JPH07262063A - ファイル管理装置 - Google Patents

ファイル管理装置

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JPH07262063A
JPH07262063A JP6047100A JP4710094A JPH07262063A JP H07262063 A JPH07262063 A JP H07262063A JP 6047100 A JP6047100 A JP 6047100A JP 4710094 A JP4710094 A JP 4710094A JP H07262063 A JPH07262063 A JP H07262063A
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JP
Japan
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file
trigger
definition
name
attribute
Prior art date
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Application number
JP6047100A
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English (en)
Inventor
Kenji Nishiyama
研司 西山
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ファイルの操作に応じた手続きを登
録し実行することができるファイル管理装置を提供す
る。 【構成】トリガー定義部32は、指定のファイル操作に
応じて処理を実行するトリガーをトリガー定義領域43
に定義する。ファイル操作定義部34は、トリガーを起
動するためのきっかけとなるファイルの操作をファイル
操作定義領域42に定義する。トリガー実行部33は、
ファイル操作に対応して、トリガー定義領域43に定義
されたトリガーを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファイルを管理する
ファイル管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファイル管理装置には、一般的
に、ワークステーション等のクライアントからファイル
に対する操作の要求を受け取ると、その要求に応じた処
理を実行し、該実行結果をクライアントに返すアプリケ
ーションプログラム(標準化されたアプリケーション)
が記憶されている。また、要求に応じて実行する処理は
上記アプリケーションプログラムに記述されている。
【0003】ところが、一般的には、ファイル管理装置
をエンドユーザに導入しようとした場合には、エンドユ
ーザ毎にファイルの管理する体系や業務の流れが異なっ
ているので、ファイルの操作に応じて特別な処理を実行
する必要がある。
【0004】これは、特別な処理を実行するためには、
要求に応じて実行する処理の仕様を変更しなければなら
ない、ということを意味する。すなわち、一般に、要求
に応じて実行する処理の仕様変更を行うことは、即、標
準化されたアプリケーションプログラムの修正につなが
っていた。
【0005】なお、特別な処理としては、例えば使用し
ているドキュメントエディタに応じてコンバートした
り、ファイルを変更したことを関係者に電子メールを流
したり、ファイルの名前で分類してフォルダで分けるな
どがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにエンド
ユーザ毎にファイルの管理する体系や業務の流れが異な
っているので、上記従来のファイル管理装置をそのまま
ユーザに導入しても、場合によっては、業務に完全には
合わずに、要求に応じた処理が十分機能していなかった
り、また要求に応じて実行する処理の仕様をカスタマイ
ズする必要が生じる。すなわち、標準化されたアプリケ
ーションプログラムを変更しなければならないケースが
多かった。
【0007】このように従来においては、所定の処理を
実行させるには、アプリケーションプログラムの変更作
業を必要とする場合もあり、作業性が悪かった。またプ
ログラムの変更の際に、誤った変更をしてしまう虞もあ
り、このような場合はアプリケーションは十分機能しな
い。
【0008】このような問題の対応策としては、ファイ
ルの操作に応じた処理を、アプリケーションプログラム
に組み込むのではなく、そのプログラムとは独立して、
そのプログラムで実行したい手続き(例えば上述した特
別な処理)が記述される定義手段(例えばトリガー定
義)を用意し、このトリガー定義に記述されている手続
きを実行する。すなわち、このトリガー定義の内容か
ら、要求に応じた処理に対応する手続きを認識し、それ
を実行する。このため、ユーザは定義手段のみをカスタ
マイズすなわち手続きを定義すればよく、アプリケーシ
ョンプログラムの変更は不要となる。
【0009】しかしながら、上記従来のファイル管理装
置においては、アプリケーションプログラムとは独立し
て、上記定義手段を設けていないので、上記特別な処理
を実行させる場合には、上述したようにアプリケーショ
ンプログラムを変更しなければならない。
