管理識別情報に含まれている場合は、
該管理識別情報の前記重複度数記憶手段により記憶され
た重複度数をカウントダウンすると共に、前記不要管理
識別情報指定手段により指定された管理識別情報の前記
不要管理識別情報登録手段における登録を禁止する記憶
禁止手段とを備えたことを特徴とする。
【0021】同じ目的を達成するため本発明の請求項1
7の電子ファイリング装置は、上記請求項16記載の構
成において、復元すべきファイルの管理識別情報を指定
する復元ファイル管理識別情報指定手段と、該復元ファ
イル管理識別情報指定手段により指定された管理識別情
報が前記重複度数記憶手段により登録された管理識別情
報に含まれているときは、該登録された管理識別情報の
重複度数をカウントアップするカウントアップ手段とを
備えたことを特徴とする。
【0022】同じ目的を達成するため本発明の請求項1
8の電子ファイリング装置は、上記請求項16記載の構
成において、復元すべきファイルの管理識別情報を指定
する復元ファイル管理識別情報指定手段と、該復元ファ
イル管理識別情報指定手段により指定された管理識別情
報が前記不要管理識別情報登録手段により登録された管
理識別情報に含まれているときは、該登録された管理識
別情報を抹消する抹消手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0023】同じ目的を達成するため本発明の請求項1
9の記憶媒体は、キーワードに基づいて属性情報を取得
し、該取得した属性情報に基づいて所望のファイルを、
記憶されたファイルの中から検索する電子ファイリング
装置を制御するプログラムを格納する記憶媒体におい
て、ファイル中に含まれるキーワードと管理識別情報と
を対応付けた第1のデータベースを格納する第1の格納
モジュールと、前記管理識別情報と前記ファイルの属性
を示す属性情報とを対応付けた第2のデータベースを格
納する第2の格納モジュールと、キーワードを指定し、
該指定したキーワードに対応する管理識別情報を前記第
1のデータベースから取得する管理識別情報取得モジュ
ールと、該管理識別情報取得モジュールにより取得した
管理識別情報に対応する属性情報を前記第2のデータベ
ースから取得する属性情報取得モジュールと、不要なフ
ァイルの管理識別情報を指定する不要管理識別情報指定
モジュールと、該不要管理識別情報指定モジュールによ
り指定された管理識別情報に対応する属性情報の前記属
性情報取得モジュールにおける前記第2のデータベース
からの取得を阻止する阻止モジュールとを有するプログ
ラムを格納したことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0025】(実施の第1形態)図1は、本発明の実施
の第1形態に係る電子ファイリング装置の全体構成を示
すブロック図である。
【0026】本電子ファイリング装置は、CPU1、R
OM2、RAM3、単漢字辞書部4、かな漢字辞書部
5、外部記憶装置7、キーボードバッファ8、文書バッ
ファ10、カーソルレジスタ12及びビデオバッファ1
3がコントロールバス16、データバス17及びアドレ
スバス18で互いに接続されて構成されている。また、
キーボードバッファ8にはキーボード9が接続され、文
書バッファ10にはデータベースバッファ11が接続さ
れている。さらに、ビデオバッファ13にはD/Aコン
バータ(RAMDAC)14を介してCRT(ディスプ
レイ)15が接続されている。
【0027】本電子ファイリング装置には、コントロー
ルバス16、データバス17及びアドレスバス18を介
して外部コンピュータの格納部6(第1、第2の格納手
段)が接続されている。
【0028】CPU1は、電子ファイリング処理のため
の各種演算、論理判断等を実行し、本電子ファイリング
装置の構成要素の動作を制御する。その際、CPU1
は、制御対象となる各構成要素にコントロールバス信号
をコントロールバス16を介して送信する。また、CP
U1は、CPU1のメモリ内における各構成要素の対応
アドレスを指定するための信号をアドレスバス18を介
して各構成要素に送信する。データバス17は、各構成
要素相互のデータの送受信に用いられる。
【0029】ROM2は、読み出し専用の固定メモリで
あり、CPU1が実行するための制御プログラムを格納
している。RAM3は、ランダムアクセスが可能なメモ
リである。単漢字辞書部4は、漢字を入力する際に部
首、画数、単漢字を指定するのに用いられる。かな漢字
辞書部5は、かな漢字変換を行う際に用いられる。
【0030】外部記憶装置7は、フロッピディスクを挿
入可能なように構成されており、文書データ等のファイ
ルをフロッピディスクに記憶させる。キーボード9は、
ユーザが各種指示を入力するのに用いられる。キーボー
ドバッファ8は、キーボード9から送信されるスキャン
コードを一時的に蓄えるためのメモリである。文書バッ
ファ10は、ファイル登録処理においてテキストデータ
を一時的に蓄えル。データベースバッファ11は、ファ
イル登録処理において各種データベースを一時的に蓄え
るほか、ファイル検索処理で取得された管理ID及び属
性情報を保存する。
【0031】カーソルレジスタ12は、CRT15の表
示画面におけるカーソルのアドレスを保持し、その内容
はCPU1によって読み書きされる。ビデオバッファ1
3は、文書バッファ10内の文字コードがビット展開さ
れることにより得られるCRT15の一画面分の画素デ
ータを蓄える。D/Aコンバータ14は、ビデオバッフ
ァ13に蓄えられたデジタル符号の画素データをアナロ
グデータに変換する。CRT15はこのアナログデータ
に変換された画素データを可視表示する。またCRT1
5は、カーソルレジスタ12からカーソルのアドレスを
入力し、これに対応する位置にカーソルを表示する。
【0032】格納部6は、本電子ファイリング装置と通
信可能な外部コンピュータに備えられ、ハードディスク
等で構成される。格納部6は、後述する各種データベー
スをデータベースフォーマットで格納すると共に、必要
に応じてRAM3にデータベースを送信する。なお、格
納部6には、本電子ファイリング装置と同様の構成の装
置が複数接続されていてもよく、その場合には、格納部
6がいわゆるサーバ、本電子ファイリング装置等がいわ
ゆるクライアントという関係になる。
【0033】かかる構成において、ファイルの登録、削
除、複写等のファイリング処理時は、キーボード9から
の指示により、インタラプト信号がキーボードバッファ
8からCPU1に送信され、CPU1はROM2内の各
種制御信号を読み出し、これらの制御信号に従って各種
の制御を実行する。
【0034】図2は、本実施の第1形態に係る電子ファ
イリング装置における格納部6に格納されるデータベー
スを示す概念図である。
