JP2010094804A - 電動ハンド - Google Patents

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Abstract

【課題】長方形や楕円形などの長短の長さのあるワークを正確に位置決め(センタリン
グ)できる電動ハンドを提供する。
【解決手段】カム部材として第1及び第2の2個のカム部材11B・12Bが同じ軸線上で重ねて軸支され、これら第1及び第2のカム部材のそれぞれにおいて一対のカム溝14・16が点対称に形成され、しかも第1及び第2のカム部材のカム溝14・16相互は、軸心からの距離が互いに異なっている。第1及び第2のカム部材の直径が異なり、大径の第2のカム部材12Bのカム溝16が、小径の第1のカム部材11Bの外周縁を越えるところに形成されている。
【選択図】 図10

Description

本発明は、自動組立、部品搬送、検査工程等においてワークを把持して位置決めしたり測長等をするための電動ハンドに関し、特に、二対のハンド部材(フィンガや爪やチャック等)が各対で対向してワークを把持するタイプの電動ハンドに関する。
このタイプの電動ハンドとして、特許文献1(特開2004−106095号公報)に記載のもの(ワークの位置決め装置)がある。この従来のものでは、1個のカム板に、同じ形状及び同じ長さの4個のカム溝が、カム板の回転中心を中心とする同じ曲線で等間隔に形成され、これら4個のカム溝に、十字状配置にした4個のフィンガのカムフォロアがそれぞれ摺動自在に嵌合され、1個のカム板をステッピングモータで回転させることにより、4個のフィンガがカム板の回転中心を中心として同時に等距離摺動をすることにより、ワークを4個のフィンガで把持してカム板の回転中心上に位置決め(センタリング)するものである。
しかし、これでは次のような問題点がある。
(1)円形又は正方形のワークの位置決めはできても、長方形や楕円形などの長短の長さのあるワークの位置決めは難しい。
(2)バネによるバッファリング機構を備えているものの、長短の長さの差が小さい長方形のワークしか対応できず、その場合、正解な位置決め(センタリング)はできない。
(3)ステッピングモータのオープンループ制御であるため、動作確認をそのための機構により別途行う必要があるとともに、センタリングしたワークの寸法確認(測定)ができない。
(4)フィンガの緻密な推力制御ができないので、壊れやすいワークや変形しやすいワークの場合には、フィンガの接触が不完全となり的確に位置決めできない。
特開2004−106095号公報
本発明の第1の課題は、長方形や楕円形などの長短の長さのあるワークを正確に位置決め(センタリング)できる電動ハンドを提供することにある。
本発明の第2の課題は、ワークの測長が可能であるとともに、壊れやすいワークや変形しやすいワークでも的確に位置決めできる電動ハンドを提供することにある。
第1の課題を達成するため、本発明は、二対のハンド部材が各対で対向し、これらハンド部材のカムフォロアが、モータにて回転されるカム部材に形成されたカム溝に摺動自在に嵌合され、カム部材の回転によりカムフォロアがカム溝に沿って摺動することにより、二対のハンド部材が同時に直線摺動する電動ハンドにおいて、前記カム部材として第1及び第2の2個のカム部材が同じ軸線上で重ねて軸支され、これら第1及び第2のカム部材のそれぞれにおいて一対の前記カム溝が点対称に形成され、しかも第1及び第2のカム部材のカム溝相互は、軸心からの距離が互いに異なっており、前記第1及び第2のカム部材の直径が異なり、大径のカム部材のカム溝が、小径のカム部材の外周縁を越えるところに形成されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記発明において、前記カム溝は、前記カム部材の軸心を中心とするアルキメデスの渦巻き線に沿って、一端から他端へと軸心より遠ざかるように形成されているものである。
請求項3記載の発明は、前記発明において、前記第1及び第2のカム部材がそれぞれのモータにより別々に回転されるものである。
請求項4記載の発明は、前記発明において、前記第1及び第2のカム部材を支持するハウジングを備え、前記ハウジングは、前記二対のハンド部材を支持する上板とガイド板とを備え、前記上板は、前記ハウジングの上端部に位置付けられ、前記ガイド板は、前記上板上に設置され、前記二対のハンド部材を水平方向に摺動自在に案内するレールが、前記ガイド板の下側に設けられているものである。
第2の課題を達成するため、請求項5記載の発明は、前記発明において、前記モータは、その励磁電流と発生トルクとが線形となるモータで、その回転量に応じた電気信号を出力するエンコーダが付設されているものである。
