JPH08132905A - トラクタの操作レバー装置 - Google Patents

トラクタの操作レバー装置

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Publication number
JPH08132905A
JPH08132905A JP27531894A JP27531894A JPH08132905A JP H08132905 A JPH08132905 A JP H08132905A JP 27531894 A JP27531894 A JP 27531894A JP 27531894 A JP27531894 A JP 27531894A JP H08132905 A JPH08132905 A JP H08132905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fender
operation lever
cabin
tractor
space
Prior art date
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Pending
Application number
JP27531894A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinobu Owada
利信 大和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH08132905A publication Critical patent/JPH08132905A/ja
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャビン室内の運転席回りのより広い居住空
間を確保し、デッドスペースを極力なくすよう考慮した
トラクタの操作レバー装置を提供する。 【構成】 フェンダ14の上部を下方に向かうにしたが
ってキャビン5室内側に傾斜した傾斜面20aに形成
し、この傾斜面20a上に前記操作レバー23の基部を
取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタの操作レバー
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラクタにあっては、車体にキャビンを
搭載したものがあり、このキャビンの後下部左右両側に
後輪用フェンダが設けられ、この左右フェンダ間には運
転席が備えられており、図5に示すように、フェンダ4
1の内面側には、内装カバー42が設けられると共に、
この内装カバー42の下部内側方には、トラクタの外部
に装着されるインプルメントの油圧駆動部に圧油を供給
するための補助コンントロールバルブを操作するために
操作レバー43が配置されて床板44上に前後揺動操作
自在に取付固定されている。また、操作レバー43の下
部はレバーガイド溝を形成したカバー体45によって覆
われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、操作レバー43およびカバー体45が運転席46
とフェンダ41との間に設けられるので、キャビン室内
の運転席46回りの居住空間を狭くし、デッドスペース
を形成するという問題がある。そこで本考案は、前記問
題点に鑑みて、キャビン室内の運転席回りのより広い居
住空間を確保し、デッドスペースを極力なくすことを考
慮することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、車体1にキャビン5を
搭載し、このキャビン5の後下部左右両側に後輪用フェ
ンダ14を設け、この左右フェンダ14間に運転席16
を備え、フェンダ16の内面側に、トラクタに装備され
た装置を操作するための操作レバー23が設けられてい
るトラクタにおいて、前記フェンダ14の上部を下方に
向かうにしたがってキャビン5室内側に傾斜した傾斜面
20aに形成し、この傾斜面20a上に前記操作レバー
23の基部を取付けた点にある。
【0005】また、フェンダ14の内面側には内装カバ
ー26が設けられており、この内装カバー26とフェン
ダ14との間の空間部29に、操作レバー23の基部を
収納し、内装カバー26に、操作レバー23のガイド溝
28を形成するのがよいさらに、内装カバー26とフェ
ンダ14との間の空間部29に、操作レバー23とトラ
クタに装備された装置とを連動連結する伝動部材25を
収納するのがよい。
【0006】
【作用】フェンダ14の上部に形成された、下方に向か
うにしたがってキャビン5室内側に傾斜した傾斜面20
aに、操作レバー23の基部が取付けられているので、
運転席16回りのより広い居住空間が確保され、デッド
スペースが極力なくされ、しかも、操作レバー23が視
認し易く操作性が向上される。
【0007】また、フェンダ14の内面側に内装カバー
26が設けられるものにあっては、内装カバー26とフ
ェンダ14との間の空間部29に、操作レバー23の基
部を収納し、内装カバー26に、操作レバー23のガイ
ド溝28を形成することによって、運転席16回りのよ
り広い居住空間を確保し、デッドスペースを極力なくす
るという目的が一層効果的に達成される。
【0008】さらに、内装カバー26とフェンダ14と
の間の空間部29に、操作レバー23とトラクタに装備
された装置とを連動連結する伝動部材25を収納するこ
とによって、スペースの有効利用が図れる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図3において、1はトラクタの車体で、この車体
1はエンジン2、クラッチハウジング3、ミッションケ
ース4等を直結して構成され、車体1の後部(クラッチ
ハウジング3、ミッションケース4)には、キャビン5
が搭載されている。
【0010】このキャビン5は、図4にも示すように、
骨格体をなすキャビンフレーム6を有し、このキャビン
フレーム6は、前支柱7と、後支柱8と、それらの間の
中間支柱9とを左右両側に有し、これら支柱7,8,9
の上端部に、平面視前方開放状のコ字形上部主枠材10
が溶接固定され、左右前支柱7上端間に、上部前枠材1
1が溶接固定され、左右後支柱8および左右中間支柱9
の下端に、平面視前方開放状のコ字形で且つ前部が前方
に移行するにしたがって下方に折曲された下部枠材12
を溶接固定して主構成されている。
【0011】キャビンフレーム6の後下部左右両側に
は、左右の後輪13を覆うフェンダ14が配置され、こ
の左右両フェンダ14は下部枠材12の下面に固定され
ている。また、キャビンフレーム6の底部には鋼板から
なる床板15が設けられ、この床板15の左右両側は左
右のフェンダ14に固定され、床板15の後部は前部の
ステップフロアより一段高く形成され、この床板15後
部上に左右フェンダ14間に位置する運転席16が設け
られている。
【0012】キャビンフレーム6の上部にはルーフが設
けられ、運転席16の前方にはステアリング装置17が
設けられ、左右前支柱7間にはフロントガラスが、前支
柱7と中間支柱9との間にはドア18が、中間支柱9と
後支柱8との間にはサイドガラス19が、左右後支柱8