【0035】本実施の第1形態で用いるデータベースに
は、同図(a)に示すキーワードデータベース30(第
1のデータベース)、同図(b)に示す管理データベー
ス31(第2のデータベース)、同図(c)に示す不要
管理IDデータ32、同図(d)に示す欠番管理IDデ
ータ33がある。
【0036】キーワードデータベース30は、公知の手
法によりファイル中から自動的に切り出したキーワード
をデータベース化したものであり、キーワードと管理I
Dのリストによるインデックスである。管理IDは、登
録したファイルを特定するための情報であり、ファイル
登録時に各ファイルに付与される。キーワードデータベ
ース30では、同図(a)に示すように、各キーワード
(「キャノン」等)を含むファイルの管理IDが全て
(No7、100、305、1942等)が対応するよ
うに、同一レコードに記憶されている。キーワードデー
タベース30はファイル登録時に作成され、ファイル検
索時にはキーワードから管理IDを得るために用いられ
る。また管理IDの削除は、後述するキーワードデータ
ベースクリーニング処理により行われる。
【0037】管理データベース31は、管理IDに対
し、文書ID、ファイルID、ファイル名等の属性情報
をデータベース化したものである。管理データベース3
1では、例えば管理ID「2」に対し、文書IDが「8
8」、ファイルIDが「1」等というように同一レコー
ドにおいて対応している。この管理データベース31
は、ファイルの登録時に作成され、ファイルの検索時に
は管理IDから属性情報を得るために用いられる。また
管理データベース31内の各レコードは、後述するファ
イル削除処理により削除される。
【0038】不要管理IDデータ32には、後述するフ
ァイル削除処理で指定された不要な管理IDが登録され
(詳細は後述する)、不要管理IDデータ32は格納部
6内に記憶される。
【0039】欠番管理IDデータ33には、後述するキ
ーワードデータベースクリーニング処理で削除された管
理IDが登録され(詳細は後述する)、欠番管理IDデ
ータ33は格納部6内に記憶される。
【0040】図3は、本実施の第1形態に係る電子ファ
イリング装置によるファイル削除処理のフローチャート
である。本処理はCPU1により実行される。
【0041】まず、削除すべき不要なファイルの文書I
D及びファイルIDをキーボード9にて指定し(ステッ
プS301)、指定した文書ID及びファイルIDが管
理データベース31に含まれているか否を判別する(ス
テップS302)。その判別の結果、指定した文書ID
及びファイルIDが管理データベース31に含まれてい
ない場合は直ちに本処理を終了する一方、指定した文書
ID及びファイルIDが管理データベース31に含まれ
ている場合は、該指定した文書ID及びファイルIDに
対応する管理IDを管理データベース31から取得し
(ステップS303)、該取得した管理IDに対応する
レコード(管理ID及び属性情報)を管理データベース
31から削除して(ステップS304)、上記取得した
管理IDを不要管理IDデータ32に登録し(ステップ
S305)、本処理を終了する。
【0042】例えば図2に示す状態を初期状態として、
文書IDを「90」、ファイルIDを「2」と指定して
本処理を実行した場合は、図2(b)に示す管理データ
ベース31から管理ID「100」のレコードが削除さ
れることにより、管理データベース31は図4(b)に
示すような状態になる。また、不要管理IDデータ32
については、図2(c)では未登録であった管理ID
「100」が、図4(c)に示すように新たに登録され
る。なお、キーワードデータベース30については何ら
変更されないため、本処理の負荷は非常に小さくて済む
という利点がある。また、欠番管理IDデータ33は変
更されていない。
【0043】図3の処理によれば、不要なファイルの管
理ID及び属性情報から成るレコードが管理データベー
ス31から削除されると共に、そのファイルの管理ID
が不要管理IDデータ32に登録される。
【0044】図5は、本実施の第1形態に係る電子ファ
イリング装置によるファイル検索処理のフローチャート
である。本処理はCPU1により実行される。
【0045】まずキーワードをキーボード9にて指定し
(ステップS501)、該指定したキーワードがキーワ
ードデータベース30に登録されているか否を判別する
(ステップS502)。その判別の結果、指定したキー
ワードがキーワードデータベース30に登録されていな
い場合は直ちに本処理を終了する一方、指定したキーワ
ードがキーワードデータベース30に登録されている場
合は、指定したキーワードに対応する管理IDをキーワ
ードデータベース30から取得し(ステップS50
3)、後述する図6の属性情報取得処理により、上記取
得した管理IDに対応する文書ID、ファイルID及び
ファイル名を管理データベース31から取得して(ステ
ップS504)、本処理を終了する。
【0046】図6は、上述した図5のステップS504
で実行される属性情報取得処理のフローチャートであ
る。
【0047】まず、図5のステップS503で取得され
た管理IDが管理データベース31に登録されているか
否かを判別し(ステップS601)、その判別の結果、
取得された管理IDが管理データベース31に登録され
ていない場合は直ちにステップS603に進む。これに
より、不要なファイルの管理IDがキーワードデータベ
ース30に残存している状態であっても、管理データベ
ース31から削除されていれば、その不要なファイルの
属性情報が検索結果として取得されることを回避するこ
とができる。
【0048】一方、前記ステップS601の判別の結
果、取得された管理IDが管理データベース31に登録
されている場合は、該取得された管理IDに対応する属
性情報(文書ID、ファイルID及びファイル名)を取
得すると共に、これらをデータベースバッファ11内に
保存して(ステップS602)、ステップS603に進
む。
【0049】ステップS603では、上記取得された管
理IDの全てついて処理が終了したか否かを判別し、全
てついて処理が終了していない場合は前記ステップS6
01へ戻る一方、上記取得された管理IDの全てついて
処理が終了した場合は本処理を終了する。
【0050】図5及び図6の処理によれば、指定したキ
ーワードを含むファイルの管理IDが管理データベース
31に登録されている場合には、そのファイルの属性情
報が取得される。
【0051】図7は、本実施の第1形態に係る電子ファ
イリング装置によるキーワードデータベースクリーニン
グ処理のフローチャートである。本処理はCPU1によ
り所定時(例えばシステムの立ち上げ時、終了時、また
はユーザによる任意の指示時等)毎に実行される。
【0052】まず、不要管理IDデータ32に何らかの