本発明によれば、第1のカム部材の回転により摺動される第1組のハンド部材と、第2のカム部材の回転により摺動される第2組のハンド部材との移動距離が異なることになるので、長方形や楕円形などの長短の長さのあるワークを正確に位置決め(センタリング)できる。
また、第1及び第2の2個のカム部材を同じ軸線上で重ねて軸支しているから、コンパクト化が図れる。
さらに、第1及び第2のカム部材の直径が異なり、大径のカム部材のカム溝が、小径のカム部材の外周縁を越えるところに形成されているから、二つのカム部材のうち、ハンド部材に近接する方のカム部材に、他方のカム部材からハンド部材側へ延びるカムフォロアを挿通させるための逃げ溝を形成する場合に較べて、カム部材の加工が容易である。
請求項2に係る発明のようなアルキメデスの渦巻き線に沿ったカム溝形状にすれば、モータの回転角とハンド部材の位置関係が線形となり、モータの回転トルクによって生ずるハンド部材の推力が回転角によって変化せず、どの位置でも一定の推力を得ることができる。
請求項3に係る発明のように、第1及び第2のカム部材をそれぞれのモータにより別々に回転すると、両モータの同期をとることで、二対のハンド部材を同調摺動させることができるとともに、各対のハンド部材の動作及び推力を別々に制御することもできる。
請求項4に係る発明のように、二対のハンド部材の摺動を案内するレールが、ガイド板の下側に設けられていると、ハンド部材の摺動部分からの発塵を防止できるとともに、摺動部分への防塵効果もある。
請求項5に係る発明のように、モータとして、その励磁電流と発生トルクとが線形となるモータで、その回転量に応じた電気信号を出力するエンコーダが付設されたものを用いれば、ワークの測長が可能であるとともに、壊れやすいワークや変形しやすいワークでも、ハンド部材の緻密な推力制御により的確に位置決めできる。
本発明の参考となる電動ハンドの平面図である。 図1のX−X線断面図である。 図1のY−Y線断面図である。 図2のZ−Z線断面図である。 参考例におけるカム部材の平面図で、(A)は第1のカム部材、(B)は第2のカム部材、(C)はこれらカム部材の組み合わせ状態を示す。 本発明の実施例1の電動ハンドの平面図である。 図6のX−X線断面図である。 図6のY−Y線断面図である。 図7のZ−Z線断面図である。 実施例1におけるカム部材の平面図で、(A)は第1のカム部材、(B)は第2のカム部材、(C)はこれらカム部材の組み合わせ状態を示す。 本発明の実施例2の電動ハンドの平面図である。 図11のX−X線断面図である。 図11のY−Y線断面図である。 図12のZ−Z線断面図である。 実施例2におけるカム部材の平面図で、(A)は第1のカム部材、(B)は第2のカム部材、(C)はこれらカム部材の組み合わせ状態を示す。 実施例2におけるガイド板とハンド部材との組み合わせ状態を示す下面図である。 その正面図である。 図16のX−X線断面図である。 右側面図である。 図16のY−Y線断面図である。
(参考例)
先ず、本発明の参考となる技術を図1〜図5によって説明する。
図1〜図5に本発明の参考となる電動ハンドを示す。この電動ハンドは、ハウジング1内に第1及び第2の2台のモータ2・3を上向きにして並置し、ハウジング1内でその上板4の下側においてカム機構5を構成し、ハウジング1外で上板4の上側にハンド部材案内機構6を構成している。
2台のモータ2・3は、実質的に同じもので、励磁電流と発生トルクとが線形となるモータで、その回転量に応じた電気信号を出力するロータリエンコーダ7がそれぞれ付設されている。
カム機構5は、ハウジング1内に軸受板8を固定設置し、その中央の軸受凹部8a内において、カム軸9をベアリング10にて回転自在に軸受けしている。そして、この第1のカム軸9の上部に、これと一体回転するように第1のカム部材11Aを固定している。また、カム軸9との間に中間ベアリング13を介在させて第2のカム部材12Aを第1のカム部材11Aの下側に配置し、第1のカム部材11Aはカム軸9と一体回転するが、第2のカム部材12Aは、第1のカム部材11Aとは別にカム軸9の回りを相対回転できるようになっている。
第1及び第2のカム部材11A・12Aは、図5の(A)に第1のカム部材11Aのみの平面、(B)に第2のカム部材12Aのみの平面、(C)にこれらを重ね合わせた平面を示すように、これらは同じ外径の円板である。しかし、第1のカム部材11Aには、その軸心(回転中心)を中心として、分離した一対のカム溝14が点対称の曲線に沿って形成されているほか、これらカム溝14よりも外周に、分離した一対の逃げ溝15が点対称の円弧線に沿って形成されている。一方、第2のカム部材12Aには、その軸心(回転中心)を中心として、分離した一対のカム溝16が点対称の曲線に沿って形成されているのみである。
