JPH08130396A - 表面実装器ヘッドのツール及びこのツールの自動交換装置 - Google Patents

表面実装器ヘッドのツール及びこのツールの自動交換装置

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JPH08130396A
JPH08130396A JP23674795A JP23674795A JPH08130396A JP H08130396 A JPH08130396 A JP H08130396A JP 23674795 A JP23674795 A JP 23674795A JP 23674795 A JP23674795 A JP 23674795A JP H08130396 A JPH08130396 A JP H08130396A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】部品を傷めぬ様に整列し、部品保持用吸着ノズ
ルの揺れを抑えて、ツールや吸着ノズルの交換が容易な
表面実装器ヘッドとツール自動交換装置を提供する。 【構成】交換板31、中間板32、案内板33を固定軸34、34
´に固定したヘッドブロック部H及びツール自動交換装
器に着脱可能に結合したツール本体30、ヘッドブロック
部Hの駆動用空気圧シリンダ1 、加圧手段40、その昇降
動作に連動するノズル部50、加圧手段40を支える弾性手
段60、ノズル部50を支える弾性手段70、案内板33に90°
間隔で形成した案内孔内に移動可能に結合させた複数の
部品ホルダー用スライダー80、これを加圧手段40の昇降
と連動させる整列手段90とから構成した表面実装器ヘッ
ド、及び支持板101 に連結した複数の上下作動シリンダ
102 、収納器110 、ツール固定手段120 とを備えたツー
ル自動交換装置とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面実装器ヘッド
のツール(TOOL)及びこのツールの自動交換装置に
関するもので、特に、実装部品を安定的に整列させると
共に、整列時の部品の損傷を減らし、部品を保持する吸
着ノズルの揺れを極小化させ、作業中にツール及び吸着
ノズルの交換を可能にした表面実装器ヘッドのツール及
びこのツールの自動交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、電気及び電子部品の小型化趨勢に
より電子部品はより高密度化、小型化にの方向に進んで
いる。従って、印刷回路基板(Printed Cir
cuit Board)の組立生産にSMT(Sufa
ce Mounting Technology;表面
実装技術)の導入が加速化されている。
【0003】一般に、表面実装技術は表面実装部品(S
MD;Suface Mounting Devic
e)の開発とこの表面実装部品を組立する技術開発とに
分類される。表面実装部品の開発は半導体技術の発展に
つれて小型化及び高集積化の趨勢に発展しており、組立
技術はこのような部品の表面実装に必要な精密組立装備
の開発と各種組立装備の開発と各種組立装備の運用技術
の開発に重点をおいている。
【0004】表面実装器は表面実装部品をPCB上に実
装する装備で、表面実装組立装備の核心装備であり、T
ape、Stick、Tray形態で供給される各種表
面実装部品を部品供給器(Feeder)から受けてP
CB上の実装位置まで移送させ、PCB上に実装する装
備である。表面実装器は高速器と汎用器とに区分され、
高速器は短時間内に多くの部品を組立るのに適合するよ
うに構成される反面、汎用器は多様な部品の実装に適合
するように構成される。
【0005】従って、高速器は実装速度が速くて大量生
産に適合するが、実装精密度が低下し、大型の高価装備
であるため、小品生産には適合しなく、汎用器は高速器
に比べて実装速度が遅くて大量生産には不適合である
が、実装精密度が高く多様な部品の実装が可能であっ
て、多品種、少量生産に適合する。従って、高速器はよ
り速く作業し得るように、そして汎用器はより精密であ
り、多様な機能を遂行し得るように開発されている。
【0006】ところで、従来、ハイブリッド回路にチッ
プ部品を自動的に位置させるための装置の表面実装器ヘ
ッドが米国特許番号第4,135,630号に開示され
ている。かかる公知の表面実装装置において、表面実装
器のヘッドは、中央にスピンドルが設置されており、こ
のスピンドルをハウジングが取り囲んでいる形態を採っ
ている。そして、このスピンドルのハウジングの上部に
は、それぞれX軸、Y軸に平行な2つずつのリニアグル
ーブ(linear groove)が設置されてい
る。
【0007】前記スピンドルのハウジングの外周にはセ
ントラルカム(central cam)が滑り支持さ
れており、このセントラルカムは、外部の直線運動機構
とドライブロッドにより連結されている。又、フィンガ
ー(finger)はナイフエッジ(knife ed
ge)とカムサーフェス(cam surface)と
から構成され、ナイフエッジはスピンドルのハウジング
上のリニアグルーブに差し込まれて、ピボッティング
(pivoting)されている。前記ナイフエッジ
を、その後方側に配設されたスプリングクランプ(sh
aped spring clamp)が均等な力で押
すようになっている。
【0008】このように構成された従来の表面実装器ヘ
ッドは、外部のリニアアクチュエータ(linear
actuator)が作動すると、ドライブロッドが下
側に移動しエキステンション(extention)に
より連結されたセントラルカムが共に下降することにな
る。前記セントラルカムが下降すると、フィンガーのカ
ムサーフェスに接し、続けて進行すると、フィンガーは
ピボットであるナイフエッジを軸として広がることにな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の表面実装器ヘッドにおいては、フィンガ
ーの回転角度によって適用可能な部品の大きさが制限さ
れるピボットを用いる部品整列方式で、実装部品の整列
が安定せず、部品の整列時に部品が損傷する可能性を排
除し得ない欠点がある。
【0010】又、部品を保持する吸着ノズルの揺れを防
止する別の構成がないため、吸着ノズルによる部品のホ
ルダー作用が不安定であり、更に作業中にツール及び吸
着ノズル等の部品交換が不可能になる等の種々の問題点
があった。そこで、本発明は、従来の表面実装ヘッドか
ら発生する種々の問題点を解消できる新しい形態の表面
実装器ヘッドのツール及びこのツールの自動交換装置を
提供することを課題とする。
【0011】又、本発明は、部品の整列時に部品損傷を
防止し得るようにした表面実装器ヘッドのツール及びそ
のツールの自動交換装置を提供することを課題とする。
更に、本発明は、作業中に吸着ノズルの交換を可能にし
た表面実装器ヘッドのツール及びそのツールの自動交換
装置を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、ヘッドブロック部(H)から所定間隔を置い