管理IDが登録されているか否かを判別し(ステップS
701)、管理IDが何ら登録されていない場合は直ち
に本処理を終了する一方、不要管理IDデータ32に何
らかの管理IDが登録されている場合は、当該登録され
ている管理IDを不要管理IDデータ32から削除し
(ステップS702)、該削除した管理IDと同一の管
理IDを、キーワードデータベース30の先頭のインデ
ックスレコードから最後のインデックスレコードについ
て全て削除して(ステップS703)、該管理IDを欠
番管理IDデータ33に登録し(ステップS704)、
前記ステップS701に戻る。なお、欠番管理IDデー
タ33に登録された管理IDは、後に再利用することが
できる。
【0053】本処理を、例えば図4に示す状態を初期状
態として実行した場合は、図8に示す状態になる。すな
わち、不要管理IDデータ32に登録されている管理I
D「100」が不要管理IDデータ32から削除される
と共に、キーワードデータベース30からも順々に削除
される。不要管理IDデータ32は管理ID「100」
が削除されることにより、管理IDの登録がない状態
(図8(c))となり、キーワードデータベース30は
図8(a)に示す状態となる。また、欠番管理IDデー
タ33は未登録状態(図4(d))から管理ID「10
0」が登録された状態(図8(d))となる。なお、管
理データベース31は変更されていない。
【0054】図7の処理によれば、不要なファイルの管
理IDがキーワードデータベース30から削除され、管
理データベース31及び不要管理IDデータ32による
表される管理IDの改廃状況とキーワードデータベース
30内における管理IDの実際の改廃状況との整合を図
ることができる。
【0055】本実施の第1形態によれば、不要なファイ
ルのレコードは、図3のファイル削除処理により管理デ
ータベース31から削除され、図5及び図6のファイル
検索処理は管理データベース31に基づいて行われるの
で、図7のキーワードデータベースクリーニング処理を
していない状態であっても、不要なファイルの属性情報
は図5及び図6のファイル検索処理の際に取得されるこ
とがない。すなわち検索が阻止される。従って、不要な
ファイルの管理IDをキーワードデータベース30内か
ら実際に削除する処理(図7)をその都度行わなくて
も、ファイル検索処理に際してはそのファイルが削除さ
れたものとして処理される。さらに、不要なファイルは
キーワードデータベース30から所定時に一括して削除
するようにしたので、ファイル削除処理の負荷を適当な
時に吸収することができる。よって、ファイル削除処理
のレスポンスを向上することができる。その効果はキー
ワードデータベース30のデータ量が大きくなるほど大
きい。
【0056】また、ファイル検索処理ではキーワードデ
ータベース30をアクセスしないので、ファイル検索処
理自体のレスポンスを向上することができる。
【0057】また、不要なファイルをキーワードデータ
ベース30から所定時に一括して削除することにより、
キーワードデータベース30と管理データベース31と
の整合を任意に採ることができる。しかも、両者の整合
がとれていないときであっても、上述したようにファイ
ル検索結果に影響を与えることがないので、キーワード
データベース30内の不要ファイルの一括削除の処理
は、適当な時に行えばよい。
【0058】なお、図7のキーワードデータベースクリ
ーニング処理の際に、他の手段により不要なファイルの
管理IDを特定することができれば、不要管理IDデー
タ32は必ずしも設けなくてもよい。
【0059】(実施の第2形態)以下に、本発明の実施
の第2形態に係る電子ファイリング装置を説明する。本
実施の第2形態に係る電子ファイリング装置は、実施の
第1形態に係る電子ファイリング装置とその構成が同一
であり、図1の通りである。従って、実施の第1形態と
同一の構成要素には同一の符号を用いる。本実施の第2
形態では、実施の第1形態に対してファイル複写処理が
行えるようにすると共に、これに伴いファイル削除処理
の一部を変更した。従って、ファイル複写処理について
は図9を新たに用い、ファイル削除処理については図3
に替え図11を用いて、本実施の第2形態を説明する。
【0060】図9は、本発明の実施の第2形態に係る電
子ファイリング装置によるファイル複写処理のフローチ
ャートである。本処理はCPU1により実行される。
【0061】まず、複写すべきファイルの文書ID及び
ファイルIDを指定し(ステップS901)、指定した
文書ID及びファイルIDが管理データベース31に登
録されているか否かを判別する(ステップS902)。
その判別の結果、指定した文書ID及びファイルIDが
管理データベース31に登録されていない場合は直ちに
本処理を終了する一方、指定した文書ID及びファイル
IDが管理データベース31に登録されている場合は、
指定した文書ID及びファイルIDに対応する管理ID
を管理データベース31から取得し(ステップS90
3)、該取得した管理IDに新規の文書ID、ファイル
ID及びファイル名等の属性情報を割り振ったレコード
を新規に作成し、この新規のレコードを管理データベー
ス31に追加登録する(ステップS904)。ここで、
同一の管理IDを用いるのは、ファイルの内容は複写前
後で変更されないからである。
【0062】次いで、重複管理IDデータ34の上記管
理IDについての登録の重複度数をカウントアップして
(ステップS905)、本処理を終了する。ここで、重
複管理IDデータ34は、本実施の第2形態において用
いる情報であって、図10(e)に示すように、管理デ
ータベース31に重複して登録された管理IDとその登
録数を記憶した情報であり、格納部6に格納されてい
る。なお、管理IDは、その重複登録がない、すなわち
重複度数が「1」のときは、重複管理IDデータ34に
登録されず、重複度数が「2」以上になったときに新規
に登録される。従って、前記ステップS905では、複
写前のレコードの登録数が「1」であったときは管理I
Dが新規に登録され、複写前のレコードの登録数が
「2」以上であったときは、当該管理IDの重複度数が
「1」だけカウントアップされる。
【0063】本処理を、例えば図2に示す状態を初期状
態として、文書IDを「90」、ファイルIDを「2」
と指定して実行した場合には、図10に示す状態とな
る。すなわち、図2(b)に示す管理データベース31
には、管理ID「100」に新たな文書ID「100
0」及びファイルID「1」が割り振られたレコードが
追加され、管理ID「100」のレコードが2つになる
(図10(b))。また、重複管理IDデータ34に
は、管理ID「100」が新規に登録され、その重複度
数は「2」とされる(図10(e))。なお、キーワー
ドデータベース30、不要管理IDデータ32及び欠番