そして、第1と第2のカム部材11A・12Aの相互関係は、図5の(C)に示すような大小関係、すなわち、第2のカム部材12Aの一対のカム溝16は、軸心からの距離が、第1のカム部材11Aの一対のカム溝14よりも遠くなっており、これら第1と第2の一対ずつのカム溝14・16は、その曲線の曲率が第1よりも第2の方が緩やかで、溝長さも第1よりも第2の方が長くなっている。しかし、これら第1と第2の一対ずつのカム溝14・16は、いずれも、軸心(回転中心)を中心とするアルキメデスの渦巻き線に沿って、一端から他端へと軸心より遠ざかるように形成されている。第1のカム部材11Aに形成された逃げ溝15の幅員は、カム溝14・16よりもはるかに大きく、第2のカム部材12Aのカム溝16の一端から他端までを、その長さ方向及びカム部材12Aの半径方向の両方向に包含する長さ及び幅員となっている。
また、これら第1及び第2のカム部材11A・12Aの外周縁には、ギアーのような歯11a・12aが全周に形成され、第1のカム部材11Aの歯11aは、第1のモータ2のモータ軸に固定された第1の駆動ギアー17と、第2のカム部材12Aの歯12aは、第2のモータ3のモータ軸に固定された第2の駆動ギアー18とそれぞれ噛み合っている。従って、第1及び第2のカム部材11A・12Aは、それぞれのモータ2・3により別々に回転される。
一方、ハンド部材案内機構6は、ハウジング1の上板4上に4枚のガイド板19を左右前後に固定設置することにより、これらガイド板19の間に、左右一対(第1組)と前後一対(第2組)のガイド溝(レール)20・21、22・23を、これら全体として十字状に形成している。そして、これら一対ずつのガイド溝20・21、22・23に、一対ずつ対向する第1組と第2組の2組のハンド部材24・25、26・27がそれぞれ水平摺動自在に嵌装されている。各ハンド部材と各ガイド溝との間はボールスライド構造となっている。
第1組のガイド溝20・21は第2組のガイド溝22・23よりも長く、これに合わせて、第1組のハンド部材24・25は第2組のハンド部材26・27よりも長くなっている。
第1組のハンド部材24・25には、ピン状のカムフォロア28が1本ずつ垂直に植設され、また第2組のハンド部材26・27には、第1組のカムフォロア28よりも長いピン状のカムフォロア29が1本ずつ垂直に植設されている。そして、第1組のハンド部材24・25のカムフォロア28の下端部は、第1のカム部材11Aの一対のカム溝14にそれぞれ摺動可能に嵌合され、第2組のハンド部材26・27のカムフォロア29の下端部は、第2のカム部材12Aの一対のカム溝16にそれぞれ摺動可能に嵌合されている。各カムフォロア28・29の下端部には小さいベアリング30が付設されている。
この参考例に示す電動ハンドはこのような構造であるので、その動作は次のようになる。
第1及び第2のモータ2・3が同期して駆動すると、第1及び第2のカム部材11A・12Aが同じ軸線上を同時に回転し、第1のカム部材11Aの一対のカム溝14に沿って第1組のハンド部材24・25のカムフォロア28が摺動すると同時に、第2のカム部材12Aの一対のカム溝16に沿って第2組のハンド部材26・27のカムフォロア29が摺動する。
これら第1と第2のカム溝14・16は上述したような大小関係になっているので、第1組のハンド部材24・25の摺動距離よりも第2組のハンド部材26・27の摺動距離の方が大きくなり、例えば長方形のワークを、第1組のハンド部材24・25間に長辺、第2組のハンド部材26・27の間に短辺が向くように置けば、長方形のワークを正確に位置決め(センタリング)できる。
これら2組のハンド部材24・25、26・27の摺動において、カム溝14・16は、軸心(回転中心)を中心とするアルキメデスの渦巻き線に沿って、一端から他端へと軸心より遠ざかるように形成されているので、モータ2・3の回転角とハンド部材24・25、26・27の位置関係が線形となり、モータ2・3の回転トルクによって生ずるハンド部材24・25、26・27の推力が回転角によって変化せず、どの位置でも一定の推力を得ることができる。その詳細な理由は、本発明者が先に発明し特許出願した特開2005−59118号公報に解説されている。
モータ2・3は、その励磁電流と発生トルクとが線形となるモータで、その回転量に応じた電気信号を出力するロータリエンコーダ7がそれぞれ付設されているので、第1組のハンド部材24・25と第2組のハンド部材26・27との推力制御を独立して行うことができ、長方形のワークの測長を長短両方向について行うことが可能であるとともに、壊れやすいワークや変形しやすいワークでも、ハンド部材24・25、26・27の緻密な推力制御により的確に位置決めできる。
(実施例1)
図6〜図10に本発明に係る電動ハンドを実施例1として示す。この電動ハンドは、第1のカム部材11Bと第2のカム部材12Bとの関係が上記参考例と次のように異なる。