【0010】なお、トリガー定義に記述されている手続
きを実行するようにした機能は、帳票システムやデータ
ベースにおいては実現されている。すなわち、帳票シス
テムやデータベースにおいては、手続きを登録してお
き、あるきっかけで、その手続きを実行するトリガーと
呼ばれる仕組みが用意されている。
【0011】帳票システムとしては、例えば特開平4−
76768号公報に記載された電子帳票作成装置があ
り、この装置では、印刷、承認、複写、削除、転記、代
入、演算などの処理部品を組み立てた帳票の処理手順を
定義し、帳票記入時に処理手順をトリガーとして順次実
行するようにしている。
【0012】一方、データベースにトリガー技術を適用
したものとしては、例えば「ORACLE7 Server概要」(1
993年5月、日本オラクル社、P15−1〜P15−
14)に開示されたリレーショナルデータベースがあ
る。このORACLE7 Server概要には、データベース中の各
テーブルに対して、トリガーの起動のきっかけのトリガ
・イベントとトリガーを実行する際の条件であるトリガ
ー条件と処理内容のトリガー・アクションとを設定する
ようにした技術が開示されている。
【0013】ここで、トリガーイベントは、テーブルに
対するINSERT、UPDATE、DELETEとい
った操作のコマンドを指定でき、トリガー条件は、テー
ブル内のデータ間の論理演算を指定でき、トリガー・ア
クションはデータベース中の各テーブルへのSQL(St
ructured Query Language:リレーショナルデータベー
スを操作するための言語)で記述した処理を登録するも
のである。
【0014】本発明は、ファイルの操作に応じた手続き
を登録し実行することができるファイル管理装置を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、ファイルを
管理するファイル管理装置において、ファイルに対する
操作に対応して定義される起動すべき処理手順を記憶す
る記憶手段(図1の43)と、属性として起動すべき操
作の前記処理手順を示す識別情報を含むファイルに対し
て、当該起動すべき操作が行われると、前記記憶手段を
参照して対応する処理手順を起動する起動手段(図1の
33)とを具備している。
【0016】
【作用】本発明では、記憶手段にはファイルに対する操
作に対応して定義される起動すべき処理手順が記憶さ
れ、起動手段は、属性として起動すべき操作の前記処理
手順を示す識別情報を含むファイルに対して、当該起動
すべき操作が行われると、前記記憶手段を参照して対応
する処理手順を起動する。
【0017】従って、ファイルに対しては、これに対す
る起動すべき操作に応じた処理手順を確実に実行するこ
とができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。
【0019】図1は、本発明に係るファイル管理装置の
一実施例を示す機能ブロック図である。図1において、
ファイル管理装置は、入力部10、出力部20、処理部
30及び記憶部40を備えている。
【0020】入力部10は、データや指令の入力、アク
セス権の定義を設定するキーボード11及びマウス12
から構成されている。出力部20はディスプレイ21、
プリンタ22を備えている。
【0021】処理部30は、ユーザにより指示されたフ
ァイル操作を実行するファイル操作部31、指定のファ
イル操作に応じて処理を実行するトリガーを定義するト
リガー定義部32、ファイル操作によって登録されたト
リガーを起動するトリガー実行部33、トリガーを起動
するためのきっかけとなるファイルの操作を定義するフ
ァイル操作定義部34を備えている。
【0022】記憶部40は、ファイル内容を記憶するフ
ァイル内容領域41、ファイル操作定義部34によって
定義されたファイルを記憶するファイル操作定義領域4
2、トリガー定義部32によって定義されたトリガを記
憶するトリガー定義領域43を備えている。
【0023】なお図1には図示していないが、記憶部4
0には、所定処理を行う標準化されたアプリケーション
プログラムを記憶する記憶領域が設けられている。要す
るに、本実施例では、上記トリガーを、アプリケーショ
ンプログラムとは独立して記憶している。
【0024】図2はファイル操作定義におけるデータ構
造の例を示している。
【0025】図2に示す例のファイル定義50は、トリ
ガーで使用するファイル操作の名称51、ファイル操作
名と共に与えるパラメータ52、及びトリガーのきっか
けとなるシステムプログラム内部の内部プロシジャに対
応する内部プロシジャ名(関数名)53の3つのデータ
要素から構成されている。なお、パラメータ52には属
性名が含まれている。従って例えば属性変更の場合はパ
ラメータに属性を与えて、どの属性が変更された場合か
を振り分けるようにすることができる。また、内部プロ
シジャ名53に対応するプロシジャがファイル操作部3
1に実装されている処理の一部である。このようなファ
イル定義は、ファイル毎に定義されるのではなく、複数
のファイルをそれぞれ操作する際に共有されるべく1つ
だけ定義される。勿論、定義した後においては、ファイ
ル操作の項目の追加、削除を行うことができる。
【0026】図3はトリガー定義の例を示したものであ
り、このトリガー定義は、ファイル属性テーブル60と