て順次設置された交換板(31)、中間板(32)、案
内板(33)が複数の固定軸(34)(34´)により
それぞれ固定されてヘッドブロック部(H)及びツール
自動交換装置に着脱可能に結合されるツール本体(3
0)と、前記ツール本体(30)の中間板(32)及び
案内板(33)に垂直上下方に乗降可能に結合されて、
ヘッドブロック部(H)の上下駆動用空気圧シリンダ
(1)の駆動により連動される加圧手段(40)と、前
記ツール本体(30)の中間板(32)及び案内板(3
3)の中央に垂直上下方に乗降可能に結合されて、加圧
手段(40)の乗降動作により連動されるノズル部(5
0)と、前記加圧手段(40)と中間板(32)との間
に介在されて加圧手段(40)を上方に弾支する弾性手
段(60)と、前記ノズル部(50)の外周面に結合さ
れて、そのノズル部(50)を上方に弾支する弾性手段
(70)と、前記案内板(33)に90°の間隔を置い
て形成された案内孔内に直線移動可能に結合される複数
の部品ホルダー用スライダー(80)と、前記加圧手段
(40)の乗降動作によりスライダー(80)を連動さ
せる整列手段(90)とから構成したことを特徴とする
表面実装器ヘッドのツール。
【0013】請求項2に係る発明は、前記交換板(3
1)は、ヘッドブロック部(H)の交換台(20)に結
合されるように一側が開放された結合溝(31a)が形
成され、前記結合溝(31a)は交換台(20)の軸部
(20b)と形合されるように、対向位置に平坦部が形
成され、開放部に対向する位置に円弧部が形成されたこ
とを特徴とする。
【0014】請求項3に係る発明は、前記結合溝(31
a)の内壁両側には交換台(20)の係止溝(20c)
に係止される係止ボール(31a)がそれぞれ圧縮スプ
リング(36)により弾力的に設置されることを特徴と
する。請求項4に係る発明は、前記加圧手段(40)
は、中間板(32)及び案内板(33)の両側に形成さ
れた案内孔(32b)(33a)に乗降可能に結合され
る押圧軸(41)(41´)と、前記押圧軸(41)
(41´)の上端部に固定されて、ボールスプライン軸
(5)の下端部に形成された段差部(5b)と接触され
る押圧板(42)とから構成されたことを特徴とする。
【0015】請求項5に係る発明は、前記押圧軸(4
1)(41´)と固定軸(34)(34´)はそれぞれ
一対で構成され、交換板(31)、中間板(32)、案
内板(33)に対角線方向で対向する位置にそれぞれ位
置することを特徴とする。請求項6に係る発明は、前記
ノズル部(50)は、中間板(32)及び案内板(3
3)に乗降可能に結合されるノズル軸(51)と、前記
ノズル軸(51)の下端部に着脱可能に結合される吸着
ノズル(52)と、前記ノズル軸(51)の下端部に結
合されて吸着ノズル(52)の離脱を防止する固定スプ
リング(53)と、前記ノズル軸(51)の内部に挿入
されて吸着ノズル(52)を弾支する圧縮スプリング
(54)とから構成されたことを特徴とする。
【0016】請求項7に係る発明は、前記中間板(3
2)はその一側に回転防止羽(37)が固定され、前記
回転防止羽(37)の内側平面は中間板(32)の中心
を通過するノズル軸(51)の外周面に縦方向に形成さ
れた平面部(51d)と面接触されるように構成された
ことを特徴とする。
【0017】請求項8に係る発明は、前記固定スプリン
グ(53)と、ノズル軸(51)のスプリング支持溝
(51b)に結合される円弧部(53a)と、ノズル軸
(51)のスプリング支持溝(51b)に連通されるよ
うに形成された通孔(51c)を通過する直線部(53
b)とから構成され、前記直線部(53b)には吸着ノ
ズル(52)の平面部(52b)に形成された係止段
(52c)が係止されるように構成されたことを特徴と
する。
【0018】請求項9に係る発明は、前記整列手段(9
0)は、案内板(33)の上面両側に形成され、その一
端が突出形成された軸ピン(91)(91´)により回
転可能に結合されて、押圧軸(41)(41´)のテー
パー部(41a)(41a´)との接触により連動され
る作動レバー(92)(92´)と、前記中間板(3
2)に回転可能に結合され、前記2つのスライダー(8
0)が連結され、前記一側作動レバー(92)によりス
ライダー(80)を連動させる上部整列板(93)と、
前記上部整列板(93)を弾支する弾性部材(94)
と、前記上部整列板(93)の下部に回転可能に結合さ
れ、残り2つのスライダー(80)が連結され、前記他
側作動レバー(92´)によりスライダー(80)を連
動させる下部整列板(95)と、前記下部整列板(9
5)を弾支する弾性部材(96)とから構成されたこと
を特徴とする。
【0019】請求項10に係る発明は、前記上部整列板
(93)及び下部整列板(95)は、それぞれ両側にカ
ム孔(93a)(95a)及びピン固定孔(93b)
(95b)が形成され、互いに90°の位相差を置いて
配置され、前記ピン固定孔(93b)(95b)に作動
レバー(92)(92´)と接触される係止ピン(9
7)(98)がそれぞれ上下貫通されるように固定さ
れ、前記カム孔(93a)(95a)に各部品ホルダー
用スライダー(80)の上面に固定されたカムピン(8
3)がそれぞれ挿入されたことを特徴とする。
【0020】請求項11に係る発明は、前記弾性部材
(94)(96)はトーションコイルスプリングで、一
端部が中間板(32)の所定部位にそれぞれ連結固定さ
れ、他端部が係止ピン(97)(98)にそれぞれ連結
されることにより、上部整列板(93)及び下部整列板
(95)が同方向に弾支されることを特徴とする。
【0021】請求項12に係る発明は、前後支持板(1
01)に連結される複数の上下作動シリンダ(102)
と、前後作動シリンダ(103)により移動される前後
支持板(101)の複数の収納台(107)にツール
(T)の交換板(31)を支持するための収納器(11
0)と、前記収納器(110)にツール(T)をより安
定に固定するためのツール固定手段(120)とから構
成されることを特徴とする。
【0022】請求項13に係る発明は、前記収納器(1
10)は、ツール(T)の交換板(31)が結合される
ように、一側が開放された結合溝(111)が形成さ
れ、その下部にはピン孔を備える停止台(112)が一
体的に形成され、上面にカバー(113)が固定された
ことを特徴とする。
【0023】請求項14に係る発明は、前記結合溝(1
11)の内壁には係合溝が形成されることを特徴とす
る。請求項15に係る発明は、前記ツール固定手段(1
20)は、所定長さを有する水平レバー(121)と、
前記水平レバー(121)の下面の一端部に下方に突出
するように固定されて、停止台(112)上に形成され
たピン孔(115)に挿入される押圧ピン(122)
と、前記水平レバー(121)の上面の他端部に上方に
突出するように固定されて収納器(110)及び交換板
(31)の係合溝(31b)(114)に挿入案内され
る係合ピン(123)と、前記収納器(110)の内側
後方に固定されて水平レバー(121)を弾支する板ス