管理IDデータ33には変動がない。
【0064】本処理によれば、キーワードデータベース
30内のデータを改廃することなく、所望のファイルを
複写することができる。ファイル検索処理は、管理デー
タベース31に基づいてなされるので、キーワードデー
タベース30と管理データベース31との整合が採れて
いなくても、検索結果に影響を与えることがない。
【0065】図11は、本実施の第2形態に係る電子フ
ァイリング装置によるファイル削除処理のフローチャー
トである。本処理はCPU1により実行される。
【0066】まず、ステップS1101〜ステップS1
104では、図3のステップS301〜ステップS30
4と同様の処理を実行する。
【0067】ステップS1105では、前記ステップS
1103で取得した管理ID(不要なファイルの管理I
D)が重複管理IDデータ34に登録されているか否か
を判別し、その判別の結果、上記取得した管理IDが重
複管理IDデータ34に登録されている場合は、当該管
理IDの重複度数をカウントダウンして(ステップS1
107)、本処理を終了する。このように処理すること
で、当該管理IDの不要管理IDデータ32への登録も
禁止されることになる。ここで、当該管理IDの重複度
数がカウントダウンにより「1」になった場合は、当該
管理IDの登録自体を重複管理IDデータ34から抹消
する。
【0068】一方、前記ステップS1105の判別の結
果、上記取得した管理IDが重複管理IDデータ34に
登録されていない場合は、ステップS1106で図3の
ステップS305と同様の処理を実行し、本処理を終了
する。すなわち、削除すべきファイルが重複登録されて
いないときは、管理IDの管理データベース31からの
削除及び不要管理IDデータ32への登録が通常通りな
される。
【0069】本実施の第2形態によれば、ファイルの複
写処理では、同一内容のファイルに同一管理IDを用い
て管理データベース31内においてレコードを追加する
だけで処理が完了し、キーワードデータベース30をア
クセスしないので、ファイル複写処理のレスポンスを向
上することができる。
【0070】また、重複して登録された管理IDの属性
情報は、ファイル検索処理において全て取得されるの
で、検索結果の正確性を確保することができる。
【0071】また、ファイル削除処理では、削除すべき
ファイルが重複登録されていないときは実施の第1形態
と同様の処理がなされ、削除すべきファイルが重複登録
されているときは重複度数のカウントダウンを行うのみ
で足りるので、実施の第1形態におけるファイル削除処
理のレスポンス向上の効果を維持しつつ、ファイルの複
写が可能となる。
【0072】(実施の第3形態)以下に、本発明の実施
の第3形態に係る電子ファイリング装置を説明する。本
実施の第3形態に係る電子ファイリング装置は、実施の
第1形態に係る電子ファイリング装置とその構成が同一
であり、図1の通りである。従って、実施の第1形態と
同一の構成要素には同一の符号を用いる。本実施の第3
形態では、実施の第1形態に対してファイル削除処理の
一部及びファイル検索処理の一部が異なる。また、本実
施の第3形態では、ファイルの復元処理を新たに加え
た。従って、ファイルの復元処理については図14を新
たに用い、ファイル削除処理については図3に替え図1
2を用い、ファイル検索処理については図5に替え図1
3を用いて、本実施の第3形態を説明する。
【0073】図12は、本実施の第3形態に係る電子フ
ァイリング装置によるファイル削除処理のフローチャー
トである。本処理はCPU1により実行される。
【0074】まず、ステップS1201、ステップS1
202では、図3のステップS301、ステップS30
2と同様の処理を実行する。
【0075】次いでステップS1203では、図3のス
テップS305と同様の処理を実行し、本処理を終了す
る。
【0076】すなわち、本処理では、不要なファイルの
管理IDは、実施の第1形態と同様に不要管理IDデー
タ32に登録されるが、不要ファイルのレコードは管理
データベース31から削除されずに残る。
【0077】図13は、本実施の第3形態に係る電子フ
ァイリング装置によるファイル検索処理のフローチャー
トである。本処理はCPU1により実行される。
【0078】まず、ステップS1301〜ステップS1
303では、図5のステップS501〜ステップS50
3と同様の処理を実行する。
【0079】次いで、ステップS1304では、前記ス
テップS1303で取得した管理IDが不要管理IDデ
ータ32に登録されているか否かを判別し、その判別の
結果、上記取得した管理IDが不要管理IDデータ32
に登録されている場合は、当該管理IDを検索結果から
除外し(ステップS1305)、ステップS1306に
進む。すなわち、当該管理IDは検索されず当該管理I
Dに対応する属性情報は取得しなかったこととして後の
処理を行う。これにより、不要なファイルの管理IDが
管理データベース31に残存していても、ファイル検索
処理においてその不要なファイルの属性情報が取得され
ることを回避することができる。
【0080】一方、前記ステップS1304の判別の結
果、上記取得した管理IDが不要管理IDデータ32に
登録されていない場合は、直ちに前記ステップS130
6に進む。
【0081】ステップS1306では、図5のステップ
S504と同様の処理を実行して、本処理を終了する。
【0082】図14は、本実施の第3形態に係る電子フ
ァイリング装置によるファイル復元処理のフローチャー
トである。本処理はCPU1により実行される。
【0083】まず、復元すべきファイルの管理IDを指
定し(ステップS1401)、指定した管理IDが重複
管理IDデータ34に登録されているか否かを判別する
(ステップS1402)。その判別の結果、上記指定し
た管理IDが重複管理IDデータ34に登録されている
場合はステップS1403に進み、当該管理IDの重複
度数をカウントアップする。これにより、重複度数が
「3」以上の状態から削除されたファイルのレコード
が、検索処理上復元される。すなわち削除前の状態荷戻
る。
【0084】次いで、指定した管理IDのすべてに対し
て処理を行ったか否かを判別し(ステップS140
7)、その判別の結果、未処理の管理IDがある場合は
前記ステップS1401に戻る一方、指定した管理ID
のすべてに対して処理を行った場合は、本処理を終了す
る。
【0085】前記ステップS1402の判別の結果、上
記指定した管理IDが重複管理IDデータ34に登録さ
れていない場合は、上記指定した管理IDが不要管理I
Dデータ32に登録されているか否かを判別する(ステ
ップS1404)。その判別の結果、上記指定した管理
IDが不要管理IDデータ32に登録されている場合