トリガー定義テーブル70とから構成されている。ファ
イル属性テーブル60にはファイル属性名61とファイ
ル属性値62とが登録されている。すなわち、ファイル
毎に付与されているファイルの特性を表しているファイ
ルの属性が登録される。この例では、ファイル属性に
は、ファイル名、作成者、作成日付、バージョン番号、
トリガーが含まれている。このように本実施例ではトリ
ガーをファイルの属性の1つとして表しており、このフ
ァイル属性値にはトリガー定義テーブル70の後述する
トリガー番号が設定される。このようなファイル定義は
ファイル毎に作成される。因みに、図3のファイル属性
テーブル60は「ファイル管理仕様書」というファイル
名のファイルの属性を表すために作成されたものであ
る。
【0027】なお、上述したトリガーはファイル毎に付
与できるものであり、通常の属性と同様に扱うことがで
きる。ただし、ファイル毎にトリガーの定義を記述する
のは、容量的に無駄であるし、また同じ動作を保証する
ファイルを複数定義したい場合が通常の使われ方である
ため、後述するトリガー定義テーブル70に一括して定
義しておき、ファイルのトリガー属性に、定義番号すな
わちトリガー番号を登録する。
【0028】トリガー定義テーブル70には、トリガー
を識別するトリガー番号71と、ファイル操作定義50
(図2参照)で定義されたファイル操作名と同一のファ
イル操作72と、トリガーの処理手順73とが登録され
ている。エントリ74A〜74Eの各エントリが1つの
トリガーを表しいる。この例では、#1〜#5のトリガ
ー番号で示される5つのトリガーを示している。各トリ
ガーに対応して、指定されたファイル操作が行われたと
ころをきっかけにして、処理手順に示されたプログラム
が実行される。この処理手順に記述するプログラムはそ
の計算機上で用意されているプログラム(例えばUNIXで
はshellプログラム)である。
【0029】ここで、各エントリのトリガー番号におけ
る処理手順に記載された手続きの内容について、以下に
説明する。
【0030】なお、#1〜#5はトリガー番号71の各
番号に対応し、『』内の記述が処理手順を表し、「」内
の記述が処理手順の内容を表している。
【0031】#1について 『 file.content<- conpress file.content 』は、 「ファイルの内容をcompressコマンドにより圧縮して格
納する。」を意味し、 #2について 『 if file.creator="羽田恵理香" then destination <-/coco/erika/ 』は、 「ファイルの作成者が"羽田恵理香"の場合は、格納場所
を/coco/erika/の階層上に格納する。」を意味し、 #3について 『 echo "Delete file $file.name"| mail systemadmin 』は、 「 "Delete file xxx"(xxxは削除対象のファイル名)
というメッセージをシステム管理者グループにメールを
送る。」を意味し、 #4について 『 if substr("マニュアル",file.name)then Error("警告:名称に注意") 』は、 「属性変更している対象ファイルのファイル名に"マニ
ュアル"の文字列が含まれている場合は、"警告:名称に
注意"のメッセージを出力する。」を意味し、 #5について 『 echo "Version Up $file.name"| mail projectA 』は、 「属性変更している対象ファイルのバージョン番号を変
更する場合は、projectAグループに"Version Upxxx"
(xxxは対象ファイル名)というメッセージのメールを送
る。」を意味している。
【0032】なお、上述したようなトリガー定義テーブ
ルは、ファイル毎に作成されるのではなく、複数のファ
イルをそれぞれ操作する際に共有されるべく1つだけ定
義される。
【0033】次に、ファイル操作定義部34によるファ
イル操作定義の設定処理動作について、図4のフロチャ
ートを参照して説明する。
【0034】ファイル操作定義部は34は、自己が有し
ている処理の内部プロシジャの一覧を出力部20のディ
スプレイ21に表示させると共に(ステップ101)、
入力部10からのユーザによって入力された、トリガー
の起動のきっかけとしたいファイル操作についての、フ
ァイル登録する操作名及びパラメータを受け取る(ステ
ップ102)。
【0035】次に、ファイル操作定義部34は、上記受
け取ったファイル操作名が、既にファイル操作定義領域
42に登録されているか否かを判断し(ステップ10
3)、登録済みの場合は、ステップ102に戻り、再
度、ファイル操作名及びパラメータの入力を促す。
【0036】一方、ステップ103において未登録の場
合は、入力部10からのユーザによって選択され、上記
ファイル操作名に対応して実行される内部プロシジャの
名前を認識し(ステップ104)、さらにこの認識した
内部プロシジャが既にファイル操作定義領域42に登録
されているか否かを判断する(ステップ105)。ステ
ップ105において、登録済みの場合には、ユーザに対
して、他の内部プロシジャ名を選択するよう提示し(ス
テップ106)、その後、ステップ104に戻り、一
方、未登録の場合は、上記入力されたファイル操作名及
びパラメタ、及び上記選択された内部プロシジャ名を、