プリング(124)とから構成されることを特徴とす
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明の実施の形態を詳述する。図1及び図2は、本発
明に係る表面実装器ヘッドを示すもので、図1は上下作
動用空気圧シリンダが駆動されなかった状態を示す正面
断面図、図2は上下作動用空気圧シリンダが駆動されて
ボールスプライン軸が下降された状態を示す正面断面図
である。
【0025】先ず、本発明による表面実装器のヘッド
は、大きく分けて2つの部分で構成されている。その1
つはヘッドブロック部Hであり、他の1つはツール(T
OOL)Tである。前記ヘッドブロック部Hには、X−
Yテーブル(図示せず)の所定部位に空気圧シリンダ
(pneumatic cylinder)1が設置さ
れており、空気圧シリンダ1のロッド2がその下部に設
置されたボールジョイント3と連結されており、ボール
ジョイント3はシリンダ連結板4に支持されている。
【0026】前記シリンダ連結板4は、その一側にボー
ルベアリング6を介在した状態でボールスプライン軸5
が回動可能に挿設されている。ボールスプライン軸5の
上端には回転型空気圧連結口7が結合されており、その
回転型空気圧連結口7には図面上に図示しなかった真空
発生器の空気圧チューブが連結される。前記ボールスプ
ライン軸5はその内部が中空5aで形成されるので、真
空発生器から発生した真空圧が伝達されるようになって
いる。
【0027】一方、前記ボールスプライン軸5から一定
距離(従動プーリ19の下部)をおいて設置された四角
ブロック8の内壁の上下端部にはアンギュラボールベア
リング9、10が背面構造で結合されている。又、前記
アンギュラボールベアリング9、10の内輪には環状の
中間部材11が固定され、前記中間部材11はその上下
部の所定一にフランジ部12a、13aがそれぞれ形成
される。前記中間部材11の内側には、ボールスプライ
ン軸5が通る部位の外側にボールスプラインナット1
2、13がそれぞれ前記フランジ部12a、13aと結
合されており、前記中間部材11とボールスプラインナ
ット12、13のフランジ部12a、13aは一体的に
固定されている。
【0028】前記ボールスプライン軸5はボールスプラ
インナット12、13に対して上下方に乗降運動可能で
あり、前記ボールスプライン軸5及びボールスプライン
ナット12、13は四角ブロック8に対し回転運動可能
になっている。前記フランジ部12a、13aの外周縁
部はアンギュラボールベアリング9、10の内輪に接触
されているので所定の圧力が加わっている。
【0029】図1に示すように、四角ブロック8と中間
部材11との間の空間部14の両側には環状のスペーサ
15、16が一定間隔をおいてそれぞれ介在されてお
り、スペーサ15、16の上下端面がアンギュラボール
ベアリング9、10の内輪及び外輪にそれぞれ接触され
ている。前記四角ブロック8の上下端面にはカバー1
7、18がそれぞれ固定されている。そして、前記カバ
ー17は、図2に示すように、カバー18より大きく形
成されている。前記ボールスプラインナット12のフラ
ンジ部12aは従動タイミングプーリ19が固定されて
おり、下部ボールスプラインナット13のフランジ部1
3aには所定形状を有する交換台20が固定されてい
る。
【0030】前記従動タイミングプーリ19は、図2に
示すように、従動タイミングプーリ19を貫通したボー
ルスプライン軸5の外周で同心的に回転されるように上
部カバー17の上部に回転可能に装着される。そして、
上部カバー17の一側には駆動モータ21が設置されて
おり、駆動モータ21の回転軸22には駆動タイミング
プーリ23が固定されている。そして、駆動タイミング
プーリ23及び従動タイミングプーリ19はタイミング
ベルト24により相互連結される。
【0031】前記交換台20は、図3A及び図3Bに示
すように、中間部に結合溝20aが形成されており、そ
の中間部を通る軸部20bは大略円柱形で、円柱の対向
円周面には平坦部29dと円弧部20fが交互に形成さ
れており、前記平坦部の両側には一定間隔をおいて係止
溝20cが形成されている。一方、本発明の要部である
ツールTは、図1、図2及び図4に示すように、交換台
20から所定間隔をおいて形成された交換板31と中間
板32と案内板33が一対の固定軸34、34´により
固定されてヘッドブロック部H及びツール自動交換装置
に着脱可能に結合されるツール本体30と、ツール本体
30の中間板32及び案内板33に上下方に乗降可能に
結合されてヘッドブロック部Hの空気圧シリンダ1の駆
動により連動される加圧手段40と、前記ツール本体3
0の中間板32及び案内板33の中央部に上下方に乗降
可能に結合されて加圧手段40の乗降動作により連動さ
れるノズル部50と、加圧手段40と中間板32との間
に介在されて加圧手段40を上方に弾支する弾性手段6
0と、前記ノズル部50の外周面に結合されてノズル部
50を上方に弾支する弾性手段と、前記案内板33に9
0°の間隔をおいて直線移動可能に結合される複数の部
品ホルダー用スライダー80と、加圧手段40の乗降動
作によりスライダー80を連動させる整列手段90とか
ら構成されている。
【0032】以下、前記ツールTに対し各構成要素を詳
細に説明する。前記ツール本体30を構成する交換板3
1は、ヘッドブロック部Hの交換台20が結合されるよ
うに、その開放部(図4で、交換板31の前方部にあた
る)に対向する一側内壁に結合溝31aが形成され、前
記結合溝31aは交換台20の平坦部20dが結合さ
れ、開放部に隣接する位置に交換台20の円弧部20f
が結合される。
【0033】前記結合溝31aの内壁の両側には交換台
20の係止溝20cに係止される係止ボール35がそれ
ぞれ圧縮スプリング36により弾支された状態で前方に
少し突出されている。そして、前記係止ボール35は、
図6に示すように、圧縮スプリング36により外側に離
脱しないように支持されている。前記交換板31の外周
の一側面には下側に開放された係合溝31bが形成され
ている。前記係合溝31bは後述するツール自動交換装
置に適用される。
【0034】前記中間板32はその下部に所定高さの円
筒部32aが形成されているので、ノズル部50との接
触面積を大きくしてノズル50をより安定に支持し得る
ようになっている。前記加圧手段40は、中間板32及
び案内板33の両方に形成された案内孔32b、33a
に結合される押圧軸41、41´と、押圧軸41、41
´の上端部に固定されてボールスプライン軸5の下端部
に形成された段差部5bと接触される押圧板42とから
構成されている。
【0035】前記固定軸34、34´は交換板31の所
定部位に形成された孔31c、31cを介してネジ31
d、31dにより固定され、前記押圧軸41、41´は
押圧板42の外周縁に形成された一対の孔(図示せず)
を介して一対のネジ42cにより固定される。又、前記
押圧軸41、41´と固定軸34、34´はそれぞれ一
対で、それぞれ対角線方向の対向位置に位置する。
【0036】前記押圧軸41、41´はその下部に整列