は、当該管理IDを不要管理IDデータ32から抹消し
(ステップS1405)、前記ステップS1407に進
む。これにより、重複登録されていない状態で不要とし
て一旦削除されたファイルのレコードが検索処理上復元
される。一方、上記指定した管理IDが不要管理IDデ
ータ32に登録されていない場合は、上記指定した管理
IDを重複管理IDデータ34に新規に登録すると共に
その重複度数を「2」として(ステップS1406)、
ステップS1407に進む。これにより、重複登録され
ていない状態(重複度数が「1」)の状態で削除された
ファイルのレコードが検索処理上復元される。
【0086】本処理により、削除されたファイルを任意
に且つ容易に復元することができる。
【0087】本実施の第3形態によれば、ファイル削除
処理では、不要管理IDデータ32に削除すべきファイ
ルの管理IDを登録するのみで足り、キーワードデータ
ベース30及び管理データベース31にアクセスする必
要がないので、ファイル削除処理のレスポンスを一層向
上することができる。
【0088】また、ファイル検索処理では、管理データ
ベース31内に不要なファイルのレコードが残存してい
るために該レコードが一旦取得されるが、後の処理で検
索結果から除外されるので、結果的に検索の正確性に影
響を与えず、ファイル検索処理について実施の第1形態
と同様の効果を得ることができる。
【0089】また、不要なファイルのレコードは管理デ
ータベース31から実際に削除されずに残るため、ファ
イルの復元が容易に行うことができる。さらに、そのフ
ァイルの登録の重複状態に応じて、削除前の状態に適切
に復帰させることができる。
【0090】なお、本実施の第3形態では、キーワード
データベースクリーニング処理において、管理データベ
ース31内に残存した不要なファイルの管理IDも一括
削除するように構成することが好ましい。これにより、
キーワードデータベース30と管理データベース31と
の整合を常に維持することができる。
【0091】なお、本実施の第3形態に、実施の第2形
態のファイル複写処理を結合してもよい。
【0092】なお、本発明を達成するためのソフトウェ
アによって表される制御プログラムを格納したフロッピ
ディスク(FD)等のメモリを、本発明の電子ファイリ
ング装置における外部記憶装置7を介して読み出すこと
によっても、同様の効果を奏することができる。
【0093】以下に、本発明の電子ファイリング装置に
用いることが可能な記憶媒体を図15を用いて説明す
る。
【0094】キーワードに基づいて属性情報を取得し、
該取得した属性情報に基づいて所望のファイルを、記憶
されたファイルの中から検索する電子ファイリング装置
を制御するためのプログラムを格納する記憶媒体には、
図15に示すように、「第1の格納モジュール」、「第
2の格納モジュール」、「管理識別情報取得モジュー
ル」、「属性情報取得モジュール」、「不要管理識別情
報指定モジュール」、「阻止モジュール」の各モジュー
ルのプログラムを格納すればよい。
【0095】ここで、「第1の格納モジュール」は、フ
ァイル中に含まれるキーワードと管理識別情報(管理I
D)とを対応付けた第1のデータベース(キーワードデ
ータベース30)を格納するためのモジュールである。
【0096】「第2の格納モジュール」は、前記管理識
別情報と前記ファイルの属性を示す属性情報とを対応付
けた第2のデータベース(管理データベース31)を格
納するためのモジュールである。
【0097】「管理識別情報取得モジュール」は、キー
ワードを指定し、該指定したキーワードに対応する管理
識別情報を前記第1のデータベースから取得するための
モジュールである。
【0098】「属性情報取得モジュール」は、前記管理
識別情報取得モジュールにより取得した管理識別情報に
対応する属性情報を前記第2のデータベースから取得す
るためのモジュールである。「不要管理識別情報指定モ
ジュール」は、不要なファイルの管理識別情報を指定す
るためのモジュールである。「阻止モジュール」は、前
記不要管理識別情報指定モジュールにおいて指定された
管理識別情報に対応する属性情報の前記属性情報取得モ
ジュールによる前記第2のデータベースからの取得を阻
止するためのモジュールである。
【0099】ここで、「阻止モジュール」は、前記不要
管理識別情報指定モジュールにより指定された管理識別
情報を前記第2のデータベースから削除する削除モジュ
ールを含むようにしてもよい。また、「阻止モジュー
ル」は、前記不要管理識別情報指定モジュールにより指
定された管理識別情報を登録する不要管理識別情報登録
モジュールと、前記属性情報取得モジュールにより取得
された属性情報の中から前記不要管理識別情報登録モジ
ュールにより登録された管理識別情報に対応する属性情
報を除外する属性情報除外モジュールとを含むようにし
てもよい。
【0100】なお、実施の第1、第2、第3形態におい
て、各種データベースは格納部6に格納されるとした
が、これに限るものでなく、例えばRAM3に格納して
もよい。特に、アクセスする頻度が高い管理データベー
ス31、不要管理IDデータ32、重複管理IDデータ
34は、ランダムアクセス可能なRAM3等に格納した
方が、処理のレスポンス向上のためには一層好ましい。
【0101】なお、本実施の形態では、格納部6は外部
コンピュータのハードディスクとしたが、これに限るも
のでなく、本電子ファイリング装置に設けたハードディ
スクとしてもよい。
【0102】なお、文書等のファイルの記憶先は、外部
記憶装置7に限らず、例えば、格納部6であってもよ
い。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る電子ファイリング方法、請求項10に係る電子フ
ァイリング装置または請求項19に係る記憶媒体によれ
ば、ファイル中に含まれるキーワードと管理識別情報と
を対応付けた第1のデータベースが格納され、前記管理
識別情報と前記ファイルの属性を示す属性情報とを対応
付けた第2のデータベースが格納され、キーワードが指
定され、該指定したキーワードに対応する管理識別情報
が前記第1のデータベースから取得され、該取得した管
理識別情報に対応する属性情報が前記第2のデータベー
スから取得され、不要なファイルの管理識別情報が指定
され、該指定された管理識別情報に対応する属性情報の
前記第2のデータベースからの取得が阻止されるので、
ファイル検索処理の正確性を確保しつつファイルの改廃
等の処理のレスポンスを向上することができる。
【0104】請求項2に係る電子ファイリング方法また
は請求項11に係る電子ファイリング装置によれば、前
記指定された管理識別情報が前記第2のデータベースか
ら削除されるので、不要なファイルの管理識別情報は、
第1のデータベースから削除しなくてもその属性情報が