間にはリヤガラスがそれぞれ取付けられる。図1に示す
ように、左右フェンダ14は板材によって形成され、キ
ャビン5の内外を区画する隔壁となるインナーフェンダ
20と、キャビン5の室外に位置して後輪13の外側の
上方および前方を覆うアウターフェンダ21とから構成
され、左右フェンダ14の内少なくとも一側(図例では
右側)のインナーフェンダ20の後上部には、下方に向
かうにしたがってキャビン5室内側に傾斜した傾斜面2
0aが形成され、この傾斜面20aの内面側には、支持
台22が固定され、この支持台22に操作レバー23の
基部が支軸24を介して前後軸回りに回動自在に取付け
られている。
【0013】この操作レバー23は前後一対備えられて
おり、トラクタに装着されるフロントローダ、バックホ
ー等のインプルメントの油圧駆動部に圧油を供給するた
めの補助コントロールバルブを操作するためのものであ
り、操作レバー23の取付基部には操作レバー23と補
助コントロールバルブとを連動連結するボーデンワイヤ
25のインナーケーブルが連結されている。
【0014】図2にも示すように、右側フェンダ14の
内面側にはレバーガイドを兼用した内装カバー26が設
けられている。この内装カバー26は、縦壁部26aと
上壁部26bとからなり、上壁部26bには前記フェン
ダ14の傾斜面20aに間隔をおいて対面する傾斜部2
7が設けられ、この傾斜部27に、操作レバー23を突
出させると共にガイドするガイド溝28が形成されてお
り、したがって、操作レバー23の取付部分がフェンダ
14と内装カバー26との間の空間部29内に収納され
ると共に、前記ボーデンワイヤ25もフェンダ14と内
装カバー26との間の空間部29内に収納されている。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、車体1にキャビン5を
搭載し、このキャビン5の後下部左右両側に後輪用フェ
ンダ14を設け、この左右フェンダ14間に運転席16
を備え、フェンダ16の内面側に、トラクタに装備され
た装置を操作するための操作レバー23が設けられてい
るトラクタにおいて、前記フェンダ14の上部を下方に
向かうにしたがってキャビン5室内側に傾斜した傾斜面
20aに形成し、この傾斜面20aに上に前記操作レバ
ー23の基部を取付けたので、運転席16回りのより広
い居住空間を確保し、デッドスペースを極力なくすこと
ができ、しかも、操作レバー23が視認し易く操作性が
向上する。
【0016】また、フェンダ14の内面側に内装カバー
26が設けられるものにあっては、内装カバー26とフ
ェンダ14との間の空間部29に、操作レバー23の基
部を収納し、内装カバー26に、操作レバー23のガイ
ド溝28を形成することによって、運転席16回りのよ
り広い居住空間を確保し、デッドスペースを極力なくす
るという目的が一層効果的に達成できる。
【0017】さらに、内装カバー26とフェンダ14と
の間の空間部29に、操作レバー23とトラクタに装備
された装置とを連動連結する伝動部材25を収納するこ
とによって、スペースの有効利用が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の背面断面図である。
【図2】キャビン室内の側部の斜視図である。
【図3】トラクタ後部の側面図である。
【図4】キャビンフレームの斜視図である。
【図5】従来例を示すキャビン側部の背面断面図であ
る。
【符号の説明】
1 車体 5 キャビン 14 フェンダ 16 運転席 23 操作レバー 26 内装カバー 28 ガイド溝 29 空間部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体(1)にキャビン(5)を搭載し、
    このキャビン(5)の後下部左右両側に後輪用フェンダ
    (14)を設け、この左右フェンダ(14)間に運転席
    (16)を備え、フェンダ(16)の内面側に、トラク
    タに装備された装置を操作するための操作レバー(2
    3)が設けられているトラクタにおいて、 前記フェンダ(14)の上部を下方に向かうにしたがっ
    てキャビン(5)室内側に傾斜した傾斜面(20a)に
    形成し、この傾斜面(20a)上に前記操作レバー(2
    3)の基部を取付けたことを特徴とするトラクタの操作
    レバー装置。
  2. 【請求項2】 フェンダ(14)の内面側には内装カバ
    ー(26)が設けられており、この内装カバー(26)
    とフェンダ(14)との間の空間部(29)に、操作レ
    バー(23)の基部を収納し、内装カバー(26)に、
    操作レバー(23)のガイド溝(28)を形成したこと
    を特徴とする請求項1記載のトラクタの操作レバー装
    置。
  3. 【請求項3】 内装カバー(26)とフェンダ(14)
    との間の空間部(29)に、操作レバー(23)とトラ
    クタに装備された装置とを連動連結する伝動部材(2
    5)を収納したことを特徴とする請求項2記載のトラク
    タの操作レバー装置。
JP27531894A 1994-11-09 1994-11-09 トラクタの操作レバー装置 Pending JPH08132905A (ja)

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JP27531894A JPH08132905A (ja) 1994-11-09 1994-11-09 トラクタの操作レバー装置

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JP27531894A JPH08132905A (ja) 1994-11-09 1994-11-09 トラクタの操作レバー装置

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JPH08132905A true JPH08132905A (ja) 1996-05-28

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ID=17553783

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27531894A Pending JPH08132905A (ja) 1994-11-09 1994-11-09 トラクタの操作レバー装置

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JP (1) JPH08132905A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020001435A (ja) * 2018-06-25 2020-01-09 株式会社クボタ 作業車両

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020001435A (ja) * 2018-06-25 2020-01-09 株式会社クボタ 作業車両

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