手段90を連動させるためにテーパー部41a、41a
´が形成され、テーパー部41a、41a´の下部には
両側に長孔43aがそれぞれ形成された支持軸部43が
ピン44により連結されている。一方、前記支持軸部4
3の内部には圧縮スプリング45(図1参照)がそれぞ
れ挿入されている。そして、前記支持軸部43は部品供
給器(図示せず)の所定部位を弾支する役割を担ってい
る。
【0037】前記加圧手段40を上方に弾支する弾性手
段60は中間板32と案内板42との間のノズル部50
に挿入され、その上端部は押圧板42の下面中間部に形
成された凹部42a(図1参照)の上面に接触支持され
ると共に下端部は中間板32の上面に接触支持されてい
る。前記ノズル部50は、図4及び図5A〜図5Cに示
すように、中間板32及び案内板33に乗降可能に結合
されるノズル軸51と、ノズル軸51の下端部に着脱自
由に結合される吸着ノズル52と、前記ノズル軸51の
下端部に結合されて吸着ノズル52の離脱を防止する固
定スプリング53と、前記ノズル軸51の内部に挿入さ
れて吸着ノズル52を弾支する圧縮スプリング54とか
ら構成されている。
【0038】一方、前記ノズル軸51と吸着ノズル52
の内部には、図1に示すように、ボールスプライン軸5
の中心孔5aに連通される中空51a、52aがそれぞ
れ形成されている。前記吸着ノズル52は、図5A及び
図5Bに示すように、一側に縦方向に平坦な平面部52
bが形成されている。そして、図4に示すように、ノズ
ル軸51の下端部の外周面にはスプリング支持溝51b
が形成されており、そのスプリング支持溝51bに内部
に通ずる通孔51cが形成されている。
【0039】前記中間板32はL形の回転防止羽37
(図1参照)が固定されており、その回転防止羽37の
内側平面は中間板32の中心を通過するノズル軸51の
外周面に縦方向に形成された平面部51dと面接触する
ことにより、中間板32に対するノズル軸51の回転を
規制するようになっている。前記固定スプリング53
は、図5Cに示すように、ノズル軸51のスプリング支
持溝51b(図4参照)に結合される円弧部53aと、
通孔51cを通過する直線部53bとが形成され、その
直線部53bには吸着ノズル52の平面部52bに形成
された係止段52cが係止されるように構成することに
より、吸着ノズル52が任意分離されることを防止して
いる。
【0040】一方、前記吸着ノズル52を分離する場合
は、前記吸着ノズル52を少し回して、固定スプリング
53の直線部53bから吸着ノズル52の係止段52c
が外れた状態で吸着ノズル52をノズル軸51から引っ
張ると容易に分離することができる。前記ノズル軸52
の上端部は押圧板42の凹部42aと所定の間隔d(図
1参照)をおいて維持されている。
【0041】前記ノズル部50を上方に弾支する弾性手
段70は中間板32とノズル軸52の上端部に固定され
たストップワッシャ55との間に挿入される。前記弾性
手段70の上端部はストップワッシャ55に接触支持さ
れ、下端部は中間板32の上面に接触支持されている。
前記部品ホルダー用スライダー80は、図4及び図7に
示すように、案内板33に90°の角度の一定間隔をお
いて形成された案内孔33bに凹凸結合構造により結合
されて4つの整列チャック81と前記整列チャック81
にそれぞれ固定されて実際に部品を把持する4つのジョ
ー82とから構成されている。
【0042】そして、整列手段90は、図4と図9A及
び図9Bに示すように、案内板33の上面両側に形成さ
れ、一端が突出するように形成された軸ピン91、91
´により回転でき、押圧軸41、41´のテーパー部4
1a、41a´との接触により連動される作動レバー9
2、92´と、前記中間板32の円筒部32aの上部に
回転可能に結合され、前記2つのスライダー80が連結
され、前記一側作動レバー92によりスライダー80を
連動させる上部整列板93と、上部整列板93を弾支す
る弾性部材94と、前記円筒部32aの下部に回転可能
に結合され、残り2つのスライダー80が連結され、前
記他側作動レバー92´によりスライダー80を連動さ
せる下部整列板95と、前記下部整列板95を弾支する
弾性部材96とから構成されている。
【0043】前記上部整列板93及び下部整列板95
は、図8に示すように、その両側に横方向に一対のカム
孔93a、95aがそれぞれ形成され、座標上の中心か
ら一定距離をおいて一対のピン固定孔93b、95bが
形成される。即ち、前記上部整列板93及び下部整列板
95は同形状で、図4に示すように90°の位相差をお
いて配置されている。前記ピン固定孔93b、95bに
は作動レバー92、92´と接触される係止ピン97、
98がそれぞれ上下貫通して固定されている。
【0044】前記カム孔93a、95aは、図面(図
8)上に正確に示さなかったが、中心から外周側に行く
ほどに直径が少し大きくなる形状になっている。そし
て、前記カム孔93a、95aには各部品ホルダー用ス
ライダー80の上面に固定されたカムピン83がそれぞ
れ挿入されている。前記弾性部材94、96はトーショ
ンコイルスプリングで、一端部が中間板32の所定部位
にそれぞれ連結固定されており、他端部が係止ピン9
7、98にそれぞれ連結されているので、上部整列板9
3及び下部整列板95が同方向に回動力を受けるように
なっている。
【0045】以下、前述したようなツールTを作業中に
自動的に交換するツール自動交換装置を以下に詳述す
る。図12及び図16に示すように、本発明によるツー
ル自動交換装置は、2方向運動メカニズムを有してい
る。即ち、前後支持板101には使用するツールTの数
だけ(本発明の実施形態では4つ)の上下作動シリンダ
102と1つの前後作動シリンダ103とが連結設置さ
れている。
【0046】前記前後支持板101とボールブッシュ1
05は、図12A及び図16に示すように、固定プレー
ト105b及びフランジ105cを介在して相互連結さ
れ、その内側にはボールブッシュ軸105aが貫設され
る。一方、前記前後支持板101の下部には、図12B
及び図16に示すように、一対の上下作動シリンダ10
2とボールブッシュ104がそれぞれ設置され、ボール
ブッシュ104の内側にはボールブッシュ軸104aが
挿設される。前記上下作動シリンダ102と前後作動シ
リンダ103は2つずつの直線運動ガイドであるボール
ブッシュ104、105により案内及び支持されてい
る。
【0047】前記上下作動シリンダ102のロッド10
6(図16及び図17参照)の上端部には所定の高さを
有する収納台107がそれぞれ設置されている。収納台
107の中間部位、つまりヘッドブロック部Hに結合さ
れたツールTの中間板32にあたる部位には近接センサ
ー108がそれぞれ固定されており、収納器110の上
端部にはにツールTを支持するための収納器110が設
置されている。
【0048】前記収納器110は、図13〜図15に示
すように、ツールTの交換板31が結合されるように、
一側が開放された結合溝111が形成され、その下部に
は停止台112が一体的に形成されており、上面にカバ