ファイル操作定義としてファイル操作定義領域42に登
録する(ステップ107)。
【0037】こようにして登録された最終的なファイル
操作定義を、図2のファイル操作定義50に示したもの
である。
【0038】次に、トリガー定義部33によるトリガー
定義の設定処理動作について、図5に示すフローチャー
トを参照して説明する。
【0039】トリガー定義部33は、ファイル操作定義
領域42内のファイル操作定義50を参照して、ファイ
ル操作名の一覧を出力部20のディスプレイ21に表示
させる(ステップ201)。ここで、ユーザは、入力部
10を操作することにより、上記ファイル操作名一覧の
中から、登録するトリガーのきっかけとなるファイル操
作名を選択する共に、トリガーの処理手順を記述する。
これらの情報はトリガー定義部33に入力されるので、
トリガー定義部33は、当該ファイル操作名及処理手続
きを受け取り(ステップ202、203)、これらを、
一意に決定されるトリガー番号と共にトリガー定義領域
43内のトリガー定義テーブル70に登録する(ステッ
プ204)。なお、トリガー番号はトリガー定義部33
が自動的に割り当てて決定するので、ユーザは一切関与
する必要がない。
【0040】次に、トリガー定義部33によるファイル
属性テーブル内のトリガーを設定する処理動作につい
て、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
【0041】トリガー定義部33は、入力部10から
の、ユーザによって入力されたファイル名及び属性変更
指示を受け取ると(ステップ301)、トリガー定義領
域43内のトリガー定義テーブル70からトリガーの情
報を取得して、このトリガーの一覧を出力部のディスプ
レイ21に表示させる(ステップ302)。なお、トリ
ガー一覧の内容としては少なくともファイル操作72の
内容を表示すればよく、必ずしも処理手順73やトリガ
ー番号を表示する必要はない。
【0042】またトリガー定義部33は、入力部10か
らの、上記トリガー一覧の中からユーザによって特定の
トリガーの情報を受け取る(ステップ303)。ここで
は、トリガー一覧の中から複数のトリガーについて選択
することができるようになっており、例えばファイル操
作名を指定する。
【0043】そしてトリガー定義部33は、ファイル操
作名から一意に決定されるトリガー番号を、ファイル属
性値としてトリガー定義領域43内のファイル属性テー
ブル60に設定する。すなわち、ファイル属性テーブル
60において、ファイル属性名61におけるトリガーの
項目に対応するファイル属性値62のフィールドに、ト
リガー番号を設定する(ステップ304)。
【0044】次に、トリガーが起動されるまでの処理動
作について、図7に示すフローチャートを参照して説明
する。
【0045】ユーザが入力部10を操作することにより
ファイル名を指示し、さらにファイル操作名を指示する
と(ステップ401)、これらの指示情報は、入力部1
0を経て処理部30のファイル操作部31に入力され
る。ここで、ファイル名として「ファイル管理仕様書」
が入力され、ファイル操作名として「属性変更」が入力
されたとする。またこのファイルに対応して図3に示し
たファイル属性テーブル60が登録されているとする。
【0046】ファイル操作部31では、入力された上記
指示情報に基づいて、ファイル操作名(この例では属性
変更)を認識し、これに対応する処理すなわち内部プロ
シジャ(この例では ChangeAttr() )の実行を開始す
る(ステップ402)。
【0047】この内部プロシジャの実行の際に、上記入
力されたファイル名のファイルの属性について、ファイ
ル属性テーブル60を参照することにより調べ、トリガ
ーという属性が登録されているか否かを判断する(ステ
ップ403)。
【0048】ここで、未登録の場合には処理を終了し、
一方、登録されている場合は、ファイル属性テーブル6
0において、トリガーというファイル属性名に対応して
登録されているファイル属性値(この例では#3、#
4)を読み出すと共に、この属性値に対応したトリガー
を、トリガー定義テーブル70から取得する(ステップ
404)。このとき、図3のファイル属性テーブル60
に示されるように、複数の属性値が属性に定義されてい
る場合は、全てのトリガー(すなわちファイル操作及び
処理手順)について取り出す。この例では、#3に対応
する削除についてのトリガー及び#4に対応する属性変
更(ファイル名)についてのトリガーが、トリガー定義
テーブル70から取り出されることとなる。
【0049】そして、取り出したトリガーのうち1つの
トリガーについて、トリガーのファイル操作とユーザに
よって指示されたファイル操作とが一致するか否かを判
断する(ステップ405)。
【0050】ここで、一致した場合は、トリガー実行部
33に対して、当該ファイル操作名に対応する処理手順
を渡して該当するトリガーを実行するよう指示する。す
ると、トリガー実行部33は、トリガー定義テーブル7
0を参照して、渡された処理手順を実行すると共に、こ
の処理が終了した旨をファイル操作部31に通知する
(ステップ406)。
【0051】この通知を受け取ったファイル操作部31
は、ファイルの属性に設定されているトリガー全てにつ
いて処理したか否かを判断し(ステップ407),未処
理のものがある場合には上記ステップ405に戻り、次