取得されることを回避することができ、ファイル検索の
正確性を確保しつつファイル削除処理のレスポンスを向
上することができる。
【0105】請求項3に係る電子ファイリング方法また
は請求項12に係る電子ファイリング装置によれば、前
記指定された管理識別情報が登録され、該登録された管
理識別情報が前記第1のデータベースから所定時に一括
して削除されるので、例えば不要なファイルの管理識別
情報を、処理に余裕のあるときに一括して削除すれば、
ファイルの改廃処理の実質的負荷を軽減することができ
る。
【0106】請求項4に係る電子ファイリング方法また
は請求項13に係る電子ファイリング装置によれば、複
写すべきファイルが指定され、該指定されたファイルに
新たな属性情報が付与されると共に該新たな属性情報に
該指定されたファイルの管理識別情報と同一の管理識別
情報を対応付けたレコードが作成され、該作成したレコ
ードが前記第2のデータベースに追加され、該追加され
たレコードの管理識別情報が登録されると共に該管理識
別情報の前記第2のデータベースにおける登録の重複度
数が記憶され、前記指定された管理識別情報が前記登録
された管理識別情報に含まれている場合は、該管理識別
情報の前記記憶された重複度数がカウントダウンされる
と共に、前記指定された管理識別情報の前記第2のデー
タベースからの削除が禁止されるので、不要なファイル
のレコードを第2のデータベースに残したまま削除処理
ができ、ファイル検索の正確性を確保しつつファイルの
複写処理を可能にすると共に、複写したファイルの削除
処理のレスポンスを一層向上することができる。
【0107】請求項5に係る電子ファイリング方法また
は請求項14に係る電子ファイリング装置によれば、前
記阻止工程は、前記指定された管理識別情報が登録さ
れ、前記取得された属性情報の中から前記登録された管
理識別情報に対応する属性情報が除外されるので、不要
な管理識別情報は、第1のデータベースから削除しなく
ても検索結果として採用されることがなくなり、ファイ
ル検索の正確性を確保しつつファイル削除処理のレスポ
ンスを向上することができる。
【0108】請求項6に係る電子ファイリング方法また
は請求項15に係る電子ファイリング装置によれば、前
記登録された管理識別情報が前記第1のデータベースか
ら所定時に一括して削除されるので、例えば不要な管理
識別情報を、処理に余裕のあるときに一括して削除すれ
ば、ファイルの改廃処理の実質的負荷を軽減することが
できる。
【0109】請求項7に係る電子ファイリング方法また
は請求項16に係る電子ファイリング装置によれば、複
写すべきファイルが指定され、該指定されたファイルに
新たな属性情報が付与されると共に該新たな属性情報に
該指定されたファイルの管理識別情報と同一の管理識別
情報を対応付けたレコードが作成され、該作成したレコ
ードが前記第2のデータベースに追加され、該追加され
たレコードの管理識別情報が登録されると共に該管理識
別情報の前記第2のデータベースにおける登録の重複度
数が記憶され、前記指定された管理識別情報が前記登録
された管理識別情報に含まれている場合は、該管理識別
情報の前記記憶された重複度数がカウントダウンされる
と共に、前記指定された管理識別情報の前記登録が禁止
されるので、ファイル検索の正確性を確保しつつファイ
ルの複写処理を可能にすると共に、複写したファイルの
削除処理のレスポンスを向上することができる。
【0110】請求項8に係る電子ファイリング方法また
は請求項17に係る電子ファイリング装置によれば、復
元すべきファイルの管理識別情報が指定され、該指定さ
れた管理識別情報が前記登録された管理識別情報に含ま
れているときは、該登録された管理識別情報の重複度数
がカウントアップされるので、削除した重複登録に係る
ファイルを容易に復元することができる。
【0111】請求項9に係る電子ファイリング方法また
は請求項18に係る電子ファイリング装置によれば、復
元すべきファイルの管理識別情報が指定され、該指定さ
れた管理識別情報が前記登録された管理識別情報に含ま
れているときは、該登録された管理識別情報が抹消され
るので、一旦削除したファイルを容易に復元することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係る電子ファイリン
グ装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】同形態に係る電子ファイリング装置における格
納部に格納されるデータベースを示す概念図である。
【図3】同形態に係る電子ファイリング装置によるファ
イル削除処理のフローチャートである。
【図4】同形態においてファイル削除処理後のデータベ
ースを示す概念図である。
【図5】同形態に係る電子ファイリング装置によるファ
イル検索処理のフローチャートである。
【図6】図5のステップS504で実行される属性情報
取得処理のフローチャートである。
【図7】同形態に係る電子ファイリング装置によるキー
ワードデータベースクリーニング処理のフローチャート
である。
【図8】同形態においてキーワードデータベースクリー
ニング処理後のデータベースを示す概念図である。
【図9】本発明の実施の第2形態に係る電子ファイリン
グ装置によるファイル複写処理のフローチャートであ
る。
【図10】同形態においてファイル複写処理後のデータ
ベースを示す概念図である。
【図11】同形態に係る電子ファイリング装置によるフ
ァイル削除処理のフローチャートである。
【図12】本発明の実施の第3形態に係る電子ファイリ
ング装置によるファイル削除処理のフローチャートであ
る。
【図13】同形態に係る電子ファイリング装置によるフ
ァイル検索処理のフローチャートである。
【図14】同形態に係る電子ファイリング装置によるフ
ァイル復元処理のフローチャートである。
【図15】本発明の電子ファイリング装置に用いること
が可能な記憶媒体に格納されるプログラムモジュールを
示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 3 RAM 6 格納部 7 外部記憶装置 9 キーボード 11 データベースバッファ 30 キーワードデータベース 31 管理データベース 32 不要管理IDデータ 33 欠番管理IDデータ33 34 重複管理IDデータ34

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーワードに基づいて属性情報を取得
    し、該取得した属性情報に基づいて所望のファイルを、
    記憶されたファイルの中から検索する電子ファイリング
    方法において、 ファイル中に含まれるキーワードと管理識別情報とを対
    応付けた第1のデータベースを格納する第1の格納工程