ー113が固定されている。前記結合溝111の内壁に
は、図13に示すように、係合溝114が形成されてお
り、前記停止台112の一側辺部にはピン孔115が形
成されている。又、前記収納器110はツールTをより
安定に固定するためのツール固定手段120を備えてい
る。
【0049】前記ツール固定手段120は、図13と図
14A及び図14Bに示すように、所定長さを有する水
平レバー121と、水平レバー121の下面の一側端部
に下方に突出するように固定されて、停止台112上の
ピン孔115に挿入される押圧ピン122と、前記水平
レバー121の上面の他端部に上方に突出するように固
定されて収納器110及び交換板31の係合溝31b、
114に挿入案内される係合ピン123と、前記収納器
110の内側後方に固定されて水平レバー121を弾支
する板スプリング124とから構成されている。
【0050】以上ように構成された本発明による表面実
装器ヘッドのツール及びツール自動交換装置の作用効果
を説明すると次のようである。先ず、表面実装器ヘッド
のヘッドブロック部Hに結合されたツールTの上下及び
回転運動を説明する。図2に示すように、駆動モータ2
1が駆動すると、前記駆動モータ21の動力が回転軸2
2に設置された駆動タイミングプーリ23とタイミング
ベルト24を介して従動タイミングベルト19に伝達さ
れる。前記駆動モータ21の回転力は固定された四角ブ
ロック8に設置されたアンギュラボールベアリング9、
10の内部に設置されたボールスプラインナット12、
13とボールスプライン軸5を回転させることになる。
【0051】ボールスプライン軸5の上側部分に対して
説明すると、従動タイミングプーリ19に伝達された回
転力はボールスプライン軸5を支持しているボールベア
リング6によりシリンダ連結板4に伝達されなく、回転
型空気圧連結口7によっても空気圧チューブ側に伝達さ
れない。一方、前記ボールスプライン軸5の回転によ
り、その下ブロックに結合された交換台20が回転する
ことになる。この際、前記交換台20の結合溝20a及
び軸ブロック20bには、図3及び図4に示すように、
ツールTの交換板31が2つの平坦部20dと1つの円
弧部20fにより緊密に結合することとなる。そして、
前記軸部20bの平坦部の両側に形成された係止溝20
cに交換板31の係止ボール35が圧縮スプリング36
の弾性力により弾支されて交換板31を密着させること
により、ボールスプライン軸5の回転力はバックラッシ
(backlash)なしに交換板31に伝達されて交
換板31を回転させることになる。
【0052】前記交換板31と、その下側に位置する中
間板32と、前記中間板32の下側に位置する案内板3
3とは両固定軸34、34´により順次固定されてツー
ル本体30をなしているので、互いに一体的に回転する
ことになる。図4と図10A及び図10Bに示すよう
に、ノズル軸51と吸着ノズル52は中間板32とノズ
ル軸51に対して相対回転し得ないようにそれぞれ回転
防止羽37と固定スプリング53により案内されるの
で、中間板32の回転運動はそのまま吸着ノズル52に
伝達される。又、案内板33には90°の角度に形成さ
れた案内孔33bに部品ボルダー用スライダー80の整
列チャック81がそれぞれ差し込まれ、その整列チャッ
ク81にジョー82がそれぞれ固定されているので、案
内板33の回転により部品ボルダー用スライダー80も
共に回転することになる。
【0053】結果的に、駆動モーター21から伝達され
る回転力は四角ブロック8のアンギュラボールベアリン
グ9、10の中心を回転中心として吸着ノズル52とジ
ョー82を回転させて表面実装部品の実装回転角度を決
定することになる。一方、表面実装器ヘッドの上下運動
は空気圧シリンダ1により伝達される。即ち、図2に示
すように、空気圧シリンダ1の駆動によりロッド2が下
降すると、その下降運動がボールジョイント3に伝達さ
れ、次いでシリンダ連結板4に伝達され、ボールスプラ
イン軸5に固定されたボールベアリング6まで伝達され
る。この際、前記ボールジョイント3は空気圧シリンダ
1とボールスプライン軸5との外れを補償して、空気圧
シリンダ1とボールスプライン軸5に無理な力が加わら
ないようにする役割をしている。
【0054】このように、空気圧シリンダ1からボール
スプライン軸5に伝達された下方力はボールスプライン
軸5を下降させ、前記ボールスプライン軸5の段差部5
bがツールTの押圧板42を押して押圧板42を下降さ
せることになる。前記押圧板42の下降によりノズル軸
51が下降され、この際、押圧板42とノズル軸51と
の間には所定間隔dが維持されるので、その間隔d(図
1参照)だけボールスプライン軸5が下降し、その間隔
dだけ下降されてからノズル軸51を下降させることに
より、まずジョー82を図10Bに示すように外側にそ
れぞれ広げて開放させた状態で吸着ノズル52を下降さ
せることになる。
【0055】まず、押圧板42によるジョー82の開放
動作を説明する。前記ボールスプライン軸5の下降によ
り弾性手段60の弾性を克服しながら下降される押圧板
42の両側に固定された押圧軸41、41´は中間板3
2及び案内板33に形成された案内孔32b、33aに
沿って垂直下方に下降することになる。
【0056】この際、前記押圧軸41、41´の下部に
それぞれ形成されたテーパー部41a、41a´により
整列手段90を作動させることになる。即ち、図9A、
図10A及び図11Aは整列手段90のジョー82が閉
まった状態を示すもので、このときには上部整列板93
及び下部整列板95が弾性部材94、96によりそれぞ
れ時計方向の回転力を有し、よって作動レバー92、9
2´が軸ピン91、91´を中心として半時計方向の回
転力をそれぞれ受けている。又、前記上部整列板93及
び下部整列板95のカム孔93a、95aの内側に整列
チャック81のカムピン83がそれぞれ挿入されてい
る。
【0057】このような状態で、押圧実41、41´の
下降によりテーパー部41a、41a´が作動レバー9
2、92´を押すと、その作動レバー92、92´は軸
ピン91、91´を中心として時計方向にそれぞれ回転
し、前記作動レバー92、92´の回転動作により、上
部整列板93及び下部整列板95にそれぞれ固定された
係止ピン97、98を押して上部整列板93及び下部整
列板95を半時計方向にそれぞれ回転させることにな
る。
【0058】従って、上部整列板93及び下部整列板9
5のカム孔93a、95aの内側にそれぞれ挿入されて
いた整列チャック81のカムピン83はカム孔93a、
95aの形状により外側にそれぞれ押され、部品ホルダ
ー用スライダー80が案内板33の案内孔33bに沿っ
て移動し、前記カムピン83がカム孔93a、95aに
沿って移動して外側端部に接触すると、図9B、図10
B及び図11Bに示すように、下部にジョー82が固定
された整列チャック81が外側に最大に広がった状態を
維持することになる。
【0059】前記押圧軸41、41´のテーパー部41
a、41a´が作動レバー92、92´を過ぎると、作
動レバー92、92´の回転動作が停止されて整列チャ