のトリガーへ評価を進め、一方、全てについて処理した
場合は、ファイル操作の処理を終了する。
【0052】なお、ステップ405においてファイル操
作が一致しない場合は、ステップ407に進む。
【0053】ここで具体的に、トリガーが実行される処
理について説明する。
【0054】上述したようにファイル操作部31は、#
3に対応する削除についてのトリガー及び#4に対応す
る属性変更(ファイル名)についてのトリガーを取り出
しており、またユーザからのファイル操作は「属性変
更」であるということも認識している。従ってステップ
405において、取り出したファイル操作名のうち、削
除のファイル操作名とユーザからの指示である属性変更
(ファイル名)のファイル操作名とがチェックされるこ
とになるが、この場合は、一致しないので、ステップ4
07に進み、このステップ407でNOとなる。すなわ
ち、取り出したトリガーについては属性変更(ファイル
名)が未処理なので、このファイル操作について、ステ
ップ405においてチェックされる。今度は、属性変更
というファイル操作名が一致することになるので、この
ファイル操作に対応する処理手順75がトリガー実行部
33によって実行される。
【0055】上述したように本実施例によれば、ファイ
ル毎に、ファイル属性として、格納、削除、属性変更な
どのファイル操作のうち所望の操作例えば属性変更に対
応してトリガーを定義し、当該属性変更の操作が行われ
た場合に、この操作に対応するトリガーを起動するよう
にしたので、ファイルの操作に応じた手続きを登録し実
行することができる。
【0056】従って、アプリケーションプログラムとは
別に、ファイル操作定義、及びトリガー定義を記憶する
ようにしているので、ユーザは、ファイル操作定義及び
トリガー定義をカスタマイズすることにより、ユーザの
所望する処理を実行させることができる。これは、所望
の処理を実現するために、アプリケーションプログラム
を変更する必要がないことを意味する。
【0057】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、記憶手段にはファイルに対する操作に対応して定義
される起動すべき処理手順が記憶され、起動手段は、属
性として起動すべき操作の前記処理手順を示す識別情報
を含むファイルに対して、当該起動すべき操作が行われ
ると、前記記憶手段を参照して対応する処理手順を起動
するようにしているので、ファイルに対しては、これに
対する起動すべき操作に応じた処理手順を確実に実行す
ることができる。
【0058】すなわち、ファイルの操作に応じた手続き
を登録し実行することができるファイル管理装置を提供
することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファイル管理装置の一実施例を示
す機能ブロック図。
【図2】ファイル操作定義の一例を示す図。
【図3】ファイル属性テーブル及びトリガー定義テーブ
ルから構成されるトリガー定義の一例を示す図。
【図4】ファイル操作定義の設定処理動作を示すフロー
チャート。
【図5】トリガー定義の設定処理動作を示すフローチャ
ート。
【図6】ファイル属性テーブルへのトリガーの設定処理
動作を示すフローチャート。
【図7】トリガーの実行処理動作を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
10…入力部、20…出力部、30…処理部、40…記
憶部、31…ファイル操作部、32…トリガー定義部、
33…トリガー実行部、34…ファイル操作定義部、4
1…ファイル内容領域、42…ファイル操作定義領域、
43…トリガー定義領域。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイルを管理するファイル管理装置に
    おいて、 ファイルに対する操作に対応して定義される起動すべき
    処理手順を記憶する記憶手段と、 属性として起動すべき操作の前記処理手順を示す識別情
    報を含むファイルに対して、当該起動すべき操作が行わ
    れると、前記記憶手段を参照して対応する処理手順を起
    動する起動手段とを具備したことを特徴とするファイル
    管理装置。
JP6047100A 1994-03-17 1994-03-17 ファイル管理装置 Pending JPH07262063A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6047100A JPH07262063A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 ファイル管理装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007108845A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Toshiba Corp 知的財産管理システム、トリガー処理方法およびプログラム
JP2007140611A (ja) * 2005-11-14 2007-06-07 Fuji Electric Systems Co Ltd データ連携方式

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