    と、 前記管理識別情報と前記ファイルの属性を示す属性情報
    とを対応付けた第2のデータベースを格納する第2の格
    納工程と、 キーワードを指定し、該指定したキーワードに対応する
    管理識別情報を前記第1のデータベースから取得する管
    理識別情報取得工程と、 該管理識別情報取得工程において取得した管理識別情報
    に対応する属性情報を前記第2のデータベースから取得
    する属性情報取得工程と、 不要なファイルの管理識別情報を指定する不要管理識別
    情報指定工程と、 該不要管理識別情報指定工程において指定された管理識
    別情報に対応する属性情報の前記属性情報取得工程にお
    ける前記第2のデータベースからの取得を阻止する阻止
    工程とを含むことを特徴とする電子ファイリング方法。
  2. 【請求項2】 前記阻止工程は、前記不要管理識別情報
    指定工程において指定された管理識別情報を前記第2の
    データベースから削除する削除工程を含むことを特徴と
    する請求項1記載の電子ファイリング方法。
  3. 【請求項3】 前記不要管理識別情報指定工程において
    指定された管理識別情報を登録する不要管理識別情報登
    録工程と、該不要管理識別情報登録工程において登録さ
    れた管理識別情報を前記第1のデータベースから所定時
    に一括して削除する不要管理識別情報一括削除工程を含
    むことを特徴とする請求項2記載の電子ファイリング方
    法。
  4. 【請求項4】 複写すべきファイルを指定する複写ファ
    イル指定工程と、該複写ファイル指定工程において指定
    されたファイルに新たな属性情報を付与すると共に該新
    たな属性情報に該指定されたファイルの管理識別情報と
    同一の管理識別情報を対応付けたレコードを作成し、該
    作成したレコードを前記第2のデータベースに追加する
    追加工程と、該追加工程において追加されたレコードの
    管理識別情報を登録すると共に該管理識別情報の前記第
    2のデータベースにおける登録の重複度数を記憶する重
    複度数記憶工程と、前記不要管理識別情報指定工程にお
    いて指定された管理識別情報が前記重複度数記憶工程に
    おいて登録された管理識別情報に含まれている場合は、
    該管理識別情報の前記重複度数記憶工程において記憶さ
    れた重複度数をカウントダウンすると共に、前記不要管
    理識別情報指定工程において指定された管理識別情報の
    前記阻止工程における前記第2のデータベースからの削
    除を禁止する削除禁止工程とを含むことを特徴とする請
    求項2または3記載の電子ファイリング方法。
  5. 【請求項5】 前記阻止工程は、前記不要管理識別情報
    指定工程において指定された管理識別情報を登録する不
    要管理識別情報登録工程と、前記属性情報取得工程にお
    いて取得された属性情報の中から前記不要管理識別情報
    登録工程において登録された管理識別情報に対応する属
    性情報を除外する属性情報除外工程とを含むことを特徴
    とする請求項1記載の電子ファイリング方法。
  6. 【請求項6】 前記不要管理識別情報登録工程において
    登録された管理識別情報を前記第1のデータベースから
    所定時に一括して削除する不要管理識別情報一括削除工
    程を含むことを特徴とする請求項5記載の電子ファイリ
    ング方法。
  7. 【請求項7】 複写すべきファイルを指定する複写ファ
    イル指定工程と、該複写ファイル指定工程において指定
    されたファイルに新たな属性情報を付与すると共に該新
    たな属性情報に該指定されたファイルの管理識別情報と
    同一の管理識別情報を対応付けたレコードを作成し、該
    作成したレコードを前記第2のデータベースに追加する
    追加工程と、該追加工程において追加されたレコードの
    管理識別情報を登録すると共に該管理識別情報の前記第
    2のデータベースにおける登録の重複度数を記憶する重
    複度数記憶工程と、前記不要管理識別情報指定工程にお
    いて指定された管理識別情報が前記重複度数記憶工程に
    おいて登録された管理識別情報に含まれている場合は、
    該管理識別情報の前記重複度数記憶工程において記憶さ
    れた重複度数をカウントダウンすると共に、前記不要管
    理識別情報指定工程において指定された管理識別情報の
    前記不要管理識別情報登録工程における登録を禁止する
    記憶禁止工程とを含むことを特徴とする請求項5または
    6記載の電子ファイリング方法。
  8. 【請求項8】 復元すべきファイルの管理識別情報を指
    定する復元ファイル管理識別情報指定工程と、該復元フ
    ァイル管理識別情報指定工程において指定された管理識
    別情報が前記重複度数記憶工程において登録された管理
    識別情報に含まれているときは、該登録された管理識別
    情報の重複度数をカウントアップするカウントアップ工
    程とを含むことを特徴とする請求項7記載の電子ファイ
    リング方法。
  9. 【請求項9】 復元すべきファイルの管理識別情報を指
    定する復元ファイル管理識別情報指定工程と、該復元フ
    ァイル管理識別情報指定工程において指定された管理識
    別情報が前記不要管理識別情報登録工程において登録さ
    れた管理識別情報に含まれているときは、該登録された
    管理識別情報を抹消する抹消工程とを含むことを特徴と
    する請求項7記載の電子ファイリング方法。
  10. 【請求項10】 キーワードに基づいて属性情報を取得
    し、該取得した属性情報に基づいて所望のファイルを、
    記憶されたファイルの中から検索する電子ファイリング
    装置において、 ファイル中に含まれるキーワードと管理識別情報とを対
    応付けた第1のデータベースを格納する第1の格納手段
    と、 前記管理識別情報と前記ファイルの属性を示す属性情報
    とを対応付けた第2のデータベースを格納する第2の格
    納手段と、 キーワードを指定し、該指定したキーワードに対応する
    管理識別情報を前記第1のデータベースから取得する管
    理識別情報取得手段と、 該管理識別情報取得手段により取得した管理識別情報に
    対応する属性情報を前記第2のデータベースから取得す
    る属性情報取得手段と、 不要なファイルの管理識別情報を指定する不要管理識別
    情報指定手段と、 該不要管理識別情報指定手段により指定された管理識別
    情報に対応する属性情報の前記属性情報取得手段におけ