ック81の運動が停止され、この際、押圧板42の下端
部がノズル軸51を押してノズル軸51を下降させるこ
とになる。一方、空気圧シリンダ1の駆動によりロッド
2が上昇するとと、ボールジョイント3、シリンダ連結
板4及びボールスプライン軸5が上昇することになる。
この際、ボールスプライン軸5の上昇は押圧板42の押
圧力を緩和させ、押圧板42と中間板32との間に介在
された弾性手段60の復元力により押圧板42が上昇す
ることになる。
【0060】このように押圧板42が上昇すると、押圧
板42が押していたノズル軸51が中間板32との間に
設置された弾性手段70の復元力により押圧板42と共
に上昇することになる。前記押圧板42の上昇動作は押
圧軸41、41´に伝達され、押圧軸41、41´のテ
ーパー部41a、41a´が作動レバー92、92´に
到達する前までノズル軸51は上昇運動を中止すること
になる。
【0061】以後、押圧軸41、41´の継続的な上昇
動作により、テーパー部41a、41a´が作動レバー
92、92´に接触し始めると、弾性部材94、96の
復元力により上部整列板93及び下部整列板95が半時
計方向に回転され、そのカム孔93a、95aの外側端
部にそれぞれ移動し、よって整列チャック81が案内板
33の各案内孔33bの案内を受けながら、吸着ノズル
52の方向にそれぞれ移動することになる。
【0062】一方、本発明によるツール自動交換装置に
よりヘッドブロック部Hに装着されたツールTを分離及
び装着するための概略的な説明は次のようである。ま
ず、ツールTを分離させるために、図2に示すように、
空気圧シリンダ1の駆動により押圧板42と押圧軸4
1、41´を下降させる。このように、押圧板42を下
方に押した状態で空気圧シリンダ1のロッド2を上昇さ
せると、ボールスプライン軸5がノズル軸51と押圧板
42から分離される。この際、交換台20を図6の矢印
方向に押すと、交換台20からツールTの交換板31が
分離されて、ヘッドブロックHからツールTを分離する
ことができる。
【0063】再び、ツールTをヘッドブロックブロック
Hの交換台20に装着するためには、押圧板42を押し
てその押圧板42とノズル軸51を下降させた後、ヘッ
ドブロックブロックHの交換台20にツールTの交換板
31を押し入れた後、押されていた押圧板42に加わっ
た外力を除去すると、押圧板42とノズル軸51が弾性
手段60、70の弾性復元力により上昇運動することに
より、ヘョドブロック部HにツールTが結合される。
【0064】本発明によるツール自動交換装置に関連し
て、前述したツールTの分離及び装着動作をより詳細に
説明すると次のようである。先ず、ツールTの分離動作
を説明すると、ツールTが結合されている表面実装器の
ヘッドがX−Yテーブル(図示せず)により、ツールT
を持っていない収納器110の上側前面の位置に停止す
る。
【0065】以後、上下作動シリンダ102の駆動によ
りロッド106が上昇すると、図16に示すように、収
納器110が備えられた収納台107が上昇し、ツール
Tの交換板31の高さに当たる位置で停止することにな
る。この際、図14Aに示すように、収納器110に設
置されているツール固定手段120は板スプリング12
4により下方に押されており、そのツール固定手段12
0の押圧ピン122は停止台112のピン孔115を通
じて下側に突出された状態を維持することになる。
【0066】このような状態で、ヘッドブロック部Hの
上下作動用シリンダ1の駆動によロッド2が下降する
と、前述したような同一動作によりボールスプライン軸
5が下降し、これにより押圧板42と押圧軸41、41
´が下降することになる。以後、前後作動シリンダ10
3の駆動により前後支持板101が前進運動して図面の
左側に移動すると、その前後支持板101に支持されて
いる上下作動シリンダ102と、収納台107と、収納
器110とが一緒に前進運動することになる。前記前後
支持板101の前進運動は、図15に示すように、収納
器110の結合溝111にツールTの交換板31が完全
に結合された後、停止することになる。この際、ヘッド
ブロック部Hの下降運動により押されている押圧板42
は収納器110の下部に形成された停止台112の下側
に入ることになる。
【0067】以後、ヘッドブロック部Hの空気圧シリン
ダ1の駆動によりボールスプライン軸5が上昇し、押圧
板42と中間板32との間に介在されて弾性手段60の
復元力により押圧板42が上昇し、図14Bに示すよう
に、板スプリング124の弾性を克服しながらツール固
定手段120の押圧ピン122を上昇させてから停止台
112により停止することになる。
【0068】このように押圧板42が停止台112によ
り停止された状態でボールスプライン軸5は上昇し続
け、ノズル軸51から分離された後、上側に離脱され
る。これと同時に、押圧板42の上昇動作により上昇さ
れるツール固定手段120の係合ピン123は収納器1
10及び交換板31の係合溝31b、114に同時に挿
入されることにより収納器110にツールTが完全に結
合される。
【0069】以後、前後作動シリンダ103の駆動によ
り前後支持板101が後退すると、係止ボール35だけ
によって支持されている交換台20と交換板31の結束
が解除されてツールTが収納器100に移動する。この
際、収納台107に設置された近接センサ108の出力
を確認してツールTの分離動作が行われたかを確認し、
次の動作として上下作動シリンダ102の駆動により、
ツールTが収納された収納器110が下降して元の位置
に復帰することになる。
【0070】一方、収納器110のツールTをヘッドブ
ロック部Hに装着するに当たっては、分離時と同様に、
先ずツールTを有していないヘッドブロック部Hがツー
ルTを有している収納器110の上側前面にX−Yテー
ブルの運動により移動及び停止することになる。以後、
図17に示すように、上下作動シリンダ102の駆動に
より、収納器110をヘッドブロック部Hの交換台20
の高さまで上昇させる。このような状態で、前後作動シ
リンダ103の駆動により前後支持板101を前進させ
ると、ヘッドブロック部Hの交換台20にツールTの交
換板31が結合される。
【0071】こきように、ツールTの結合が完了された
状態で、ヘッドブロック部Hの空気圧シリンダ1の駆動
によりボールスプライン軸5が下降すると、前述した同
一作用により押圧板42を下降させながら、ノズル軸5
1にボールスプライン軸5が挿入され、次いで押圧板4
2とノズル軸51を下降させることになる。前記押圧板
42が下降動作により収納器110の停止台112から
分離されると、ツール固定手段120も板スプリング1
24の弾性復元力により下降して係合ピン123が収納
器110及び交換板31の係合溝31b、114からは
ずさることにより、ツールTのロッキング状態が解除さ
れて、収納器110から拘束された前進方向の運動が可
能になり、ヘッドブロック部Hはボールスプライン軸5
でノズル軸51を拘束して、ツールTの交換体20から
の離脱を防いでいる。
【0072】このような状態で前後作動シリンダ103