すなわち、図10の(A)、(B)、(C)に示すように、第1のカム部材11Bと第2のカム部材12Bとは直径が異なり、前者が小、後者が大となっている。そして、第1のカム部材11Bの一対のカム溝14に対して、第2のカム部材12Bの一対のカム溝16は、小径の第1のカム部材11Bの外周縁を越えるところに形成され、第1のカム部材11Bに上記参考例の場合のような逃げ溝15が無くとも、第1組のハンド部材24・25のカムフォロア28と第2組のハンド部材26・27のカムフォロア29とが干渉しないようになっている。
この実施例1では、第1のカム部材11Bと第2のカム部材12Bとがこのような関係となっているほか、図7に示すように、第1の駆動ギアー17の回転がカム軸9に固定された中継ギアー17aを介して第1のカム部材11Bに伝達されるようになっているが、その他の構成は上記参考例と同じなので、動作も参考例と同じになる。
(実施例2)
図11〜図15に実施例1を変形した実施例2の電動ハンドを示す。この電動ハンドは、2組のハンド部材24・25、26・27を案内するハンド部材案内機構6において、ハンド部材24・25、26・27の長さを、ガイド溝20・21、22・23の外端からはみ出た状態で摺動できる充分な長さとし、ガイド溝20・21、22・23の形成領域をガイド板31で覆ったものである。すなわち、図16〜図20に示すように、レールとなるガイド溝20・21、22・23を下面形成したガイド板31を、下向きにして上板4上に設置することにより、ガイド溝20・21、22・23を上側から覆う天板を兼ねるようにしたものである。
このようにすると、ハンド部材24・25、26・27とガイド溝20・21、22・23との摺動部分をガイド板31で保護することできるので、その摺動部分での外部への発塵を防止できるとともに、外部からの防塵効果もある。また、ハンド部材24・25、26・27の一部分がガイド板31の辺縁からはみ出るので、ワークをガイド板31上において把持して位置決め(センタリング)できる。
また、2組のハンド部材24・25、26・27の配置関係を、実施例1とは逆に、第1組のハンド部材24・25を前後、第2組のハンド部材26・27を左右に配置したものである。
1…ハウジング、2・3…モータ、4…上板、5…カム機構、6…ハンド部材案内機構、7…ロータリエンコーダ、8…軸受板、8a…軸受凹部、9…カム軸、10…ベアリング、11A・11B…第1のカム部材、12A・12B…第2のカム部材、11a・12a…歯、13…中間ベアリング、14…カム溝、15…逃げ溝、16…カム溝、17…第1の駆動ギアー、17a…中継ギアー、18…第2の駆動ギアー、19… ガイド板、20・21、22・23…ガイド溝、24・25…第1組のハンド部材、26・27…第2組のハンド部材、28…カムフォロア、29…カムフォロア、30…ベアリング、31…ガイド板。

Claims (5)

  1. 二対のハンド部材が各対で対向し、これらハンド部材のカムフォロアが、モータにて回転されるカム部材に形成されたカム溝に摺動自在に嵌合され、カム部材の回転によりカムフォロアがカム溝に沿って摺動することにより、二対のハンド部材が同時に直線摺動する電動ハンドにおいて、前記カム部材として第1及び第2の2個のカム部材が同じ軸線上で重ねて軸支され、これら第1及び第2のカム部材のそれぞれにおいて一対の前記カム溝が点対称に形成され、しかも第1及び第2のカム部材のカム溝相互は、軸心からの距離が互いに異なっており、
    前記第1及び第2のカム部材の直径が異なり、大径のカム部材のカム溝が、小径のカム部材の外周縁を越えるところに形成されていることを特徴とする電動ハンド。
  2. 前記カム溝が、前記カム部材の軸心を中心とするアルキメデスの渦巻き線に沿って、一端から他端へと軸心より遠ざかるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動ハンド。
  3. 前記第1及び第2のカム部材がそれぞれのモータにより別々に回転されることを特徴とする請求項1または2に記載の電動ハンド。
  4. 前記第1及び第2のカム部材を支持するハウジングを備え、
    前記ハウジングは、前記二対のハンド部材を支持する上板とガイド板とを備え、
    前記上板は、前記ハウジングの上端部に位置付けられ、
    前記ガイド板は、前記上板上に設置され、
    前記二対のハンド部材を水平方向に摺動自在に案内するレールが、前記ガイド板の下側に設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電動ハンド。
  5. 前記モータは、その励磁電流と発生トルクとが線形となるモータで、その回転量に応じた電気信号を出力するエンコーダが付設されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の電動ハンド。
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