    る前記第2のデータベースからの取得を阻止する阻止手
    段とを備えたことを特徴とする電子ファイリング装置。
  11. 【請求項11】 前記阻止手段は、前記不要管理識別情
    報指定手段により指定された管理識別情報を前記第2の
    データベースから削除する削除手段を備えたことを特徴
    とする請求項10記載の電子ファイリング装置。
  12. 【請求項12】 前記不要管理識別情報指定手段により
    指定された管理識別情報を登録する不要管理識別情報登
    録手段と、該不要管理識別情報登録手段により登録され
    た管理識別情報を前記第1のデータベースから所定時に
    一括して削除する不要管理識別情報一括削除手段を備え
    たことを特徴とする請求項11記載の電子ファイリング
    装置。
  13. 【請求項13】 複写すべきファイルを指定する複写フ
    ァイル指定手段と、該複写ファイル指定手段により指定
    されたファイルに新たな属性情報を付与すると共に該新
    たな属性情報に該指定されたファイルの管理識別情報と
    同一の管理識別情報を対応付けたレコードを作成し、該
    作成したレコードを前記第2のデータベースに追加する
    追加手段と、該追加手段により追加されたレコードの管
    理識別情報を登録すると共に該管理識別情報の前記第2
    のデータベースにおける登録の重複度数を記憶する重複
    度数記憶手段と、前記不要管理識別情報指定手段により
    指定された管理識別情報が前記重複度数記憶手段により
    登録された管理識別情報に含まれている場合は、該管理
    識別情報の前記重複度数記憶手段により記憶された重複
    度数をカウントダウンすると共に、前記不要管理識別情
    報指定手段により指定された管理識別情報の前記阻止手
    段における前記第2のデータベースからの削除を禁止す
    る削除禁止手段とを備えたことを特徴とする請求項11
    または12記載の電子ファイリング装置。
  14. 【請求項14】 前記阻止手段は、前記不要管理識別情
    報指定手段により指定された管理識別情報を登録する不
    要管理識別情報登録手段と、前記属性情報取得手段によ
    り取得された属性情報の中から前記不要管理識別情報登
    録手段により登録された管理識別情報に対応する属性情
    報を除外する属性情報除外手段とを備えたことを特徴と
    する請求項10記載の電子ファイリング装置。
  15. 【請求項15】 前記不要管理識別情報登録手段により
    登録された管理識別情報を前記第1のデータベースから
    所定時に一括して削除する不要管理識別情報一括削除手
    段を備えたことを特徴とする請求項14記載の電子ファ
    イリング装置。
  16. 【請求項16】 複写すべきファイルを指定する複写フ
    ァイル指定手段と、該複写ファイル指定手段により指定
    されたファイルに新たな属性情報を付与すると共に該新
    たな属性情報に該指定されたファイルの管理識別情報と
    同一の管理識別情報を対応付けたレコードを作成し、該
    作成したレコードを前記第2のデータベースに追加する
    追加手段と、該追加手段により追加されたレコードの管
    理識別情報を登録すると共に該管理識別情報の前記第2
    のデータベースにおける登録の重複度数を記憶する重複
    度数記憶手段と、前記不要管理識別情報指定手段により
    指定された管理識別情報が前記重複度数記憶手段により
    登録された管理識別情報に含まれている場合は、該管理
    識別情報の前記重複度数記憶手段により記憶された重複
    度数をカウントダウンすると共に、前記不要管理識別情
    報指定手段により指定された管理識別情報の前記不要管
    理識別情報登録手段における登録を禁止する記憶禁止手
    段とを備えたことを特徴とする請求項14または15記
    載の電子ファイリング装置。
  17. 【請求項17】 復元すべきファイルの管理識別情報を
    指定する復元ファイル管理識別情報指定手段と、該復元
    ファイル管理識別情報指定手段により指定された管理識
    別情報が前記重複度数記憶手段により登録された管理識
    別情報に含まれているときは、該登録された管理識別情
    報の重複度数をカウントアップするカウントアップ手段
    とを備えたことを特徴とする請求項16記載の電子ファ
    イリング装置。
  18. 【請求項18】 復元すべきファイルの管理識別情報を
    指定する復元ファイル管理識別情報指定手段と、該復元
    ファイル管理識別情報指定手段により指定された管理識
    別情報が前記不要管理識別情報登録手段により登録され
    た管理識別情報に含まれているときは、該登録された管
    理識別情報を抹消する抹消手段とを備えたことを特徴と
    する請求項16記載の電子ファイリング装置。
  19. 【請求項19】 キーワードに基づいて属性情報を取得
    し、該取得した属性情報に基づいて所望のファイルを、
    記憶されたファイルの中から検索する電子ファイリング
    装置を制御するプログラムを格納する記憶媒体におい
    て、 ファイル中に含まれるキーワードと管理識別情報とを対
    応付けた第1のデータベースを格納する第1の格納モジ
    ュールと、 前記管理識別情報と前記ファイルの属性を示す属性情報
    とを対応付けた第2のデータベースを格納する第2の格
    納モジュールと、 キーワードを指定し、該指定したキーワードに対応する
    管理識別情報を前記第1のデータベースから取得する管
    理識別情報取得モジュールと、 該管理識別情報取得モジュールにより取得した管理識別
    情報に対応する属性情報を前記第2のデータベースから
    取得する属性情報取得モジュールと、 不要なファイルの管理識別情報を指定する不要管理識別
    情報指定モジュールと、 該不要管理識別情報指定モジュールにより指定された管
    理識別情報に対応する属性情報の前記属性情報取得モジ
    ュールにおける前記第2のデータベースからの取得を阻
    止する阻止モジュールとを有するプログラムを格納した
    ことを特徴とする記憶媒体。
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JP2008159148A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Canon Inc 画像データ管理装置

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