が後退すると、ツールTは収納器110から分離されて
ヘッドブロック部Hの交換台20に結合され、このとき
にも収納台107に設置された近接センサー108の出
力を確認して、ツールTの装着が完成されたかを確認す
ることになる。前記ツールTの装着動作が正常的に行わ
れると、上下作動シリンダ102が下降し、収納器11
0は元の位置にふっきすることになる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、部品を水平方向に安定的に整列させること
ができ、対応可能な部品の種類を増大させることができ
る。請求項2〜5に係る発明によれば、請求項1に係る
発明の作用を効率良く奏することができる。
【0074】請求項6に係る発明によれば、実際に、実
装部品の整列が良くなったとしても、実装時の部品整列
のためのジョーは広がり吸着ノズルのみが部品を保持し
ているので、実装時の吸着ノズルの揺れは実装精密度に
大きい影響を及ぼすことができるが、本発明によるツー
ルの吸着ノズルは外周部に縦方向の平面部を有し、ノズ
ル軸に設置された固定スプリングが平面部に密着されて
吸着ノズルの回転を防止する。従って、実装時に発生可
能な吸着ノズルの揺れを最小化することができる。
【0075】請求項7及び8に係る発明によれば、請求
項1に係る発明の作用を効率良く奏することができる。
請求項9に係る発明によれば、案内板の案内を受けなが
ら水平に作動する部品整列チャック装置を有し、部品の
整列のために対向整列チャックを互いに連動するように
2つの上部整列板及び下部整列板を有するので、部品を
水平方向に安定的に整列させることができる。
【0076】請求項10に係る発明によれば、部品整列
時の作動を整列チャックに伝達する時、カム原理により
理想的な整列チャックの運動速度を制御することができ
る。請求項11に係る発明によれば、請求項1に係る発
明の作用を効率良く奏することができる。請求項12に
係る発明による表面実装器のツール自動交換装置によれ
ば、作業中に自動的に吸着ノズル及びツールを交換する
ことができる。直線運動ガイドの案内を受けながら上下
及び前後に作動し得るように複数(例えば、4〜5)の
収納器が設置されて、ツールをヘッドから分離するか装
着することができる。
【0077】請求項13〜15に係る発明によれば、請
求項12に係る発明の作用を効率良く奏することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 上下作動用空気圧シリンダが駆動されなかっ
た状態下の表面実装器のヘッドを示す正面断面図
【図2】 上下作動用空気圧シリンダが駆動されてボー
ルスプライン軸が下降された状態下の表面実装器のヘッ
ドを示す正面断面図
【図3】 表面実装器ヘッドのツールを構成する交換台
を示す図で、Aは斜視図、Bは横断面図
【図4】 表面実装器のツールを示す分解斜視図
【図5】 表面実装器のツールの構成を示す図で、Aは
吸着ノズルの正面図、Bはその側面図、Cは固定スプリ
ングの平面図
【図6】 表面実装器ヘッドを構成するヘッドブロック
部の交換台にツールの交換板が結合された状態を示す平
面図
【図7】 表面実装器のツールを構成する部品ホルダー
用スライダーの結合状態を示す正面図
【図8】 表面実装器のツールを構成する上下部整列板
の平面図
【図9】 表面実装器のツールを構成する整列手段を示
すもので、Aはジョーの閉鎖状態を示す平面図、Bはそ
の開放状態を示す平面図
【図10】 表面実装器のツールを構成する整列手段を示
すもので、Aはジョーの閉鎖状態を示す正面図、Bはそ
の開放状態を示す正面図
【図11】 表面実装器のツールを構成する整列手段を示
すもので、Aはジョーの閉鎖状態を示す底面図、Bはそ
の開放状態を示す底面図
【図12】 表面実装器のツール自動交換装置を示す図
で、Aは平面図、Bは正面図
【図13】 表面実装器のツール自動交換装置を構成する
ツール固定手段の斜視図
【図14】 表面実装器のツール自動交換装置を構成する
収納器とツール固定手段の構成及び作用を示す図で、A
はツールが固定されなかった状態を示す収納器の正面
図、Bはツールが固定されなかった状態を示す収納器の
正面図である。
【図15】 表面実装器のツール自動交換装置を構成する
収納器にツールが結合された状態を示す平面図
【図16】 表面実装器のツール自動交換装置を示すツー
ルの分離動作を説明するための側面図
【図17】 表面実装器のツール自動交換装置を示すツー
ルの装着動作を説明するための側面図
【符号の説明】
H ヘッドブロック部 T ツール 1 上下駆動用空気圧シリンダ 31 交換板 32 中間板 33 案内板 34,34´ 固定軸 30 ツール本体 40 加圧手段 50 ノズル部 60 弾性手段 70 弾性手段 80 部品ホルダー用スライダー 90 整列手段 101 前後支持板 102 上下作動シリンダ 103 前後作動シリンダ 110 収納器 120 ツール固定手段

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドブロック部(H)から所定間隔を置
    いて順次設置された交換板(31)、中間板(32)、
    案内板(33)が複数の固定軸(34)(34´)によ
    りそれぞれ固定されてヘッドブロック部(H)及びツー
    ル自動交換装置に着脱可能に結合されるツール本体(3
    0)と、 前記ツール本体(30)の中間板(32)及び案内板
    (33)に垂直上下方に乗降可能に結合されて、ヘッド
    ブロック部(H)の上下駆動用空気圧シリンダ(1)の
    駆動により連動される加圧手段(40)と、 前記ツール本体(30)の中間板(32)及び案内板
    (33)の中央に垂直上下方に乗降可能に結合されて、
    加圧手段(40)の乗降動作により連動されるノズル部
    (50)と、 前記加圧手段(40)と中間板(32)との間に介在さ
    れて加圧手段(40)を上方に弾支する弾性手段(6
    0)と、 前記ノズル部(50)の外周面に結合されて、そのノズ
    ル部(50)を上方に弾支する弾性手段(70)と、 前記案内板(33)に90°の間隔を置いて形成された
    案内孔内に直線移動可能に結合される複数の部品ホルダ
    ー用スライダー(80)と、 前記加圧手段(40)の乗降動作によりスライダー(8
    0)を連動させる整列手段(90)と、 を含んで構成したことを特徴とする表面実装器ヘッドの
    ツール。
  2. 【請求項2】前記交換板(31)は、ヘッドブロック部
    (H)の交換台(20)に結合されるように一側が開放
    された結合溝(31a)が形成され、前記結合溝(31
    a)は交換台(20)の軸部(20b)と形合されるよ
    うに、対向位置に平坦部が形成され、開放部に対向する
    位置に円弧部が形成されたことを特徴とする請求項1記
    載の表面実装器ヘッドのツール。
  3. 【請求項3】前記結合溝(31a)の内壁両側には交換
    台(20)の係止溝(20c)に係止される係止ボール
    (35)がそれぞれ圧縮スプリング(36)により弾力
    的に設置されることを特徴とする請求項2記載の表面実
    装器ヘッドのツール。
  4. 【請求項4】前記加圧手段(40)は、中間板(32)
    及び案内板(33)の両側に形成された案内孔(32
    b)(33a)に乗降可能に結合される押圧軸(41)
    (41´)と、前記押圧軸(41)(41´)の上端部
    に固定されて、ボールスプライン軸(5)の下端部に形
    成された段差部(5b)と接触される押圧板(42)と
    から構成されたことを特徴とする請求項1〜3のうちい
    ずれか1つに記載の表面実装器ヘッドのツール。
  5. 【請求項5】前記押圧軸(41)(41´)と固定軸
    (34)(34´)はそれぞれ一対で構成され、交換板
    (31)、中間板(32)、案内板(33)に対角線方
    向で対向する位置にそれぞれ位置することを特徴とする
    請求項記載の表面実装器ヘッドのツール。
  6. 【請求項6】前記ノズル部(50)は、中間板(32)
    及び案内板(33)に乗降可能に結合されるノズル軸
    (51)と、前記ノズル軸(51)の下端部に着脱可能
    に結合される吸着ノズル(52)と、前記ノズル軸(5
    1)の下端部に結合されて吸着ノズル(52)の離脱を
    防止する固定スプリング(53)と、前記ノズル軸(5
    1)の内部に挿入されて吸着ノズル(52)を弾支する
    圧縮スプリング(54)と、を含んで構成されたことを
    特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1つに記載の表
    面実装器ヘッドのツール。
  7. 【請求項7】前記中間板(32)はその一側に回転防止
    羽(37)が固定され、前記回転防止羽(37)の内側
    平面は中間板(32)の中心を通過するノズル軸(5
    1)の外周面に縦方向に形成された平面部(51d)と
    面接触されるように構成されたことを特徴とする請求項
    1〜6のうちいずれか1つに記載の表面実装器ヘッドの
    ツール。
  8. 【請求項8】前記固定スプリング(53)と、ノズル軸
    (51)のスプリング支持溝(51b)に結合される円
    弧部(53a)と、ノズル軸(51)のスプリング支持
    溝(51b)に連通されるように形成された通孔(51
    c)を通過する直線部(53b)とから構成され、前記
    直線部(53b)には吸着ノズル(52)の平面部(5
    2b)に形成された係止段(52c)が係止されるよう
    に構成されたことを特徴とする請求項6記載の表面実装
    器ヘッドのツール。
  9. 【請求項9】前記整列手段(90)は、案内板(33)
    の上面両側に形成され、その一端が突出形成された軸ピ
    ン(91)(91´)により回転可能に結合されて、押
    圧軸(41)(41´)のテーパー部(41a)(41
    a´)との接触により連動される作動レバー(92)
    (92´)と、前記中間板(32)に回転可能に結合さ
    れ、前記2つのスライダー(80)が連結され、前記一
    側作動レバー(92)によりスライダー(80)を連動
    させる上部整列板(93)と、前記上部整列板(93)
    を弾支する弾性部材(94)と、前記上部整列板(9
    3)の下部に回転可能に結合され、残り2つのスライダ
    ー(80)が連結され、前記他側作動レバー(92´)
    によりスライダー(80)を連動させる下部整列板(9
    5)と、前記上部整列板(93)を弾支する弾性部材
    (96)と、を含んで構成されたことを特徴とする請求
    項1〜8のうちいずれか1つに記載の表面実装器ヘッド
    のツール。
  10. 【請求項10】前記上部整列板(93)及び下部整列板
    (95)は、それぞれ両側にカム孔(93a)(95
    a)及びピン固定孔(93b)(95b)が形成され、
    互いに90°の位相差を置いて配置され、前記ピン固定
    孔(93b)(95b)に作動レバー(92)(92
    ´)と接触される係止ピン(97)(98)がそれぞれ
    上下貫通されるように固定され、前記カム孔(93a)
    (95a)に各部品ホルダー用スライダー(80)の上
    面に固定されたカムピン(83)がそれぞれ挿入された
    ことを特徴とする請求項9記載の表面実装器ヘッドのツ
    ール。
  11. 【請求項11】前記弾性部材(94)(96)はトーショ
    ンコイルスプリングで、一端部が中間板(32)の所定
    部位にそれぞれ連結固定され、他端部が係止ピン(9
    7)(98)にそれぞれ連結されることにより、上部整
    列板(93)及び下部整列板(95)が同方向に弾支さ
    れることを特徴とする請求項9又は10記載の表面実装
    器ヘッドのツール。
  12. 【請求項12】前後支持板(101)に連結される複数の
    上下作動シリンダ(102)と、前後作動シリンダ(1
    03)により移動される前後支持板(101)の複数の
    収納台(107)にツール(T)の交換板(31)を支
    持するための収納器(110)と、前記収納器(11
    0)にツール(T)をより安定に固定するためのツール
    固定手段(120)とから構成されることを特徴とする
    ツールの自動交換装置。
  13. 【請求項13】前記収納器(110)は、ツール(T)の
    交換板(31)が結合されるように、一側が開放された
    結合溝(111)が形成され、その下部にはピン孔を備
    える停止台(112)が一体的に形成され、上面にカバ
    ー(113)が固定されたことを特徴とする請求項12
    記載の表面実装器ヘッドのツール。
  14. 【請求項14】前記結合溝(111)の内壁には係合溝が
    形成されることを特徴とする請求項13記載のツールの
    自動交換装置。
  15. 【請求項15】前記ツール固定手段(120)は、所定長
    さを有する水平レバー(121)と、前記水平レバー
    (121)の下面の一端部に下方に突出するように固定
    されて、停止台(112)上に形成されたピン孔(11
    5)に挿入される押圧ピン(122)と、前記水平レバ
    ー(121)の上面の他端部に上方に突出するように固
    定されて収納器(110)及び交換板(31)の係合溝
    (31b)(114)に挿入案内される係合ピン(12
    3)と、前記収納器(110)の内側後方に固定されて
    水平レバー(121)を弾支する板スプリング(12
    4)と、を含んで構成されることを特徴とする請求項1
    2〜14のうちいずれか1つに記載のツールの自動交換
    装置。
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